注目トピックス 市況・概況ニュース一覧

注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は堅調、日銀緩和継続にらみ円売り *17:13JST 東京為替:ドル・円は堅調、日銀緩和継続にらみ円売り 8日の東京市場でドル・円は堅調。米10年債利回りの低下でドル売りが先行し、一時147円93銭まで下落。ただ、日銀副総裁が緩和的な金融環境が続くとの見解を示し、円売り優勢の展開に。ドルは売りに押されながらも、午後に148円80銭まで値を上げた。・ユーロ・円は159円47銭から160円47銭まで上昇。・ユーロ・ドルは1.0771ドルから1.0788ドルまで値を上げた。・日経平均株価:始値36,258.84円、高値36,956.97円、安値36,206.20円、終値36,863.28円(前日比743.36円高)・17時時点:ドル・円148円70-80銭、ユーロ・円160円30-40銭【経済指標】・日・12月経常収支:+7443億円(予想:+1兆1387億円、11月:+1兆9256億円)・中・1月消費者物価指数:前年比-0.8%(予想:-0.5%、12月:-0.3%)・中・1月生産者物価指数:前年比-2.5%(予想:-2.6%、12月:-2.7%)・日・1月景気ウォッチャー調査・現状判断:50.2(予想:50.3、12月:50.7)【要人発言】・内田日銀副総裁「マイナス金利解除後の利上げの道筋、今後の経済・物価の情勢次第」「マイナス金利を解除しても、緩和的な金政策環境を維持していくことになる」「日本の状況を欧米のアナロジーで考えるのは少し無理がある」「予想インフレ率が再低下のリスクも意識しながら緩和的な政策を行う必要」「YCCを見直すなら市場の自由な金利形成より尊重していく」「先行きの不確実性はなお高いが、物価目標実現の確度は少しずつ高まっている」 <TY> 2024/02/08 17:13 注目トピックス 市況・概況 8日の日本国債市場概況:債券先物は146円56銭で終了 *17:09JST 8日の日本国債市場概況:債券先物は146円56銭で終了 <円債市場>長期国債先物2024年3月限寄付146円20銭 高値146円56銭 安値146円13銭 引け146円56銭売買高総計25343枚2年 457回  0.090%5年 164回  0.304%10年 373回  0.697%20年 187回  1.476%債券先物3月限は、146円20銭で取引を開始。内田日銀副総裁の講演への警戒感からか売りが先行し、146円13銭まで下げた。その後、内田副総裁が「マイナス金利解除後どんどん利上げをしていくようなパスは考えにくい」と述べたことを受けて買いが急速に広がり、146円56銭まで上げた。現物債の取引では、全年限が買われた。<米国債概況>2年債は4.42%、10年債は4.11%、30年債は4.32%近辺で推移。債券利回りは横ばい。(気配値)<その他外債市況・10年債>ドイツ国債は2.32%、英国債は3.98%、オーストラリア10年債は4.10%、NZ10年債は4.72%。(気配値)[本日の主要政治・経済イベント]<海外>・18:00 欧州中央銀行(ECB)経済報告・22:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:22.0万件、前回:22.4万件)・22:30 バーキン米リッチモンド連銀総裁TV出演・24:00 米・12月卸売在庫改定値(前月比予想:+0.4%、速報値:+0.4%)・02:05 バーキン米リッチモンド連銀総裁講演(NY経済クラブ)・03:00 米財務省・30年債入札・イエレン米財務長官証言(上院銀行委員会)(海外のスケジュールで表示されている時間は日本時間) <KK> 2024/02/08 17:09 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円はじり高、1月以降の高値を意識 *16:22JST 東京為替:ドル・円はじり高、1月以降の高値を意識 8日午後の東京市場でドル・円はじり高となり、148円70銭台に水準を切り上げた。米10年債利回りの小幅上昇と日銀緩和観測を背景とした日本株高で、ドル高・円安に振れやすい。ただ、1月以降は148円80銭付近で売りが出やすく、失速するケースも。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円93銭から148円76銭、ユーロ・円は159円47銭から160円45銭、ユーロ・ドルは1.0771ドルから1.0787ドル。 <TY> 2024/02/08 16:22 注目トピックス 市況・概況 米株高や日銀の金融緩和姿勢を支援材料に37000円目前に迫る【クロージング】 *16:10JST 米株高や日銀の金融緩和姿勢を支援材料に37000円目前に迫る【クロージング】 8日の日経平均は3日ぶりに大幅反発。743.36円高の36863.28円(出来高概算20億9000万株)と昨年来高値を更新して取引を終えた。前日の米国市場でハイテク株が買われた流れを引き継いだほか、内田真一日銀副総裁のハト派発言を映してリスク選好ムードが強まり、日経平均は後場中盤にかけて上げ幅を広げ、36956.97円まで上げ幅を広げ、一時1990年2月以来約34年ぶりとなる心理的な節目の37000円台目前に迫る場面があった。東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が1000を超え、全体の6割超を占めた。セクター別では、その他金融、その他製品、輸送用機器、電気機器、医薬品など17業種が上昇。一方、繊維製品、電気ガス、建設、ガラス土石など16業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、アドバンテス<6857>、東エレク<8035>が堅調だった半面、KDDI<9433>、スズキ<7269>、HOYA<7741>、花王<4452>が軟調だった。前日の米国市場で、ハイテク株に買いが入り、主要株価指数は上昇。なかでもSOX指数が1.6%超上伸したため、半導体関連株など値がさハイテク株中心に値を上げる銘柄が増えた。また、内田日銀副総裁が本日の講演で、「マイナス金利解除も、その後にどんどん利上げをしていくようなパスは考えにくく、緩和的な金融環境を維持」などと述べ、これがハト派的と受け取られ、短期筋による先物への買いが断続的に入ったことも日経平均の上昇に寄与し、上げ幅は一時800円を超えた。また、傘下の英半導体大手アームHDの好業績見通しを背景にソフトバンクGが急伸し、日経平均を1社で146円ほど押し上げた。内田日銀副総裁の発言をきっかけに相場が戻りを強めた。また、ピークを迎えている企業決算も足元業績は良好で、円安傾向の継続もあり、先高期待が高まりやすく、相場は再び上昇基調を強めるとの強気な見方が増え始めている。一方、2月限オプションの特別清算指数(SQ)算出日に絡んだ動きで「SQを通過すれば再び日柄整理局面になる」との見方もあるなど、見方が分かれている。 <CS> 2024/02/08 16:10 注目トピックス 市況・概況 日経VI:上昇、株価大幅高で高値警戒感強まる *16:05JST 日経VI:上昇、株価大幅高で高値警戒感強まる 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は8日、前日比+0.41(上昇率2.11%)の19.80と上昇した。なお、高値は20.20、安値は18.95。昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを受け、今日の東京株式市場は買いが先行した。日経225先物は3日ぶりに反発して始まったことから市場では安心感が先行し、日経VIは低下して始まった。ただ、日経225先物が午前の中頃から上げ幅を広げると、市場では高値警戒感が強まり、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がり、日経VIは上昇に転じ、午後は上昇幅を広げた。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。 <SK> 2024/02/08 16:05 注目トピックス 市況・概況 「株の買い時」さんに聞いたヒストリカルPERを用いた銘柄選別法 *15:39JST 「株の買い時」さんに聞いたヒストリカルPERを用いた銘柄選別法 YouTubeにて登録者38.9万人を誇り株式投資の情報を発信されている「株の買い時を考えるチャンネル」を運営する株の買い時さんに、ヒストリカルPERを用いた投資手法を教えていただきました。大型株の業績にはサイクルが存在する可能性があり、PERも歴史的な高安が意識されることが散見されます。そのため、PERが過去平均を下回り下限に達した銘柄を買い、PERが高くなったところで売却することができれば良いトレードができる可能性があることを株の買い時さんは指摘しています。実際に株の買い時さんがこの手法を用いて良いトレードができた例としてベイカレント・コンサルティング<6532>があげられます。同社はデジタル技術を活用した経営戦略の立案と実行支援に強みを有す日系最大級の総合コンサル会社です。2018年以降19年末まで株価はおおよそPER10~26倍、平均18倍の水準で推移していました。業績が好調に推移していたため2020年2月には高値848円をつけましたが、その後3月には新型コロナウイルス感染拡大の影響で株価は400円を下回る水準まで下落し、予想PERは13倍程度まで低下し、PERは過去平均を下回り下限に達したと思われる水準になりました。その後4月以降は全体相場が回復に転じ、この間に同社株価は怒涛の上昇を示しました。株価は21年9月には6,340円の高値をつけ、20年3月からわずか1年半でテンバーガーを達成しました。フィスコWEBではスクリーニング機能を提供しており、間もなくヒストリカルPERを用いたスクリーニング機能も装備の予定です。このスクリーニングを用いることで、例えば、買い候補の銘柄を探すときには、直近PERが過去5年のヒストリカルPERの下限よりも低くなっている銘柄といった条件設定が可能で、ヒストリカルPERに照らし合わせ割安感のある銘柄のスクリーニングが可能です。また売却のタイミングを探る方法として、直近PERが過去5年のヒストリカルPERを上回っている銘柄といった条件設定も可能です。このヒストリカルPERを用いたスクリーニングは、いずれの証券会社および投資情報サイトも提供しておらず、フィスコ独自のスクリーニングツールです。ヒストリカルPERを用いた他銘柄の分析に興味のある方は「FSCC投資ツール開発プロジェクト」で検索して、「FSCC投資ツール開発プロジェクト」のサイトに進み、プロジェクト一覧から「株の買い時氏:PER過去平均・高安スクリーニング」の「詳細を見る」にてご覧ください。 <FA> 2024/02/08 15:39 注目トピックス 市況・概況 東証業種別ランキング:繊維業が下落率トップ *15:37JST 東証業種別ランキング:繊維業が下落率トップ 繊維業が下落率トップ。そのほか電力・ガス業、建設業、ガラス・土石製品、銀行業なども下落。一方、その他 金融業が上昇率トップ。そのほかその他製品、輸送用機器、電気機器、医薬品なども上昇。業種名/現在値/前日比(%)1. その他金融業 / 984.64 / 2.592. その他製品 / 4,998.77 / 1.993. 輸送用機器 / 5,063.17 / 1.844. 電気機器 / 4,515.76 / 1.655. 医薬品 / 3,557.36 / 1.636. 保険業 / 1,840.16 / 0.987. 機械 / 2,914.85 / 0.828. 精密機器 / 11,513.12 / 0.829. 空運業 / 247.99 / 0.7610. 情報・通信業 / 5,630.99 / 0.6811. 証券業 / 557.1 / 0.6212. 金属製品 / 1,407.24 / 0.3713. パルプ・紙 / 542.5 / 0.3314. ゴム製品 / 4,636.48 / 0.2315. 不動産業 / 1,853.57 / 0.1516. サービス業 / 2,807.77 / 0.0417. 小売業 / 1,728.92 / 0.0318. 鉄鋼 / 815.61 / -0.0919. 倉庫・運輸関連業 / 2,659.98 / -0.1320. 化学工業 / 2,503.33 / -0.1721. 水産・農林業 / 576.96 / -0.1722. 食料品 / 2,234.56 / -0.1823. 卸売業 / 3,537.1 / -0.2824. 石油・石炭製品 / 1,461.98 / -0.3825. 鉱業 / 594.22 / -0.6326. 非鉄金属 / 1,196.65 / -0.6827. 陸運業 / 2,167.4 / -0.7528. 海運業 / 1,829.44 / -1.2429. 銀行業 / 275.38 / -1.3430. ガラス・土石製品 / 1,350.87 / -1.4731. 建設業 / 1,619.28 / -1.8532. 電力・ガス業 / 488.53 / -2.1233. 繊維業 / 636.46 / -3.10 <CS> 2024/02/08 15:37 注目トピックス 市況・概況 ドル・円はじり高、底堅い米金利で *15:18JST ドル・円はじり高、底堅い米金利で 8日午後の東京市場でドル・円はじり高となり、148円60銭台に浮上している。米10年債利回りは底堅く推移し、ドル買いに振れやすい。また、日銀の緩和政策継続をにらみ、円売りも継続。ただ、148円後半ばは売りが出やすく、過度な上昇は抑えられる。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円93銭から148円66銭、ユーロ・円は159円47銭から160円28銭、ユーロ・ドルは1.0771ドルから1.0787ドル。 <TY> 2024/02/08 15:18 注目トピックス 市況・概況 日経平均大引け:前日比743.36円高の36863.28円 *15:01JST 日経平均大引け:前日比743.36円高の36863.28円 日経平均は前日比743.36円高の36863.28円(同+2.06%)で大引けを迎えた。なお、TOPIXは前日比12.68pt高の2562.63pt(同+0.50%)。 <CS> 2024/02/08 15:01 注目トピックス 市況・概況 日経平均は739円高、引き続き企業決算に関心 *14:43JST 日経平均は739円高、引き続き企業決算に関心 日経平均は739円高(14時40分現在)。日経平均寄与度では、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、アドバンテスト<6857>などがプラス寄与上位となっており、一方、スズキ<7269>、KDDI<9433>、HOYA<7741>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、その他金融業、その他製品、輸送用機器、医薬品、電気機器が値上がり率上位、繊維製品、電気・ガス業、建設業、海運業、銀行業が値下がり率上位となっている。日経平均は高値圏で推移している。今日はこの後、住友鉱<5713>、ホンダ<7267>、ソフトバンクG<9984>、ニトリHD<9843>、富士フイルム<4901>、芝浦<6590>、セコム<9735>、ネクソン<3659>などが決算発表を予定している。米国では今晩、週間の米新規失業保険申請件数、12月の米卸売在庫・売上高が発表される。 <SK> 2024/02/08 14:43 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は上昇一服、上値での売りを意識 *14:31JST 東京為替:ドル・円は上昇一服、上値での売りを意識 8日午後の東京市場でドル・円は上昇一服で、148円50銭台でのもみ合い。米10年債利回りは底堅く推移し、ドルは売りづらい。日銀の緩和政策維持を見込んだ円売りもドルを押し上げている、ただ、148円後半の売りが意識され、上値は抑えられた。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円93銭から148円59銭、ユーロ・円は159円47銭から160円20銭、ユーロ・ドルは1.0771ドルから1.0787ドル。 <TY> 2024/02/08 14:31 注目トピックス 市況・概況 日経平均VIは上昇、株価大幅高で高値警戒感強まる *14:14JST 日経平均VIは上昇、株価大幅高で高値警戒感強まる 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時10分現在、前日比+0.69(上昇率3.56%)の20.08と上昇している。なお、今日ここまでの高値は20.20、安値は18.95。昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを受け、今日の東京株式市場は買いが先行した。日経225先物は3日ぶりに反発して始まったことから市場では安心感が先行し、日経VIは低下して始まった。ただ、日経225先物が午前の中頃から上げ幅を広げると、市場では高値警戒感が強まり、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がり、日経VIは上昇に転じ、上昇幅を広げている。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。 <SK> 2024/02/08 14:14 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は堅調、円売り継続で *14:12JST 東京為替:ドル・円は堅調、円売り継続で 8日午後の東京市場でドル・円は堅調地合いを強めており、一時148円54銭まで値を切り上げた。日銀当局者はマイナス金利を解除しても緩和的な環境が続くと指摘し、円売り優勢の展開に。主要通貨は対ドルで失速したが、対円でも底堅く推移している。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円93銭から148円54銭、ユーロ・円は159円47銭から160円11銭、ユーロ・ドルは1.0771ドルから1.0787ドル。 <TY> 2024/02/08 14:12 注目トピックス 市況・概況 米国株見通し:底堅い値動きか、減速懸念は弱まり好決算に期待 *14:08JST 米国株見通し:底堅い値動きか、減速懸念は弱まり好決算に期待 (13時40分現在)S&P500先物      5,014.00(-1.25)ナスダック100先物  17,850.50(+8.75)米株式先物市場でS&P500先物は小幅安、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は5ドル高。長期金利は戻りが鈍く、本日の米株式市場はやや買い先行となりそうだ7日の主要3指数は続伸。序盤から堅調地合いとなって上げ幅を拡大し、ダウは156ドル高の38677ドルと最高値を更新した。連邦準備制度理事会(FRB)当局者による政策金利引き下げの方向は一致しているものの、実施時期については濃淡分かれる。前日は前倒しの観測から金利高は抑制され、比較的買いが入りやすい地合いとなった。特に好業績のハイテク関連が選好され、相場をけん引。指数への寄与度の高い銘柄も買われた。本日は底堅い値動きか。本日発表された中国の物価関連統計からデフレ懸念は否めず、不透明感を警戒した売りが先行しそうだ。ただ、来週発表の国内消費者物価指数(CPI)は2021年4月以来、初めて3%を割り込む可能性があり、インフレ抑止の思惑から買いも見込まれる。引き続き長期金利の上昇が抑えられれば、ハイテクを中心に買戻しが入りやすい。景気減速懸念が弱まるなか、好決算のペイパルは消費の観点からも注目される。 <TY> 2024/02/08 14:08 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は一段高、日本株の大幅高で *13:53JST 東京為替:ドル・円は一段高、日本株の大幅高で 8日午後の東京市場でドル・円は一段高となり、148円40銭台に浮上している。日銀副総裁が緩和的な金融環境が続くとの見解を示し、日経平均株価は前日比700円超高と強含んだ。上海総合指数も堅調地合いとなり、円売りが主要通貨を押し上げた。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円93銭から148円46銭、ユーロ・円は159円47銭から160円11銭、ユーロ・ドルは1.0771ドルから1.0787ドル。 <TY> 2024/02/08 13:53 注目トピックス 市況・概況 日経平均は788円高、日銀の緩和姿勢の維持観測が株価の支えに *13:52JST 日経平均は788円高、日銀の緩和姿勢の維持観測が株価の支えに 日経平均は788円高(13時50分現在)。