注目トピックス 市況・概況ニュース一覧
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は下げ渋り、日本株は下げ一服
*12:17JST 東京為替:ドル・円は下げ渋り、日本株は下げ一服
14日午前の東京市場でドル・円は下げ渋り。米トランプ政権による連邦準備制度理事会(FRB)への利下げ要求で前日からドル売りが強まり、147円36銭から146円37銭まで大きく値を下げた。ただ、日本株の下げ一服で円買いを弱め、ドルをサポート。ここまでの取引レンジは、ドル・円は146円37銭から147円36銭、ユ-ロ・円は171円47銭から172円49銭、ユ-ロ・ドルは1.1699ドルから1.1715ドル。
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2025/08/14 12:17
注目トピックス 市況・概況
東京為替:米ドル・円は一時146円38銭、米長期金利の低下を意識した円買い強まる
*11:38JST 東京為替:米ドル・円は一時146円38銭、米長期金利の低下を意識した円買い強まる
14日午前の東京市場でドル・円は147円42銭から146円38銭まで下落。米長期金利の低下や株安を意識した円買いが観測されている。ユーロ・ドルは弱含み、1.1715ドルから1.1701ドルまで値下がり。ユーロ・円は172円62銭から171円47銭まで下落。
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2025/08/14 11:38
注目トピックス 市況・概況
注目銘柄ダイジェスト(前場):マツキヨココ、FFRI、セグエなど
*11:38JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):マツキヨココ、FFRI、セグエなど
マツキヨココ<3088>:3111円(-275円)大幅反落。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は198億円で前年同期比14.6%増となり、190億円強の市場予想はやや上回ったとみられる。ただ、足元で株価は高値圏推移、決算期待もより高めっていたと想定され、目先の出尽くし感が優勢となっているようだ。粗利益率が前年同期比でほぼ横ばいの水準にとどまるなど、やや物足りなさが残るといった見方もあるもよう。セグエ<3968>:621円(+100円)ストップ高。前日に上半期の決算を発表、営業利益は6.9億円で前年同期比97.5%増となり、通期予想は従来の12.6億円から15.1億円、前期比2.1倍の水準にまで上方修正している。中央省庁向け超大型案件を含めて、受注が前年同期比95.8%増と大幅に拡大しているもよう。第1四半期は同47.5%減と大幅減益であったため、急速な収益拡大にポジティブなサプライズが強まる。日本創発G<7814>:646円 カ -ストップ高買い気配。上場10周年、並びに特別利益の計上を背景として、特別配当を実施すると発表している。同社は年4回の四半期配当を実施しているが、第3四半期末、期末の配当金をそれぞれ、3.5円予想から26.5円に引き下げている。これにより、年間配当金は特別配当金46円を含む60円に引き上げ。従来計画は14円、前期実績は13円であった。これに伴い前日終値ベースでの配当利回りは11.0%の水準となる。パリミキHD<7455>:410円 ウ -ストップ安売り気配。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は3.1億円で前年同期比23.8%減となり、据え置きの通期予想15.5億円、前期比11.9%増に対して低調スタートとなる形に。パリミキの売上減により日本事業が低迷、中国を中心に海外事業も赤字幅拡大と低調。猛暑によるサングラス需要の拡大期待などがはやされて、ここ3営業日で一時72%高と急伸していたこともあって、大幅減益決算受けた失望売りが強まる展開に。ケアネット<2150>:917円 カ -ストップ高買い気配。欧州系投資ファンドであるEQTによって株式取得を目的として設立したCurie 1が、完全子会社化を目指してTOBを実施すると発表。同社では賛同の意見を表明するとともに、TOBへの応募を推奨するとしており、TOB価格の1130円に完全サヤ寄せを目指す動きとなっている。TOB価格は前日終値に対して47.3%のプレミアムとなっている。EQTは先にフジテックの買収も発表している。ヤプリ<4168>:1094円(+125円)急騰、年初来高値更新。13日の取引終了後に25年12月期第2四半期の業績を発表し、好感されている。売上高は29.16億円(前年同期比10.4%増)、経常利益は4.49億円(同66.6%増)と2桁増収増益だった。同社はアプリからWebまでのデジタル接点全体を統合管理する「デジタルエクスペリエンスプラットフォーム(DXP)」へと進化し、多様化する企業のデジタルニーズに対応した包括的なソリューションを提供することで、持続的な成長基盤の構築を進めており、需要は堅調に推移している。FFRI<3692>:6900円(+1000円)ストップ高、年初来高値更新。26年3月期第1四半期の売上高は8.96億円(前年同期比70.4%増)、経常利益は2.60億円(前年同期は経常損失0.03億円)と経常黒字に転換した。長期案件の獲得によって期初からセキュリティ・サービス案件の稼働が増加していることの他、前年におけるセキュリティ製品の販売数増加によって売上高は前年を上回って推移した。また、人員数の増大によって人件費などのコストが前年比で増加しているものの売上の増加がこれを上回り、利益面でも前年を上回って推移した。ランサーズ<4484>:263円(+20円)急騰、年初来高値更新。13日の取引終了後に株主優待制度の新設を発表し、好材料視されている。基準日(毎年9月末及び3月末)時点において、5単元(500株)以上を、半年以上継続して保有している株主にデジタルギフト4,000円分(年8,000円分)を贈呈する。初回の26年3月末基準日は継続保有を条件としない。同時に発表された26年3月期第1四半期の業績は、売上高が11.83億円(前年同期比6.2%増)、経常利益が0.12億円(同60.6%減)と増収減益だった。
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2025/08/14 11:38
注目トピックス 市況・概況
東京為替:円買い優勢、米ドル・円は146円62銭まで弱含み
*10:03JST 東京為替:円買い優勢、米ドル・円は146円62銭まで弱含み
