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新興株12日 マザーズとジャスダック4日ぶり反落、成長株に売り

配信日時:2021/10/12 15:20 配信元:QUICK
 12日の新興企業向け株式市場で東証マザーズ指数は4営業日ぶりに反落した。終値は前日比23.34ポイント(2.08%)安い1100.00だった。インフレが加速して米長期金利が大きく上昇するとの懸念から、前日の米株式市場では成長期待が高い銘柄に売りが目立った。マザーズ市場には収益成長が期待できる銘柄が多いとされ、きょうは売りが優勢となった。

 メルカリやフリーが下落した。一方、11日発表した9月の月次売上高が32%増となったF―ブレインは制限値幅の上限(ストップ高水準)で配分された。サーキュも上昇した。

 日経ジャスダック平均株価は4営業日ぶりに反落した。終値は前日比9円40銭(0.24%)安い3975円34銭だった。ジャスダック市場の売買代金は概算で408億円、売買高は6824万株だった。3DMやハーモニックが下落した。半面、川崎地質や出前館は上昇した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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