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外為17時 円、反落し114円台前半 2年11カ月ぶり安値

配信日時:2021/10/15 17:30 配信元:QUICK
 15日の東京外国為替市場で円相場は反落した。17時時点では前日の同時点に比べ75銭の円安・ドル高の1ドル=114円12銭近辺で推移している。16時30分すぎには一時1ドル=114円18銭近辺まで下落し、2018年11月以来2年11カ月ぶりの安値をつけた。米株高を受け、15日の日経平均株価が500円超上昇し、リスク選好局面で「低リスク通貨」とされる円には売りが優勢だった。

 日本時間15日夕の取引でニューヨーク原油先物相場が期近物で一時1バレル82ドル台に上昇し、7年ぶりの高値をつけた。原油高により日本の貿易収支が悪化するとの見方も円売り・ドル買いを促した。

 円は対ユーロで6日続落した。17時時点では同90銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=132円49~50銭で推移している。17時すぎには132円60銭近辺と6月下旬以来、およそ4カ月ぶりの安値をつけた。15日の取引で欧州各国の主要株価指数がそろって上昇して始まり、「低リスク通貨」とされる円を売ってユーロを買う動きが広がった。

 ユーロは対ドルで続伸した。17時時点は同0.0002ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1609ドル近辺で推移している。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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