注目トピックス 市況・概況ニュース一覧
注目トピックス 市況・概況
[通貨オプション]R/R、円コール買いが加速
*04:55JST [通貨オプション]R/R、円コール買いが加速
連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は上院銀行委員会での質疑応答において、「もし、経済が想定通りに展開した場合、年内に利下げ開始することが可能になる」と年内の利下げの可能性を繰り返した。ドル・円オプション市場で変動率は連日上昇した。リスク警戒感を受けたオプション買いが一段と強まった。リスクリバーサルで円コールスプレッドが連日拡大。ドル・円下値へッジ目的の円コール買いに一段と拍車がかかった。■変動率・1カ月物8.39%⇒8.89%(08年/24=31.044%)・3カ月物8.20%⇒8.68%(08年10/24=31.044%)・6カ月物8.43%⇒8.71%(08年10/24=25.50%)・1年物8.68%⇒8.87%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)■リスクリバーサル(25デルタ円コール)・1カ月物+1.73%⇒+1.95%(08年10/27=+10.90%)・3カ月物+1.35%⇒+1.63%(08年10/27=+10.90%)・6カ月物+0.95%⇒+1.11%(08年10/27=+10.71%)・1年物+0.53%⇒+0.60%(08年10/27=+10.71%)
<KY>
2024/03/08 04:55
注目トピックス 市況・概況
NY外為:ドル下げ止まる、金利上昇に転じる、パウエルFRB議長の議会証言終了
*04:28JST NY外為:ドル下げ止まる、金利上昇に転じる、パウエルFRB議長の議会証言終了
NY外為市場でドル売りは一段落した。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の議会証言が終了後、長期金利の低下が一服。10年債利回りは4.09%まで低下後、4.11%へ上昇した。パウエル議長は上院での議会証言で「もし、経済が想定通りに展開した場合、年内に利下げ開始することが可能に」「利下げを確信するのはそう遠くはない」と、年内の利下げの可能性を示唆したため長期金利低下に伴うドル売りが加速。ドル・円は147円59銭まで下落後、148円08銭まで反発した。ユーロ・ドルは1.0870ドルから1.0945ドルまで上昇高止まりとなった。ポンド・ドルは1.2749ドルから1.2806ドルまで上昇後は伸び悩んだ。
<KY>
2024/03/08 04:28
注目トピックス 市況・概況
NY外為:ドル売り優勢、パウエルFRB議長が上院議会証言で年内の利下げの可能性繰り返す
*01:26JST NY外為:ドル売り優勢、パウエルFRB議長が上院議会証言で年内の利下げの可能性繰り返す
連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は上院銀行委員会での質疑応答において、「もし、経済が想定通りに展開した場合、年内に利下げ開始することが可能になる」と年内の利下げの可能性を繰り返した。また、利下げ開始する時期を過剰に遅らせることのリスクを認識していると指摘。FRBが引き締め姿勢を注意深く解除していくことになるだろうとした。年内の利下げを織り込みドル売りが優勢となった。ドル・円は148円15-20銭で戻りが鈍い。ユーロ・ドルは朝方の安値1.0868ドルから1.0931ドルまで上昇。ポンド・ドルは1.2744ドルから1.2791ドルまで上昇した。
<KY>
2024/03/08 01:26
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【市場反応】ECB、4会合連続で据え置き、インフレや物価予想を下方修正、ユーロ売り
*01:01JST 【市場反応】ECB、4会合連続で据え置き、インフレや物価予想を下方修正、ユーロ売り
欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で予想通り政策金利を4会合連続で据え置いた。同時に成長やインフレの見通しを下方修正。また、ラガルド総裁は会見で、インフレ目標達成に一段と確信もさらなるデータが必要、「インフレを巡り、完全に確信していない」と、連邦準備制度理事会(FRB)と同様利下げに慎重姿勢を見せた。総裁は今回の会合で利下げを協議しなかったことを明らかにした。同時に、「4月にはもう少し、6月にはさらに状況がわかる」としたため市場では6月の利下げ観測が強まった。インフレや成長見通し下方修正で、ECBの利下げ開始時期がFRBよりも早まるとの見方に一時ユーロ売り、ドル買いが優勢となった。ユーロ・ドルは1.0868ドルまで下落。ユーロ・円は160円56銭まで下落し、2月12日来の安値を更新した。ユーロ・ポンドは0.8523ポンドまで下落し、2月14日来の安値を更新。【金融政策】・欧州中央銀行(ECB)・主要政策金利を4.50%に据え置き決定・預金ファシリティ金利(中銀預金金利、下限)を4.00%に据え置き決定・限界貸出金利(上限)を4.75%に据え置き決定
<KY>
2024/03/08 01:01
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【市場反応】米Q4非農業部門労働生産性改定値/先週分新規失業保険申請件数/1月貿易収支、ドル下げ止まる
*23:11JST 【市場反応】米Q4非農業部門労働生産性改定値/先週分新規失業保険申請件数/1月貿易収支、ドル下げ止まる
