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東証寄り付き 反落し下げ幅一時200円超 米長期金利の上昇懸念

配信日時:2021/10/21 09:25 配信元:QUICK
 21日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反落して始まり、前日に比べ140円ほど安い2万9100円台前半で推移している。前日の米株式市場で米長期金利の上昇を背景にハイテク株が下落し、投資家心理が悪化。東京市場でも値がさのハイテク株を中心に売りが出て、指数を押し下げている。下げ幅は一時200円を超えた。

 前日の米株式市場で主要株価指数は高安まちまちだった。好決算をきっかけに主要銘柄の一角には買いが入ったが、米長期金利の上昇でハイテク株には売りが目立った。この流れが日本株にも波及している。

 このところ経済再開を背景に堅調な推移が目立っていた空運や鉄道の一角にも利益確定売りが出ている。東エレクやアドテストなど半導体関連の下げも目立つ。

 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も下落している。レーザーテクやソフトバンクグループ(SBG)も下げている。一方、郵船やKDDIは上昇している。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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