相場概況ニュース一覧

相場概況 日経平均は3日続伸、ハイテク株やコア30銘柄買われ史上初の42000円台 *15:30JST 日経平均は3日続伸、ハイテク株やコア30銘柄買われ史上初の42000円台 10日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は429.39ドル高(+1.09%)の39721.36ドル、ナスダックは218.16ポイント高(+1.18%)の18647.45、S&P500は56.93ポイント高(+1.02%)の5633.91で取引を終了した。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の上院での議会証言を受けた利下げ期待に、寄り付き後、上昇。議長が下院での証言でも時期を明確化しなかったものの、利下げの条件が整いつつあることを示唆したため相場は終日堅調に推移し、終盤にかけ上げ幅を拡大した。ナスダックはアップルやエヌビディアの上昇も支援し、7日連続で過去最高値を更新し終了。米国株高を材料に、東京市場は買い優勢で取引を開始。先物市場で買戻しが入ったとの声も聞かれ、日経平均は史上初めて42000円台に到達した。ナスダック上昇に伴い半導体株が買われたほか、TOPIXコア30銘柄も総じて上昇したことから、日経平均は一時42426.77円まで上げ幅を拡大する場面が見られた。TOPIX同様、史上最高値を連日で更新。大引けの日経平均は前日比392.03円高(+0.94%)の42224.02円となった。東証プライム市場の売買高は18億716万株。売買代金は4兆7090億円。業種別では、鉱業、パルプ・紙、金属製品、医薬品、建設業などが上昇した一方、保険業、証券・商品先物取引業、海運業、銀行業の4セクターのみ下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は76%、対して値下がり銘柄は21%となっている。日経平均採用銘柄では、SUMCO<3436>、ソシオネクスト<6526>、ルネサスエレクトロニクス<6723>など半導体関連の一角が上昇したほか、ソニーグループ<6758>が年初来高値を更新。このほか、村田製作所<6981>、日東電工<6988>、アルプスアルパイン<6770>などアップル関連の一角が買われた。このほか、エーザイ<4523>、シャープ<6753>、マツダ<7261>、パナソニックHD<6752>も上昇。一方、フジクラ<5803>、三菱重工<7011>が続落となったほか、一部国内証券会社のレポートがネガティブ視されて安川電機<6506>が売り優勢となった。このほか、東京海上HD<8766>、コンコルディアFG<7186>、アドバンテスト<6857>が下落。日経平均採用銘柄以外では、優待制度を廃止したサイゼリヤ<7581>が下落した。 <FA> 2024/07/11 15:30 相場概況 日経平均は続伸、底堅さ確認後は後場じり高で史上最高値を更新 *15:30JST 日経平均は続伸、底堅さ確認後は後場じり高で史上最高値を更新 9日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は52.82ドル安(-0.13%)の39291.97ドル、ナスダックは25.55ポイント高(+0.14%)の18429.29、S&P500は4.13ポイント高(+0.07%)の5576.98で取引を終了した。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言を控えて様子見気配が強まり、寄り付き後、まちまち。議長が証言で最近のデータで経済や労働市場の減速が見られると言及したため、警戒感からダウは下落に転じた。一方、ナスダックはハイテクの買いが継続し、底堅く推移し6日連続で過去最高値を更新し、まちまちで終了した。米国株が高安まちまちのなか、昨日の大幅高の反動が先行し東京市場は売り優勢で取引を開始した。半導体株の一角が弱い動きを見せたが、保険や銀行、証券など金融株が総じて買われる地合いとなり日経平均は切り返す動き。下値の堅さが確認できたことから、後場、先物市場に断続的な買いも入り、大引けにかけて、日経平均はじりじりと上げ幅を拡大。史上最高値を連日で更新した。大引けの日経平均は前日比251.82円高(+0.61%)の41831.99円となった。東証プライム市場の売買高は18億9666万株。売買代金は4兆7650億円。業種別では、保険業、サービス業、精密機器、証券・商品先物取引業、食料品などが上昇した一方、機械、不動産業、卸売業、倉庫・運輸関連業、石油・石炭製品などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は38%、対して値下がり銘柄は56%となっている。日経平均採用銘柄では、米系証券会社による投資判断引き上げ観測を材料に三菱自動車<7211>が大幅高となったほか、保険株が買われて東京海上HD<8766>、MS&AD<8725>が上場来高値(分割考慮)を更新、T&Dホールディングス<8795>は年初来高値を更新した。このほか、サッポロHD<2501>、リクルートHD<6098>、スズキ<7269>、HOYA<7741>、三越伊勢丹HD<3099>が買われた。一方、中期経営計画を修正し26年3月期営業利益を460億円まで引き上げたものの、市場予想に届かなかったことからGSユアサ<6674>が下げ幅を拡大したほか、三菱重工<7011>が続落。このほか、レーザーテック<6920>、横浜ゴム<5101>、イオン<8267>、クボタ<6326>、レゾナックHD<4004>もさえない。 <FA> 2024/07/10 15:30 相場概況 日経平均は大幅反発、買戻し膨らみ後場一段高で史上最高値を更新 *15:30JST 日経平均は大幅反発、買戻し膨らみ後場一段高で史上最高値を更新 8日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は31.08ドル安(-0.08%)の39344.79ドル、ナスダックは50.98ポイント高(+0.28%)の18403.74、S&P500は5.66ポイント高(+0.10%)の5572.85で取引を終了した。早期の利下げ期待を受けた買いに寄り付き後、上昇。その後、今週予定されている重要インフレ指標やパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長証言を警戒し、ダウは下落に転じた。ナスダックはエヌビディアなどの半導体が支援し、終日堅調に推移し5日連続で過去最高値を更新、まちまちで終了。ナスダック上昇を受けて、東京市場はやや買い優勢で取引を開始した。日経平均は41000円手前でスタートした後は、値がさ半導体株の上昇を背景にじりじりと上げ幅を拡大。後場、225先物に断続的な買いが入り日経平均は一段高の展開に。ETF売りを見越した売りの買戻しが225先物に入ったとの観測、日経平均は史上最高値を更新した。一方、時価総額が大きい銀行株やトヨタ自<7203>が弱かったことで、TOPIXは取引時間中の史上最高値を更新したが、終値ベースでの高値更新とはならかった。大引けの日経平均は前日比799.47円高(+1.96%)の41580.17円となった。東証プライム市場の売買高は17億997万株。売買代金は4兆4725億円。業種別では、電気機器、非鉄金属、精密機器、情報・通信業、化学などが上昇した一方、海運業、鉱業、銀行業、石油・石炭製品、ゴム製品などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は66%、対して値下がり銘柄は28%となっている。日経平均採用銘柄では、米特殊ガラス企業のコーニングが4-6月期業績見通しを上方修正したことが材料視されて、フジクラ<5803>、古河電工<5801>が買われた。また、半導体後工程の開発や評価に取り組む日米10社の企業連合を設立が刺激材料となり、レゾナックHD<4004>、東京エレクトロン<8035>、ソフトバンクグループ<9984>、アドバンテスト<6857>、スクリーンHD<7735>、ディスコ<6146>など半導体関連も上昇。このほか、日立<6501>、キーエンス<6861>、旭化成<3407>、協和キリン<4151>、ファナック<6954>が買われた。一方、足元買われていた三菱重工<7011>が12営業日ぶりに反落となったほか、SUBARU<7270>、マツダ<7261>、日産自<7201>、ホンダ<7267>、三菱自動車<7211>など自動車関連が売られた。このほか、デンカ<4061>、横浜ゴム<5101>、日立建機<6305>がさえない。 <FA> 2024/07/09 15:30 相場概況 日経平均は続落、ザラ場ベースの史上最高値更新も買いは続かず *15:30JST 日経平均は続落、ザラ場ベースの史上最高値更新も買いは続かず 5日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は67.87ドル高(+0.17%)の39375.87ドル、ナスダックは164.46ポイント高(+0.90%)の18352.76、S&P500は30.17ポイント高(+0.54%)の5567.19で取引を終了した。6月雇用統計が弱い経済を示し、寄り付き後、まちまち。ハイテクは、9月の利下げ期待が強まり、金利の低下を好感し買われ、続伸した。ダウは景気減速懸念が重しとなり軟調推移したのちハイテクの上昇が支援し終盤にかけ上昇に転じ、ナスダックは連日で過去最高値を更新し終了。米国株は上昇したものの、目先の上昇に対する調整などが意識されて、東京市場はやや売り優勢で取引を開始した。売り一巡後、切り返した日経平均は一時、取引時間中の史上最高値を更新する場面も見られたが、買いは続かず失速。みずほFG<8411>や地銀など金融株が弱かったことから相対的にTOPIXが弱く、プライム市場の売買代金は3兆円台に留まった。大引けの日経平均は前営業日比131.67円安(-0.32%)の40780.70円となった。東証プライム市場の売買高は16億6158万株。売買代金は3兆9025億円。業種別では、海運業、電気・ガス業、鉄鋼、保険業、銀行業などが下落した一方、倉庫・運輸関連業、精密機器、医薬品、食料品、繊維製品などが上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は29%、対して値下がり銘柄は66%となっている。