米労働省が発表した10-12月期非農業部門労働生産性改定値は前期比年率+3.2%となった。下方修正予想に反し速報値から修正はなかった。同期単位労働コスト改定値は前期比年率+0.4%と、速報値+0.5%から予想外に上方修正された。米先週分新規失業保険申請件数は前週比横ばいの21.7万件。失業保険継続受給者数は190.6万人と、前回189.8万人から減少予想に反し増加し、昨年11月来で最高となった。同時刻に米商務省が発表した1月貿易収支は-674億ドル。赤字幅は642億ドルから縮小予想に反し拡大し、昨年7月来で最高となった。同期単位労働コスト改定値の伸びは鈍化したものの米先週分新規失業保険申請件数は引き続き低水準で推移し、強弱まちまち。ドルも下げ止まり、ドル・円は147円59銭まで下落後は、いったん下げ止まり147円75銭で推移。ユーロ・ドルは1.0895ドルから1.0870ドルまで下落した。ポンド・ドルは1.2750ドルで高止まりとなった。【経済指標】・米・10-12月期非農業部門労働生産性改定値:前期比年率+3.2%(予想:+3.1%、速報値:+3.2%)・米・10-12月期単位労働コスト改定値:前期比年率+0.4%(予想:+0.7%、速報値:+0.5%)・米・1月貿易収支:-674億ドル(予想:-635億ドル、12月:-642億ドル←-622億ドル)・米・先週分新規失業保険申請件数:21.7万件(予想:21.6万件、前回:21.7万件←21.5万件)・米・失業保険継続受給者数:190.6万人(予想:188.0万人、前回:189.8万人←190.5万人)
<KY>
2024/03/07 23:11
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:ドル・円は安値圏、欧州株は下げ渋り
*20:11JST 欧州為替:ドル・円は安値圏、欧州株は下げ渋り
欧州市場でドル・円は147円80銭台と、安値圏でのもみ合いが続く。欧州株式市場で主要指数は下げ渋り、米ダウ先物はプラスに転じ円買いを弱めている。ただ、米10年債利回りは下押しされ、ドル・円は下落基調に。ユーロ・円もそれに追随した値動き。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円78銭から148円11銭、ユーロ・円は160円99銭から161円44銭、ユーロ・ドルは1.0887ドルから1.0902ドル。
<TY>
2024/03/07 20:11
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:ドル・円は戻りが鈍い、ユーロは堅調
*19:13JST 欧州為替:ドル・円は戻りが鈍い、ユーロは堅調
欧州市場でドル・円は戻りが鈍く、147円90銭付近でのもみ合い。日銀による緩和的な金融政策の修正への思惑から、円買い圧力が続く。また、米10年債利回りは弱含み、主要通貨は対ドルで上昇。特に、ユーロはドル、円に対し堅調地合いを強めている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円78銭から148円10銭、ユーロ・円は160円99銭から161円44銭、ユーロ・ドルは1.0887ドルから1.0902ドル。
<TY>
2024/03/07 19:13
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:ドル・円は安値もみ合い、147円台で戻りは鈍い
*18:22JST 欧州為替:ドル・円は安値もみ合い、147円台で戻りは鈍い
欧州市場でドル・円は安値もみ合いとなり、足元は147円90銭台で推移する。ドルの買戻しも、148円台を維持できていない。欧州株式市場で主要指数はおおむね弱含み、円買いに振れやすい。一方、米10年債利回りは底堅く推移し、ドルを支える。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円78銭から148円10銭、ユーロ・円は160円99銭から161円32銭、ユーロ・ドルは1.0887ドルから1.0897ドル。
<TY>
2024/03/07 18:22
注目トピックス 市況・概況
日経平均テクニカル:3日続落、ローソク足は「抱き線」示現
*18:15JST 日経平均テクニカル:3日続落、ローソク足は「抱き線」示現
7日の日経平均は3日続落し、節目の4万円やその下を走る5日移動平均線を割り込んで終了した。ローソク足は前日のレンジが本日の大陰線の胴体部分に収まる「陽の陰抱き」を描いており、相場の天井形成と反落局面入りを警告する形となった。ただ、5日線や25日線は上向きをキープして大勢では上昇トレンド継続を示唆している。日経平均の下落率は1.23%とやや大きかったが、TOPIXは0.44%安にとどまっており、本日は日経平均の対TOPIXでの割高調整による下落と位置付けられよう。
<CS>
2024/03/07 18:15
注目トピックス 市況・概況
欧米為替見通し:ドル・円は下げ渋りか、米FRB議長の中立的見解も明日の雇用統計にらみ
*17:42JST 欧米為替見通し:ドル・円は下げ渋りか、米FRB議長の中立的見解も明日の雇用統計にらみ
7日の欧米外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開を予想する。米連邦準備制度理事会(FRB)議長の中立的な議会証言で、ドル売り先行。日銀の緩和修正を見込んだ円買いも出やすい。ただ、米雇用統計をにらみ、下げは想定内となりそうだ。パウエルFRB議長は議会証言で引き締め的な政策について中立的な見解を示し、過度な期待は後退。この日発表されたJOLTS求人件数の予想外に弱い内容は利下げ観測を後押しし、米金利安・ドル安基調に。ユーロ・ドルは1.09ドル台に浮上し、ドル・円は149円付近に値を下げている。一方、日本の給与所得の伸びが鮮明で日銀の緩和修正への思惑から本日アジア市場で円買い優勢となり、ドルは149円を割り込んだ。この後の海外市場は欧米金融政策にらみ。欧州中銀(ECB)はタカ派的な当局者の見解が目立つものの、政策金利引き下げが現実的となればユーロへの利益確定売りが出やすい。他方、パウエル氏は前日に続き中立的な政策スタンスを示すとみられ、年内の利下げが2-3回にとどまるとの市場観測ならドル売り圧力を弱めそうだ。新規失業保険申請件数など雇用関連指標は横ばいと予想されており、過度なドル売りを弱めるだろう。【今日の欧米市場の予定】・22:15 欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表(4.50%に据え置き予想)・22:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:21.7万件、前回:21.5万件)・22:30 米・1月貿易収支(予想:-635億ドル、12月:-622億ドル)・22:30 米・10-12月期非農業部門労働生産性改定値(前期比年率予想:+3.1%、速報値:+3.2%)・22:30 カナダ・1月貿易収支(予想:0.0億加ドル、12月:-3.1億加ドル)・22:45 ラガルドECB総裁会見・24:00 パウエル米FRB議長証言(上院銀行委員会)・01:30 メスター米クリーブランド連銀総裁オンライン講演(経済見通し)・05:00 米・1月消費者信用残高(予想:+100.00億ドル、12月:+15.61億ドル)・バイデン米大統領一般教書演説
