注目トピックス 市況・概況ニュース一覧
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は小幅高、日本株高で
*12:25JST 東京為替:ドル・円は小幅高、日本株高で
11日午前の東京市場でドル・円は小幅高となり、147円28銭から147円48銭までやや値を上げた。日経平均株価は強含みで44000円台に再浮上し、リスク選好の円売りが先行。ただ、他に手がかりが乏しいため、一段の上値は抑制されているもよう。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円28銭から147円48銭、ユ-ロ・円は172円36銭から172円53銭、ユ-ロ・ドルは1.1693ドルから1.1706ドル。【経済指標】・日・7-9月期法人企業景気予測調査・大企業全産業:+4.7(前回:-1.9)・日・8月国内企業物価指数: 前年比+2.7%(予想:+2.7%、7月:+2.6%→+2.5%)【要人発言】・ホークスビーNZ準備銀行総裁「中心的な予測は年末までに2.50%程度まで低下の予想、景気回復の進展次第
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2025/09/11 12:25
注目トピックス 市況・概況
注目銘柄ダイジェスト(前場):ANYCOLOR、キオクシアHD、MROなど
*12:15JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ANYCOLOR、キオクシアHD、MROなど
サムコ<6387>:3225円(+215円)大幅続伸。前日に25年7月期の決算を発表、営業利益は23.4億円で前期比16.1%増となり、5月に上方修正した数値の22.9億円を上回る着地に。26年7月期は24.6億円で同5.0%増と連続増益の見通しとしている。AI関連投資が盛んとなる中、データセンター向け半導体需要など成長が全般的に継続のもようで、電子部品分野などの売上が拡大している。なお、今期の為替レートは140円を前提としているようだ。MRO<3064>:2349.5円(-201.5円)大幅続落。下落率トップになっている。前日に8月の月次動向を発表、売上高は前年同月比7.4%増となっている。増収基調は継続しているものの、伸び率が1ケタ台にとどまったのは24年の8月以来となっており、ネガティブに捉える動きが先行しているようだ。また、新規顧客獲得数も88千アカウントにとどまり、2月以来の低水準に。なお、8月は前年比で営業日数が1日少ない状況ではあった。キオクシアHD<285A>:3895 円(+410円)大幅続伸。モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断「オーバーウェイト」を継続し、目標株価を2900円から3900円に引き上げている。AI向けNAND需要拡大を考慮としているもよう。AI投資やHDD需給ひっ迫を背景に、ハイパースケーラーがエンタープライズSSDデータへ大量発注を実施、これを契機として、直近数週間でNANDフラッシュ市場は大きく改善していると指摘している。ANYCOLOR<5032>:5650円(+700円)ストップ高。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は70億円で前年同期比2.6倍となり、通期計画は従来の190-200億円レンジから、205-215億円のレンジ予想に上方修正している。VTuberユニットの周年施策、季節性の大型施策などでコマース売上高は当初計画を上回って進捗し、「にじさんじ WORLD TOUR 2025 」の各公演を中心にイベント売上高も想定を上回る状況となっているようだ。想定以上の業績拡大がポジティブインパクトに。マンダム<4917>:1784円 カ -ストップ高買い気配。MBOの実施を発表、投資ファンドCVCキャピタル・パートナーズ系のカロンHDがTOBを実施する。TOB価格は1960円で前日終値比32%のプレミアムに。TOBは9月下旬をめどに開始の予定。コア事業の競争力の維持・強化や事業モデルの変革といった長期的戦略の実行に当たることを非公開化の目的としている。TOB価格への完全サヤ寄せを目指す動きが優勢に。pluszero<5132>:3910円(+45円)反発。25年10月期第3四半期売上高11.63億円(前年同期比30.1%増)、経常利益3.93億円(同78.3%増)と2桁増収増益だった。AI等の需要が益々高まり、製造業顧客及び情報通信業顧客向けソリューションの提供を中心にプロジェクト型契約単価等が堅調に増加、売上は順調に推移した。また、業務提携先に「仮想人材派遣」に関連する技術情報の提供やライセンス供与、API化したAEI基礎技術提供等のサービス型役務提供等を実施し、研究開発商用化を図っている。レナサイエンス<4889>:1972円(+46円)続伸。国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)「医療機器開発推進研究事業」の実用化加速のための調整費配賦を発表し、好材料視されている。同社は、東北大学、聖路加国際病院など複数の医療機関、日本電気、ニプロなどとの共同で、安全・安心な維持血液透析を支援する人工知能(AI)を活用したプログラム医療機器を開発している。同プログラム医療機器の薬事承認のための臨床性能試験で有効性の証明を取得できたため、実用化を加速するための研究費(調整費)として、1.43億円の追加配賦を受けた。モイ<5031>:289円(+19円)急騰、年初来高値更新。26年1月期第2四半期決算を発表し、好材料視されている。売上高は33.05億円(前年同期比1.1%増)、営業利益は1.46億円(同10.5%増)と堅調だった。売上高と実質売上総利益は、メンバーシップ売上の成長をドライバーとして、YoY、計画比ともに増加した。営業利益は、売上総利益の増加とインフラ費用の減少等により、YoYで順調に増加し、計画比では、手数料、体制強化、マーケティング、インフラに係る費用の下振れが影響し、計画を大幅に上回って着地した。
