注目トピックス 市況・概況ニュース一覧

注目トピックス 市況・概況 日経平均は155円高、新たな手掛かり材料に乏しくやや見送りムード 日経平均は155円高(14時20分現在)。日経平均寄与度では、ソフトバンクG<9984>、エムスリー<2413>、東エレク<8035>などがプラス寄与上位となっており、一方、電通グループ<4324>、キッコーマン<2801>、ファーストリテ<9983>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、サービス業、輸送用機器、パルプ・紙、金属製品、情報・通信業が値上がり率上位、海運業、保険業、空運業、鉄鋼、その他金融業が値下がり率上位となっている。日経平均は小幅な動きとなっている。売り急ぐ動きは見られないが、新たな手掛かり材料に乏しく、やや様子見ムードが広がっているようだ。 <FA> 2021/11/15 14:22 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円はほぼ横ばい、円売りは限定的 15日午後の東京市場でドル・円は113円80銭台と、ほぼ横ばい。日経平均株価は前日比100円超高の堅調地合いだが、上海総合指数と香港ハンセン指数は弱含み、円売りは限定的。一方、米10年債利回りは変わらずの値動きで、ドルは売り買いともに仕掛けづらい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は113円76銭から114円05銭、ユーロ・円は130円35銭から130円50銭、ユーロ・ドルは1.1441ドルから1.1464ドル。 <TY> 2021/11/15 14:02 注目トピックス 市況・概況 日経平均VIは低下、株価上昇するも上値重く警戒感の緩和は限定的 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13時50分現在、前日比-0.21(低下率1.09%)の19.14と低下している。なお、今日ここまでの高値は19.35、安値は19.00。先週末の米株式市場で主要3指数がそろって上昇した流れを引き継ぎ、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。しかし、先週末までの続伸で日経225先物が大きく上昇した後ということもあり、利益確定売りも見られ、株価は上値の重い展開となっている。こうした値動きを受け、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードの緩和は限定的で、今日の日経VIは先週末の水準を概ね小幅に低下して推移している。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。 <FA> 2021/11/15 13:52 注目トピックス 市況・概況 日経平均は141円高、引き続き好決算銘柄を物色 日経平均は141円高(13時20分現在)。日経平均寄与度では、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、エムスリー<2413>などがプラス寄与上位となっており、一方、ファーストリテ<9983>、電通グループ<4324>、キッコーマン<2801>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、パルプ・紙、金属製品、サービス業、情報・通信業、医薬品が値上がり率上位、海運業、鉄鋼、空運業、保険業、その他金融業が値下がり率上位となっている。日経平均は上値は重いものの、下値は堅い展開となっている。引き続き好決算銘柄が物色される一方、利益確定売りも出ているようだ。 <FA> 2021/11/15 13:21 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は113円台後半で下げ渋る 15日午前の東京市場でドル・円は、113円台後半で推移。本日発表された日本の7-9月期国内総生産(GDP)一次速報値は、前期比年率-3.0%で市場予想を大幅に下回ったが、日経平均はやや強い動きを見せたことから、リスク回避のドル売りは拡大しなかった。その後発表された中国の経済指標は総じて良好であることから、リスク回避的な円買いがすみやかに拡大する可能性は低いとみられている。日経平均は144円高で午前の取引を終えた。ここまでの取引レンジは、ドル・円は113円76銭から114円05銭、ユーロ・ドルは、1.1441ドルから1.1464ドル、ユーロ・円は130円35銭から130円50銭で推移。【要人発言】・日本銀行黒田総裁「中国恒大問題、世界の金融に大きなショックを与える問題ではない「10-12月期以降、日本経済は徐々に回復」・松野官房長官「国内政策と整合的、着実に脱炭素を進める」【経済指標】・日・7-9月期国内総生産(GDP)一次速報値:前期比年率-3.0%(予想:-0.7%、4-6月期:+1.5%)・中・10月小売売上高:前年比+4.9%(予想:+3.7%)・中・10月鉱工業生産:前年比:+3.5%(予想:+3.0%)・中・10月調査失業率:4.9%(予想:4.9%) <MK> 2021/11/15 12:48 注目トピックス 市況・概況 後場に注目すべき3つのポイント~依然として3万円突破には決定打に欠ける 15日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は3日続伸、依然として3万円突破には決定打に欠ける・ドル・円は113円台後半で推移、7-9月期GDP速報値は予想を大きく下回る・値上がり寄与トップは東京エレクトロン<8035>、同2位がソフトバンクG<9984>■日経平均は3日続伸、依然として3万円突破には決定打に欠ける日経平均は3日続伸。144.64円高の29754.61円(出来高概算6億1192万株)で前場の取引を終えている。前週末12日の米株式市場でNYダウは179.08ドル高(+0.49%)と4日ぶりに反発。10月ミシガン大消費者信頼感指数が10年ぶりの低水準に落ち込んだことが一時下押し圧力として働いたものの、根強いハイテク株の買いや年末商戦への期待感が相場を押し上げた。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は+0.99%と上昇した。こうした流れを引き継ぎ、東京市場でも半導体関連などハイテク株を中心に買いが先行し、日経平均は197.40円高の29807.37円でスタートすると、直後に29861.88円と本日の高値を記録。ただ、引き続き3万円手前での戻り待ちの売り圧力は根強く、朝高後は失速し、その後はじりじりと前引けまで上げ幅を縮小する展開となった。取引開始前に発表された7~9月期国内総生産(GDP)速報値が、物価変動の影響を除く実質で前期比0.8%減と市場予想の0.2%減を下回ったことも、相場への下押し圧力となったようだ。個別では、7-9月期の好決算に加え通期計画の上方修正や増配を発表した東エレク<8035>が買い先行で上昇し、上場来高値圏を更新、これを刺激材料にレーザーテック<6920>も5%近くの大幅高となっている。主力株ではソフトバンクG<9984>、キーエンス<6861>、リクルートHD<6098>、エムスリー<2413>、村田製<6981>なども堅調。そのほか、好決算など業績関連のリリースを手掛かりに、ガンホー<3765>、ダブルスタンダード<3925>、恵和<4251>、エムアップHD<3661>、スプリックス<7030>、スノーピーク<7816>、日本トムソン<6480>、アステリア<3853>などが急伸し、東証1部上昇率上位に並んでいる。一方、決算が売り材料視されたテモナ<3985>、エフオン<9514>、ミルボン<4919>、サニックス<4651>、NCホールディングス<6236>、井関農機<6310>、リンクアンドモチベーション<2170>、タツモ<6266>などが1部下落率上位に並んでいる。そのほか、1部売買代金上位では、日本郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>の大手海運株が大幅に下落し、JFEHD<5411>などの鉄鋼株も大きく下落。任天堂<7974>、ファーストリテ<9983>、ベイカレント<6532>なども軟調となっている。セクターではパルプ・紙、サービス業、金属製品などが上昇率上位となっている一方、海運業、鉄鋼、空運業などが下落率上位となっている。東証1部の値上がり銘柄は全体の47%、対して値下がり銘柄は46%となっている。週明け前場の日経平均は買い先行でスタートするも、依然として節目の3万円手前では売り圧力が強い様子。前週は25日移動平均線や29000円を一度も割らずに推移し、底堅さを示した。本日は好決算を受けて東エレクが上場来高値を更新するなど、支援要因もあったが、今日の動きを見ていると、3万円突破には決定打に欠ける印象。週末には、岸田政権の打ち出す経済対策が財政支出ベースで40兆円超と、従来の30兆円を上回る規模になる見込みと伝わっており、これが日本株の上昇になるとの見方もあったようだが、今日の動きをみる限り、ほとんど追い風にはなっていない。