注目トピックス 市況・概況ニュース一覧

注目トピックス 市況・概況 東京為替:ル・円は底堅い、日本株高で円売り 17日午前の東京市場でドル・円は底堅く、本日高値圏の129円10銭台に値を戻した。日経平均株価の上昇は小幅にとどまっているものの、プラスを維持し、日本株高を好感した円売りに振れやすい。ユーロ、豪ドルなど主要通貨は対円で強含んでいる。ここまでの取引レンジは、ドル・円は128円86銭から129円15銭、ユーロ・円は134円49銭から134円92銭、ユーロ・ドルは1.0429ドルから1.0448ドル。 <TY> 2022/05/17 09:36 注目トピックス 市況・概況 日経平均は61円安、寄り後は下げに転じる 日経平均は61円安(9時15分現在)。今日の東京株式市場は、寄付き段階では売り買いが交錯した。昨日の米株式市場でダウ平均が小幅ながら続伸したことが東京市場の株価の支えとなったことに加え、中国・上海市が6月に都市封鎖(ロックダウン)を解除する方針を示したことも市場の安心感となった。また、22年3月期決算発表が昨日までで一巡したが、好業績銘柄への物色意欲が継続し、株価支援要因となった。一方、昨日の米株式市場でナスダック総合指数やフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1%を超す下げとなったことが東京市場でハイテク株や半導体関連株の買い手控え要因となった。また、米国の利上げや中国のコロナ対策による経済の下押し懸念が払しょくできないことに加え、ウクライナ情勢の先行き不透明感も継続し、株価の重しとなり、寄付き段階では売り買いが拮抗した。寄り後、日経平均は軟調に推移している。 <FA> 2022/05/17 09:15 注目トピックス 市況・概況 個別銘柄戦略:KDDIや塩野義製薬などに注目 週明け16日の米株式市場でNYダウは26.76ドル高の32223.42、ナスダック総合指数は142.21pt安の11662.79、シカゴ日経225先物は大阪日中比20円高の26500円。為替は1ドル=129.00-10円。原油先物相場の上昇や米石油大手シェブロンなどの大幅高を背景にINPEX<1605>や石油資源開発<1662>のほか、三井物産<8031>や三菱商事<8058>など商社株に買いが向かいそうだ。米建機大手キャタピラーが+1.4%高ととなっており、コマツ<6301>、竹内製作所<6432>、三菱重工<7011>、IHI<7013>が堅調に推移することが見込まれる。米ハイテク・グロース(成長)株が再び軟調ななか、KDDI<9433>、武田薬<4502>、味の素<2802>、サントリーBF<2587>などディフェンシブ銘柄も相対的に好まれやすいだろう。ほか、F2G Ltd.(本社:イギリス)との間で、新規抗真菌薬「olorofim」の欧州、アジア地域での開発および独占的な販売に関する契約を締結した塩野義製薬<4507>などに注目。 <FA> 2022/05/17 09:06 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円はじり安、米金利の戻りは鈍い 17日午前の東京市場でドル・円はじり安となり、129円10銭台から128円80銭台に値を下げた。米10年債利回りは前日に低下後、戻りは鈍くドル買いは入りづらい。一方、日経平均株価は前日終値付近で方向感は乏しく、円への売り買いは交錯しているもよう。ここまでの取引レンジは、ドル・円は128円86銭から129円15銭、ユーロ・円は134円49銭から134円73銭、ユーロ・ドルは1.0429ドルから1.0439ドル。 <TY> 2022/05/17 09:03 注目トピックス 市況・概況 前場に注目すべき3つのポイント~底堅さを見極めつつ、押し目狙いから改めて抵抗線突破のタイミングを探る動きに~ 17日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■株式見通し:底堅さを見極めつつ、押し目狙いから改めて抵抗線突破のタイミングを探る動きに■アサヒ、1Q営業利益 82.7%減 90.44億円■前場の注目材料:クボタ、北米向け小型建機増産、CTL生産能力2.6倍に■底堅さを見極めつつ、押し目狙いから改めて抵抗線突破のタイミングを探る動きに17日の日本株市場は、利食いの動きが先行するものの、底堅さが意識されやすい相場展開になりそうだ。16日の米国市場はNYダウが26ドル高だった。中国の鉱工業生産や小売売上高の悪化、NY連銀製造業景気指数が予想外のマイナスに落ち込んだため、世界経済の成長鈍化を警戒し売りが先行。ただし、米連邦準備理事会(FRB)の利上げペースが従来想定されたほど急速にならないとの見方も同時に浮上し、金利が低下するとダウは上昇に転じた。ハイテク株は利食いと見られる売りが続き、ナスダック、S&P500は下落。シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円高の26500円。円相場は1ドル128円90銭台で推移している。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや利食いの動きが優勢になりそうだ。