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2025/09/11 12:15
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は147円台半ばで上げ渋る
*09:29JST 東京為替:ドル・円は147円台半ばで上げ渋る
11日午前の東京市場でドル・円は伸び悩み。147円47銭から147円28銭まで弱含み。米長期金利の低下を受けてドル買いは縮小。ユーロ・ドルは強含み、1.1695ドルから1.1707ドルまで値上り。ユーロ・円はもみ合い、172円37銭から172円51銭の範囲内で推移。
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2025/09/11 09:29
注目トピックス 市況・概況
個別銘柄戦略:ANYCOLORやKLabに注目
*09:20JST 個別銘柄戦略:ANYCOLORやKLabに注目
昨日10日の米株式市場でNYダウは220.42ドル安の45,490.92ドル、ナスダック総合指数は6.57pt高の21,886.06pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比30円高の43,900円。為替は1ドル=147.40-50円。今日の東京市場では、25年9月期利益予想を上方修正した三菱総研<3636>、26年4月期業績予想を上方修正したANYCOLOR<5032>、GPU AIクラウド事業に参入すると発表したKLab<3656>、センス・トラストが今後供給する全マンションに顔認証IDプラットフォーム「FreeiD」が採用されると発表したミガロHD<5535>、電話を使った自動音声通販サービス「テレAI」を展開するテレと事業提携したと発表したピアラ<7044>、東証スタンダードでは、第1四半期営業利益が前年同期比6.1倍となったサトウ食品<2923>、第3四半期累計の営業損益が1.93億円の赤字と上期の3.70億円の赤字から赤字幅が縮小したギグワークス<2375>、25年9月期純利益予想を上方修正したNEXYZ.<4346>、1対2の株式分割と配当政策の基本方針の変更・株主優待制度の実質拡充を発表した扶桑電通<7505>、8月の既存店売上高が21.0%増と7月の17.6%増から伸び率が拡大した山岡家<3399>、8月の既存店売上高が6.0%増と7月の2.2%増から伸び率が拡大したヴィアHD<7918>、カナダ証券取引所上場企業の株主グループであるSoul Capitalとハイブリッドトレジャリー戦略に関し基本合意したと発表したabc<8783>などが物色されそうだ。一方、東証スタンダードで、通期予想の営業利益に対する上期の進捗率が14.5%にとどまったユークス<4334>、26年1月期業績と配当予想を下方修正したCasa<7196>、海外市場で1057万5000株の株式売出しを発表した東映アニメ<4816>などは軟調な展開が想定される。
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2025/09/11 09:20
注目トピックス 市況・概況
日経平均は44円高、寄り後はもみ合い
*09:11JST 日経平均は44円高、寄り後はもみ合い
日経平均は44円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が小幅ながら3日続伸し、また、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2.3%上昇で5日続伸となったことが東京市場のハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。また、自民党総裁選後の新政権による経済政策への期待感が引き続き株価を支える要因となった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日経平均が最高値近辺で推移していることから高値警戒感が意識され、利益確定売りが出やすかった。さらに、米国で今晩、8月の米消費者物価指数(CPI)が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均はもみ合いとなっている。
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2025/09/11 09:11
注目トピックス 市況・概況
前場に注目すべき3つのポイント~米国同様、半導体などAI関連に向かいやすい~
*08:46JST 前場に注目すべき3つのポイント~米国同様、半導体などAI関連に向かいやすい~
11日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■米国同様、半導体などAI関連に向かいやすい■三菱総研、25/9上方修正 営業利益 73億円←62億円■前場の注目材料:トヨタ自、下期価格改定、下げ幅は個別判断、中堅・中小環境整う■米国同様、半導体などAI関連に向かいやすい11日の日本株市場は、こう着ながらも押し目買い意欲の強い相場展開になりそうだ。10日の米国市場はNYダウが220ドル安、ナスダックは6ポイント高だった。8月の米卸売物価指数(PPI)が予想を下回り、米連邦準備理事会(FRB)の利下げを後押しするとの見方に向かわせた一方で、米消費者物価指数(CPI)の発表を翌日に控えるなか、利益確定の売りが優勢になった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比30円高の43900円、円相場は1ドル=147円40銭台で推移している。シカゴ先物にサヤ寄せする形から、小動きで始まることになりそうだ。日経225先物のナイトセッションは開始直後に43690円まで売られたが、その後の切り返しで44020円まで買われる場面もみられた。