<CS>
2024/03/07 17:42
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は大幅安、円買い主導で一時147円台
*17:20JST 東京為替:ドル・円は大幅安、円買い主導で一時147円台
7日の東京市場でドル・円は大幅安。日本の給与所得の伸びが鮮明になり、日銀による緩和的な金融政策の修正を見込んだ円買いで149円36銭から弱含む展開に。また、日経平均株価の下げ幅拡大でリスク回避の円買いも加わり、147円91銭まで値を下げた。・ユーロ・円は162円77銭から161円12銭まで下落。・ユーロ・ドルは1.0907ドルから1.0889ドルまで値を下げた。・日経平均株価:始値40,331.06円、高値40,472.11円、安値39,518.40円、終値39,598.71円(前日比492.07円安)・17時時点:ドル円148円00-10銭、ユーロ・円161円20-30銭【経済指標】・日・1月毎月勤労統計-現金給与総額:前年比+2.0%(予想:+1.2%、12月:+0.8%)・中・1-2月輸出:前年比+7.1%(予想:+1.5%)・中・1-2月輸入:前年比+3.5%(予想:+1.5%)・スイス・2月失業率:2.4%(予想:2.4%、1月:2.5%)・独・1月製造業受注:前月比-11.3%(予想:-6.0%、12月:+12.0%←+8.9%)【要人発言】・連合集計「2024年度春闘、賃上げ要求は平均5.85%」・中川日銀審議委員「経済・物価情勢、2%目標実現へ着実に歩を進めている」「企業の賃金設定への姿勢、明確な変化の兆しがみられる」「実質賃金下振れ、消費者マインドの悪化を通じ需要減衰で経済・物価を下押し」
<TY>
2024/03/07 17:20
注目トピックス 市況・概況
7日の日本国債市場概況:債券先物は146円25銭で終了
*17:18JST 7日の日本国債市場概況:債券先物は146円25銭で終了
<円債市場>長期国債先物2024年3月限寄付146円35銭 高値146円35銭 安値146円10銭 引け146円25銭売買高総計26400枚2年 458回 0.189%5年 165回 0.377%10年 373回 0.712%20年 187回 1.476%債券先物3月限は、146円35銭で取引を開始。日本の1月毎月勤労統計の予想を上回る改善、中川日銀審議委員の「物価目標実現へ着実に歩を進めている」との発言、財務省の30年債入札の結果は弱めとの見方により売りが優勢になり、146円10銭まで下げた。現物債の取引では、全年限が売られた。<米国債概況>2年債は4.55%、10年債は4.11%、30年債は4.25%近辺で推移。債券利回りはほぼ横ばい。(気配値)<その他外債市況・10年債>ドイツ国債は2.33%、英国債は4.01%、オーストラリア10年債は4.01%、NZ10年債は4.62%。(気配値)[本日の主要政治・経済イベント]<海外>・22:15 欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表(4.50%に据え置き予想)・22:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:21.6万件、前回:21.5万件)・22:30 米・1月貿易収支(予想:-635億ドル、12月:-622億ドル)・22:30 米・10-12月期非農業部門労働生産性改定値(前期比年率予想:+3.1%、速報値:+3.2%)・22:30 カナダ・1月貿易収支(予想:0.0億加ドル、12月:-3.1億加ドル)・22:45 ラガルドECB総裁会見・24:00 パウエル米FRB議長証言(上院銀行委員会)・01:30 メスター米クリーブランド連銀総裁オンライン講演(経済見通し)・05:00 米・1月消費者信用残高(予想:+100.00億ドル、12月:+15.61億ドル)・バイデン米大統領一般教書演説(海外のスケジュールで表示されている時間は日本時間)
<KK>
2024/03/07 17:18
注目トピックス 市況・概況
日銀の政策正常化への思惑から利食い売り膨らむ【クロージング】
*16:16JST 日銀の政策正常化への思惑から利食い売り膨らむ【クロージング】
7日の日経平均は大幅に3日続落。492.07円安の39598.71円(出来高概算21億2000万株)と4営業日ぶりに4万円台を下回って取引を終えた。日銀の政策修正に関する報道が前日夕方からきょうにかけて相次いだことから、円相場が約1カ月ぶりに一時1ドル=148円台半ばへと円高が進んだため、輸出関連株などに売りが膨らんだ。また、相場をけん引してきた半導体関連株にも値を崩す銘柄が増えたことも投資家心理を悪化させた。さらに、8日には2月の米雇用統計の発表を控えているだけに、米国の利下げ観測を補完する内容になるのか確認したいと考える向きが多く、見送りムードが強まるなか、日経平均は大引けにかけて、39518.40円まで水準を切り上下げた。東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が900を超え、全体の6割近くを占めた。セクター別では、電気ガス、保険、銀行、陸運など14業種が上昇。一方、輸送用機器、ゴム製品、電気機器、鉄鋼など19業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、KDDI<9433>、安川電<6506>、リクルートHD<6098>が堅調だった半面、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、ファーストリテ<9983>、TDK<6762>が軟調だった。