注目トピックス 市況・概況ニュース一覧

注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円はじり高、節目付近で攻防 *13:10JST 東京為替:ドル・円はじり高、節目付近で攻防 6日午後の東京市場でドル・円はじり高となり、一時150円を上抜け150円10銭まで値を上げた。節目付近で売りも出やすく、一段の上昇は抑制されている。一方、日経平均株価は上げ幅縮小も大幅高が続き、日本株高を好感した円売りが主要通貨を支える。ここまでの取引レンジは、ドル・円は149円01銭から149円95銭、ユ-ロ・円は174円72銭から175円86銭、ユ-ロ・ドルは1.1706ドルから1.1730ドル。 <TY> 2025/10/06 13:10 注目トピックス 市況・概況 後場に注目すべき3つのポイント~高市氏新総裁就任で上げ幅一時2100円超 *12:39JST 後場に注目すべき3つのポイント~高市氏新総裁就任で上げ幅一時2100円超 6日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は大幅続伸、高市氏新総裁就任で上げ幅一時2100円超・ドル・円は堅調を維持、「高市トレード」で・値上り寄与トップはアドバンテス<6857>、同2位は東エレク<8035>■日経平均は大幅続伸、高市氏新総裁就任で上げ幅一時2100円超日経平均は大幅続伸。2065.86円高の47835.36円(出来高概算15億7139万株)で前場の取引を終えている。3日の米国市場でダウ平均は238.56ドル高の46758.28ドル、ナスダックは63.54ポイント安の22780.51で取引を終了。政府機関閉鎖問題が短期に決着がつくとの楽観的な見方に寄り付き後、上昇。ダウは引き続き利下げ期待が支え終日堅調に推移し、連日過去最高値を更新した。ナスダックは連邦準備制度理事会(FRB)高官の利下げに慎重な姿勢を受けた金利高を警戒し売りに転じ、まちまちで終了。米国株式市場の動向を横目に、本日の日経平均は前営業日比866.57円高の46636.07円と大幅に3営業日続伸でスタート。朝方に大きく上げ幅を広げた後、前場の高値圏でもみ合う展開となった。4日投開票の自民党総裁選で高市早苗前経済安全保障相が新総裁に選ばれ、財政拡張的な政策が進むとの期待感から投資家心理が改善。急速な円安進行も追い風となり、幅広い銘柄が堅調に推移した。個別では、アドバンテス<6857>、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、TDK<6762>、ソニーG<6758>、日東電<6988>、テルモ<4543>、トヨタ<7203>、中外薬<4519>、ダイキン<6367>、信越化<4063>、安川電<6506>、レーザーテク<6920>などの銘柄が上昇。一方、ニトリHD<9843>、良品計画<7453>、しずおかFG<5831>、三菱UFJ<8306>、横浜フィナンシャルグループ<7186>、千葉銀<8331>、ディー・エヌ・エー<2432>、りそなHD<8308>、ふくおか<8354>、三井住友<8316>、みずほ<8411>、三井金属<5706>、トクヤマ<4043>、あおぞら<8304>などの銘柄は下落。業種別では、機械、電気機器、不動産業などを筆頭に多くの業種が上昇、銀行業のみ下落した。後場の日経平均株価は、堅調な展開が継続しそうだ。高市氏は緩和的な金融政策を支持しており、日銀の追加利上げ観測の後退もポジティブに働いている。閣僚人事や野党との連立の行方が焦点となるため今後の動向には注目しておきたいが、売る材料には乏しく、買い手優位の状況が続こう。そのほか、今週は日米とも主だった経済指標の発表は少ないが、週を通してノーベル賞の発表が相次ぐこととなる。関連しそうな銘柄群への先回り的な動きなどは注目しておきたい。■ドル・円は堅調を維持、「高市トレード」で6日午前の東京市場でドル・円は窓を空けてスタートし、堅調地合いを強め149円01銭から149円95銭147円09銭まで強含んだ。週末の自民党総裁選で高市前経済安全保障担当相が選出され、日経平均株価の急伸を受けた円売りは主要通貨を押し上げた。ここまでの取引レンジは、ドル・円は149円01銭から149円95銭、ユ-ロ・円は174円72銭から175円86銭、ユ-ロ・ドルは1.1706ドルから1.1730ドル。■後場のチェック銘柄・アストロスケールホールディングス<186A>、ジェイテックコーポレーション<3446>など、12銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値上り寄与トップはアドバンテス<6857>、同2位は東エレク<8035>■経済指標・要人発言【経済指標】・米・9月ISM非製造業景況指数:50.0(予想:51.7、8月:52.0)・米・9月サービス業PMI改定値:54,2(予想:53.9、速報値:53.9)・米・9月総合PMI改定値:53.9(予想:53.6、速報値:53.6)【要人発言】・林官房長官「金融市場、動向の逐一についてコメントすることは差し控える」「経済財政運営、引き続き経済再生と財政健全化の両立に取り組んでいきたい」<国内>・日本銀行支店長会議(地域経済報告穂国公表)<海外>・特になし <CS> 2025/10/06 12:39 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は堅調を維持、「高市トレード」で *12:33JST 東京為替:ドル・円は堅調を維持、「高市トレード」で 6日午前の東京市場でドル・円は窓を空けてスタートし、堅調地合いを強め149円01銭から149円95銭147円09銭まで強含んだ。週末の自民党総裁選で高市前経済安全保障担当相が選出され、日経平均株価の急伸を受けた円売りは主要通貨を押し上げた。ここまでの取引レンジは、ドル・円は149円01銭から149円95銭、ユ-ロ・円は174円72銭から175円86銭、ユ-ロ・ドルは1.1706ドルから1.1730ドル。【要人発言】・林官房長官「金融市場、動向の逐一についてコメントすることは差し控える」「経済財政運営、引き続き経済再生と財政健全化の両立に取り組んでいきたい」 <TY> 2025/10/06 12:33 注目トピックス 市況・概況 注目銘柄ダイジェスト(前場):安川電、古野電気、三菱重など *11:42JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):安川電、古野電気、三菱重など 楽天銀行<5838>:7792円(-576円)大幅反落。自民党総裁選で高市候補が総裁に選出されたことでネガティブな反応が強まっているもよう。財政拡張派として知られているため、日本銀行の金融政策に与える影響が警戒されている。特に利上げの実施に関しては、他の候補者と比べてハードルが高まったと見る向きも多いもよう。10月利上げ期待がやや後退する状況となっており、本日は銀行セクターが唯一のマイナスサイドとなっている。バイク王<3377>:455円(-52円)大幅反落。先週末に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は5.2億円で前年同期比86.8%増となっている。ただ、6-8月期は2億円で同61.3%減となっており、ネガティブに捉える動きが優勢となっているもよう。上半期の好決算から足元で期待感が先行していたとみられ、その反動も強まる形のようだ。バイク事業の販売台数が第3四半期までで前年並みにとどまるなど伸び悩んだことが要因とみられる。古野電気<6814>:6600円(+1000円)ストップ高。先週末に上半期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の65億円から93億円、前年同期比27.4%増に引き上げ。中国における建造能力の拡大進展で納期の全体的な前倒しが発生しているほか、プレジャーボート向け市場における戦略商品の販売も好調に推移しているもよう。第1四半期好決算から上振れ自体は想定線といえ、修正幅の大きさにポジティブなインパクトが優勢に。三菱重<7011>:4174円(+484円)大幅続伸。週末に行われた自民党総裁選では、事前の予想に反して高市候補が新総裁に選出された。高市氏は以前から防衛力強化に前向きな発言をしていることで、今後のさらなる防衛予算拡充も想定される状況となっているようだ。今月後半にはトランプ米大統領の来日も見込まれている中、防衛関連株には期待感がより高まりやすくもなっているもよう。日本製鋼所、川崎重工、IHI、東京計器など関連株が総じて急伸。安川電<6506>:3743円(+565円)大幅続伸。先週末に第2四半期の決算を発表、6-8月期営業利益は128億円で前年同期比8.7%増となり、通期予想は従来の430億円から480億円、前期比4.3%減に上方修正している。米国関税のマイナス影響の想定比縮小を見込み、主にモーションコントロール事業の上振れが背景となるようだ。コンセンサス並み水準までの上方修正を受けて、買い安心感が高まる展開になっている。