米国ではオラクルが35%を超える大幅高となり、これがエヌビディアなど半導体やAI関連株への物色に広がっていた。東エレク<8035>やアドバンテスト<6857>、ソフトバンクG<9984>などへの支援材料になると考えられ、日経平均株価を下支えする形になりそうだ。先物市場では9月限の先物オプション特別清算指数算出(SQ)を控え、限月交代に伴うロールオーバーが中心になることで積極的に仕掛けてくる動きは限られそうである。ただ、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の強い値動きによって上へのバイアスが強まる局面では、ヘッジ対応の動きから先物買いの動きが強まる可能性はあるだろう。44000円接近では上値を抑えられることも考えられるが、押し目買い意欲は強そうだ。物色は米国同様、半導体などAI関連に向かいやすいと考えられる。また、自民党総裁選を控えるなかで、政策に絡んだ銘柄への値幅取り狙いの動きなども引き続き意識されやすいだろう。ただ、中小型株で大幅なディスカウントによる第三者割当増資の動きがみられてきており、需給状況が悪化する可能性も出てきたことで、大型株主導の展開に向かわせよう。■三菱総研、25/9上方修正 営業利益 73億円←62億円三菱総研<3636>は2025年9月期業績予想の修正を発表。営業利益を62億円から73億円に上方修正した。シンクタンク・コンサルティングサービスセグメントにおいては、官公庁からの好調な受注等を背景に、高い稼働を維持するとともに、人員の再配置や経費抑制等の効果が発現してきた。■前場の注目材料・日経平均株価は上昇(43837.67、+378.38)・ナスダック総合指数は上昇(21886.06、+6.57)・SOX指数は上昇(5958.09、+138.27)・シカゴ日経225先物は上昇(43900、+30)・米原油先物相場は上昇(63.67、+1.04)・米長期金利は低下・活発な自社株買い・東証による企業価値向上の要請・トヨタ自<7203>下期価格改定、下げ幅は個別判断、中堅・中小環境整う・三井化学<4183>出光興産・住友化学と、ポリオレフィン事業統合で合意・日機装<6376>血液回路の新工場中止、設備投資増が誤算・セーレン<3569>岡崎、来年度黒字化、ユニチカから買収・サワイGHD<4887>沢井製薬、後発薬30品目を統合、日医工と協業・豊田通商<8015>車載電池材の供給増強、台韓2社に出資・伊藤忠<8001>三井物産と、豪で鉄鉱床の権益取得・三菱UFJ<8306>三菱UFJ銀行、20年ぶり新店舗、個人向け特化・スズキ<7269>RTワークスを完全子会社化、電動モビリティーの開発力強化・スズキ<7269>carsに出資、車販売の経営効率化・三菱重工<7011>最新ガスタービン受注、ベトナム発電所向け・サトー<6287>重ねても高精度読み取り、RFIDタグ・BIPROGY<8056>30分単位で水素追跡、関電など3社で、混焼発電で実証・積水化学<4204>CO2原料SAF製造で米社と技術構築・ロート製薬<4527>相次ぎ新興出資、30年度まで500億円、再生医療を拡大☆前場のイベントスケジュール<国内>・08:50 7-9月期法人企業景気予測調査・大企業全産業(前回:-1.9)・08:50 8月国内企業物価指数(予想:前年比+2.7%、7月:+2.6%)<海外>・特になし
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2025/09/11 08:46
注目トピックス 市況・概況
今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク選好的なユーロ買い・円売りがただちに拡大する可能性は低いと予想
*08:12JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク選好的なユーロ買い・円売りがただちに拡大する可能性は低いと予想
ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/02/18)まで上昇。その後、0.9536(2022/09/28)まで反落したが、2024年にかけて1.1ドル台まで戻している。ユーロ・円は英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長期間伸び悩んだが、日欧金利差の拡大や円安・ドル高の進行を受けて175円16銭(2024/7/10)まで上昇。ただ、その後は上げ渋っている。欧州中央銀行(ECB)は本日開催の理事会で政策金利の据え置きを決める見込みだが、フランスなどユーロ圏諸国における政治不安は消えていないことから、リスク選好的なユーロ買い・円売りがただちに拡大する可能性は低いと予想される。【ユーロ売り要因】・米国の関税措置・米長期金利の高止まり・ウクライナ戦争の継続【ユーロ買い要因】・米国の9月利下げ観測・ウクライナ戦争の終結期待・ECBの政策金利は当面変わらず
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2025/09/11 08:12
注目トピックス 市況・概況
東証グロース市場250指数先物見通し:売り買い交錯か
*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:売り買い交錯か
本日の東証グロース市場250指数先物は、売り買い交錯となりそうだ。前日10日のダウ平均は220.42ドル安の45490.92ドル、ナスダックは6.57pt高の21886.06ptで取引を終了した。生産者物価指数(PPI)が予想外のマイナスとなり、インフレ減速があらたに証明されたため利下げ期待に寄り付き後、上昇。過去最高値付近から利益確定売りに押され、相場は下落に転じた。ナスダックは終盤にかけて金利安に支えられプラス圏を回復、連日で過去最高値を更新し、まちまちで終了。まちまちだった米株市場と同様、本日の東証グロース市場250指数先物は売り買い交錯となりそうだ。米金利安やナスダック高は支援材料だが、直近はプライム市場選好機運が高まっているほか、利益確定売り圧力も強く、手がけにくい状況となっている。一方、日足のパラボリックが陽転したことに加え、週足一目均衡表の転換線や13週移動平均線が下値サポートとして機能しており、テクニカルは買いに分がありそうだ。引き続き、プライム市場に対し劣後した動きとなるか留意したい。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比4pt安の770ptで終えている。上値のメドは780pt、下値のメドは760ptとする。