日経平均寄与度では、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、アドバンテスト<6857>などがプラス寄与上位となっており、一方、スズキ<7269>、KDDI<9433>、花王<4452>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、その他金融業、その他製品、輸送用機器、医薬品、電気機器が値上がり率上位、繊維製品、電気・ガス業、海運業、建設業、銀行業が値下がり率上位となっている。日経平均はさらに上げ幅を広げている。日銀の内田副総裁の発言を受け、日銀が緩和的な姿勢を維持するとの観測が、引き続き株価の支えとなっているようだ。 <SK> 2024/02/08 13:52 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は上昇一服、香港株は軟調 *13:18JST 東京為替:ドル・円は上昇一服、香港株は軟調 8日午後の東京市場でドル・円は上昇が一服し、148円30銭台と高値圏でのもみ合い。日銀の緩和政策継続の思惑から日経平均株価は強含み、円安基調に振れやすい。一方、上海総合指数の大幅高も、香港ハンセン指数は軟調地合いとなり円売りを抑制。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円93銭から148円39銭、ユーロ・円は159円47銭から160円01銭、ユーロ・ドルは1.0771ドルから1.0783ドル。 <TY> 2024/02/08 13:18 注目トピックス 市況・概況 後場に注目すべき3つのポイント~日銀副総裁発言を受けて先物主導で上げ幅拡大 *12:23JST 後場に注目すべき3つのポイント~日銀副総裁発言を受けて先物主導で上げ幅拡大 8日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は大幅反発、日銀副総裁発言を受けて先物主導で上げ幅拡大・ドル・円はしっかり、日銀緩和継続の思惑で・値上り寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はアドバンテスト<6857>■日経平均は大幅反発、日銀副総裁発言を受けて先物主導で上げ幅拡大日経平均は大幅反発。前日比618.50円高(+1.71%)の36738.42円(出来高概算9億7000万株)で前場の取引を終えている。7日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は156.00ドル高(+0.40%)の38677.36ドル、ナスダックは147.65ポイント高(+0.95%)の15756.64、S&P500は40.83ポイント高(+0.82%)の4995.06で取引を終了した。米連邦準備制度理事会(FRB)高官が年内の利下げの可能性に言及し、期待感を受けた買いに寄り付き後は上昇。最近の強いデータを受け、堅調な経済を期待した買いや、企業決算を好感した買いに相場は終日堅調に推移した。商業用不動産懸念にジャンク級に格下げされた地銀のニューヨーク・コミュニティ・バンコープの回復に連れ投資家心理も改善し、終盤にかけて上げ幅を拡大しダウは過去最高値を更新し終了。米国株式市場の上昇を受けて、東京市場は買い優勢で取引を開始した。英アームの好決算が影響してソフトバンクG<9984>が大幅高となり、日経平均を押し上げる格好に。11時過ぎには、日本銀行の内田副総裁が「マイナス金利解除でも緩和維持」と発言したことから225先物にまとまった買いが入り、日経平均は上げ幅を拡大。日経平均寄与度の大きい銘柄に買いが集中し、プライム市場の7割近くの銘柄が下落する一方、日経平均は36700円台まで上昇する歪な地合いとなった。日経平均採用銘柄では、決算が材料視されて協和キリン<4151>が大幅高となっているほか、アドバンテスト<6857>、スクリーンHD<7735>、東エレク<8035>の半導体関連も上昇。また、9時ちょうどに決算を発表したルネサスエレクトロニクス<6723>も買われた。このほか、NTTデータ<9613>、テルモ<4543>、太陽誘電<6976>、トヨタ自<7203>が上昇。一方、ディー・エヌ・エー<2432>、三井金<5706>、スズキ<7269>、カシオ<6952>、花王<4452>、AGC<5201>は決算発表を受けて売り優勢となったほか、日銀副総裁の発言がネガティブ材料となり、みずほ<8411>、三井住友<8316>など銀行株がさえない。セクターでは、輸送用機器、その他金融業、その他製品、電気機器、精密機器などが上昇した一方、電気・ガス業、繊維製品、陸運業、銀行業、海運業などが下落した。ランチタイムのアジア株式市場では、上海総合指数が上昇する一方、香港ハンセン指数は下落とまちまち。後場は中国株と為替をにらみつつ、日経平均が終値ベースの直近高値(1月22日の36546.95円)をクリアできるかが注目だ。一方、決算発表はピークを迎えており、後場も決算発表銘柄を中心に活発な売買が入る公算は大きい。後場動きそうな決算銘柄として、12時台の東レ<3402>、13時台の清水建設<1803>、高砂熱<1969>、東洋紡<3101>、クラボウ<3106>、新日電工<5563>、SUBARU<7270>、高島<8007>、阪和興<8078>、小田急<9007>、14時台の安藤ハザマ<1719>、大成建設<1801>、イチケン<1847>、明治HD<2269>、藤倉化<4620>、日農薬<4997>、メタルアート<5644>、NTT<9432>あたりを注目したい。■ドル・円はしっかり、日銀緩和継続の思惑で8日午前の東京市場でドル・円はしっかりの値動きとなり、147円93銭から148円39銭まで値を切り上げた。内田日銀副総裁は、マイナス金利を解除後も緩和的な政策環境が続くとの考えを述べ、大規模緩和修正への期待後退で円売り優勢の展開となった。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円93銭から148円39銭、ユーロ・円は159円47銭から160円01銭、ユーロ・ドルは1.0771ドルから1.0783ドル。