日経平均採用銘柄では、安川電機<6506>は、先週末に発表した24年3-5月期営業利益が前年同期比32%減と市場予想も下回ったことから売り優勢となったほか、川崎汽船<9107>、日本郵船<9101>、商船三井<9104>など海運株もさえない。このほか、三越伊勢丹HD<3099>が10日ぶり反落となった。一方、ソフトバンクグループ<9984>が9連騰したほか、防衛関連銘柄の一角として物色が続いている三菱重工<7011>が切り返して11連騰。このほか、SMC<6273>、第一三共<4568>、キーエンス<6861>、太陽誘電<6976>、HOYA<7741>、オリンパス<7733>が買われた。 <FA> 2024/07/08 15:30 相場概況 日経平均は6日ぶりに反落、ザラ場ベースの史上最高値更新もさすがに上値重い *15:30JST 日経平均は6日ぶりに反落、ザラ場ベースの史上最高値更新もさすがに上値重い 4日の米国市場は独立記念日の祝日に伴い、株式市場、債券市場は休場。為替は、1ドル161円33銭まで買われた後、一時160円95銭まで下落したが、161円24銭で取引終了した。米国市場休場に伴い、目立った売買材料に欠けるなか、東京市場はやや買い優勢で取引を開始した。前日の史上最高値更新の余波などから、日経平均は取引時間中の史上最高値を更新する場面も見られたが、TOPIXは先んじて小幅安となるなど、まちまちの状況。さすがに史上最高値を前日一気に更新したことや、今晩の米雇用統計発表を控え積極的な買いは手控えられた。大引けの日経平均は前日比1.28円安(-0.00%)の40912.37円となった。東証プライム市場の売買高は16億3561万株。売買代金は4兆288億円。業種別では、海運業、輸送用機器、電気・ガス業、非鉄金属、鉄鋼などが下落した一方、サービス業、医薬品、その他製品、小売業、不動産業などが上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は18%、対して値下がり銘柄は79%となっている。日経平均採用銘柄では、足元買われていた日本郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>など海運株が売られたほか、円安ドル高基調が一服したことなどから、ホンダ<7267>、SUBARU<7270>、日産自<7201>、マツダ<7261>など自動車株もさえない。このほか、古河電工<5801>、ジェイテクト<6473>、住友電工<5802>が売られた。一方、昨日売られた川崎重工<7012>が反発しているほか、三越伊勢丹HD<3099>は国内証券会社によるポジティブなレポートを材料に買われた。また、スクリーンHD<7735>、ソシオネクスト<6526>、東京エレクトロン<8035>など半導体株の一角も上昇。このほか、京成電鉄<9009>、三菱電機<6503>、ZOZO<3092>、第一三共<4568>などが買われた。 <FA> 2024/07/05 15:30 相場概況 日経平均は5日続伸、TOPIXと同時に史上最高値を更新 *15:30JST 日経平均は5日続伸、TOPIXと同時に史上最高値を更新 3日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は23.85ドル安(-0.06%)の39308.00、ナスダック指数は159.54ポイント高(+0.88%)の18188.30、S&P500は28.01ポイント高(+0.51%)の5537.02で取引を終了した。寄り付きはまちまち。朝方発表された労働関連指標が弱く、長期金利が低下したことが相場を支えた。独立記念日祭日前日の短縮取引で動意が乏しく、加えて取引終了後に6月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨、5日に6月雇用統計の発表を控え、様子見姿勢が広がる中、ダウ平均はわずかに下落。テスラとエヌビディアの上昇に押し上げられたナスダック指数は堅調に推移し、最高値を更新して取引を終えた。米国株は高安まちまちだったが、ナスダック指数上昇を材料に東京市場は買い優勢で取引を開始。前日さえなかった銀行株や商社株など時価総額が大きい銘柄のほか、半導体株も買われるなどTOPIXコア30銘柄が強含む展開に。後場は225先物中心に買いが入ったことで、TOPIX、日経平均ともに史上最高値を更新する強い動きとなった。なお、TOPIXの史上最高値更新は34年ぶりのこととなる。大引けの日経平均は前日比332.89円高(+0.82%)の40913.65円となった。東証プライム市場の売買高は16億3530万株。売買代金は4兆1303億円。業種別では、非鉄金属、輸送用機器、銀行業、卸売業、機械などが上昇した一方、水産・農林業、その他製品、証券・商品先物取引業、電気・ガス業、小売業などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は59%、対して値下がり銘柄は35%となっている。日経平均採用銘柄では、非鉄金属相場が総じて上昇したことから住友金属鉱山<5713>、三菱マテリアル<5711>、三井金属<5706>が買われたほか、住友ファーマ<4506>、協和キリン<4151>が上昇。このほか、マツダ<7261>、日産自<7201>、三菱自<7211>、ホンダ<7267>など自動車関連も買われた。後場は、ソフトバンクグループ<9984>が上げ幅を拡大する展開となった。一方、川崎重工<7012>は海上自衛隊隊員に金品提供の疑いと伝わったことで売り優勢となった。また。エーザイ<4523>、ニトリホールディングス<9843>は外資系証券会社によるレーティング引き下げが影響して売られた。このほか、DIC<4631>、日産化学<4021>、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>が下落した。 <FA> 2024/07/04 15:30 相場概況 日経平均は大幅高で4日続伸、ハイテク株主導で上げ幅をじりじりと拡大 *15:30JST 日経平均は大幅高で4日続伸、ハイテク株主導で上げ幅をじりじりと拡大 2日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は162.33ドル高(+0.41%)の39331.85、ナスダック指数は149.46ポイント高(+0.84%)の18028.76、S&P500は33.92ポイント高(+0.62%)の5509.01で取引を終了した。週末に6月雇用統計の発表を控え様子見姿勢が広がる中、足元で上昇していた株に利益確定の売りが先行し寄り付きは下落した。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が、「インフレが再び鈍化傾向にある」と指摘したことで長期金利が低下し、相場を支援したほか、アマゾンやアップルなど主要ハイテク株が買われ相場を支えた。ナスダック指数、S&P500は史上最高値を更新した。米国株上昇を材料に、東京市場は買い優勢で取引を開始した。アップル関連銘柄や半導体株などが上げ幅をじりじりと広げるなど、米ハイテク株上昇を素直に材料視した展開となった一方、足元の日本株のけん引役だった保険株や銀行株など金融株は上げ一服。225先物に断続的な買いも入ったことで、TOPIXよりも日経平均が強い動きを見せた。大引けの日経平均は前日比506.07円高(+1.26%)の40580.76円となった。東証プライム市場の売買高は16億9035万株。売買代金は4兆3443億円。業種別では、機械、海運業、その他金融業、化学、電気機器などが上昇した一方、石油・石炭製品、ゴム製品、鉱業、保険業、銀行業などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は59%、対して値下がり銘柄は37%となっている。日経平均採用銘柄では、米アップルが史上最高値を更新したことやポジティブな証券会社のレポートなどが影響して、太陽誘電<6976>、村田製作所<6981>、TDK<6762>、京セラ<6971>、アルプスアルパイン<6770>などアップル関連の上げが目立ったほか、スクリーンHD<7735>、ルネサスエレクトロニクス<6723>、ディスコ<6146>、SUMCO<3436>、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>など半導体株も買われた。このほか、防衛関連の三菱重工<7011>、IHI<7013>、川崎重工<7012>も上昇した。一方、足元上昇が目立っていた東京海上HD<8766>、MS&AD<8725>、SOMPOホールディングス<8630>など保険株は反落したほか、千葉銀行<8331>、しずおかFG<5831>、ふくおかFG<8354>、コンコルディアFG<7186>など地銀株も売り優勢となった。また、NTTデータグループ<9613>はランサムウェア被害が伝わったことで下落。このほか、横浜ゴム<5101>、ブリヂストン<5108>もさえなかった。 <FA> 2024/07/03 15:30 相場概況 日経平均は大幅高で3日続伸、金融株の上昇が続き40000円台回復 *15:30JST 日経平均は大幅高で3日続伸、金融株の上昇が続き40000円台回復 1日の米国株式市場は反発。ダウ平均は50.66ドル高(+0.13%)の39169.52、ナスダック指数は146.70ポイント高(+0.83%)の17879.30、S&P500は14.61ポイント高(+0.27%)の5475.09で取引を終了した。欧州株式市場でフランスの選挙結果を好感した買いが入り、その流れを受けて寄り付きは上昇。6月ISM製造業景気指数が市場予想に反し小幅に低下、3カ月連続での活動縮小となったことで、成長減速懸念から下落に転じた。長期金利の上昇も相場の重しとなり、ダウ平均は前営業日終値近辺で推移。ナスダック指数は根強いAI期待に買われたマイクロソフトなどが支えた。米国株の上昇などを受けて、東京市場は買い優勢で取引を開始した。引き続き保険や銀行など時価総額が大きい金融株が上昇したことからTOPIX優勢の地合いが継続し、TOPIXは年初来高値を連日で更新。円安進行に伴い先物が断続的に買われたことなどから、日経平均は後場も上げ幅をじりじりと広げ、3月29日以来の40000円台回復となった。