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新興株18日 マザーズ3日ぶり反落、ジャスダック3日続伸 メルカリが安い

配信日時:2021/10/18 15:16 配信元:QUICK
 18日の新興企業向け株式市場で、東証マザーズ指数は3営業日ぶりに反落した。終値は前週末比10.12ポイント(0.90%)安い1116.15だった。時価総額上位の銘柄への売りが目立ち、指数は午後にかけて下げ幅を広げた。

 市場では「円安・ドル高傾向で自動車関連が買われるなど外需系の物色が盛んで、内需系企業の多いマザーズ銘柄を買いに傾ける動きは限られたようだ」(国内運用会社)との指摘があった。メルカリやフリー、ビザスクが下落した。半面、楽天モバイルと資本提携すると発表したJTOWERが買われた。エネチェンジやココナラが上昇した。

 日経ジャスダック平均株価は3日続伸した。終値は前週末比11円35銭(0.28%)高い4013円21銭だった。9月30日以来約半月ぶりの高値。ジャスダック市場の売買代金は概算で509億円、売買高は5791万株だった。フェローテクやウエストHD、ハーモニックが上昇した。半面、出前館やマクドナルド、シンバイオは下落した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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