現金支給など、ばらまき色が強いとの批判も多く聞かれ、規模ありきの経済対策では、ほとんど評価にはつながらないようだ。主力企業の7-9月期決算は前週末で一巡し、今後はさらに材料難となる。米株高の上値追いなど外部環境からの支援要因がない限り、独自の株高要因に事欠く日経平均が3万円を突破するのは容易でないだろう。その上場来高値圏での好調な推移を続ける米国では、明日16日に10月小売売上高が発表予定。年末商戦の前倒しの動きから、市場予想では前月比1.3%増が見込まれているが、前週末に発表された10月ミシガン大消費者信頼感指数は10年ぶりの低水準に落ち込むなど、足元のインフレが消費者マインドを悪化させていることも確認されている。小売売上高が予想外にマイナスの結果になるなどネガティブなサプライズが出れば、高値圏で推移する米国株の調整にもつながりかねないため、注意したい。他方、午前に発表された中国の10月小売売上高は前年比4.9%増と、市場予想の3.7%増を上回り、10月鉱工業生産も前年比3.5%増と、市場予想の3.0%増を上回った。かねてから、景気減速懸念が高まっている中国において予想を上回る経済指標が確認されたことは安心材料となろう。ただ、結果発表後も、中国の上海総合指数や香港のハンセン指数は小安い展開で、特段好感する動きは見られていない。今晩は米11月ニューヨーク連銀景気指数、明日は米10月小売売上高・鉱工業生産、週後半の18日には米11月フィラデルフィア連銀製造業景気指数など、注目度の高い経済指標や景気指標が多く予定されている。手掛かり材料難のなかこれらの指標結果を確認したい思惑も働きやすく、後場の日経平均は引き続きもみ合い展開となりそうだ。■ドル・円は113円台後半で推移、7-9月期GDP速報値は予想を大きく下回る15日午前の東京市場でドル・円は、113円台後半で推移。本日発表された日本の7-9月期国内総生産(GDP)一次速報値は、前期比年率-3.0%で市場予想を大幅に下回ったが、日経平均はやや強い動きを見せたことから、リスク回避のドル売りは拡大しなかった。その後発表された中国の経済指標は総じて良好であることから、リスク回避的な円買いがすみやかに拡大する可能性は低いとみられている。日経平均は144円高で午前の取引を終えた。ここまでの取引レンジは、ドル・円は113円76銭から114円05銭、ユーロ・ドルは、1.1441ドルから1.1464ドル、ユーロ・円は130円35銭から130円50銭で推移。■後場のチェック銘柄・cotta<3359>、アズーム<3496>など、20銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値上がり寄与トップは東京エレクトロン<8035>、同2位がソフトバンクG<9984>■経済指標・要人発言【経済指標】・日・7-9月期国内総生産(GDP)一次速報値:前期比年率-3.0%(予想:-0.7%、4-6月期:+1.5%)・中・10月小売売上高:前年比+4.97%(予想:+3.7%)・中・10月鉱工業生産:前年比:+3.5%(予想:+3.0%)・中・10月調査失業率:4.9%(予想:4.9%)【要人発言】・日本銀行黒田総裁「中国恒大問題、世界の金融に大きなショックを与える問題ではない「10-12月期以降、日本経済は徐々に回復」・松野官房長官「国内政策と整合的、着実に脱炭素を進める」<国内>・13:30 9月鉱工業生産改定値(速報値:前月比-5.4%)<海外>特になし <CS> 2021/11/15 12:19 注目トピックス 市況・概況 注目銘柄ダイジェスト(前場):ガンホー、スノーピーク、内外テックなど 日トムソン<6480>:720円(+99円)一時ストップ高。先週末に上期決算を発表、累計の営業損益は22.6億円と従来予想の13億円を大幅に上回り、前年同期比30.1億円の損益改善に。半導体製造装置等のエレクトロニクス関連機器や工作機械向け等の需要が好調に推移し、為替が想定よりも円安で推移したことも業績の上振れに寄与。通期計画は35億円から51億円に上方修正、年間配当金も11円から13円に増額修正した。鋼材価格や物流費等のコスト上昇要因があるものの、堅調に推移するエレクトロニクス関連機器向けなどの設備投資需要が上振れ要因に。東エレク<8035>:58490円(+860円)大幅続伸。先週末に上期決算を発表、累計営業利益は前年同期比86.3%増の2746億円、7-9月は同80.6%増の1328億円で市場コンセンサスの1175億円を上回った。また、通期計画を5080億円から前期比71.8%増の5510億円に上方修正、5180億円程の市場コンセンサスを上回る水準に。主力の半導体製造装置における顧客要求の前倒しや受注の増加などが寄与。会社側からは顧客の投資計画が拡大傾向にあるとのコメントも。増配も発表しており、株価が上場来高値圏にあるなかでも買いが先行している。ゆうちょ銀行<7182>:925円(+59円)急伸。先週末に上期決算を発表、累計の経常利益は前年同期比89.2%増の3256億円で着地。通期計画は従来予想の3550億円から前期比23.0%増の4850億円に、一転して増益見通しへと上方修正、年間配当金は40円から47円に増額修正した。前回発表予想対比で外債投資信託やプライベートエクイティファンドの収益が増加し、資金運用収益が増加する見込みとなったようだ。さらに、500株以上保有する株主を対象にオリジナルカタログを贈呈する株主優待制度を導入すると発表、株価が安値圏にあったなか見直し買いが広がっている。スノーピーク<7816>:7110円(+1000円0ストップ高。先週末に第3四半期決算を発表、累計の営業利益は前年同期比3.2倍の25.6億円に急拡大した。併せて、通期計画を従来予想の30億円から前期比2.4倍の36.5億円に上方修正、30億円ほどの市場予想を大きく上回っている。世界的な自然指向の高まりにより、国内外でアウトドア需要が高水準で継続推移しているもよう。また、1株につき2株の割合で株式分割を行うことも発表している。ガンホー<3765>:2664円(+432円)   2611 +379急騰。先週末に第3四半期を発表、累計の営業利益は前年同期比38.3%増の263億円となった。7-9月の営業利益は同36.1%増の91.3億円で、60億円ほどの市場コンセンサスを大きく上回った。「パズル&ドラゴンズ」は継続的にアップデート及びイベントを実施し引き続き堅調に推移、新規ゲームも順調の立ち上がりとなったようだ。また、発行済株式総数に対する割合4.27%に相当する280万株を上限とした自社株買い実施に加え、取得した株式の消却も発表しており、ポジティブに捉える動きが優勢に。エネチェンジ<4169>:6420円 カストップ高買い気配。12月31日(実質的には30日)を基準日として1株につき2株の割合で分割すると発表している。投資単位あたりの金額を引き下げ、投資家層の拡大を図り株式の流動性を高めることが目的。また、21年12月期第3四半期累計(21年1-9月)の営業利益は前年同期比66.4%増の1.37億円で着地した。新規切替件数の増加などでエネルギープラットフォーム事業が伸長した。通期予想は非開示だが、営業黒字を見込んでいる。フェローテク<6890>:4425円(+565円)上場来高値。22年3月期の営業利益を従来予想の200.00億円から225.00億円(前期実績96.40億円)に上方修正している。半導体マテリアル製品や精密再生洗浄サービス、パワー半導体基板などが堅調に推移しているため。半導体ウエーハ事業子会社を連結子会社から持分法適用関連会社に移行させ、償却負担等の費用の連結への取り込みがなくなったことも利益を押し上げる。23年3月期の業績計画を1年前倒しで達成する見通しとなった。内外テック<3374>:3475円(+389円)大幅に3日続伸。22年3月期の営業利益を従来予想の14.00億円から17.61億円(前期実績10.49億円)に上方修正している。半導体メーカーの積極的な設備投資など市場の成長傾向が持続すると見込んだ。併せて期末配当を従来予想の67.00円から83.00円(前期末実績62.00円)に増額修正した。年間配当も同額となる。第2四半期累計(21年4-9月)の営業利益は会社計画(6.37億円)を上回る前年同期比82.1%増の7.90億円で着地した。 <ST> 2021/11/15 12:02 注目トピックス 市況・概況 東京為替:日経平均上昇一服、ドル・円は113円台後半で下げ渋る 15日午前の東京市場でドル・円は113円80銭台で推移。本日発表された中国の経済指標は総じて良好であることから、リスク回避的な円買いがすみやかに拡大する可能性は低いとみられる。日経平均は上昇一服、144円高で午前の取引を終えた。ここまでの取引レンジは、ドル・円は113円76銭から114円05銭、ユーロ・ドルは、1.1441ドルから1.1464ドル、ユーロ・円は130円35銭から130円50銭で推移。 <MK> 2021/11/15 11:46 注目トピックス 市況・概況 Eワラント:売れ筋・値上がりランキング(前引け) ■eワラント売れ筋トップ10(2021/11/15 11:30現在)順位 銘柄名(権利行使価格) 前日比 レバレッジ 販売価格1 ビットコイン2022年1月 マイナス3倍トラッカー (115,000米ドル) -3.21% -1.08 22.07円2 イーサリアム2022年1月 プラス5倍トラッカー(3,400米ドル) -3.60% 2.40 24.63円3 ビットコイン2021年12月 プラス5倍トラッカー(40,000米ドル) +6.09% 1.70 23.26円4 日経平均 マイナス3倍トラッカー(34,500円) -2.27% -4.58 20.31円5 日本製鉄 コール (2,650円) -30.56% 11.64 0.30円■eワラント値上がりトップ10(2021/11/15 11:30現在)順位 銘柄名(権利行使価格) 前日比 レバレッジ 原資産騰落率(前日比)1 日本通運 プット(6,700円) +34.69% -6.56 -5.52%2 日本通運 プット(7,900円) +30.48% -4.73 -5.52%3 ネットフリックス コール(700米ドル) +28.92% 7.34 +4.61%4 ネットフリックス コール(800米ドル) +28.74% 8.97 +4.61%5 ネットフリックス コール(600米ドル) +23.38% 5.16 +4.61%6 電通 プット(4,350円) +22.54% -5.73 -4.15%7 日本通運 プット(5,500円) +21.95% -6.68 -5.52%8 大日本印刷 プット(2,700円) +20.75% -8.06 -3.45%9 電通 プット(3,700円) +17.50% -6.61 -4.15%10 マツダ コール(1,150円) +16.29% 8.47 +2.97%注:eワラントについて、前日23:50時点の終値(買取価格)と掲載時点の価格(買取価格)を比較(出所:Eワラント証券ウェブサイト) <FA> 2021/11/15 11:42 注目トピックス 市況・概況 東京為替:日経平均上げ幅縮小もドル・円は113円台後半で下げ渋る 15日午前の東京市場でドル・円は引き続き113円80銭台で推移。本日発表された日本の7-9月期国内総生産(GDP)一次速報値は市場予想を大幅に下回ったが、中国の経済指標は総じて良好であることから、リスク回避的な円買いがすみやかに拡大する可能性は低いとみられる。日経平均は144円高と上げ幅を縮小して午前の取引を終えた。ここまでの取引レンジは、ドル・円は113円76銭から114円05銭、ユーロ・ドルは、1.1441ドルから1.1464ドル、ユーロ・円は130円35銭から130円50銭で推移。 <MK> 2021/11/15 11:35 注目トピックス 市況・概況 東京為替:良好な中国経済指標を意識してドル・円は下げ渋る可能性も 15日午前の東京市場でドル・円は引き続き113円80銭台で推移。本日発表された日本の7-9月期国内総生産(GDP)一次速報値は市場予想を大幅に下回ったが、中国の経済指標は総じて良好であることから、リスク回避的な円買いがすみやかに拡大する可能性は低いとみられる。ここまでの取引レンジは、ドル・円は113円76銭から114円05銭、ユーロ・ドルは、1.1441ドルから1.1456ドル、ユーロ・円は130円35銭から130円51銭で推移。 <MK> 2021/11/15 11:18 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は114円を挟んだ水準で推移、7-9月期GDP速報値は予想を大幅に下回る 15日午前の東京市場でドル・円は114円近辺で推移。米国のインフレ加速が警戒されているが、本日発表された日本の7-9月期国内総生産(GDP)一次速報値は市場予想を大幅に下回っており、リスク回避的な円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。ここまでの取引レンジは、ドル・円は113円93銭から114円05銭、ユーロ・ドルは、1.1441ドルから1.1449ドル、ユーロ・円は130円37銭から130円50銭で推移。 <MK> 2021/11/15 09:17 注目トピックス 市況・概況 個別銘柄戦略:電通グループやゆうちょ銀行などに注目 先週末12日の米国市場ではNYダウが179.08ドル高の36100.31、ナスダック総合指数が156.68pt高の15860.96、シカゴ日経225先物が大阪日中比110円高の29710円。週明け15日早朝の為替は1ドル=113.90-00円(12日午後3時は114.20円)。本日の東京市場ではグロース銘柄主導で上げた米国市場の流れを引き継ぎエムスリー<2413>、キーエンス<6861>など高PER銘柄の値上がりが予想され、ソフトバンクG<9984>も堅調な動きとなりそうだ。また、先週末大引け後に好決算に加え、業績予想の上方修正及び増配を発表した東エレク<8035>の上場来高値更新が期待され、こうした展開となれば、スクリン<7735>、アドバンテスト<6857>などの関連株の上昇も想定されよう。そのほか、業績予想の上方修正や好決算を発表した電通グループ<4324>、日ペHD<4612>、ゆうちょ銀行<7182>、大日本印刷<7912>、三井住友<8316>、みずほFG<8411>、三菱HCキャピタル<8593>、T&DHD<8795>などにも注目。 <FA> 2021/11/15 09:08 注目トピックス 市況・概況 日経平均は179円高、寄り後はもみ合い 日経平均は179円高(9時5分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。先週末の米株式市場で主要3指数がそろって上昇した流れを引き継いだ。また、4-9月期決算発表が終盤となる中、好業績銘柄への物色意欲が継続し、株価支援要因となった。一方、引き続きインフレ圧力が意識されたほか、日経平均が先週末までの続伸で500円を超す上げとなったことから、短期的な利益確定売りも出やすかった。また、日本時間の今日午前に発表される10月の中国工業生産高など中国の経済指標を見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 <FA> 2021/11/15 09:05 注目トピックス 市況・概況 前場に注目すべき3つのポイント~リバウンド基調を引き継ぐ格好から先高観は高まりやすい~ 15日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■株式見通し:リバウンド基調を引き継ぐ格好から先高観は高まりやすい■三井住友、22/3 上方修正 最終益6700億円←6000億円■前場の注目材料:脱炭素エンジンへ連携、トヨタなど5社、新燃料や水素研究■リバウンド基調を引き継ぐ格好から先高観は高まりやすい15日の日本株市場は、こう着ながらも底堅い相場展開になりそうだ。15日の米国市場はNYダウが179ドル高だった。11月ミシガン大消費者信頼感指数が10年ぶり低水準に落ち込み一時上げ幅を縮小する場面が見られたものの、ハイテク株の上昇や年末商戦への期待感を受けた買いに引けにかけ上げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比110円高の29710円。円相場は1ドル113円90銭台で推移している。シカゴ先物にサヤ寄せする格好からやや買い先行で始まろう。米中首脳会談がオンラインで開催される予定であり、緊張が高まっている米中関係の修復に向けたきっかけとなるかが注目されよう。また、先週末にオプションSQが通過したことで需給状況は軽くなっていると見られるほか、決算発表については先週末でピークを通過したことから、機関投資家も動きやすくなっていると考えられる。先週後半にかけてのリバウンド基調を引き継ぐ格好から先高観は高まりそうだ。先週の日経平均は週前半こそ前週の上昇に対する利食い優勢の展開だったが、25日線を支持線として週後半はリバウンドを見せた。上値抵抗線になりつつあった5日線を突破しており、利食いはこなした格好だろう。決算発表が通過し、改めて業績評価の流れが意識されるほか、政府の経済対策への期待も週末にかけて高まりやすいと考えられ、29500円を支持線としたリバウンドを意識したスタンスに向かわせやすいと考えられる。また、29500円を下回ったとしてもSQ値が支持線として押し目買い意欲は強いと考えられ、同水準に位置する5日線水準では底堅さが見られそうだ。物色の流れとしては米国のハイテク主導の上昇の流れを受けて、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の動向が注目されるほか、経済対策の発表を控えて、政策テーマに関連した物色も活発化しそうである。そのほか、先週末の決算では三井住友<8316>、ゆうちょ<7182>、T&DHD<8795>、PHCHD<6523>、井関農<6310>、PKSHA<3993>、ブシロード<7803>辺りが注目されよう。■三井住友、22/3 上方修正 最終益6700億円←6000億円三井住友<8316>は2022年3月期業績予想の修正を発表。最終利益を6000億円から6700億円に上方修正した。