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東証14時 安値圏で小動き 半導体関連に売り

配信日時:2021/10/12 14:18 配信元:QUICK
 12日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は前日比240円ほど安い2万8200円台半ばと、安値圏で小動きとなっている。原油高で米長期金利の先高観は根強く、引き続き成長(グロース)株の売りを促している。半面、米株価指数先物が日本時間12日午後の取引でやや下げ幅を縮め、海外短期筋による日経平均先物への売りにも一服感が出ている。

 円安・ドル高を背景に自動車関連などには買いが入り、相場を下支えしている面もある。原油高で総合商社の一角など資源関連も高い。市場では「今晩の米国株の動向を見極めようと、様子見姿勢も強い」(国内証券)との声もあった。

 14時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆8695億円、売買高は8億3640万株だった。

 ファストリが下げ幅を拡大している。東エレクやアドテストなど半導体関連も午後に安値を付けた。一方、マツダや郵船、三菱商は上げている。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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