14日午前の東京市場でドル・円は147円42銭から146円62銭まで下落。米長期金利の低下を意識した円買いが観測されている。ユーロ・ドルはやや強含み、1.1702ドルから1.1715ドルまで値上り。ユーロ・円は172円62銭から171円73銭まで下落。
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2025/08/14 10:03
注目トピックス 市況・概況
日経平均は140円安、寄り後はもみ合い
*09:10JST 日経平均は140円安、寄り後はもみ合い
日経平均は140円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。日経平均は昨日までの6日続伸で3000円近く上昇し、25日移動平均線との乖離率は買われ過ぎとされる5%を超え6.46%に拡大。また、東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)も買われ過ぎとされる120%を上回り155.21%と17年5月以来の水準に上昇するなど、テクニカル面で過熱感が強まっており、利益確定売りが出やすかった。また、15日に予定されている米ロ首脳会談の結果を見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、海外市場で米長期金利が低下したことが安心感となった。さらに、国内主要企業の4-6月期決算発表は今日で一巡するが、引き続き好業績・好決算銘柄への物色意欲が株価下支え要因となると期待されたが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均はもみ合いとなっている。
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2025/08/14 09:10
注目トピックス 市況・概況
個別銘柄戦略:プラスアルファや日電子に注目
*09:09JST 個別銘柄戦略:プラスアルファや日電子に注目
昨日13日の米株式市場でNYダウは463.66ドル高の44,922.27、ナスダック総合指数は31.24pt高の21,713.14、シカゴ日経225先物は大阪日中比225円安の43,145円。為替は1ドル=147.30-40円。今日の東京市場では、第1四半期営業利益が57.1%増で1対2の株式分割とプラスアルファとの業務提携も発表したラクス<3923>、第1四半期営業利益が49.3%増となったオイシックス<3182>、第1四半期営業利益が42.1%増となった日電子<6951>、第3四半期累計の営業利益が23.3%増で大幅増配も発表したLIFULL<2120>、25年9月期業績予想を上方修正しラクスと業務提携検討で基本合意したと発表したプラスアルファ<4071>、発行済株式数の1.4%上限の自社株買いを発表したネクソン<3659>、欧州系投資ファンドEQTが1株1130円でTOB(株式公開買付け)を実施すると発表したケアネット<2150>、東証スタンダードでは、第1四半期営業利益が前年同期比2.1倍となったポラリスHD<3010>、25年12月期業績予想を上方修正したフォーサイド<2330>などが物色されそうだ。一方、第1四半期営業損益が3.21億円の赤字となったワイエイシイ<6298>、第1四半期営業利益が98.0%減となったT&Gニーズ<4331>、25年12月期業績予想を下方修正したサンアスタリスク<4053>、東証スタンダードでは、上期営業損益が0.49億円の赤字となったエイシアンスタ<8946>、通期予想の営業利益に対する上期の進捗率が26.9%にとどまったコロンビア・ワークス<146A>などは軟調な展開が想定される。
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2025/08/14 09:09
注目トピックス 市況・概況
前場に注目すべき3つのポイント~過熱を冷ます調整を入れておきたいところ~
*08:43JST 前場に注目すべき3つのポイント~過熱を冷ます調整を入れておきたいところ~
13日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■過熱を冷ます調整を入れておきたいところ■東京電力HD、1Q営業利益 2.9%増 646億円■前場の注目材料:フコク、インド生産拡大、防振ダンパー部品5割増■過熱を冷ます調整を入れておきたいところ14日の日本株市場は、利食い優勢の相場展開になりそうだが、底堅さは意識されよう。13日の米国市場はNYダウが463ドル高、ナスダックは31ポイント高だった。前日の米消費者物価指数(CPI)で利下げ観測が高まるなか、ベッセント米財務長官は、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.5%利下げの可能性に言及したことが材料視された。シカゴ日経225先物は大阪比225円安の43145円。円相場は1ドル=147円30銭台で推移している。シカゴ先物にサヤ寄せする形で、やや利食い先行で始まることになりそうだ。日経225先物は一時43040円まで売られる場面もみられたが、節目の43000円を割り込まなかったことで、同水準に位置するボリンジャーバンドの+2σ辺りでの底堅さを見極めることになりそうだ。日経平均株価は連日の大幅高によって+3σ水準まで上昇したことで過熱感が警戒されやすいこともあり、過熱を冷ます調整になりそうだ。ただし、日経平均株価は6営業日続伸で3000円近く上昇しており、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうである。43000円での底堅さがみられるようだと、再び上へのバイアスが強まる可能性があるだろう。米国ではエヌビディアやマイクロソフトなどハイテク株の一角が利食いに押された一方で、景気敏感株などが買われていた。東京市場は直近で日経平均型のインデックス買いが断続的に入っており、NT倍率(日経平均株価÷TOPIX)は6日の13.70倍台から昨日は一時14.01倍をつける場面もみられた。利食いの動きをみせてくる局面ではTOPIX型にシフトする可能性があるだろう。また、日経平均型のインデックス買いの動きが一服するようだと、相対的に出遅れているグロースなど中小型株に関心が向かう展開も意識しておきたいところ。そのほか、決算を手掛かりとしたところでは、昨夕に発表したサンケン電<6707>、カッパクリエ<7421>、日電子<6951>、弁護士コム<6027>、ラクス<3923>、日シス技術<4323>、INEST<7111>、FFRI<3692>、オイシックス<3182>、ライフネット<7157>などが注目される。