融資の焦げ付きに備える与信関連費用が想定を下回る見込みとなった。あわせて年間配当は従来計画から10円増やして210円(前期実績は190円)とした。その他、3300万株(発行済み株数に対する割合2.4%)、1000億円を上限とする自社株買いを発表した。■前場の注目材料・日経平均は上昇(29609.97、+332.11)・NYダウは下落(36100.31、+179.08)・ナスダック総合指数は上昇(15860.96、+156.68)・シカゴ日経先物は上昇(29710、大阪日中比+110)・SOX指数は上昇(3794.50、+30.02)・VIX指数は下落(16.29、-1.37)・日銀は金融緩和を長期化・株価急落時の日銀ETF買い・脱炭素エンジンへ連携、トヨタなど5社、新燃料や水素研究・経済安保、専従で情報収集、来年度から、防衛省、中国念頭に・ワクチン供給拡大優先、APEC首脳宣言、人の往来促進協調・藤井、最年少4冠、更新28年ぶり、初の竜王獲得・社会課題解決、投資で推進、金融20社、共同宣言へ☆前場のイベントスケジュール<国内>・08:50 7-9月期GDP第一次速報(前期比年率予想:-0.7%、4-6月期:+1.9%)<海外>・11:00 中・10月小売売上高(前年比予想:+3.7%、9月:+4.4%)・11:00 中・10月鉱工業生産(前年比予想:+3.0%、9月:+3.1%) <ST> 2021/11/15 08:39 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆主に130円台で推移し、上げ渋る状態が続く見通し ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/01/25)まで上昇。英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、ユーロ・円は一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後114円85銭(2017/04/17)まで戻し、さらに137円50銭(2018/2/2)まで買われた。欧州における新型コロナウイルスの感染増加が警戒されていること、欧州企業収益の悪化懸念などを意識して、リスクク選好的なユーロ買いは一段と縮小している。米ドル・円相場に大きな動きがない場合、ユーロ・円は主に130円台で推移し、上げ渋る状態が続くとみられる。【ユーロ売り要因】・ラガルドECB総裁は早期利上げの可能性を否定・独仏で新型コロナウイルスの感染増加・ドイツの企業景況感は悪化【ユーロ買い要因】・米長期金利の伸び悩み・欧米諸国の株高・ユーロ圏経済の持続的な成長期待 <FA> 2021/11/15 07:58 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:米長期金利の下げ渋りを意識してドル買い縮小の可能性低い 12日のドル・円は、東京市場では114円30銭から114円02銭まで反落。欧米市場では、114円13銭から113円76銭まで下落し、113円93銭で取引終了。本日15日のドル・円は主に114円近辺で推移か。米長期金利の下げ渋りを意識して、リスク選好的なドル買いがただちに縮小する可能性は低いとみられる。ニューヨーク連銀は11月12日、連邦準備制度理事会(FRB)が行う量的緩和策の縮小について具体的な計画を公表した。公表された資料によると、11月15日から国債の買い入れを従来の月額800億ドルから700億ドルに縮小する。住宅ローン担保証券(MBS)の買い入れは400億ドルから350億ドルとし、12月半ばには国債購入を月額600億ドル、MBS購入を300億ドルまで縮小する。11月2−3日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で量的緩和策の段階的な縮小が決定されたが、FRBは経済見通しに変化があれば、縮小規模を調整する用意があると表明している。大半の市場参加者は「債券買い入れ額の縮小ペースが加速する可能性は低い」と考えている。先週発表された米国の10月消費者物価指数は予想を上回る伸びを示したが、市場関係者の間では2022年における利上げは2回にとどまるとの見方が増えている。長期的なインフレ見通しの引き上げにつながる新たな材料が提供されない場合、米長期債利回りは上げ渋り、主要通貨に対するドル高は一服するとみられる。 <FA> 2021/11/15 07:53 注目トピックス 市況・概況 大阪金見通し:下落か、米長期金利やドル相場高止まり受け利益確定売り優勢へ 大阪取引所金標準先物 22年10月限・夜間取引終値:6814円(前日日中取引終値↓3円)・想定レンジ:上限6840円-下限6760円15日の大阪取引所金標準先物(期先:22年10月限)は下落しそうだ。先週末の海外市場で、金の価格決定要因として注目される米長期金利やドルの総合的な価値を示すドルインデックスが高止まりし、金利のつかない資産であり、かつ、ドルの代替投資先とされる金が売られやすくなっている。一方、市場ではインフレが引き続き意識され、ヘッジ(回避)手段として金の投資需要は強いものの、金先物(期先)は先週末までの3日続伸で200円を超す上げとなっていることもあり、今日は利益確定売りが優勢となりそうだ。 <FA> 2021/11/15 07:45 注目トピックス 市況・概況 12日の米国市場ダイジェスト:米国株式市場は上昇、ハイテク株が主導 ■NY株式:米国株式市場は上昇、ハイテク株が主導ダウ平均は179.08ドル高の36,100.31ドル、ナスダックは156.68ポイント高の15,860.96で取引を終了した。ダウは押し目買い意欲強く、寄り付き後、上昇。10月ミシガン大消費者信頼感指数が10年ぶり低水準に落ち込み一時上げ幅を縮小した。しかし、ハイテク株の上昇や年末商戦への期待感を受けた買いに引けにかけ上げ幅を拡大した。セクター別ではメディア・娯楽が上昇した一方、自動車・自動車部品が下落した。製薬会社のジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)は「医薬品」「医療機器」を担当する事業から消費者向け製品部門を切り離し、独立させ上場企業2社に分割する計画を発表し、上昇。アイウェアブランドのワ—ビーパーカー(WRBY)は、上場後初めて発表した四半期決算で前年比32%増益を発表し買われた。また、ディスカウント小売りのターゲット(TGT)は来週に決算発表を控え、アナリストの楽観的な投資判断を受け上昇。一方、クラウドサービスなどを提供するヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)はアナリストの投資判断、目標株価引き下げで下落。ピックアップトラックの電気自動車メーカー、ロードスタウンモーターズ(RIDE)は第3四半期決算で一株当たり損失を計上し売られた。政府は米中首脳が15日にビデオ会談を開催すると発表した。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:ドル伸び悩み、11月ミシガン大学消費者信頼感指数は10年ぶりの低水準12日のニューヨーク外為市場でドル・円は、114円04銭から113円76銭まで下落し、113円93銭で引けた。米11月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値は上昇予想に反して低下し、2011年11月以来の低水準となったため、スタグフレーション懸念が強まりドル売りが優勢となった。ユーロ・ドルは1.1433ドルまで下落後、1.1462ドルまで上昇し、1.1443ドルで引けた。ユーロ・円は130円54銭から130円24銭まで下落した。ポンド・ドルは1.3379ドルから1.3426ドルまで反発した。ドル・スイスは0.9238フランから0.9202フランまで下落した。■NY原油:弱含み、ドル高を意識した売りが続く12日のNY原油先物12月限は、弱含み(NYMEX原油12月限終値:80.79 ↓0.80)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物12月限は、前営業日比-0.80ドルの80.79ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは79.78ドル-81.62ドル。ロンドン市場で79.78ドルまで下落したが、押し目買いが入ったことによって反転し、ニューヨーク市場の中盤にかけて81.62ドルまで戻す場面があった。ただ、主要通貨に対するドル買いが続いていることから、通常取引終了後の時間外取引で80.15ドルまで売られる場面があった。