相場概況ニュース一覧

相場概況 日経平均は反発、買い優勢で次第に上げ幅広げる *16:09JST 日経平均は反発、買い優勢で次第に上げ幅広げる 前日9日の米国株式市場は続伸した。利下げ期待を受けた買いが続くなか、労働統計局が発表した3月までの1年間の雇用者数の年次改定が想定以上に下方修正されたことを嫌気し、景気減速懸念に一時売りに転じた。ただ、同時に連邦準備制度理事会(FRB)の利下げを後押しするとの見方に再び上昇。インフレ指標や金利上昇が警戒されたが相場は終盤にかけて一段高となり、過去最高値を更新した。米株式市場の動向を横目に、本日の日経平均は反発して取引を開始した。前場は、米国市場からの追い風を受けつつも43700円付近で上値の重い展開となり、一段高の動きは乏しかった。ただ、買い手優位の状況は続いて、後場からじりじりと上げ幅を広げて本日高値付近で取引を終了した。米利下げ観測に加えて、国内では自民党総裁選を巡る思惑も引き続き意識された。そのほか、為替は概ね安定し、特段の変動は観測されなかった。 大引けの日経平均は前営業日比378.38円高の43837.67円となった。東証プライム市場の売買高は19億3865万株、売買代金は4兆4726億円だった。業種別では、非鉄金属や銀行業、情報・通信業、電気・ガス業などが買われる一方で、医薬品や輸送用機器、繊維製品、鉄鋼には下押し圧力がみられた。東証プライム市場の値上がり銘柄は50.5%、対して値下がり銘柄は44.7%となっている。 個別では、ソフトバンクG<9984>、アドバンテス<6857>、コナミG<9766>、フジクラ<5803>、トレンド<4704>、TDK<6762>、ソニーG<6758>、バンナムHD<7832>、住友電<5802>、ディスコ<6146>、東エレク<8035>、富士通<6702>、豊田通商<8015>、ニトリHD<9843>、ベイカレント<6532>、ZOZO<3092>などの銘柄が上昇。 一方、ファーストリテ<9983>、ダイキン<6367>、リクルートHD<6098>、デンソー<6902>、テルモ<4543>、トヨタ<7203>、KDDI<9433>、第一三共<4568>、信越化<4063>、エムスリー<2413>、花王<4452>、ホンダ<7267>、日東電<6988>、中外薬<4519>などの銘柄が下落。 <FA> 2025/09/10 16:09 相場概況 日経平均は反落、初の4万4000円台到達も利食い売り優勢 *16:00JST 日経平均は反落、初の4万4000円台到達も利食い売り優勢 前日8日の米国株式市場は反発。金利低下を好感して寄り付き後に上昇したものの、今週発表が予定される消費者物価指数や生産者物価指数の発表を控え、様子見ムードも強かった。労働市場の減速を背景に9月FOMCでの大幅利下げ期待が高まり、特にハイテク中心に下支えされ、ナスダックは最高値を更新して終了。米株市場を横目に、本日の日経平均は続伸して取引を開始した。寄り付き後は、新政権への政策期待が継続して上昇基調が強まり、取引時間中として初めて4万4000円台に乗せた。ただ、その後は過熱感から利益確定売りに押される場面が続き、上げ幅を縮小。後場中ごろからはマイナス圏に転落して、結果的に反落して取引を終了した。外国為替市場でドル円が前日比でやや円高に傾いたことも重石となった。 大引けの日経平均は前営業日比184.52円安の43459.29円となった。東証プライム市場の売買高は19億7977万株、売買代金は4兆7643億円だった。業種別では、非鉄金属、鉄鋼、鉱業などが下落した一方で、パルプ・紙、倉庫・運輸関連業、不動産業などが上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は38.0%、対して値下がり銘柄は58.8%となっている。 個別では、ソフトバンクG<9984>、塩野義<4507>、任天堂<7974>、ファーストリテ<9983>、TDK<6762>、日東電<6988>、味の素<2802>、フジクラ<5803>、オリンパス<7733>、ニトリHD<9843>、テルモ<4543>、キヤノン<7751>、武田<4502>、ダイキン<6367>、ファナック<6954>、富士フイルム<4901>、KDDI<9433>、住友電<5802>、京セラ<6971>、豊田通商<8015>などの銘柄が下落。 一方、アドバンテス<6857>、東エレク<8035>、ソニーG<6758>、中外薬<4519>、スズキ<7269>、スクリン<7735>、バンナムHD<7832>、住友不<8830>、大塚HD<4578>、三菱電<6503>、日立<6501>、ホンダ<7267>などの銘柄が上昇。 <FA> 2025/09/09 16:00 相場概況 日経平均は大幅続伸、買い優勢で高値圏で推移 *15:55JST 日経平均は大幅続伸、買い優勢で高値圏で推移 前週末5日の米国株式市場は軟調に推移。雇用統計を受け早期利下げ期待が強まり、寄り付き後、上昇。ただ、同時に予想を大幅に下回った結果で、景気後退入りを警戒した売りに押され、相場は下落に転じた。終日売り買いが交錯し、終盤にかけて下げ幅を縮小し、終了。米株式市場の動向を横目に、本日の日経平均は続伸して取引を開始した。前場は、7日に石破首相が辞任表明したことで財政拡張派の新政権誕生に期待する動きが強まり、買いが先行。ただ、43800円台に到達すると上値の重い展開となり、その後は大引けまで43600円台でもみ合う展開となった。政治の混乱で日銀が利上げに一段と慎重になるとの見方もあり、円安により輸出企業の業績が改善するとの期待も広がった。一方、高値圏では主力株に利益確定売りが出ており、来週に日米の中央銀行の金融政策決定会合を控えるなか、一段高の動きには期待しづらかった。 大引けの日経平均は前営業日比625.06円高の43643.81円となった。東証プライム市場の売買高は19億4793万株、売買代金は4兆4989億円だった。業種別では、その他製品、不動産業、非鉄金属、医薬品を筆頭にすべての業種が上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は77.7%、対して値下がり銘柄は17.8%となっている。 個別では、アドバンテ<6857>、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、富士電機<6504>、トヨタ<7203>、TDK<6762>、ソニーG<6758>、任天堂<7974>、ファナック<6954>、中外薬<4519>、住友不<8830>、大塚HD<4578>、日東電<6988>、味の素<2802>、ソシオネクスト<6526>などが上昇。 一方、コナミG<9766>、リクルートHD<6098>、ディスコ<6146>、アサヒ<2502>、良品計画<7453>、SMC<6273>、ミネベア<6479>、住友ファーマ<4506>、キーエンス<6861>、アルプスアル<6770>、東ガス<9531>などが下落。 <FA> 2025/09/08 15:55 相場概況 日経平均は続伸、米関税引き下げで自動車株などに買いが集中 *16:47JST 日経平均は続伸、米関税引き下げで自動車株などに買いが集中 4日の米国株式市場は上昇。弱い雇用関連指標を受け利下げ観測が一段と強まり、期待感に買われた。また、ISM非製造業景況指数が予想以上に上昇すると、成長への悲観的見方も後退し、上昇。NY連銀のウィリアムズ総裁がいずれ利下げが適切となるとの発言を受け、長期金利が一段と低下すると、終盤にかけ相場は上げ幅を拡大した。米国市場を横目に、日経平均は続伸して取引を開始した。円相場が引き続き円安・ドル高方向で安定して推移していることが東京市場で輸出株などの株価下支え要因となった。