前日の米国市場は、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言での発言が好意的に受け取られ、主要株価指数は上昇。東京市場でも朝方は買いが先行して始まり、日経平均は一時節目の40500円目前に迫る場面もあった。ただ、米メディアが午前10時すぎに「3月か4月のマイナス金利解除に一部の政府関係者が容認姿勢を示している」と報じたことで、日米金利差縮小観測が一段と強まり、円高が進んだため、先駆した半導体関連株などを中心に値がさ株に売りが膨らみ、日経平均は一転してマイナスに転じ、下げ幅も一時は500円を超えた。日銀の政策修正については、日米金利差縮小観測が一段と強まったことが利食いを急がせる材料になったほか、週末のメジャーSQに絡んだ売買も加速するなど、一時的な需給バランスが崩れたことがきょうの下げの最大の要因だろう。一方、米国では7日、パウエルFRB議長が上院銀行委員会で証言する。前日の発言内容と大きく変わらないとの見方からサプライズはないだろうが、8日には2月の雇用統計の発表を控えていることから、早期の利下げを正当化する内容となるのか見定めたいと見る向きも多いようだ。
<CS>
2024/03/07 16:16
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は一段安、円買い再開で
*16:05JST 東京為替:ドル・円は一段安、円買い再開で
7日午後の東京市場でドル・円は一段安となり、148円12銭まで値を下げた。朝方に付けた高値から1円超も下落。欧州勢とみられる円買いが強まり、主要通貨は対円で大幅安の展開に。一方、米10年債利回りは底堅く推移し、ドル売りは限定的のようだ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は148円12銭から149円36銭、ユーロ・円は161円46銭から162円77銭、ユーロ・ドルは1.0893ドルから1.0907ドル。
<TY>
2024/03/07 16:05
注目トピックス 市況・概況
日経VI:上昇、円高・株安を警戒
*16:05JST 日経VI:上昇、円高・株安を警戒
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は7日、前日比+0.78(上昇率3.74%)の21.65と上昇した。なお、高値は22.33、安値は20.71。昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを受け、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。しかし、取引開始後は日経225先物の上値は重く、午前の中頃には下げに転じ、その後は下げ幅を広げた。また、今日はダウ平均先物が時間外取引でやや軟調だったことに加え、外為市場で一時1ドル=148円40銭台と、朝方に比べ60銭ほど円高・ドル安方向に振れたことから、市場では円高・株安が警戒され、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がり、日経VIは概ね昨日の水準を上回って推移した。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
<SK>
2024/03/07 16:05
注目トピックス 市況・概況
東証業種別ランキング:輸送用機器が下落率トップ
*15:38JST 東証業種別ランキング:輸送用機器が下落率トップ
輸送用機器が下落率トップ。そのほかゴム製品、電気機器、鉄鋼、機械なども下落。一方、電力・ガス業が上昇率トップ。そのほか保険業、銀行業、陸運業、情報・通信業なども上昇。業種名/現在値/前日比(%)1. 電力・ガス業 / 517.66 / 2.172. 保険業 / 2,175.34 / 1.933. 銀行業 / 317.78 / 1.514. 陸運業 / 2,184.94 / 1.385. 情報・通信業 / 5,906.38 / 0.986. 空運業 / 242.85 / 0.977. その他金融業 / 1,066.07 / 0.928. 鉱業 / 660.72 / 0.829. 繊維業 / 643.92 / 0.6510. 石油・石炭製品 / 1,669.68 / 0.5511. 小売業 / 1,799.01 / 0.5212. サービス業 / 2,925.88 / 0.4213. パルプ・紙 / 552.39 / 0.3014. 証券業 / 614.47 / 0.2415. 建設業 / 1,679.57 / -0.0416. 非鉄金属 / 1,277.46 / -0.1917. 食料品 / 2,206.74 / -0.2018. 倉庫・運輸関連業 / 2,646.82 / -0.2019. 精密機器 / 12,232.01 / -0.3320. 医薬品 / 3,724.47 / -0.4221. その他製品 / 4,931.41 / -0.4522. 金属製品 / 1,474. / -0.6523. 卸売業 / 3,825.06 / -0.6824. 水産・農林業 / 583.96 / -0.7025. 不動産業 / 1,924.35 / -0.8026. 化学工業 / 2,604.34 / -0.8927. ガラス・土石製品 / 1,432.97 / -1.0728. 海運業 / 1,750.02 / -1.1929. 機械 / 3,190.84 / -1.2930. 鉄鋼 / 847.23 / -1.4331. 電気機器 / 4,780.79 / -1.4732. ゴム製品 / 4,635.07 / -1.5033. 輸送用機器 / 5,362.83 / -2.86
<CS>
2024/03/07 15:38
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は戻りが鈍い、日本株は大幅安
*15:15JST 東京為替:ドル・円は戻りが鈍い、日本株は大幅安
