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前場に注目すべき3つのポイント~海外勢のフロー限られこう着感の強い展開~
*08:34JST 前場に注目すべき3つのポイント~海外勢のフロー限られこう着感の強い展開~
29日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■海外勢のフロー限られこう着感の強い展開■フジHD、24/3上方修正 純利益 360億円←260億円、自社株買い決議■前場の注目材料:住友商事、米西海岸で船舶向けアンモニア燃料を供給■海外勢のフロー限られこう着感の強い展開29日の日本株市場は、前日の下落に対する自律反発が意識されやすいだろう。28日の米国市場は、NYダウが47ドル高、ナスダックは20ポイント安だった。先週分新規失業保険申請件数が予想外に減少、10-12月期国内総生産(GDP)確定値が上方修正されるなど良好な結果を受けて買い優勢の展開となった。ただし、米長期金利の上昇が重荷となりハイテク株の一角が軟調だった。29日から3連休に入るほか、米金融当局が重視する個人消費支出(PCE)価格指数の発表を控えているなかで積極的な売買は手控えられた。シカゴ日経225先物(6月限)清算値は大阪比130円高の40360円、円相場は1ドル151円40銭台で推移している。日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まりそうだ。日経225先物はナイトセッションで40290円から40390円辺りでの保ち合いが続くなか、こう着ながらもボリンジャーバンドの+1σを上回っての底堅い値動きだった。昨日の日経平均株価は後場に入り年金資金のリバランスとみられる動きが強まり、終盤にかけて一時40054円まで売られる場面も見られた。4万円割れを狙った売り仕掛け的な商いも入ったと考えられ、NYダウ、S&P500指数が史上最高値を更新するなか、買い戻しの流れが期待される。また、本日は日経平均構成銘柄の入れ替えに伴うリバランス需給が発生する。値がさ株が新規組み入れとなるため、組み入れのために他の銘柄を売るといった需給となるが、こちらについては織り込まれていると考えられ、弱含みの局面から4万円の攻防をみせてくるようなら、押し目買いのスタンスに向かわせそうだ。また、ナスダック指数が下落したことで指数インパクトの大きい値がさハイテク株の重荷となる可能性がありそうである。ただし、米アマゾン・ドット・コムは向こう15年で1500億ドル(約22兆7100億円)近くをデータセンターに投じる計画と報じられている。予想される人工知能(AI)関連やその他のデジタルサービスに対する需要に対応できる態勢を整えたい考えと伝えられるなか、ハイテク株については押し目買いのスタンスとみておきたい。なお、米国市場は3連休に入ったことから海外勢のフローは限られるだろう。そのため、全般はこう着感が強まる可能性がある。■フジHD、24/3上方修正 純利益 360億円←260億円、自社株買い決議フジHD<4676>は2024年3月期業績予想の修正を発表。純利益を260億円から360億円に上方修正した。上場有価証券4銘柄など政策保有株を売却し、約160億円を特別利益に計上する。あわせて1000万株(発行済み株式数の4.6%)、150億円を上限とした自社株買いを発表した。■前場の注目材料・NYダウは上昇(39807.37、+47.29)・1ドル=151.30-40円・シカゴ日経先物は上昇(40360、大阪比+130)・SOX指数は上昇(4905.21、+5.26)・米原油先物は上昇(83.17、+1.82)・米国のインフレ沈静化観測・住友商事<8053>米西海岸で船舶向けアンモニア燃料を供給・三菱HCキャピタル<8593>ロボ事業に本格参入、製造など定額貸し・日本製紙<3863>豪で220人削減、経営効率化、早期黒字に・ダイヘン<6622>蘭のSIer買収、溶接機・ロボの欧州売上高3倍に・富士通<6702>欧事業を再編、英サービス子会社清算・Jフロント<3086>日本政策投資銀行などと、30億円ファンド設立、中小承継を支援・三井物産<8031>米リチウム社に出資、ブラジル鉱山から5年で30万トン・岩谷産業<8088>コスモエネHDに追加出資、持分法適用会社化・小糸製作所<7276>新中計、設備投資3年1800億円、米中で売り上げ拡大・グンゼ<3002>ホリゾンとメカトロ譲渡の交渉開始・ヤマハ発<7272>英ローラカーズと技術提携、「フォーミュラE」参戦・NTN<6472>オンライン軸受講習会が好評、新人教育・販売促進後押し・クボタ<6326>燃料電池トラクターの試作機初公開、フル充電で4時間作業・日立建機<6305>米向け鉱山ダンプを26年度から本格生産・安川電機<6506>福岡で特区法人指定に、ロボ工場建設・RYODEN<8084>振動センサーで予兆保全、来年度システム提案開始・NTT<9432>OISTと連携、基礎研究の成果をAIに・NEC<6701>DataCurrentと、データ利活用で協業、放送局の広告運用・KDDI<9433>森ビルと、デジタルツイン活用の常設ホール運用開始・鹿島<1812>ダム工事材料の品質管理、AIで人員9割減、システム・ENEOSHD<5020>東京・晴海に水素ステーション、五輪選手村跡地、パイプラインで供給☆前場のイベントスケジュール<国内>・08:30 3月東京都区部消費者物価指数(生鮮食品除く)(前年比予想:+2.4%)・08:30 2月有効求人倍率(予想:1.27倍、1月:1.27倍)・08:30 2月失業率(予想:2.4%、1月:2.4%)・08:50 2月鉱工業生産速報値(前月比予想:+1.3%、1月:-6.7%)<海外>・特になし
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2024/03/29 08:34
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今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク選好的なユーロ買い・円売りがただちに拡大する可能性は低い見通し
*08:17JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク選好的なユーロ買い・円売りがただちに拡大する可能性は低い見通し
ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/02/18)まで上昇。その後、0.9536(2022/09/28)まで反落したが、2024年にかけて1.1ドル台まで戻している。ユーロ・円は英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長期間伸び悩んだが、欧州銀行(ECB)による複数回の利上げ後に165円35銭(2024/3/20)まで上昇。欧州中央銀行(ECB)は6月に利下げを開始する可能性が高いと見られており、状況次第では年内複数回の利下げもあり得る。そのため、リスク選好的なユーロ買い・円売りがただちに拡大する可能性は低いとみられる。【ユーロ売り要因】・ECBの6月利下げ観測・中東情勢の悪化、ユーロ圏経済の減速懸念・日本銀行は政策金利を0.00-0.10%に引き上げ【ユーロ買い要因】・2024年に3回の米利下げ予想・日本銀行は緩和的な金融環境を長期間維持する計画・米欧金利差縮小の可能性
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2024/03/29 08:17
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今日の為替市場ポイント:欧米市場休場で主要通貨の為替取引は動意薄となる見込み
*08:14JST 今日の為替市場ポイント:欧米市場休場で主要通貨の為替取引は動意薄となる見込み
28日のドル・円は、東京市場では151円54銭から151円25銭まで反落。欧米市場では151円50銭まで買われた後、一時151円15銭まで下落し、151円38銭で取引終了。本日29日のドル・円は主に151円台で推移か。欧米主要市場は休場となるため、主要通貨の為替取引は動意薄となる見込み。米商務省が3月28日発表した2023年10-12月期国内総生産(GDP)確報値は前期比年率+3.4%で改定値の+3.2%から上方修正された。個人消費や工場など非住宅への設備投資、州・地方政府の支出が上方修正されたことが要因。市場参加者の間からは「GDP確報値の上方修正が金融政策に大きな影響を及ぼすことはないが、米金融当局が利下げを急ぐ必要性はやや低下した」との声が聞かれている。一部の市場参加者は「個人消費の動向は当面無視できない」と指摘し、底堅い動きをみせた場合、6月利下げ観測は後退し、ドル高につながる可能性があると予想している。
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2024/03/29 08:14
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28日の米国市場ダイジェスト:NYダウは47ドル高、GDP上方修正を好感
*07:54JST 28日の米国市場ダイジェスト:NYダウは47ドル高、GDP上方修正を好感
■NY株式:NYダウは47ドル高、GDP上方修正を好感米国株式市場はまちまち。ダウ平均は47.29ドル高の39,807.37ドル、ナスダックは20.06ポイント安の16,379.46で取引を終了した。先週分新規失業保険申請件数が予想外に減少、10-12月期国内総生産(GDP)確定値が予想外に上方修正されるなど良好な結果を受けてダウは上昇も、金利の上昇でハイテクは下落し、まちまちで寄り付いた。連休を控えた調整が続き、終日売り買いが交錯したがダウは強い経済への期待を受けた買いが支え底堅く推移し、終盤にかけて上げ幅を拡大し過去最高値を更新。ナスダックは金利高が警戒されプラス圏を維持できず、まちまちで終了した。セクター別では、エネルギーや不動産管理・開発会社が上昇した一方、自動車・自動車部品が下落。石油・天然ガス生産会社のエクソンモービル(XOM)や再生可能燃料会社のシェブロン(CVX)は原油高に連れ、増益期待にそれぞれ上昇。化粧品メーカーのエスティローダー(EL)はアナリストの投資判断引き上げで上昇。携帯端末のアップル(AAPL)はアナリストの投資判断引き下げで下落した。トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループは株価の行き過ぎ感などが強まり下落。投資家の恐怖心理を示すVIX指数は一時13を割り込んだ。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:日本当局の介入警戒感で円下げ渋り、FRBは利下げ急がずとの見方にドルも底堅い28日のニューヨーク外為市場でドル・円は151円15銭へ下落後、151円42銭まで上昇し、151円37銭で引けた。岸田首相の介入も辞さない発言を受け日本当局の円安是正介入警戒感を受けた円買いや3月ミシガン大学1年期待インフレ率確報値のインフレ期待が予想外に低下したため長期金利の低下に伴い一時ドル売りが優勢となった。その後、良好な雇用や国内総生産(GDP)確定値が予想を上回る良好な指標に加えウォラー理事の利下げを急がないとの発言を受けてFRBの利下げが先送りされるとの根強い観測に連れ再び金利が上昇しドル買いが再開した。ユーロ・ドルは1.0782ドルから1.0819ドルまで上昇し、1.0788ドルで引けた。ユーロ・円は、163円14銭へ下落後、163円58銭まで上昇。日本当局の円安是正介入警戒感などがくすぶり円は堅調に推移した。ポンド・ドルは1.2611ドルから1.2654ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.9058フランから0.9000フランまで下落した。■NY原油:大幅高で83.17ドル、需給ひっ迫の思惑で一時83.21ドルNY原油先物5月限は大幅高(NYMEX原油5月限終値:83.17 ↑1.82)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は、前営業日比+1.82ドルの83.17ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは81.52ドル-83.21ドル。ロンドン市場で81.52ドルまで売られたが、米国市場では需給ひっ迫の思惑が強まり、83.21ドルまで一段高となった。通常取引終了後の時間外取引では主に83ドルを挟んだ水準で推移。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC) 37.92ドル +0.11ドル(+0.29%)モルガン・スタンレー(MS) 94.16ドル +0.66ドル(+0.70%)ゴールドマン・サックス(GS)417.69ドル +2.44ドル(+0.58%)インテル(INTC) 44.17ドル +0.40ドル(+0.91%)アップル(AAPL) 171.48ドル -1.83ドル(-1.05%)アルファベット(GOOG) 152.26ドル +0.32ドル(+0.21%)メタ(META) 485.58ドル -8.28ドル(-1.67%)キャタピラー(CAT) 366.43ドル +1.78ドル(+0.48%)アルコア(AA) 33.79ドル +0.58ドル(+1.74%)ウォルマート(WMT) 60.17ドル -0.55ドル(-0.90%)