また、トランプ大統領の自動車関税の税率を計15%にする大統領令への署名の報道を受け、自動車関連や関連産業を中心に買いが進み、始値の水準を維持して大引けを迎えた。 大引けの日経平均は前日比438.48円高の43018.75円となった。東証プライム市場の売買高は19億6199万株、売買代金は4兆5583億円、業種別では精密機器、鉄鋼、ゴム製品などが値上がり率上位、空運業、石油・石炭製品、倉庫・運輸関連などが値下がり率上位となっている。東証プライム市場の値上がり銘柄は67.1%、対して値下がり銘柄は28.9%となっている。 個別では、アドバンテ<6857>、TDK<6762>、ファーストリテ<9983>、日東電<6988>、東エレク<8035>、HOYA<7741>、ニトリHD<9843>、京セラ<6971>、オリンパス<7733>、トヨタ<7203>、レーザーテク<6920>、良品計画<7453>などの銘柄が上昇。 一方、コナミG<9766>、リクルートHD<6098>、バンナムHD<7832>、KDDI<9433>、信越化<4063>、ヤマトHD<9064>、ソシオネクスト<6526>、ソニーG<6758>、ローム<6963>、メルカリ<4385>、大成建<1801>、キッコマン<2801>などの銘柄が下落。 <FA> 2025/09/05 16:47 相場概況 日経平均は大反発、半導体株を中心に買い優勢 *15:58JST 日経平均は大反発、半導体株を中心に買い優勢  3日の米国株式市場はまちまちの展開となった。求人件数の減少を受け、FRBの利下げ観測が強まったことや、反トラスト訴訟でアルファベットに対する規制が比較的軽い判断となったことが、ナスダックなどを下支えした。アルファベットとアップルが上昇基調を主導したことも好感された。米株式市場の動向を横目に、4日の日経平均は反発して取引を開始した。米アルファベットの訴訟に関連する懸念の後退などを受け、投資家のリスク選好が強まり、ハイテク関連を中心に医療・非鉄などの一部セクターに買いが見られた。また、為替市場では円安への振れが続いたものの寄付き直後の動きは限定的であった。需給面では、特に海外投資家の買い意欲が強く、終日を通して買い優勢の展開となった。 大引けの日経平均は前日比641.38円高の42,580.27円となった。東証プライム市場の売買高は18億7689万株、売買代金は4兆3217億円、業種別では銀行業、非鉄金属、保険業などが値上がり率上位となっており、鉱業、ゴム製品、化学などが値下がり率上位となっている。東証プライム市場の値上がり銘柄は69.5%、対して値下がり銘柄は26.9%となっている。 個別では、ソフトバンクG<9984>、アドバンテス<6857>、ファーストリテ<9983>、フジクラ<5803>、TDK<6762>、ソニーG<6758>、東エレク<8035>、中外薬<4519>、トヨタ<7203>、東京海上<8766>、HOYA<7741>、ダイキン<6367>、任天堂<7974>などの銘柄が上昇。 一方、ニデック<6594>、信越化<4063>、良品計画<7453>、コナミG<9766>、キーエンス<6861>、ファナック<6954>、キヤノン<7751>、ローム<6963>、ソシオネクスト<6526>、京セラ<6971>、浜ゴム<5101>、SMC<6273>などの銘柄が下落。 <FA> 2025/09/04 15:58 相場概況 日経平均は反落、後場に下げ幅広げる展開 *16:17JST 日経平均は反落、後場に下げ幅広げる展開 前日の米国株式市場は続落。連邦控訴裁判所によるトランプ政権の関税措置を無効とする判断を受け不透明感が強まったほか、さらに、主要先進国の財政問題悪化を警戒した他市場の流れに連れ安となる中、8月ISM製造業景況指数も予想を下回り景気減速を警戒した売りにも拍車がかかり、一段安となった。米株式市場の動向を横目に、本日の日経平均は反落して取引を開始した。前場は米金利や関税政策を巡る不透明感を嫌気しつつも、輸出関連や景気敏感株に対する押し目買いが先行。ただ、後場に入ると下げ幅を広げる展開となり、大引けにかけて下げ渋るも戻りは鈍く、終日マイナス圏で推移した。米長期金利が上昇するなか、国内でもリスク資産の株式の割高感が意識され、値がさ株を中心に売られた。米国の財政悪化の懸念が浮上するなか、自民党幹部の辞意表明を受けて政局の混迷が意識されており、買い材料には乏しい状況が続いた。 大引けの日経平均は前日比371.60円安の41938.89円となった。東証プライム市場の売買高は22億3610万株、売買代金は5兆79億円だった。業種別では、パルプ・紙やゴム製品、陸運業などが上昇した一方で、銀行業や保険業、海運業などは下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は45.7%、対して値下がり銘柄は51.3%となっている。 個別では、ファーストリテ<9983>、アドバンテス<6857>、フジクラ<5803>、ファナック<6954>、住友電<5802>、浜ゴム<5101>、HOYA<7741>、味の素<2802>、エーザイ<4523>、コナミG<9766>、リクルートHD<6098>、塩野義<4507>、第一三共<4568>などの銘柄が上昇。 一方、ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、東エレク<8035>、ダイキン<6367>、バンナムHD<7832>、良品計画<7453>、三菱重<7011>、中外薬<4519>、テルモ<4543>、アサヒ<2502>、KDDI<9433>、信越化<4063>、三菱商<8058>、日立<6501>、野村総合研究所<4307>、横河電<6841>、キッコマン<2801>などの銘柄が下落。 <FA> 2025/09/03 16:17 相場概況 日経平均は反発、一時マイナス圏に転落も持ち直す *16:32JST 日経平均は反発、一時マイナス圏に転落も持ち直す 前日1日の米国株式市場はレーバーデーの祝日で休場。2日の日経平均は110.84円高の42299.63円と反発して取引を開始した。寄付き直後は買いが先行し、主力株を中心に堅調な動きとなった。戻り待ちの売りに上値が重く、後場に入り下げ転換する場面もみられたが、売り一巡後は押し目買いも広がりプラス圏に再度浮上した。米国の金融政策への期待のほか、商社や海運などのバリュー株が多く含まれる業種の上昇が目立った。また、氷見野良三副総裁が北海道釧路市で開かれた道東地域金融経済懇談会で早期利上げに慎重姿勢崩さず、円売り・ドル買いが増えて1ドル=148円台まで円安方向に振れたことが追い風となった。 大引けの日経平均は前日比121.70円高の42310.49円となった。東証プライム市場の売買高は17億7733万株、売買代金は4兆9534億円だった。業種別では、卸売業、海運業、証券・商品先物取引業などが上昇した。一方で、機械、その他製品、サービス業などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は62.5%、対して値下がり銘柄は34.3%となっている。 個別では、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、コナミG<9766>、三菱商<8058>、三井物<8031>、アサヒ<2502>、伊藤忠<8001>、豊田通商<8015>、HOYA<7741>、キリンHD<2503>、エムスリー<2413>、京セラ<6971>、スズキ<7269>、味の素<2802>などの銘柄が上昇。 