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東証10時 下げ幅拡大 300円超安、海外勢の先物売りで

配信日時:2021/10/12 10:13 配信元:QUICK
 12日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を拡大し、前日比300円ほど安い2万8200円近辺で推移している。米株価指数先物が日本時間12日午前の取引で軟調に推移し、海外短期筋による日経平均先物の売りが増え、指数を下押しした。インフレ懸念による米長期金利の先高観が引き続き重荷になっている。

 10時現在の東証1部の売買代金は概算で8568億円、売買高は3億7468万株だった。

 ファストリやソフトバンクグループ(SBG)など主力の値がさ株が下げ幅を拡大した。一方、円安・ドル高を背景にトヨタやホンダなど自動車関連は高い。原油など資源高を映し、住友鉱や三菱商も買われている。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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