注目トピックス 市況・概況ニュース一覧

注目トピックス 市況・概況 大阪金概況:下落、リスク資産選好の動き反映 大阪取引所金標準先物 23年4月限・日中取引終値:7462円(前日日中取引終値↓59円)・推移レンジ:高値7540円-安値7459円16日の大阪取引所金標準先物(期先:23年4月限)は下落した。先週末の米株式市場で主要指数が上昇した流れを受け、今日の東京株式市場は買いが先行した。株価は一時伸び悩む場面があったものの概ね底堅く推移し、日経平均は先週末の大幅高に続き上昇したことから、投資家のリスク資産選好が進むとの見方が広がり、安全資産としての金は売られやすくなった。こうした動きを映し、今日の金先物は売りが先行した後も概ね売りが優勢の展開となった。 <FA> 2022/05/16 16:05 注目トピックス 市況・概況 日経VI:低下、株価底堅く警戒感が緩和 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は16日、前日比-0.35(低下率1.31%)の26.40と低下した。なお、高値は26.46、安値は25.25。先週末の米株式市場で主要指数が上昇した流れを受け、今日の東京株式市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。午前の中頃からは日経225先物が伸び悩む場面があったものの、プラス圏を維持したことから市場では株価の底堅さが意識され、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが緩和し、今日の日経VIは終日、先週末の水準を下回って推移した。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。 <FA> 2022/05/16 16:00 注目トピックス 市況・概況 東証業種別ランキング:倉庫・運輸関連業が上昇率トップ 倉庫・運輸関連業が上昇率トップ。そのほかサービス業、情報・通信業、機械、空運業なども上昇。一方、非鉄金属が下落率トップ。そのほか鉄鋼、その他 金融業、卸売業、精密機器なども下落。業種名/現在値/前日比(%)1. 倉庫・運輸関連業 / 1,995.24 / 7.782. サービス業 / 2,480.29 / 2.033. 情報・通信業 / 4,667.95 / 1.264. 機械 / 2,101.15 / 1.025. 空運業 / 188.91 / 0.486. 電気機器 / 3,376.43 / 0.437. 鉱業 / 409.38 / 0.418. 小売業 / 1,240.59 / 0.069. 医薬品 / 3,060.46 / -0.0210. 金属製品 / 1,151.14 / -0.1311. 食料品 / 1,664.44 / -0.1712. ゴム製品 / 3,310.34 / -0.1913. その他製品 / 3,544.2 / -0.3814. 繊維業 / 530.16 / -0.5015. 海運業 / 1,121.04 / -0.6016. パルプ・紙 / 441.34 / -0.6017. 化学工業 / 2,024.07 / -0.6318. 建設業 / 1,086.64 / -0.6319. 銀行業 / 154.18 / -0.6620. 陸運業 / 1,787.13 / -0.6921. 不動産業 / 1,428.17 / -0.7222. 電力・ガス業 / 375.84 / -0.7723. 水産・農林業 / 481.8 / -0.8624. 石油・石炭製品 / 1,165.85 / -0.9025. 輸送用機器 / 3,225.26 / -0.9226. 証券業 / 346.27 / -0.9527. 保険業 / 1,202.43 / -1.0228. ガラス・土石製品 / 1,049.67 / -1.0829. 精密機器 / 9,472.69 / -1.0930. 卸売業 / 1,998.07 / -1.2231. その他金融業 / 669.86 / -1.4532. 鉄鋼 / 451.23 / -1.5033. 非鉄金属 / 980.26 / -1.52 <FA> 2022/05/16 15:38 注目トピックス 市況・概況 Eワラント:売れ筋・値上がりランキング(大引け) ■eワラント売れ筋トップ10(2022/5/16 15:02現在)順位 銘柄名(権利行使価格) 前日比 レバレッジ 販売価格1 日経平均 プラス5倍トラッカー (24,000円) -0.51% 6.79 20.88円2 ビットコイン2022年7月 マイナス3倍トラッカー (70,000米ドル) +0.99% -0.57 20.73円3 ビットコイン先物インデックスリンク債_2024年 トラッカー (1米ドル) -2.56% 1.00 32.86円4 トヨタ自動車 コール (2,000円) -10.89% 6.71 2.81円5 トヨタ自動車 コール (2,250円) -9.44% 6.02 2.19円■eワラント値上がりトップ10(2022/5/16 15:03現在)順位 銘柄名(権利行使価格) 前日比 レバレッジ 原資産騰落率(前日比)1 NTN コール (250円) +121.31% 7.82 +11.28%2 NTN コール (225円) +89.13% 5.98 +11.28%3 ヤマハ発動機 プット (2,450円) +85.11% -6.83 -9.31%4 ヤマハ発動機 プット (2,100円) +76.92% -7.53 -9.31%5 住友化学 プット (475円) +75.00% -6.91 -9.02%6 住友化学 プット (550円) +70.19% -5.65 -9.02%7 ヤマハ発動機 プット (1,750円) +66.67% -7.91 -9.31%8 住友化学 プット (400円) +65.22% -7.82 -9.02%9 NTN コール (200円) +62.27% 4.42 +11.28%10 エヌ・ティ・ティ・データ コール (2,600円) +57.14% 0.00 +5.41%注:eワラントについて、前日23:50時点の終値(買取価格)と掲載時点の価格(買取価格)を比較(出所:カイカ証券ウェブサイト) <FA> 2022/05/16 15:10 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は変わらず、欧州勢の動向を注視 16日午後の東京市場でドル・円は128円90銭台と、ほぼ変わらずの値動き。