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2025/09/11 08:05
注目トピックス 市況・概況
今日の為替市場ポイント:米長期金利の低下を意識して米ドル買いは抑制される可能性
*08:03JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利の低下を意識して米ドル買いは抑制される可能性
10日のドル・円は、東京市場では147円27銭から147円59銭まで反発。欧米市場では147円13銭まで下げた後、147円65銭まで反発し、147円47銭で取引終了。本日11日のドル・円は主に147円台で推移か。米長期金利の低下を意識してリスク選好的な米ドル買い・円売りは抑制される可能性がある。米労働省労働統計局が9月10日発表した8月生産者物価指数(PPI)は前月比-0.1%、前年比+2.6%にとどまった。同コア指数は前年比+2.8%で上昇率は7月実績の+3.4%を下回った。市場参加者の間からは「企業がトランプ政権の関税措置の一部を吸収している」との声が聞かれた。一方、輸入関税は上昇しているものの、生産者物価に強い圧力がかかっていないのは、国内需要が減退していることが関係しているとの見方も出ている。雇用情勢も弱含みとなっているため、来週開催の連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げが決まる可能性は高いとみられる。
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2025/09/11 08:03
注目トピックス 市況・概況
10日の米国市場ダイジェスト:NYダウは220ドル安、PPIを好感も利益確定売りが上値抑制
*08:00JST 10日の米国市場ダイジェスト:NYダウは220ドル安、PPIを好感も利益確定売りが上値抑制
■NY株式:NYダウは220ドル安、PPIを好感も利益確定売りが上値抑制米国株式市場はまちまち。ダウ平均は220.42ドル安の45490.92ドル、ナスダックは6.57ポイント高の21886.06で取引を終了した。生産者物価指数(PPI)が予想外のマイナスとなり、インフレ減速があらたに証明されたため利下げ期待に寄り付き後、上昇。過去最高値付近から利益確定売りに押され、相場は下落に転じた。ナスダックは終盤にかけて金利安に支えられプラス圏を回復、連日で過去最高値を更新し、まちまちで終了。セクター別では半導体・同製造装置、公益事業が上昇した一方、小売が下落した。ソフトウエアメーアーのオラクル(ORCL)は四半期決算で示したクラウドインフラ事業についての強気の見通しが好感されたほか、オープンAIが同社のコンピューティングパワーを5年間にわたり3000億ドル相当で購入する契約を締結したことが報道で明らかになり、上昇。ビデオゲーム販売のゲーム・ストップ(GME)は第2四半期決算でハードウェアやアクセサリーの純売上が予想を上回り、上昇。オンラインペットフード小売りのチューイ(CHWY)は第2四半期決算で、顧客増加ペースが期待に満たず、失望感に売られた。電子設計自動化ソリューション提供のシノプシス(SNPS)は四半期決算で政府の対中輸出規制などが影響し、調整後の1株当たり利益が予想を下回り大きく売られた。スウェーデンの後払いサービス会社、クラーナ(KLAR)はニューヨーク証券取引所に上場。上場価格を上回る価格で終了し、順調なスタートを切った。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:米8月PPIは市場予想を下回る、9月FOMC大幅利下げの可能性も10日のニューヨーク外為市場でドル・円は147円13銭へ下落したのち147円65銭まで上昇し、147円43銭で引けた。米8月生産者物価指数(PPI)が予想外に低下したため、9月連邦公開市場委員会(FOMC)での0.5%利下げ観測が強まりドル売りが加速。その後、7月卸売売上高が予想上回り下げ止まった。ユーロ・ドルは1.1691ドルまで下落後、1.1730ドルまで上昇し、1.1696ドルで引けた。フランスで新首相が就任し、政局不安を受けたユーロ売りが緩和した。ユーロ・円は172円91銭へ上昇後、172円39銭まで下落。ポンド・ドルは1.3564ドルへ上昇後、1.3523ドルまで下落。ドル・スイスは0.7963フランから0.7995フランまで上昇。■NY原油:大幅高で63.67ドル、一時64.08ドルまで値上りNY原油先物10月限は大幅高(NYMEX原油10月限終値:63.67 ↑1.04)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は、前営業日比+1.04ドル(+1.66%)の63.67ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは62.72ドル-64.08ドル。中東情勢の不安定化や米長期金利の低下を意識した買いが入ったようだ。通常取引終了後の時間外取引では主に63.70ドルを挟んだ水準で推移。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC) 50.13ドル -0.16ドル(-0.31%)モルガン・スタンレー(MS) 154.12ドル +1.90ドル(+1.24%)ゴールドマン・サックス(GS)769.58ドル +5.66ドル(+0.74%)インテル(INTC) 24.77ドル +0.33ドル(+1.35%)アップル(AAPL) 226.79ドル -7.56ドル(-3.22%)アルファベット(GOOG) 239.56ドル -0.38ドル(-0.15%)メタ(META) 751.98ドル -13.72ドル(-1.79%)キャタピラー(CAT) 422.91ドル +4.82ドル(+1.15%)アルコア(AA) 30.93ドル -0.34ドル(-1.08%)ウォルマート(WMT) 100.41ドル -1.88ドル(-1.83%)