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2024/03/29 07:54
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NY原油:大幅高で83.17ドル、需給ひっ迫の思惑で一時83.21ドル
*07:33JST NY原油:大幅高で83.17ドル、需給ひっ迫の思惑で一時83.21ドル
NY原油先物5月限は大幅高(NYMEX原油5月限終値:83.17 ↑1.82)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は、前営業日比+1.82ドルの83.17ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは81.52ドル-83.21ドル。ロンドン市場で81.52ドルまで売られたが、米国市場では需給ひっ迫の思惑が強まり、83.21ドルまで一段高となった。通常取引終了後の時間外取引では主に83ドルを挟んだ水準で推移。
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2024/03/29 07:33
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NY金:堅調推移で2238.40ドル、一時2246.80ドルまで値上り
*07:31JST NY金:堅調推移で2238.40ドル、一時2246.80ドルまで値上り
NY金先物6月限は堅調推移(COMEX金6月限終値:2238.40 ↑25.70)。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は、前営業日比+25.70ドルの2238.40ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは2207.50-2246.80ドル。アジア市場の前半で2207.50ドルまで売られたが、まもなく反転し、じり高で推移。米国市場の後半にかけて2246.80ドルまで上げ幅を拡大した。通常取引終了後の時間外取引では主に2240ドルを挟んだ水準で推移。
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2024/03/29 07:31
注目トピックス 市況・概況
NY為替:日本当局の介入警戒感で円下げ渋り、FRBは利下げ急がずとの見方にドルも底堅い
*06:32JST NY為替:日本当局の介入警戒感で円下げ渋り、FRBは利下げ急がずとの見方にドルも底堅い
28日のニューヨーク外為市場でドル・円は151円15銭へ下落後、151円42銭まで上昇し、151円37銭で引けた。岸田首相の介入も辞さない発言を受け日本当局の円安是正介入警戒感を受けた円買いや3月ミシガン大学1年期待インフレ率確報値のインフレ期待が予想外に低下したため長期金利の低下に伴い一時ドル売りが優勢となった。その後、良好な雇用や国内総生産(GDP)確定値が予想を上回る良好な指標に加えウォラー理事の利下げを急がないとの発言を受けてFRBの利下げが先送りされるとの根強い観測に連れ再び金利が上昇しドル買いが再開した。ユーロ・ドルは1.0782ドルから1.0819ドルまで上昇し、1.0788ドルで引けた。ユーロ・円は、163円14銭へ下落後、163円58銭まで上昇。日本当局の円安是正介入警戒感などがくすぶり円は堅調に推移した。ポンド・ドルは1.2611ドルから1.2654ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.9058フランから0.9000フランまで下落した。
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2024/03/29 06:32
注目トピックス 市況・概況
今日の注目スケジュール:失業率、鉱工業生産指数、米個人消費支出(PCE)価格コア指数など
*06:30JST 今日の注目スケジュール:失業率、鉱工業生産指数、米個人消費支出(PCE)価格コア指数など
<国内>08:30 有効求人倍率(2月) 1.27倍 1.27倍08:30 失業率(2月) 2.5% 2.4%08:30 東京CPI(3月) 2.5% 2.5%08:50 百貨店・スーパー売上高(2月) 3.3%08:50 小売売上高(2月) 2.7% 2.1%08:50 鉱工業生産指数(2月) 1.3% -6.7%14:00 住宅着工件数(2月) -5.1% -7.5%マテリアルグループが東証グロースに新規上場(公開価格:1180円)グリーンモンスターが東証グロースに新規上場(公開価格:980円)<海外>21:00 南ア・貿易収支(2月) -94億ランド21:30 米・卸売在庫(2月) -0.3%21:30 米・個人所得(2月) 0.4% 1.0%21:30 米・個人消費支出(2月) 0.5% 0.2%21:30 米・個人消費支出(PCE)価格コア指数(2月) 2.8% 2.8%中・経常収支確定値(10-12月) 552億ドル米・株式市場は祝日のため休場(聖金曜日)欧・株式市場は祝日のため休場(聖金曜日)英・株式市場は祝日のため休場(聖金曜日)香港・株式市場は祝日のため休場(聖金曜日)注:数値は市場コンセンサス、前回数値
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2024/03/29 06:30
