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東証14時 3万円を前に足踏み 利益確定売りで上値重く

配信日時:2021/09/07 14:11 配信元:QUICK
 7日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は、前日比250円ほど高い2万9900円台前半で推移している。新型コロナウイルスの新規感染者数の減少傾向で経済活動の再開に向けて前進するとの期待感から空運や鉄道株などが買われている。半面、朝高後に一転して下落する銘柄も目立ち、上値を抑えている。

 日経平均は前日までに6連騰していることから利益確定の売りも出やすく、午前に一時上回った節目の3万円を前に足踏みが続いている。市場では「急伸した相場のスピード調整による売りが出やすい。一段高には新しい材料が必要」(国内証券)との見方が出ていた。

 14時現在の東証1部の売買代金は概算で2兆3711億円、売買高は8億7243万株だった。

 JR東日本は上げ幅を拡大した。JR東海やANAHD、スズキも高い。一方、ZHDやクボタは下げ幅を拡大。関西電やアドテストが安い。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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