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2025/09/11 08:00
注目トピックス 市況・概況
NY原油:大幅高で63.67ドル、一時64.08ドルまで値上り
*07:45JST NY原油:大幅高で63.67ドル、一時64.08ドルまで値上り
NY原油先物10月限は大幅高(NYMEX原油10月限終値:63.67 ↑1.04)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は、前営業日比+1.04ドル(+1.66%)の63.67ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは62.72ドル-64.08ドル。中東情勢の不安定化や米長期金利の低下を意識した買いが入ったようだ。通常取引終了後の時間外取引では主に63.70ドルを挟んだ水準で推移。
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2025/09/11 07:45
注目トピックス 市況・概況
NY金:伸び悩みで3682.00ドル、利食い売りで上げ渋る
*07:35JST NY金:伸び悩みで3682.00ドル、利食い売りで上げ渋る
NY金先物12月限は伸び悩み(COMEX金12月限終値:3682.00 ↓0.20)。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は、前営業日比-0.20ドル(-0.01%)の3682.00ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは3651.40-3697.50ドル。米長期金利の低下を意識した買いが入ったが、利食い売りも観測されており、伸び悩んだ。通常取引終了後の時間外取引では主に3685ドルを挟んだ水準で推移。
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2025/09/11 07:35
注目トピックス 市況・概況
NY為替:米8月PPIは市場予想を下回る、9月FOMC大幅利下げの可能性も
*06:37JST NY為替:米8月PPIは市場予想を下回る、9月FOMC大幅利下げの可能性も
10日のニューヨーク外為市場でドル・円は147円13銭へ下落したのち147円65銭まで上昇し、147円43銭で引けた。米8月生産者物価指数(PPI)が予想外に低下したため、9月連邦公開市場委員会(FOMC)での0.5%利下げ観測が強まりドル売りが加速。その後、7月卸売売上高が予想上回り下げ止まった。ユーロ・ドルは1.1691ドルまで下落後、1.1730ドルまで上昇し、1.1696ドルで引けた。フランスで新首相が就任し、政局不安を受けたユーロ売りが緩和した。ユーロ・円は172円91銭へ上昇後、172円39銭まで下落。ポンド・ドルは1.3564ドルへ上昇後、1.3523ドルまで下落。ドル・スイスは0.7963フランから0.7995フランまで上昇。
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2025/09/11 06:37
注目トピックス 市況・概況
今日の注目スケジュール:トルコ中央銀行が政策金利発表、欧ECBが政策金利発表、米消費者物価コア指数など
*06:30JST 今日の注目スケジュール:トルコ中央銀行が政策金利発表、欧ECBが政策金利発表、米消費者物価コア指数など
<国内>08:50 国内企業物価指数(8月) 2.7% 2.6%08:50 対外・対内証券投資(先週)08:50 景況判断BSI大企業製造業(7-9月) -4.808:50 景況判断BSI大企業全産業(7-9月) -1.910:10 国債買い入れオペ(残存1-3年、残存5-10年、残存10-25年、残存25年超)(日本銀行)11:00 東京オフィス空室率(8月) 3.16%<海外>20:00 トルコ・中央銀行が政策金利発表 43.00%21:00 ブ・小売売上高(7月) -0.1%21:15 欧・欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表、ラガルド総裁が記者会見 2.15% 2.15%21:30 米・新規失業保険申請件数(先週) 23.7万件21:30 米・消費者物価コア指数(8月) 3.1% 3.1%25:00 米・家計純資産変化(4-6月) -1兆5950億ドル27:00 米・財政収支(8月) -3801億ドル石油輸出国機構(OPEC)月報注:数値は市場コンセンサス、前回数値
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2025/09/11 06:30
注目トピックス 市況・概況
NY株式:NYダウは220ドル安、PPIを好感も利益確定売りが上値抑制
*05:55JST NY株式:NYダウは220ドル安、PPIを好感も利益確定売りが上値抑制