一方、ソフトバンクG<9984>、アドバンテス<6857>、ファナック<6954>、良品計画<7453>、バンナムHD<7832>、中外薬<4519>、ダイキン<6367>、メルカリ<4385>、イオン<8267>、ソニーG<6758>、OLC<4661>、リクルートHD<6098>、第一三共<4568>などの銘柄が下落。 <FA> 2025/09/02 16:32 相場概況 日経平均は大幅続落、国内でも半導体関連株が軟調推移 *15:54JST 日経平均は大幅続落、国内でも半導体関連株が軟調推移 前週末8月29日の米国株式市場は軟調に推移した。背景には、FRBが重視する7月のコアPCE価格指数が前年比で2.9%に上昇したことがある。寄付き後はドル買いが優勢となり売りが先行したが、その後発表されたシカゴ購買部協会景気指数(PMI)が予想以上に悪化し、さらにミシガン大学消費者マインド指数の確報値も市場予想を下回り、景況感の改善余地に対する懸念が強まった。米株市場の動向を横目に、1日の日経平均は続落して取引を開始した。為替が1ドル147円台半ばで推移する中、前引けにかけて下げ幅を広げた。後場からは一定の買い戻しの動きがみられて下げ幅をじりじりと縮小する展開となった。米中のAI半導体開発競争を巡る懸念から国内の半導体関連株が軟調に推移。需給面では、戻り売り圧力が強く、買い手控えムードが広がったことで、下落基調で推移した。そのほか、国内の長期金利は1.615%に上昇するなか、国内では自民党内で総裁選の前倒しを求める声が広がり石破首相の進退を巡る思惑がくすぶっていた。 大引けの日経平均は前営業日比529.68円安の42188.79円となった。東証プライム市場の売買高は17億2207万株、売買代金は4兆244億円だった。業種別では、非鉄金属や証券・商品先物取引業、電気機器などが下落した。一方で、電気・ガス業、医薬品、陸運業などが上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は46.3%、対して値下がり銘柄は49.8%となっている。 個別では、アドバンテス<6857>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、コナミG<9766>、ディスコ<6146>、TDK<6762>、フジクラ<5803>、ファナック<6954>、ソニーG<6758>、豊田通商<8015>、日東電<6988>、リクルートHD<6098>、任天堂<7974>、バンナムHD<7832>などの銘柄が下落。 一方、オリンパス<7733>、KDDI<9433>、大塚HD<4578>、エーザイ<4523>、アサヒ<2502>、エムスリー<2413>、OLC<4661>、セコム<9735>、ホンダ<7267>、アステラス薬<4503>、7&iHD<3382>、中外薬<4519>、良品計画<7453>、電通グループ<4324>、第一三共<4568>などの銘柄が上昇。 <FA> 2025/09/01 15:54 相場概況 日経平均は反落、終日軟調もみ合い展開 *16:07JST 日経平均は反落、終日軟調もみ合い展開 前日28日の米国株式市場は続伸。好調な経済指標が支えとなった一方で、ロシアによるウクライナへの攻撃強化が終戦期待を後退させ、またFRB理事クック氏がトランプ大統領による解任通告に対し提訴するなど、FRBの独立性を巡る懸念も意識された。ダウは終盤にかけて持ち直し最高値を更新、ナスダックも終日堅調であった。米株式市場の動向を横目に、本日の日経平均は54.50円安の42774.29円と反落して取引を開始。その後は42700円を挟んで終日軟調もみ合い展開となった。寄り付き後は前日の米株高を受けた下支えもあり一時は下げ渋る場面もあったが、短期的な利益確定売りが優勢となった。機関投資家らによるポートフォリオのリバランスを目的とした売りも出たとみられている。そのほか、今晩発表予定の米7月PCE物価指数を見極めたいとの見方から積極的な買いが手控えられた様子もあった。 大引けの日経平均は前日比110.32円安の42718.47円となった。東証プライム市場の売買高は18億6670万株、売買代金は4兆4068億円だった。業種別では、不動産業や保険業、輸送用機器など多くの業種が下落した。一方で、非鉄金属、パルプ・紙、卸売業など5業種のみが上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は39.0%、対して値下がり銘柄は57.4%となっている。 個別では、ソフトバンクG<9984>、フジクラ<5803>、中外薬<4519>、電通グループ<4324>、ニトリHD<9843>、三菱商<8058>、三井物<8031>、富士通<6702>、伊藤忠<8001>、住友電<5802>、野村総合研究所<4307>、SMC<6273>、大成建<1801>、古河電<5801>などの銘柄が上昇。 一方、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、ファナック<6954>、ソニーG<6758>、リクルートHD<6098>、KDDI<9433>、セコム<9735>、トヨタ<7203>、ダイキン<6367>、味の素<2802>、任天堂<7974>、良品計画<7453>、レーザーテック<6920>、第一三共<4568>、ベイカレント<6532>、ディスコ<6146>などの銘柄が下落。 <FA> 2025/08/29 16:07 相場概況 日経平均は続伸、エヌビディア決算終了を受け一定の安心感広がる *15:56JST 日経平均は続伸、エヌビディア決算終了を受け一定の安心感広がる 前日27日の米国株式市場は続伸。背景にはエヌビディアの決算発表を控えたAI関連への期待や、FRBの利下げ観測が高まったことなどがあった。特に10年債利回りの低下が資金流入を促したとの見方がある。米株式市場の動向を横目に、本日の日経平均は反落して取引を開始した。ただ、寄り付き直後にはプラス圏に浮上、その後もじりじりと上げ幅を広げる展開となり高値引けとなった。米エヌビディアの決算発表が終了したことによる一定の安心感が朝方の東京市場に一定の下支えを与える中、輸出関連や自動車セクターに買いが広がった。一方で、為替の円高進行が一部ハイテク株の上値を抑える要因となったとの見方もあった。需給面では、海外投資家による先物への買いが目立ち、終日通して堅調な値動きとなった。 大引けの日経平均は前日比308.52円高の42828.79円となった。東証プライム市場の売買高は18億7924万株、売買代金は4兆6545億円、業種別では鉱業、非鉄金属、保険業などが値上がり率上位となっており、小売業、繊維製品、精密機器のみ値下がりした。東証プライム市場の値上がり銘柄は56.6%、対して値下がり銘柄は39.0%となっている。 個別では、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、フジクラ<5803>、KDDI<9433>、中外薬<4519>、豊田通商<8015>、京セラ<6971>、スズキ<7269>、アドバンテス<6857>、ソニーG<6758>、SOMPO<8630>、第一三共<4568>、日立<6501>などの銘柄が上昇。 一方、ダイキン<6367>、ファナック<6954>、コナミG<9766>、良品計画<7453>、富士通<6702>、7&iHD<3382>、エムスリー<2413>、ニトリHD<9843>、テルモ<4543>、ニコン<7731>、バンナムHD<7832>、オリンパス<7733>などが下落。 <FA> 2025/08/28 15:56 相場概況 日経平均は反発、堅調推移も上げ幅限定的 *16:11JST 日経平均は反発、堅調推移も上げ幅限定的 前週末26日の米国株式市場は反発となった。