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東証10時 下げ幅広げる、300円超安 米株先物安で売り

配信日時:2021/10/01 10:17 配信元:QUICK
 1日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は再び下げ幅を広げ、前日比370円ほど安い2万9080円近辺で推移している。米連邦政府の債務上限問題など不透明な要素があるなか、積極的な買いが入りにくい。米株価指数先物が日本時間1日午前の取引で下げ幅を広げると、日経平均先物にも短期筋の売りがでて、指数を下押しした。

 市場では「月末月初の短期的な需給の要因によって相場が変動している可能性もあって、投資家が動きづらい面もある」(りそなアセットマネジメントの戸田浩司シニア・ファンド・マネージャー)との見方があった。

 東証株価指数(TOPIX)も下げ幅を広げ、9月3日以来、約1カ月ぶりに2000を下回った。

 10時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆200億円、売買高は3億8914万株だった。

 京成や小田急が安い。川重や日揮HDも下げている。一方、日電硝やエムスリー、東電HDは上昇している。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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