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東証前引け 反落 利益確定売り、内需株の下げ目立つ
配信日時:2021/10/18 11:51
配信元:QUICK
18日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前引けは前週末比80円97銭(0.28%)安の2万8987円66銭だった。前週末の米株高を引き継いだ買いで高く始まったが、最近の相場上昇が急ピッチだったため、利益確定や戻り待ちの売りが優勢になった。下げ幅は一時100円を超えた。
日経平均は前週末15日までの2営業日で900円超上昇していた。心理的な節目の2万9000円も上回っていたとあって、短期的な過熱感や達成感が意識されやすかった。
足元の急速な円安進行や原油など資源価格の上昇について、市場では「原材料コストなどが上昇しても、値上げが受け入れられにくい国内では製品価格に転嫁しづらいため、企業収益の圧迫要因になりやすい」(国内証券のストラテジスト)との指摘が多く、内需株を中心に売りが出た。半面、自動車株など輸出関連株の一角や資源株には採算改善期待から買いが入り、相場全体の下値を支えた。
日本時間11時に公表された7~9月期の中国国内総生産(GDP)は物価変動を調整した実質で前年同期比4.9%増だった。4~6月(7.9%増)から減速し、市場予想もわずかに下回ったが、午前の日経平均の反応は限られた。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反落した。
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆2976億円、売買高は5億5888万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1180、値上がりは890、変わらずは111だった。
明治HDや味の素が下落した。高島屋や三越伊勢丹、第一三共や大日本住友も売られた。半面、東邦鉛や三井金が上昇。INPEXやトヨタも高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
日経平均は前週末15日までの2営業日で900円超上昇していた。心理的な節目の2万9000円も上回っていたとあって、短期的な過熱感や達成感が意識されやすかった。
足元の急速な円安進行や原油など資源価格の上昇について、市場では「原材料コストなどが上昇しても、値上げが受け入れられにくい国内では製品価格に転嫁しづらいため、企業収益の圧迫要因になりやすい」(国内証券のストラテジスト)との指摘が多く、内需株を中心に売りが出た。半面、自動車株など輸出関連株の一角や資源株には採算改善期待から買いが入り、相場全体の下値を支えた。
日本時間11時に公表された7~9月期の中国国内総生産(GDP)は物価変動を調整した実質で前年同期比4.9%増だった。4~6月(7.9%増)から減速し、市場予想もわずかに下回ったが、午前の日経平均の反応は限られた。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反落した。
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆2976億円、売買高は5億5888万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1180、値上がりは890、変わらずは111だった。
明治HDや味の素が下落した。高島屋や三越伊勢丹、第一三共や大日本住友も売られた。半面、東邦鉛や三井金が上昇。INPEXやトヨタも高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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