もっとも、直近の大幅上昇に対する反動との見方から、売り圧力が強まる流れになりづらいだろう。また、中国・上海市が6月に都市封鎖を解除する方針を示しており、これを受けて原油先物相場が上昇。米国ではエネルギー株のほか、中国関連の一角が買われていることもあり、サプライヤー問題などへの警戒感は和らぐ可能性はありそうだ。そのため、利食いの動きが優勢となるなか、押し目待ちの動きは意識されやすい。また、昨日の日経平均は買い先行で始まった後は、戻り売りに押される格好から上げ幅を縮めていた。ただし、朝方に抵抗線として意識されていた25日、75日線を捉えてきたことから、いったんは跳ね返される水準であり、利食いの動きが強まりやすいところだった。そのため26500円辺りでの底堅さを見極めつつ、押し目狙いから改めて抵抗線突破のタイミングを探る動きに向かいやすいだろう。そのほか、VIX指数は27.47に低下し、25日線を下回ってきた。直近では同線を支持線に上昇を見せていたこともあり、リスク回避姿勢は後退。75日線が支持線として意識されるものの、これを下回ってくるようだと、弱気に傾いているポジションの巻き戻しの動きが強まる可能性もあるため、ショートカバーが入りやすい水準となろう。物色についてはインデックスに絡んだ商いのほか、決算を手掛かりとした見直しの動きが見込まれる。また、上海市の都市封鎖解除の動きにより、中国関連のほか、インバウンド期待からの関連銘柄への物色も期待されてきそうだ。中小型株については利食い一巡後の押し目狙いの動きは次第に強まってくる可能性がある。■アサヒ、1Q営業利益 82.7%減 90.44億円アサヒ<2502>が発表した第1四半期業績は、売上収益が前年同期比8.8%増の4968.63億円、営業利益は同82.7%減の90.44億円だった。コーヒー飲料の売上減少などにより飲料事業は減収となったものの、家庭用でのビールの売上増加により酒類事業が増収。営業利益はコンセンサスを下回る。■前場の注目材料・日経平均は上昇(26547.05、+119.40)・NYダウは上昇(32223.42、+26.76)・シカゴ日経先物は上昇(26500、大阪比+20)・1ドル=129.00-10円・VIX指数は低下(27.47、-1.40)・米原油先物は上昇(114.20、+3.71)・米長期金利は低下・米国景気の拡大・コロナ流行下の経済活動正常化・日銀は金融緩和を長期化・株価急落時の日銀ETF買い・クボタ<6326>北米向け小型建機増産、CTL生産能力2.6倍に・ファナック<6954>食品分野向けロボ拡充、オールステンレスで生肉も対応・キトー<6409>米クロスビーグループと統合、株式非公開化・アルフレッサ<2784>新中計、設備増強・DXに1200億円投資・三菱UFJ<8306>6億株上限に自社株取得、全数を消却・トヨタ紡織<3116>アロマビットに出資、車室空間の香り可視化・サンコール<5985>シャントバスバー生産倍増、EV普及で需要増加・日精樹脂<6293>3カ年中計策定、24年度売上高640億円、世界生産強化・FUJI<6134>新工場棟建設、24年稼働、部品実装ロボ増産・北川鉄工所<6317>本社工場を刷新、売れ筋チャック35%増産・トーカロ<3433>台湾に新工場、半導体向け溶射加工1.5倍・クラレ<3405>ポバールフィルム増強、TV大型化に対応・ツムラ<4540>新中計、設備投資2.5倍超1150億円、製造工程にAI・ロボ導入・旭化成<3407>グループ共通データ基盤構築、分析・データ連携☆前場のイベントスケジュール<国内>・特になし<海外>・10:30 豪準備銀行5月理事会議事要旨 <ST> 2022/05/17 08:55 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク選好的なユーロ買い・円売りがさらに広がる可能性は低い見通し ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/01/25)まで上昇。英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、ユーロ・円は一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長く伸び悩んだが、日欧金利差の拡大観測が広がり、一時140円00銭(2022/04/21)まで買われている。ウクライナとロシアの戦闘が短期間で終わる見込みはないこと、欧州におけるエネルギー供給不安は解消されていないため、欧州経済の景気後退入りが警戒されている。そのため、リスク選好的なユーロ買い・円売りがさらに広がる可能性は低いとみられる。【ユーロ売り要因】・米長期金利の上昇・欧州経済は景気後退のリスクに直面・ウクライナとロシアの戦闘は長期化の公算【ユーロ買い要因】・米政策金利の大幅上昇の可能性は低下・日欧金利差拡大の思惑・代替エネルギー確保の可能性 <FA> 2022/05/17 07:52 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:リスク選好的なドル買い拡大の可能性低い 16日のドル・円は、東京市場では129円64銭から128円70銭まで反落。