なお、下期の為替レートは1ドル=145円を想定。キューブ<7112>:618円(+13円)続伸。25年12月期9月度直営店月次売上速報を発表した。残暑対策向けMD設計による売上底上げ、ロイヤルカスタマー向け施策展開、松坂屋名古屋店のリニューアルオープン、百貨店でのポップアップストア展開などが売上に寄与し、全社売上高は前年同月比111.8%、既存店ベースでも同107.6%と好調に推移した。10月以降は百貨店でのポップアップストアを新たに展開し首都圏で顧客接点の拡大、大丸心斎橋店でリニューアル1周年を記念したイベントを開催し、更なる事業拡大とブランド価値向上を目指す。インテM<7072>:1419円(+48円)続伸。3日の取引終了後に、商業不動産領域におけるDX戦略の高度化を支援する「オルタナティブリアルエステートデータ」の提供開始を発表し、好材料視されている。これにより、従来の限られた市場データや経験・勘に頼るだけでは見えにくかった潜在顧客の発掘やエリアの将来性評価を、データドリブンかつ多角的に実現することが可能になる。特に不動産ディベロッパーや店舗ビジネス事業者において、出店候補地の選定やリーシング営業の精度を高め、より確度の高い意思決定と営業効率の向上が期待されるとしている。サイバートラスト<4498>:1442円(+64円)続伸。Wi-Fiセンシング技術を開発する米国ベンチャー企業Origin Wirelessへ出資を行った。OW社の技術はワイヤレスセンシングとAI技術を応用し、GPSが届かない屋内でも極めて高精度で位置情報を検知できるため、高度なスマート・スペースを実現する技術により、住居、商業・公共施設などで見守りや監視サービス等幅広い活用が見込まれる。データの真正性の確保や国際安全基準・法規制への適合など同社のデジタルトラストが活用できると考え、OW社に出資したとしている。 <ST> 2025/10/06 11:42 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は引き続き149円台後半で推移、日経平均は2000円超高 *11:22JST 欧州為替:ドル・円は引き続き149円台後半で推移、日経平均は2000円超高 6日午前の東京市場でドル・円は強含み、149円70銭台で推移。株高を意識した円売りが観測された。149円05銭から149円86銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.0707ドルから1.1728ドルの範囲内で推移。ユーロ・円は上昇し、最高値を更新。174円73銭から175円75銭まで値上り。 <MK> 2025/10/06 11:22 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は149円台後半で推移 *10:53JST 欧州為替:ドル・円は149円台後半で推移 6日午前の東京市場でドル・円は強含み、149円70銭台で推移。株高を意識した円売りが観測された。149円05銭から149円86銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.1728ドルから1.1707ドルまで弱含み。ユーロ・円は上昇、174円73銭から175円50銭まで値上り。 <MK> 2025/10/06 10:53 注目トピックス 市況・概況 個別銘柄戦略:安川電や古野電気に注目 *09:19JST 個別銘柄戦略:安川電や古野電気に注目 先週末3日の米株式市場でNYダウは238.56ドル高の46,758.28ドル、ナスダック総合指数は63.54pt安の22,780.51pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比85円高の46,025円。為替は1ドル=149.30-40円。今日の東京市場では、上期営業利益が3.86億円と前年同期の1.79億円の赤字から黒字に転じた瑞光<6279>、上期業績見込みを上方修正した古野電気<6814>、26年2月期業績予想を上方修正した安川電<6506>、26年2月期純利益と配当予想を上方修正したワールド<3612>、AIに特化した次世代型インキュベーション支援を手掛けるSushi AIに出資したと発表したエアトリ<6191>、東証スタンダードでは、第1四半期営業利益が前年同期比2.9倍で発行済株式数の1.78%上限の自社株買いも発表したカネコ種苗<1376>、第1四半期営業利益が前年同期比2.8倍となったミタチ<3321>、上期営業利益が51.2%減だが従来予想の59.3%減を上回り第1四半期の84.0%減から減益率が縮小したエスクローAJ<6093>、25年8月期業績見込みを上方修正したAFC-HD<2927>、25年10月期配当予想を上方修正したビーアンドピー<7804>などが物色されそうだ。一方、上期営業利益が12.8%減となったアークランズ<9842>、25年12月期第3四半期に減損損失約270億円を計上すると発表した楽天グループ<4755>、東証スタンダードでは、上期営業利益が26.8%増だが第1四半期の38.5%増から増益率が縮小した和田興産<8931>、配当政策の基本方針の変更を発表したが25年8月期業績見込みを下方修正したヤマトインター<8127>、9月の既存店売上高が20.4%減と8月の15.45減から減少率が拡大したライトオン<7445>などは軟調な展開が想定される。 <CS> 2025/10/06 09:19 注目トピックス 市況・概況 日経平均は1282円高、寄り後は上げ幅拡大 *09:05JST 日経平均は1282円高、寄り後は上げ幅拡大 日経平均は1282円高(9時5分現在)。今日の東京市場は買いが先行した。自民党総裁選が4日に終了し、高市新総裁への期待感が株価支援要因となった。また、外為市場で1ドル=149円50銭台と、先週末3日15時30分頃と比べ2円2円ほど円安・ドル高に振れたことが、輸出株などの株価支援要因となった。一方、先週末の米株式市場でハイテク株比率が高いナスダック総合指数や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落したことが東京市場で輸出株や半導体関連株の株価の重しとなった。また、海外市場で米長期金利が強含みの展開となったことも投資家心理を慎重にさせたが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均は上げ幅を拡大している。 <SK> 2025/10/06 09:05 注目トピックス 市況・概況 前場に注目すべき3つのポイント~「高市トレード」への思惑が高まる~ *08:37JST 前場に注目すべき3つのポイント~「高市トレード」への思惑が高まる~ 6日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■「高市トレード」への思惑が高まる■安川電、26/2上方修正 営業利益480億円←430億円■前場の注目材料:富士通、エヌビディアと協業拡大、AI産業革命、日米でけん引■「高市トレード」への思惑が高まる6日の日本株市場は、買い優勢の相場展開になりそうだ。3日の米国市場はNYダウが238ドル高、ナスダックは63ポイント安だった。米政府機関閉鎖問題が短期に決着がつくとの楽観的な見方のほか、米連邦準備理事会(FRB)による追加利下げ期待が根強く、ディフェンシブ株を中心に買われた。一方で、FRB高官の利下げに慎重な姿勢を受けて、半導体株などは利益確定の売りが優勢となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比85円高の46025円、円相場は1ドル=149円20銭台で推移している。自民党の総裁選挙が4日投開票され、高市早苗氏が選出された。これを受けて為替市場では1ドル=149円前半と大きく円安に振れて推移しており、「高市トレード」への思惑が高まりそうである。先週末の日経平均株価は800円を超える大幅な上昇で45700円台にのせており、ボリンジャーバンドの+1σを上回って終えていた。日経225先物はナイトセッションで小動きだったが、46000円を上回って終えている。日経平均株価は9月19日のザラ場高値45852円突破から、+2σの46633円が射程に入ってきそうだ。朝方はインデックスに絡んだ資金が集中すると考えられ、指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均型をけん引する形になりそうだ。ただ、「高市トレード」が意識されることで、TOPIX型への資金流入が膨らむ可能性もあるため、物色対象に広がりがみられることになりそうである。また、高市氏のこれまでの発言を受けて、関連する銘柄を探る動きも活発化しよう。一方で、米国では米政府機関の一部閉鎖で9月の米雇用統計の公表が後ずれしていることは影響しそうだ。長期化によって想定以上に米経済活動を押し下げる可能性があることから、やや神経質にさせる可能性はありそうだ。買い一巡後にこう着感が強まるようだと、短期的な売り仕掛けの動きが意識されてくるだろうが、押し目狙いのスタンスで対応したいところである。