米国株式市場はまちまち。ダウ平均は220.42ドル安の45490.92ドル、ナスダックは6.57ポイント高の21886.06で取引を終了した。生産者物価指数(PPI)が予想外のマイナスとなり、インフレ減速があらたに証明されたため利下げ期待に寄り付き後、上昇。過去最高値付近から利益確定売りに押され、相場は下落に転じた。ナスダックは終盤にかけて金利安に支えられプラス圏を回復、連日で過去最高値を更新し、まちまちで終了。セクター別では半導体・同製造装置、公益事業が上昇した一方、小売が下落した。ソフトウエアメーアーのオラクル(ORCL)は四半期決算で示したクラウドインフラ事業についての強気の見通しが好感されたほか、オープンAIが同社のコンピューティングパワーを5年間にわたり3000億ドル相当で購入する契約を締結したことが報道で明らかになり、上昇。ビデオゲーム販売のゲーム・ストップ(GME)は第2四半期決算でハードウェアやアクセサリーの純売上が予想を上回り、上昇。オンラインペットフード小売りのチューイ(CHWY)は第2四半期決算で、顧客増加ペースが期待に満たず、失望感に売られた。電子設計自動化ソリューション提供のシノプシス(SNPS)は四半期決算で政府の対中輸出規制などが影響し、調整後の1株当たり利益が予想を下回り大きく売られた。スウェーデンの後払いサービス会社、クラーナ(KLAR)はニューヨーク証券取引所に上場。上場価格を上回る価格で終了し、順調なスタートを切った。(Horiko Capital Management LLC)
<ST>
2025/09/11 05:55
注目トピックス 市況・概況
9月10日のNY為替概況
*04:02JST 9月10日のNY為替概況
10日のニューヨーク外為市場でドル・円は147円13銭へ下落したのち147円64銭まで上昇し、引けた。米8月生産者物価指数(PPI)が予想外に低下したため9月連邦公開市場委員会(FOMC)での0.5%利下げ観測が強まりドル売りが加速。その後、7月卸売売上高が予想上回り下げ止まった。ユーロ・ドルは1.1691ドルまで下落後、1.1730ドルまで上昇し、引けた。ユーロ・円は172円91銭へ上昇後、172円39銭まで下落。ポンド・ドルは1.3564ドルへ上昇後、1.3523ドルまで下落。ドル・スイスは0.7963フランから0.7992フランのレンジ内で上下に振れた。[経済指標]・米・8月生産者物価指数:前月比-0.1%(予想:+0.3%、7月:+0.7%←+0.9%)・米・8月生産者物価コア指数:前月比-0.1%(予想:+0.3%、7月:+0.7%←+0.9%)・米・8月生産者物価指数:前年比+2.6%(予想:+3.3%、7月:+3.1%←+3.3%)・米・8月生産者物価コア指数:前年比+2.8%(予想:+3.5%、7月:+3.4%←+3.7%)・米・7月卸売在庫確報値:前月比+0.1%(予想:+0.2%、速報:+0.2%)・米・7月卸売売上高:前月比+1.4%(予想+0.2%、6月+0.7%←+0.3%)
<KY>
2025/09/11 04:02
注目トピックス 市況・概況
[通貨オプション]R/R、円プット買いが強まる
*03:33JST [通貨オプション]R/R、円プット買いが強まる
ドル・円オプション市場で変動率は低下。レンジ相場を受け、オプション売りが強まった。リスクリバーサルで円コールスプレッドは縮小。ドル・円下値ヘッジ目的の円コール買いに比べ、円先安観に伴う円プット買いが強まった。■変動率・1カ月物9.90%⇒9.56%(08年=31.044%)・3カ月物9.73%⇒9.63%(08年=31.044%)・6か月物9.63%⇒9.55%(08年=23.915%)・1年物9.63%⇒9.57%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)■リスクリバーサル(25デルタ円コール)・1カ月物+0.95%⇒+0.88%(08年10/27=+10.63%)・3カ月物+1.06%⇒+1.03%(08年10/27=+10.90%)・6カ月物+0.95%⇒+0.93%(08年10/27=+10.70%)・1年物+0.79%⇒+0.77%(08年10/27=+10.71%)
<KY>
2025/09/11 03:33
注目トピックス 市況・概況
NY外為:ドル軟調、米10年債入札は好調
*02:30JST NY外為:ドル軟調、米10年債入札は好調
米財務省は390億ドル規模の10年債入札を実施した。結果で最高落札利回りは4.033%となった。テイルはマイナス1.3ベーシスポイント(bps)。過去6回入札平均はマイナス0.8bpsだった。応札倍率は2.65倍。過去6回入札平均の2.56倍を上回り需要は強かった。外国中銀や大手機関投資家を含む間接入札者の比率は83.1%。過去6回入札平均の71.1%を上回り、外国資本による米資産投資意欲回復が示唆された。良好な入札結果で米国債相場は下げ止まり。10年債利回りは4.022%まで低下し4月来で最低となった。ドル・円は147円25銭までじり安推移した。
<KY>
2025/09/11 02:30
注目トピックス 市況・概況
NY外為:BTC反発、米金利先安観が強まる
*01:33JST NY外為:BTC反発、米金利先安観が強まる
暗号通貨のビットコイン(BTC)は反発し、11.4万ドル台まで上昇した。8月24日来の高値を更新。米国の大幅利下げ期待が強まり、リスク資産市場を支援。米国の労働市場減速が一段と明確化したほか、8月生産者物価指数(PPI)が予想外にマイナスに落ち込みインフレの減速も明らかになり、利下げ観測が強まった。一部エコノミストは9月連邦公開市場委員会(FOMC)で75ベーシスポイント利下げを支持した。
<KY>
2025/09/11 01:33
注目トピックス 市況・概況
NY外為:ユーロ堅調、ルコルニュ氏がフランス首相に就任
*00:24JST NY外為:ユーロ堅調、ルコルニュ氏がフランス首相に就任
NY外為市場でユーロは堅調に推移した。ルコルニュ氏がフランス首相に就任。財政問題に取り組んでいくことになる。いったん政局混乱不安が緩和した。ユーロ・ドルは1.1691ドルから1.1730ドルまで上昇し日中高値を更新。ユーロ・円は172円47銭から172円91銭まで上昇した。ユーロ・ポンドは0.8641ポンドから0.8655ポンドまで上昇した。
<KY>
2025/09/11 00:24
注目トピックス 市況・概況
【市場反応】米・7月卸売在庫確報値は予想外に鈍化、ドル軟調
*23:12JST 【市場反応】米・7月卸売在庫確報値は予想外に鈍化、ドル軟調