日経平均株価は前週末比100円超高の堅調地合いで、日本株高を好感した円売りに振れやすい。一方、中国の低調な経済指標を受け、欧州勢はリスク回避的な円買いを進めるか注目される。ここまでの取引レンジは、ドル・円は128円70銭から129円64銭、ユーロ・円は133円79銭から134円91銭、ユーロ・ドルは、1.0387ドルから1.0417ドル。 <TY> 2022/05/16 15:09 注目トピックス 市況・概況 日経平均大引け:前週末比119.40円高の26547.05円 日経平均は前週末比119.40円高の26547.05円(同+0.45%)で大引けを迎えた。なお、TOPIXは前週末比0.94pt安の1863.26pt(同-0.05%)。 <FA> 2022/05/16 15:02 注目トピックス 市況・概況 日経平均は131円高、後場の値幅はここまで118円程度 日経平均は131円高(14時50分現在)。日経平均寄与度では、KDDI<9433>、ファーストリテ<9983>、NTTデータ<9613>などがプラス寄与上位となっており、一方、オリンパス<7733>、ホンダ<7267>、ネクソン<3659>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、倉庫運輸関連、サービス業、情報・通信業、機械、空運業が値上がり率上位、非鉄金属、鉄鋼、その他金融業、卸売業、保険業が値下がり率上位となっている。日経平均は小動きが続いている。日経平均の後場の値幅(高値と安値の差)はここまで118円程度。 <FA> 2022/05/16 14:51 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は失速、欧州通貨の下げ渋りで 16日午後の東京市場でドル・円は失速し、128円80銭台に再び下げた。フィンランドの北大西洋条約機構(NATO)加盟をめぐり欧州通貨は大きく売られたが、足元は下げが一服。目先も売りは出やすいが、調整の買戻しによりドルの一段の上昇は抑制された。ここまでの取引レンジは、ドル・円は128円70銭から129円64銭、ユーロ・円は133円79銭から134円91銭、ユーロ・ドルは、1.0387ドルから1.0417ドル。 <TY> 2022/05/16 14:38 注目トピックス 市況・概況 日経平均は123円高、22年3月期決算発表はおおむね一巡 日経平均は123円高(14時20分現在)。日経平均寄与度では、KDDI<9433>、ファーストリテ<9983>、NTTデータ<9613>などがプラス寄与上位となっており、一方、オリンパス<7733>、ネクソン<3659>、ホンダ<7267>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、倉庫運輸関連、サービス業、情報・通信業、機械、鉱業が値上がり率上位、非鉄金属、鉄鋼、海運業、その他金融業、精密機器が値下がり率上位となっている。日経平均は小幅な動きとなっている。22年3月期決算発表が今日でおおむね一巡する。今日はこの後、リクルートHD<6098>、三菱UFJ<8306>、DIC<4631>、アサヒ<2502>、電通グループ<4324>などが決算発表を予定している。また米国では、5月のニューヨーク連銀製造業景況指数が発表され、ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁が討議に参加する予定。 <FA> 2022/05/16 14:22 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は底堅い、米株式先物は軟調 16日午後の東京市場でドル・円は底堅く、129円付近を維持する。日経平均株価は前日比100円超高と堅調地合いで、日本株高を好感した円売りに振れやすい。一方、時間外取引の米株式先物は弱含み、今晩の株安への警戒感から安全通貨のドルが選好されやすい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は128円70銭から129円64銭、ユーロ・円は133円79銭から134円91銭、ユーロ・ドルは、1.0387ドルから1.0417ドル。 <TY> 2022/05/16 13:59 注目トピックス 市況・概況 米国株見通し:弱含みか、経済界からリセッション懸念も (13時50分現在)S&P500先物      4,003.90(-20.0)ナスダック100先物  12,322.00(-65.4)米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は120ドル安。NY原油先物(WTI)は高止まり、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。13日の主要3指数は急伸。序盤から強含む展開となり、ダウは466ドル高の32196ドルと7日ぶりにプラスへ転じた。この日発表されたミシガン大学消費者態度指数は予想を下回る低調な内容で、先行きへの警戒は根強い。また、連邦準備制度理事会(FRB)による引き締め加速の影響も引き続き懸念材料に。ただ、前日まで大きく売り込まれた反動から、買戻しが相場を主導した。金利高に振れたが、ハイテク関連の大幅高が目立った。本日は上げ渋りか。中国の新型コロナウィルスまん延を受け鉱工業生産と小売売上高が悪化し、世界経済の腰折れが不安視されやすい。ゴールドマンの前幹部がFRBの利上げ継続でリセッションに陥るとの見方を示しており、今晩のNY連銀製造業景気指数が想定通り前月から伸びが鈍化すれば、改めて金融政策運営の景気への悪影響が意識されよう。フィンランドの北大西洋条約機構(NATO)加盟をめぐる北欧の地政学リスクも売り材料になりそうだ。 <TY> 2022/05/16 13:54 注目トピックス 市況・概況 日経平均VIは低下、株価底堅く警戒感が緩和 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13時50分現在、前日比-0.60(低下率2.24%)の26.15と低下している。