■東京電力HD、1Q営業利益 2.9%増 646億円東京電力HD<9501>が発表した2026年3月期第1四半期の連結業績は、売上高が前年同期比4.5%減の1兆4251億2300万円、営業利益は同2.9%増の646億9900万円、最終損益が8576億9000万円の赤字(前年同期は792億3700万円の黒字)だった。■前場の注目材料・日経平均株価は上昇(43274.67、+556.50)・NYダウは上昇(44922.27、+463.66)・ナスダック総合指数は上昇(21713.14、+31.24)・SOX指数は上昇(5892.61、+52.52)・VIX指数は低下(14.49、-0.24)・米長期金利は低下・活発な自社株買い・東証による企業価値向上の要請・フコク<5185>インド生産拡大、防振ダンパー部品5割増・マツダ<7261>来月にも生成AI推進で新組織、全社横断で専任400人・アイシン<7259>中部の車部品、再生エネ活用軸に、ペロブスカイト実証推進・トプコン<7732>マレーシアに訓練施設、建設・測量実践・ブラザー工業<6448>アフリカ農村で”印刷屋”、新事業開拓☆前場のイベントスケジュール<国内>・特になし<海外>・10:30 豪・7月失業率(予想:4.2%、6月:4.3%)
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2025/08/14 08:43
注目トピックス 市況・概況
13日の米国市場ダイジェスト:NYダウは463ドル高、大幅利下げ期待
*08:34JST 13日の米国市場ダイジェスト:NYダウは463ドル高、大幅利下げ期待
■NY株式:NYダウは463ドル高、大幅利下げ期待米国株式市場は続伸。ダウ平均は463.66ドル高の44922.27ドル、ナスダックは31.24ポイント高の21713.14で取引を終了した。ベッセント財務長官が9月連邦公開市場委員会(FOMC)での0.5%利下げの可能性を指摘し、期待感に寄り付き後、上昇。長期金利の低下を好感し、相場は終日堅調に推移した。半導体が冴えず、ナスダックは伸び悩んだが、連日で過去最高値を更新し、終了。セクター別では耐久消費財・アパレルが上昇した一方、食・生活必需品が下落した。オンライン小売のアマゾン(AMZN)は食料品の当日宅配サービスを年末までに全国2300都市まで拡大する計画を発表し、上昇。スーパーマーケットチェーンのクローガー(KR)やディスカウント小売のウォルマート(WMT)は競争激化を警戒しそれぞれ売られた。地中海料理ファーストフードカジュアルレストランチェーン、カバ・グループ(CAVA)は第2四半期決算で調整後1株当たり利益が予想を上回ったが売り上げ鈍化を背景に通期見通しを引下げ、大幅安。人工知能(AI)向けクラウドサービス提供のコアウィーブ(CRWV)は速やかなデータセンター拡大を巡るコスト上昇で冴えない見通しを嫌気した売りが続いた。また、半導体のエヌビディア(NVDA)も警戒感に下落。暗号資産取引所のブリッシュ(BLSH)は13日、ニユ―ヨーク証券取引所に上場し、上場価格を84%上回る水準で終了。ネットワーク機器メーカーのシスコ・システムズ(CSCO)は取引終了後に第2四半期決算を発表。調整後の1株当たり利益が予想を上回ったものの見通しが市場の期待に満たず、時間外取引で売られている。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:米9月FOMCで大幅利下げ観測浮上、ドル弱含み13日のニューヨーク外為市場でドル・円は147円09銭まで下落後、147円51銭まで上昇し、147円37銭で引けた。ベッセント米財務長官が連邦準備制度理事会(FRB)が9月連邦公開市場委員会(FOMC)で50ベーシスポイントの利下げで一連の利下げサイクル開始することが可能と言及し、長期金利低下に伴いドル売りに拍車がかかった。その後、グールズビー米シカゴ連銀総裁が高コスト状況に戻っているリスクを指摘し、ドルが下げ止まった。ユーロ・ドルは1.1693ドルへ下落後、1.1724ドルまで上昇し、1.1704ドル引けた。ユーロ・円は172円24銭へ下落後、172円60銭まで上昇。ポンド・ドルは1.3553ドルから1.3585ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.8028フランから0.8058フランまで上昇。■NY原油:弱含みで62.65ドル、一時62ドルを下回るNY原油先物9月限は弱含み(NYMEX原油9月限終値:62.65 ↓0.52)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は、前営業日比-0.52ドル(-0.82%)の62.65ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは61.94ドル-63.38ドル。米国市場の中盤にかけて62ドルを下回った。通常取引終了後の時間外取引では株高を意識した買い戻しが入り、主に62ドル台後半で推移した。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC) 47.24ドル -0.26ドル(-0.54%)モルガン・スタンレー(MS) 147.76ドル +0.47ドル(+0.31%)ゴールドマン・サックス(GS)744.69ドル +1.31ドル(+0.17%)インテル(INTC) 22.22ドル +0.41ドル(+1.87%)アップル(AAPL) 233.33ドル +3.68ドル(+1.60%)アルファベット(GOOG) 203.03ドル -1.13ドル(-0.55%)メタ(META) 780.08ドル -9.92ドル(-1.25%)キャタピラー(CAT) 413.70ドル +0.99ドル(+0.23%)アルコア(AA) 31.73ドル +0.35ドル(+1.11%)ウォルマート(WMT) 100.99ドル -2.63ドル(-2.53%)
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2025/08/14 08:34
注目トピックス 市況・概況
東証グロース市場250指数先物見通し:堅調推移か
*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:堅調推移か