欧米市場では129円62銭まで買われた後、128円99銭まで反落し、129円10銭で取引終了。本日17日のドル・円は主に129円を挟んだ水準で推移か。世界経済の減速懸念は消えていないことから、リスク選好的なドル買い・円売りがただちに拡大する可能性は低いとみられる。16日発表された中国の4月鉱工業生産と4月小売売上高は、いずれも市場予想を下回る結果となった。新型コロナウイルスの感染流行を抑制するために厳しい行動制限が導入されており、個人消費は予想以上に落ち込んでいる。都市部における行動制限がすみやかに解除される可能性は低いことから、中国の4-6月期国内総生産(GDP)は前年同期比でマイナスとなる可能性がありそうだ。中国経済の減速は欧州各国の経済情勢にも影響を与えるとの見方も出ている。欧米主導の対ロシア経済制裁によって欧州諸国はエネルギー供給不安に直面しており、経済的な打撃となっているが、市場関係者の間からは「中国経済の減速が続いた場合、欧州経済の景気後退入りは避けられない」との声が聞かれている。 <FA> 2022/05/17 07:50 注目トピックス 市況・概況 大阪金見通し:上昇か、米長期金利低下やドル相場下落で押し目買い優勢の展開へ 大阪取引所金標準先物 23年4月限・夜間取引終値:7552円(前日日中取引終値↑90円)・想定レンジ:上限7620円-下限7520円17日の大阪取引所金標準先物(期先:23年4月限)は上昇しそうだ。昨日の海外市場で米長期金利が低下し、金利のつかない資産である金の投資魅力が増すとの見方が広がっている。また、ドルの総合的な価値を示すドルインデックスが下落したことを受け、ドルの代替投資先とされる金に資金が向かいやすくなっている。金先物は昨日までの5日続落で400円近く下げたことから押し目買いが入りやすくなっており、今日の金先物はこうした動きを映し買いが優勢の展開となりそうだ。 <FA> 2022/05/17 07:45 注目トピックス 市況・概況 16日の米国市場ダイジェスト:NYダウ26ドル高、ハイテクが重し ■NY株式:NYダウ26ドル高、ハイテクが重し米国株式市場はまちまち。ダウ平均は26.76ドル高の32223.42ドル、ナスダックは142.21ポイント安の11662.79で取引を終了した。中国の鉱工業生産や小売りの悪化、NY連銀製造業景気指数が予想外のマイナスに落ち込んだため世界経済の成長鈍化を警戒し、寄り付き後、下落。ただ、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペースが従来想定されたほど急速にならないとの見方も同時に浮上し、金利が低下するとダウは上昇に転じた。ハイテク株では利食いと見られる売りが続き、下落。セクター別ではエネルギー、電気通信サービスが上昇、自動車・自動車部品が下落した。エネルギー資源会社のオキシデンタル・ペトロリアム(OXY)やマラソンオイル(MRO)、デボン・エナジー(DVN)は原油高を受けて収益拡大期待にそれぞれ上昇。また、製薬会社のイーライリリー(LLY)は食品医薬品局(FDA)が同社製の新規糖尿病治療薬tirzepatideを承認したため、買われた。配信動画のネットフリックス(NFLX)やオンライン賭けサイトを運営するドラフトキング(DKNG)は、アナリストの投資判断引上げで、それぞれ上昇。一方、ファーストフード・チェーンのマクドナルド(MCD)はロシアからの完全撤退を発表し、下落した。短文投稿サイトのツィッター(TWTR)は電気自動車メーカー、テスラ(TSLA)のマスク最高経営責任者(CEO)が「安い価格での買収は問題外ではない」ツイートし、下げた。テスラ(TSLA)は上海工場の生産が都市封鎖前の水準に追い付いていないとの報道を嫌気し、下落。投資家の恐怖心理を示すVIX指数は27.36まで低下した。Horiko Capital Management LLC■NY為替:世界経済の減速懸念でドルは上げ渋る16日のニューヨーク外為市場でドル・円は、129円62銭まで上昇後、128円99銭まで反落し、129円07銭で引けた。朝方発表された米5月NY連銀製造業景気指数は予想外のマイナスに落ち込んだほか、中国の鉱工業生産や小売りの悪化で米国経済や世界経済の成長減速懸念にリスク回避の円買いや、10年債利回り低下に伴うドル売りが優勢となった。ユーロ・ドルは1.0390ドルまで下落後、1.0443ドルまで上昇し、1.0432ドル引けた。ビルロワドガロー仏中銀総裁は「ECBの政策正常化、明確なコンセンサスが台頭」と発言し、ECBの利上げを織り込むユーロ買いと、欧州委員会経済予測で、ロシアガス停止なら欧州経済がゼロ成長に落ち込む可能性を警告したことを受けたユーロ売りに上値も限定的となった。ユーロ・円は135円05銭まで上昇後、134円14銭まで反落。ポンド・ドルは1.2236ドルへ下落後、1.2330ドルまで上昇した。ドル・スイスは1.0065フランまで上昇後、1.0008フランまで反落した。