大引けの日経平均は前日比443.63円高(+1.12%)の40074.69円となった。東証プライム市場の売買高は18億5011万株。売買代金は4兆5345億円。業種別では、海運業、鉱業、保険業、精密機器、証券・商品先物取引業などが上昇した一方、パルプ・紙、鉄鋼の2セクターのみ下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は52%、対して値下がり銘柄は43%となっている。日経平均採用銘柄では、コンテナ船市況の上昇が引き続き材料視されて、川崎汽船<9107>の上昇が目立つほか、長期金利の指標となる新発10年物国債利回りが1.08%台で推移したことから、T&Dホールディングス<8795>、MS&AD<8725>、第一生命HD<8750>、東京海上HD<8766>、大和証G<8601>、野村HD<8604>、三菱UFJ<8306>など金融株が総じて上昇。このほか、ミネベアミツミ<6479>、三菱重工<7011>、HOYA<7741>、メルカリ<4385>が買われた。一方、エヌビディア株の上げ一服などを受けて、ソシオネクスト<6526>、レーザーテック<6920>など半導体株の一角がさえない。このほか、住友ファーマ<4506>、サッポロHD<2501>、高島屋<8233>、エーザイ<4523>、ニトリホールディングス<9843>、DIC<4631>が下落した。 <FA> 2024/07/02 15:30 相場概況 日経平均は小幅続伸、保険株上昇しTOPIXは年初来高値を更新 *15:33JST 日経平均は小幅続伸、保険株上昇しTOPIXは年初来高値を更新 6月28日の米国株式市場は反落。ダウ平均は45.20ドル安(-0.12%)の39118.86、ナスダック指数は126.08ポイント安(-0.71%)の17732.60、S&P500は22.39ポイント安(-0.41%)の5460.48で取引を終了した。寄り付きはまちまち。5月PCE価格指数(コア)の鈍化を受けインフレ再加速への懸念が後退、FRBによる利下げ観測が強まり相場を支えたが、ダウは決算が失望されたスポーツ用品メーカーのナイキが重しとなり下げて始まった。6月ミシガン大消費者信頼感指数が予想を上回ったことを受けて上昇。ナスダックは一時、過去最高値を付ける場面があったが、最新の経済指標を消化した後は下落に転じ、主要株式指数は小幅に下落して取引を終えた。先週末の米国株は反落となったものの、警戒されたフランス下院選の結果が懸念していたほど極右政党が躍進しなかったことなどから欧州政情不安が和らぎ、東京市場は買い優勢で取引を開始した。日経平均は40000円に迫る水準まで上げ幅を広げる場面も見られたが、朝方の買い一巡後は静かな地合いとなった。一方、時価総額が大きい保険株が買われたことから、TOPIXは3月22日の終値ベースの年初来高値2813.22ポイントを上回った。大引けの日経平均は前営業日比47.98円高(+0.12%)の39631.06円となった。東証プライム市場の売買高は16億2884万。売買代金は3兆8632億円。業種別では、海運業、保険業、石油・石炭製品、鉄鋼、鉱業などが上昇した一方、精密機器、陸運業、非鉄金属、電気・ガス業、パルプ・紙業などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は48%、対して値下がり銘柄は48%となっている。日経平均採用銘柄では、第1四半期決算上振れで通期予想を上方修正したJフロント<3086>が大幅続伸したほか、高島屋<8233>も好業績で買い優勢となった。また、川崎汽船<9107>、商船三井<9104>、日本郵船<9101>など海運株も上昇。このほか、MS&AD<8725>、第一生命HD<8750>、T&Dホールディングス<8795>など保険株や、アマダ<6113>、オークマ<6103>、日本製鋼所<5631>が買い優勢となった。一方、レーザーテック<6920>がCFO交代に伴い思惑的な売りが膨らんだほか、足元値を戻していた住友ファーマ<4506>は短期的な売りに押された。このほか、レゾナックHD<4004>、テルモ<4543>、フジクラ<5803>、日産化学<4021>、アルプスアルパイン<6770>、オリンパス<7733>もさえない。 <FA> 2024/07/01 15:33 相場概況 日経平均は反発、金融株買われTOPIXは年初来高値を一時更新 *15:30JST 日経平均は反発、金融株買われTOPIXは年初来高値を一時更新 27日の米国株式市場は小幅続伸。ダウ平均は36.26ドル高(+0.09%)の39164.06、ナスダック指数は53.53ポイント高(+0.30%)の17858.68、S&P500は4.97ポイント高(+0.09%)の5482.87で取引を終了した。寄り付きは下落。マイクロンやウォルグリーン・ブーツ・アライアンスなど、さえない企業決算が投資家心理を冷やした。米連邦準備制度理事会(FRB)が重視する5月PCE価格指数の発表を控え様子見姿勢が続いているが、マイクロンの見通しが物足りなかったことでAIブームの持続力に懐疑的な見方が生じ、エヌビディアなど半導体銘柄が売られた。一方、前日に時価総額が2兆ドルに達したアマゾン・ドット・コムやアップルなど大手ハイテク株には買いが続き、相場を支えた。米国株上昇を受けて、東京市場はハイテク株中心に買い優勢で取引を開始した。日経平均は39500円台でスタートするとじりじりと上昇し、26日につけた戻り高値とほぼ同じ39783.70円まで上げ幅を広げる場面も見られた。買い一巡後は、今晩の米経済指標や週末のフランス下院選などを見極めたいとするムードが強まったことで上値は重くなった。なお、引き続き時価総額が大きい金融株が買われたことなどから、TOPIXは3月22日の年初来高値2813.22ポイント(終値ベース)を一時更新した。大引けの日経平均は前日比241.54円高(+0.61%)の39583.08円となった。東証プライム市場の売買高は17億1853万株、売買代金は4兆2833億円。業種別では、保険業、銀行業、海運業、鉱業、その他金融業などが上昇した一方、食料品、空運業、電気・ガス業、非鉄金属、水産・農林業などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は40%、対して値下がり銘柄は56%となっている。日経平均採用銘柄では、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>、ソフトバンクグループ<9984>など半導体関連銘柄の一角が買われたほか、MS&AD<8725>、三菱UFJ<8306>、T&Dホールディングス<8795>、東京海上HD<8766>、三井住友FG<8316>、しずおかFG<5831>など金融株の上げも目立った。このほか、住友ファーマ<4506>、荏原製作所<6361>、IHI<7013>が買われた。一方、証券会社によるレポートがネガティブ視されて日野自動車<7205>が売られたほか、資生堂<4911>、花王<4452>、ニデック<6594>、オムロン<6645>など足元構造改革などを実施している銘柄の下げがやや目立った。このほか、シャープ<6753>、日立<6501>、NEC<6701>、京セラ<6971>が売られた。 <FA> 2024/06/28 15:30 相場概況 日経平均は4日ぶりに反落、配当落ちや前日の上昇に対する反動が影響 *15:30JST 日経平均は4日ぶりに反落、配当落ちや前日の上昇に対する反動が影響 26日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は15.64ドル高(+0.04%)の39127.80、ナスダック指数は87.50ポイント高(+0.49%)の17805.16、S&P500は8.60ポイント高(+0.16%)の5477.90で取引を終了した。長期金利の上昇が重しとなり、寄り付きは下落。前日の米連邦準備制度理事会(FRB)の高官が相次いで利下げを急がない姿勢を示したことで利下げ期待が後退した。FRBが重視するPCE価格指数の発表を週末に控え慎重ムードが広がる中、AIをめぐる期待を背景にハイテク株が底堅く推移し、相場を支えた。前日の大幅高の反動などから、東京市場は売り優勢で取引を開始した。長期金利の指標となる新発10年物国債利回りが一時1.080%まで上昇したことで金融株は買われたが、ハイテク株中心に下落する地合いに。6月期もしくは12月期決算銘柄の配当落ちの影響もあり、日経平均は前日比1%ほど下落したが、5月から6月の上値抵抗水準である39200円処では下げ止まった。大引けの日経平均は前日比325.53円安(-0.82%)の39341.54円となった。東証プライム市場の売買高は16億2759万株、売買代金は3兆9859億円。業種別では、鉱業、ゴム製品、証券・商品先物取引業、食料品、卸売業などが下落した一方、保険業、鉄鋼、パルプ・紙、銀行業、建設業などが上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は54%、対して値下がり銘柄は41%となっている。日経平均採用銘柄では、配当権利落ちなどが影響してJT<2914>、キヤノン<7751>が下落したほか、前日の大幅高の反動から東京エレクトロン<8035>、住友ファーマ<4506>が売られた。このほか、スクリーンHD<7735>、第一三共<4568>、キーエンス<6861>、ファーストリテ<9983>、キッコーマン<2801>がさえない。一方、日立<6501>が上昇し、時価総額でソニーグループ<6758>を上回ったほか、長期金利上昇が材料視されて、しずおかフィナンシャルグループ<5831>、T&Dホールディングス<8795>、三菱UFJ<8306>など金融株の上げが目立った。このほか、IHI<7013>、三菱重工<7011>、三井金属<5706>が買われた。 <FA> 2024/06/27 15:30 相場概況 日経平均は大幅高で3日続伸、半導体株高や先物主導で一時39700円台まで上昇 *15:30JST 日経平均は大幅高で3日続伸、半導体株高や先物主導で一時39700円台まで上昇 25日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は299.05ドル安(-0.76%)の39112.16、ナスダック指数は220.84ポイント高(+1.26%)の17717.65、S&P500は21.43ポイント高(+0.39%)の5469.30で取引を終了した。