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新興株前引け マザーズとジャスダック反発、投資家心理が改善

配信日時:2021/10/22 11:52 配信元:QUICK
 22日午前の新興企業向け株式市場で東証マザーズ指数は反発した。前引けは前日比3.52ポイント(0.32%)高い1117.62だった。不動産大手の中国恒大集団が利払いの猶予期限が迫っていた米ドル債の利息を送金したと伝わり、日経平均株価が上昇に転じた。新興市場でも投資家心理が改善し、幅広い銘柄に買いが入った。前日まで下落していたこともあって自律反発を見込んだ買いも入り指数を下支えした。

 一方、前日の米長期金利の上昇を背景に成長株の一角に売りが出てマザーズ指数は下落する場面もあった。

 アスタリスクが上昇したほか、電子看板会社買収や業務提携を発表したニューラルが買われた。一方、BASEやオキサイドは下落した。

 日経ジャスダック平均株価は反発した。前引けは前日比15円11銭(0.38%)高い4004円80銭となった。ジャスダック市場の売買代金は概算で221億円、売買高は3034万株。

 フェローテクやウエストHDが上昇した。半面、セプテニHDやSEHIは下落した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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