本日の東証グロース市場250指数先物は、堅調推移を見込む。前日13日のダウ平均は463.66ドル高の44922.27ドル、ナスダックは31.24pt高の21713.14ptで取引を終了した。ベッセント財務長官が9月連邦公開市場委員会(FOMC)での0.5%利下げの可能性を指摘し、期待感に寄り付き後、上昇。長期金利の低下を好感し、相場は終日堅調に推移した。半導体が冴えず、ナスダックは伸び悩んだが、連日で過去最高値を更新し、終了。上昇した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、堅調推移を見込む。このところ利益確定の売りに加え、プライム買い・グロース売りのローテーションなどにより、上値を抑えられる状況が続いている。一方で、RSIやストキャスティクスといったオシレーター系指標の過熱感は後退しつつあるため、循環物色の買いも期待でき、再浮上機運も整いつつある。日足ボリンジャーバンドのプラス1シグマを中心としながらも、プラス2シグマを上値メドとした「バンドウォーク」の動きを予想する。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比1pt安の777ptで終えている。上値のメドは790pt、下値のメドは770ptとする。
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2025/08/14 08:05
注目トピックス 市況・概況
今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆投機的なユーロ売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いと予想
*07:50JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆投機的なユーロ売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いと予想
ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/02/18)まで上昇。その後、0.9536(2022/09/28)まで反落したが、2024年にかけて1.1ドル台まで戻している。ユーロ・円は英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長期間伸び悩んだが、日欧金利差の拡大や円安・ドル高の進行を受けて175円16銭(2024/7/10)まで上昇。ただ、その後は上げ渋っている。欧州連合(EU)は天然ガス、石油などの戦略物資(総額7500億ドル相当)を今後3年間で米国から購入し、さらに、米国に対し6000億ドル相当の民間投資を追加で実施することを約束している。一方、市場は米国の9月利下げを完全に織り込んでおり、投機的なユーロ売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いと予想される。【ユーロ売り要因】・米国の関税措置・米長期金利の高止まり・中東情勢の悪化【ユーロ買い要因】・米国の9月利下げ観測・トランプ関税は日本経済に悪影響を及ぼすとの見方・ECBの政策金利は当面変わらず
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2025/08/14 07:50
注目トピックス 市況・概況
今日の為替市場ポイント:米9月利下げを想定してドルは上げ渋る可能性
*07:45JST 今日の為替市場ポイント:米9月利下げを想定してドルは上げ渋る可能性
13日のドル・円は、東京市場では148円17銭から147円40銭まで下落。欧米市場では147円57銭から147円09銭まで反落し、147円37銭で取引終了。本日14日のドル・円は主に147円台で推移か。米9月利下げの可能性は一段と高まり、ドルは上げ渋る可能性がある。報道によると、ベッセント米財務長官は米ブルームバーグとのインタビューで「9月に50ベーシスポイントの利下げを開始し、一連の利下げを実施することが可能」、「いかなるモデルも金利がおそらく150-175bp低下すべきことを示唆している」との見方を伝えた。この発言を受けて米国債利回りは総じて低下した。ただ、現時点で商品価格にはまだ関税引き上げの影響は反映されていないため、一部の市場参加者は「インフレ持続の有無については8月以降の価格動向を見極める必要がある」と指摘し、大幅利下げの妥当性について懐疑的な見方を示している。
<CS>
2025/08/14 07:45
注目トピックス 市況・概況
NY原油:弱含みで62.65ドル、一時62ドルを下回る
*07:33JST NY原油:弱含みで62.65ドル、一時62ドルを下回る
NY原油先物9月限は弱含み(NYMEX原油9月限終値:62.65 ↓0.52)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は、前営業日比-0.52ドル(-0.82%)の62.65ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは61.94ドル-63.38ドル。米国市場の中盤にかけて62ドルを下回った。通常取引終了後の時間外取引では株高を意識した買い戻しが入り、主に62ドル台後半で推移した。
<CS>
2025/08/14 07:33
注目トピックス 市況・概況
NY金:小幅高で3408.30ドル、ドル安を意識
*07:30JST NY金:小幅高で3408.30ドル、ドル安を意識
NY金先物12月限は小幅高(COMEX金12月限終値:3408.30 ↑9.30)。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は、前営業日比+9.30ドル(+0.27%)の3408.30ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは3392.70-3422.60ドル。
<CS>
2025/08/14 07:30
注目トピックス 市況・概況
NY為替:米9月FOMCで大幅利下げ観測浮上、ドル弱含み
*06:30JST NY為替:米9月FOMCで大幅利下げ観測浮上、ドル弱含み
13日のニューヨーク外為市場でドル・円は147円09銭まで下落後、147円51銭まで上昇し、147円37銭で引けた。ベッセント米財務長官が連邦準備制度理事会(FRB)が9月連邦公開市場委員会(FOMC)で50ベーシスポイントの利下げで一連の利下げサイクル開始することが可能と言及し、長期金利低下に伴いドル売りに拍車がかかった。その後、グールズビー米シカゴ連銀総裁が高コスト状況に戻っているリスクを指摘し、ドルが下げ止まった。ユーロ・ドルは1.1693ドルへ下落後、1.1724ドルまで上昇し、1.1704ドル引けた。ユーロ・円は172円24銭へ下落後、172円60銭まで上昇。ポンド・ドルは1.3553ドルから1.3585ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.8028フランから0.8058フランまで上昇。
