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外為17時 円、3日ぶりに反落し110円台半ば 株高で売り

配信日時:2021/09/24 17:23 配信元:QUICK
 24日の東京外国為替市場で円相場は3営業日ぶりに反落した。17時時点は1ドル=110円47~48銭と、祝日前22日の同時点に比べ1円3銭の円安・ドル高だった。中国不動産大手の中国恒大集団が人民元建て債の利払いに応じる姿勢を示したことで、債務不安がひとまず後退し日米株が大きく上昇。投資家心理が改善し「低リスク通貨」とされる円は売りが優勢となった。

 米連邦準備理事会(FRB)は22日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で年内のテーパリング(量的金融緩和の縮小)開始を示唆した。早期の利上げ観測が高まり、米金利が上昇。24日午後も日米金利差の拡大を見込んだ円売り・ドル買いが続いた。9~17時の円の安値は110円57銭近辺、高値は110円32銭近辺で、値幅は25銭程度だった。

 円は対ユーロでも3営業日ぶりに反落した。17時時点は1ユーロ=129円65~68銭と、祝日前22日の17時時点に比べ1円29銭の円安・ユーロ高だった。

 ユーロは対ドルで続伸した。17時時点は1ユーロ=1.1736~37ドルと、同0.0007ドルのユーロ高・ドル安だった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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