米7月卸売在庫確報値は前月比+0.1%と、予想外に速報+0.2%から鈍化した。6月と同水準。同月卸売売上高は前月比+1.4%と、6月+0.7%から鈍化予想に反し加速し2月来で最大の伸びとなった。ドルは軟調。ドル・円は147円30銭でもみ合い。ユーロ・ドルは1.1724ドル、ポンド・ドルは1.3560ドルまでそれぞれ再び上昇した。【経済指標】・米・7月卸売在庫確報値:前月比+0.1%(予想:+0.2%、速報:+0.2%)・米・7月卸売売上高:前月比+1.4%(予想+0.2%、6月+0.7%←+0.3%)
<KY>
2025/09/10 23:12
注目トピックス 市況・概況
【市場反応】米8月PPIは予想外に鈍化、ドル売り加速
*22:05JST 【市場反応】米8月PPIは予想外に鈍化、ドル売り加速
米国労働統計局が発表した8月生産者物価指数(PPI)は前月比-0.1%と、予想外に4月来のマイナスに落ち込んだ。前年比では+2.6%と、7月+3.1%から加速予想に反し鈍化し、6月来で最低。ガソリンや野菜の値段が下落したことが全体指数を押し下げた。変動の激しい燃料や食品を除いたコア指数は前月比-0.1%。7月+0.7%から鈍化も予想外に4月来のマイナスとなった。前年比では+2.8%と、7月+3.4%から加速予想に反し鈍化し、6月来で最低となった。予想外のインフレ鈍化で9月連邦公開市場委員会(FOMC)で75ベーシスポイントの利下げ観測も浮上。米国債相場は反発し10年債利回りは4.09%から4.06%まで低下した。ドル売りも加速。ドル・円は147円59銭から147円13銭まで下落した。ユーロ・ドルは1.1727ドルまで上昇。ポンド・ドルは1.3563ドルまで上昇した。【経済指標】・米・8月生産者物価指数:前月比-0.1%(予想:+0.3%、7月:+0.7%←+0.9%)・米・8月生産者物価コア指数:前月比-0.1%(予想:+0.3%、7月:+0.7%←+0.9%)・米・8月生産者物価指数:前年比+2.6%(予想:+3.3%、7月:+3.1%←+3.3%)・米・8月生産者物価コア指数:前年比+2.8%(予想:+3.5%、7月:+3.4%←+3.7%)
<KY>
2025/09/10 22:05
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:ドル・円は底堅い、147円半ばを維持
*20:02JST 欧州為替:ドル・円は底堅い、147円半ばを維持
欧州市場でドル・円は底堅く推移し、147円半ばの水準を維持。146円台は買戻しで下値の堅さが意識されており、売りづらい。また、欧州株もおおむねプラスのため、円売りが続く。ただ、日銀の利上げ観測で円買い圧力は根強く、上値の重さも目立つ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円39銭から147円55銭、ユ-ロ・円は172円47銭から172円72銭、ユ-ロ・ドルは1.1691ドルから1.1716ドル。
<TY>
2025/09/10 20:02
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:ドル・円はやや軟調、ドル売り継続
*19:12JST 欧州為替:ドル・円はやや軟調、ドル売り継続
欧州市場でドル・円はやや軟調地合いとなり、147円30銭台まで値を下げた。米連邦公開市場委員会(FOMC)での大幅利下げ観測からドル売りに振れやすく、主要通貨は対ドルで上昇基調に。欧州株式市場はおおむねプラスで推移し、クロス円は下げづらい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円39銭から147円55銭、ユ-ロ・円は172円47銭から172円72銭、ユ-ロ・ドルは1.1691ドルから1.1716ドル。
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2025/09/10 19:12
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:ドル・円は伸び悩み、材料難で上昇続かず
*18:29JST 欧州為替:ドル・円は伸び悩み、材料難で上昇続かず
欧州市場でドル・円は伸び悩み、147円39銭から147円55銭までのレンジ内で方向感を欠く展開となった。ドル買い材料は乏しく、上昇は続いていない。一方、欧州株式市場で主要指数は高安まちまちとなり、株価にらみの円売りは抑制されている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円39銭から147円55銭、ユ-ロ・円は172円47銭から172円65銭、ユ-ロ・ドルは1.1691ドルから1.1704ドル。
<TY>
2025/09/10 18:29
注目トピックス 市況・概況
日経平均テクニカル:反発、陽線も昨日レンジ内
*18:15JST 日経平均テクニカル:反発、陽線も昨日レンジ内
10日の日経平均は反発した。ローソク足は上下に短いヒゲを伴う陽線で終了。上向きの5日移動平均線の上方で推移したほか、三役好転下にある一目均衡表でも基準線が上向きで終了し、強気相場継続を示唆した。ただ、本日ザラ場高値と安値はともに昨日のレンジ内に収まり、ごく短期的には売り買いが拮抗している模様だ。
<CS>
2025/09/10 18:15
注目トピックス 市況・概況
9月のくりっく365、ドル・円はじり高、メキシコペソ・円はしっかりか(訂正)
*17:59JST 9月のくりっく365、ドル・円はじり高、メキシコペソ・円はしっかりか(訂正)
