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東証後場寄り 2万9000円挟み小動き 中国株安は重荷に

配信日時:2021/10/18 12:53 配信元:QUICK
 18日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は前週末比70円安の水準にあたる2万9000円を挟んで小動きの展開になっている。中国の7~9月期の国内総生産(GDP)が市場予想を下回ったことなどを受けて中国・上海や香港の株式相場が下落しており、東京市場でも投資家心理の重荷になっている。半面、2万9000円を下回る水準では先高観からの買いも入っており、相場を下支えしている。

 前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約220億円成立した。

 12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆4369億円、売買高は6億3136万株だった。

 第一三共や資生堂、キリンHDが売られている。半面、INPEXや板硝子、川重が上昇している。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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