■安川電、26/2上方修正 営業利益480億円←430億円安川電<6506>は2026年2月期業績予想の修正を発表。営業利益は430億円から480億円に上方修正した。米関税政策を巡る不透明感はあるが、工作機械や半導体製造装置に組み込むサーボモーターなどを含むモーションコントロール事業とロボット事業の利益見通しを引き上げる。■前場の注目材料・日経平均株価は上昇(45769.50、+832.77)・NYダウは上昇(46758.28、+238.56)・シカゴ日経225先物は上昇(46025、+85)・米原油先物相場は上昇(60.88、+0.40)・為替相場は円安・ドル高(149.10-20)・活発な自社株買い・東証による企業価値向上の要請・富士通<6702>エヌビディアと協業拡大、AI産業革命、日米でけん引・ホンダ<7267>ブラジル2輪工場に投資、生産能力14%増、新たに350人雇用・京浜急行電鉄<9006>自動運転を横浜で実証、日産自動車などと来月から・アズビル<6845>石油・化学品向け調節弁、高さ40%抑え性能向上・ソフトバンク<9434>東京大学と、AI×データ連携、基盤構築へ年内に連合・日立<6501>オープンAIと提携、DCに電力安定供給・AGS<3648>経産省のサイバー防御評価で供給網に星取得提案・日本板硝子<5202>米で大型ルーフガラス生産、加工設備導入・東レ<3402>セパレーターフィルム合弁をLG化学に売却・東邦ガス<9533>メタンから水素・固体炭素、熱分解技術を実証・JAL<9201>航空大手、乱気流予測を高精度に・大成建設<1801>測位情報3Dで即確認、迅速・正確な施工管理・京王電鉄<9008>社長・都村智史氏、沿線開発で移動需要創出・戸田建設<1860>無機系繊維でコスト減、トンネル仮壁切削補強材・第一三共<4568>米に研究イノベ拠点、加州新興と連携・JR東海<9022>ハイブリッド式新車両、28年度から在来線に☆前場のイベントスケジュール<国内>・日本銀行支店長会議(地域経済報告穂国公表)・特になし <ST> 2025/10/06 08:37 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク回避的なユーロ売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いと予想 *08:24JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク回避的なユーロ売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いと予想 ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/02/18)まで上昇。その後、0.9536(2022/09/28)まで反落したが、2024年にかけて1.1ドル台まで戻している。ユーロ・円は英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長期間伸び悩んだが、日欧金利差の拡大や円安・ドル高の進行を受けて175円43銭(2024/7/11)まで上昇。その後は上げ渋っていたが、高市市の自民総裁就任を受けて円売りが加速した。ユーロ・円は過去最高値にほぼ並んだ。日本銀行による大幅追加利上げの可能性は低いと予想されており、リスク回避的なユーロ売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いと予想される。【ユーロ売り要因】・米国の関税措置・米長期金利の高止まり・ウクライナ戦争の継続【ユーロ買い要因】・米国の追加利下げ観測・ウクライナ戦争の終結期待・米政府機関の一部閉鎖 <CS> 2025/10/06 08:24 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:高市氏の自民総裁就任で円安株高の相場展開に *08:19JST 今日の為替市場ポイント:高市氏の自民総裁就任で円安株高の相場展開に 3日のドル・円は、東京市場では147円10銭から147円82銭まで反発。欧米市場では147円10銭まで下げた後、147円54銭まで反発し、147円45銭で取引終了。本日6日のドル・円は主に149円台で推移か。金融引き締めに消極的であるとされる高市氏が自民党新総裁に選出されたことを受けて米ドル高円安が急速に進行しており、米ドル・円は目先的に150円を試す可能性がある。10月4日に行われた自民党の総裁選挙で前経済安保担当相の高市氏が勝利した。先週末時点で外為市場は高市氏の勝利を想定しなかったため、6日早朝のアジア市場で米ドル・円は149円台に急伸している。日本銀行による10月利上げ観測の後退、財政拡張的な政策への思惑に基づく「高市トレード」を意識して、週初の東京市場は円安・株高・債券安の相場展開となりそうだ。ただ、市場参加者の間からは「高市氏は物価高につながる円安を安易に容認するとは思えない」との声も聞かれている。高市氏が急激な円安について懸念を示した場合、ポジション調整的な米ドル売り・円買いが広がる可能性は残されている。 <CS> 2025/10/06 08:19 注目トピックス 市況・概況 東証グロース市場250指数先物見通し:続伸か *08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:続伸か 本日の東証グロース市場250指数先物は、続伸を予想する。先週末のダウ平均は238.56ドル高の46758.28ドル、ナスダックは63.54pt安の22780.51ptで取引を終了した。政府機関閉鎖問題が短期に決着がつくとの楽観的な見方に寄り付き後、上昇。ダウは引き続き利下げ期待が支え終日堅調に推移し、連日過去最高値を更新した。ナスダックは連邦準備制度理事会(FRB)高官の利下げに慎重な姿勢を受けた金利高を警戒し売りに転じ、まちまちで終了。まちまちだった米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は続伸を予想する。夜間取引で5日移動平均線を上回ったことに加え、サイコロジカルラインが20%と低位に位置しているため、短期反発基調は継続しそうだ。機関投資家による期初の売りが一巡しつつあるとみられ、売り手の買い戻しが加速する可能性もあるだろう。自民党の総裁選挙で高市氏が勝利したため、金融緩和や財政拡張を期待した「高市トレード」の動きにも期待したい。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比5pt高の727ptで終えている。上値のメドは740pt、下値のメドは720ptとする。 <SK> 2025/10/06 08:05 注目トピックス 市況・概況 今日の注目スケジュール:印サービス業PMI、欧ユーロ圏小売売上高、ブ貿易収支など *06:30JST 今日の注目スケジュール:印サービス業PMI、欧ユーロ圏小売売上高、ブ貿易収支など ※米国の政府機関の一部閉鎖に伴い、以下米国の経済指標の発表は延期される可能性があり、また延期された経済指標がいつ発表されるかについては現時点で未定です。<国内>地域経済報告(さくらリポート)(10月、日本銀行)植田日本銀行総裁が記者会見日銀支店長会議ムービン・ストラテジック・キャリアが東証グロースに新規上場(公開価格:2080円)<海外>14:00 印・サービス業PMI(9月)  61.614:00 印・総合PMI(9月)  61.918:00 欧・ユーロ圏小売売上高(8月) 0.2% -0.5%20:25 ブ・週次景気動向調査27:00 ブ・貿易収支(9月)  61.33億ドル英・ベイリーイングランド銀行(英中央銀行)総裁が講演注:数値は市場コンセンサス、前回数値 <CS> 2025/10/06 06:30 注目トピックス 市況・概況 3日の米国市場ダイジェスト:NYダウは238ドル高、根強い利下げ期待が支える *06:18JST 3日の米国市場ダイジェスト:NYダウは238ドル高、根強い利下げ期待が支える ■NY株式:NYダウは238ドル高、根強い利下げ期待が支える米国株式市場はまちまち。ダウ平均は238.56ドル高の46758.28ドル、ナスダックは63.54ポイント安の22780.51で取引を終了した。政府機関閉鎖問題が短期に決着がつくとの楽観的な見方に寄り付き後、上昇。ダウは引き続き利下げ期待が支え終日堅調に推移し、連日過去最高値を更新した。ナスダックは連邦準備制度理事会(FRB)高官の利下げに慎重な姿勢を受けた金利高を警戒し売りに転じ、まちまちで終了。セクター別ではヘルスケア機器・サービスが上昇した一方、自動車・自動車部品が下落した。携帯端末のアップル(AAPL)は新型アイフォーンの売り上げを巡り「楽観視され過ぎ」と一部アナリストが投資判断を引き下げたが、期待感が根強く買われた。磁石の製造USAレアアース(USAR)はTVインタビューで最高経営責任者(CEO)がトランプ政権との交渉を明らかにしたため政府との契約期待に、上昇。半導体のアプライド・マテリアルズ(AMAT)は新たな中国向け輸出規制強化が第4四半期の収益に影響すると警告し、下落した。