寄り付きはまちまち。6月消費者信頼感指数の低下を受けた景気の先行きへの警戒感や、米連邦準備制度理事会(FRB)当局者が相次いで利下げに慎重姿勢を見せたことが相場の重しとなった。半導体エヌビディアの反発は投資家心理を支え、半導体やAI銘柄にも買いが入りナスダックは上昇。エヌビディアは直近高値から10%超下落し、調整局面入りとなっていたが、値ごろ感もあったもよう。ナスダック上昇やフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が前日比1.78%上昇したことなどから、東京市場はハイテク株中心に買い優勢で取引を開始。日経平均は値がさ半導体株に引っ張られたほか、断続的な先物買いなどを材料に39788.63円台まで上げ幅を拡大する場面が見られた。取引時間中としては4月12日以来の39700円水準まで上昇し、上値抵抗水準と見られていた39200円を上放れる恰好となった。大引けの日経平均は前日比493.92円高(+1.26%)の39667.07円となった。東証プライム市場の売買高は15億7703万株、売買代金は4兆2538億円。業種別では、電気機器、サービス業、医薬品、精密機器、証券・商品先物取引業などが上昇した一方、石油・石炭製品、海運業、ゴム製品、輸送用機器、鉄鋼などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は59%、対して値下がり銘柄は35%となっている。日経平均採用銘柄では、27年3月期を最終年度とする新中期経営計画を発表したアドバンテスト<6857>が大幅高となったほか、人員削減報道があった住友ファーマ<4506>が買われた。また、前日下落した東京エレクトロン<8035>、スクリーンHD<7735>など半導体関連の一角が上昇。大成建設<1801>、大林組<1802>は一部証券会社のレポートが材料視されて買われた。このほか、ディスコ<6146>、三越伊勢丹HD<3099>、レゾナックHD<4004>が上昇。一方、前日上昇の反動からトヨタ自<7203>、マツダ<7261>など自動車関連がさえないほか、資源価格がさえないことからENEOSホールディングス<5020>、出光興産<5019>が売られた。また、国内証券会社のレポートで「短期はボックス圏」と指摘されたことから、日本郵船<9101>、商船三井<9104>など海運セクターもややさえない。 <FA> 2024/06/26 15:30 相場概況 日経平均は続伸、金融株が指数をけん引し39000円台を回復 *15:30JST 日経平均は続伸、金融株が指数をけん引し39000円台を回復 24日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は260.88ドル高(+0.67%)の39411.21、ナスダック指数は192.54ポイント安(-1.09%)の17496.82、S&P500は16.75ポイント安(-0.31%)の5447.87で取引を終了した。材料が乏しい中、寄り付きはまちまち。銀行やエネルギーなど、景気敏感株や出遅れ感のある銘柄への買いが支えたダウは終日堅調に推移。一方、先週に続きエヌビディアなど半導体銘柄の売りが重しとなったナスダックは下落した。米国株が高安まちまちだったことから、東京市場は小動きで取引を開始した。寄付き後は、米ハイテク株安で半導体関連銘柄は弱い動きとなったが、長期金利の指標となる新発10年物国債利回りが0.995%まで上昇したことなどから金融株が上昇。時価総額が大きい銘柄が買われたことで、相対的にTOPIXが強い動きを見せた一方、日経平均もじりじりと上昇。後場も上げ幅を広げ、39000円台に乗せて取引を終えた。大引けの日経平均は前日比368.50円高(+0.95%)の39173.15円となった。東証プライム市場の売買高は15億4831万株、売買代金は3兆9594億円。全業種が上昇したなか、保険業、輸送用機器、銀行業、証券・商品先物取引業、鉱業の上げが目立った。東証プライム市場の値上がり銘柄は85%、対して値下がり銘柄は12%となっている。日経平均採用銘柄では、自動車保険の保険料引き上げが決定したことでMS&AD<8725>、SOMPOホールディングス<8630>、東京海上HD<8766>など損保株が上昇したほか、長期金利上昇を受けて、りそなホールディングス<8308>、コンコルディア・フィナンシャル<7186>、ふくおかフィナンシャルG<8354>、三井住友FG<8316>など金融株が総じて買われた。このほか、トヨタ自<7203>、IHI<7013>、日立<6501>も上昇。一方、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)やナスダック下落などを受けて、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>、ルネサスエレクトロニクス<6723>、ソフトバンクグループ<9984>など半導体株が下落。このほか、村田製作所<6981>、アルプスアルパイン<6770>、TDK<6762>、太陽誘電<6976>などアップル関連も総じて安い。 <FA> 2024/06/25 15:30 相場概況 日経平均は反発、円安を追い風に後場上げ幅を広げる場面も *15:30JST 日経平均は反発、円安を追い風に後場上げ幅を広げる場面も 21日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は15.57ドル高(+0.04%)の39150.33、ナスダック指数は32.23ポイント安(-0.18%)の17689.36、S&P500は8.55ポイント安(-0.16%)の5464.62で取引を終了した。寄り付きはまちまち。米国株関連オプションの満期日が集中する「トリプルウィッチング」で持ち高調整の売りが出た一方、出遅れ感のある銘柄などへの買いが支えた。ナスダックは前日に続き半導体のエヌビディアやマイクロン・テクノロジーが売られたことが重しとなった。先週末の米ハイテク株が安かったことから、東京市場はやや売り優勢で取引を開始した。日経平均は小安くスタートした後は下げ渋り、切り返す動き。引き続き薄商いではあったが、円安を材料に断続的な買いが先物に入ったとの観測も浮上し後場はじりじりと上げ幅を広げ、一時38900円台に乗せる場面も見られた。大引けの日経平均は前営業日比208.18円高(+0.54%)の38804.65円となった。東証プライム市場の売買高は13億8644万株、売買代金は3兆4666億円。業種別では、輸送用機器、医薬品、倉庫・運輸関連業、銀行業、情報・通信業などが上昇した一方、ゴム製品、非鉄金属、サービス業、鉱業、電気・ガス業などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は68%、対して値下がり銘柄は28%となっている。日経平均採用銘柄では、日本ハム<2282>、大塚ホールディングス<4578>が証券会社の投資判断引き上げを材料に買われたほか、円安ドル高を材料にトヨタ自<7203>、ホンダ<7267>など自動車株の一角もしっかり。このほか、中外製薬<4519>、アステラス製薬<4503>、塩野義製薬<4507>など製薬株も買われた。一方、グロース市場にアルバイト仲介アプリのタイミーが上場するとのことから競争激化が嫌気されてメルカリ<4385>が売られた。住友鉱山<5713>、出光興産<5019>など資源関連銘柄の一角が売られたほか、三越伊勢丹HD<3099>、ルネサスエレクトロニクス<6723>、安川電機<6506>、大成建設<1801>、ブリヂストン<5108>などがさえない。 <FA> 2024/06/24 15:30 相場概況 日経平均は4日ぶりに反落、方向感に乏しい地合い継続 *15:42JST 日経平均は4日ぶりに反落、方向感に乏しい地合い継続 20日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は299.90ドル高(+0.77%)の39134.76ドル、ナスダックは140.65ポイント安(-0.79%)の17721.59、S&P500は13.86ポイント安(-0.25%)の5473.17で取引を終了した。寄り付きはまちまち。新規失業保険申請件数の減少を受けた金利の上昇が嫌気された一方、住宅着工件数やフィラデルフィア連銀製造業景況指数が経済の減速を示し、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測が支えとなった。ナスダックは朝方過去最高値を付けたが、午後に入り軟調に推移。株価指数先物と株価指数オプション、個別株オプションの満期日が重なるトリプルウィッチングを21日に控え、連日上昇を続けていたエヌビディアを中心に売られた。米ハイテク株の下落を受けて、東京市場はやや売り優勢で取引を開始した。寄り付き後の日経平均は一時切り返す場面も見られたが、手掛かり材料難のなか積極的な買いは入らず失速。日経平均、TOPIXともに前日終値水準でのもみ合い推移と方向感に乏しい地合いとなった。大引けの日経平均は前日比36.55円安(-0.09%)の38596.47円となった。東証プライム市場の売買高は20億4499万株、売買代金は5兆2859億円。業種別では、倉庫・運輸関連業、電気・ガス業、不動産業、ガラス・土石製品、電気機器などが下落した一方、海運業、保険業、陸運業、パルプ・紙、証券・商品先物取引業などが上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は40%、対して値下がり銘柄は55%となっている。日経平均採用銘柄では、ナスダックの下落を受けて、足元買われていたTDK<6762>、アドバンテスト<6857>、信越化学<4063>、日東電工<6988>が下落したほか、株主総会での孫正義氏の発言が嫌気されてソフトバンクグループ<9984>も弱い動き。このほか、塩野義製薬<4507>、古河電工<5801>、あおぞら銀行<8304>が売られた。一方、タイ発電公社とのバイオマス燃焼試験検討が材料視されてIHI<7013>が買い優勢となったほか、川崎汽船<9107>、商船三井<9104>、日本郵船<9101>な海運株がしっかり。