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NY株式:NYダウは47ドル高、GDP上方修正を好感
*05:44JST NY株式:NYダウは47ドル高、GDP上方修正を好感
米国株式市場はまちまち。ダウ平均は47.29ドル高の39,807.37ドル、ナスダックは20.06ポイント安の16,379.46で取引を終了した。先週分新規失業保険申請件数が予想外に減少、10-12月期国内総生産(GDP)確定値が予想外に上方修正されるなど良好な結果を受けてダウは上昇も、金利の上昇でハイテクは下落し、まちまちで寄り付いた。連休を控えた調整が続き、終日売り買いが交錯したがダウは強い経済への期待を受けた買いが支え底堅く推移し、終盤にかけて上げ幅を拡大し過去最高値を更新。ナスダックは金利高が警戒されプラス圏を維持できず、まちまちで終了した。セクター別では、エネルギーや不動産管理・開発会社が上昇した一方、自動車・自動車部品が下落。石油・天然ガス生産会社のエクソンモービル(XOM)や再生可能燃料会社のシェブロン(CVX)は原油高に連れ、増益期待にそれぞれ上昇。化粧品メーカーのエスティローダー(EL)はアナリストの投資判断引き上げで上昇。携帯端末のアップル(AAPL)はアナリストの投資判断引き下げで下落した。トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループは株価の行き過ぎ感などが強まり下落。投資家の恐怖心理を示すVIX指数は一時13を割り込んだ。(Horiko Capital Management LLC)
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2024/03/29 05:44
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3月28日のNY為替概況
*04:08JST 3月28日のNY為替概況
28日のニューヨーク外為市場でドル・円は151円15銭へ下落後、151円42銭まで上昇し、引けた。岸田首相の介入も辞さない発言を受け日本当局の円安是正介入警戒感を受けた円買いや3月ミシガン大学1年期待インフレ率確報値のインフレ期待が予想外に低下したため長期金利の低下に伴い一時ドル売りが優勢となった。その後、良好な雇用や国内総生産(GDP)確定値が予想を上回る良好な指標を受けてFRBの利下げが先送りされるとの根強い観測に連れ再び金利が上昇しドル買いが再開した。ユーロ・ドルは1.0782ドルから1.0818ドルまで上昇し、引けた。ユーロ・円は、163円14銭へ下落後、163円58銭まで上昇。日本当局の円安是正介入警戒感などがくすぶり円は堅調に推移した。ポンド・ドルは1.2611ドルから1.2654ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.9058フランから0.9000フランまで下落した。[経済指標]・米・先週分新規失業保険申請件数:21万件(予想:21.2万件、前回:21.2万件←21.0万件)・米・失業保険継続受給者数:181.9万人(予想:181.5万人、前回:179.5万人←180.7万人)・米・10-12月期GDP確定値:前期比年率+3.4%(予想:+3.2%、改定値:+3.2%)・米・10-12月期個人消費確定値:前期比年率+3.3%(予想:+3.0%、改定値:+3.0%)・米・3月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値:79.4(予想:76.5、速報値:76.5)・米・3月ミシガン大学1年期待インフレ率確報値:2.9%(予想:3.1%、速報値:3.0%)・米・3月ミシガン大学5-10年期待インフレ率確報値:2.8%(予想:2.9%、速報値:2.9%)・米・2月中古住宅販売成約指数:前月比+1.6%(予想:+1.5%、1月:-4.7%←-4.9%)・米・3月カンザスシティ連銀製造業活動:-7(予想―4、2月―4)
<KY>
2024/03/29 04:08
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[通貨オプション]まちまち、短期物ではOP買い、レンジ相場突破で
*03:35JST [通貨オプション]まちまち、短期物ではOP買い、レンジ相場突破で
ドル・円オプション市場はまちまち。短期物でドル・円のレンジ相場突破を受けてオプション買いが一段と強まった。一方、1年物ではオプション売りが優勢となった。リスクリバーサルはまちまち。調整色が強まった。■変動率・1カ月物7.37%⇒7.70%(08年/24=31.044%)・3カ月物8.16%⇒8.16%(08年10/24=31.044%)・6カ月物8.45%⇒8.45%(08年10/24=25.50%)・1年物8.77%⇒8.75%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)■リスクリバーサル(25デルタ円コール)・1カ月物+0.87%⇒+1.13%(08年10/27=+10.90%)・3カ月物+0.86%⇒+0.94%(08年10/27=+10.90%)・6カ月物+0.72%⇒+0.75%(08年10/27=+10.71%)・1年物+0.42%⇒+0.42%(08年10/27=+10.71%)
<KY>
2024/03/29 03:35
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NY外為:ドル買い後退、米長期金利低下に転じる
*01:44JST NY外為:ドル買い後退、米長期金利低下に転じる
NY外為市場ではドル買いが後退した。米ミシガン大消費者信頼感の期待インフレ率低下で米長期金利が低下に転じた。10年債利回りは4.23%から4.18%まで低下。ドル買いも後退し、ドル・円は151円15銭まで一時下落後、151円37銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.0783ドルから1.0818ドルまで上昇した。ポンド・ドルは1.2623ドルから1.2644ドルへ上昇。
<KY>
2024/03/29 01:44
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【市場反応】米3月カンザスシティ連銀製造業活動は予想外に悪化、ドル上値重い