■NY原油:続伸で114.20ドル、需給ひっ迫を警戒した買いが入るNY原油先物6月限は続伸(NYMEX原油6月限終値:114.20 ↑3.71)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は、前営業日比+3.71ドルの114.20ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは108.11ドル-114.90ドル。中国経済指標の悪化を嫌ってアジア市場で108.11ドルまで下げたが、需給ひっ迫を警戒した買いが新たに入ったことで、ニューヨーク市場の取引終盤にかけて114.90ドルまで一段高となった。通常取引終了後の時間外取引では114ドルを挟んだ水準で推移。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC)  34.81ドル   -0.36ドル(-1.02%)モルガン・スタンレー(MS) 79.90ドル   -0.64ドル(-0.79%)ゴールドマン・サックス(GS)303.44ドル  -3.55ドル(-1.16%)インテル(INTC)        43.08ドル   -0.52ドル(-1.19%)アップル(AAPL)        145.54ドル  -1.57ドル(-1.07%)アルファベット(GOOG)    2295.85ドル -34.46ドル(-1.48%)フェイスブック(FB)     200.04ドル  +1.42ドル(+0.71%)キャタピラー(CAT)      207.19ドル  +2.86ドル(+1.40%)アルコア(AA)         60.28ドル   +2.05ドル(+3.52%)ウォルマート(WMT)      148.21ドル  +0.16ドル(+0.11%) <ST> 2022/05/17 07:41 注目トピックス 市況・概況 NY原油:続伸で114.20ドル、需給ひっ迫を警戒した買いが入る NY原油先物6月限は続伸(NYMEX原油6月限終値:114.20 ↑3.71)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は、前営業日比+3.71ドルの114.20ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは108.11ドル-114.90ドル。中国経済指標の悪化を嫌ってアジア市場で108.11ドルまで下げたが、需給ひっ迫を警戒した買いが新たに入ったことで、ニューヨーク市場の取引終盤にかけて114.90ドルまで一段高となった。通常取引終了後の時間外取引では114ドルを挟んだ水準で推移。 <FA> 2022/05/17 07:31 注目トピックス 市況・概況 NY金:反発で1814.00ドル、ニューヨーク市場の終盤にかけて買いが強まる NY金先物6月限は反発(COMEX金6月限終値:1814.00 ↑5.80)。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は、前営業日比+5.80ドルの1814.00ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは1785.00ドル-1826.00ドル。アジア市場で1785.00ドルまで売られたが、ロンドン市場で反転し、ニューヨーク市場の終盤にかけて買いが強まる展開となった。通常取引終了後の時間外取引で1826.00ドルまで上昇した。 <FA> 2022/05/17 07:29 注目トピックス 市況・概況 NY株式:NYダウ26ドル高、ハイテクが重し 米国株式市場はまちまち。ダウ平均は26.76ドル高の32223.42ドル、ナスダックは142.21ポイント安の11662.79で取引を終了した。中国の鉱工業生産や小売りの悪化、NY連銀製造業景気指数が予想外のマイナスに落ち込んだため世界経済の成長鈍化を警戒し、寄り付き後、下落。ただ、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペースが従来想定されたほど急速にならないとの見方も同時に浮上し、金利が低下するとダウは上昇に転じた。ハイテク株では利食いと見られる売りが続き、下落。セクター別ではエネルギー、電気通信サービスが上昇、自動車・自動車部品が下落した。エネルギー資源会社のオキシデンタル・ペトロリアム(OXY)やマラソンオイル(MRO)、デボン・エナジー(DVN)は原油高を受けて収益拡大期待にそれぞれ上昇。また、製薬会社のイーライリリー(LLY)は食品医薬品局(FDA)が同社製の新規糖尿病治療薬tirzepatideを承認したため、買われた。配信動画のネットフリックス(NFLX)やオンライン賭けサイトを運営するドラフトキング(DKNG)は、アナリストの投資判断引上げで、それぞれ上昇。一方、ファーストフード・チェーンのマクドナルド(MCD)はロシアからの完全撤退を発表し、下落した。短文投稿サイトのツィッター(TWTR)は電気自動車メーカー、テスラ(TSLA)のマスク最高経営責任者(CEO)が「安い価格での買収は問題外ではない」ツイートし、下げた。テスラ(TSLA)は上海工場の生産が都市封鎖前の水準に追い付いていないとの報道を嫌気し、下落。投資家の恐怖心理を示すVIX指数は27.36まで低下した。