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東証後場寄り 2万9300円近辺で小動き、香港株高が支え

配信日時:2021/10/20 12:59 配信元:QUICK
 20日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は前日比90円程度高い2万9300円近辺で推移している。同日のアジア株式市場で香港ハンセン指数が堅調に推移していることが買い安心感につながっている。

 半面、日本時間20日の取引で米長期金利が一段高となっており、高PER(株価収益率)のグロース(成長)株は相対的な割高感が意識されやすい。東証株価指数(TOPIX)のグロース指数は0.1%安前後で推移している。

 前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約127億円成立した。

 12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆5982億円、売買高は6億8002万株だった。

 ソフトバンクグループは上げ幅を拡大。ファストリやTDKも買われている。一方、任天堂は下げ幅を広げている。富士フイルムや太陽誘電も安い。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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