*00:38JST 【市場反応】米3月カンザスシティ連銀製造業活動は予想外に悪化、ドル上値重い
米3月カンザスシティ連銀製造業活動は-7と、予想外に2月―4から一段と悪化した。ドルは上値の重い展開。ドル・円は151円23銭とドルの安値圏で推移した。ユーロ・ドルは1.0802ドルで推移。ポンド・ドルは1.2636ドルで推移した。[経済指標]・米・3月カンザスシティ連銀製造業活動:-7(予想―4、2月―4)
<KY>
2024/03/29 00:38
注目トピックス 市況・概況
【市場反応】米3月ミシガン大消費者信頼感指数は予想上振れも期待インフレ率が予想外に下方修正、ドル買い後退
*23:23JST 【市場反応】米3月ミシガン大消費者信頼感指数は予想上振れも期待インフレ率が予想外に下方修正、ドル買い後退
米3月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値は79.4と、予想外に速報値76.5から上方修正され21年7月来で最高となった。連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ期待指数として注目している同指数の1年期待インフレ率確報値は2.9%と、予想外に速報値3.0%から低下。5-10年期待インフレ率確報値は2.8%とやはり予想外に速報値2.9%に下方修正されたことは、FRBにとり朗報となる。米2月中古住宅販売成約指数は前月比+1.6%と、1月-4.7%からプラスに改善。予想を上回り、今後の中古住宅販売件数が増加する可能性が示唆された。消費者信頼感指数や中古住宅販売成約指数が予想を上回るも、期待インフレ率の低下で米10年債利回りは4.23%から4.19%まで低下した。ドル買いがさらに後退し、ドル・円は151円25銭で上値が重い展開。ユーロ・ドルは1.0782ドルから1.0818ドルまで上昇した。ポンド・ドルは1.2610ドルから1.2654ドルまで上昇。【経済指標】・米・3月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値:79.4(予想:76.5、速報値:76.5)・米・3月ミシガン大学1年期待インフレ率確報値:2.9%(予想:3.1%、速報値:3.0%)・米・3月ミシガン大学5-10年期待インフレ率確報値:2.8%(予想:2.9%、速報値:2.9%)・米・2月中古住宅販売成約指数:前月比+1.6%(予想:+1.5%、1月:-4.7%←-4.9%)
<KY>
2024/03/28 23:23
注目トピックス 市況・概況
【市場反応】米先週分新規失業保険申請件数/10-12月期GDP確定値、ドル堅調
*21:58JST 【市場反応】米先週分新規失業保険申請件数/10-12月期GDP確定値、ドル堅調
米労働省が発表した先週分新規失業保険申請件数は2000件減の21万件と、予想21.2万件を小幅下回った。前回は21.2万件へ21.0万件から上方修正。また、失業保険継続受給者数は181.9万人と、前回179.5万人から増加し1月中旬来の高水準となった。同時刻に米商務省が発表した10-12月期国内総生産(GDP)確定値は前期比年率+3.4%と、改定値+3.2%から予想外に上方修正された。同期個人消費確定値は前期比年率+3.3%と、やはり予想外に改定値+3.0%から伸びが拡大。伸びは1-3月期以来で最大となった。良好な結果に米国債相場は軟調。10年債利回りは4.23%まで上昇した。ドル買いは限定的。ドル・円は151円39銭に強含んだのちは151円23銭へじり安推移。ユーロ・ドルは1.0783ドルから1.0795ドルへ上昇した。ポンド・ドルは1.2611ドルから1.2628ドルまで上昇。【経済指標】・米・先週分新規失業保険申請件数:21万件(予想:21.2万件、前回:21.2万件←21.0万件)・米・失業保険継続受給者数:181.9万人(予想:181.5万人、前回:179.5万人←180.7万人)・米・10-12月期GDP確定値:前期比年率+3.4%(予想:+3.2%、改定値:+3.2%)・米・10-12月期個人消費確定値:前期比年率+3.3%(予想:+3.0%、改定値:+3.0%)
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2024/03/28 21:58
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:ドル・円は変わらず、ユーロ売りは一服
*19:57JST 欧州為替:ドル・円は変わらず、ユーロ売りは一服
欧州市場でドル・円は151円40銭付近と、ほぼ変わらずの値動き。一方、パネッタ・イタリア中銀総裁の「政策緩和の条件は整いつつある」との見解やドイツの雇用減を受け、ユーロ・ドルは一時1.0774ドルまで下落。その後は下げ渋る展開に。ここまでの取引レンジは、ドル・円は151円33銭から151円50銭、ユーロ・円は163円13銭から163円52銭、ユーロ・ドルは1.0774ドルから1.0802ドル。
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2024/03/28 19:57
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:ドル・円は上値が重い、米金利の伸び悩みで
*19:26JST 欧州為替:ドル・円は上値が重い、米金利の伸び悩みで
欧州市場でドル・円は上値が重く、151円50銭まで上昇後は上げ渋る展開。米10年債利回りの伸び悩みでドル買いはいったん収束。ユーロ・ドルは1.0774ドルまで下落後、1.0780ドル台でのもみ合いに。クロス円も一段の下げは抑制されている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は151円33銭から151円50銭、ユーロ・円は163円13銭から163円52銭、ユーロ・ドルは1.0774ドルから1.0802ドル。
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2024/03/28 19:26
注目トピックス 市況・概況
日経平均テクニカル:反落、騰落レシオは過熱状態解消を示唆
*18:15JST 日経平均テクニカル:反落、騰落レシオは過熱状態解消を示唆