なお、今日ここまでの高値は26.46、安値は25.25。先週末の米株式市場で主要指数が上昇した流れを受け、今日の東京株式市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。午前の中頃からは日経225先物が伸び悩む場面があったものの、プラス圏を維持していることから市場では株価の底堅さが意識され、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが緩和し、日経VIは先週末の水準を下回って推移している。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。 <FA> 2022/05/16 13:52 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は129円付近、ドル買い継続 16日午後の東京市場でドル・円は底堅く、129円付近に値を戻している。ドルは仲値にかけての買いが一巡後、中国の低調な経済指標を受け円買いに押された。ただ、足元は米10年債利回りが下げ渋っており、ドル売りは後退。安全通貨としての買いも入りやすい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は128円70銭から129円64銭、ユーロ・円は133円79銭から134円91銭、ユーロ・ドルは、1.0387ドルから1.0417ドル。 <TY> 2022/05/16 13:38 注目トピックス 市況・概況 日経平均は136円高、中国の経済指標やロックダウンなどに関心 日経平均は136円高(13時20分現在)。日経平均寄与度では、KDDI<9433>、ファーストリテ<9983>、NTTデータ<9613>などがプラス寄与上位となっており、一方、オリンパス<7733>、ネクソン<3659>、ホンダ<7267>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、倉庫運輸関連、サービス業、情報・通信業、機械、鉱業が値上がり率上位、鉄鋼、非鉄金属、その他金融業、精密機器、パルプ・紙が値下がり率上位となっている。日経平均は小動きとなっている。午前の時間帯に発表された中国の経済指標が新型コロナ対策の都市封鎖(ロックダウン)の影響もあり予想を下回る内容と受け止められ、東京市場の株価の重しとなっている。一方、中国・上海市はロックダウンを6月に解除する方針を明らかにしたと報じられており、株価の支えとなっているようだ。 <FA> 2022/05/16 13:21 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は下げ渋り、安全通貨買い 16日午後の東京市場でドル・円は下げ渋り、128円90銭台で推移する。午前中に発表された中国の小売売上高と鉱工業生産はいずれも予想外に悪化し、世界経済の先行き不透明感が広がる。米株式先物や中国、香港株は弱含み、安全通貨のドルと円が選好されやすい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は128円70銭から129円64銭、ユーロ・円は133円79銭から134円91銭、ユーロ・ドルは、1.0387ドルから1.0417ドル。 <TY> 2022/05/16 13:21 注目トピックス 市況・概況 後場に注目すべき3つのポイント~インフレトレードのリバーサル継続か 16日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は続伸、インフレトレードのリバーサル継続か・ドル・円は弱含み、日本株は上げ幅縮小・値上がり寄与トップはKDDI<9433>、同2位がファーストリテ<9983>■日経平均は続伸、インフレトレードのリバーサル継続か日経平均は続伸。64.64円高の26492.29円(出来高概算8億0801万株)で前場の取引を終えている。先週末13日の米株式市場でNYダウは466.36ドル高と7日ぶり大幅反発。暗号資産市場が持ち直したことで、金融市場に混乱がもたらされるとの脅威が後退し、寄り付き後上昇。ハイテク株も下げ止まったため、主要株価指数は安心感から終日堅調に推移した。ナスダック総合指数は+3.81%と大幅続伸。こうした流れを引き継いで日経平均は先週末比325.72円高からスタートすると、朝方に26836.96円(409.31円高)まで上昇。しかし、先週末に急反発した反動が意識されるなか、時間外取引のナスダック100先物が軟化したことで前場中ごろからは売りに押され失速。前引け間際には一時26438.61円(10.96円高)まで上げ幅を縮める場面があった。中国経済指標の下振れも投資家心理を悪化させたとみられる。11時頃に発表された中国4月の小売売上高は前年比-11.1%と予想(同-6.1%)を大幅に下振れ、鉱工業生産も同-2.9%と予想(同+0.6%)を大幅に下振れた。個別では、先週末に急伸したソフトバンクG<9984>やレーザーテック<6920>のほか、ファーストリテ<9983>、OLC<4661>、リクルートHD<6098>などのグロース(成長)株が上昇。第1四半期好スタートだったスノーピーク<7816>や、決算と併せて新中計と自社株買いを発表したKDDI<9433>、市場予想を上回る見通しを公表したSMC<6273>などは東証プライム市場売買代金上位において大幅高となっている。マツダ<7261>は市場予想を上回る営業増益計画や増配などが評価され、自動車株の中では珍しく本決算後に大幅高を見せている。東証プライム値上がり率上位には決算を受けてDmMiX<7354>、上組<9364>、イーレックス<9517>、マツキヨココ<3088>などがランクイン。一方、三菱商事<8058>や三井物産<8031>などが小安く、トヨタ自<7203>や任天堂<7974>も軟調。決算後の急伸の反動でオリンパス<7733>が大幅反落。市場予想を大幅に下回るガイダンスを公表したホンダ<7267>が大きく下落し、第1四半期が2ケタ営業減益となったヤマハ発動機<7272>は急落。第1四半期が大幅な赤字となった楽天グループ<4755>、今期2ケタ営業減益計画で市場予想も大きく下回った住友化学<4005>なども売られた。