<MK>
2025/08/14 06:30
注目トピックス 市況・概況
今日の注目スケジュール:英GDP速報値、欧ユーロ圏GDP改定値、米生産者物価コア指数など
*06:30JST 今日の注目スケジュール:英GDP速報値、欧ユーロ圏GDP改定値、米生産者物価コア指数など
<国内>10:10 国債買い入れオペ(残存1-3年、残存5-10年、残存10-25年、残存25年超)(日本銀行)<海外>10:30 豪・失業率(7月) 4.2% 4.3%15:00 英・GDP速報値(4-6月) 1.3%15:00 英・鉱工業生産指数(6月) -0.9%15:00 英・商品貿易収支(6月) -216.88億ポンド15:30 印・卸売物価指数(7月) -0.13%18:00 欧・ユーロ圏GDP改定値(4-6月) 1.4% 1.4%18:00 欧・ユーロ圏鉱工業生産指数(6月) -0.1% 1.7%21:00 ブ・IBGEサービス部門売上高(6月) 0.1%21:30 米・新規失業保険申請件数(先週) 22.6万件21:30 米・生産者物価コア指数(7月) 3.0% 2.6%米・リッチモンド連銀総裁が全米企業エコノミスト協会(NABE)会長とウェビナーで会談注:数値は市場コンセンサス、前回数値
<CS>
2025/08/14 06:30
注目トピックス 市況・概況
NY株式:NYダウは463ドル高、大幅利下げ期待
*05:55JST NY株式:NYダウは463ドル高、大幅利下げ期待
米国株式市場は続伸。ダウ平均は463.66ドル高の44922.27ドル、ナスダックは31.24ポイント高の21713.14で取引を終了した。ベッセント財務長官が9月連邦公開市場委員会(FOMC)での0.5%利下げの可能性を指摘し、期待感に寄り付き後、上昇。長期金利の低下を好感し、相場は終日堅調に推移した。半導体が冴えず、ナスダックは伸び悩んだが、連日で過去最高値を更新し、終了。セクター別では耐久消費財・アパレルが上昇した一方、食・生活必需品が下落した。オンライン小売のアマゾン(AMZN)は食料品の当日宅配サービスを年末までに全国2300都市まで拡大する計画を発表し、上昇。スーパーマーケットチェーンのクローガー(KR)やディスカウント小売のウォルマート(WMT)は競争激化を警戒しそれぞれ売られた。地中海料理ファーストフードカジュアルレストランチェーン、カバ・グループ(CAVA)は第2四半期決算で調整後1株当たり利益が予想を上回ったが売り上げ鈍化を背景に通期見通しを引下げ、大幅安。人工知能(AI)向けクラウドサービス提供のコアウィーブ(CRWV)は速やかなデータセンター拡大を巡るコスト上昇で冴えない見通しを嫌気した売りが続いた。また、半導体のエヌビディア(NVDA)も警戒感に下落。暗号資産取引所のブリッシュ(BLSH)は13日、ニユ―ヨーク証券取引所に上場し、上場価格を84%上回る水準で終了。ネットワーク機器メーカーのシスコ・システムズ(CSCO)は取引終了後に第2四半期決算を発表。調整後の1株当たり利益が予想を上回ったものの見通しが市場の期待に満たず、時間外取引で売られている。(Horiko Capital Management LLC)
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2025/08/14 05:55
注目トピックス 市況・概況
8月13日のNY為替概況
*03:59JST 8月13日のNY為替概況
13日のニューヨーク外為市場でドル・円は147円09銭まで下落後、147円51銭まで上昇し、引けた。ベッセント米財務長官が連邦準備制度理事会(FRB)が9月連邦公開市場委員会(FOMC)で50ベーシスポイントの利下げで一連の利下げサイクル開始することが可能と言及し、長期金利低下に伴いドル売りに拍車がかかった。その後、グールズビー米シカゴ連銀総裁が高コスト状況に戻っているリスクを指摘し、ドルが下げ止まった。ユーロ・ドルは1.1692ドルへ下落後、1.1724ドルまで上昇し、引けた。ユーロ・円は172円24銭へ下落後、172円60銭まで上昇。ポンド・ドルは1.3553ドルから1.3585ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.8028フランから0.8058フランまで上昇。[経済指標]・特になし
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2025/08/14 03:59
注目トピックス 市況・概況
[通貨オプション]R/R、円コール買い強まる
*03:33JST [通貨オプション]R/R、円コール買い強まる
ドル・円オプション市場はまちまち。1,3カ月物でオプション買いが優勢となった。6か月物は売られた。1年物は変わらず。リスクリバーサルは円コールスプレッドが拡大。ドル・円下値をヘッジする円コール買いが強まった。■変動率・1カ月物8.90%⇒8.94%(08年=31.044%)・3カ月物9.53%⇒9.57%(08年=31.044%)・6か月物9.58%⇒9.56%(08年=23.915%)・1年物9.66%⇒9.66%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)■リスクリバーサル(25デルタ円コール)・1カ月物+0.97%⇒+1.05%(08年10/27=+10.63%)・3カ月物+1.09%⇒+1.14%(08年10/27=+10.90%)・6カ月物+0.97%⇒+1.00%(08年10/27=+10.70%)・1年物+0.77%⇒+0.79%(08年10/27=+10.71%)
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2025/08/14 03:33
注目トピックス 市況・概況
NY外為:ドル売り一服、米金利下げ止まる
*02:25JST NY外為:ドル売り一服、米金利下げ止まる
NY外為市場でドル売りが一段落した。米10年債利回りは4.223%まで低下後、4.23%で下げ止まった。ドル・円は147円09銭の安値から147円38銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.1693ドルから1.1723ドルへ上昇後、1.1708ドルへ反落。ポンド・ドルは1.3572ドルで伸び悩んだ。