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC)  46.91ドル   -0.58ドル(-1.22%)モルガン・スタンレー(MS) 99.85ドル   +0.97ドル(+0.98%)ゴールドマン・サックス(GS)404.91ドル  +2.57ドル(+0.64%)インテル(INTC)        50.31ドル   -0.22ドル(-0.44%)アップル(AAPL)        149.99ドル  +2.12ドル(+1.43%)アルファベット(GOOG)    2992.91ドル +57.95ドル(+1.97%)フェイスブック(FB)     340.89ドル  +13.15ドル(+4.01%)キャタピラー(CAT)      209.27ドル  +0.74ドル(+0.35%)アルコア(AA)         51.92ドル   +0.71ドル(+1.39%)ウォルマート(WMT)      147.76ドル  -0.74ドル(-0.50%) <ST> 2021/11/15 07:30 注目トピックス 市況・概況 今日の注目スケジュール:GDP速報値、鉱工業生産、米ニューヨーク連銀製造業景気指数など <国内>08:50 GDP速報値(7-9月) -0.7% 1.9%08:50 GDP民間企業設備(7-9月) -0.6% 2.3%08:50 GDP民間消費支出(7-9月) -0.5% 0.9%08:50 GDPデフレーター(7-9月) -1.2% -1.1%10:00 黒田日銀総裁が金融経済懇談会に出席、同記者会見13:30 鉱工業生産(9月)  -5.4%13:30 設備稼働率(9月)  -3.9%<海外>10:30 中・新築住宅価格(10月)  -0.08%11:00 中・鉱工業生産指数(10月) 3.0% 3.1%11:00 中・小売売上高(10月) 3.8% 4.4%11:00 中・不動産投資(10月) 8.0% 8.8%11:00 中・固定資産投資(都市部)(10月) 6.2% 7.3%11:00 中・調査失業率(10月) 4.9% 4.9%11:30 タイ・GDP(7-9月) -1.6% 7.5%15:30 印・卸売物価指数(10月) 11.13% 10.66%19:00 欧・ユーロ圏貿易収支(9月)  48億ユーロ20:30 印・貿易収支(10月) -195.0億ドル -225.9億ドル22:30 米・ニューヨーク連銀製造業景気指数(11月) 20.2 19.8米・レモンド商務長官がアジア歴訪(15日日本、16-17日シンガポール、18日マレーシア)米・キャサリン・タイ通商代表部(USTR)代表が日本など歴訪(15日日本、18日韓国、22日インド)米・証券取引委員会(SEC)への13F届け出期限中・北京証券取引所が開業アブダビ国際石油展示会・会議(ADIPEC、18日まで)注:数値は市場コンセンサス、前回数値 <FA> 2021/11/15 06:30 注目トピックス 市況・概況 個人投資家・有限亭玉介:噴き上げるメタバース関連へ注目中【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。-----------※2021年11月8日10時に執筆メタバース(仮想空間)のような新しい世界がもう1つ生まれるとしたら、その世界の自分も経済活動をしたりコミュニティを作ったりするのでしょうか。メタバースの発展を支える技術の1つにNFTのようなブロックチェーン技術の活躍が期待されています。改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。メタバース(仮想空間)と聞くと自分の分身が現実から異世界に没入するようなイメージですが、AR(拡張現実)やMR(複合現実)といった現実世界にCGで作ったゲームキャラクターを登場させてSFのような世界を表現する事も出来ます。いよいよ『攻殻機動隊』などのアニメの世界でイメージされてきたものが現実になっておりますねぇ。近年では、ブロックチェーン技術の発達によってメタバース内でNFT(非代替性トークン)を活用しようとする機運が高まっています。NFTによって“なりすまし”やメタバース内での資産が不本意にコピーされる心配が無くなれば安全性も高まりますし、現実世界では不可能なアート等の表現活動や職業がメタバース内なら可能という事もあるでしょう。現在はメタバース関連銘柄としてVRやゲーム関連株が物色されていますが、いざ今あるあたくし達の世界を仮想空間で表現するならば、その範疇には収まらないはずです。金融や不動産など、仮想空間の中で経済活動が組み立てられるとしたら…不思議な気分ですねぇ。先日、米フェイスブックがメタと社名を変えてまでメタバース事業に注力すると発表しました。仮に同社の提供するプラットフォームが先駆してシェアを獲得しても、まだまだ発展途上である事は間違いありません。当然ながら同社以外でも研究が進められているでしょうし、日本企業はどのようなサービスを提供していくのか楽しみですな。さて、これからチェックしておくべきメタバース関連を選んでみましたよ。まず8月にメタバース事業へ参入することを表明したグリー<3632>は、XRテクノロジーやVTuverプロデュース事業などを手掛けており、国内銘柄でのメタバース関連として先駆するか…。VR映像配信サービス「VR MODE」を提供するエムアップHD<3661>は、直近で物色されると年初来高値を更新しました。22年3月期では過去最高益となる予想であり、11月12日の決算発表後も底堅いトレンドとなるか監視を強めております。ソーシャルゲームを主力とするドリコム<3793>ですが、直近ではメタバース関連としての思惑が入り動意した模様です。10月28日の決算発表は軟調ながら、底値から連騰した勢いでトレンド転換もあるか…。女性用恋愛シミュレーションゲームに強みを持つボルテージ<3639>は、VRを手掛けている事から思惑があるようです。11月5日の決算発表は赤字着地となりましたが、仮想空間での恋愛シミュレーションを夢見る人は多いかもしれませんなぁ。人工知覚アルゴリズムの研究開発やライセンスの提供が主力のKudan<4425>の技術は、AR・VR分野でも活躍が見込まれております。MR分野で著名なMagic Leap社との取引もあり、メタバース関連として注視したいところです。業績は振るわず株価は底値圏を推移していますが、国内外で認められた技術を有している事は確かですな。最後は部品管理ソフトなど業務ソフトウェア販売を手掛けるブロードリーフ<3673>です。同社の子会社SpiralMindはMRやAIなど先端技術に関わるオープンラボを運営しているとの事。業務ソフトウェアの販売は、昨今のDXの潮流を受けてDX関連としても物色される可能性があるか監視を強めておりますよ。さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。----執筆者名:有限亭玉介ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず <TY> 2021/11/14 10:00 注目トピックス 市況・概況 気だるさ漂う欧州通貨【フィスコ・コラム】 ユーロとポンドに気だるさが漂い始めました。英中央銀行が政策金利の引き上げを見送ったことで、期待していた投資家によるポンドへの失望売りが継続。ユーロも米連邦準備理事会(FRB)の金融政策に翻ろうされ、足元は下値を模索する状況です。英中銀は11月3-4日開催の金融政策委員会(MPC)で、現行の緩和的な政策を据え置く方針を決めました。市場の一部は利上げを織り込んでいたため、ポンドは失望売りにさらされます。対円ではこの日だけで156円付近から3円近くも値を切り下げるなど、全面安の展開に。原油高に弱い日本経済の不透明感による円売りはそれ以来影を潜め、円は再び安全通貨として見直されています。ポンド買いが強まり始めたのは、9月下旬以降のことです。ベイリー総裁がインタビューなどでインフレ対応について、資産購入プログラムの完了を待つ必要はないと述べたことで一気に利上げ観測が浮上。10月に入ってもユーロやドル、円など主要通貨に対して値を上げます。経済指標は強弱まちまちでしたが、インフレ指数やPMI(購買担当者景気指数)で堅調さが示されると引き締め期待のポンド買いに振れました。スナク英財務相は今年の英成長率について、従来の+4.0%から+6.5%に上方修正し、1973年以来最大との見方を示しています。しかし、英中銀のタカ派姿勢には懐疑的な見方もありました。新型コロナウイルスの新規感染者が再び増加し始め、7月以来の高水準となっているほか、EU(欧州連合)離脱に伴い低賃金の単純作業を担う労働者が減少したことなどによる物流サービスの低下も懸念されているためです。一方、ユーロは5月以降の下落基調に歯止めがかかりません。ユーロ圏のコロナ禍からの回復は遅れ、欧州中銀(ECB)の金融政策をなかなか正常化できない状況が続いています。その間、FRBが引き締めに舵を切ったためECBの慎重姿勢が際立ち、ユーロ売り・ドル買いが定着しているようにみえます。ユーロが買われるのは、FRBがもたつく時ぐらいです。直近では、ECBが10月28日に開催した理事会で、パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)について2022年3月末まで継続する方針を確認。ラガルド総裁は今月に入りその後の利上げについて来年の実施は困難との見方を示しています。一方、FRBは11月2-3日の連邦公開市場委員会(FOMC)で資産買い入れの段階的縮小(テーパリング)開始を決定。