東証プライム値下がり率上位には今期大幅減益のサプライズ計画を受けて先週末にストップ安となったエン・ジャパン<4849>のほか、ギークス<7060>、メルコHD<6676>、朝日インテック<7747>、DOWA<5714>などが並んだ。セクターでは倉庫運輸、サービス、情報・通信などが上昇率上位となった一方、鉄鋼、非鉄金属、その他金融などが下落率上位に並んだ。東証プライムの値上がり銘柄は全体の28%、対して値下がり銘柄は70%となっている。日経平均は朝方高く始まった後は伸び悩んで急失速、25日、75日移動平均線に上値を抑えられる格好となっている。東証株価指数(TOPIX)は寄り付き直後から失速すると前引け間際にマイナスに転換し、やや大きめの陰線を形成。先週末に急反発していたことや時間外取引のナスダック100先物の上昇を背景に13日の米株高をある程度織り込んでいたとはいえ、ナスダックが4%近く上昇していたことを踏まえると、今日の東京市場の動きはやや弱い印象を受ける。対して先週末に+4.5%と急反発したマザーズ指数は+1%半ばと相対的に強い。東証プライム市場でも、先週末に急伸していたソフトバンクGが続伸しているあたり、直近の下落がきつかったハイテク・グロース株には買いが入っているようだ。一方、商社などは先週から軟調な動きが目立ち始めてきている。先週に米国で一連の物価指標の発表を終え、インフレを巡る話題がやや落ち着きを見せるなか、これまでの“コモディティ買い・グロース株売り”といったインフレを見込んだトレードのリバーサル(株価の反転)的な動きが出てきていると考えられる。気になるところでは、ゴールドマン・サックス・グループのエコノミストが今年と来年の米国経済の成長率予想を引き下げた。連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締めを巡る金融市場の混乱を反映させたようで、2022年の成長率見通しを従来の2.6%から2.4%に小幅に下方修正した一方、23年については従来の2.2%から1.6%へと大幅に引き下げた。米10年債利回りが5月6日の3.14%をピークに足元、3%を下回る推移が続いていることもあり、市場では景気後退に対する懸念を強めるとともに、インフレのピークアウトを意識した動きが根強い様子。結局は、ピークアウトを確かめるには最低でもこの先2、3カ月分の指標は確認する必要があり、それまでは期待と懸念の交錯が続き、物色も循環的な様相の域を出ないだろう。それでも、上述した動きを踏まえる限り、目先的には“コモディティ買い・グロース株売り”のインフレトレードのリバーサルが続くと想定され、これまでたたき売られてきた中小型グロース株などには押し目買い妙味があると考えられる。今週17日には、パウエルFRB議長がウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)主催会議で講演を行う予定だ。パウエル議長は12日、今後2回の連邦公開市場委員会(FOMC)で0.5ptずつ利上げするのが適切となる公算が大きいと、5月FOMC後の記者会見時と同様の見解を繰り返した。17日のイベントでも再度こうした見通しを強調すれば、政策金利の引き上げペースがより明確になることで、引き締めを巡る懸念も和らぎ、ハイテク・グロース株のリバウンド機運が高まると期待している。午後の日経平均は方向感に欠ける展開が続きそうだ。米国市場では指数の振れ幅が激しい展開が続いており、東京市場でも米国市場を睨みながらの動きとならざるを得ない。そうしたなか、時間外取引の米株価指数先物の動きに左右される展開が続きそうだ。ただ、中国での市場予想以上に大きく悪化した経済指標を受けてアジア市況が軟化してきていることもあり、午後はマイナス転換となる可能性があろう。■ドル・円は弱含み、日本株は上げ幅縮小16日午前の東京市場でドル・円は弱含み、129円半ばから128円後半に値を下げた。日経平均株価は前週末の米大幅株高を受け高寄りしたが、上げ幅を縮小し円売り後退によりドルは失速。一方、米10年債利回りは下げ渋り、ユーロなどは対ドルで下落した。ここまでの取引レンジは、ドル・円は128円70銭から129円64銭、ユーロ・円は133円79銭から134円91銭、ユーロ・ドルは、1.0387ドルから1.0417ドル。■後場のチェック銘柄・三井松島ホールディングス<1518>、クリアル<2998>など、29銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値上がり寄与トップはKDDI<9433>、同2位がファーストリテ<9983>■経済指標・要人発言【経済指標】・日・4月国内企業物価指数:前年比+10.0%(予想:+9.4%、3月:+9.5%)・中・4月鉱工業生産:前年比-2.9%(予想:+0.5%、3月:+5.0%)・中・4月小売売上高:前年比-11.1%(予想:-6.2%、3月:-3.5%)【要人発言】・メスター米クリーブランド連銀総裁「次回2会合での各0.5ポイントの利上げを支持」「9月FOMCで、FRBが利上げペースを決定可能」<国内>特になし<海外>特になし <CS> 2022/05/16 12:16 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は弱含み、日本株は上げ幅縮小 16日午前の東京市場でドル・円は弱含み、129円半ばから128円後半に値を下げた。日経平均株価は前週末の米大幅株高を受け高寄りしたが、上げ幅を縮小し円売り後退によりドルは失速。一方、米10年債利回りは下げ渋り、ユーロなどは対ドルで下落した。ここまでの取引レンジは、ドル・円は128円70銭から129円64銭、ユーロ・円は133円79銭から134円91銭、ユーロ・ドルは、1.0387ドルから1.0417ドル。。