Horiko Capital Management LLC <FA> 2022/05/17 07:00 注目トピックス 市況・概況 今日の注目スケジュール:米小売売上高、米鉱工業生産指数、ユーロ圏GDP改定値など <国内>09:00 野村ホールディングスが投資家向け説明会を開催13:30 第3次産業活動指数(3月) 1.2% -1.3%<海外>10:30 タイ・GDP(1-3月) 1.3% 1.9%15:00 英・失業率(4月)  4.3%15:00 英・ILO失業率(3カ月)(3月) 3.8% 3.8%15:30 印・卸売物価 14.99% 14.55%17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(先週)  1.33%18:00 欧・ユーロ圏GDP改定値(1-3月) 5.0% 5.0%20:00 ブ・FGVインフレ率(IGP-10)(5月) 0.37% 2.48%21:30 米・小売売上高(4月) 1.0% 0.7%22:15 米・鉱工業生産指数(4月) 0.4% 0.9%22:15 米・設備稼働率(4月) 78.5% 78.3%23:00 米・NAHB住宅市場指数(5月) 75 7723:00 米・企業在庫(3月) 1.9% 1.5%ブ・経済活動(3月、21日までに) 0.60% 0.34%ブ・融資残高(3月、21日までに)  4兆7110億レアルブ・経常収支(3月、21日までに) 7.00億ドル -24.14億ドルブ・海外直接投資(3月、21日までに) 60.76億ドル 118.43億ドル米・パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長がウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)主催会議で講演米・下院小委員会が未確認飛行物体(UFO)に関する公聴会米・ペンシルベニア州などで議会予備選米・セントルイス連銀総裁がオンライン会議で講演米・フィラデルフィア連銀総裁が講演米・クリーブランド連銀総裁がパネル討論会で冒頭挨米・シカゴ連銀総裁が講演独・ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁が講演注:数値は市場コンセンサス、前回数値 <FA> 2022/05/17 06:30 注目トピックス 市況・概況 NY為替:世界経済の減速懸念でドルは上げ渋る 16日のニューヨーク外為市場でドル・円は、129円62銭まで上昇後、128円99銭まで反落し、129円07銭で引けた。朝方発表された米5月NY連銀製造業景気指数は予想外のマイナスに落ち込んだほか、中国の鉱工業生産や小売りの悪化で米国経済や世界経済の成長減速懸念にリスク回避の円買いや、10年債利回り低下に伴うドル売りが優勢となった。ユーロ・ドルは1.0390ドルまで下落後、1.0443ドルまで上昇し、1.0432ドル引けた。ビルロワドガロー仏中銀総裁は「ECBの政策正常化、明確なコンセンサスが台頭」と発言し、ECBの利上げを織り込むユーロ買いと、欧州委員会経済予測で、ロシアガス停止なら欧州経済がゼロ成長に落ち込む可能性を警告したことを受けたユーロ売りに上値も限定的となった。ユーロ・円は135円05銭まで上昇後、134円14銭まで反落。ポンド・ドルは1.2236ドルへ下落後、1.2330ドルまで上昇した。ドル・スイスは1.0065フランまで上昇後、1.0008フランまで反落した。 <MK> 2022/05/17 06:28 注目トピックス 市況・概況 5月16日のNY為替概況  16日のニューヨーク外為市場でドル・円は129円62銭まで上昇後、128円99銭まで反落し、引けた。朝方発表された米5月NY連銀製造業景気指数が予想外のマイナスに落ち込んだほか、中国の鉱工業生産や小売りの悪化で米国経済や世界経済の成長減速懸念にリスク回避の円買いや、利回り低下に伴うドル売りが優勢となった。  ユーロ・ドルは1.0434ドルへ上昇後、1.0390ドルまで反落し、引けた。ビルロワ・ドガロー仏中銀総裁は「ECBの政策正常化、明確なコンセンサスが台頭」と発言し、ECBの利上げを織り込むユーロ買いに上昇したが、欧州委員会の経済予測で、ロシアガス停止なら欧州経済がゼロ成長に落ち込む可能性が警告されたことを受けたユーロ売りに上値も限定的となった。ユーロ・円は135円05銭まで上昇後、134円13銭まで反落。 ポンド・ドルは1.2235ドルへ下落後、1.2284ドルまで上昇した。  ドル・スイスは1.0065フランまで上昇後、1.0023フランまで反落した。          [経済指標] ・米・5月NY連銀製造業景気指数:‐11.6(予想:15.0、4月:24.6) <KY> 2022/05/17 04:10 注目トピックス 市況・概況 [ドル・円通貨オプション]まちまち ドル・円オプション市場の変動率はまちまち。週末明けで、さらに不透明感強く短期物でオプション買いが強まったが、中長期物ではオプション売りが一段と強まった。リスクリバーサルはまちまち。1カ月物を除いて、ドル・円下値をヘッジする目的の円コール買いが強まった。1カ月物は変わらずだった。