カジノ運営のウィン・リゾーツ(WYNN)、MGMリゾーツ・インターナショナル(MGM)、ラスベガス・サンズ(LVS)は中国のゴールデンウィーク中の客足が想定を下回るとのアナリストのリサーチを受け、それぞれ下落。ソフトウエア会社のパランティア(PLTR)はanduril industriesと開発した戦場通信ネットワークにセキュリティの問題があるとの報道が嫌気され、下落。シカゴ連銀のグールズビー総裁は、FRBの2つの責務達成で両方にリスクがあると指摘。データでは「労働市場は依然安定している」との見解を示した。同総裁は本年連邦公開市場委員会(FOMC)の投票権を有する。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:FRB高官は利下げに慎重、長期金利上昇でドル売り弱まる3日のニューヨーク外為市場でドル・円は147円10銭へ下落後、147円54銭へ反発し147円44銭で引けた。米9月ISM非製造業景況指数が予想を下回りドル売りが強まった。ただ、シカゴ連銀のグールズビー総裁など、積極的な利下げに慎重な姿勢を示すなど、FRB高官が利下げに消極的な姿勢を受け、長期金利上昇に伴いドル売りが後退。日銀の植田総裁が10月利上げの可能性を明確化せず円売りも優勢となった。ユーロ・ドルは1.1728ドルへ下落後、1.1759ドルまで上昇し、1.1743ドルで引けた。ユーロ・円は172円80銭から173円24銭まで上昇した。ポンド・ドルは1.3437ドルから1.3486ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.7967フランから0.7947フランまで下落した。■NY原油:やや反発、主要産油国による生産増加を想定した売りは一巡NYMEX原油11月限終値:60.88 ↑0.403日のNY原油先物11月限はやや反発。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限は、前営業日比+0.40ドル(+0.66%)の60.88ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは60.55-61.38ドル。ロンドン市場で61.38ドルまで買われた後、米国市場の序盤にかけて60.55ドルまで売られたが、主要産油国による生産増加を想定した売りは一巡。米国金利の先安観を意識した買いが入ったようだ。通常取引終了後の時間外取引で61.18ドルまで戻している。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC)  50.64ドル   +0.16ドル(+0.31%)モルガン・スタンレー(MS) 157.59ドル  +2.29ドル(+1.47%)ゴールドマン・サックス(GS)789.98ドル  +10.60ドル(+1.36%)インテル(INTC)        36.83ドル   -0.47ドル(-1.26%)アップル(AAPL)        258.02ドル  +0.89ドル(+0.34%)アルファベット(GOOG)    246.45ドル  +0.02ドル(+0.00%)メタ(META)           710.56ドル  -16.49ドル(-2.26%)キャタピラー(CAT)      497.85ドル  +7.28ドル(+1.48%)アルコア(AA)         34.50ドル   -0.33ドル(-0.94%)ウォルマート(WMT)      102.07ドル  +0.37ドル(+0.36%) <ST> 2025/10/06 06:18 注目トピックス 市況・概況 試される「世界最高」支持率【フィスコ・コラム】 *09:00JST 試される「世界最高」支持率【フィスコ・コラム】 モディ・インド首相の高支持率が試されています。米トランプ政権はインドからの輸入製品に高関税を課すだけでなく、宿敵パキスタンに接近し、経済、外交両面の波状攻撃が本格化。為替介入で持ちこたえるルピーの値動きとともに、政権支持率が注目されます。米トランプ政権はロシア産原油の輸入を続けるインドに対し、最高50%の輸入関税を課したほか、最近では製薬や映画など個別分野への追加措置を打ち出しました。ジェネリック薬を主力とする製薬企業はコスト増で価格競争力を削がれ、米国市場でのシェア縮小は避けられないでしょう。映画産業も関税の大幅引き上げで上映費用が急騰すれば、配給会社の採算が悪化し、エンタメ界も無関係ではいられません。教育や人材交流でも逆風が広がりました。米国は留学生ビザ費用を大幅に引き上げ、理工系を中心とした数十万人規模の学生に新たな障害が生じています。さらにIT技術者の派遣にも制限が加わり、インドの成長を支えてきた人材の循環が滞る懸念が出ています。研究協力や企業間ネットワークが揺らげば両国関係はさらに不透明化するとみられ、インド企業には対米依存を減らす戦略が問われています。こうした米印貿易の縮小によるインド経済への影響について、複数の機関がGDP比で0.3-0.9%程度と試算しています。1%にも満たないとの観測から打撃は限定的に見えますが、高成長を前提に評価されてきたインドでは、そのぐらいの減速でも市場の失望を招きやすいのが実情。成長期待がしぼめば海外投資家の資金流出が加速し、株式や通貨に対するリスクプレミアムが拡大する局面となり得ます。一方、米トランプ政権はインドの隣国パキスタンに接触し、外交面でも強い刺激を与えています。安全保障に敏感なインド国民の神経を逆撫でする行動で、今後緊張が高まる恐れもあります。これまで防衛面での強硬姿勢で支持を高めてきたモディ政権にとって、国境情勢やテロ対策での躓(つまづ)きは期待から失望へと世論が反転するリスクとなり、モディ氏の政権運営をも左右しかねません。足元のルピー相場は1ドル=88ルピー台と、過去最安値圏での低迷が続きます。潤沢な外貨準備高によるドル売り介入で買い支えられているものの、対米関係の悪化は強い下押し圧力になります。ルピーの値動きは世界のリーダーのなかで最高水準を誇るモディ氏の支持率のバロメータでもあり、当面は目が離せそうにありません。(吉池 威)※あくまでも筆者の個人的な見解であり、弊社の見解を代表するものではありません。 <ST> 2025/10/05 09:00 注目トピックス 市況・概況 来週の相場で注目すべき3つのポイント:さくらリポート、ノーベル各賞発表、米FOMC議事要旨 *16:35JST 来週の相場で注目すべき3つのポイント:さくらリポート、ノーベル各賞発表、米FOMC議事要旨 ■株式相場見通し予想レンジ:上限47000円-下限45000円今週末の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は前日比238.56ドル高の46758.28ドル、ナスダックは同63.54ポイント安の22780.51で取引を終了した。225ナイト・セッションは日中終値比140円高の46080円。根強い利下げ継続期待に加えて、政府機関閉鎖問題が短期に収束に向かうとの楽観的な見方からダウは堅調。一方、シカゴ連銀グールズビー総裁の利下げに慎重な姿勢を受けた金利高警戒でナスダックは失速した。自民党総裁選は4日に投開票となり、来週の株式市場は新総裁が明らかになったうえでのスタートとなる。小泉氏、高市氏、林氏の3候補が有力とされ、決選投票にまでもつれ込む可能性が高いとみられている。ちなみに、米国の賭けサイトでは小泉首相誕生の可能性が8割とされており、株式市場でもこうした方向性は織り込まれているとみられる。仮に、高市氏が逆転勝利すれば、週明けの株式市場ではポジティブなインパクトが先行する公算だが、小泉氏の場合は全体相場へ与える影響は限定的で、政策期待銘柄へのテーマ物色が中心の展開となろう。ただ、小泉氏の場合、日銀の利上げへの制約が強まりにくいという点で、足下で強まってきている10月利上げ観測がより注視されることになる。内田副総裁や植田総裁の講演を受けても、国内債券市場では新発10年物国債利回りが一時1.67%にまで上昇し、2008年7月以来およそ17年ぶりの高水準となっている。株価の上昇も日銀のタカ派姿勢を強めさせることになるとみられ、全体相場の重しとなる可能性は残ろう。米国では政府機関閉鎖に伴うショック安は避けられており、むしろ、ADP雇用統計が下振れたことから、雇用統計の上振れによる利下げ休止への警戒感が後退したことをポジティブに捉える動きともなっている。ちなみに、週末の雇用統計の発表は延期された。いずれにせよ、ADP雇用統計が下振れているため、短期的に利下げ期待が急速に低下するような事態にはなりにくいだろう。半導体・AI関連株には過熱警戒感が拭い切れないものの、当面は利下げ継続期待が下支えする可能性も高い。とりわけ、関連する国内企業では、日立製作所<6501>がオープンAIと提携、キオクシアホールディングス<285A>や富士通<6702>が米エヌビディアと連携して製品を開発するなど、新たなポジティブ材料が相次いで表面化してきている。電子部品や半導体材料で高シェアを占めている日本企業は多く、今後もこのような動きが多く顕在化する余地も大きいと考えたい。