【経済指標】・日・4月国内企業物価指数:前年比+10.0%(予想:+9.4%、3月:+9.5%)・中・4月鉱工業生産:前年比-2.9%(予想:+0.5%、3月:+5.0%)・中・4月小売売上高:前年比-11.1%(予想:-6.2%、3月:-3.5%) <TY> 2022/05/16 12:07 注目トピックス 市況・概況 Eワラント:売れ筋・値上がりランキング(前引け) ■eワラント売れ筋トップ5(2022/5/16 11:33現在)順位 銘柄名(権利行使価格) 前日比 レバレッジ 販売価格1 日経平均 プラス5倍トラッカー (24,000円) -2.04% 6.84 20.58円2 ビットコイン2022年7月 マイナス3倍トラッカー (70,000米ドル) +0.35% -0.60 20.60円3 ビットコイン先物インデックスリンク債_2024年 トラッカー (1米ドル) -1.48% 1.00 33.21円4 トヨタ自動車 コール (2,000円) -10.89% 6.70 2.76円5 ソフトバンクグループ プット (4,900円) -7.04% -3.01 2.03円■eワラント値上がりトップ10(2022/5/16 11:34現在)順位 銘柄名(権利行使価格) 前日比 レバレッジ 原資産騰落率(前日比)1 NTN コール (250円) +134.43% 7.70 +12.12%2 NTN コール (225円) +97.83% 5.89 +12.12%3 ヤマハ発動機 プット (2,450円) +85.11% -6.82 -9.33%4 ヤマハ発動機 プット (2,100円) +76.92% -7.52 -9.33%5 住友化学 プット (475円) +75.00% -6.91 -9.02%6 住友化学 プット (550円) +70.81% -5.65 -9.02%7 NTN コール (200円) +67.77% 4.37 +12.12%8 ヤマハ発動機 プット (1,750円) +66.67% -7.90 -9.33%9 住友化学 プット (400円) +65.22% -7.81 -9.02%10 オリンパス プット (2,200円) +41.94% -9.38 -5.51%注:eワラントについて、前日23:50時点の終値(買取価格)と掲載時点の価格(買取価格)を比較(出所:カイカ証券ウェブサイト) <FA> 2022/05/16 12:02 注目トピックス 市況・概況 注目銘柄ダイジェスト(前場):アライドアーキ、ハイブリッドテク、ヤマハ発など サニーサイド<2180>:643円 ウ -ストップ安売り気配。先週末に第3四半期決算を発表、累計営業利益は8.3億円で前期比92.1%増となり、通期予想は6.5億円から7億円、前回予想比7.7%増に上方修正。ただ、上半期までの進捗から上振れは織り込み済み、4-6月期の赤字見通しがマイナス視される。また、優待食事割引券がもらえる株主優待の廃止発表も嫌気されているもよう。配当金の充実を目指す方針に変更としているが、今期増配幅は9円から10円の引き上げにとどまる。ヤマハ発<7272>:2539円(-261円)大幅反落。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は401億円で前年同期比16.9%減益となり、通期増益予想に対してやや低調な滑り出しとなっている。会社側では計画並みの着地としているようだが、市場想定も100億円程度下振れとみられる。原材料費や物流費の上昇、生産遅延などのほか、一過性の品質費用計上などもあったもよう。円安メリット期待もあっただけに、失望感が先行しているようだ。近鉄エクス<9375>:3400円 カ -ストップ高買い気配。44.11%を保有する筆頭株主の近鉄グループHDが完全子会社化を目指してTOBを実施すると先週末に発表している。同社ではTOBへの応募を推奨としており、TOB価格に完全サヤ寄せを目指す動きとなっている。TOB価格は4175円で前週末終値比44.2%のアップ率となる。TOB期間は5月16日から7月5日まで。TOB完了後は上場廃止となる。SMC<6273>:63430円(+2590円)大幅続伸。先週末に22年3月期の決算を発表、営業利益は2279億円で前期比48.6%増益となり、従来予想水準での着地となった。期末配当金は400円計画から450円に引き上げ。一方、23年3月期は2550億円で同11.9%増の見通しとしており、市場想定をやや上回る水準となっている。年間配当金は前期比150円増の900円を計画。保守的な傾向が強いとみられており、期初からのコンセンサス上回る業績見通しをポジティブに捉える動きへ。ホンダ<7267>:3179円(-141円)大幅反落。先週末に22年3月期の決算を発表、営業利益は8712億円で前期比32.0%増益となり、従来予想の8000億円を上回る水準で着地している。一方、23年3月期は8100億円で同7.0%減益の見通し。為替前提は120円と保守的だが、市場コンセンサスを1000億円強下回る水準となっており、ネガティブな反応が優勢の形に。原材料費上昇の影響が響く格好だが、四輪販売台数計画も想定下振れと捉えられているようだ。MRT<6034>:1102円 カ -ストップ高買い気配。22年12月期の営業損益を従来予想の8.00億-10.00億円の黒字から13.00億-15.00億円の黒字(前期実績12.67億円の黒字)に上方修正している。自治体から受託した自宅療養者に対する健康観察業務の受託期間が6月末まで延長されたことなどを踏まえた。第1四半期(22年1-3月)の営業損益は8.63億円の黒字(前年同期実績0.63億円の赤字)で着地した。ハイブリッドテク<4260>:547円(+47円)大幅に続伸。22年9月期の営業利益を従来予想の2.01億円から2.48億円(前期実績1.11億円)に上方修正している。主力のストックサービスの売上収益が高単価人材の採用増加で伸長したほか、新卒人材の育成やプロジェクト配属が順調に進んだため。また、ベトナムが新型コロナウイルス感染症の影響を脱し、制限の解除をしている状況なども踏まえた。第2四半期累計(21年10月-22年3月)は前年同期比326.3%増の1.22億円で着地した。アライドアーキ<6081>:714円(+96円)一時ストップ高。22年12月期第1四半期(22年1-3月)の営業利益を前年同期比16.5%増の2.54億円と発表している。国内SaaS事業でダイレクトマーケティングツール「Letro」が伸び、月額顧客平均単価が上昇した。海外SaaS事業も既存顧客の従量課金の増加で平均単価が上昇した。通期予想は前期比9.7%増の8.50億円で据え置いた。進捗率は29.9%となっている。 <ST> 2022/05/16 12:01 注目トピックス 市況・概況 東京為替:中国のゼロコロナ政策による経済悪化を意識して円買い強まる 16日午前の東京市場でドル・円は128円80銭台で推移。一時129円65銭まで買われたが、ゼロコロナ政策による中国経済指標の悪化を警戒してドル買い・円売りは縮小。クロス円取引に絡んだ円買いが急速に増えたことも影響しているようだ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は128円70銭から129円64銭、ユーロ・ドルは、1.0387ドルから1.0417ドル。ユーロ・円は133円79銭から134円91銭。 <MK> 2022/05/16 11:36 注目トピックス 市況・概況 東京為替:中国経済の悪化を意識してドル売り強まる 16日午前の東京市場でドル・円は128円70銭近辺で推移。一時129円65銭まで買われたが、中国経済指標の悪化を警戒してドル買い・円売りは縮小。ユーロ売り・円買いが急速に増えたことも影響しているようだ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は128円71銭から129円64銭、ユーロ・ドルは、1.0387ドルから1.0414ドル。ユーロ・円は133円79銭から134円91銭。 <MK> 2022/05/16 11:27 注目トピックス 市況・概況 東京為替:株高を意識してドル・円は129円55銭まで強含み 16日午前の東京市場でドル・円は129円50銭近辺で推移。リスク回避のドル売り・円買いは縮小しており、129円55銭まで買われている。日経平均の上昇も意識されているようだ。ただし、米国経済の減速懸念は消えていないため、リスク選好的なドル買い・円売りがさらに拡大し、130円近辺までドル高に振れる可能性は低いとみられる。ここまでの取引レンジは、ドル・円は129円23銭から129円55銭、ユーロ・ドルは、1.0397ドルから1.0414ドル。ユーロ・円は134円42銭から134円76銭。 <MK> 2022/05/16 09:31 注目トピックス 市況・概況 東京為替:リスク回避の円買い縮小も130円近辺に抵抗感残る 16日午前の東京市場でドル・円は129円40銭台で推移。リスク回避のドル売り・円買いは縮小しており、一時129円50銭まで買われている。ただし、米国経済の減速懸念は消えていないため、リスク選好的なドル買い・円売りがさらに拡大し、130円近辺までドル高に振れる可能性は低いとみられる。ここまでの取引レンジは、ドル・円は129円23銭から129円50銭、ユーロ・ドルは、1.0397ドルから1.0414ドル。ユーロ・円は134円42銭から134円73銭。 <MK> 2022/05/16 09:10 注目トピックス 市況・概況 個別銘柄戦略:日本郵船やINPEXなどに注目 先週末13日の米株式市場でNYダウは466.36ドル高の32196.66、ナスダック総合指数は434.04pt高の11805.00、シカゴ日経225先物は285円高の26675円。為替は1ドル=129.30-40円。先週末13日のナスダックが大幅続伸したことで、12日に台頭したハイテク・グロース株の底打ち感が強まった。こうした流れを好感し、アドバンテスト<6857>、新光電工<6967>、村田製<6981>、ファナック<6954>などのハイテク株のほか、リクルートHD<6098>、ファーストリテ<9983>、信越化学<4063>、エムスリー<2413>などのグロース株に力強い買いが向かいそうだ。直近の下落が厳しかったSansan<4443>やマネーフォワード<3994>、SREHD<2980>などの中小型グロース株への物色も活発化しそうだ。原油先物相場が堅調なことでINPEX<1605>や三井物産<8031>など資源関連株は見直し機運に期待したい。ほか、前期に続き今期も10%台の高配当利回りを誇る郵船<9101>や商船三井<9104>などの海運株にも買い気が波及することが見込まれる。 <FA> 2022/05/16 09:05 注目トピックス 市況・概況 日経平均は341円高、寄り後はもい合い 日経平均は341円高(9時5分現在)。今日の東京株式市場買いが先行した。先週末の米株式市場で主要指数が大幅高となり、また、香港ハンセン指数が大幅反発、上海総合指数が堅調だったことなどが東京市場の株価の支えとなった。また、22年3月期決算発表が一巡しつつあるが、好業績銘柄への物色意欲が継続し、株価支援要因となった。一方、ウクライナ情勢の不透明感やインフレ長期化懸念、米金融引き締め加速観測など警戒材料が継続していることに加え、今日は取引時間中に4月の中国工業生産高や中国小売売上高が発表され、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均はもみ合いとなっている。 <FA> 2022/05/16 09:05 注目トピックス 市況・概況 前場に注目すべき3つのポイント~上値の重さは意識されるものの、リバウンド機運の高まりやすい相場展開~ 16日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■株式見通し:上値の重さは意識されるものの、リバウンド機運の高まりやすい相場展開■KDDI、23/3営業利益 3.7%増の1兆1000億円を見込む■前場の注目材料:NTN、風力保守で北拓と提携、200億円事業目指す■上値の重さは意識されるものの、リバウンド機運の高まりやすい相場展開16日の日本株市場は、上値の重さは意識されるものの、リバウンド機運の高まりやすい相場展開が見込まれよう。13日の米国市場はNYダウが466ドル高だった。暗号資産市場が持ち直したため金融市場混乱をもたらすとの脅威が後退し、ハイテク株を中心に買い戻しの動きとなった。ナスダックの上昇率は今年最大となったほか、S&P500は3営業日ぶりに4000ポイントを回復した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比285円高の26675円。円相場は1ドル129円30銭台で推移している。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行で始まることになりそうだ。