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外為10時 円、114円台前半で小動き 中値「ドル余剰」

配信日時:2021/10/18 10:29 配信元:QUICK
 18日午前の東京外国為替市場で円相場は1ドル=114円台前半で小幅な動きとなっている。10時時点は114円23銭近辺と前週末17時時点に比べ14銭の円安・ドル高だった。日米金利差の拡大で円売り・ドル買いが優勢だが、18日の日経平均株価が下落しており、リスク回避の円買いも入っている。10時前の中値決済に向けては「ややドル余剰」(国内銀行)との声があった。

 国内輸出企業による円買い・ドル売りが入ったのも、円の下支え要因になっているとみられる。中国の7~9月期国内総生産(GDP)などの発表を前に様子見ムードもある。

 円は対ユーロで小幅に上昇している。10時時点は1ユーロ=132円32~34銭と同15銭の円高・ユーロ安だった。ユーロは対ドルでも下落しており、10時時点は1ユーロ=1.1584~85ドルと同0.0027ドルのユーロ安・ドル高だった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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