トランプ米大統領がFRB理事クック氏解任を表明し、FRBの独立性への懸念が広がったものの、耐久財受注や消費者信頼感指数が堅調だったことで相場を支えた。結果として主要指数はそろって上昇、前日の下落を払拭したとの見方が広がった。米株式市場の動向を横目に、日経平均は寄付きから81.69円高で始まったが、朝方はマイナス圏に転落する場面が見られた。その後、前日終値付近でもみ合ったが、前引けにかけて上げ幅を広げ、後場以降はプラス圏で堅調推移となった。円相場が1ドル=147円半ばで推移したことが輸出関連に支援要因として作用した。また、市場では米エヌビディアの決算発表を控えて一部の半導体関連株には先回り買いも入った。ただ、利益確定や戻り待ちの売りに押される銘柄も多く、上げ幅は限定的となった。 大引けの日経平均は前日比125.87円高の42520.27円となった。東証プライム市場の売買高は18億5463万株、売買代金は4兆1890億円だった。業種別では、電気・ガス業、空運業、非鉄金属が上昇した一方で、保険業、その他製品、ゴム製品などは下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は45.7%、対して値下がり銘柄は48.9%となっている。 個別では、アドバンテ<6857>、中外薬<4519>、ソフトバンクG<9984>、TDK<6762>、テルモ<4543>、ニコン<7731>、トヨタ<7203>、日東電<6988>、東エレク<8035>、ディスコ<6146>、横河電<6841>、OLC<4661>、スズキ<7269>、清水建<1803>三井不<8801>、住友ファーマ<4506>、日揮HD<1963>、三井金<5706>などの銘柄が上昇。 一方、コナミG<9766>、リクルートHD<6098>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、ダイキン<6367>、バンナムHD<7832>、任天堂<7974>、信越化<4063>、東京海上<8766>、ベイカレント<6532>、ニデック<6594>、アステラス薬<4503>、富士フイルム<4901>、日立建機<6305>、TOTO<5332>、ホンダ<7267>などの銘柄が下落。 <FA> 2025/08/27 16:11 相場概況 日経平均は続落、米株反落とFRB人事受け軟調推移 *16:00JST 日経平均は続落、米株反落とFRB人事受け軟調推移  25日の米国株式市場は反落となった。長期金利上昇への警戒感や地政学的リスクの高まりが売りを誘い、終盤にかけて下げ幅を拡大した。なお、エヌビディアへの期待から、ナスダックが一時プラス圏に浮上したが、その後再び軟化して引けた形となっている。米株式市場の動向を横目に、26日の日経平均は反落して取引を開始した。その後、トランプ米大統領によるFRB理事解任のX投稿が伝わると、円高・ドル売り圧力が強まり、株価は急落し下げ幅は一時600円超にまで拡大した。この流れを受けて売りが主導する形となり、後場にかけてもこう着的な展開が続いた。 大引けの日経平均は前日比413.42円安の42394.40円となった。東証プライム市場の売買高は24億8155万株、売買代金は5兆6237億円、業種別では医薬品、電気・ガス業、サービス業が値下がり率上位となっており、倉庫・運輸関連業のみ値上がりした。東証プライム市場の値上がり銘柄は23.8%、対して値下がり銘柄は72.8%となっている。 個別では、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、リクルートHD<6098>、ダイキン<6367>、中外薬<4519>、ソニーG<6758>、第一三共<4568>、KDDI<9433>、トヨタ<7203>、ホンダ<7267>、大塚HD<4578>、ニトリHD<9843>、電通グループ<4324>、オムロン<6645>などの銘柄が下落。 一方、エムスリー<2413>、テルモ<4543>、TDK<6762>、ソシオネクスト<6526>、スクリン<7735>、良品計画<7453>、楽天グループ<4755>、アマダ<6113>、ローム<6963>、アルプスアル<6770>、ふくおかFG<8354>、東レ<3402>、シャープ<6753>、T&DHD<8795>、アドバンテス<6857>、東エレク<8035>などの銘柄が上昇。 <FA> 2025/08/26 16:00 相場概況 日経平均は続伸、買い一巡後は上げ幅縮小 *16:22JST 日経平均は続伸、買い一巡後は上げ幅縮小 前週末22日の米国株式市場は大幅反発した。背景には、パウエルFRB議長がジャクソンホール会合で示したハト派的スタンスがある。労働市場の下振れリスク上昇に伴う政策スタンスの見直しの可能性に言及し、9月の利下げを正当化しうるとの受け止めが広がったため市場には利下げ期待が高まり、主要株価指数が大きく上昇した。米株式市場の動向を横目に、本日の日経平均は続伸して取引を開始した。寄り付き後は買いが一巡して上げ幅を縮小、後場に入っても上値の重い展開が続いて42800円付近で横ばい推移となった。パウエル議長の講演を受けて国内の投資家心理も改善、米国での利下げ期待が支えとなり買い優勢の流れが続いた。海外の金利低下が安心感を醸成し、リスクオフの巻き戻しが進んだ。ただ、円高への警戒もあり、一部の輸出関連株に対する重石となった。 大引けの日経平均は前日比174.53円高の42807.82円となった。東証プライム市場の売買高は17億7657万株、売買代金は4兆1406億円だった。業種別では、非鉄金属や卸売業、機械、サービス業などが比較的堅調で、特に非鉄金属は前営業日比で上昇が目立った。一方、電気・ガス業や倉庫・運輸関連業、空運業などは軟調となった。東証プライム市場の値上がり銘柄は48.1%、対して値下がり銘柄は47.8%となっている。 個別では、ソフトバンクG<9984>、アドバンテ<6857>、リクルートHD<6098>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、信越化<4063>、ダイキン<6367>、ニデック<6594>、トレンド<4704>、ディスコ<6146>、ニトリHD<9843>、豊田通商<8015>、TOTO<5332>などの銘柄が上昇。 一方、テルモ<4543>、コナミG<9766>、KDDI<9433>、バンナムHD<7832>、セコム<9735>、良品計画<7453>、TDK<6762>、中外薬<4519>、ソニーG<6758>、野村総合研究所<4307>、JT<2914>、味の素<2802>、アサヒ<2502>、7&iHD<3382>、武田<4502>、イオン<8267>などは下落。 <FA> 2025/08/25 16:22 相場概況 日経平均は小幅高、終日方向感に欠ける展開 *16:07JST 日経平均は小幅高、終日方向感に欠ける展開 前日21日の米国株式市場は軟調に推移。連邦準備制度理事会(FRB)が公表した7月開催分の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨に加えてFRB高官のタカ派発言、製造業PMIや中古住宅販売の予想外の改善で年内の利下げ期待が後退し長期金利上昇に連れ続落した。相場は終日軟調に推移し終盤にかけてもパウエルFRB議長の講演を控えた手仕舞い売りに押され、戻りなく終了した。米株式市場の動向を横目に、22日の日経平均は19.64円高の42629.81円と反発して取引を開始した。寄付き直後に下落してマイナス圏に転落したが、昨日までの3日続落で1100円を超す下げとなり、短期的な高値警戒感がやや緩和したことから押し目待ちや自律反発狙いの買いが入りやすかった。