来週は日米とも主だった経済指標の発表は少ないが、週を通してノーベル賞の発表が相次ぐこととなる。関連しそうな銘柄群への先回り的な動きなどは注目しておきたい。また、主要な小売企業の決算発表が集中する。こちらは、足下の残暑の影響などが警戒されるところだが、国慶節の中国人観光客の動静などが伝わることで、インバウンド需要への期待は高まりやすいと考える。ほか、今週末には安川電機<6506>の決算が発表され、コンセンサス水準まで業績予想が上方修正されている。中国関連銘柄の刺激になる可能性も想定しておきたい。なお、中国関連に関しては、トランプ米大統領と習近平中国国家主席の会談が1カ月以内に開催される予定であることも期待材料とされよう。■為替市場見通し来週の米ドル・円は下げ渋りか。米国の政府機関閉鎖の問題で、リスク回避的なドル売り・円買いが強まる可能性は残されている。ただ、未発表の米雇用統計を含めて重要経済指標を見極めたいとの理由から、投機的な米ドル売りが一段と拡大するとの見方は少ないようだ。新会計年度入り前に「つなぎ予算」が期限切れとなり、上院で与野党の対立が収束せず、米国の政府機関の一部が閉鎖された。それにより重要経済指標の発表が見送られており、不透明感が深まっている。そうしたなか、9月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が注目を集めそうだ。連邦準備制度理事会(FRB)は6会合ぶりの利下げを決定、利下げ継続に向かうとの見方が広がればドル売り要因となる。■来週の注目スケジュール※米国の政府機関の一部閉鎖に伴い、以下米国の経済指標の発表は延期される可能性があり、また延期された経済指標がいつ発表されるかについては現時点で未定です。10月6日(月):地域経済報告(さくらリポート)(10月)、植田日本銀行総裁が記者会見、日銀支店長会議、欧・ユーロ圏小売売上高(8月)、ノーベル生理学・医学賞など10月7日(火):家計支出(8月)、景気一致指数(8月)、景気先行CI指数(8月)、米・貿易収支(8月)、米・NY連銀インフレ期待(9月)、米・消費者信用残高(8月)、中・外貨準備高(9月)、独・製造業受注(8月)、加・貿易収支(8月)、香港・株式市場は祝日のため休場(中秋節の翌日)、ノーベル物理学賞など10月8日(水):国際収支(経常収支)(8月)、毎月勤労統計-現金給与総額(8月)、実質賃金総額(8月)、景気ウォッチャー調査 現状判断(9月)、景気ウォッチャー調査 先行き判断(9月)、植田日銀総裁がパリ・ユーロプラス主催のフォーラムで講演、米・連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(9月16-17日会合分)、独・鉱工業生産指数(8月)、NZ・ニュージーランド準備銀行(中央銀行)が政策金利発表、ノーベル化学賞など10月9日(木):工作機械受注(9月)、東京オフィス空室率(9月)、米・新規失業保険申請件数(先週)、米・卸売在庫(8月)、中・資金調達総額(9月、15日までに)、中・マネーサプライ(9月、15日までに)、中・元建て新規貸出残高(9月、15日までに)、中・株式市場取引再開(8日まで国慶節・中秋節の連休で休場)、ノーベル文学賞など10月10日(金):国内企業物価指数(9月)、貸出動向 銀行計(9月)、銀行貸出動向(含信金前年比)(9月)、米・ミシガン大学消費者信頼感指数速報(10月)、米・財政収支(9月)、加・失業率(9月)、北朝鮮・朝鮮労働党創建記念日(80周年)、ノーベル平和賞など <YU> 2025/10/04 16:35 注目トピックス 市況・概況 英ポンド週間見通し:伸び悩みか、引き続き景況感の悪化を警戒 *15:06JST 英ポンド週間見通し:伸び悩みか、引き続き景況感の悪化を警戒 ■弱含み、企業景況感の悪化や財政不安を意識今週のポンド・円は伸び悩み。米国金利の先安観は強いものの、直近における企業景況感の悪化や財政不安を意識してリスク選好的なポンド買い・米ドル売りは抑制されたことが要因。米ドル・円相場が円高方向に振れたことも影響したようだ。取引レンジ:197円49銭-200円43銭。■伸び悩みか、引き続き景況感の悪化を警戒来週のポンド・円は伸び悩みか。英国内のインフレ圧力が強まるなか、景況感の悪化が顕著になり、スタグフレーション懸念からリスク選好的なポンド買い・円売りは抑制される展開となりそうだ。英中央銀行による追加利下げの可能性が残されていることも意識されそうだ。○発表予定の英主要経済指標・注目イベント・特になし予想レンジ:196円00銭-200円00銭 <FA> 2025/10/04 15:06 注目トピックス 市況・概況 豪ドル週間見通し:もみ合いか、11月利下げの可能性残る *15:05JST 豪ドル週間見通し:もみ合いか、11月利下げの可能性残る ■伸び悩み、原油安を嫌気今週の豪ドル・円は伸び悩み。米国金利の先安観を背景に豪ドル買い・米ドル売りが強まる場面があったが原油先物の下落を意識した豪ドル売り・円買いが増えたことで対円レートは伸び悩んだ。週間ベースで米ドル・円相場が円高方向に振れたことも影響したようだ。取引レンジ:96円86銭-98円15銭。■もみ合いか、11月利下げの可能性残る来週の豪ドル・円はもみ合いか。豪準備銀行(中央銀行)は11月に政策金利を引き下げる可能性があるが、米連邦政府機関の一部閉鎖を受けて米国金利の先安観は消えていないため、リスク回避的な豪ドル売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント・特になし予想レンジ:96円00銭-99円00銭 <FA> 2025/10/04 15:05 注目トピックス 市況・概況 ユーロ週間見通し:下げ渋りか、ECB利下げ休止観測は強まる可能性 *15:03JST ユーロ週間見通し:下げ渋りか、ECB利下げ休止観測は強まる可能性 ■強含み、米国金利の先安観を意識今週のユーロ・ドルは強含み。米国のインフレ持続を警戒したユーロ売り・米ドル買いが先行したが、米連邦政府機関の一部閉鎖を受けてユーロ買い・米ドル売りが活発となった。ただ、米国株高を意識してユーロ買いは一服。米雇用統計の発表が延期されたことで週末前は調整的な為替取引が主体となり、1.17ドル台前半で推移。取引レンジ:1.1683ドル-1.1779ドル。■底堅い値動きか、域内経済にらみ利下げ観測後退来週のユーロ・ドルは底堅い値動きか。足元で発表されたユーロ圏消費者物価指数(HICP)など経済指標の改善が目立ち、欧州中央銀行(ECB)の利下げ休止をにらんだユーロ買いが入りやすい。一方、引き続き米雇用情勢が注目され、民間調査など関連指標が弱含みとなった場合、連邦準備制度理事会(FRB)による追加利下げを見込んだドル売りに振れやすい。予想レンジ:1.1650ドル-1.1850ドル■弱含み、日銀による早期利上げの可能性残る今週のユーロ・円は弱含み。週初に175円を上回ったが、日本銀行による早期利上げの可能性は残されているため、リスク選好的なユーロ買い・円売りは縮小。米政府機関の一部閉鎖を受けてユーロ買い・米ドル売りが優勢となったが、米ドル売り・円買いの取引も増えたことでユーロは対円で伸び悩んだ。取引レンジ:172円27銭-175円13銭。■下げ渋りか、ECB利下げ休止観測は強まる可能性来週のユーロ・円は下げ渋りか。最近発表されたユーロ圏経済指標は強弱まちまちだが、今後発表される経済指標が市場予想を上回った場合、欧州中央銀行(ECB)による利下げ休止を想定したユーロ買いが入りやすい。米政府機関の一部閉鎖が続くこともユーロ買い材料となる。なお、財政悪化懸念の円売りは後退しており、日銀の利上げ観測は消えていないため、円買いがユーロを下押しも。○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント・6日:8月小売売上高(7月:前月比-0.5%)予想レンジ:171円00銭-175円00銭 <FA> 2025/10/04 15:03 注目トピックス 市況・概況 為替週間見通し:下げ渋りか、米財政協議に不透明感も経済指標を見極めへ *15:02JST 為替週間見通し:下げ渋りか、米財政協議に不透明感も経済指標を見極めへ 【今週の概況】■米政府機関の一部閉鎖を受けてドル買い弱まる今週の米ドル・円は下落。米国のインフレ持続を意識して週初に149円台後半まで米ドル高円安に振れる場面があったが、米連邦予算の失効によって政府機関の一部が閉鎖されるとの懸念が強まり、リスク回避的な米ドル売り・円買いが次第に優勢となった。政府機関の一部閉鎖が10月1日に始まったことを受けて米ドル売り・円買いは一段と拡大し、146円59銭まで米ドル安円高が進行した。しかしながら、米国金利の先安観が強まり、米国株式は底堅い動きを見せたことでリスク回避的な米ドル売り・円買いは一服した。日経平均株価が最高値を更新したこともリスク回避的な円買いを抑制する一因となった。3日のニューヨーク外為市場でドル・円は147円10銭まで下落後、147円54銭まで反発した。