このほか、住友鉱山<5713>、住友ファーマ<4506>、大塚ホールディングス<4578>、資生堂<4911>が買われた。 <FA> 2024/06/21 15:42 相場概況 日経平均は3日続伸、商い閑散のなか時間外の米国株上昇で切り返す展開に *15:30JST 日経平均は3日続伸、商い閑散のなか時間外の米国株上昇で切り返す展開に 19日の米国株式市場は、「奴隷解放記念日(ジューンティーンス)」の祝日のため休場。ドル・円は積極的な売買は手控えられたが、ドルは底堅く推移欧米市場では157円70銭台から158円台まで上昇後、この水準を維持した。米国市場休場で材料難のなか、東京市場は売り優勢で取引を開始した。目立った売買材料は観測されていないが、足元の日本株の上値の重さを嫌気した売りが入りニデック<6594>、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>などTOPIXコア30銘柄が弱含む展開となった。ただ、後場、時間外の米国株先物がやや買われたことなどが材料視されて225先物などが買戻される地合いに。日経平均は、後場切り返す展開となったが、プライム市場の売買代金は今年最低水準となった。大引けの日経平均は前日比62.26円高(+0.16%)の38633.02円となった。東証プライム市場の売買高は13億1087万株、売買代金は3兆1756億円。業種別では、空運業、鉱業、医薬品、繊維製品、倉庫・運輸関連業などが上昇した一方、海運業、証券・商品先物取引業、不動産業、食料品、銀行業などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は45%、対して値下がり銘柄は51%となっている。日経平均採用銘柄では、三菱自動車<7211>が続伸したほか、いすゞ自動車<7202>も上昇。このほか、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、信越化学<4063>など半導体株の一角が買われた。また、日東電工<6988>、村田製作所<6981>、TDK<6762>などアップル関連銘柄の一角が上昇。日経平均採用銘柄以外では、物いう株主エフィッシモの買い増しが明らかとなったサンケン電気<6707>が大幅高となった。一方、三菱地所<8802>、三井不動産<8801>など不動産銘柄の一角が売られたほか、京成電鉄<9009>も引き続き売り優勢となった。このほか、サッポロホールディングス<2501>、フジクラ<5803>、川崎重工<7012>が弱かった。日経平均採用銘柄以外では、FPパートナー<7388>が下げ止まらない。 <FA> 2024/06/20 15:30 相場概況 日経平均は続伸、米国株高受けて買われるも上値の重さは変わらず *15:30JST 日経平均は続伸、米国株高受けて買われるも上値の重さは変わらず 18日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は56.76ドル高(+0.15%)の38834.86ドル、ナスダックは5.21ポイント高(+0.03%)の17862.23、S&P500は13.80ポイント高(+0.25%)の5487.03で取引を終了した。5月小売売上高の結果が利下げを正当化するとの見方に寄り付き後、上昇。同時に、景気への懸念も広がり相場は伸び悩んだ。ハイテクは過去最高値付近からの利益確定売りも目立ったが、長期金利の低下が支援し、相場は終日底堅く推移。ナスダックは7営業日連続で過去最高値を更新し終了した。米国株上昇を材料に、東京市場は買い優勢で取引を開始した。寄り付き後の日経平均は38797.97円まで上昇するなど、週初の大幅安をほぼ取り戻す格好に。買い一巡後は、東京エレクトロン<8035>が前日比マイナス圏での推移となったことで、日経平均も上値が重くなり、25日移動平均線水準を下回って取引を終えた。商いは少なくプライム市場の売買代金は今年最低水準の3.3兆円に留まった。大引けの日経平均は前日比88.65円高(+0.23%)の38570.76円となった。東証プライム市場の売買高は13億6219万株、売買代金は3兆3474億円。業種別では、保険業、輸送用機器、不動産業、陸運業、サービス業などが上昇した一方、海運業、石油・石炭製品、小売業、繊維製品、食料品などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は62%、対して値下がり銘柄は34%となっている。日経平均採用銘柄では、25年3月期の株主還元を拡大するとの報道を材料に三菱自動車<7211>が大幅高となったほか、三菱重工<7011>が証券会社のポジティブなレポート発表を受けて買い優勢となり年初来高値を更新。このほか、日東電工<6988>、TDK<6762>、太陽誘電<6976>などアップル関連が引き続き強い。一方、東京エレクトロンが失速したほか、スクリーンHD<7735>、ソシオネクスト<6526>が下げ幅を広げるなど半導体株は高安まちまち。このほか、インフォコム<4348>売却で業績を修正した帝人<3401>が売られた。資生堂<4911>、三越伊勢丹HD<3099>などインバウンド関連の一角がさえない。また、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>、日本郵船<9101>など海運株も売り優勢となった。 <FA> 2024/06/19 15:30 相場概況 日経平均は反発、欧州不安が和らぎ買戻し優勢に *15:30JST 日経平均は反発、欧州不安が和らぎ買戻し優勢に 17日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は188.94ドル高(+0.49%)の38778.10ドル、ナスダックは168.14ポイント高(+0.95%)の17857.02、S&P500は、41.63ポイント高(+0.77%)の5473.23で取引を終了した。フランス政局混乱を警戒した動きや、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げに慎重な姿勢を受け、寄り付き後、下落。その後、ソフトランディングを期待した買いに転じ、相場は終日堅調に推移した。終盤にかけて、上げ幅を拡大し、ナスダックは連日で過去最高値を更新し終了。欧州情勢の沈静化や米国市場上昇、昨日の大幅安の反動などを受けて、東京市場は買い優勢で取引を開始した。先物の買戻しなどを受けて日経平均は38500円水準まで値を戻したが、プライム市場の売買代金は3.4兆円と商いは閑散のまま。昨日同様、日経平均が1%ほど上下しても、積極的な売買は手控えられたままとなった。大引けの日経平均は前日比379.67円高(+1.00%)の38482.11円となった。東証プライム市場の売買高は14億1403万株、売買代金は3兆4100億円。業種別では、その他製品、海運業、精密機器、サービス業、化学などが上昇した一方、医薬品、電気・ガス業、卸売業、不動産業業、建設業などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は71%、対して値下がり銘柄は25%となっている。日経平均採用銘柄では、TDK<6762>、村田製作所<6981>、ミネベアミツミ<6479>などアップル関連銘柄の一角が買われたほか、スクリーンHD<7735>、東京エレクトロン<8035>、SUMCO<3436>など半導体株も堅調。また、三菱重工<7011>は証券会社の目標株価引き上げレポートが材料視されて上昇。このほか、DOWAホールディングス<5714>、日産化学<4021>、レゾナック・ホールディング<4004>が買われた。一方、武田薬品<4502>、協和キリン<4151>、エーザイ<4523>、第一三共<4568>など製薬セクターが総じて弱いほか、セブン&アイ・ホールディングス<3382>、味の素<2802>、日本ハム<2282>も売られた。このほか、伊藤忠<8001>、三菱商事<8058>など商社株もさえなかった。 <FA> 2024/06/18 15:30 相場概況 日経平均は大幅反落、欧州政治不安の高まりを受けて一時38000円割り込む *15:30JST 日経平均は大幅反落、欧州政治不安の高まりを受けて一時38000円割り込む 14日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は57.94ドル安(-0.15%)の38589.16ドル、ナスダックは21.32ポイント高(+0.12%)の17688.88、S&P500は2.14ポイント安(-0.04%)の5431.60で取引を終了した。利下げ期待を受けた買いが後退し、寄り付き後、下落。6月ミシガン大消費者信頼感指数が予想以上に落ち込んだため消費減速への懸念が重しとなり、相場は一段安となった。金利の低下やアドビの好決算を受けた買いで、ナスダックは終盤にかけてプラス圏を回復し5日連続で過去最高値を更新。ダウも下げ幅を縮小も下げを消せずまちまちで終了した。欧州政治不安などを受けて、東京市場は売り優勢で取引を開始した。日経平均は38440.98円で寄り付いた後は、下げ幅を拡大し一時38000円台を割り込む場面も見られた。一部では、日本銀行の金融政策決定会合の内容を見た海外投資家がまとまった先物売りを入れたとの指摘も。後場下げ幅を広げる場面も見られ、安値圏での買いは限定的となった。大引けの日経平均は前営業日比712.12円安(-1.83%)の38102.44円となった。東証プライム市場の売買高は15億7082万株、売買代金は3兆6272億円。業種別では、不動産業、石油・石炭製品、鉱業、非鉄金属、輸送用機器などが下落した一方、医薬品のみ上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は20%、対して値下がり銘柄は76%となっている。日経平均採用銘柄では、東京建物<8804>、住友不動産<8830>など不動産株が弱い。このほか、アドバンテスト<6857>、王子ホールディングス<3861>、リコー<7752>、日本製鋼所<5631>、スズキ<7269>、レゾナック・ホールディング<4004>と幅広い銘柄が売られた。一方、米アップルの上昇などを材料に太陽誘電<6976>が独歩高となり年初来高値を更新。