後場からは前日終値をやや下回って軟調もみ合い展開となったが、大引け直前にプラス圏に浮上して小幅高で終了した。国内でもパウエル議長の講演を前に手控えムードが強まるなか、週末要因も相まって終日方向感に欠ける展開となった。 大引けの日経平均は前日比23.12円高の42633.29円となった。東証プライム市場の売買高は17億144万株、売買代金は3兆9537億円だった。業種別では、保険業、証券・商品先物取引業、銀行業などが値上がり率上位、化学、空運業、サービス業などが値下がり率上位となった。東証プライム市場の値上がり銘柄は62.5%、対して値下がり銘柄は33.7%となっている。 個別では、ソフトバンクグループ<9984>、サンリオ<8136>、三菱UFJFJ<8306>、ソニーグループ<6758>、ベイカレント<6532>、東京海上ホールディングス<8766>、レーザーテック<6920>、KDDI<9433>、富士フイルムホールディングス<4901>などの銘柄が上昇した。 一方、ファーストリテイリング<9983>、信越化学工業<4063>、東京エレクトロン<8035>、良品計画<7453>、キーエンス<6861>、リクルートホールディングス<6098>、ダイキン工業<6367>、ファナック<6954>、テルモ<4543>、アドバンテスト<6857>などの銘柄が下落した。 <FA> 2025/08/22 16:07 相場概況 日経平均は続落、直近の上昇に対する反動で売り優勢 *16:23JST 日経平均は続落、直近の上昇に対する反動で売り優勢 前日20日の米国株式市場はまちまちの展開となった。米ハイテク関連が売られる一方、小売り関連の決算はまちまちで、投資家の慎重姿勢が続いた。市場は今週開催予定のFRB年次シンポジウムやパウエル議長の講演に注目しており、様子見ムードが強まったとの見方がある。米株式市場の動向を横目に、21日の日経平均は105.29円安の42783.26円と続落して取引を開始した。米ハイテク株安を背景に朝方から半導体関連株の一角やハイテク株に売りが先行。じりじりと下げ幅を広げた後は、42600円付近で軟調もみ合い展開となった。ジャクソンホール会議でのパウエル議長の講演を控えて持ち高調整の売りが優勢となったが、一定の押し目買いも優勢だった。総じて、目立った新規材料が乏しいなか、終日様子見ムードが根強かった。そのほか、日銀の利上げ観測が強まっており、国内長期金利は2008年以来の高水準を更新している。 大引けの日経平均は前日比278.38円安の42610.17円となった。東証プライム市場の売買高は17億4188万株、売買代金は4兆87億円だった。業種別では、医薬品、輸送用機器、建設業などが値下がり率上位、非鉄金属、鉄鋼、パルプ・紙などが値上がり率上位となった。東証プライム市場の値上がり銘柄は41.5%、対して値下がり銘柄は54.2%となっている。 個別では、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、第一三共<4568>、ファーストリテ<9983>、中外薬<4519>、バンナムHD<7832>、ファナック<6954>、リクルートHD<6098>、任天堂<7974>、ホンダ<7267>、デンソー<6902>、塩野義<4507>などの銘柄が下落。 一方、アドバンテス<6857>、コナミG<9766>、KDDI<9433>、フジクラ<5803>、三井金<5706>、キヤノン<7751>、日東電<6988>、日産化<4021>、横河電<6841>、旭化成<3407>、住友ファーマ<4506>、花王<4452>、ニデック<6594>などの銘柄が上昇。  <FA> 2025/08/21 16:23 相場概況 日経平均は大幅続落、半導体銘柄を中心に売り優勢 *15:53JST 日経平均は大幅続落、半導体銘柄を中心に売り優勢 19日の米国株式市場は、ダウ平均が小幅反発した一方、ナスダックとS&P500は下落してまちまちの展開となった。背景として、高値警戒感や利益確定の売りが広がる中、ハイテク株が下落圧力となったほか、ジャクソンホール会議を控えた慎重姿勢が強まっていた。住宅着工件数が予想を上回った一方で、住宅建築許可件数が下回ったことで需給に一部揺らぎもみられたようだとの見方もある。米株式市場を横目に、20日の日経平均は続落して取引を開始した。寄付き直後は前日からの流れを引き継ぎ弱含み、前場を通して下落。前日の米ハイテク株安の余波やジャクソンホール会議を控えた様子見姿勢も重しとなり、後場も大きな横ばいで推移したまま大引けを迎えた。 大引けの日経平均は前日比657.74円安の42888.55円となった。東証プライム市場の売買高は19億1203万株、売買代金は4兆8849億円、業種別では非鉄金属、その他製品、情報。通信業が値下がり率上位、水産・農林業、食料品、陸運業が値上がり率上位となっている。東証プライム市場の値上がり銘柄は43.7%、対して値下がり銘柄は52.2%となっている。 個別では、ソフトバンクG<9984>、アドバンテス<6857>、リクルートHD<6098>、東エレク<8035>、コナミG<9766>、フジクラ<5803>、ファナック<6954>、TDK<6762>、任天堂<7974>、中外薬<4519>、ディスコ<6146>、ファーストリテ<9983>などの銘柄が下落。 一方、京セラ<6971>、OLC<4661>、ホンダ<7267>、KDDI<9433>、トヨタ<7203>、JT<2914>、塩野義<4507>、キッコマン<2801>、スズキ<7269>、資生堂<4911>、ブリヂストン<5108>、積水ハウス<1928>、花王<4452>などの銘柄が上昇。 <FA> 2025/08/20 15:53 相場概況 日経平均は反落、利確売り優勢も底堅さ見せる *15:58JST 日経平均は反落、利確売り優勢も底堅さ見せる 18日の米国株式市場はまちまち。トランプ大統領と欧州首脳、ウクライナ大統領との会談を控え投資家の様子見姿勢が強まった。住宅市場指数が予想外に悪化し金利が上昇したことで相場は上値の重い展開となり、ダウ平均は終始軟調に推移した。ジャクソンホール会合を控え積極的な売買は限られ、全体的に方向感に乏しい展開だった。米株式市場の動向を横目に、19日の日経平均は続伸して取引を開始した。寄り付きこそ高値だったものの、昨日までの1000円を超す続伸で短期的な過熱感が強まっており、利益確定売りが出やすく、前場中ごろにマイナス圏に転落。しかしすぐに下げ止まり、その後は前日終値付近を推移した後じり安で大引けを迎えた。 大引けの日経平均は前日比168.02円安の43546.29円となった。東証プライム市場の売買高は19億8152万株、売買代金は5兆780億円、業種別ではその他製品、銀行業、非鉄金属が値下がり率上位、医薬品、不動産業、倉庫・運輸関連業が値上がり率上位となっている。東証プライム市場の値上がり銘柄は65.1%、対して値下がり銘柄は31.5%となっている。 個別では、ソフトバンクG<9984>、コナミG<9766>、ファーストリテ<9983>、バンナムHD<7832>、任天堂<7974>、フジクラ<5803>、日東電<6988>、ダイキン<6367>、リクルートHD<6098>、ベイカレント<6532>、アドバンテ<6857>、東京海上<8766>、トレンドマイクロ<4704>、味の素<2802>、オムロン<6645>などの銘柄が下落。 一方、東エレク<8035>、中外薬<4519>、第一三共<4568>、TDK<6762>、豊田通商<8015>、ニデック<6594>、大塚HD<4578>、住友不<8830>、トヨタ<7203>、クレセゾン<8253>、スクリン<7735>、ディスコ<6146>、ニトリHD<9843>、デンソー<6902>、京セラ<6971>などの銘柄が上昇。 <FA> 2025/08/19 15:58 相場概況 日経平均は続伸、先週に引き続き最高値更新 *16:12JST 日経平均は続伸、先週に引き続き最高値更新 15日の米国株式市場はまちまち。バークシャー・ハサウェイによるユナイテッドヘルス株取得がユナイテッドヘルスの上昇を支え、ダウ平均の底堅さにつながった。一方、アプライド・マテリアルズの決算を嫌気した半導体関連の軟調がナスダックを重くし、市場心理は強弱まちまちとなった。米国市場を横目に、18日の日経平均は続伸して取引を開始した。トランプ大統領は今週か来週にも半導体関税を発表すると報じられており、半導体関連の銘柄では手控えムードがでているようだが、全体としては引き続き買い優勢となっている。円安基調なども輸出関連に追い風となり、後場はじり安となるも底堅さを見せ、プラス圏で大引けとなった。 大引けの日経平均は前日比315.56高の43693.87円となった。東証プライム市場の売買高は21億88万株、売買代金は10兆6114億円、業種別ではサービス業、輸送用機器、情報・通信業が値上がり率上位、銀行業、海運業、電気・ガス業などが値下がり率上位となっている。東証プライム市場の値上がり銘柄は69.7%、対して値下がり銘柄は27.3%となっている。 個別では、ファーストリテ<9983>、リクルートHD<6098>、コナミG<9766>、スズキ<7269>、テルモ<4543>、バンナムHD<7832>、KDDI<9433>、任天堂<7974>、ソフトバンクG<9984>、味の素<2802>、第一三共<4568>、京セラ<6971>、トヨタ自<7203>、エムスリー<2413>、三越伊勢丹<3099>などの銘柄が上昇。 一方、東エレク<8035>、ソニーG<6758>、ディスコ<6146>、レーザーテク<6920>、SMC<6273>、スクリン<7735>、ファナック<6954>、大和ハウス<1925>、三菱UFJ<8306>、豊田通商<8015>、クレセゾン<8253>、千葉銀<8331>、三井住友<8316>、川崎船<9107>、東京海上<8766>などの銘柄が下落。  <FA> 2025/08/18 16:12 相場概況 日経平均は大幅反発、国内景気の底堅さ背景に終日買い優勢の展開 *16:21JST 日経平均は大幅反発、国内景気の底堅さ背景に終日買い優勢の展開 前日14日の米国株式市場は小幅安となった。生産者物価指数(PPI)が3年ぶり大幅な伸びとなったため、大幅利下げ期待が後退した。終日軟調に推移も、利下げ軌道は変わらずとの見方やアマゾンなどのハイテクが強く、相場を支えた。終盤にかけて下げを縮小して終了した。米株式市場の動向を横目に、15日の日経平均は217.12円高の42866.38円と反発して取引を開始した。その後もプラス圏での推移を継続して43000円を超えると、後場に入っても買い優勢の展開が続いてじりじりと上げ幅を広げた。終盤も買い手優位の状況が続き、本日高値付近で取引を終了した。前日の米PPIの上振れによる利下げ期待後退というネガティブ要因があったものの、円安進行や2025年4-6月期の国内総生産(GDP)で国内景気の底堅さが意識されたことが追い風となった。また、昨日の日経平均が600円を超す下げとなったことから、直近の急騰場面で買い遅れていた投資家の買いを誘うとの見方もあった。 大引けの日経平均は前日比729.31円高の43378.31円となった。東証プライム市場の売買高は21億6544万株、売買代金は5兆6113億円だった。業種別では、銀行業、非鉄金属、保険業が上昇する一方で、金属製品、水産・農林業、倉庫・運輸関連業などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は52.5%、対して値下がり銘柄は43.3%となっている。 個別では、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、ソニーG<6758>、アドバンテ<6857>、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、KDDI<9433>、荏原製作所<6361>、フジクラ<5803>、コナミG<9766>、東京海上<8766>、第一三共<4568>、中外薬<4519>、JPX<8697>、トヨタ<7203>、信越化<4063>などの銘柄が上昇した。 一方、クレセゾン<8253>、電通グループ<4324>、スクリン<7735>、トレンド<4704>、TDK<6762>、塩野義<4507>、花王<4452>、アサヒ<2502>、ベイカレント<6532>、オリンパス<7733>、ニデック<6594>、ニトリHD<9843>、オムロン<6645>などの銘柄が下落した。 <FA> 2025/08/15 16:21 相場概況 日経平均は反落、高値警戒感広がる *16:54JST 日経平均は反落、高値警戒感広がる 前日13日の米国株式市場は続伸。S&P500とナスダックが2日連続で最高値を更新し、金利低下と利下げ期待が買いを後押しした。ベッセント米財務長官が9月に0.5%の利下げ可能性に言及し、長期金利低下が好感されたとの見方が広がった。米株式市場の動向を横目に、14日の日経平均は反落して取引を開始した。寄付き後は戻りを試す動きとなり、銀行など内需関連に買いが入る場面があった。ただし半導体や輸出関連に対する警戒感も根強く、相場全体は方向感に欠ける展開となった。後場は下げ止まり底堅さを見せるも、相場はこう着しさえない値動きのまま大引けとなった。 大引けの日経平均は前日比625.41円安の42649.26円となった。東証プライム市場の売買高は20億5962万株、売買代金は5兆4482億円だった。業種別では、機械、卸売業、輸送用機器などが値下がり率上位、銀行業、電気・ガス業、情報・通信業などが値上がり率上位となっている。東証プライム市場の値上がり銘柄は28.0%、対して値下がり銘柄は68.3%となっている。 個別では、アドバンテス<6857>、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、リクルートHD<6098>、KDDI<9433>、テルモ<4543>、TDK<6762>、バンナムHD<7832>、日東電<6988>、豊田通商<8015>、コナミG<9766>、HOYA<7741>、トヨタ<7203>、ソニーG<6758>、京セラ<6971>などの銘柄が下落。 一方、ソフトバンクG<9984>、ネクソン<3659>、ニトリHD<9843>、信越化<4063>、エムスリー<2413>、レーザーテク<6920>、シチズン<7762>、クラレ<3405>、オリックス<8591>、OLC<4661>、野村総合研究所<4307>、三菱UFJ<8306>、日産化<4021>、ENEOS<5020>などの銘柄が上昇。 <FA> 2025/08/14 16:54 相場概況 日経平均は大幅続伸、投資家心理改善で連日最高値更新 *16:10JST 日経平均は大幅続伸、投資家心理改善で連日最高値更新 前日12日の米国株式市場は堅調に推移。対中関税停止延長が好感されたほか、消費者物価指数(CPI)が想定内にとどまり、関税による大きな影響が見られなかったため、寄り付き後に上昇。9月連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ期待が一段と強まり、相場は一段高となった。大幅利下げ期待もさらなる買い材料となり、終日上値を探る展開。ナスダックやS&P500種指数は過去最高値を更新し、終了した。米株式市場の動向を横目に、13日の日経平均は続伸して取引を開始した。