利上げに関し当局者は慎重ながら、インフレ高進が後押ししています。ユーロ・ドルは節目とみられていた1.15ドルをあっさり下抜け、2020年7月以来の安値圏で下値を模索。ドイツ連銀が10月末に公表した月報は、今年10-12月期の成長率について急激な減速を予測しています。現時点でユーロ圏の落ち込みが目立たないのはフランスなどの成長が全体を押し上げたためと考えられます。ただ、コロナ禍が再び深刻化すれば、ユーロの下落トレンドを一変させるのは困難でしょう。買いづらい通貨ペアであるユーロ・ポンドは節目とみられる0.85ポンドを挟んでもみ合っており、方向感が鮮明になるタイミングも見当がつきません。(吉池 威)※あくまでも筆者の個人的な見解であり、弊社の見解を代表するものではありません。 <YN> 2021/11/14 09:00 注目トピックス 市況・概況 来週の相場で注目すべき3つのポイント:米エヌビディア決算、米中小売売上高、マザーズIPO2社など ■株式相場見通し予想レンジ:上限30000-下限29300円来週の日経平均はもみ合いか。決算発表が一巡し、足元の業績が完全に織り込み切れていない銘柄などへの断続的な物色が続きそうだ。東京証券取引所が発表する投資主体別売買動向によると、11月第1週(1~5日)、海外投資家は日本株を現物で3週ぶりに買い越した。しかし、買い越し金額は1300億円ほどと大きくない。また、今週は決算発表が終盤だったなか東証1部売買代金が減少傾向にあった。恐らく第2週も海外勢は大きくは買い越していないだろう。決算を受けても、海外勢の日本株への投資姿勢が積極的になっていないとなると、今後の日経平均のバブル崩壊後高値の更新は容易ではないと思われる。米国株は好調で主要株価3指数は史上最高値付近での推移が継続中だが、米株高を受けた投資家のリスク選好の強まり以外に、独自要因ではバリュエーションの割安感くらいしか日本株が上昇する材料が見当たらないのは気懸かりだ。今週末の大幅高についても、想定外という感想を抱く関係者が多く、はっきりとした要因は分かっていない。MSCIリバランス発表やオプションSQといった需給イベントが同時に解消されたことによる短期的なあく抜け感が主体だとすれば、持続性には疑念が残る。また、根強く懸念の残る米インフレにも引き続き注意を払う必要がある。10日に発表された10月の米消費者物価指数(CPI)は総合だけでなく、変動の激しい食品・エネルギーを除いたコアでも前月比で市場予想を大幅に上回る伸びとなり、インフレ加速への警戒から改めて金融当局による早期利上げ懸念が強まった。この結果を受けて幅広い年限の米国債利回りが急上昇し、米10年物ブレーク・イーブン・インフレ率(BEI)も2.70%と10月高値を上抜き、歴史的な高値更新となった。金融当局がいつ政策スタンスの変更を迫られるかという懸念が今後もつきまとう。名目金利から期待インフレ率を差し引いた実質金利は足元マイナス1.1~1.2%と、昨年2月以降のコロナ相場におけるレンジボトム付近まで下がっている。実質金利の一段の低下は想定しにくく、今後は実質金利の上昇による相場調整も考えられよう。そのほか、来週は経済指標が相次ぐ。中国や米国の10月鉱工業生産や小売売上高といった注目度の高いものから、米国では11月のニューヨーク連銀景気指数やフィラデルフィア連銀製造業景気指数などの景況感を示す指標も発表される。企業業績を受けて強気ムードが漂う米株市場が一段と上値を試す展開となるのか注目される。個別では、週末に発表された東京エレクトロン<8035>の7-9月期決算は引き続き好調で、通期計画は市場予想を超える水準にまで上方修正された。会社側からは顧客の設備投資計画が拡大傾向にあることや、需要鈍化が懸念されていたメモリーについても引き続き堅調に推移する見込みとの言及があった。さらに、週後半には米国でエヌビディアやアプライド・マテリアルズといった半導体関連企業の決算が予定されている。指数寄与度の大きい半導体関連株が勢いづけば、相場全体の支援要因にもなろう。■為替市場見通し来週のドル・円は伸び悩みか。今週発表された米国の10月生産者物価指数と10月消費者物価指数はいずれも市場予想を上回った。米国のインフレ高進を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)による早期利上げ観測は後退していないが、直近発表の消費者信頼感は高インフレの影響で悪化している。米国景気の持続的な回復への期待は低下しつつあることから、リスク選好的なドル買いがさらに強まる可能性は低いとみられる。FRBは資産買入れの段階的縮小(テーパリング)に着手することを表明したものの、複数の地区連銀総裁は早い時期の利上げに関しては慎重な姿勢を保っている。そのため、パウエルFRB議長など金融当局者が早期利上げについて改めて慎重な見解を示した場合、一段のドル買いを抑制する可能性がある。なお、来年2月に任期を迎えるパウエルFRB議長は現時点で再選が有力視されるが、金融緩和に前向きであるハト派のブレイナード理事の議長昇格の可能性があることも、リスク選好的なドル買い・円売りを弱める可能性がある。■来週の注目スケジュール11月15日(月):GDP速報値(7-9月)、鉱工業生産(9月)、中・新築住宅価格(10月)、中・鉱工業生産指数(10月)、中・小売売上高(10月)、米・ニューヨーク連銀製造業景気指数(11月)、など11月16日(火):米・輸入物価指数(10月)、米・小売売上高(10月)、米・鉱工業生産指数(10月)、米・NAHB住宅市場指数(11月)、米・フィラデルフィア連銀が年次フィンテック会議(17日まで)、国際エネルギー機関(IEA)月報など11月17日(水):貿易収支(10月)、コア機械受注(9月)、英・消費者物価コア指数(10月)、欧・ユーロ圏CPI(10月)、米・住宅着工件数(10月)、決算発表:米エヌビディアなど11月18日(木):首都圏新築分譲マンション(10月)、GRCSが東証マザーズに新規上場、トルコ・中央銀行が政策金利発表、米・フィラデルフィア連銀製造業景況指数(11月)、決算発表:米アプライド・マテリアルズなど11月19日(金):消費者物価コア指数(10月)、AB&Companyが東証マザーズに新規上場など <YN> 2021/11/13 18:05 注目トピックス 市況・概況 新興市場見通し:決算発表一巡で物色は再び小型材料株へ?IPOは2社 今週の新興市場では、週初からこれまで賑わっていた銘柄を中心に売りがかさみ、マザーズ指数は大きく下落してのスタートとなった。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)の持株売却が取り沙汰された米テスラなど、個人投資家の注目度が高い国内外企業に不安材料が出てきて、センチメントが悪化したとみられる。その後も国内外の株式相場を睨みさえない展開が続いたが、下値では押し目買い意欲が根強かったほか、週末になると好決算の時価総額上位銘柄が急伸してマザーズ指数を押し上げた。なお、週間の騰落率は、日経平均が-0.0%であったのに対して、マザーズ指数は-1.3%、日経ジャスダック平均は-0.3%だった。個別では、時価総額上位のJMDC<4483>が週間で6.8%安、JTOWER<4485>が同13.0%安となった。決算内容そのものは好印象だったが、事前の期待が高かっただけに想定内と受け止められたようだ。メルカリ<4385>も同2.4%安と軟調。また、売買代金上位は値動きの荒さが目立ち、電気自動車(EV)関連として賑わっていた日本電解<5759>などが大きく下落。INCLUSIVE<7078>やグローバルウェイ<3936>は5割前後の大幅安となった。一方、GMOフィナンシャルゲート<4051>は同18.1%高、Appier Group<4180>は同19.9%高と大きく上昇。ともに好決算で週末急伸した。アスタリスク<6522>は上値追いの動きが続き、週間の売買代金・上昇率の両方でマザーズトップとなった。ジャスダック主力では、決算発表のワークマン<7564>が同2.0%安。ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>も同5.8%安と軟調で、出前館<2484>は年初来安値更新が続いた。一方、フェローテックHD<6890>などが堅調で、フルヤ金属<7826>は大きく上昇。東京貴宝<7597>などが週間のジャスダック上昇率上位に顔を出した。IPOでは、東証2部上場の日本調理機<2961>が公開価格近辺での穏当な初値形成となった。来週の新興市場では、決算発表一巡に伴い値幅の大きい中小型株物色が強まることも期待されるが、マザーズ指数は現行レンジでのもち合いが続くとみておきたい。今回の決算は出遅れていた有力テック株の見直しにつながったが、発表一巡でこうした動きも減り、短期の値幅取りを狙った小型材料株物色の盛り上がりだけでは指数を押し上げにくいだろう。インフレ懸念がくすぶる米国では実質金利の低下などを背景にハイテク株がなお堅調だが、やはり金利動向を注視しておきたいところ。今週末発表の決算では、業績上方修正のフェローテックやブシロード<7803>、株式分割実施のENECHANGE<4169>などが好材料視されているようだ。