この日発表された9月ISM非製造業景況指数は市場予想を下回ったが、シカゴ地区連銀のグールズビー総裁などが積極的な利下げに慎重な姿勢を示しており、長期金利は反転したことからドル売りは縮小した。日本銀行の植田総裁は10月利上げの可能性について明言を避けたことも意識されたようだ。米ドル・円は147円45銭でこの週の取引を終えた。米ドル・円の取引レンジ:146円59銭-149円63銭。【来週の見通し】■下げ渋りか、米財政協議に不透明感も経済指標を見極めへ来週の米ドル・円は下げ渋りか。米国の政府機関閉鎖の問題で、リスク回避的なドル売り・円買いが強まる可能性は残されている。ただ、未発表の米雇用統計を含めて重要経済指標を見極めたいとの理由で投機的な米ドル売りが一段と拡大するとの見方は少ないようだ。新会計年度入り前に「つなぎ予算」が期限切れとなり、上院で与野党の対立が収束せず、米国の政府機関の一部が閉鎖された。それにより重要経済指標の発表が見送られており、不透明感が深まっている。そうしたなか、9月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が注目を集めそうだ。連邦準備制度理事会(FRB)は6会合ぶりの利下げを決定し、利下げ継続に向かうとの見方が広がればドル売り要因となる。【米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨】(8日公表予定)米FRBは8日に9月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を公表する。6会合ぶりの利下げを決定したが、引き下げ幅0.50ポイントの主張もあった。内容がハト派寄りのトーンならドル売り要因に。【米・10月ミシガン大学消費者信頼感指数】(10日発表予定)10日発表の米9月ミシガン大学消費者信頼感指数は54.3と、前回の55.1を下回る見通し。景況感の悪化が鮮明になれば利下げ観測につながり、ドル売り材料となる。予想レンジ:146円00銭-150円00銭 <FA> 2025/10/04 15:02 注目トピックス 市況・概況 国内株式市場見通し:米国利下げ継続期待が下支え、総裁選結果受けたテーマ物色が活発にも *14:21JST 国内株式市場見通し:米国利下げ継続期待が下支え、総裁選結果受けたテーマ物色が活発にも ■週後半に切り返し、日経平均は終値ベースでの最高値を更新今週の日経平均は週間で414.51円高(+0.91%)の45769.50円で取引を終了。週前半は売りが先行し、10月1日には9月11日以来の安値圏に沈んだが、週後半にかけ盛り返し、週末には9月25日につけた終値ベースでの最高値を更新している。米国の政府機関閉鎖に対する警戒感、9月末配当権利落ちに伴う先物への再投資一巡などから、週前半は売りが優勢となった。結局、期限までにつなぎ予算が成立せず、米国では労働統計局など一部の政府機関が閉鎖されたが、その後はあく抜け感も強まって、相場は反転した。ADP雇用統計の下振れなどによって、米国の利下げ継続期待が高まる展開になったもよう。週末はハイテク株が主導して日経平均は800円超の上昇、8月12日以来の上昇幅となっている。なお、9月第4週の投資主体別売買動向によると、外国人投資家は現物を5313億円売り越したほか、先物も6900億円売り越し、合計1兆2213億円の売り越しとなった。2週ぶりの売り越しとなる。一方、個人投資家は現物を1041億円買い越すなど、合計で1241億円の買い越しとなっている。ほか、投信が1289億円の売り越し、事法も中間期末に伴う自社株買い自粛で253億円の売り越しに転じた。■自民党総裁選結果を受けてのスタートに今週末の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は前日比238.56ドル高の46758.28ドル、ナスダックは同63.54ポイント安の22780.51で取引を終了した。225ナイト・セッションは日中終値比140円高の46080円。根強い利下げ継続期待に加えて、政府機関閉鎖問題が短期に収束に向かうとの楽観的な見方からダウは堅調。一方、シカゴ連銀グールズビー総裁の利下げに慎重な姿勢を受けた金利高警戒でナスダックは失速した。自民党総裁選は4日に投開票となり、来週の株式市場は新総裁が明らかになったうえでのスタートとなる。小泉氏、高市氏、林氏の3候補が有力とされ、決選投票にまでもつれ込む可能性が高いとみられている。ちなみに、米国の賭けサイトでは小泉首相誕生の可能性が8割とされており、株式市場でもこうした方向性は織り込まれているとみられる。仮に、高市氏が逆転勝利すれば、週明けの株式市場ではポジティブなインパクトが先行する公算だが、小泉氏の場合は全体相場へ与える影響は限定的で、政策期待銘柄へのテーマ物色が中心の展開となろう。ただ、小泉氏の場合、日銀の利上げへの制約が強まりにくいという点で、足下で強まってきている10月利上げ観測がより注視されることになる。内田副総裁や植田総裁の講演を受けても、国内債券市場では新発10年物国債利回りが一時1.67%にまで上昇し、2008年7月以来およそ17年ぶりの高水準となっている。株価の上昇も日銀のタカ派姿勢を強めさせることになるとみられ、全体相場の重しとなる可能性は残ろう。■米国では10月の利下げ継続期待が高まる方向に米国では政府機関閉鎖に伴うショック安は避けられており、むしろ、ADP雇用統計が下振れたことから、雇用統計の上振れによる利下げ休止への警戒感が後退したことをポジティブに捉える動きともなっている。ちなみに、週末の雇用統計の発表は延期された。いずれにせよ、ADP雇用統計が下振れているため、短期的に利下げ期待が急速に低下するような事態にはなりにくいだろう。半導体・AI関連株には過熱警戒感が拭い切れないものの、当面は利下げ継続期待が下支えする可能性も高い。とりわけ、関連する国内企業では、日立製作所<6501>がオープンAIと提携、キオクシアホールディングス<285A>や富士通<6702>が米エヌビディアと連携して製品を開発するなど、新たなポジティブ材料が相次いで表面化してきている。電子部品や半導体材料で高シェアを占めている日本企業は多く、今後もこのような動きが多く顕在化する余地も大きいと考えたい。来週は日米とも主だった経済指標の発表は少ないが、週を通してノーベル賞の発表が相次ぐこととなる。関連しそうな銘柄群への先回り的な動きなどは注目しておきたい。また、主要な小売企業の決算発表が集中する。こちらは、足下の残暑の影響などが警戒されるところだが、国慶節の中国人観光客の動静などが伝わることで、インバウンド需要への期待は高まりやすいと考える。ほか、今週末には安川電機<6506>の決算が発表され、コンセンサス水準まで業績予想が上方修正されている。中国関連銘柄の刺激になる可能性も想定しておきたい。なお、中国関連に関しては、トランプ米大統領と習近平中国国家主席の会談が1カ月以内に開催される予定であることも期待材料とされよう。■来週はノーベル賞の発表が集中来週、国内では、6日に地域経済報告、7日に8月家計調査、8月景気動向指数、8日に8月勤労統計調査、9月景気ウォッチャー調査、8月経常収支、9日に9月都心オフィス空室率、10日に9月国内企業物価指数、日銀の「生活意識に関するアンケート調査」の結果発表などが予定されている。海外では、6日に欧・8月ユーロ圏小売売上高、7日に米・8月貿易収支、8月消費者信用残高、8日に独・8月鉱工業生産、米・FOMC議事録(9月16-17日開催分)、9日に米・新規失業保険申請件数、10日に米・10月ミシガン大学消費者マインド調査、9月財政収支などが発表予定。なお、ノーベル賞受賞者が週を通し発表され、6日に生理学・医学賞、7日に物理学賞、8日に化学賞、9日に文学賞、10日に平和賞が予定されている。 <FA> 2025/10/04 14:21 注目トピックス 市況・概況 新興市場見通し:ムービン・ストラテジック・キャリア、ウリドキ、サイプレス・ホールディングスが上場 *14:19JST 新興市場見通し:ムービン・ストラテジック・キャリア、ウリドキ、サイプレス・ホールディングスが上場 ■個別銘柄の動向に左右され軟調今週の新興市場は下落。同時期の騰落率は、日経平均が+0.91%だったのに対して、グロース市場指数は-4.17%、グロース市場250指数は-4.21%。日経平均株価は週初の配当権利落ち分を埋め、週末は800円を超える上昇で史上最高値を更新。一方、グロース指数、グロース250指数はバイオ株など個別銘柄の動向に左右され、軟調な推移となった。時価総額が大きい銘柄で構成されているグロース市場コア指数は、週間ベースで-4.06%だった。時価総額上位銘柄では、サンバイオ<4529>の週間上昇率が34%を超えた。厚生労働省が10月2日、10月の薬事審議会の再生医療等製品・生物由来技術部会における審議事項を公表したことが材料視された。16日に開催される予定の同部会において、「アクーゴ脳内移植用注」の承認期待が高まっている。一方で、Heartseed<219A>の週間下落率が50%を超えた。事業パートナーであったノボノルディスク・エーエスより、他家iPS細胞由来心筋球に関する治療プログラムに関する全世界を対象とする独占的技術提携・ライセンス契約について、契約を解消する旨の通知を受けたとの発表が嫌気された。