28日の日経平均は反落した。配当権利落ちによる約260円安を含めて終値は594.66円安。ローソク足は陰線を描き、終値は再び5日移動平均線を下回った。3月15日を直近ボトムに上昇してきた5日線が下向きに転じたこともあり、目先は調整色が強まる可能性が意識される。ただ、東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)は116.10%(昨日121.70%)と3月18日以来の120%割れとなって過熱状態の解消を示唆。潜在的な利益確定売り圧力の後退が推察される。
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2024/03/28 18:15
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:ドル・円は小高い、米金利の小幅上昇で
*18:09JST 欧州為替:ドル・円は小高い、米金利の小幅上昇で
欧州市場でドル・円は小高く推移し、151円40銭台でのもみ合い。米10年債利回りの小幅上昇でドル買いに振れやすく、ユーロ・ドルは1.08ドルを割り込んだ。ただ、ドル・円は151円半ば以上で売りが出やすく、目先は上値の重さが意識されよう。ここまでの取引レンジは、ドル・円は151円33銭から151円44銭、ユーロ・円は163円26銭から163円52銭、ユーロ・ドルは1.0785ドルから1.0802ドル。
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2024/03/28 18:09
注目トピックス 市況・概況
欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、為替介入に警戒もドル選好地合い継続
*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、為替介入に警戒もドル選好地合い継続
28日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。日本政府による円安けん制で、引き続き円買い圧力がドルの重石となる見通し。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)当局者のタカ派的な見解を受け、ドル選好地合いが続きそうだ。29日の休場を控え、前日の取引は方向感を欠く展開に。FRBの6月から3回の利下げが観測されるなか、目先の引き締め的政策の継続を見込んだドル買いに振れ、ユーロ・ドルは1.08ドル台前半からの戻りは鈍い。ドル・円は151円付近からやや値を戻した。本日アジア市場でFRB当局者が目先の利下げに慎重な見方を示すと、ドル・円は一時151円半ばに浮上。ただ、日本政府の円安けん制によりドル・円は伸び悩んだ。この後の海外市場は米インフレ指標にらみ。FRBの政策決定を左右するコアPCE価格指数は高止まりが予想され、目先も引き締め的な政策を堅持するとの見方から金利高・ドル高要因になりやすい。一方、財務省と金融庁、日銀による会合で今後の円安阻止に向けた対応が協議された。それを受け、ドル・円は前日に152円を目指す展開からやや水準を切り下げている。ただ、ドル選好地合いで目先も151円台を維持するとみる。【今日の欧米市場の予定】・17:55 独・3月失業率(予想:5.9%、2月:5.9%)・18:00 ユーロ圏・2月マネーサプライ(前年比予想:+0.3%、1月:+0.1%)・21:30 米・10-12月期GDP確定値(前期比年率予想:+3.2%、改定値:+3.2%)・21:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:21.2万件、前回:21.0万件)・22:45 米・3月シカゴ購買部協会景気指数(予想:46.0、2月:44.0)・23:00 米・2月中古住宅販売成約指数(前月比予想:+1.5%、1月:-4.9%)・23:00 米・3月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値(予想:76.5、速報値:76.5)
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2024/03/28 17:25
注目トピックス 市況・概況
28日の日本国債市場概況:債券先物は145円88銭で終了
*17:20JST 28日の日本国債市場概況:債券先物は145円88銭で終了
<円債市場>長期国債先物2024年6月限寄付145円75銭 高値145円95銭 安値145円65銭 引け145円88銭売買高総計23437枚2年 458回 0.186%5年 166回 0.349%10年 373回 0.706%20年 187回 1.459%債券先物6月限は、145円53銭で取引を開始。日銀が大規模緩和の解除を決めた3月会合における主な意見を受けて売りが先行し、145円65銭まで下げた。その後、日銀の定例国債買い入れオペは前回と同額で、結果も強いとの見方から買いが強まり、145円95銭まで上げた。現物債の取引では、全年限が買われた。<米国債概況>2年債は4.62%、10年債は4.21%、30年債は4.35%近辺で推移。債券利回りはやや上昇。(気配値)<その他外債市況・10年債>ドイツ国債は2.31%、英国債は3.96%、オーストラリア10年債は3.96%、NZ10年債は4.54%。(気配値)[本日の主要政治・経済イベント]<海外>・17:55 独・3月失業率(予想:5.9%、2月:5.9%)・18:00 ユーロ圏・2月マネーサプライ(前年比予想:+0.3%、1月:+0.1%)・21:30 米・10-12月期GDP確定値(前期比年率予想:+3.2%、改定値:+3.2%)・21:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:21.2万件、前回:21.0万件)・22:45 米・3月シカゴ購買部協会景気指数(予想:46.0、2月:44.0)・23:00 米・2月中古住宅販売成約指数(前月比予想:+1.5%、1月:-4.9%)・23:00 米・3月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値(予想:76.5、速報値:76.5)(海外のスケジュールで表示されている時間は日本時間)
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2024/03/28 17:20