先週末の大幅反発に対する反動は警戒されやすいところではあるものの、節目の26500円を突破してくる可能性は高く、26500円を支持線に26800円水準に位置している25日線などの抵抗線を意識したトレンド形成が期待されてきそうだ。25日、75日線接近では戻り待ちの売りが警戒されそうだが、米国市場のリバウンドの動きにより、スタンスとしては押し目狙いのロングになろう。また、先週末で決算発表がピークを通過した。足元では先週末の決算企業に対する市場反応を見極める動きになりそうだが、ピークを通過したことから機関投資家も動きやすくなったと考えられ、インデックスに絡んだ資金流入は意識されやすいところ。また、週末の決算では今期見通しがコンセンサスを下回っている企業が目立っているため、より良好な決算を発表した企業に短期の値幅取り狙いの資金が集中しやすいだろう。物色としては決算を手掛かりとした銘柄のほか、インデックスに絡んだ商いから、東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさ株が注目されよう。先週末の大幅上昇においても、水準としてはボトムからの反発であり、トレンドは弱気形状の銘柄が多い状況だ。東エレク辺りが一段高を見せてくるようだと、センチメント改善に繋がる可能性はありそうだ。そのほか、ナスダックは3.8%の上昇となるなか、これまで物色の圏外に置かれていた中小型株などへの自律反発を狙った動きが意識されそうだ。■KDDI、23/3営業利益 3.7%増の1兆1000億円を見込むKDDI<9433>が発表した2022年3月期業績は、売上高が前期比2.5%増の5兆4467.80億円、営業利益は同2.2%増の1兆605.92億円だった。期首計画を上回っての着地。23年3月期業績は、売上高が2.1%増の5兆5600億円、営業利益は3.7%増の1兆1000億円を見込んでおり、コンセンサス(1兆970億円程度)を上回る。発行済み株式総数(自己株式除く)の2.6%にあたる5700万株を上限とする自社株買いの実施を決めた。■前場の注目材料・日経平均は上昇(26427.65、+678.93)・NYダウは上昇(32196.66、+466.36)・ナスダック総合指数は上昇(11805.00、+434.04)・シカゴ日経先物は上昇(26675、大阪比+285)・1ドル=129.30-40円・SOX指数は上昇(2970.37、+143.16)・VIX指数は低下(28.87、-2.90)・米原油先物は上昇(110.49、+4.36)・米国景気の拡大・コロナ流行下の経済活動正常化・日銀は金融緩和を長期化・株価急落時の日銀ETF買い・NTN<6472>風力保守で北拓と提携、200億円事業目指す・東芝<6502>綱川議長が取締役退任、取締役候補の発表延期・グンゼ<3002>メディカル事業再編、10月に新会社発足・スズキ<7269>インドに4輪新工場、1830億円投資、25年稼働・近鉄GHD<9041>近鉄エクスを完全子会社化、1680億円でTOB・アルプスアルパイン<6770>テイ・エステックと次世代車向け車内空間を開発・極東開<7226>新経営計画、30年度めど売上高2000億円、特装車事業加速・ヤマハ発<7272>今年度2輪車販売、半導体不足でも計画維持・ACSL<6232>農業ロボVBに出資、制御技術で高度化・三井E&S<7003>新中計策定、25年度売上高2800億円・KDDI<9433>中期経営戦略、5G整備に7000億円、携帯客単価を改善☆前場のイベントスケジュール<国内>・08:50 4月国内企業物価指数(前年比予想:+9.4%、3月:+9.5%)<海外>・11:00 中・4月鉱工業生産(前年比予想:+0.5%、3月:+5.0%)・11:00 中・4月小売売上高(前年比予想:-6.2%、3月:-3.5%) <ST> 2022/05/16 08:34 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク選好的なユーロ買い・円売りがさらに広がる可能性は低い見通し ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/01/25)まで上昇。英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、ユーロ・円は一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長く伸び悩んだが、日欧金利差の拡大観測が広がり、一時140円00銭(2022/04/21)まで買われている。ウクライナとロシアの戦闘が短期間で終わる見込みはないこと、欧州におけるエネルギー供給不安は解消されていないため、欧州経済の停滞が引き続き警戒されている。そのため、リスク選好的なユーロ買い・円売りがさらに広がる可能性は低いとみられる。【ユーロ売り要因】・米長期金利の上昇・欧州におけるエネルギー供給不安・ウクライナとロシアの戦闘は長期化の公算【ユーロ買い要因】・米政策金利の大幅上昇の可能性は低下・日欧金利差拡大の思惑・代替エネルギー確保の可能性 <FA> 2022/05/16 07:53 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:株安一服でリスク回避の円買い拡大の可能性低い 13日のドル・円は、東京市場では128円28銭から129円36銭まで反発。欧米市場では128円71銭から129円45銭まで上昇し、129円26銭で取引終了。本日16日のドル・円は主に129円台で推移か。米国経済の減速懸念は消えていないものの、株安は一服しており、リスク回避の円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。報道によると、主要7カ国(G7)外相は5月14日、ウクライナへの武器提供など軍事・防衛支援について必要な限り継続するとの声明を発した。ロシアのウクライナ軍事侵攻を受けた世界的な食料供給問題への対応も表明した。また、フィンランドは14日、ロシア(プーチン大統領)に北大西洋条約機構(NATO)に加盟する意向を電話で伝えている。米英と欧州諸国ロシアを経済・政治的に一段と孤立させようとしているが、欧米主導の対露経済制裁は、欧州諸国などに石油ガス不足などを引き起こしており、経済的な打撃となっている。