また、先週に投資ファンドのハヤテインベストメントを率いる杉原行洋氏の買い増しを手掛かりに急伸したデータセクション<3905>は、資金の逃げ足が速く同23%超の下げとなった。その他、デリバリーコンサルティング<9240>が週間で40%超の上昇。9月30日、日鉄ソリューションズ<2327>との資本業務提携を発表したことが材料視された。一方、ビジュアル・プロセッシング・ジャパン<334A>、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所<4576>、メドレックス<4586>、デジタリフト<9244>の下げが目立った。今週のIPOは、9月29日に上場したソニーフィナンシャルグループ<8729>は公開価格(150円)を36.66%上回る205円で初値を付けたが、その後は4日続落で公開価格を下回った。10月3日に上場したオーバーラップホールディングス<414A>の初値は、公開価格(1650円)を7.1%下回る1533円となった。今後はコンテンツ事業における競争力や、将来的な収益性について、投資家がどう判断するかが注目されよう。■出遅れ感のある中小型株の見直しが強まる可能性も来週の新興市場は、方向感が見えにくい状況が続く中、個別銘柄の材料を手掛かりとした物色のほか、IPO銘柄に関心が向かいやすいだろう。また、主力の半導体や人工知能(AI)関連株に資金が集中しているが、物色対象に変化がみられてくる局面においては、相対的に出遅れ感のある中小型株の見直しが強まる可能性はありそうだ。決算では、note<5243>、エヌ・ピー・シー<6255>、Cocolive<137A>、メディ工房<3815>、モビルス<4370>、QPS研究所<5595>などの発表が予定されている。来週は、6日にムービン・ストラテジック・キャリア<421A>が東証グロース、7日にウリドキ<418A>が名証ネクスト、8日にサイプレス・ホールディングス<428A>が東証スタンダードに上場する。投資家の注目度としては投資ファンドや金融機関といったプロフェッショナルファーム向けに人材紹介サービスを提供する、ムービン・ストラテジック・キャリアが高い。公開価格(2080円)での25年12月期予想PERは16.7倍と人材紹介企業としては割安感のある水準。初値は、公開価格を約20%上回る2500円と予想する。なお、NE<441A>、クラシコ<442A>、ユーソナー<431A>、ファイントゥデイホールディングス<420A>の上場が承認された。 <FA> 2025/10/04 14:19 注目トピックス 市況・概況 米国株式市場見通し:利下げ継続期待の高まりで政府機関閉鎖の影響も限定的 *14:16JST 米国株式市場見通し:利下げ継続期待の高まりで政府機関閉鎖の影響も限定的 米国では、懸念された政府機関閉鎖に伴うショック安はこれまでのところ避けられている。むしろ、ADP雇用統計が下振れたことから、雇用統計の上振れによる利下げ休止への警戒感が後退したことをポジティブに捉えるような動きともなっている印象。今週末の米上院での予算案採決でも可決には至っておらず、閉鎖されている政府機関の再開時期は依然として不透明。今後は小売売上高や消費者物価指数(CPI)の発表にも影響が生じてくる可能性があろう。ただし、その場合は利下げ継続への期待が維持されることにつながるため、株式市場でのネガティブな反応は強まりにくいとみられる。半導体・AI関連株には過熱警戒感が拭い切れないものの、当面は利下げ継続期待が下支えする可能性が高いといえる。来週は注目イベントが乏しく、政府機関閉鎖の行方やAI関連株の動向などが引き続き注目されていくことになろう。後者に関しては、足下で巨額の出資案件や共同開発などの案件が複数まとまってきており、楽観ムードにより拍車がかかっている状況と捉えられる。政府機関の閉鎖が解除されれば、不透明感の後退としてプラス材料視される可能性も高く、目先、株式市場が大きく調整に転じるリスクは小さいと考えられる。一方、翌週からは7-9月期の決算発表が本格化してくる。翌週は主要銀行株が中心だが、再翌週以降はハイテク株などでも発表がスタート。直近ではマイクロンが好決算を発表したものの売りが先行したように、全般的にハードルは高まっているといえる。決算発表を控えて、株価の上昇銘柄には、出尽くし感を警戒した売り圧力が先回りで強まってくるリスクはあろう。ただ、その後もマイクロンは大きく反発しているように、格好の押し目買い機会となる可能性も高い。経済指標は、7日に8月貿易収支、8月消費者信用残高、8日にFOMC議事録(9月16-17日開催分)、9日に新規失業保険申請件数、10日に10月ミシガン大学消費者マインド調査、9月財政収支などが発表予定。なお、ノーベル賞受賞者が週を通して発表され、6日に生理学・医学賞、7日に物理学賞、8日に化学賞、9日に文学賞、10日に平和賞が予定されている。企業決算発表は、6日にコンステレーション・ブランズ、7日にマコーミック、9日にデルタ航空、リーバイ・ストラウス、ティルレイ、ペプシコなどが予定されている。 <FA> 2025/10/04 14:16 注目トピックス 市況・概況 3日の米国市場ダイジェスト:NYダウは238ドル高、根強い利下げ期待が支える *07:35JST 3日の米国市場ダイジェスト:NYダウは238ドル高、根強い利下げ期待が支える ■NY株式:NYダウは238ドル高、根強い利下げ期待が支える米国株式市場はまちまち。ダウ平均は238.56ドル高の46758.28ドル、ナスダックは63.54ポイント安の22780.51で取引を終了した。政府機関閉鎖問題が短期に決着がつくとの楽観的な見方に寄り付き後、上昇。ダウは引き続き利下げ期待が支え終日堅調に推移し、連日過去最高値を更新した。ナスダックは連邦準備制度理事会(FRB)高官の利下げに慎重な姿勢を受けた金利高を警戒し売りに転じ、まちまちで終了。セクター別ではヘルスケア機器・サービスが上昇した一方、自動車・自動車部品が下落した。携帯端末のアップル(AAPL)は新型アイフォーンの売り上げを巡り「楽観視され過ぎ」と一部アナリストが投資判断を引き下げたが、期待感が根強く買われた。磁石の製造USAレアアース(USAR)はTVインタビューで最高経営責任者(CEO)がトランプ政権との交渉を明らかにしたため政府との契約期待に、上昇。半導体のアプライド・マテリアルズ(AMAT)は新たな中国向け輸出規制強化が第4四半期の収益に影響すると警告し、下落した。カジノ運営のウィン・リゾーツ(WYNN)、MGMリゾーツ・インターナショナル(MGM)、ラスベガス・サンズ(LVS)は中国のゴールデンウィーク中の客足が想定を下回るとのアナリストのリサーチを受け、それぞれ下落。ソフトウエア会社のパランティア(PLTR)はanduril industriesと開発した戦場通信ネットワークにセキュリティの問題があるとの報道が嫌気され、下落。シカゴ連銀のグールズビー総裁は、FRBの2つの責務達成で両方にリスクがあると指摘。データでは「労働市場は依然安定している」との見解を示した。同総裁は本年連邦公開市場委員会(FOMC)の投票権を有する。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:FRB高官は利下げに慎重、長期金利上昇でドル売り弱まる3日のニューヨーク外為市場でドル・円は147円10銭へ下落後、147円54銭へ反発し147円44銭で引けた。米9月ISM非製造業景況指数が予想を下回りドル売りが強まった。ただ、シカゴ連銀のグールズビー総裁など、積極的な利下げに慎重な姿勢を示すなど、FRB高官が利下げに消極的な姿勢を受け、長期金利上昇に伴いドル売りが後退。日銀の植田総裁が10月利上げの可能性を明確化せず円売りも優勢となった。ユーロ・ドルは1.1728ドルへ下落後、1.1759ドルまで上昇し、1.1743ドルで引けた。ユーロ・円は172円80銭から173円24銭まで上昇した。ポンド・ドルは1.3437ドルから1.3486ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.7967フランから0.7947フランまで下落した。■NY原油:やや反発、主要産油国による生産増加を想定した売りは一巡NYMEX原油11月限終値:60.88 ↑0.403日のNY原油先物11月限はやや反発。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限は、前営業日比+0.40ドル(+0.66%)の60.88ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは60.55-61.38ドル。ロンドン市場で61.38ドルまで買われた後、米国市場の序盤にかけて60.55ドルまで売られたが、主要産油国による生産増加を想定した売りは一巡。米国金利の先安観を意識した買いが入ったようだ。通常取引終了後の時間外取引で61.18ドルまで戻している。