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東証寄り付き 朝安後に上昇に転じる 半導体関連が高い

配信日時:2021/10/22 09:42 配信元:QUICK
 22日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は前日比130円安の2万8578円で始まった後、上昇に転じた。外国為替市場の円安一服などを受け、朝方は自動車など輸出関連株の一角に売りが先行したが、売りが一巡すると割安感を意識した買いが入り相場を支えた。

 東エレクなどの半導体関連銘柄に買いが入った。前日の米株式市場では主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は1.1%上昇していた。

 もっとも、原油など資源価格が高止まりしており、国内企業のコスト増を懸念した売りが出やすい。衆院選で自民党が議席を減らすのではないかとの観測が出ており、国内政治情勢の不透明感も引き続き相場の重荷となっている。

 東証株価指数(TOPIX)やJPX日経インデックス400も朝安後、プラス圏に浮上した。

 レーザーテクやソフトバンクグループが高い。日本郵政、野村ホールディングスが安い。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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