■変動率・1カ月物11.49%⇒12.01%(08年10/24=31.044%)・3カ月物11.27%⇒11.17%(08年10/24=31.044%)・6カ月物10.75%⇒10.69%(08年10/24=25.50%)・1年物10.12%⇒10.06%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)■リスクリバーサル(25デルタ円コール)・1カ月物+0.52%⇒+0.52%(08年10/27=+10.90%)・3カ月物+0.47%⇒+0.48%(08年10/27=+10.90%)・6カ月物+0.41%⇒+0.45%(08年10/27=+10.71%)・1年物+0.40%⇒+0.42%(08年10/27=+10.71%) <KY> 2022/05/17 03:20 注目トピックス 市況・概況 NY外為:ドル円再び129円割れ試す、リスクオフ優勢、世界経済の悪化懸念 NY外為市場でドル・円は朝方129円60銭まで上昇後、128円97銭へ反落し129円00−05銭で推移した。朝方発表された米5月NY連銀製造業景気指数が予想外のマイナスに落ち込んだほか、中国の低調な経済指標で米国経済や世界経済の成長減速懸念にリスク回避の円買いや、利回り低下に伴うドル売りが優勢となった。米国債相場は上昇。10年債利回りは2.93%から2.85%まで低下した。ダウは一時268ドル安となった。 <KY> 2022/05/17 02:10 注目トピックス 市況・概況 NY外為:ポンドもみ合い、ベイリー英中銀総裁はインフレの8割がエネルギーや貿易財との見方 英中銀のベイリー総裁は財務省での証言において、英国インフレの80%超がエネルギーや貿易財が影響しているとの考えを示し、さらに、経済活動の悪化の規模に驚きを示した。また、食品価格の上昇に特に懸念を表明。金融政策委員会(MPC)メンバーのソーンダース委員は中銀が政策金利をより速やかに中立に戻す必要があると主張した。ベイリー総裁は景気に懸念を表明しポンドが軟調に推移も、政策金利を中立水準に引き上げる軌道は変わらずでポンドの下値も限定的となった。ポンド・ドルは1.2273ドルから1.2244ドルまで下落。ポンド円は158円50銭から158円11銭まで下落。ユーロ・ポンドは0.8485ポンドから0.8496ポンドまでじり高に推移した。 <KY> 2022/05/17 00:29 注目トピックス 市況・概況 NY外為:リスク回避の円買い、世界経済の成長減速懸念 NY外為市場ではリスク回避の円買いが強まった。中国の生産や小売りが悪化したほか、NY連銀製造業指数も予想外のマイナスに落ち込み、世界経済の成長減速懸念が強まった。ドル・円は129円60銭から129円00銭まで反落。ユーロ・円は135円05銭まで上昇後、134円20銭まで反落した。ポンド・円は158円86銭から157円90銭まで反落。米国債相場は続伸。10年債利回りは2.93%から2.87%まで低下した。ダウは一時268ドル安となった。 <KY> 2022/05/16 23:28 注目トピックス 市況・概況 NY外為:ユーロ堅調、ECB政策正常化の思惑で NY外為市場ではユーロが堅調に推移した。ユーロ・ドルは1.0412ドルから1.0433ドルまで上昇。ユーロ・円は135円04銭まで上昇し12日来の高値を更新後、リスク回避の円買いに134円75銭まで反落。ユーロ・ポンドは0.85ポンドから0.8516ポンドまで上昇した。フランス中銀のビルロワ・ドガロー総裁は欧州中央銀行(ECB)の政策正常化を巡り、明確なコンセンサスが台頭していると述べた。一方で、欧州委が発表した経済予測で、ロシアがガス停止ならユーロ圏経済はほぼゼロ成長に落ち込むと、警告している。 <KY> 2022/05/16 22:45 注目トピックス 市況・概況 【市場反応】米5月NY連銀製造業景気指数、予想外のマイナスでドル軟化 米5月NY連銀製造業景気指数は‐11.6と、4月24.6から再び予想外のマイナスに落ち込んだ。米国債相場は上昇。10年債利回りは2.93%から2.90%まで低下した。ドル・円は129円60銭から129円25銭へ反落。ユーロ・ドルは1.0413ドルから1.0430ドルまで上昇した。米株先物はプラスに転じ、ダウ先物は55ドル高で推移した。【経済指標】・米・5月NY連銀製造業景気指数:‐11.6(予想:15.0、4月:24.6) <KY> 2022/05/16 21:44 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円はこう着、リスク回避ムードは後退 欧州市場でドル・円はこう着し、129円30銭台でのもみ合いが続く。本日発表された中国の経済指標は予想外に低調な内容となり、先行き不透明感が広がった。ただ、その後はリスク回避ムードが後退し、安全通貨のドルと円の売りでドル・円は方向感が乏しい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は129円27銭から129円46銭、ユーロ・円は134円58銭から135円04銭、ユーロ・ドルは、1.0406ドルから1.0438ドル。 <TY> 2022/05/16 20:00 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は変わらず、様子見ムードで 欧州市場でドル・円は129円30銭付近と、変わらずの値動き。欧州株式市場で主要指数は持ち直しつつあり、米株式先物は下げ幅を縮小。それを受け、安全通貨のドルや円は買いが後退。もっとも、具体的な材料は乏しく、全般的に様子見ムードが広がる。ここまでの取引レンジは、ドル・円は129円27銭から129円46銭、ユーロ・円は134円58銭から135円04銭、ユーロ・ドルは、1.0406ドルから1.0435ドル。 <TY> 2022/05/16 19:05 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は伸び悩み、ユーロはじり高 欧州市場でドル・円は伸び悩み、129円30銭台で推移する。午後以降は上昇基調に振れているものの、上値が重い。一方、仏中銀総裁がユーロ安を容認しない考えを示し、ユーロはほぼ全面高の展開に。ただ、域内経済の減速懸念から、買い一巡後は上げ渋った。ここまでの取引レンジは、ドル・円は129円27銭から129円46銭、ユーロ・円は134円58銭から135円04銭、ユーロ・ドルは、1.0406ドルから1.0435ドル。 <TY> 2022/05/16 18:19 注目トピックス 市況・概況 日経平均テクニカル:続伸、三役逆転解消し一時25日線超え 16日の日経平均は続伸した。25日移動平均線超えまで上ヒゲを伸ばし、株価下では5日線が上向きに転じた。一目均衡表では終値が雲下限を上回って三役逆転の売り手優位の形状を解消し、相場の局面が「弱気」から「中立」に移った可能性を示唆している。反面、ローソク足は陰線を引き、終値は25日線割れ。4月20日ザラ場と21日終値で25日線超えの後で株価は再び25日線下方に押し込まれており、明日17日以降の25日線超え定着が反転相場入りの成否を判断する上で重要なポイントになりそうだ。 <FA> 2022/05/16 18:15 注目トピックス 市況・概況 欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、リスクオフならドル選好地合いに 16日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。欧州通貨などへの売りが継続すれば、ドルへの買いは継続。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)の政策運営による景気への影響は懸念されるが、ドルは安全通貨として選好される。13日の取引でユーロ圏経済の減速懸念からユーロ売りに振れる場面があり、ユーロ・ドルは1.0350ドル付近に下落。その後はNY株式市場の急伸で安全通貨のドルと円が売られ、ユーロ・円は134円70銭台に、ドル・円は129円半ばにそれぞれ強含んだ。週明けアジア市場は日経平均株価の続伸で、株高を好感した円売りが先行。ただ、中国の鉱工業生産と小売売上高が予想外に低調な内容となり、リスク回避の円買いも観測された。この後の海外市場は世界経済の先行きを見極める展開となる。米FRBはインフレ抑止に向け、金融正常化の方針に変わりはない。ただ、経済界から引き締めの影響によるリセッションへの懸念が出始めた。今晩のNY連銀製造業景気指数は前回から伸びが鈍化すると予想され、先行き不透明感から金利安・ドル安の可能性も。一方、株安に振れればリスク回避の円買いが主要通貨を下押しするものの、安全通貨買いでドルは下げづらいだろう。【今日の欧米市場の予定】・18:00 ユーロ圏・3月貿易収支(2月:-76億ユーロ)・18:00 欧州委員会経済見通し・21:30 米・5月NY連銀製造業景気指数(予想:15.0、4月:24.6)・21:55 ウィリアムズNY連銀総裁討論会参加(抵当金融業協会)・05:00 米・3月対米証券投資収支(ネット長期有価証券)(2月:+1417億ドル) <FA> 2022/05/16 17:25 注目トピックス 市況・概況 16日の日本国債市場概況:債券先物は149円48銭で終了 <円債市場>長期国債先物2022年6月限寄付149円48銭 高値149円58銭 安値149円45銭 引け149円48銭売買高総計10689枚2年 436回 -0.055%5年 151回  0.005%10年 366回  0.240%20年 180回  0.750%債券先物6月限は、149円48銭で取引を開始。前週末NY市場での米国株高・長期金利上昇を受けて売りが先行し、149円45銭まで下げた。その後、日銀の指し値オペ通知、米長期金利の低下にともない買いが優勢になったとみられ、いったん149円58銭まで上げた。現物債の取引では、全年限が売られた。<米国債概況>2年債は2.59%、10年債は2.92%、30年債は3.08%近辺で推移。債券利回りはほぼ横ばい。(気配値)<その他外債市況・10年債>ドイツ国債は0.97%、英国債は1.77%、オーストラリア10年債は3.37%、NZ10年債は3.55%。