ロシア産ガスの主な買い手であったドイツは市場から代替ガスの調達を図っているが、代替ガスの調達コストはかなりの上昇が予想されており、国内産業を圧迫する要因となる。欧州諸国が代替ガスの調達に手間取った場合、雇用や物価動向にも悪影響が及ぶ可能性があるため、欧州経済の先行きについてはやや悲観的な見方が強まりそうだ。 <FA> 2022/05/16 07:51 注目トピックス 市況・概況 大阪金見通し:下落か、株高など映すも下値は堅い展開へ 大阪取引所金標準先物 23年4月限・夜間取引終値:7502円(前日日中取引終値↓19円)・想定レンジ:上限7540円-下限7460円16日の大阪取引所金標準先物(期先:23年4月限)は下落しそうだ。先週末の東京株式市場で日経平均が大幅高となり、また、米株式市場でも主要指数が上昇したことを受け、投資家のリスク資産選好が進むとの見方から金は売られやすくなっている。一方、外為市場で1ドル=129円40銭前後と先週末13日15時頃に比べ50-60銭ほど円安・ドル高に振れたことから、円建てで取引される金先物の割安感が意識され、こうした動きや心理を映し、今日の金先物は売り優勢だが下値は堅い展開となりそうだ。 <FA> 2022/05/16 07:45 注目トピックス 市況・概況 13日の米国市場ダイジェスト:米国株式市場は上昇、金融混乱への脅威が後退 ■NY株式:米国株式市場は上昇、金融混乱への脅威が後退ダウ平均は466.36ドル高の32,196.66ドル、ナスダックは434.04ポイント高の11,805.00で取引を終了した。暗号資産市場が持ち直したことで、金融市場に混乱がもたらされるとの脅威が後退し、寄り付き後上昇。ハイテク株も下げ止まったため、主要株式指数は安心感から終日堅調に推移した。セクター別では自動車・自動車部品、半導体・同製造装置の上昇が目立った。後払いサービスを提供するフィンテックのアファーム(AFRM)は四半期決算で、損失が警戒されたほど拡大しなかったほか、クラウドベースの商取引プラットフォームを提供するショッピファイ(SHOP)との提携の1年延長を発表し、大幅高。ショッピファイも買われた。航空機メーカーのボーイング(BA)は関係者の発言で米連邦航空局(FAA)が同社のボーイング787ドリームライナー機承認には更なるデータが必要と見ていることが明らかになったが、むしろ承認への過程が前進しているとの見方により上昇。一方、短文投稿サイトのツイッター(TWTR)は電気自動車メーカーテスラ(TSLA)の最高経営責任者(CEO)マスク氏が同社に対する買収を一時保留するとツイートしたため下落した。テスラは上昇。クリーブランド連銀のメスター総裁は、保有資産縮小の一環で、どこかの段階で住宅ローン担保証券(MBS)を売却することを支持する考えを示した。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:株式市場回復でリスクオン13日のニューヨーク外為市場でドル・円は、128円87銭から129円45銭まで上昇し、129円26銭で引けた。米4月輸入物価指数の伸びが予想を下回ったほか、5月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が2011年以降11年ぶりの低水準に落ち込んだため、ドル売りが一時優勢となった。しかし、議会上院で再任が承認されたパウエルFRB議長は6月と7月開催のFOMC会合で各50ベーシスポイントの利上げを支持する姿勢を再確認したため、長期金利の上昇に伴うドル買いが再燃。さらに、暗号資産や株式市場が持ち直したため金融市場混乱の警戒感が後退し、リスク選好の円売りも強まった。ユーロ・ドルは1.0350ドルまで下落後、1.0416ドルまで反発し、1.0408ドルで引けた。ユーロ圏3月鉱工業生産がマイナスに落ち込み20年4月来で最低となったため、域内経済の成長減速懸念にユーロ売りが優勢となったのち、株高に連れ安全通貨としてのドル買いが後退したため、ユーロは反発。ユーロ・円は133円61銭から134円75銭まで上昇。ポンド・ドルは1.2156ドルへ下落後、1.2263ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.9992フランから1.0047フランまで上昇した。■NY原油:大幅続伸、株高などを意識した買いが入る13日のNY原油先物6月限は大幅続伸(NYMEX原油6月限終値:110.49 ↑4.36)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は、前営業日比+4.36ドルの110.49ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは106.29ドル-110.64ドル。ロンドン市場の序盤にかけて106.29ドルまで下げたが、需給ひっ迫を意識した買いが続いていること、米国株高が意識されたことから、ニューヨーク市場の取引終盤にかけて110.64ドルまで一段高となった。通常取引終了後の時間外取引では主に110ドル台で推移。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC)  35.17ドル   +0.10ドル(+0.29%)モルガン・スタンレー(MS) 80.54ドル   +1.95ドル(+2.48%)ゴールドマン・サックス(GS)306.99ドル  +7.58ドル(+2.53%)インテル(INTC)        43.60ドル   +0.76ドル(+1.77%)アップル(AAPL)        147.11ドル  +4.55ドル(+3.19%)アルファベット(GOOG)    2330.31ドル +67.09ドル(+2.96%)フェイスブック(FB)     198.62ドル  +7.38ドル(+3.86%)キャタピラー(CAT)      204.33ドル  +1.30ドル(+0.64%)アルコア(AA)         58.33ドル   +3.75ドル(+6.87%)ウォルマート(WMT)      148.05ドル  +0.57ドル(+0.39%) <ST> 2022/05/16 06:57

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