7日午後の東京市場でドル・円は148円60銭付近と、戻りが鈍い。日銀による緩和的な金融政策の修正が見込まれ、円買い地合いが続く。一方、日経平均株価は大引けにかけて下げ幅を縮小したが、前日比約500円安と大幅に下げ円買い地合いは変わらず。ここまでの取引レンジは、ドル・円は148円40銭から149円36銭、ユーロ・円は161円83銭から162円77銭、ユーロ・ドルは1.0893ドルから1.0907ドル。
<TY>
2024/03/07 15:15
注目トピックス 市況・概況
日経平均大引け:前日比492.07円安の39598.71円
*15:02JST 日経平均大引け:前日比492.07円安の39598.71円
日経平均は前日比492.07円安の39598.71円(同-1.23%)で大引けを迎えた。なお、TOPIXは前日比12.13pt安の2718.54pt(同-0.44%)。
<CS>
2024/03/07 15:02
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は下げ渋り、米金利が下支え
*14:49JST 東京為替:ドル・円は下げ渋り、米金利が下支え
7日午後の東京市場でドル・円は下げ渋り、148円40銭まで下落後はやや値を戻している。日経平均株価は前日比500円超安と下げ幅を拡大し、リスク回避的な円買いに振れやすい。ただ、米10年債利回りは底堅く推移し、ドルは対主要通貨で下げづらい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は148円40銭から149円36銭、ユーロ・円は161円83銭から162円77銭、ユーロ・ドルは1.0893ドルから1.0907ドル。
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2024/03/07 14:49
注目トピックス 市況・概況
日経平均は570円安、ECB理事会や米経済指標に関心
*14:49JST 日経平均は570円安、ECB理事会や米経済指標に関心
日経平均は570円安(14時45分現在)。日経平均寄与度では、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、ファーストリテ<9983>などがマイナス寄与上位となっており、一方、ソフトバンクG<9984>、KDDI<9433>、安川電<6506>などがプラス寄与上位となっている。セクターでは、輸送用機器、電気機器、ゴム製品、海運業、鉄鋼が値下がり率上位、保険業、鉱業、電気・ガス業、鉱業、陸運業、銀行業が値上がり率上位となっている。日経平均は下げ幅を広げている。今日は、欧州中央銀行(ECB)理事会の結果が発表される。米国では、週間の米新規失業保険申請件数、1月の米貿易収支、、1月の米消費者信用残高が発表され、また、バイデン米大統領の一般教書演説が予定されている。
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2024/03/07 14:49
注目トピックス 市況・概況
3月のくりっく365、ドル・円は神経質な展開か、ユーロ・円は弱含みか
*14:43JST 3月のくりっく365、ドル・円は神経質な展開か、ユーロ・円は弱含みか
東京金融取引所(TFX)が手掛ける取引所為替証拠金取引「くりっく365」は、2月の取引数量が前月比13.1%減の178万3795枚、1日の平均取引数量は8万4942枚と前月比で減少した。月末時点の証拠金預託額は4820.82億円と前月比で59.39億円増加した。取引通貨量では、米ドル、メキシコペソ、トルコリラ、豪ドル、南アフリカランドの順となった。一方、取引所株価指数証拠金取引「くりっく株365」は、2月の取引数量が前月比11.7%減の365万4672枚、1日の平均取引数量は17万4032枚と前月比で減少した。月末時点の証拠金預託額は822.96億円となり、前月比で29.47億円の増加となった。取引数量トップは米ドル・円で54万3736枚(前月比36.2%減)であった。2月2日に発表された米雇用統計が市場予想を上回る好結果となり、米連邦準備制度理事会(FRB)による3月利下げ開始との見方がほぼ消失。1月後半にかけて日銀の金融政策正常化期待とFRBの利下げ期待からドル安・円高方向に進行していた流れが巻き戻され、ドル・円は1ドル=150円台へ。急激な円安進行となったことから、14日に神田財務官によりけん制発言がなされたあとは、1ドル=150円水準で膠着感の強い展開が続いた。月末29日には、日銀の高田審議委員による金融政策正常化に向けて前向きなコメントが報道され、3月のマイナス金利解除期待が高まり、やや円高方向にふれた。トルコリラ・円は19万1161枚(前月比30.4%増)であった。2月2日にトルコ中央銀行のエルカン総裁が辞任を表明し、新総裁にはカラハン副総裁が就任した。トルコ中央銀行は昨年6月より政策転換し、8.5%だった政策金利を今年1月までに45%まで引き上げている。カラハン新総裁はインフレ低下まで金融引き締め継続を表明しているが、インフレ率に対し、政策金利は十分に高水準でないという見方も多く、なかなかリラ買い材料となっていない。13日に発表された昨年12月の経常収支が市場予想を下回り、年内は改善が進むとの見通しからリラ高が進む場面もあったが、一時的なものに終わった。3月のドル・円は神経質な展開か。3月18-19日に日銀金融政策決定会合、米連邦公開市場委員会(FOMC)は19-20日に開催予定となっており、金融政策の見通しを巡って波乱含みの展開となりそうだ。日銀に関しては金融政策正常化へ一歩踏み出すかが焦点となっており、春闘の13日集中回答や15日発表の第1回回答集計に注目が集まるとみられる。賃金上昇が確認できるデータとなれば、日銀が金融政策正常化へ向けた行動に出るとの見方から円高にふれやすくなりそうだ。一方、FOMCでは利下げ開始時期が焦点となっている。FRB高官らは「データ次第」との発言を繰り返しており、8日の2月雇用統計や12日の2月消費者物価指数(CPI)などの経済指標発表の結果にふらされる展開が想定される。インフレ減速期待が高まれば、利下げ期待が高まりドル安に進みやすくなるだろう。ユーロ・円は弱含みか。欧州中央銀行(ECB)においても利下げ期待は高まっており、その開始時期に注目が集まっている。初回利下げは6月との見方が大勢となっており、ECB関係者は利下げに慎重姿勢を示している。ただ、経済指標発表からインフレ減速が確認できれば、市場の早期利下げ期待が高まる可能性もある。特に日本は金融政策正常化へ向かうとの見方から円高進行のバイアスがかかりやすい状況にあるといえ、ECBの早期利下げ期待が高まった場合には、対円でユーロ安が進みやすくなりそうだ。