(気配値)[本日の主要政治・経済イベント]・18:00 ユーロ圏・3月貿易収支(2月:-76億ユーロ)・18:00 欧州委員会経済見通し・21:30 米・5月NY連銀製造業景気指数(予想:15.0、4月:24.6)・21:55 ウィリアムズNY連銀総裁討論会参加(抵当金融業協会)・05:00 米・3月対米証券投資収支(ネット長期有価証券)(2月:+1417億ドル) <KK> 2022/05/16 17:16 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は下げ渋り、下落後は値を戻す 16日の東京市場でドル・円は下げ渋り。仲値にかけてドル買いが強まり、129円64銭まで値を切り上げた。その後は中国の想定外に弱い経済指標でリスク回避ムードが強まり、128円70銭まで下落する場面もあった。ただ、日本株高で円売りは継続し、小幅に戻した。・ユーロ・円は134円91銭から133円79銭まで下落した。・ユーロ・ドルは1.0387ドルから1.0425ドルまで値を上げた。・17時時点:ドル・円129円30-40銭、ユーロ・円134円60-70銭・日経平均株価:始値26,753.37円、高値26,836.96円、安値26,438.61円、終値26,547.05円(前日比119.40円高)【経済指標】・日・4月国内企業物価指数:前年比+10.0%(予想:+9.4%、3月:+9.5%)・中・4月鉱工業生産:前年比-2.9%(予想:+0.5%、3月:+5.0%)・中・4月小売売上高:前年比-11.1%(予想:-6.2%、3月:-3.5%)【要人発言】・ビルロワドガロー仏中銀総裁「弱すぎるユーロはECBの物価安定目標に反する」「ECBは実効為替レートを注視している」・黒田日銀総裁「インフレ予想に前向きな評価。金融緩和を粘り強く継続」「為替の過度な変動は望ましくない」 <TY> 2022/05/16 17:12 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円はじり安、ポンドは下落基調に 16日午後の東京市場でドル・円はじり安となり、128円80銭台に値を下げた。米10年債利回りの低下を受け、ややドル売りに振れやすい。一方、前週発表された英国の低調な国内総生産(GDP)で減速懸念からポンドは売りが先行し、主要通貨に対して弱含む。ここまでの取引レンジは、ドル・円は128円70銭から129円64銭、ユーロ・円は133円79銭から134円91銭、ユーロ・ドルは、1.0387ドルから1.0417ドル。 <TY> 2022/05/16 16:15 注目トピックス 市況・概況 ハイテク株中心に買い先行も、中国経済の失速への警戒感から上値抑えられる【クロージング】 16日の日経平均は続伸。119.40円高の26547.05円(出来高概算15億株)で取引を終えた。前週末の米国市場でハイテク株中心に買い戻しの動きが強まった流れを映して、半導体や電子部品などグロース株中心に買い先行で始まり、開始直後には一時26836.96円まで上げ幅を拡大させた。また、好決算や自社株買いなど個別に好材料のある銘柄にも資金流入が続いた。ただ、中国がこの日発表した4月の鉱工業生産は前年同月比2.9%減で事前予想の0.5%増を大きく下回ったことをきっかけに利食いの動きが強まり、前引け間際には26438.61円まで上げ幅を縮めた。ただし、利食い一巡後はこう着ながらも26500円辺りでの底堅い値動きが続いた。東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が1100を超え、全体の6割超を占めた。セクターでは、倉庫運輸、サービス、情報通信、機械など8業種が上昇した。一方、非鉄金属、鉄鋼、その他金融、卸売、精密機器、ガラス土石、保険など25業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、KDDI<9433>、NTTデータ<9613>、ソフトバンクG<9984>、リクルートHD<6098>が堅調だった半面、オリンパス<7733>、ホンダ<7267>、ネクソン<3659>、ヤマハ発<7272>、日清粉G<2002>が軟化した。前週末の米国市場は、ナスダック指数は4%近く、SOX指数は5%超上昇した。この流れを引き継ぎ、東京市場でも買い先行でスタート。ソフトバンクGやファーストリテなど指数寄与度の大きい銘柄も値を上げ、投資マインドの好転につながった。一方、中国景気の減速への懸念から日本製鉄<5401>、三井物<8031>など景気敏感株の一角には値を消す銘柄が目立ったほか、今期業績予想が市場予想を下回るホンダが4%超下落した。また、時間外取引での米株先物が軟調なことも次第に買い手控え要因につながったとみられる。日経平均は25日線水準を上回って終了できなかったが、いったんは跳ね返される水準でもあり、上値の重さはそれ程嫌気されることはなさそうだ。今後投資家の視点は、マクロ経済指標の動向に向かうとの見方が多い。こうしたなか、関係者の一部には「米株の失速および中国景気の底入れを見越して日本株を相対的に見直す向きが増加しつつある」との声も聞かれる。欧米市場などと比べ相対的に割安感のある日本株への資金シフトが期待されるところだ。 <FA> 2022/05/16 16:15

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