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新興株4日 マザーズ3日ぶり反落、一時1100割れ ジャスダック5日続落

配信日時:2021/10/04 15:17 配信元:QUICK
 4日の新興企業向け株式市場で、東証マザーズ指数は3営業日ぶりに反落した。終値は前週末比27.13ポイント(2.40%)安い1103.93だった。取引時間中の安値は1098.23と、8月27日以来、約1カ月ぶりに1100を割る場面もあった。米長期金利上昇への警戒から国内の新興市場でも成長株とされる銘柄の一角が売られた。医薬品株の下落も目立った。

 市場では「引き続きアフターコロナを意識した物色が優勢だった。マザーズ市場では新型コロナウイルス禍で成長してきた銘柄が多く、買いが遠のいた」(国内証券)との指摘があった。メルカリやJMDC、アンジェスが下落した。半面、セーフィーやプロカンなど直近新規株式公開(IPO)銘柄は買われた。アドベンチャも上昇した。

 日経ジャスダック平均株価は5日続落した。終値は前週末比42円80銭(1.07%)安い3959円24銭だった。ジャスダック市場の売買代金は概算で599億円、売買高は8456万株だった。ワークマンやフェローテク、ウエストHDが下落した。半面、出前館やイボキン、LAホールデは上昇した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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