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東証後場寄り やや強含む 上げ幅600円超、中国株は小動き

配信日時:2021/09/24 13:06 配信元:QUICK
 24日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価はやや強含み、前営業日比600円超高い3万0200円台半ばと、きょうの高値を付けた。中国恒大の債務問題に対する懸念がいったん後退し、投資家のリスク選好が強まっている。ただ、24日の中国株は小幅な値動きとなっており、日本株の上昇が際立っている。市場では「日本では自民党総裁選や衆院議員選挙を控えて先高観が根強い。今週前半の下落で買いの好機が来たとみた投資家が買いを入れている」(楽天証券経済研究所の香川睦チーフグローバルストラテジスト)との指摘があった。

 前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約836億円成立した。

 12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆9823億円、売買高は8億1240万株だった。

 ソニーGが上げ幅を拡大。郵船が引き続き買われている。スノーピークが売られている。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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