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外為12時 円、下落し109円台後半 3連休前の売りも

配信日時:2021/09/17 12:13 配信元:QUICK
 17日午前の東京外国為替市場で円相場は下落した。12時時点は前日17時時点に比べ50銭の円安・ドル高の1ドル=109円85~86銭で推移している。16日発表の8月の米小売売上高などの米経済指標が市場予想を上回ったことを受け、対主要通貨でドル買いが進み、円相場を下押しした。16日の取引で米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大を意識した円売り・ドル買いも出た。

 国内で3連休を控えているとあって、中値決済に向けては国内輸入企業による円売り・ドル買いが活発だったとの観測が聞かれ、円相場の重荷になった。9~12時時点の円の安値は109円92銭近辺、高値は109円67銭近辺で、値幅は25銭程度だった。

 円は対ユーロでも下落し、12時時点は同44銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=129円27~28銭で推移している。

 ユーロは対ドルで下落した。12時時点は同0.0015ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1766~67ドルだった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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