東京金融取引所(TFX)が手掛ける取引所為替証拠金取引「くりっく365」は、8月の取引数量が前月比15.7%減の119万239枚、1日の平均取引数量は5万6680枚と前月比で減少した。8月末時点の証拠金預託額は5313.88億円と前月比で7.22億円増加した。取引通貨量では、米ドル、トルコリラ、メキシコペソ、英ポンド、南アフリカランドの順となった。一方、取引所株価指数証拠金取引「くりっく株365」は、8月の取引数量が前月比10.0%増の321万496枚、1日の平均取引数量は15万2897枚と前月比で増加した。月末時点の証拠金預託額は988.42億円となり、前月比で1.69億円の増加となった。取引数量トップは米ドル・円で36万368枚(前月比13.4%減)であった。7月末の日銀金融政策決定会合で植田総裁が利上げに慎重な姿勢を示したことで円安が先行したが、8月1日の米雇用統計を受け円高へ急速に戻した。その後は米金利動向や株価の振れを背景に売買が交錯。中旬には米CPI発表を控えた思惑から一時148円台を回復したが、米金利低下が重しとなり147円台前後でのもみ合いが継続。月末は日米金利差縮小への意識やFRB要人発言を材料に146円後半~147円近辺で推移した。ハンガリーフォリント・円は4万2379枚(前月比142.9%増)であった。8月は概ね0.42円~0.43円台で推移し、安定したもみ合いが続いた。8月28日にはフォリントが対円で1.5%超の急伸となった。背景にはハンガリー国立銀行(中央銀行、MNB)が政策金利を6.50%に据え置いている安心感や、欧州圏でのキャリー取引人気があるとみられる。これを受けて建玉が急増し、翌29日は取引が活発化した。9月のドル・円はじり高か。日銀の利上げ期待の後退と米国の利下げ期待が重なり、緩やかな円安基調が想定される。日本では政治的混乱と次期総裁選の動向を背景に、日銀が追加利上げを見送るとの観測が強まっている。一方、8月の米雇用統計の弱さを受けて、9月のFOMCで0.25%程度の利下げがほぼ織り込まれており、ドルは重さを帯びつつも、日米金利差の縮小が円の弱さを誘う構図となろう。メキシコペソ・円はしっかりか。9月25日のメキシコ中銀政策金利発表を控え、政策金利の据え置き観測が強まる中、キャリー取引需要を背景に底堅い推移が想定される。日銀の利上げ期待が後退しており、円安基調もペソ高を後押しする要因となりやすい。もっとも、市場では年末にかけて段階的な利下げ観測が残っており、利下げペースが加速した場合は上値が抑えられる可能性もあろう。
<CN>
2025/09/10 17:59
注目トピックス 市況・概況
欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、明日の米CPIを見極め
*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、明日の米CPIを見極め
10日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米大幅利下げへの思惑が後退すれば、ドルは買戻しが入りやすい。ただ、明日発表の米消費者物価指数(CPI)を控え、上値を追う展開にはなりにくい。前日のドル・円は147円台前半を中心に推移。米雇用統計の年次改定で非農業部門就業者数が下方修正されたのを受け、米金利安・ドル安に振れた。ただ、大幅修正は織り込み済みとの見方から、下げは限定的だった。その後は11日に発表される8月CPIが上振れるとの観測からドル買いが優勢となり、ユーロ・ドルは弱含み、ドル・円は底堅く推移した。本日アジア市場も同様の展開となり、ドル・円は147円台で底堅く推移した。この後の海外市場は、今晩発表の米生産者物価指数(PPI)が注目される。指標が予想を上回れば、米金融当局の利下げペース鈍化観測が強まりドルは底堅さを維持しやすい。一方、弱い内容ならドル売り再燃の可能性があろう。もっとも、CPIを控えて積極的な売り買いは手控えられる公算が大きい。加えて、日銀は政局混迷でも利上げを排除しない方針と報じられており、円買い圧力がかかりやすい。足元は材料不足で、148円以上は上値が重いとみる。【今日の欧米市場の予定】・21:30 米・8月生産者物価コア指数(予想:前年比+3.5%、7月:+3.7%)
<CS>
2025/09/10 17:25
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は底堅い、午後は小幅高
*17:10JST 東京為替:ドル・円は底堅い、午後は小幅高
10日の東京市場でドル・円は底堅い。日銀は政局混迷でも利上げを排除しない方針と報じられたことから円買い圧力が続き、正午すぎに147円27銭まで値を下げた。ただ、日経平均株価の強含みで円売りに振れ、午前の高値を上抜け147円58銭まで上昇した。・ユ-ロ・円は172円74銭から172円18銭まで下落。・ユ-ロ・ドルは1.1718ドル1.1682ドルまで値を下げた。・日経平均株価:始値43,513.16円、高値43,848.77円、安値43,509.02円、終値43,837.67円(前日比378.38円高)7時時点:ドル・円147円50-60銭、ユ-ロ・円172円50-60銭【経済指標】・中国・8月消費者物価指数:前年比-0.4%(予想:-0.2%、7月:0.0%)・中国・8月生産者物価指数:前年比-2.9%(予想:-2.9%、7月:-3.6%)【要人発言】・特になし
<TY>
2025/09/10 17:10
注目トピックス 市況・概況
日経VI:低下、株価底堅く警戒感が緩和
*16:35JST 日経VI:低下、株価底堅く警戒感が緩和
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は10日、前日比-0.25(低下率1.02%)の24.35と低下した。なお、高値は24.35、安値は23.88。昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを受け、今日の東京市場は底堅い展開となった。日経225先物は昨日は4日ぶりに反落したが、依然、高値警戒感が意識され、朝方は小幅に下げる場面があった。しかし、売り急ぐ動きはなく、朝方の売り買い一巡後は次第に買いが優勢となった。株価が底堅い動きだったことから、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが緩和。日経VIは昨日の水準を下回って推移した。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
<SK>
2025/09/10 16:35