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新興株前引け マザーズ一時1100割れ、ジャスダック続落 メルカリが安い

配信日時:2021/10/04 11:44 配信元:QUICK
 4日午前の新興企業向け株式市場で東証マザーズ指数は反落した。前引けは前週末比29.54ポイント(2.61%)安い1101.52だった。取引時間中として8月27日以来、約1カ月ぶりに1100を割る場面もあった。時価総額上位の銘柄や医薬品株の下落が目立った。

 市場では「米長期金利の上昇への警戒が根強く、国内の新興市場の成長株とされる銘柄への買いが向かいにくくなっている」(国内証券の投資情報担当者)との指摘があった。メルカリやJMDC、ジーエヌアイが下落した。一方で、フロンテオやインパクト、旅工房は上昇した。

 日経ジャスダック平均株価は続落した。前引けは前週末比41円42銭(1.03%)安い3960円62銭となった。ジャスダック市場の売買代金は概算で361億円、売買高は5784万株。ワークマンやフェローテク、ウエストHDが下落した。半面、出前館やテイツー、ハーモニックは上昇した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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