■後場のチェック銘柄・伊勢化学工業<4107>、ELEMENTS<5246>など、6銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値上り寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はアドバンテスト<6857>■経済指標・要人発言【経済指標】・日・12月経常収支:+7443億円(予想:+1兆1387億円、11月:+1兆9256億円)・中・1月消費者物価指数:前年比-0.8%(予想:-0.5%、12月:-0.3%)・中・1月生産者物価指数:前年比-2.5%(予想:-2.6%、12月:-2.7%)【要人発言】・内田日銀副総裁「マイナス金利を解除しても、緩和的な金政策環境を維持していくことになる」「日本の状況を欧米のアナロジーで考えるのは少し無理がある」「予想インフレ率が再低下のリスクも意識しながら緩和的な政策を行う必要」「YCCを見直すなら市場の自由な金利形成より尊重していく」「先行きの不確実性はなお高いが、物価目標実現の確度は少しずつ高まっている」<国内>・14:00 1月景気ウォッチャー調査・現状判断(予想:50.3、12月:50.7)<海外>・イエレン米財務長官証言(上院銀行委員会) <CS> 2024/02/08 12:23 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円はしっかり、日銀緩和継続の思惑で *12:20JST 東京為替:ドル・円はしっかり、日銀緩和継続の思惑で 8日午前の東京市場でドル・円はしっかりの値動きとなり、147円93銭から148円39銭まで値を切り上げた。内田日銀副総裁は、マイナス金利を解除後も緩和的な政策環境が続くとの考えを述べ、大規模緩和修正への期待後退で円売り優勢の展開となった。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円93銭から148円39銭、ユーロ・円は159円47銭から160円01銭、ユーロ・ドルは1.0771ドルから1.0783ドル。【経済指標】・日・12月経常収支:+7443億円(予想:+1兆1387億円、11月:+1兆9256億円)・中・1月消費者物価指数:前年比-0.8%(予想:-0.5%、12月:-0.3%)・中・1月生産者物価指数:前年比-2.5%(予想:-2.6%、12月:-2.7%)【要人発言】・内田日銀副総裁「マイナス金利を解除しても、緩和的な金政策環境を維持していくことになる」「日本の状況を欧米のアナロジーで考えるのは少し無理がある」「予想インフレ率が再低下のリスクも意識しながら緩和的な政策を行う必要」「YCCを見直すなら市場の自由な金利形成より尊重していく」「先行きの不確実性はなお高いが、物価目標実現の確度は少しずつ高まっている」 <TY> 2024/02/08 12:20 注目トピックス 市況・概況 注目銘柄ダイジェスト(前場):ソフトバンクG、スズキ、アルーなど *11:53JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ソフトバンクG、スズキ、アルーなど 日本製鉄<5401>:3640円(+75円)大幅続伸。前日に第3四半期決算を発表、累計事業利益は6924億円で前年同期比9.1%減となり、通期予想は従来の7400億円から8000億円、前期比12.7%減に上方修正している。原料炭価格の下振れなどでスプレッドが想定以上に拡大のもよう。業界環境が厳しい中での上方修正をポジティブに捉える動きが先行。また、高配当利回り銘柄と位置付けられる中、年間配当金も150円から160円に引き上げられている。テルモ<4543>:5410円(+337円)大幅続伸。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は390億円で前年同期比4.0%増となり、市場予想を若干上回る着地に。通期予想は従来の1325億円から1400億円、前期比19.3%増に上方修正している。心臓血管やメディカルケアソリューションズが好調、価格政策見直しなども奏効した。市場予想並み水準への上方修正を受けて、買い安心感が優勢となる展開に。TOWA<6315>:7360円(-370円)大幅続落。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は16.9億円で前年同期比2.2%増となり、市場予想の25億円を下振れている。スマホ、PC、民生向けなどで顧客投資の後ろ倒しがみられたもよう。一方、受注はガイダンス通りで、足元では出荷も順調に推移し、業績計画は達成可能としているようだ。ただ、株価が高値圏にある中、決算発表を契機とした利食い売りが進む展開になっているもよう。ソフトバンクG<9984>:7259円(+641円)大幅反発。傘下企業である英半導体設計大手アームが前日に10-12月期決算を発表、売上高は8億2400万ドルで前年同期比14%増となり、コンセンサスの7億6200万ドルを上振れ。1-3月期の売上見通しも市場予想を上回っている。スマホ市場の回復を受けて半導体開発に必要な回路設計図の収入が増加のもよう。アームは時間外取引で一時30%超の急騰となっており、含み益拡大に伴う同社の企業価値向上が意識される展開になっている。スズキ<7269>:6704円(-531円)大幅反落。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は1172億円で前年同期比14.2%増となり、コンセンサス水準での着地となる。為替や売上構成変化などが増益要因となる。通期計画は4300億円で前期比22.7%増を据え置き、為替前提は円安方向に修正も、四輪販売台数計画などはやや引き下げられている。来期前半にかけてはインドの需要鈍化が想定される中、サプライズの少ない決算を受けて、目先の出尽くし感が優勢となる形に。データHR<3628>:898円(+10円)大幅に反発。従来未定としていた24年6月期の営業損益予想を損益トントンの0.00億円(前期実績4.98億円の赤字)と発表している。純損益予想は0.20億円の黒字(同6.64億円の赤字)とした。データヘルス計画作成支援業務の受注増に加え、新規事業のデータ利活用サービスの立ち上がりで損益が改善する見通し。第2四半期累計(23年7-12月)の営業損益は4.45億円の赤字(前年同期実績4.61億円の赤字)で着地した。メンタルヘルスT<9218>:886円(+25円)大幅に3日ぶり反発。23年12月期の経常利益予想(単体ベース)を従来の0.40億円から1.66億円(前期実績0.42億円)に上方修正している。子会社へのマーケティング支援に係る親子間取引でデジタルマーケティング事業の売上高が増加したことに加え、マーケティング業務の内製化で外部委託費を削減したことが寄与する見通し。連結ベースの業績予想(営業利益5.00億円、経常利益4.72億円)は据え置いた。アルー<7043>:970円(+63円)大幅に3日ぶり反発。23年12月期の営業利益予想を従来の0.63億円から0.85億円(前期実績2.30億円)に上方修正している。人員採用計画の一部未実行が発生したほか、業務委託費などの削減に努めた結果、販管費や一般管理費が想定よりも減少したため。アルー株は1月30日に直近高値(1140円)を付けてからは利益確定売りに押される展開が続いており、業績修正を機に押し目買いも入っているようだ。 <ST> 2024/02/08 11:53 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は148円36銭まで買われる *11:24JST 東京為替:ドル・円は148円36銭まで買われる 8日午前の東京市場でドル・円は148円30銭台で推移。