このほか、住友ファーマ<4506>、ヤマトホールディングス<9064>、ニチレイ<2871>、エーザイ<4523>、鹿島建設<1812>が買われた。 <FA> 2024/06/17 15:30 相場概況 日経平均は3日ぶりに反発、日銀会合後に一時39000円乗せるも上値は重いまま *15:30JST 日経平均は3日ぶりに反発、日銀会合後に一時39000円乗せるも上値は重いまま 13日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は65.11ドル安(-0.17%)の38647.10ドル、ナスダックは59.12ポイント高(+0.34%)の17667.56、S&P500の12.71ポイント高(+0.23%)の5433.74で取引を終了した。利下げの行方が不透明で寄り付き後、まちまち。新規失業保険申請件数の増加で景気減速への懸念も浮上し、ダウは大きく下落に転じた。ナスダックは半導体ブロードコムの好決算を受けて同セクターの買いがけん引し、終日堅調に推移し、連日で過去最高値を更新。ダウは終盤にかけ下げ幅を縮小も下落を消せず、まちまちで終了した。米国株がまちまちのなか、6月限先物・オプション特別清算指数(SQ)算出に絡んだ売買がやや売りに傾いたとの観測から、東京市場は売り優勢で取引を開始した。寄付き後の日経平均は下げ幅を縮小し、前日終値水準でのもみ合いとなった。ランチタイムに日本銀行の金融政策決定会合の結果内容が伝わると、為替が円安に推移し、長期金利の指標となる新発10年物国債利回りが0.915%まで下落。後場入り後の日経平均は39000円台に乗せる場面も見られたが、上値の重さは変わらず、買いは続かなかった。なお、朝方に算出されたSQ値は38535.35円(速報値)と、下に一度もつけない「幻のSQ値」となった。大引けの日経平均は前日比94.09円高(+0.24%)の38814.56円となった。東証プライム市場の売買高は21億5662万株、売買代金は5兆3191億円。業種別では、海運業、石油・石炭製品、卸売業、不動産業、建設業などが上昇した一方、医薬品、銀行業、保険業、輸送用機器の4セクターのみ下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は86%、対して値下がり銘柄は12%となっている。日経平均採用銘柄では、一方、川崎汽船<9107>、商船三井<9104>、日本郵船<9101>と海運株がそろって反発したほか、三菱重工<7011>、フジクラ<5803>、ニデック<6594>も買い優勢となった。このほか、日銀会合の結果発表後に長期金利が低下したことから、三菱地所<8802>、住友不動産<8830、東京建物<8804>>など不動産株が後場上げ幅を拡大した。一方、トヨタ自<7203>、SUBARU<7270>、スズキ<7269>、いすゞ自動車<7202>など自動車関連の下げが目立ったほか、長期金利低下を受けて、りそなホールディングス<8308>、三菱UFJ<8306>、しずおかフィナンシャルグループ<5831>など銀行株が下げ幅を広げた。このほか、第一三共<4568>、エーザイ<4523>、レーザーテック<6920>、SUMCO<3436>も売られた。 <FA> 2024/06/14 15:30 相場概況 日経平均は続落、東エレク失速でマイナス圏での推移に *15:30JST 日経平均は続落、東エレク失速でマイナス圏での推移に 12日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は35.21ドル安(-0.09%)の38712.21ドル、ナスダックは264.89ポイント高(+1.53%)の17608.44、S&P500は45.71ポイント高(+0.85%)の5421.03で取引を終了した。予想を下回った5月消費者物価指数(CPI)を受け年内の利下げ期待を受けた買いに、寄り付き後は上昇。米連邦準備制度理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC)で、予想通り政策金利据え置きを決定も、メンバー予測(ドットチャート)で年内の利下げ予想が3回から1回に修正され金利が下げ止まると、ダウは下落に転じた。ナスダックは半導体関連が引き続き支援し終日堅調に推移し連日で過去最高値を更新、まちまちで終了。ナスダックの上昇を受けて、東京市場は買い優勢で取引を開始した。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)の大幅高を受けて、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>が上昇。値がさ半導体株の上昇が影響し、日経平均は前日比プラス圏でスタートしたが、買い一巡後の東京エレクトロンが失速。明日、日銀金融政策決定会合の結果発表を控えていることから様子見ムードが強まり、積極的な売買は手控えられた。大引けの日経平均は前日比156.24円安(-0.40%)の38720.47円となった。東証プライム市場の売買高は16億1802万株、売買代金は3兆9883億円。業種別では、電気・ガス業、保険業、鉄鋼、輸送用機器、非鉄金属などが下落した一方、機械、サービス業の2セクターのみ上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は16%、対して値下がり銘柄は81%となっている。日経平均採用銘柄では、長期金利の指標となる新発10年物国債利回りが低下したことから、T&Dホールディングス<8795>、SOMPOホールディングス<8630>、第一生命ホールディングス<8750>、東京海上HD<8766>など保険株の一角が売られた。このほか、アステラス製薬<4503>、エーザイ<4523>、住友化学<4005>、三菱電機<6503>がさえない。SOX指数の大幅高を受けて、ルネサスエレクトロニクス<6723>、アドバンテスト<6857>、ソフトバンクグループ<9984>など半導体株の一角が買われた。また、太陽誘電<6976>、村田製作所<6981>などアップル関連も買い優勢となった。このほか、アクティビストへの思惑から大日本印刷<7912>が後場一段高。 <FA> 2024/06/13 15:30 相場概況 日経平均は3日ぶりに反落、FOMC控え売り一巡後はこう着相場に *15:30JST 日経平均は3日ぶりに反落、FOMC控え売り一巡後はこう着相場に 11日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は120.62ドル安(-0.31%)の38747.42ドル、ナスダックは151.02ポイント高(+0.88%)の17343.55、S&P500は14.53ポイント高(+0.27%)の5375.32で取引を終了した。米連邦公開市場委員会(FOMC)や消費者物価指数(CPI)の発表を控え警戒感に売られ、寄り付き後から下落。ダウは商業用不動産などへの懸念に銀行セクターが重しとなり、終日、軟調に推移した。一方、ナスダックはアップルの上昇が支援し上昇に転じ終盤にかけて上げ幅を拡大。連日で過去最高値を更新した。米国株は高安まちまちだったが、今晩のFOMC声明発表を前に、東京市場は売り優勢で取引を開始した。週初からの上昇分を打ち消すような下げとなったが、ポジション調整が一巡した後は38800円水準でのもみ合いとなった。長期金利の指標となる新発10年物国債利回りが1.000%を割り込んだことで金融株の重しとなったが、日米中銀会合ウィークのなか、積極的な売りは手控えられ日経平均はこう着。プライム市場の売買代金は今年2番目の低水準となった。大引けの日経平均は前日比258.08円安(-0.66%)の38876.71円となった。東証プライム市場の売買高は15億127万株、売買代金は3兆3653億円。業種別では、パルプ・紙、証券・商品先物取引業、海運業、不動産業、精密機器などが下落した一方、石油・石炭製品、鉱業の2セクターのみ上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は37%、対して値下がり銘柄は57%となっている。日経平均採用銘柄では、新しい中期経営計画に対する物足りなさが先行し日本製鋼所<5631>が下落したほか、三菱地所<8802>、東京建物<8804>、三井不動産<8801>など不動産株の一角もさえない。このほか、東宝<9602>、第一三共<4568>、王子ホールディングス<3861>、レゾナック・ホールディング<4004>が下落した。一方、米アップル上昇が影響してTDK<6762>、日東電工<6988>、村田製作所<6981>、アルプスアルパイン<6770>、太陽誘電<6976>などアップル関連銘柄がそろって上昇。また、資源価格上昇を受けて、ENEOSホールディングス<5020>、出光興産<5019>、INPEX<1605>も買われた。このほか、あおぞら銀行<8304>、伊藤忠<8001>、レーザーテック<6920>が上昇した。 <FA> 2024/06/12 15:30 相場概況 日経平均は続伸、商い閑散ながら東エレクがけん引し75日線を突破 *15:30JST 日経平均は続伸、商い閑散ながら東エレクがけん引し75日線を突破 10日の米国株式市場は反発。ダウ平均は69.05ドル高(+0.18%)の38868.04ドル、ナスダックは59.40ポイント高(+0.35%)の17192.53、S&P500は13.80ポイント高(+0.26%)の5360.79で取引を終了した。早期利下げ期待の後退で売られ、寄り付き後、下落。同時に、ソフトランディング期待が下値を支えさらに、アップルのイベントでの新人工知能(AI)機能発表を期待したハイテクの買いが相場を押し上げ、上昇に転じた。今週予定されている5月の消費者物価指数(CPI)の発表や、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え様子見気配が強まったが、プラス圏は維持。ナスダックは過去最高値を更新し終了した。米国株の上昇を受けて、東京市場は買い優勢で取引を開始した。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が前日比1%超上昇したことも影響して東エレク<8035>が上昇し、日経平均をけん引。日経平均は寄付き後、一時39336.66円まで上昇する場面も見られ、一日を通して75日移動平均線(39018円水準)を上回った。