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC)  50.64ドル   +0.16ドル(+0.31%)モルガン・スタンレー(MS) 157.59ドル  +2.29ドル(+1.47%)ゴールドマン・サックス(GS)789.98ドル  +10.60ドル(+1.36%)インテル(INTC)        36.83ドル   -0.47ドル(-1.26%)アップル(AAPL)        258.02ドル  +0.89ドル(+0.34%)アルファベット(GOOG)    246.45ドル  +0.02ドル(+0.00%)メタ(META)           710.56ドル  -16.49ドル(-2.26%)キャタピラー(CAT)      497.85ドル  +7.28ドル(+1.48%)アルコア(AA)         34.50ドル   -0.33ドル(-0.94%)ウォルマート(WMT)      102.07ドル  +0.37ドル(+0.36%) <ST> 2025/10/04 07:35 注目トピックス 市況・概況 NY金:反発、米国金利の先安観強まる *07:13JST NY金:反発、米国金利の先安観強まる COMEX金12月限終値:3908.90 ↑40.803日のNY金先物12月限は反発。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は、前営業日比+40.80ドル(+1.05%)の3908.90ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは3861.10-3916.80ドル。アジア市場で3861.10ドルまで下落したが、米連邦政府機関の一部閉鎖が短期間で解除される見込みは薄いことや米国金利の先安観が強くなっているため、米国市場の中盤にかけて3916.80ドルまで反発。通常取引終了後の時間外取引では主に3910ドルを挟んだ水準で推移。 <MK> 2025/10/04 07:13 注目トピックス 市況・概況 NY原油:やや反発、主要産油国による生産増加を想定した売りは一巡 *07:12JST NY原油:やや反発、主要産油国による生産増加を想定した売りは一巡 NYMEX原油11月限終値:60.88 ↑0.403日のNY原油先物11月限はやや反発。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限は、前営業日比+0.40ドル(+0.66%)の60.88ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは60.55-61.38ドル。ロンドン市場で61.38ドルまで買われた後、米国市場の序盤にかけて60.55ドルまで売られたが、主要産油国による生産増加を想定した売りは一巡。米国金利の先安観を意識した買いが入ったようだ。通常取引終了後の時間外取引で61.18ドルまで戻している。 <MK> 2025/10/04 07:12 注目トピックス 市況・概況 NY債券:米長期債相場は弱含み、米政府機関の一部閉鎖が続く *07:10JST NY債券:米長期債相場は弱含み、米政府機関の一部閉鎖が続く 3日の米国長期債相場は弱含み。米政府機関の一部閉鎖が続いているものの、中期的な影響を見極める必要があることから、投資家の多くは積極的な売買を手控えた。3日に予定されていた9月雇用統計を含む公式統計の発表は延期されている。なお、米上院は3日、共和党主導のつなぎ予算案の採決を実施したものの、賛成54反対44で、可決に必要な60票には届かなかった。米議会で予算成立のめどは立っていない。イールドカーブはまちまちの動き。CMEのFedWatchツールによると、3日時点で12月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が3.50-3.75%となる確率は85%程度。2026年1月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が3.25-3.50%となる確率は36%程度。10年債利回りは4.085%近辺で取引を開始し、4.077%近辺まで低下した後、4.123%近辺まで反発し、取引終了時点にかけて4.119%近辺で推移。イールドカーブはまちまちの動き。2年-10年は54.70bp近辺、2-30年は113.90bp近辺で引けた。2年債利回りは3.57%(前日比:+3bp)、10年債利回りは4.12%(前日比+4bp)、30年債利回りは、4.71%(前日比:+2bp)で取引を終えた。 <MK> 2025/10/04 07:10 注目トピックス 市況・概況 NY為替:FRB高官は利下げに慎重、長期金利上昇でドル売り弱まる *06:13JST NY為替:FRB高官は利下げに慎重、長期金利上昇でドル売り弱まる 3日のニューヨーク外為市場でドル・円は147円10銭へ下落後、147円54銭へ反発し147円44銭で引けた。米9月ISM非製造業景況指数が予想を下回りドル売りが強まった。ただ、シカゴ連銀のグールズビー総裁など、積極的な利下げに慎重な姿勢を示すなど、FRB高官が利下げに消極的な姿勢を受け、長期金利上昇に伴いドル売りが後退。日銀の植田総裁が10月利上げの可能性を明確化せず円売りも優勢となった。ユーロ・ドルは1.1728ドルへ下落後、1.1759ドルまで上昇し、1.1743ドルで引けた。ユーロ・円は172円80銭から173円24銭まで上昇した。ポンド・ドルは1.3437ドルから1.3486ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.7967フランから0.7947フランまで下落した。 <MK> 2025/10/04 06:13 注目トピックス 市況・概況 NY株式:NYダウは238ドル高、根強い利下げ期待が支える *05:49JST NY株式:NYダウは238ドル高、根強い利下げ期待が支える 米国株式市場はまちまち。ダウ平均は238.56ドル高の46758.28ドル、ナスダックは63.54ポイント安の22780.51で取引を終了した。政府機関閉鎖問題が短期に決着がつくとの楽観的な見方に寄り付き後、上昇。ダウは引き続き利下げ期待が支え終日堅調に推移し、連日過去最高値を更新した。ナスダックは連邦準備制度理事会(FRB)高官の利下げに慎重な姿勢を受けた金利高を警戒し売りに転じ、まちまちで終了。セクター別ではヘルスケア機器・サービスが上昇した一方、自動車・自動車部品が下落した。携帯端末のアップル(AAPL)は新型アイフォーンの売り上げを巡り「楽観視され過ぎ」と一部アナリストが投資判断を引き下げたが、期待感が根強く買われた。磁石の製造USAレアアース(USAR)はTVインタビューで最高経営責任者(CEO)がトランプ政権との交渉を明らかにしたため政府との契約期待に、上昇。半導体のアプライド・マテリアルズ(AMAT)は新たな中国向け輸出規制強化が第4四半期の収益に影響すると警告し、下落した。カジノ運営のウィン・リゾーツ(WYNN)、MGMリゾーツ・インターナショナル(MGM)、ラスベガス・サンズ(LVS)は中国のゴールデンウィーク中の客足が想定を下回るとのアナリストのリサーチを受け、それぞれ下落。ソフトウエア会社のパランティア(PLTR)はanduril industriesと開発した戦場通信ネットワークにセキュリティの問題があるとの報道が嫌気され、下落。シカゴ連銀のグールズビー総裁は、FRBの2つの責務達成で両方にリスクがあると指摘。データでは「労働市場は依然安定している」との見解を示した。同総裁は本年連邦公開市場委員会(FOMC)の投票権を有する。(Horiko Capital Management LLC) <ST> 2025/10/04 05:49 注目トピックス 市況・概況 10月3日のNY為替概況 *04:00JST 10月3日のNY為替概況 3日のニューヨーク外為市場でドル・円は147円10銭へ下落後、147円54銭へ反発し引けた。米9月ISM非製造業景況指数が予想を下回りドル売りが強まった。ただ、シカゴ連銀のグールズビー総裁など、積極的な利下げに慎重な姿勢を示すなど、FRB高官が利下げに消極な姿勢を受け、長期金利上昇に伴いドル売りが後退。日銀の植田総裁が10月利上げの可能性を明確化せず円売りも優勢となった。ユーロ・ドルは1.1728ドルへ下落後、1.1759ドルまで上昇し、引けた。ユーロ・円は172円80銭から173円24銭まで上昇した。ポンド・ドルは1.3437ドルから1.3485ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.7967フランから0.7947フランまで下落した。[経済指標]・米・9月ISM非製造業景況指数:50.0 (予想:51.7、8月:52.0)・米・9月サービス業PMI改定値:54,2(予想:53.9、速報値:53.9)・米・9月総合PMI改定値:53.9(予想:53.6、速報値:53.6) <KY> 2025/10/04 04:00

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