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東証10時 一進一退、成長株買いが支え JR西日本は大幅安

配信日時:2021/09/02 10:11 配信元:QUICK
 2日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は前日終値(2万8451円)を挟んで一進一退となっている。前日までの上昇幅が大きかったことから、主力銘柄には利益確定の売りが出ている。一方、グロース(成長)株の一部に買いが入り、指数を下支えしている。

 PBR(株価純資産倍率)が低い銘柄で構成する東証株価指数(TOPIX)のバリュー(割安)指数は0.6%程度安い。一方、グロース(成長)指数は0.1%高のプラス圏にある。大和証券の壁谷洋和チーフグローバルストラテジストは「米国の雇用情勢の回復に一服感があり、米長期金利が低位にとどまっているため、グロース株の一部に物色が向かっている」とみていた。

 10時現在の東証1部の売買代金は概算で8480億円、売買高は3億4631万株だった。

 横河電やアドバンテストが高い。キッコマンや協和キリンも上昇している。一方、前日に公募増資などで資金調達すると発表したJR西日本が大幅に下落している。JR東日本も安い。日本製鉄やANAHDも売られている。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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