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は伸び悩み、午後は動意薄
*17:12JST 東京為替:ドル・円は伸び悩み、午後は動意薄
28日の東京市場でドル・円は伸び悩み。米連邦準備制度理事会(FRB)当局者のタカ派的な見解でドル買いが優勢となり、151円24銭から151円54銭まで値を上げた。ただ、日本政府の円安けん制で円買い圧力が強く、午後は151円30銭付近でもみ合った。・ユーロ・円は163円86銭から163円36銭まで下落。・ユーロ・ドルは1.0827ドルから1.0792ドルまで値を下げた。・日経平均株価:始値40,324.42円、高値40,482.02円、安値40,054.06円、終値40,168.07円(前日比594.66円安)・17時時点:ドル円151円30-40銭、ユーロ・円163円40-50銭【要人発言】・ウォラー米FRB理事「データは今年の利下げの可能性が少ないことを示唆」「賃金上昇圧力は緩和しつつある」「利上げの可能性は極めて低い」・林官房長官「為替市場の動向、高い緊張感をもって注視」「行き過ぎた動きにあらゆる手段を排除せず適切に対応」「為替介入については具体的な見解を控える」・日銀金融政策決定会合における主な意見(3月18・19日)「普通の金融緩和への移行、中期的にプラスの効果を期待できる」「今回の措置で金融市場に大きな変動が起こる可能性は低い」「政策枠組みの見直し、金融引き締めへのレジーム転換ではない」「マイナス金利とYCCの同時解除、金融環境に非連続的な変化をもたらすリスク」「大規模緩和を上手に手仕舞うためにはこれからの政策の手綱さばきが重要」【経済指標】・豪・2月小売売上高:前月比+0.3%(予想:+0.4%、1月:+1.1%)・英・10-12月期GDP改定値:前年比-0.2%(予想:-0.2%、速報値:-0.2%)・英・10-12月期経常収支:-212億ポンド(予想:-214億ポンド、7-9月期:-185億ポンド←-172億ポンド)
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2024/03/28 17:12
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円はこう着、明日の米休場控え動意薄
*16:15JST 東京為替:ドル・円はこう着、明日の米休場控え動意薄
28日午後の東京市場でドル・円は151円30銭台と、こう着した値動き。明日のNY市場の休場を控え積極的に動きづらい。米10年債利回りは底堅く推移し、ドル売りは後退。一方、上海総合指数や香港ハンセン指数は堅調地合いを維持し、円買いを弱めた。ここまでの取引レンジは、ドル・円は151円24銭から151円54銭、ユーロ・円は163円49銭から163円86銭、ユーロ・ドルは1.0808ドルから1.0827ドル。
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2024/03/28 16:15
注目トピックス 市況・概況
リバランス売りや益出しから大幅反落【クロージング】
*16:11JST リバランス売りや益出しから大幅反落【クロージング】
28日の日経平均は反落。594.66円安の40168.07円(出来高概算19億8000万株)で取引を終えた。前日の米国市場では主要株価指数が上昇したものの、3月期末の配当落ちの影響に加えて、為替介入への懸念もあり、買い見送りムードが強まった。ただ、このところ上昇で買い遅れている投資家も多く、株価水準の下がったところでは押し目狙いの買いもみられた。しかし、大引けにかけては、あすの日経平均の銘柄入れ替えに伴う先回り的なリバランス売りや新年度入り後に伴う機関投資家による益出しの売りが出たようで、日経平均は大引けにかけて下げ幅を広げ、一時40054.06円まで水準を切り下げた。東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が1300を超え、全体の8割超を占めた。セクター別では、鉱業を除く32業種が下落し、パルプ紙、陸運、鉄鋼、水産農林、医薬品の下げが目立っていた。指数インパクトの大きいところでは、住友不<8830>、富士フイルム<4901>、7&iHD<3382>、フジクラ<5803>がしっかりだった半面、信越化<4063>、アドバンテス<6857>、東エレク<8035>、TDK<6762>、ファーストリテ<9983>が軟調だった。前日の米国市場は、主要株価指数は上昇した。ただ、東京市場では3月期企業の配当などの権利取り後の利食い売りが先行。また、今週末の米国市場がグッドフライデー(聖金曜日)で休場となることもあって、海外投資家による利食い売りも広がったもようだ。さらに、円相場は介入警戒感から1ドル=151円台前半でこう着感の強い動きで、輸出関連株がさえない動きとなったことも相場の重荷となっていた。29日の終値で実施される日経平均の銘柄入れ替えを前に、新規採用の3銘柄を購入するために、他の222銘柄を幅広く売る必要があるだけに、先回り的に売りが出たことも短期的に地合いを悪化させたようだ。日経平均は反落したが、期末の需給イベントなどが原因で、一時的に株価が押し下げられても上昇基調の腰を折るまでには至らないとの声が大きい。また、米国では29日に、米連邦準備制度理事会(FRB)が重視する2月の個人消費支出(PCE)物価統計の発表が控えているだけに、短期的な過熱感を冷ましながら、重要イベントの通過を待つ段階で、目先は値固め局面に変わりはないと考える向きが多い。
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2024/03/28 16:11
注目トピックス 市況・概況
日経VI:低下、株価下落で高値警戒感が緩和
*16:05JST 日経VI:低下、株価下落で高値警戒感が緩和
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は28日、前日比-0.22(低下率1.14%)の19.06と低下した。なお、高値は19.18、安値は18.12。昨日の米株式市場で主要指数が上昇した一方、日経225先物は昨日までの続伸で320円上昇したことから上値追いには慎重で、今日の日経225先物は前日終値と同水準始まった。取引開始後の売り買い一巡後、日経225先物は売り優勢の展開となった。市場では短期的な過熱感が意識されていたこともあり、今日の株価下落で高値警戒感が緩和。ボラティリティーの高まりを警戒するムードが後退し、日経VIは終日、昨日の水準を下回って推移した。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