また、来週は11月15日にココペリ<4167>、INC、ジモティー<7082>、リベロ<9245>などが決算発表を予定している。提携発表を機に動意付いたINC、9月の上場後早々に強気の投資判断が観測されたリベロなどが注目されそうだ。IPO関連では、11月18日にGRCS<9250>、19日にAB&Company<9251>がともにマザーズへ新規上場する。企業リスク管理のGRCSは公開規模に荷もたれ感がないものの、美容室チェーンのAB&Cは公開規模がマザーズIPOとしてはやや大きい。なお、今週は後払い決済サービスのネットプロテクションズHD<7383>(12月15日、東証1部)など3社の新規上場が発表されている。 <FA> 2021/11/13 14:31 注目トピックス 市況・概況 国内株式市場見通し:日経平均3万円回復なるか、東エレクに注目 ■決定的な材料に欠け、週間でほぼ変わらず今週の日経平均はほぼ往って来いの展開。結局週間で1.60円安の29609.97円となった。週前半と後半で動きが一変した。週初は、米国での新型コロナウイルス感染症治療の飲み薬の開発進展や、議会下院が1兆ドル規模のインフラ法案を可決したことを追い風に、日経平均も上昇スタート。しかし、節目の3万円手前では売り圧力も強く、朝高後に失速し結局下落。その後、債券の売り方の買い戻しが続くなか米10年国債利回りが一段と低下し、これが相場のサポート要因となった一方、対ドルでの円高進行が輸出関連株の重しとなり、日本株全体としては影響がニュートラルに。新規材料難のなか、アジア市況や時間外のNYダウ先物の下落に押される展開が続き、9日は大規模な自社株買いによるソフトバンクグループ<9984>の急伸もあったが、日経平均は221.59円安に、10日も178.68円安となり、29106.78円まで下げた。一方、11日からは反発局面に。10日の米国市場では、10月消費者物価指数(CPI)が市場予想を大幅に上回る伸びを見せ、インフレや早期利上げへの懸念が再燃。米国債利回りが幅広い年限で急上昇するなかハイテク株中心に下落。こうした流れから、日経平均は29000円割れが警戒されたが、前日までの下落に伴う値ごろ感もあり、予想に反して朝安後は押し目買いから切り返す展開に、結局171.08円高と5日ぶりに反発。さらに、12日は、MSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)指数構成銘柄見直しの発表やオプション11月物の特別清算指数(SQ)算出といったイベント通過に伴う需給懸念の後退が買いを誘い、332.11円高と大幅に続伸した。■日本株高の独自材料が少ない来週の日経平均はもみ合いか。決算発表が一巡し、足元の業績が完全に織り込み切れていない銘柄などへの断続的な物色が続きそうだ。東京証券取引所が発表する投資主体別売買動向によると、11月第1週(1~5日)、海外投資家は日本株を、現物で3週ぶりに買い越した。しかし、買い越し金額は1300億円程と大きくない。また、今週は決算発表が終盤だったなか東証1部売買代金が減少傾向にあった。恐らく第2週も海外勢は大きくは買い越していないだろう。決算を受けても、海外勢の日本株への投資姿勢が積極的になっていないとなると、今後の日経平均のバブル崩壊後高値の更新は容易ではないと思われる。一方、米国株は好調で主要株価3指数は史上最高値付近での推移が継続中。米株高を受けた投資家のリスク選好の強まりのほか、バリュエーションの割安感くらいしか、独自要因で日本株が上昇する材料が見当たらないのは気懸かりだ。今週末の大幅高についても、想定外という感想を抱く関係者が多く、はっきりとした要因は分かっていない。MSCIリバランスやオプションSQといった需給イベントが同時に解消されたことによる短期的なあく抜け感が主体だとすれば、持続性には疑念が残る。また、根強く残るインフレにも引き続き注意を払う必要がある。10日に発表された10月の米消費者物価指数(CPI)は総合だけでなく、変動の激しい食品・エネルギーを除いたコアでも、前月比で市場予想を大幅に上回る伸びとなり、インフレ加速への警戒から、改めて金融当局による早期利上げ懸念が強まった。指標結果を受けて幅広い年限の米国債利回りが急上昇し、米10年物ブレーク・イーブン・インフレ率(BEI)も2.70%と10月高値を上抜き、歴史的な高値更新となった。金融当局がいつ、政策スタンスの変更を迫られるかという懸念が今後もつきまとう。名目金利から期待インフレ率を差し引いた実質金利は足元マイナス1.1~1.2%と、昨年2月以降のコロナ相場におけるレンジボトム付近まで下がっている。実質金利の一段の低下は想定しにくく、今後は実質金利の上昇による相場調整も考えられよう。そのほか、来週は経済指標が相次ぐ。中国や米国での10月鉱工業生産や小売売上高といった注目度の高いものから、米国では11月のニューヨーク連銀景気指数やフィラデルフィア連銀製造業景気指数などの景況感を示す指標も発表される。企業業績を受けて強気ムードが漂う米株市場が一段と上値を試す展開となるのか注目される。■半導体関連企業の決算反応に注目週末に発表された東京エレクトロン<8035>の7-9月期決算は引き続き好調で、通期計画は市場予想を超える水準にまで上方修正された。会社側からは顧客の設備投資計画が拡大傾向にあることや、需要鈍化が懸念されていたメモリーについても引き続き堅調に推移する見込みとの言及があった。さらに、週後半には米国でエヌビディアやアプライド・マテリアルズの半導体関連企業の決算が予定されている。指数寄与度の大きい半導体関連株が勢いづけば、相場全体の支援要因にもなろう。■米中小売売上高・鉱工業生産、NY連銀景気指数など来週は15日に7-9月期国内総生産(GDP)速報値、中国10月鉱工業生産、中国10月小売売上高、米11月ニューヨーク連銀景気指数、16日に米10月小売売上高、米10月鉱工業生産、17日に10月貿易収支、9月機械受注、米10月住宅着工件数、18日に米11月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、19日に10月全国消費者物価指数などが予定されている。 <FA> 2021/11/13 14:30 注目トピックス 市況・概況 米国株式市場見通し:小売決算や小売売上高に注目 小売り決算や10月小売売上高に注目したい。10月小売売上高は3カ月連続の増加で、伸びは9月から拡大する見込み。サプライチェーン混乱が持続する中、新型コロナウイルスの変異株感染が一段落し、累積需要などから消費の強い回復が示されると、景気循環株がけん引し相場を再び引き上げるだろう。サプライチェーン混乱による品不足を警戒し、今年の年末商戦は前倒しで開始されていることが報告されている。小売売上高のポジティブサプライズはさらなる上昇要因になるだろう。小売り決算では、年末商戦に向けた各社の対応にも注目だ。JPモルガンのアナリストは同社のクレジットカード利用データからも10月、11月の非常に強い消費動向が確認されていることを明らかにしており、年末にかけ小売り関連がけん引した上昇が期待できそうだ。一方、FRBが主要なインフレ指標として注視している10月コアCPIが30年ぶりの大幅な伸びを記録したため、量的緩和縮小ペースを計画より速め来年6月前に終了し、利上げを開始するとの思惑が上昇を抑制する可能性も考えられる。しかし、現在のところ、FRBは金融緩和の解消を計画通り進めるとの見方が依然本流だ。FRBが1カ月のみの指標で、現行の計画を修正するとも考えにくい。インフレ高進が2022年まで持続する懸念は残るが、インフレは必ずしも株式相場のマイナス要因にはならない。インフレの環境下で株価は上昇する傾向にある。また、株式は無秩序な物価上昇にならない限り、インフレ圧力に対するヘッジの一つとして有力な金融資産のひとつとして考えられている。ただ、万が一、1970年代、1980年代のように2桁台のインフレとなった場合には、株式相場にもマイナス材料として働くため注意が必要だ。次期FRB議長を巡り、バイデン大統領が民主党でハト派のブレイナード理事を指名するとの思惑が強まりつつある中、パウエル議長の再任の行方にも引き続き注目だ。経済指標では、11月二ューヨーク連銀製造業景気指数(15日)、10月小売売上高、10月輸入物価指数、10月鉱工業生産・設備稼働率、9月企業在庫、11月NAHB住宅市場指数、9月対米証券投資(16日)、10月住宅着工件数・建設許可件数(17日)、新規失業保険申請件数、11月フィラデルフィア連銀景況指数、10月景気先行指数(18日)などが予定されている。15日には米中首脳のビデオ会議が開催される予定。気候問題が主要議題になるとみられる。中国主席はバイデン大統領を北京五輪に招待する見込みと報じられている。主要企業決算では、食品関連で肉食品メーカーのタイソン・フーズ、食品メーカーのJ&Jスナックフーズ(15日)、小売り関連では、ホームセンター運営のホームデポ(16日)やロウズ(17日)のほか、ディスカウント小売りのウォルマート(16日)やターゲット、衣料品小売りのTJマックス、衣料・装飾品小売りのビクトリアズシークレット、オーディオ機器のソノス(17日)、パーソナルケア製品メーカーのバス&ボディワークス(18日)、履物販売のフットロッカー(19日)、百貨店ではメーシーズやコールズ(18日)、加えて、半導体メーカーのエヌビディア(17日)やアプライド・マテリアルズ(18日)、ネットワーク機器メーカーのシスコシステムズ(17日)などが予定されている。