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東証14時 やや上げ幅縮小、2万9200円台半ば 空運や鉄道が高い

配信日時:2021/10/20 14:15 配信元:QUICK
 20日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価はやや上げ幅を縮小。前日比40円ほど高い2万9200円台半ばで推移している。新規の取引材料に乏しいなか、市場では「これから本格化する決算発表で新型コロナウイルス感染拡大の影響がどれほど業績に影響を与えていたかを見極めたい投資家は多い」(野村証券の沢田麻希ストラテジスト)との声も聞かれた。

 経済活動の正常化が一段と進むとの見方から、経済再開で恩恵を受けやすい空運や鉄道株などに買いが入っている。一方、原油高によるコスト増への警戒感から海運株は売られている。

 14時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆9407億円、売買高は8億1087万株だった。

 日立建機やNTTデータは買われている。キッコマンや京セラも高い。一方、富士フイルムは下げ幅を広げた。ダイキンやデンソーも安い。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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