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2025/08/14 02:25
注目トピックス 市況・概況
NY外為:BTC続伸史上最高値に近づく、9月FOMCでの大幅利下げの憶測
*00:20JST NY外為:BTC続伸史上最高値に近づく、9月FOMCでの大幅利下げの憶測
暗号通貨のビットコイン(BTC)は12.2万ドル台に達した。史上最高値を試す展開。米7月消費者物価指数(CPI)の結果が想定内にとどまったほか、ベッセント米財務長官が9月連邦公開市場委員会(FOMC)で50ベーシスポイント(bps)の利下げも可能との考えを示し、暗号通貨買いに拍車がかかった。イーサリアムも過去最高値を探る展開。機関投資家向けの暗号資産取引所、ブリッシュは13日NY証券取引所に上場。11億ドルを調達した。
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2025/08/14 00:20
注目トピックス 市況・概況
NY外為:ドル一段安、9月FOMCでの50BP利下げの憶測
*23:37JST NY外為:ドル一段安、9月FOMCでの50BP利下げの憶測
NY外為市場でドルは一段安となった。米7月消費者物価指数(CPI)の結果が想定内にとどまったことに加えて、ベッセント米財務長官の発言を受け、9月連邦公開市場委員会(FOMC)での50ベーシスポイント利下げの憶測が強まった。10年債利回りは4.233%まで低下し、7日来の低水準となった。ドル・円は147円14銭まで下落し8日来の安値を更新した。ユーロ・ドルは1.1693ドルから1.1722ドルまで上昇。ポンド・ドルは1.2553ドルから1.3583ドルまで上昇し、7月24日来の高値を更新した。
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2025/08/13 23:37
注目トピックス 市況・概況
NY外為:ドル続落、ベッセント米財務長官が9月大幅利下げ可能との考え
*22:21JST NY外為:ドル続落、ベッセント米財務長官が9月大幅利下げ可能との考え
NY外為市場でドル売りが優勢となった。ベッセント米財務長官が9月連邦公開市場委員会(FOMC)での50ベーシスポイントの利下げも可能との考えを示した。もし、雇用統計が正しい結果だったら、6月、7月に連邦準備制度理事会(FRB)が利下げを実施していた可能性に言及。財務長官は政策金利が150BPから175BP低い水準にあるべきとの見解。長官発言を受け、米国債相場は上昇。米10年債利回りは4.248%まで低下した。ドル・円は147円15銭まで下落。ユーロ・ドルは1.1695ドルと7月末来の高値付近で推移。ポンド・ドルは1.3580ドルまで上昇し7月24日来の高値を更新した。
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2025/08/13 22:21
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:ドル・円は底堅い、ドル売り後退
*20:10JST 欧州為替:ドル・円は底堅い、ドル売り後退
欧州市場でドル・円は147円18銭まで下げた後、147円40銭付近に値を戻した。米10年債利回りの低下一服でドル売りは後退し、ユーロ・ドルは1.1730ドル付近から失速。一方、欧米株価指数は堅調地合いを強め、クロス円は上昇基調を維持している。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円18銭から147円58銭、ユ-ロ・円は172円44銭から172円74銭、ユ-ロ・ドルは1.1708ドルから1.1730ドル。
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2025/08/13 20:10
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:ドル・円は下げ渋り、米金利にらみ
*19:25JST 欧州為替:ドル・円は下げ渋り、米金利にらみ
欧州市場でドル・円は一時147円18銭まで下げた後、小幅に戻した。米10年債利回りの低下は一服しており、足元は147円20銭台と安値圏でのもみ合いが続く。ユーロや豪ドルなど主要通貨は対ドルで堅調を維持し、対円でも欧米株高で底堅い値動きに。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円18銭から147円58銭、ユ-ロ・円は172円44銭から172円74銭、ユ-ロ・ドルは1.1708ドルから1.1730ドル。
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2025/08/13 19:25
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:ドル・円は軟調、米金利の低下で
*18:16JST 欧州為替:ドル・円は軟調、米金利の低下で
欧州市場でドル・円は軟調地合いとなり、147円58銭から147円18銭まで値を下げた。米10年債利回りの低下でドル売りに振れやすく、主要通貨は対ドルで堅調地合いに。ただ、欧州株式市場で主要指数は強含み、クロス円は下押しされたが底堅さも。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円18銭から147円58銭、ユ-ロ・円は172円44銭から172円74銭、ユ-ロ・ドルは1.1708ドルから1.1720ドル。
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2025/08/13 18:16
注目トピックス 市況・概況
日経平均テクニカル: 6日続伸、騰落レシオは2017年来の高水準
*18:15JST 日経平均テクニカル: 6日続伸、騰落レシオは2017年来の高水準
13日の日経平均は6日営業日続伸した。終値556.50円高と上値を伸ばし、ローソク足は7本連続陽線で終了。昨日に続いて史上最高値を更新した。一方、本日までの6日連続高による上げ幅は合計2983.97円と大きく、25日線との乖離は6.46%(昨日5.48%)に広がった。プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)は155.21%と2017年5月25日の156.78%以来の水準に上昇しており、過熱感の高まりが意識される。