ディスカウント小売り、ホームセンター、パーソナルケアや化粧品関連の小売りでは、オンラインのみならず、経済活動の再開に伴う実店舗での売り上げ増加でサプライチェーン混乱絡みのコストの上昇を十分に補えたと期待できる。反して、他のセクターに比べても食品関連は引き続きサプライチェーン混乱や工場、輸送などでの人手不足が響きコストの大幅上昇が見込まれ、業績に影響する可能性に警戒だ。(Horiko Capital Management LLC) <FA> 2021/11/13 14:29 注目トピックス 市況・概況 為替週間見通し:ドルは伸び悩みか、115円近辺の抵抗感は払しょくされず 【今週の概況】■米インフレ加速を警戒して主要通貨に対するドル買い強まる今週のドル・円は強含み。11月9日に112円73銭まで下落したが、10日に発表された米国の10月消費者物価指数(CPI)は、前年比+6.2%、同コア指数は前年比+4.6%と市場予想を上回ったことから、早期利上げの思惑が再び強まり、ドル・円など主要通貨に対するドル買いが活発となった。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長などは早期の利上げについて引き続き慎重な姿勢を保っており、114円台前半では利益確定を狙ったドル売りも観測されたが、米国のインフレ鈍化につながる材料は少ないことから、ドルは・円は113円台後半で下げ渋った。12日のニューヨーク外為市場でドル・円は一時113円76銭まで下落した。この日発表された11月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値は予想に反して低下し、2011年11月以来の低水準となったため、リスク回避的なドル売りが優勢となった。米国株式は強含みとなったが、ドル・円は113円93銭でこの週の取引を終えた。ドル・円の取引レンジ:112円73銭−114円30銭。【来週の見通し】■ドルは伸び悩みか、115円近辺の抵抗感は払しょくされず来週のドル・円は伸び悩みか。今週発表された米国の10月生産者物価指数と10月消費者物価指数はいずれも市場予想を上回った。米国のインフレ高進を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)による早期利上げ観測は後退していないが、直近発表の消費者信頼感は高インフレの影響で悪化している。米国景気の持続的な回復への期待は低下しつつあることから、リスク選好的なドル買いがさらに強まる可能性は低いとみられる。FRBは資産買入れの段階的縮小(テーパリング)に着手することを表明したものの、複数の地区連銀総裁は早い時期の利上げに関しては慎重な姿勢を保っている。そのため、パウエルFRB議長など金融当局者が早期利上げについて改めて慎重な見解を示した場合、一段のドル買いを抑制する可能性がある。なお、来年2月に任期を迎えるパウエルFRB議長は現時点で再選が有力視されるが、金融緩和に前向きであるハト派のブレイナード理事の議長昇格の可能性があることも、リスク選好的なドル買い・円売りを弱める可能性がある。【米・10月小売売上高】(16日発表予定)16日発表の10月小売売上高は前月比+1.0%と、9月実績を上回る見通し。9月は市場予想に反して強い内容となり、景気減速懸念は和らいだ。2カ月連続で小売売上高が増加すれば、景気回復期待による株高・金利高でドル買い要因に。【米・11月フィラデルフィア連銀製造業景気指数】(18日発表予定)18日発表の11月フィラデルフィア連銀製造業景気指数は21.0と、10月実績の23.8をやや下回る見込み。前回実績を大幅に下回った場合、金利安・ドル安の可能性がある。予想レンジ:113円00銭−115円00銭 <FA> 2021/11/13 14:29 注目トピックス 市況・概況 ユーロ週間見通し:もみ合いか、原油価格の動向に注目 ■弱含み、米インフレ加速を警戒したユーロ売りも今週のユーロ・ドルは、軟調推移。ドイツの11月ZEW景気期待指数の予想外の上昇を好感してユーロ買いが一時優勢となったが、オーストリア中央銀行のホルツマン総裁が「2019年の成長軌道を回復するには2年を要する可能性がある」との見方を伝えたことや、欧州委員会経済見通しでインフレが先行き弱まるとの予測が示され、ユーロ売り・米ドル買いが強まった。米国のインフレ加速もユーロ売り・米ドル買いを促す一因となった。取引レンジ:1.1433ドル-1.1608ドル。■伸び悩みか、米10月小売売上高などが手掛かり材料に来週のユーロ・ドルは伸び悩みか。米インフレ高進を受け連邦準備制度理事会(FRB)による早期利上げ観測が再浮上しており、リスク選好的なユーロ売り・ドル買いに振れやすい展開となりそうだ。10月米小売売上高などで消費の強さが裏付けられた場合、米国経済の持続的成長への期待でユーロ売り・米ドル買いは継続する見通し。予想レンジ:1.1350ドル−1.1550ドル■弱含み、ユーロ安・米ドル高の相場展開の影響受ける今週のユーロ・円は弱含み。米国のインフレ加速への警戒感が高まったことや、ドイツで新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最大となり懸念が広がったことから、リスク回避的なユーロ売り・円買いが観測された。欧州委員会の経済見通しでインフレは先行き弱まるとの予測が示されたことも材料視された。取引レンジ:130円24銭−131円43銭。■もみ合いか、原油価格の動向に注目来週のユーロ・円は、もみ合いか。米連邦準備制度理事会(FRB)による早期利上げ観測を背景にユーロ・ドルは下落基調が予想され、ユーロ・円の取引でもユーロ売りが続くとみられる。ただ、原油価格の上昇は日本経済を圧迫するとの見方が広がっており、ドル・円相場が円安方向に振れた場合、ユーロ売り・円買いはやや縮小する可能性がある。○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント・16日:7-9月期域内総生産改定値(速報値:前年比+3.7%)予想レンジ:129円30銭−131円30銭 <FA> 2021/11/13 14:27 注目トピックス 市況・概況 豪ドル週間見通し:底堅い展開か、雇用悪化は一時的との見方 ■弱含み、雇用統計悪化で売り強まる今週の豪ドル・円は弱含み。英国中央銀行の利上げ見送りや米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利上げ観測後退をきっかけに、投機的な円売りポジションを巻き戻す動きが広がったとみられ、豪ドル売り・円買いが先行した。また、10月雇用統計で失業率が5%台に上昇し、雇用者数は予想外の減少となったことから、リスク回避的な豪ドル売り・円買いが強まった。取引レンジ:83円00銭-84円18銭。■底堅い展開か、雇用悪化は一時的との見方来週の豪ドル・円は底堅い展開か。10月雇用統計の悪化は、豪主要州の都市封鎖期間と重なっていたことによるものであり、その後の制限緩和にともなう経済活動再開を受け雇用情勢は回復しつつある。雇用情勢の悪化は一時的であり、米ドル・円相場に大きな動きがない場合、豪ドル売り・円買いは縮小する可能性がある。○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント・16日:豪準備銀行11月理事会議事要旨予想レンジ:82円50銭-84円50銭 <FA> 2021/11/13 14:26 注目トピックス 市況・概況 英ポンド週間見通し:底堅い動きか、インフレ関連指標が手掛かり材料に ■弱含み、9月鉱工業生産は予想に反して減少今週のポンド・円は弱含み。英中央銀行による早期利上げの可能性は高まっていないこと、9月鉱工業生産は予想に反して減少したことから、リスク回避的なポンド売りが観測された。米国との金利差拡大を想定したポンド売り・米ドル買いも観測されており、この影響でポンド・円の取引でもポンド売り・円買いが優勢となった。取引レンジ:152円38銭−153円74銭。■底堅い動きか、インフレ関連指標が手掛かり材料に来週のポンド・円は、底堅い値動きか。英中央銀行による早期利上げの可能性は高まっていないため、リスク選好的なポンド買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。ただ、来週発表予定の英国のインフレ指標は前回を上回ると予想され、市場予想と一致した場合、ポンド売り・円買いは縮小する可能性がある。○発表予定の英国の主要経済指標・注目イベント・17日:10月消費者物価コア指数(9月:前年比+2.9%)予想レンジ:152円00銭−153円50銭 <FA> 2021/11/13 14:25

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