148円18銭まで買われた後、イ一時147円93銭まで下落したが、147円台後半には顧客筋などのドル買い注文が入っており、148円36銭まで買われている。ここまでの取引レンジは147円93銭-148円36銭、ユーロ・ドルは下げ渋り。1.0769ドル-1.0783ドル、ユーロ・円は強含み。159円47銭から159円94銭まで戻している。 <MK> 2024/02/08 11:24 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は一時148円を下回る *09:52JST 東京為替:ドル・円は一時148円を下回る 8日午前の東京市場でドル・円は148円近辺で推移。148円18銭まで買われた後、147円95銭まで下落。ただ、147円台後半には顧客筋などのドル買い注文が入っており、アジア市場でドルは147円台後半で下げ渋る状態が続く可能性がある。ここまでの取引レンジは147円95銭-148円18銭、ユーロ・ドルは下げ渋り。1.0769ドル-1.0778ドル、ユーロ・円は伸び悩み。159円48銭から159円63銭の範囲内で推移。 <MK> 2024/02/08 09:52 注目トピックス 市況・概況 日経平均は212円高、寄り後は上げ幅拡大 *09:11JST 日経平均は212円高、寄り後は上げ幅拡大 日経平均は212円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを引き継いだ。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が0.95%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1.62%上昇と、ダウ平均(0.40%上昇)と比べ上昇率が大きく、東京市場でハイテク比率や半導体関連株の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=148円00銭台と、円安・ドル高水準が継続していることが東京市場で輸出株などの追い風となった。一方、日経平均は昨日まで続落となったが、依然、高値警戒感は意識されており、利益確定売りが出やすかったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均は上げ幅を拡大している。 <SK> 2024/02/08 09:11 注目トピックス 市況・概況 個別銘柄戦略:シュッピンやスカパーJなどに注目 *09:05JST 個別銘柄戦略:シュッピンやスカパーJなどに注目 昨日7日の米株式市場でNYダウは156.00ドル高の38677.36、ナスダック総合指数は147.65pt高の15756.64、シカゴ日経225先物は大阪日中比150円高の36280円。為替は1ドル=148.00-10円。今日の東京市場では、第3四半期累計の営業利益が15.0%増と上期の0.1%減から増益に転じたシュッピン<3179>、24年3月期業績予想を上方修正したスカパーJ<9412>、洋缶HD<5901>、24年3月期利益予想を上方修正したOKI<6703>、24年3月期の業績・配当予想の上方修正と株式分割・自社株消却を発表したSANKYO<6417>、発行済株式数の3.2%上限の自社株買い・消却を発表した協和キリン<4151>、中期経営計画を発表し25年3月期営業利益26億円目標(23年3月期18.87億円)とした大末建<1814>、同じく26年12月期営業利益135億円目標(23年12月期85.64億円)としたスミダ<6817>、東証スタンダードでは、営業利益が前期41.0%増・今期28.4%増予想と発表した伊勢化<4107>、24年3月期の業績・配当予想を上方修正したジャパンエン<6016>などが物色されそうだ。一方、第3四半期累計の営業損益が276億円の赤字となったDeNA<2432>、第3四半期累計の営業利益が45.8%減となったTOWA<6315>、第3四半期累計の営業利益が20.0%減と上期の5.6%増から減益に転じた日ケミコン<6997>、東証スタンダードでは、第3四半期累計の営業利益が25.0%減と上期の33.1%増から減益に転じたアテクト<4241>などは軟調な展開が想定される。 <CS> 2024/02/08 09:05 注目トピックス 市況・概況 前場に注目すべき3つのポイント~値がさハイテク株の動向を睨みながらの相場展開に~ *08:34JST 前場に注目すべき3つのポイント~値がさハイテク株の動向を睨みながらの相場展開に~ 8日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■値がさハイテク株の動向を睨みながらの相場展開に■日本製鉄、24/3上方修正 純利益4700億円←4200億円■前場の注目材料:富士フイルム、グループのBI、深セン工場に新棟、複合機など組み立て■値がさハイテク株の動向を睨みながらの相場展開に8日の日本株市場は、米ハイテクが買われた流れから、やや買い優勢の相場展開になりそうだ。7日の米国市場は、NYダウが156ドル高、ナスダックは147ポイント高だった。最近の強いデータを受け、堅調な経済を期待した買いや、企業決算を好感した買いに相場は終日堅調に推移した。商業用不動産懸念にジャンク級に格下げされた地銀のニューヨーク・コミュニティ・バンコープの回復に連れて、投資家心理も改善する格好となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比150円高の36280円、円相場は1ドル148円00銭台で推移している。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まることになりそうだ。米国市場は前日に利食いに押されていたエヌビディアが再び最高値を更新しており、半導体株の一角が買い戻されていた。また、英半導体設計のアーム・ホールディングスは、10-12月期決算が予想を上回ったほか、通期業績見通しの上方修正を発表したことが好感され、時間外取引で30%近く上昇しており、この流れから東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株が買われる可能性がある。また、日経225先物はナイトセッションで下落して始まったが、その後は米国市場の流れを受けてリバウンド基調が強まり、一時36320円まで買われる場面が見られた。36000円処での底堅さが見られるなかでリバウンドを見せており、朝方はインデックスに絡んだ買いが入りやすいだろう。決算発表がピークを迎えるなかで積極的な上値追いの動きは限られるだろうが、押し目買い意欲の強さが意識されるなか、断続的なインデックス買いが指数を押し上げる展開が意識されよう。そのため、日中は値がさハイテク株の動向を睨みながらの相場展開になりそうだ。短期的な売り仕掛けに対しては、その後のショートカバー狙いのスタンスに向かわせそうである。