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2024/03/28 16:05
注目トピックス 市況・概況
東証業種別ランキング:パルプ・紙が下落率トップ
*15:38JST 東証業種別ランキング:パルプ・紙が下落率トップ
パルプ・紙が下落率トップ。そのほか陸運業、鉄鋼、水産・農林業、医薬品、証券業なども下落。一方、鉱業が上昇率トップ。そのほかの上昇はなし。業種名/現在値/前日比(%)1. 鉱業 / 671.43 / 0.872. 電力・ガス業 / 549.05 / -0.023. 石油・石炭製品 / 1,807.44 / -0.204. 不動産業 / 2,141.87 / -0.455. 機械 / 3,263.22 / -0.456. ゴム製品 / 4,924.14 / -0.757. 小売業 / 1,849.69 / -0.998. 非鉄金属 / 1,351.78 / -1.179. 電気機器 / 4,819.93 / -1.2310. サービス業 / 2,952.49 / -1.4411. 輸送用機器 / 5,597.22 / -1.4412. 空運業 / 245.65 / -1.5013. 食料品 / 2,248.54 / -1.5014. 精密機器 / 11,842.74 / -1.6015. ガラス・土石製品 / 1,477.95 / -1.7616. 卸売業 / 3,922.3 / -1.7917. その他製品 / 4,987.63 / -1.8118. 保険業 / 2,244.27 / -1.9119. 化学工業 / 2,634.87 / -1.9220. 金属製品 / 1,478.9 / -1.9521. 情報・通信業 / 5,784.41 / -2.1822. 繊維業 / 664.44 / -2.1923. 建設業 / 1,722.9 / -2.5224. その他金融業 / 1,075.37 / -2.6125. 倉庫・運輸関連業 / 2,707.19 / -2.7226. 銀行業 / 310.43 / -2.7727. 海運業 / 1,598.68 / -2.7828. 証券業 / 633.42 / -2.7929. 医薬品 / 3,647.5 / -3.1530. 水産・農林業 / 593.75 / -3.5231. 鉄鋼 / 841.29 / -3.5332. 陸運業 / 2,134.8 / -3.6133. パルプ・紙 / 586.08 / -6.07
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2024/03/28 15:38
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は底堅い、ドル買い地合い継続
*15:10JST 東京為替:ドル・円は底堅い、ドル買い地合い継続
28日午後の東京市場でドル・円は底堅く、151円30銭付近から小幅に値を上げた。米連邦準備制度理事会(FRB)当局者のタカ派的な見解を受け、引き締め的な政策を堅持するとの見方からドル選好地合いが続く。主要通貨は対ドルで伸び悩む展開に。ここまでの取引レンジは、ドル・円は151円24銭から151円54銭、ユーロ・円は163円49銭から163円86銭、ユーロ・ドルは1.0808ドルから1.0827ドル。
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2024/03/28 15:10
注目トピックス 市況・概況
日経平均大引け:前日比594.66円安の40168.07円
*15:02JST 日経平均大引け:前日比594.66円安の40168.07円
日経平均は前日比594.66円安の40168.07円(同-1.46%)で大引けを迎えた。なお、TOPIXは前日比48.47pt安の2750.81pt(同-1.73%)。
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2024/03/28 15:02
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は動意薄、株価にらみ
*14:48JST 東京為替:ドル・円は動意薄、株価にらみ
28日午後の東京市場でドル・円は動意が薄く、151円30銭付近でのもみ合いが続く。日経平均株価は権利落ちの影響も。下げ幅を拡大。一方、上海総合指数や香港ハンセン指数は堅調地合い、時間外取引の米ダウ先物は下げ幅を縮小し、円買いを弱めた。ここまでの取引レンジは、ドル・円は151円24銭から151円54銭、ユーロ・円は163円49銭から163円86銭、ユーロ・ドルは1.0808ドルから1.0827ドル。
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2024/03/28 14:48
注目トピックス 市況・概況
日経平均は665円安、米経済指標などに関心
*14:43JST 日経平均は665円安、米経済指標などに関心
日経平均は665円安(14時40分現在)。日経平均寄与度では、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、信越化<4063>などがマイナス寄与上位となっており、一方、住友不<8830>、7&iHD<3382>、富士フイルムHD<4901>などがプラス寄与上位となっている。セクターでは、パルプ・紙、水産・農林業、鉄鋼、陸運業、医薬品が値下がり率上位、鉱業が値上がりしている。日経平均は下げ幅を広げている。米国では今晩、10-12月期の米実質国内総生産(GDP)確定値、週間の米新規失業保険申請件数、3月の米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)、2月の米仮契約住宅販売指数、3月の米消費者態度指数(確報値、ミシガン大学調べ)が発表される。また、米市場はグッドフライデーの前日で米債券市場が短縮取引となる。
<SK>
2024/03/28 14:43