もっとも、日米中銀ウィークを迎えていることから積極的な売買は手控えられ、プライム市場の売買代金は3営業日連続4兆円割れとなった。大引けの日経平均は前日比96.63円高(+0.25%)の39134.79円となった。東証プライム市場の売買高は13億7719万株、売買代金は3兆5422億円。業種別では、機械、精密機器、非鉄金属、パルプ・紙、石油・石炭製品などが上昇した一方、海運業、証券・商品先物取引業、空運業、倉庫・運輸関連業、陸運業などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は33%、対して値下がり銘柄は61%となっている。日経平均採用銘柄では、証券会社のポジティブなレポートを材料に、古河電工<5801>、住友電工<5802>、フジクラ<5803>と電線大手が上昇したほか、東エレク、アドバンテスト<6857>が買われた。このほか、中外製薬<4519>、太陽誘電<6976>、荏原製作所<6361>、三菱重工<7011>、清水建設<1803>が上昇した。一方、米FDA諮問委員会で、米イーライリリーが開発したアルツハイマ―型認知症治療薬「ドナネマブ」を承認するように全会一致で勧告と伝わっており、競合薬の登場に警戒感が先行しエーザイ<4523>が売られた。このほか、大和証G<8601>、野村<8604>、しずおかFG<5831>など金融株もさえない。また、三菱電機<6503>、三井化学<4183>、シャープ<6753>、村田製作所<6981>も売られた。 <FA> 2024/06/11 15:30 相場概況 日経平均は反発、円安や金利上昇を材料に39000円台回復 *15:30JST 日経平均は反発、円安や金利上昇を材料に39000円台回復 7日の米国株式市場は下落。ダウ平均は87.18ドル安(-0.22%)の38798.99ドル、ナスダックは39.99ポイント安(-0.23%)の17133.13、S&P500は5.97ポイント安(-0.11%)の5346.99で取引を終了した。5月雇用統計が想定以上に強く早期利下げ期待を受けた買いが後退し、寄り付き後、下落。同時に、経済に楽観的な期待も広がり、一時上昇する局面もあったが、長期金利上昇を嫌気した売りに押され、相場は下落で終了した。米国株は下落したものの、為替の円安推移などを材料に東京市場はやや買い優勢で取引を開始した。長期金利の指標となる新発10年物国債利回りが1.0%台に乗せたことなどから、時価総額が大きい金融株も上昇。日経平均は寄付きからじりじりと上げ幅を広げ、39000円台を回復。終値ベースでもこの水準を維持して取引を終えたが、プライム市場の売買代金は今年最低となった。大引けの日経平均は前営業日比354.23円高(+0.92%)の39038.16円となった。東証プライム市場の売買高は13億2952万株、売買代金は3兆3195億円。業種別では、保険業、石油・石炭製品、倉庫・運輸関連業、非鉄金属、輸送用機器などが上昇した一方、海運業のみ下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は80%、対して値下がり銘柄は17%となっている。日経平均採用銘柄では、長期金利上昇を受けてSOMPOホールディングス<8630>、第一生命ホールディングス<8750>、T&Dホールディングス<8795>、東京海上HD<8766>など保険株の上昇が目立った。また、ソシオネクスト<6526>、SUMCO<3436>、レーザーテック<6920>など半導体の一角も堅調。このほか、シャープ<6753>、日立<6501>、荏原製作所<6361>、富士通<6702>が買われた。一方、証券会社のネガティブなレポートを受けて花王<4452>が売られたほか、日本郵船<9101>、川崎汽船<9107>、商船三井<9104>など船株も弱い。このほか、積水ハウス<1928>、日本取引所グループ<8697>、アステラス製薬<4503>、大成建設<1801>が売られた。 <FA> 2024/06/10 15:30 相場概況 日経平均は小幅反落、雇用統計前で模様眺め強く25日線水準でのもみ合い *15:30JST 日経平均は小幅反落、雇用統計前で模様眺め強く25日線水準でのもみ合い 6日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は78.84ドル高(+0.20%)の38886.17ドル、ナスダックは14.78ポイント安(-0.09%)の17173.12、S&P500は1.07ポイント安(-0.02%)の5352.96で取引を終了した。週次新規失業保険申請件数が予想を上回ったため利下げ期待を受けた買いが続き、寄り付き後、上昇。雇用統計の発表を7日に控え、警戒感に利益確定売りが上値を抑制したがダウは底堅く推移した。ナスダックはエヌビディアが伸び悩んだことが重しとなり、終日軟調に推移。相場はまちまちで終了。米国株が高安まちまちだったものの、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が弱かったことから、東京市場はやや売り優勢で取引を開始した。日経平均は前日比マイナス圏でスタートした後は、一時切り返すなど下への動きは強まらず。米雇用統計発表を前に様子見姿勢は強く、25日移動平均線が位置する38600円を挟んだもみ合い相場となった。大引けの日経平均は前日比19.58円安(-0.05%)の38683.93円となった。東証プライム市場の売買高は13億4640万株、売買代金は3兆4623億円。業種別では、電気・ガス業、輸送用機器、証券・商品先物取引業、石油・石炭製品、陸運業などが下落した一方、非鉄金属、サービス業、化学、海運業、鉱業などが上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は57%、対して値下がり銘柄は38%となっている。日経平均採用銘柄では、肥満症治療薬のフェーズ2試験結果が嫌気されたことで、塩野義製薬<4507>が急落したほか、証券取引等監視委員会が処分勧告を検討と報じられたことで三菱UFJ<8306>も売られた。このほか、米ハイテクが軟調だったことでルネサスエレクトロニクス<6723>、アドバンテスト<6857>、ニデック<6594>、ソニーグループ<6758>が下落した。一方、空売りファンドに対する反論実施が材料視されてレーザーテック<6920>が大幅反発したほか、証券会社レポートが材料視されて、日東電工<6988>、Jフロント<3086>、フジクラ<5803>が買われた。また、T&Dホールディングス<8795>、SOMPOホールディングス<8630>など保険株も上昇したほか、メルカリ<4385>、楽天グループ<4755>がしっかり。 <FA> 2024/06/07 15:30 相場概況 日経平均は3日ぶり反発、39000円の壁に跳ね返されるが25日線は維持 *15:30JST 日経平均は3日ぶり反発、39000円の壁に跳ね返されるが25日線は維持 5日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は96.04ドル高(+0.25%)の38807.33ドル、ナスダックは330.86ポイント高(+1.96%)の17187.91、S&P500は62.69ポイント高(+1.18%)の5354.03で取引を終了した。民間部門のADP雇用統計で伸びが予想を下回ったため早期利下げ期待を受けた買いが先行し、寄り付き後、上昇。その後発表されたISM非製造業景況指数が予想以上に成長域に改善したため長期金利の上昇に連れダウは下落に転じたが、根強い年内の利下げ期待を受けた買いに終盤にかけて、再び上昇。ナスダックは半導体エヌビディアの続伸が連日で指数を押し上げ、終日堅調に推移し、過去最高値で終了した。ナスダックの大幅高を受けて、東京市場はハイテク株を中心に買い優勢で取引を開始した。日経平均は上げ幅を拡大し一時39000円台を回復。買い一巡後は、39000円の壁に跳ね返されて上げ幅を縮小したが、下げが目立っていた海運株や、値がさ半導体株などが買われたことで、25日移動平均線を上回ったまま取引を終えた。大引けの日経平均は前日比213.34円高(+0.55%)の38703.51円となった。東証プライム市場の売買高は16億5286万株、売買代金は4兆2683億円。業種別では、海運業、証券・商品先物取引業、石油・石炭製品、非鉄金属、電気・ガス業などが上昇した一方、サービス業、不動産業、繊維製品、空運業、ゴム製品などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は36%、対して値下がり銘柄は59%となっている。日経平均採用銘柄では、ソフトバンクグループ<9984>が、モノいう株主「エリオット・マネジメント」による大量保有及び自社株を買い要求と報じられたことで買われた。また、ナスダックの史上最高値更新やエヌビディア上昇を材料に、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、ルネサスエレクトロニクス<6723>など半導体株が上昇。このほか、一部証券会社のポジティブなレポートを材料にクレディセゾン<8253>も買われた。一方、空売り専門ファンドであるスコーピオングループによるレポートが引き続きネガティブ視されてレーザーテック<6920>が売り優勢となったほか、アルプスアルパイン<6770>の下げが目立った。このほか、住友ファーマ<4506>、オムロン<6645>、京セラ<6971>、エーザイ<4523>、ニトリホールディングス<9843>が下落した。 <FA> 2024/06/06 15:30 相場概況 日経平均は続落、金利低下で金融株が下落し25日線下回る *15:35JST 日経平均は続落、金利低下で金融株が下落し25日線下回る 4日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は140.26ドル高(+0.36%)の38711.29ドル、ナスダックは28.38ポイント高(+0.17%)の16857.05、S&P500は7.94ポイント高(+0.15%)の5291.34で取引を終了した。景気や金利を巡る不透明感に、寄り付き後はまちまち。そののち発表されたJOLT求人件数が予想を下回り9月の利下げ期待が再燃すると、相場は上昇に転じた。