本日はソフトバンクG<9984>の決算を控えているが、アームの好業績を受けて、先回り的な動きをみせてくるようだと、相場全体のセンチメントを明るくさせそうだ。なお、決算では7日の取引終了後に発表した洋缶HD<5901>、Gダイニング<7625>、スミダ<6817>、AndDo<3457>、山田債権<4351>、伊勢化<4107>、カーバイド<4064>、富士急<9010>、TDCソフト<4687>、アドソル<3837>、サンテック<1960>、ジャパンエン<6016>、FUJI<6134>、東武<9001>、アルー<7043>、三住建設<1821>、エバラ食品工業<2819>、PSOL<4450>、エムティーアイ<9438>、OKI<6703>、セレス<3696>、ソフトバンク<9434>、スカパーJ<9412>、SANKYO<6417>などが注目される。■日本製鉄、24/3上方修正 純利益4700億円←4200億円日本製鉄<5401>は2024年3月期業績予想の修正を発表。純利益を4200億円から4700億円に上方修正した。鋼材市況は低迷しているが、主力の製鉄事業は適正価格の追及で想定以上の利ザヤを確保した。米USスチールの買収に関し、米国での反発の動きは、想定内としている。■前場の注目材料・NYダウは上昇(38677.36、+156.00)・ナスダック総合指数は上昇(15756.64、+147.65)・1ドル=148.10-20円・シカゴ日経先物は上昇(36280、大阪比+150)・SOX指数は上昇(4408.73、+70.46)・VIX指数は低下(12.83、-0.23)・米原油先物は上昇(73.86、+0.55)・米国のインフレ沈静化観測・富士フイルム<4901>グループのBI、深セン工場に新棟、複合機など組み立て・トヨタ自<7203>2%出資、TSMC、熊本に第2工場・旭化成<3407>湿式セパレーター事業を子会社に移管・トヨタ自<7203>ケンタッキー州工場に1900億円投資、北米初EV生産・パナHD<6752>グループ会社のインダストリー、車関連の認証一時停止・豊田通商<8015>ケニアと覚書、再生エネ・車産業発展・トヨタ自<7203>ウーブン・キャピタル、ノルウェー社に出資、船舶向け電池・FC開発加速・いすゞ自<7202>合成メタン、天然ガス燃料の代替に、日立造船と利用確認・堀場製作所<6856>年内に水素関連評価装置を米で生産・ダイキアクシス<4245>大亀裕貴氏、インド売上高20億円へ・TOPPAN<7911>グループ会社のトッパンフォト、米IBMと2ナノEUVマスク開発で契約・Ubicom<3937>オージス総研と資本提携、フィリピンで開発強化・大日本印刷<7912>メタバース役所、電子申請など三重・桑名と協定・IIJ<3774>村田製作所、インドネシアと提携、交通輸送にIoT・サンケン電気<6707>電源製品から撤退・東京電力HD<9501>東電EP、電力需給調整システムの導入支援、蓄熱設備・エアコン制御・出光興産<5019>JNCエンジと協業、油化装置建設時の廃プラ再生・レゾナック<4004>液状肥料を本格販売、植物ストレス緩和、成長促進☆前場のイベントスケジュール<国内>・08:50 12月経常収支(予想:+1兆1387億円、11月:+1兆9256億円)・10:30 内田日銀副総裁あいさつ(奈良市、午後会見予定)<海外>・10:30 中・1月消費者物価指数(前年比予想:-0.5%、12月:-0.3%)・10:30 中・1月生産者物価指数(前年比予想:-2.6%、12月:-2.7%) <ST> 2024/02/08 08:34 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆ユーロ・円は160円台で上げ渋る状態が続く見通し *08:20JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆ユーロ・円は160円台で上げ渋る状態が続く見通し ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/02/18)まで上昇。その後、0.9536(2022/09/28)まで反落したが、2024年にかけて1.1ドル台まで戻している。ユーロ・円は英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長期間伸び悩んだが、欧州銀行(ECB)による複数回の利上げ後に164円30銭(2023/11/16)まで上昇。欧州中央銀行(ECB)は今年前半に利下げを開始するとの見方は変わっていないこと、日本銀行は3月にマイナス金利政策を解除する可能性があることから、新たなユーロ買い・円売り材料が提供されない場合、ユーロ・円は160円台で上げ渋る状態が続くとみられる。【ユーロ売り要因】・ECBの主要政策金利による早期利下げ観測・中東情勢の悪化、ユーロ圏経済の減速懸念・日欧金利差の縮小観測【ユーロ買い要因】・2024年に複数回の米利下げ予想・ドイツなどユーロ圏諸国のインフレ率は高止まりの可能性・米欧金利差縮小の可能性 <CS> 2024/02/08 08:20 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:米国株高を意識してドルは下げ渋る可能性 *08:16JST 今日の為替市場ポイント:米国株高を意識してドルは下げ渋る可能性 7日のドル・円は、東京市場では147円71銭から148円06銭まで反発。欧米市場では148円26銭まで買われた後、一時147円63銭まで反落したが、148円16銭で取引終了。本日8日のドル・円は主に148円台で推移か。米国株高を意識してドルは下げ渋る可能性がある。報道によると、米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は7日、「年内に数回の利下げを実施する公算が大きい」との見方を示した。一方、米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は、「インフレ率が米連邦準備制度理事会(FRB)の目標水準である2%に向けてどの程度持続的に低下しているのか疑問が残る」と述べている。市場参加者の間からは「米金融当局は利下げを早急に進めることは妥当ではないとの判断に傾いている」との声が聞かれている。今後発表される経済指標で雇用拡大やインフレ高止まりを示唆するデータが提供された場合、5月利下げの可能性は低下し、米国株式は伸び悩むものの、ドルは主要通貨に対して強い動きを見せることが予想される。 <CS> 2024/02/08 08:16 注目トピックス 市況・概況 7日の米国市場ダイジェスト:NYダウは156ドル高、堅調な経済や企業決算を好感 *07:56JST 7日の米国市場ダイジェスト:NYダウは156ドル高、堅調な経済や企業決算を好感 ■NY株式:NYダウは156ドル高、堅調な経済や企業決算を好感米国株式市場は続伸。ダウ平均は156.00ドル高の38,677.36ドル、ナスダックは147.65ポイント高の15,756.64で取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)高官が年内の利下げの可能性に言及し、期待感を受けた買いに寄り付き後、上昇。