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東証後場寄り 上げ幅やや縮小 海運株が下落に転じる

配信日時:2021/11/04 12:57 配信元:QUICK
 4日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は上げ幅をやや縮小し、前営業日比210円程度安い2万9700円台前半で推移している。引き続き半導体関連や自動車部品メーカーに買いが入って相場を支えている。半面、海運株は下落に転じるなど決算内容を材料にした売買が活発となっている。

 昼休み時間中に2021年4~9月期決算を発表した郵船と川崎汽は、いずれも22年3月期(今期)の連結純利益予想を上方修正した。だが、業績拡大への期待から株価が先行する形で上昇していたこともあって後場に入り、売りが優勢となっている。

 前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約148億円成立した。

 12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆9672億円、売買高は7億9426万株だった。

 ジェイテクトが上げ幅を拡大。キーエンスや東レも高い。一方、双日やリコー、INPEXが下落している。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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