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東証10時 下げ幅200円に拡大 半導体や海運が一段安

配信日時:2021/10/04 10:13 配信元:QUICK
 4日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は前週末比の下げ幅が一時200円を超え、2万8500円台後半まで下げた。前週末の米国株高などを受けて買いが先行したが、「米国の債務上限問題や中国の不動産企業の経営不安など、海外の悪材料は解決のめどが立っておらず、相場の重荷になっている」(国内証券のストラテジスト)という。

 日本時間4日午前の米株価指数先物が下げに転じているのも、日本株の売りに波及している。きょう発足する新内閣について、期待外れとの声も一部で聞かれる。

 10時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆384億円、売買高は4億1718万株だった。

 東エレクやアドテストなど半導体関連株が下げ幅を拡大している。郵船など海運株も一段安。半面、三越伊勢丹や高島屋、三井不や住友不は上昇している。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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