最近の強いデータを受け、堅調な経済を期待した買いや、企業決算を好感した買いに相場は終日堅調に推移した。商業用不動産懸念にジャンク級に格下げされた地銀のニューヨーク・コミュニティー・バンコープ(NYCB)の回復に連れ投資家心理も改善し、終盤にかけて上げ幅を拡大しダウは過去最高値を更新し、終了。セクタ―別では、半導体・同製造装置が上昇した一方、電気通信サービスが下落した。自動車メーカーのフォード(F)は昨日引け後に発表した四半期決算で内容や24年度の見通しが予想を上回り、買われた。半導体メーカーのエヌビディア(NVDA)はアナリストが人工知能(AI)関連の強い需要が継続するとの見方に、同社の目標株価を引き上げ、上昇。オンラインゲーム設計・開発のロブロックス(RBLX)は四半期決算で1日平均ユーザー数が増加するなど内容や見通しが予想を上回り、上昇。太陽エネルギー機器メーカーのエンファーズ・エナジー(ENPH)は四半期決算で内容が予想を下回ったが、今四半期で底入れするとの楽観的な見通しが好感され、上昇した。地銀のニューヨーク・コミュニティー・バンコープ(NYCB)は格付け会社ム―ディーズが同社をジャンク級(投機的格付け)に引き下げたため一時売りが加速したが、新しく執行会長に指名されたディネロ氏が小売店における預金流出が事実上ゼロで、住宅ローン債権ポートフォリオ流動性を注入する計画などを明らかにしたため、買い戻された。同業のバレー・ナショナル・バンコープ(VLY)は根強い警戒感に、下落。写真・動画共有アプリのスナップ(SNAP)は第4四半期決算でデジタル広告市場の落ち込みが影響し、売上高が予想に達しなかったほか、見通しも冴えず、売られた。エンターテインメントのディズニー(DIS)は取引終了後に四半期決算を発表。通期見通しが予想を上回ったほか、増配や自社株買い目標引き上げが好感され、さらに、アイガー最高経営責任者(CEO)がエピックゲームズに15億ドル投資することを発表し、時間外取引で買われている。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:米商業用不動産懸念でドル売りが一時強まる7日のニューヨーク外為市場でドル・円は148円26銭へ上昇後、147円63銭まで反落し、148円16銭で引けた。連邦準備制度理事会(FRB)高官が年2,3回の利下げを予想していることが明らかになりドルの上値を抑制。また、米商業用不動産への懸念にリスク回避の円買いが優勢となったと見られる。ニューヨーク・コミュニティー・バンコ―プ株が持ち直すと、リスク回避の円買いが後退し下げ止まった。ユーロ・ドルは1.0784ドルまで上昇後、1.0756ドルまで反落し、1.0775ドルで引けた。ユーロ・円は159円73銭まで上昇後、159円07銭まで反落。ポンド・ドルは1.2642ドルへ上昇後、1.2616ドルまで反落した。ドル・スイスは0.8705フランから0.8753フランまで上昇した。■NY原油:強含みで73.86ドル、中国経済の回復を期待した買いが入るNY原油先物3月限は強含み(NYMEX原油3月限終値:73.86 ↑0.55)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物3月限は、前営業日比+0.55ドルの73.86ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは73.23ドル-74.22ドル。アジア市場の終盤にかけて73.23ドルまで売られたが、ロンドン市場で74.22ドルまで反発。中国経済の回復を期待した買いが入ったようだ。ただ、米国市場では利食い売りが優勢となり、73.38ドルまで弱含み。通常取引終了後の時間外取引では73ドル台で推移。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC)  33.18ドル   +0.14ドル(+0.42%)モルガン・スタンレー(MS) 86.00ドル   -0.10ドル(-0.11%)ゴールドマン・サックス(GS)386.66ドル  +1.67ドル(+0.43%)インテル(INTC)        42.78ドル   +0.04ドル(+0.09%)アップル(AAPL)        189.41ドル  +0.11ドル(+0.05%)アルファベット(GOOG)    146.68ドル  +1.27ドル(+0.87%)メタ(META)           469.59ドル  +14.87ドル(+3.27%)キャタピラー(CAT)      323.59ドル  +0.87ドル(+0.26%)アルコア(AA)         27.53ドル   -0.09ドル(-0.32%)ウォルマート(WMT)      169.38ドル  -0.43ドル(-0.25%) <ST> 2024/02/08 07:56 注目トピックス 市況・概況 NY原油:強含みで73.86ドル、中国経済の回復を期待した買いが入る *07:35JST NY原油:強含みで73.86ドル、中国経済の回復を期待した買いが入る NY原油先物3月限は強含み(NYMEX原油3月限終値:73.86 ↑0.55)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物3月限は、前営業日比+0.55ドルの73.86ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは73.23ドル-74.22ドル。アジア市場の終盤にかけて73.23ドルまで売られたが、ロンドン市場で74.22ドルまで反発。中国経済の回復を期待した買いが入ったようだ。ただ、米国市場では利食い売りが優勢となり、73.38ドルまで弱含み。通常取引終了後の時間外取引では73ドル台で推移。 <CS> 2024/02/08 07:35 注目トピックス 市況・概況 NY金:もみ合いで2051.70ドル、利食い売りで上げ渋る *07:33JST NY金:もみ合いで2051.70ドル、利食い売りで上げ渋る NY金先物4月限はもみ合い(COMEX金4月限終値:2051.70 ↑0.30)。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は、前営業日比+0.30ドルの2051.70ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは2046.40-2061.30ドル。ロンドン市場で2046.40ドルまで売られたが、米国市場の前半にかけて2061.30ドルまで反発。ただ、その後は利食い売りが増えたことで上げ渋り、通常取引終了後の時間外取引では主に2051ドルを挟んだ水準で推移した。 <CS> 2024/02/08 07:33

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