<CS>
2025/08/13 18:15
注目トピックス 市況・概況
欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米インフレにらみも政治圧力に警戒
*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米インフレにらみも政治圧力に警戒
13日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米インフレ指標の強さを背景に、ドル買い先行の見通し。ただ、米トランプ政権からの政治的圧力が警戒されており、ドルの下押し圧力になりやすい。前日発表された米消費者物価指数(CPI)は総合が予想を下回ったものの、コア指数は強い内容となり、インフレ高進を背景に米連邦準備制度理事会(FRB)の9月利下げを見込んだドル売りは一服。ただ、トランプ米大統領の圧力が嫌気され、その後はドル売り地合いに。ユーロ・ドルは1.16ドル付近から1.17ドル付近に浮上し、ドル・円は148円半ばから147円半ばに下落。本日アジア市場で日本株高を受けた円売りで、ドル・円は小幅に戻した。この後の海外市場では材料難のなか、米インフレと金融政策に思惑が広がりやすい。雇用の弱さを踏まえ、FRBは9月利下げへの傾斜を強めるとの見方が優勢だが、CPIは想定ほど鈍化せず、今後の緩和的な政策を見込んだ米金利安・ドル安は後退しよう。欧米株高なら円売り優勢となり、ドル・円は堅調地合いになりやすい。ただ、米財務長官が大幅利下げの必要性に言及するなどトランプ政権による政治圧力が意識され、ドルの下押し要因として警戒されよう。【今日の欧米市場の予定】・特になし
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2025/08/13 17:25
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は反落、夕方にかけて失速
*17:03JST 東京為替:ドル・円は反落、夕方にかけて失速
13日の東京市場でドル・円は反落。日経平均株価の連日大幅高でリスク選好の円売りが先行し、一時148円16銭まで値を切り上げた。ただ、その後はドル買い一服で失速。夕方にかけて米10年債利回りの低下でドル売りに振れ、147円40銭まで下げた。・ユ-ロ・円は172円46銭から173円01銭まで上昇。・ユ-ロ・ドルは1.1670ドルから1.1712ドルまで値を上げた。・日経平均株価:始値43,090.91円、高値43,451.46円、安値43,008.20円、終値43,274.67円(前日比556.50円高)・17時時点:ドル・円147円50-60銭、ユ-ロ・円172円70-80銭【経済指標】・日・7月国内企業物価指数:前年比+2.6%(予想:+2.5%、6月:+2.9%)【要人発言】・赤沢経済再生相「日米合意、米側も約束守らなければ投資への協力は得られない」「米大統領令、9月半ばぐらいまでにできれば悪い感じではない」
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2025/08/13 17:03
注目トピックス 市況・概況
東証グロース250指数の今後の展開~vol.2
*17:01JST 東証グロース250指数の今後の展開~vol.2
-東証グロース250指数の今後の展開~vol.1の続き-以下は、2025年8月8日にYouTubeチャンネル「FISCO TV」で配信された「東証グロース250指数の今後の展開」です。2025年上半期相場の振り返りと先物取引の活用方法を、フィスコ アナリストの白幡玲美が紹介、2回に分けて配信します。続いて、時価総額上位トップ10の中から注目の銘柄についてご紹介させていただきます。まずは、時価総額ではグロース市場ダントツトップを誇っているトライアルHD<141A>です。株価動向に派手さはありませんが、上場後もしっかりとした株価推移は安定感すら感じられます。7月1日には大手スーパー西友を買収し、事業拡大が期待されています。スキマバイトを一般化させたタイミー<215A>も、2024年7月に上場したばかりですが、時価総額上位を維持しています。上場後の株価は安定感があり、6月末には年初来高値を更新し、昨年9月半ば以来の2000円台を突破しました。最後に、MTG<7806>は、上昇トレンドを描いて株価が上昇しています。主力のReFaのヘアケア売上が大幅増収で、ドライヤー・アイロンやブラシの新商品が業績に寄与しました。今期は最高益を更新する見通しで、業績も好調です。それでは、最後に、東証グロース市場250指数先物取引の特徴を説明させて頂きます。取引時間は日中のレギュラーセッションは8時45分~15時40分でクロージングは15時45分です。夜間取引も実施されており、レギュラーセッションは17時00分~翌5時55分、クロージングは6時です。また、祝日取引も可能な商品です。取引単位はグロース市場250指数 × 1,000円です。つまりグロース市場250指数が700ポイントの時は、70万円相当の取引を行っていることになります。証拠金はVaR方式(Value at Risk方式)で日々計算され、7/18現在、9月限は買いが1枚当たり54,799円、売りが47,026円です。先物取引なので、売りから入ることが可能で、またレバレッジを効かせ手元資金の数倍の取引も可能です。昨年前半のように下降トレンドが発生している時は売りから入って、安値圏で買い戻すことで利益を得ることもできます。4月7日の急落前に売りを入れて大底である年初来安値で買い戻すことも理論上は可能です。また、今回、ご紹介した時価総額が大きくグロース250指数への影響力がそれなりに大きい銘柄を保有していた状況で、その銘柄に何か悪材料が出たとき、現物株では対応できない夜間取引で、先んじてグロース250指数先物を売っておくこともできます。現物株と組みわせることでリスクヘッジの取引を行うことは可能ですので、いろいろなパターンを考えてみるのも面白いかと思います。では、具体的な投資活用術を二つご紹介します。まずは【高い成長性が期待できるグロース上場企業に投資】という活用術です。グロース市場は、成長性が高く、起業して間もない若い企業が多く上場している市場ですので、グロース市場で成長性が評価されて知名度が上がり、時価総額や流動性が高くなると、スタンダード市場やプライム市場へと上場市場の変更を行うケースが多くあります。例えば、フリマアプリを展開するメルカリは、2018年に当時マザーズ市場に上場した後、2022年にプライム市場に変更し、2023年10月には日経平均株価を構成する225銘柄の一つに採用されました。