ナスダックは利益確定売りと、金利低下に伴う買いが交錯したが、終盤にかけて、半導体のエヌビディアが一段高となるに連れて上昇。相場は上げ幅を拡大し終了した。米国株は上昇したものの、為替の円高進行などが嫌気されて、東京市場は売り優勢で取引を開始した。日経平均は寄付き後に38343.98円まで下げ幅を拡大。売り一巡後は、金利低下を好感した不動産株の上昇などを支えに一段安は回避したが、25日移動平均線を下回って取引を終えた。大引けの日経平均は前日比347.29円安(-0.89%)の38490.17円となった。東証プライム市場の売買高は17億1743万株、売買代金は4兆6224億円。業種別では、保険業、鉱業、鉄鋼、海運業、非鉄金属などが下落した一方、医薬品、不動産業、情報・通信業、電気・ガス業、精密機器などが上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は22%、対して値下がり銘柄は75%となっている。日経平均採用銘柄では、前日に上場来高値を更新したリクルートHD<6098>、三越伊勢丹HD<3099>が利益確定売りに押されたほか、金融株や、川崎汽船<9107>、川崎重工業<7012>、三菱電機<6503>が売られた。また、レーザーテック<6920>は一部SNSで公開されたレポートが話題となり大幅安となった。一方、為替が一時154円半ばまで円高ドル安が進行したことで、ニチレイ<2871>、ニトリホールディングス<9843>、セブン&アイHD<3382>など小売関連が上昇したほか、5月の月次売上高が材料視されてファーストリテ<9983>もしっかり。また、日米金利低下を受けて、三井不動<8801>、東急不動産HD<3289>など不動産株も買われた。大引けにかけて、米エリオットが自社株買いを要求と報じられたソフトバンクG<9984>が急伸した。 <FA> 2024/06/05 15:35 相場概況 日経平均は3日ぶりに反落、金融株下落も25日線がサポートに *15:30JST 日経平均は3日ぶりに反落、金融株下落も25日線がサポートに 3日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は115.29ドル安(-0.30%)の38571.03ドル、ナスダックは93.65ポイント高(+0.56%)の16828.67、S&P500は5.89ポイント高(+0.11%)の5283.40で取引を終了した。5月ISM製造業景況指数が予想外に悪化したほか、支払い価格も下落し利下げ期待に買われ、寄り付き後、上昇。その後、ダウは景気減速懸念が台頭し、売りに転じ、終日軟調に推移した。一方、ナスダックは半導体のエヌビディアの回復や金利先安観を受けた買いに底堅く推移し相場を支え、まちまちで終了。米国株は高安まちまちだったものの、為替が一時1ドル155円台をつけるなど前日の大引け時点より1円超円高に振れたことが嫌気されて、東京市場は売り優勢で取引を開始。日経平均は下げ幅を300円超まで広げる場面が見られた。売り一巡後は、25日移動平均線が位置する38552円水準が下値支持線として意識されて下げ止まったが、終始マイナス圏での推移となった。大引けの日経平均は前日比85.57円安(-0.22%)の38837.46円となった。東証プライム市場の売買高は17億486万株、売買代金は4兆2702億円。業種別では、鉱業、石油・石炭製品、保険業、電気・ガス業、銀行業などが下落した一方、その他製品、サービス業、不動産業、空運業、倉庫・運輸関連業などが上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は48%、対して値下がり銘柄は48%となっている。日経平均採用銘柄では、原油価格の下落を受けて、INPEX<1605>、ENEOSホールディングス<5020>、出光興産<5019>が下落した。また、SOMPOホールディングス<8630>、千葉銀行<8331>、ふくおかフィナンシャルHD<8354>、りそなホールディングス<8308>、東京海上HD<8766>など足元買われていた金融株が弱い。一方、リクルートHD<6098>が上場来高値を更新したほか、メルカリ<4385>、ネクソン<3659>が上昇。また、住友ファーマ<4506>のリバウンドも継続。このほか、ヤマハ<7951>、富士通<6702>、古河電工<5801>、ソニーグループ<6758>、三菱重工業<7011>が買われた。 <FA> 2024/06/04 15:30 相場概況 日経平均は大幅続伸、引き続き金融株が買われ一時39000円台回復 *15:30JST 日経平均は大幅続伸、引き続き金融株が買われ一時39000円台回復 5月31日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は574.84ドル高(+1.51%)の38686.32ドル、ナスダックは2.06ポイント安(-0.01%)の16735.02、S&P500は42.03ポイント高(+0.80%)の5277.51で取引を終了。4月コアPCE価格指数が予想通りとなったため年内の利下げ期待に買われ、寄り付き後、上昇。ダウは終日堅調に推移し、月末での調整、指数の入れ替えなどが影響し終盤にかけ上げ幅を拡大した。一方、ナスダックは半導体セクターの利益確定売りに押され大きく下落に転じたあと下げ幅を縮小した。米国株が高安まちまちだったものの、NYダウが強かったことなどから東京市場は買い優勢で取引を開始した。金融株が引き続き買われたことから日経平均はじりじりと上げ幅を拡大し、一時39000円台に乗せた。買い一巡後は、39000円より上を買い上げる投資家は引き続き不在だったことから上げ幅を縮小したが、75日移動平均線水準でのもみ合いとなった。大引けの日経平均は前営業日比435.13円高(+1.13%)の38923.03円となった。東証プライム市場の売買高は16億7604万株、売買代金は4兆1313億円。業種別では、証券・商品先物取引業、保険業、海運業、鉱業、倉庫・運輸関連業などが上昇した一方、電気・ガス業、輸送用機器、非鉄金属、金属製品、医薬品の5セクターが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は62%、対して値下がり銘柄は34%となっている。日経平均採用銘柄では、目立った材料は観測されていないが、足元年初来安値を更新していた住友ファーマ<4506>が引き続き買われたほか、一部レポートが材料視されて大成建設<1801>、メルカリ<4385>が上昇。このほか、大和証G<8601>、東京海上HD<8766>、MS&AD<8725>、コンコルディア・フィナンシャル<7186>など金融株の上げが目立った。一方、ソシオネクスト<6526>、ディスコ<6146>、レーザーテック<6920>など半導体関連の一角が弱いほか、古河電工<5801>、フジクラ<5803>と電線関連も売られた。また、認証不正問題で国交省の立ち入り検査実施が報じられたトヨタ自<7203>、マツダ<7261>は後場一段安。このほか、ニデック<6594>、レゾナック<4004>、ソフトバンクG<9984>がさえない。 <FA> 2024/06/03 15:30 相場概況 日経平均は4日ぶりに反発、9割超が上昇する全面高の地合いに *15:30JST 日経平均は4日ぶりに反発、9割超が上昇する全面高の地合いに 30日の米国株式市場は続落。ダウ平均は330.06ドル安(-0.86%)の38111.48ドル、ナスダックは183.50ポイント安(-1.08%)の16737.08、S&P500は31.47ポイント安(-0.60%)の5235.48で取引を終了した。セールスフォースの弱い決算を嫌気した売りが重しとなり、寄り付き後、下落。NY連銀のダドリー前総裁の見解を受け、一部で追加利上げを警戒した売りも強まり続落した。1-3月期国内総生産(GDP)が予想通り下方修正されたほか、個人消費も弱く、さらに31日に発表を控えるPCE価格指数を警戒した売りに、相場は終日軟調に推移。一方、ウィリアムズNY連銀総裁が講演で、利上げが自分の基本シナリオではないと指摘すると、売りが後退し相場は下げ止まった。米国株は下落したものの、セールスフォースによる影響が大きいことは既に織り込まれていたことから、東京市場は買い優勢で取引を開始した。日経平均は前日の下落に対する反動が先行し前日比プラス圏で推移。朝方、「政府が公務員年金など100兆円規模の公的マネーを積極運用に回す」と報じられたことも買い材料視された。値がさ半導体株の下落が日経平均の上値を抑えた一方、幅広い銘柄が買われる全面高の地合いとなったことでTOPIX優位の一日となった。なお、大引けでMSCI定期見直しに関するリバランスが入ったことから、プライム市場の売買代金は7.7兆円と、2022年4月の市場区分以降で最大の売買代金を記録した。大引けの日経平均は前日比433.77円高(+1.14%)の38487.90円となった。東証プライム市場の売買高は29億8398万株、売買代金は7兆7612億円。全業種が上昇したなか、証券・商品先物取引業、電気・ガス業、石油・石炭製品、不動産業、鉄鋼の上げが目立った。東証プライム市場の値上がり銘柄は91%、対して値下がり銘柄は7%となっている。日経平均採用銘柄では、金利上昇一服を受けて、三井不動産<8801>、三菱地所<8802>、東急不動産HD<3289>、東京建物<8804>など不動産株が買われたほか、大和証G<8601>、野村ホールディングス<8604>、りそなホールディングス<8308>、三井住友FG<8316>など金融株も上昇。このほか、住友ファーマ<4506>、東京電力HD<9501>、ヤマトホールディングス<9064>、IHI<7013>、京成電鉄<9009>も買われた。一方、米国市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が続落となったことから、東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>と半導体株の一角が売られた。また、オムロン<6645>、荏原製作所<6361>、ファナック<6954>、日本郵船<9101>もさえない。 <FA> 2024/05/31 15:30

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