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2024/03/07 14:43
注目トピックス 市況・概況
日経平均VIは上昇、円高・株安を警戒
*14:13JST 日経平均VIは上昇、円高・株安を警戒
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時10分現在、前日比+1.03(上昇率4.94%)の21.90と上昇している。なお、今日ここまでの高値は22.33、安値は20.71。昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを受け、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。しかし、取引開始後は日経225先物の上値は重く、午前の中頃には下げに転じた。また、今日はダウ平均先物が時間外取引でやや軟調なことに加え、外為市場で1ドル=148円50銭台と、朝方に比べ50銭ほど円高・ドル安方向に振れていることから、市場では円高・株安が警戒され、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がり、日経VIは概ね昨日の水準を上回って推移している。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。
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2024/03/07 14:13
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は軟調続く、円買い圧力で
*14:04JST 東京為替:ドル・円は軟調続く、円買い圧力で
7日午後の東京市場でドル・円は軟調地合いが続き、一時148円40銭まで値を下げた。日銀による緩和的な金融政策の修正を見込んだ円買いが続き、主要通貨は対円で弱含む。また、日経平均株価は前日比300円超安と下げ幅を拡大し、円買いを支援する。ここまでの取引レンジは、ドル・円は148円40銭から149円36銭、ユーロ・円は161円83銭から162円77銭、ユーロ・ドルは1.0893ドルから1.0907ドル。
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2024/03/07 14:04
注目トピックス 市況・概況
日経平均は328円安、円高や軟調なダウ平均先物が重しに
*13:55JST 日経平均は328円安、円高や軟調なダウ平均先物が重しに
日経平均は328円安(13時50分現在)。日経平均寄与度では、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、TDK<6762>などがマイナス寄与上位となっており、一方、ソフトバンクG<9984>、KDDI<9433>、リクルートHD<6098>などがプラス寄与上位となっている。セクターでは、輸送用機器、ゴム製品、鉄鋼、電気機器、海運業が値下がり率上位、保険業、鉱業、電気・ガス業、銀行業、石油石炭製品が値上がり率上位となっている。日経平均は安値圏で推移している。ダウ平均先物が時間外取引で軟調なことに加え、外為市場で一時1ドル=148円50銭台と、朝方に比べ50銭ほど円高・ドル安方向に振れていることが東京市場の株価の重しとなっているようだ。
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2024/03/07 13:55
注目トピックス 市況・概況
米国株見通し:伸び悩みか、明日の雇用統計に思惑
*13:43JST 米国株見通し:伸び悩みか、明日の雇用統計に思惑
(13時30分現在)S&P500先物 5,099.00(-12.75)ナスダック100先物 17,963.50(-80.75)米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は60ドル安。長期金利は底堅く、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ6日の主要3指数は3日ぶり反発。ナスダックとS&Pは上げ幅縮小もプラスを維持、ダウは終盤に持ち直し75ドル高の38661ドルで取引を終えた。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は議会証言で引き締め的な政策について中立的な見解を示し、過度な警戒感は和らいだ。この日発表されたJOLTS求人件数の予想外に弱い内容も、市場の安心感を支えた。それらを受け長期金利の低下を背景に幅広く買われ、指数を支えた。本日は伸び悩みか。パウエル氏が前日に続き中立的な政策スタンスを堅持すれば、金利高は抑制されハイテクをはじめ主力株への買いが入りやすい。年内の利下げは2-3回との見方に集約されつつあるなか、新規失業保険申請件数など雇用関連指標が予想通り横ばいなら過度な売りは回避されるだろう。一方、明日の雇用統計は失業率が前回並み、非農業部門雇用者数と平均時給は前回より弱いとみられ、様子見ムードが広がりやすい。
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2024/03/07 13:43
注目トピックス 市況・概況
ドル・円は一段安、オセアニア通貨は堅調__NEW_LINE__
*13:32JST ドル・円は一段安、オセアニア通貨は堅調__NEW_LINE__
7日午後の東京市場でドル・円は一段安となり、148円45銭まで値を切り下げた。日経平均株価は前日比300円超安の39700円台に下げ、日本株安を嫌気した円買いに振れやすい。一方、主要通貨が買いづらいなか豪ドルとNZドルが選好され堅調地合いに。ここまでの取引レンジは、ドル・円は148円45銭から149円36銭、ユーロ・円は161円86銭から162円77銭、ユーロ・ドルは1.0893ドルから1.0907ドル。