上場してから日経平均構成銘柄となるまでわずか5年というスピード出世を果たしました。このような高い成長性を秘めた企業に投資したいが、なかなか絞り切れない方には、グロース250指数先物を保有することで、高い成長性を秘めた企業に投資することが可能となります。第2、第3のメルカリを自分自身で見つけられなくても、「指数先物」という形で保有することで、高い成長性を享受することが可能となります。次に、【長期保有している時価総額が大きいグロース上場企業の下落局面での活用】です。これは、高い成長性に期待して時価総額が大きい企業に長期投資、つまり売るつもりはしばらくない、投資方針で保有しているケースを想定しています。長期的な株式投資ですので、いい時もあれば悪い時もあります。その悪い時に、グロース250指数先物を活用するわけです。グロース250指数先物は、時価総額が大きい企業の構成比率が高い、というお話は既にしていますが、時価総額が高い企業の影響を受けやすい傾向があります。ですので、長期保有している企業の決算が悪くて下落する局面が予想できた場合に、先にグロース250指数先物を売っておくわけです。仮に大引け後に決算発表があっても、グロース250指数先物はイブニングセッションで売買することが可能ですので、翌日に下落したとしてもグロース250指数先物で対応することはできます。一方、注意しなくてはいけない点もあります。時価総額が大きい企業が下落しても、他の企業が上昇した場合、グロース250指数先物が思いのほか下がらない可能性は十分あります。ですので、この方法は「少しでも損失が回避できたらいいな」くらいの気持ちで臨むのがいいかと思います。完全に損失を回避するというのはプロの機関投資家でもなかなか難しいものです。このようにグロース250指数を理解して先物も活用することで、投資のスタイルが広がるかもしれません。その時の相場環境などで活用法は異なるかと思いますが、今回の動画が、皆様の投資の新たな気付きとなれば幸いです。
<NH>
2025/08/13 17:01
注目トピックス 市況・概況
東証グロース250指数の今後の展開~vol.1
*17:00JST 東証グロース250指数の今後の展開~vol.1
以下は、2025年8月8日にYouTubeチャンネル「FISCO TV」で配信された「東証グロース250指数の今後の展開」です。2025年上半期相場の振り返りと先物取引の活用方法を、フィスコ アナリストの白幡玲美が紹介、2回に分けて配信します。皆さん、こんにちは。フィスコ・アナリストの白幡玲美です。本日は、東証グロース市場250指数のポイントとその先物取引の魅力や具体的な活用法についてお話させて頂きます。東証グロース市場250指数(以降、グロース250指数)について、まず簡単にご説明します。こちらは2023年11月4日までマザーズ指数として運用されていたもので、東京証券取引所の市場再編により、11月6日からグロース250指数と名称変更が行われています。要するに、マザーズ指数の名称が、グロース250指数に変わっただけです。それでは2025年上半期の相場を振り返ります。日経平均やTOPIX(東証株価指数)が2024年に史上最高値を更新するなか、グロース250指数はここ数年低調な動きが目立っていました。しかし、2024年秋以降、相場の転換期に差し掛かり、2025年に入ってからは、グロース250指数は年初来高値の更新が続き、2024年末終値に対する上昇率は14.6%(7/18終値時点)に達しています。2025年1月から2月にかけては、米国の金利動向や日本銀行の政策金利引き上げ観測などが市場の不安定要因となり、調整局面が続いていました。4月2日(米国時間)に、米国のトランプ政権による相互関税の発表を受けて、リスクオフムードが強まり、グロース250指数は4月7日に年初来安値となる531.72ポイントを記録するなど軟調に推移しました。しかしその後、5月に入ると米国長期金利がピークアウトの兆しを見せ、国内では政策の安定化が進みました。投資家のリスク選好姿勢が徐々に回復したと見られ、グロース株選好が再燃し、グロース250指数は上昇に転じました。6月に入ると、指数を構成している一部企業の好決算も支援材料となり、6月13日には年初来高値の772.34ポイントを更新し、同日の先物価格は761ポイントに達しました。2025年前半は調整を余儀なくされましたが、5月以降は反発基調に転じたと言えます。米国の金融緩和スタンスの継続や構成銘柄の業績動向が、グロース市場への投資資金流入を左右する重要な要素となりそうです。グロース市場は本来、金融政策と強い相関関係があります。過去を見ても、利下げ局面ではグロース株が上昇しやすい傾向があります。2024年9月に米国の利下げが開始されましたが、こうした金融政策の転換はグロース市場にとってポジティブな要因です。また、グロース市場を巡っては時価総額が一定の基準に満たなければ、上場維持基準の見直しによる上場廃止になるとみられています。グロース市場には、現在600社余りが上場していますが、規模が小さい企業が多いため、多くの資金を投じる機関投資家の参加が少ないことが課題となっています。このため東証は、グロース市場で上場を続けられる維持基準について、現在は、「上場10年後の時価総額が40億円以上」としているのを「上場5年後の時価総額が100億円以上」に引き上げる方針です。この基準は2030年以降に適用するとみられ、グロース市場に上場している企業に高い成長を促すとともに、機関投資家からの資金を呼び込む目的です。新基準適用のプレッシャーを受ける企業は、時価総額の増加に向けて具体的な方針を示すことが求められるでしょう。中長期的には、企業の成長が加速し、株価上昇、資金の流入が期待できそうです。次に、グロース250指数の構成銘柄についてご紹介いたします。グロース250指数は、TOPIX同様、時価総額加重型の株価指数で、JPX総研が選定した主力250銘柄から算出されています。定期銘柄入れ替えは年1回で10月末に実施されています。ちなみに、東証グロース市場”250指数”という名称ではありますが、2025年5月30日時点での構成銘柄は282銘柄です。これは、構成銘柄の追加に関して、「グロース市場に新規上場した銘柄は新規上場日の翌月最終営業日に追加する」というルールがあるためです。また、グロース市場の時価総額が大きく流動性が高い銘柄は、プライム市場やスタンダード市場に鞍替え(くらがえ)するケースが多いことから、時価総額上位銘柄の顔ぶれは1年でガラッと変わります。-東証グロース250指数の今後の展開~vol.2に続く-
<NH>
2025/08/13 17:00