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東証14時 動き鈍い、半導体関連が上げ幅縮小 TOPIXは再び上昇

配信日時:2021/09/02 14:12 配信元:QUICK
 2日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は前日比70円ほど高い2万8500円台前半と、動きが鈍い。午前に上昇が目立った半導体関連銘柄の一部が上げ幅を縮めており、指数の上値を抑えている。

 日経平均は2月以降、月間高値の水準を切り下げてきたが、9月に入りすでに8月の高値を上回った。半年続いた下げトレンドが転換したとの見方から、売りは限られている。市場では「7月の日中高値(2万8852円)を試す展開になっている」(三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジスト)との見方があった。

 東証株価指数(TOPIX)は午後に再び上昇に転じている。前日までの3日間の上昇局面で買い遅れた投資家が主要な銘柄に押し目買いを入れているとの見方があった。

 14時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆8144億円、売買高は7億4111万株だった。

 東エレクは上げ幅を縮めている。MS&ADや荏原、NTTは上昇している。一方、ANAHDや三井E&S、三井金が下げている。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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