その後もじりじりと上げ幅を広げて4万3000円台に水準を切り上げ、連日で最高値を更新した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことに加え、米利下げ期待や国内好業績銘柄への物色など、国内の投資家心理の改善で終日買い優勢と展開となった。 大引けの日経平均は前日比556.50円高の43274.67円となった。東証プライム市場の売買高は23億9654万株、売買代金は6兆3336億円だった。業種別では、その他製品、空運業、非鉄金属が上昇する一方で、鉱業、パルプ・紙、食料品などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は58.3%、対して値下がり銘柄は37.6%となっている。 個別では、ソフトバンクG<9984>、アドバンテ<6857>、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、リクルートHD<6098>、TDK<6762>、ソニーG<6758>、ファナック<6954>、テルモ<4543>、バンナムHD<7832>、7&iHD<3382>、日東電<6988>、中外薬<4519>、信越化<4063>、浜ゴム<5101>、フジクラ<5803>などの銘柄が上昇した。 一方、コナミG<9766>、エムスリー<2413>、花王<4452>、アサヒ<2502>、富士通<6702>、スクリン<7735>、三井物<8031>、三越伊勢丹<3099>、三井不<8801>、JT<2914>、キリンHD<2503>、JR東日本<9020>、日ハム<2282>、メルカリ<4385>などの銘柄が下落した。 <FA> 2025/08/13 16:10 相場概況 日経平均は大幅続伸、1年1カ月ぶりに最高値更新 *17:39JST 日経平均は大幅続伸、1年1カ月ぶりに最高値更新 前日11日の米国株式市場は反落。米中貿易政策の不透明感や、12日に発表予定の7月消費者物価指数(CPI)を控えた調整が広がったためとの見方が強い。また米ドルが対主要通貨でドル高基調に推移し、一部輸出企業・グローバル企業の株価にネガティブに作用し、指数を押し下げた。米株式市場の動向を横目に、12日の日経平均は続伸して取引を開始した。寄り付き直後から幅広い銘柄に買いが入り、年初来高値を上抜けて1年1カ月ぶりに最高値更新した。米中の貿易協議進展への期待や、海外短期筋の先物買いなどが支えとなった。 大引けの日経平均は前日比897.693円高の42,718.17円となった。東証プライム市場の売買高は27億8177万株、売買代金は6兆8640億円だった。業種別では、鉱業、銀行業、情報・通信業などが値上がり率上位、その他製品、石油・石炭、パルプ・紙などが値下がり率上位となっている。東証プライム市場の値上がり銘柄は59.4%、対して値下がり銘柄は36.9%となっている。 個別では、アドバンテス<6857>、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、KDDI<9433>、コナミG<9766>、フジクラ<5803>、バンナムHD<7832>、リクルートHD<6098>、日東電<6988>、TDK<6762>、レーザーテク<6920>、ファナック<6954>、トヨタ<7203>、ディスコ<6146>などが上昇。 一方、オリンパス<7733>、TOPPAN<7911>、任天堂<7974>、NXHD<9147>、花王<4452>、味の素<2802>、ニトリHD<9843>、協和キリン<4151>、7&iHD<3382>、SMC<6273>、出光興産<5019>、NEC<6701>などが下落。 <FA> 2025/08/12 17:39 相場概況 日経平均は大幅続伸、米関税への警戒感後退 *16:09JST 日経平均は大幅続伸、米関税への警戒感後退 前日7日の米国株式市場はダウ平均とS&P500が反落した一方、ナスダックは最高値を更新して取引を終えた。背景には、新規失業保険申請件数の増加による雇用鈍化への懸念、インフレ見通しの上振れといった経済先行きへの警戒感があり、それでもテクノロジー株や利下げ期待がナスダックを支えた。ただし、ダウとS&Pは景気敏感株の売りが優勢となり反落に至ったとの見方が強い。米株式市場の動向を横目に、8日の日経平均は続伸して取引を開始した。朝方は米株高や利下げ期待を背景に幅広い銘柄に買いが先行した。寄付き後は為替の円安傾向も追い風となり、特に輸出関連に買いが波及した。自動車をはじめとする米国との関税を巡る懸念が後退したことが投資家心理を改善させた。後場には高値の42,033.92円をつけ、その後はじり安となったが41800円台を維持し底堅さを見せた。 大引けの日経平均は前日比761.33円高の41820.48円となった。東証プライム市場の売買高は27億3959万株、売買代金は6兆7792億円だった。業種別では、ゴム製品、精密機器、その他製品などが値上がり率上位、繊維製品、医薬品、非鉄金属が値下がり率上位となっている。東証プライム市場の値上がり銘柄は65.7%、対して値下がり銘柄は30.5%となっている。 個別では、ソフトバンクG<9984>やファーストリテ<9983>、アドバンテス<6857>、テルモ<4543>、東エレク<8035>、ソニーG<6758>、リクルートHD<6098>、KDDI<9433>、ニトリHD<9843>、富士フイルム<4901>、ダイキン<6367>、トヨタ自<7203>、任天堂<7974>、コナミG<9766>、HOYA<7741>が上昇している。 一方、中外薬<4519>やトレンド<4704>、フジクラ<5803>、古河電<5801>、資生堂<4911>、良品計画<7453>、ニコン<7731>、ディーエヌエー<2432>、クラレ<3405>、住友電<5802>、野村総合研究所<4307>、協和キリン<4151>、日揮HD<1963>、三井金<5706>などが下落している。 <FA> 2025/08/08 16:09 相場概況 日経平均は続伸、関税関連報道の影響は限定的 *16:15JST 日経平均は続伸、関税関連報道の影響は限定的 前日6日の米国株式市場は反発。アップルが1000億ドル超の国内投資を発表するとの見通しが指数を牽引し、マクドナルドも既存店売上高の好調などが支えとなった。一方で、AMDやDisneyの株価には反応が鈍い銘柄も見られた。また、米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁や連邦準備制度理事会(FRB)クック理事が利下げを支持する可能性を示唆したため一段高。終日堅調に推移し、終盤に上げ幅を拡大し、終了。米株式市場の動向を横目に、7日の日経平均は反落して取引を開始した。日米政府間で食い違う関税の説明やトランプ米大統領による半導体関税発言で投資家心理はやや悪化。ただ。為替市場ではドル・円が147円台前半で推移するなか、先物の上昇などを背景に買いが優勢となるとプラス圏に浮上、後場も上げ幅を維持し続けしたまま大引けを迎えた。 大引けの日経平均は前日比264.29円高の41059.15円となった。東証プライム市場の売買高は23億8244万株、売買代金は5兆6928億円だった。業種別では、電気・ガス業、倉庫・運輸関連業、銀行業などが値上がり率上位、輸送用機器、精密機器、ゴム製品が値下がり率上位となっている。東証プライム市場の値上がり銘柄は62.9%、対して値下がり銘柄は33.5%となっている。 個別では、ソフトバンクG<9984>、フジクラ<5803>、アドバンテス<6857>、エムスリー<2413>、TDK<6762>、ソニーG<6758>、コナミG<9766>、KDDI<9433>、ダイキン<6367>、富士フイルム<4901>、バンナムHD<7832>、任天堂<7974>、資生堂<4911>、信越化<4063>、イオン<8267>など幅広い銘柄が上昇。 