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2024/03/07 13:32
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は安値もみ合い、円買い地合い継続
*13:13JST 東京為替:ドル・円は安値もみ合い、円買い地合い継続
7日午後の東京市場でドル・円は148円60銭付近と、本日安値圏でのもみ合い。日銀の緩和的な政策の修正に思惑が広がり、円買い地合いに変わりはない。日経平均株価のほか上海総合指数と香港ハンセン指数も弱含み、アジア株安を嫌気した円買いも。ここまでの取引レンジは、ドル・円は148円55銭から149円36銭、ユーロ・円は161円92銭から162円77銭、ユーロ・ドルは1.0893ドルから1.0907ドル。
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2024/03/07 13:13
注目トピックス 市況・概況
後場に注目すべき3つのポイント~円高進行やSQ前で先物主導の荒い展開に
*12:25JST 後場に注目すべき3つのポイント~円高進行やSQ前で先物主導の荒い展開に
7日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は3日続落、円高進行やSQ前で先物主導の荒い展開に・ドル・円は弱含み、円買いで148円台・値下り寄与トップは東エレク<8035>、同2位はアドバンテスト<6857>■日経平均は3日続落、円高進行やSQ前で先物主導の荒い展開に日経平均は3日続落。前日比359.61円安(-0.90%)の39731.17円(出来高概算10億9000株)で前場の取引を終えている。6日の米国市場は反発。ダウ平均は75.86ドル高(+0.20%)の38661.05ドル、ナスダックは91.96ポイント高(+0.58%)の16031.54、S&P500は26.11ポイント高(+0.51%)の5104.76で取引を終了した。金利低下を好感し、寄り付き後、上昇。雇用関連指標が労働市場のひっ迫緩和を示唆したため年内の利下げ期待も強まり、相場を一段と押し上げた。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は下院金融委員会での議会証言で「利下げを急がない方針」を再表明すると同時に、年内いずれかの時点で利下げが適切になる可能性が高いと言及すると、相場は終日堅調に推移。ただ、地銀のニューヨーク・コミュニティー・バンコープの急落を受け金融市場への不安に上値が抑制された。しかし、同行が10億ドル超の増資発表で株価が回復すると警戒感も後退し、終盤にかけ回復し終了。米国株上昇を受けて、東京市場は買い優勢で取引を開始した。取引開始後の日経平均は一時40472.11円と取引時間中の史上最高値を更新する場面も見られたが、徐々に上げ幅を縮小。為替が1ドル148円台に入るなど円高ドル安が進行しているほか、8日の3月限先物・オプション特別清算指数(SQ)算出を前に先物市場で売りが入ったことなどから日経平均は前日比マイナス圏に突入。前場の上下の値幅は791.38円と荒い値動きとなった。日経平均採用銘柄では、アドバンテスト<6857>、スクリーンHD<7735>、東エレク<8035>など半導体関連の一角が売られたほか、マツダ<7261>、日産自<7201>、SUBARU<7270>など自動車関連も総じて下落。このほか、レゾナック<4004>、荏原製作所<6361>が売られた。日経平均採用銘柄以外では、急騰していたクロスキャット<2307>が急落するなど乱高下。一方、川崎重<7012>、安川電機<6506>、SOMPOホールディングス<8630>が買われたほか、りそなHD<8308>、三井住友トラストHD<8309>、ふくおか<8354>など銀行株の一角も買われた。日経平均採用以外では、昨日買われたツムラ<4540>、アインHD<9627>が大幅続伸したほか、昨日上げ一服だったさくらインターネット<3778>が買われ、心理的な節目である10000円台を突破した。セクターでは、輸送用機器、海運業、ゴム製品、鉄鋼、電気機器などが下落した一方、保険業、その他金融業、鉱業、銀行業、石油・石炭製品などが上昇した。日本銀行が3月18‐19日に開く金融政策決定会合で、一部出席者がマイナス金利政策の解除が妥当だと意見表明する見通しであると報じられたことから、市場では、銀行株が上昇するほか円高ドル安が進行するなど、早期の金融政策正常化を織り込む動きがみられた。ほぼ同じタイミングで、米国ではトランプ前大統領が11月の大統領選で共和党候補となるのが確実となったともあり、為替は円高ドル安に振れやすくなっている。後場の東京市場は、為替を睨みつつ、大型バリュー株を中心とした押し目買いなどで日経平均が底堅い動きを見せるか注目となろう。■ドル・円は弱含み、円買いで148円台7日午前の東京市場でドル・円は弱含み、149円36銭から148円56銭まで値を下げた。朝方に発表された日本の現金給与総額の伸びが予想を上回り、円買い先行。また、日経平均株価が下げ幅を拡大したこともドル売り・円買いの要因となっている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は148円56銭から149円36銭、ユーロ・円は161円92銭から162円77銭、ユーロ・ドルは1.0893ドルから1.0907ドル。■後場のチェック銘柄・麻生フオームクリート<1730>、地域新聞社<2164>など、11銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値下り寄与トップは東エレク<8035>、同2位はアドバンテスト<6857>■経済指標・要人発言【経済指標】・日・1月毎月勤労統計-現金給与総額:前年比+2.0%(予想:+1.2%、12月:+0.8%)【要人発言】・中川日銀審議委員「経済・物価情勢、2%目標実現へ着実に歩を進めている」「企業の賃金設定への姿勢、明確な変化の兆しがみられる」「実質賃金下振れ、消費者マインドの悪化を通じ需要減衰で経済・物価を下押し」<国内>・連合が24年春闘の要求集計結果公表予定<海外>・時間未定 中・1-2月輸出(前年比予想:+1.5%)・時間未定 中・1-2月輸入(前年比予想:+1.5%)・15:45 スイス・2月失業率(予想:2.4%、1月:2.5%)・16:00 独・1月製造業受注(前月比予想:-6.0%、12月:+8.9%)・バイデン米大統領一般教書演説
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2024/03/07 12:25
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は弱含み、円買いで148円台
*12:11JST 東京為替:ドル・円は弱含み、円買いで148円台
7日午前の東京市場でドル・円は弱含み、149円36銭から148円56銭まで値を下げた。朝方に発表された日本の現金給与総額の伸びが予想を上回り、円買い先行。また、日経平均株価が下げ幅を拡大したこともドル売り・円買いの要因となっている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は148円56銭から149円36銭、ユーロ・円は161円92銭から162円77銭、ユーロ・ドルは1.0893ドルから1.0907ドル。【経済指標】・日・1月毎月勤労統計-現金給与総額:前年比+2.0%(予想:+1.2%、12月:+0.8%)【要人発言】・中川日銀審議委員「経済・物価情勢、2%目標実現へ着実に歩を進めている」「企業の賃金設定への姿勢、明確な変化の兆しがみられる」「実質賃金下振れ、消費者マインドの悪化を通じ需要減衰で経済・物価を下押し」
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2024/03/07 12:11
注目トピックス 市況・概況
注目銘柄ダイジェスト(前場):グローバルI、ブイキューブ、ファンペップなど
*12:10JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):グローバルI、ブイキューブ、ファンペップなど
北洋銀行<8524>:451円(+17円)大幅続伸。本日は銀行株が全面高する展開になっている。3月18-19日に予定されている日銀金融政策決定会合において、一部出席者がマイナス金利政策の解除が妥当だと意見表明する見通しであることが分かったと報じられている。会合直前の15日には連合が春闘での賃上げ率について第1回目の回答集計結果を発表する予定でもあり、結果次第では、3月会合におけるマイナス金利解除の可能性が視野に入ることとなる。グローバルI<4171>:1580円(+226円)一時ストップ高。フランスのAIソフトウェア開発企業であるReportLinker社と業務提携、提供サービスを販売することになったと発表している。ReportLinker社はAIを搭載した市場・競合分析プラットフォーム「レポートリンカー」を開発・提供する企業であり、同プラットフォームは、工数の掛かるリサーチ作業をAIにより自動化、戦略的なインサイトを提供するために設計された市場および競合企業情報の検索プラットフォームとなっている。ブイキューブ<3681>:299円(-31円)大幅反落で下落率トップ。第三者割当による新株予約権の発行を発表している。割当先は香港の機関投資家の関連会社。潜在株式数は480万株となり、発行済み株式数の24.25%に相当。潜在的な株式価値の希薄化を警戒する動きが優勢になっている。調達資金は概算で約19.5億円となり、財務内容健全化に向けた有利子負債の削減、研究開発投資資金などに充当するもようだ。カプコン<9697>:6148円(+182円)続伸。前日に配当予想の引き上げを発表している。24年3月期末配当金は従来計画の27円から38円にまで引き上げ、年間配当金は前期比2円増の65円としている。前期には40周年記念配当10円が含まれている。同社は連結配当性向30%を基本方針としている。また、同時に3月末の株式分割実施も発表している。1;2の株式分割となり、流動性の向上などにつながるとの期待も先行。川崎重<7012>:4838円(+273円)大幅続伸。野村證券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も3500円から5000円に引き上げている。防衛事業の拡大、民間航空機の機体出荷の増加、半導体ロボットの回復などにより、25年3月期以降の事業利益は高成長を見込むとしている。25年3月期調整後営業利益は前期比2.8倍の1220億円を見込んでいるもよう。防衛事業の規模拡大は重工他社比でみても最も恩恵が大きいと指摘。ファンペップ<4881>:295円(+70円)昨年来高値。東証が制限値幅の上限を320円に拡大している。下限は通常通り80円で、基準値段は225円。ストップ高は545円、ストップ安は145円となっている。4日の取引終了後に花粉症を対象疾患として開発中のアレルギーワクチンで塩野義製薬<4507>と資本業務提携すると開示したことが引き続き材料視されており、上限拡大で投資家の買い意欲が刺激されているようだ。免疫生物研究所<4570>:606円 カ -ストップ高買い気配。国立国際医療研究センター病院との共同開発で体外診断用医薬品の製造販売承認を取得したと発表している。サンドイッチELISA法により検体(血清)中の赤痢アメーバ抗体を検出する抗体検査キットで、従来法による血清赤痢アメーバ抗体検査試薬は製造中止になっているが、同キットで臨床現場での血清中抗体検査による診断が再び可能になる。製品販売は25年3月期から開始する予定。メタリアル<6182>:1600円(+56円)大幅に反発。子会社のロゼッタ(東京都千代田区)が東洋経済新報社(東京都中央区)の「四季報AI」について、同AIエンジンの商用利用を可能とするAPIの提供を開始したと発表している。API提供で調査・分析を目的とする多様なニーズに対応可能となるため、東洋経済新報社の「会社四季報オンライン」等を出典とする様々な洞察をスピーディーにユーザーへ提供するサービスの構築が実現できるとしている。
<ST>
2024/03/07 12:10