一方、東エレク<8035>、中外薬<4519>、ディスコ<6146>、ホンダ<7267>、、第一三共<4568>、花王<4452>、オムロン<6645>、ルネサス<6723>、IHI<7013>、オリンパス<7733>、トレンド<4704>、デンソー<6902>などが下落。 <FA> 2025/08/07 16:15 相場概況 日経平均は続伸、円安が輸出関連の追い風に *16:29JST 日経平均は続伸、円安が輸出関連の追い風に 前日5日の米国株式市場は反落。ISM非製造業指数の鈍化が景気への懸念を強め、企業コストの上昇とトランプ政権の対中関税圧力が重荷となった。半面、潜在的なFRBの利下げ期待と企業決算の好調が深刻な調整を抑える結果となった。米国市場を横目に、本日の東京市場は続伸。米株の調整を受けて寄付きから軟調にスタートしたものの、為替が円安方向へ振れたことで輸出関連が支えられ、11時にかけて持ち直した。ドル円は概ね147円台で推移しており、為替の安定感が市場心理を支援した形だ。しかしその後は決算を発表した個別銘柄の売買が中心となり相場の方向感は乏しく、大引けまで横ばいに推移した。 大引けの日経平均は前日比245.32円高の40794.86円となった。東証プライム市場の売買高は22億8761万株、売買代金は5兆4275億円だった。業種別では、不動産業、建設業、鉱業などが値上がり率上位、その他の業種も軒並み上昇しサービス業のみ下落となっている。東証プライム市場の値上がり銘柄は78.7%、対して値下がり銘柄は18.0%となっている。 個別では、トヨタ自動車<7203>、ホンダ<7267>などの自動車関連が堅調に推移。また、ソフトバンクグループ<9984>、東京電力HD<9501>、フジクラ<5803>、任天堂<7974>、ソニーグループ<6758>、三菱商事<8058>などが上昇した。ほか、米ブルームバーグによる非公開化検討報道が好感された養命酒<2540>が大幅高、ティラド<7236>、ダイヘン<6622>、ユニチカ<3103>などが値上がり率上位となった。 一方、ディスコ<6146>や東エレク<8035>、レーザーテック<6920>などの半導体関連が軟調に推移。また、IHI<7013>、リクルートHD<6098>、メルカリ<4385>、キーエンス<6861>、NTT<9432>、ルネサスE<6723>などが下落した。ほか、アドウェイズ<2489>、ヨコオ<6800>、オークマ<6103>などが値下がり率上位となった。 <FA> 2025/08/06 16:29 相場概況 日経平均は3日ぶり反発、米株高受けて買い優勢の展開 *16:35JST 日経平均は3日ぶり反発、米株高受けて買い優勢の展開 前日4日の米国株式市場は大幅反発。弱い雇用統計を受けて早期利下げ期待が強まり、寄り付き後、上昇。主要企業決算への期待も支援し、相場は終日堅調に推移。終盤にかけ、上げ幅を拡大した。米国市場を横目に、日経平均株価は3日ぶり反発して取引を開始した。昨日の米株式市場で主要指数が大幅に上昇したことが東京市場の支えとなった。また、日経平均が昨日までの続落で780円近く下落したことから、押し目待ちや自律反発狙いの買いも入りやすかった。さらに、国内主要企業の4-6月期決算発表が佳境となっており、好業績・好決算銘柄への物色意欲が株価下支え要因となるとの見方もあった。一方、外為市場が円高・ドル安に振れたことが輸出株などの株価の重しとなり、買い一巡後はやや上値の重い展開となった。 大引けの日経平均は前日比258.84円高の40549.54円となった。東証プライム市場の売買高は21億3121万株、売買代金は4兆8766億円だった。業種別では、非鉄金属、水産・農林業、電気・ガス業などが値上がり率上位、海運業、倉庫・運輸関連業、小売業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライム市場の値上がり銘柄は71.1%、対して値下がり銘柄は25.4%となっている。 個別では、三菱重工業<7011>やIHI<7013>など一部の防衛関連が堅調に推移。また、フジクラ<5803>、古河電工<5801>、ソフトバンクG<9984>、イビデン<4062>、住友電工<5802>などが上昇した。また、前日の大幅増益決算を好感されたオルガノ<6368>が大幅高、NTN<6472>、東京電力HD<9501>、TOKYO BASE<3415>などが値上がり率上位となった。 一方、ニトリHD<9843>、良品計画<7453>などの小売関連が軟調に推移。また、ディスコ<6146>、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、サンリオ<8136>、川崎重工業<7012>、日本製鋼所<5631>などが下落した。ほか、LINE ヤフー<4689>、東京精密<7729>、あすか製薬HD<4886>などが値下がり率上位となった。 <FA> 2025/08/05 16:35 相場概況 日経平均は続落、一時4万円割れも下げ幅縮小 *16:18JST 日経平均は続落、一時4万円割れも下げ幅縮小 前週1日の米国市場は下落。トランプ政権による高関税発動や予想を下回った雇用統計が嫌気された。またISM製造業やミシガン大消費者信頼感指数も予想を下回り、経済に悲観的な見通しが強まり一段安となった。さらに、トランプ大統領がSNS投稿で、ロシアのメドベージェフ前大統領の挑発的な声明を受け原子力潜水艦2隻の配備を命令したとの報道で売りに拍車がかかり、終盤にかけ下げ幅を拡大し取引を終えた。米株市場を横目に、本日の日経平均は続落して取引を開始した。国内企業の決算発表が佳境を迎えるも、これまでの主力半導体関連株などの減益決算・見通し下方修正などで市場の冷え込みが続いている。さらに、米雇用統計の不調やトランプ大統領の原子力潜水艦配備の報道による地政学的リスクへの警戒感なども重しとなり、一時節目の4万円を割れた。その後、再度4万台に回復し下げ幅を縮小したものの、終日軟調な値動きとなった。 大引けの日経平均は前日比508.90円安の40290.70円となった。東証プライム市場の売買高は20億1787万株、売買代金は4兆8035億円だった。業種別では、銀行業、鉱業、サービス業などが値下がり率上位、その他製品、不動産業、精密機器などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライム市場の値上がり銘柄は29.1%、対して値下がり銘柄は67.5%となっている。 個別では、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>、フジクラ<5803>などの半導体関連、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>などの金融関連が軟調に推移。また、三菱重<7011>、日立<6501>、ファーストリテ<9983>、KDDI<9433>、リクルートHD<6098>、ソニーG<6758>、三菱商事<8058>、伊藤忠<8001>などが下落した。ほか、前週決算の経常減益を嫌気された日東紡<3110>が大幅安、アルゴグラフィックス<7595>、ヤマハ<7951>、極洋<1301>などが値下がり率上位となった。 一方、HOYA<7741>、イビデン<4062>などの電子機器関連株が堅調に推移。また、良品計画<7453>、ソシオネクスト<6526>、任天堂<7974>、北海道電力<9509>、イオン<8267>、SCREEN<7735>などが上昇した。ほか、黒崎播磨<5352>、コカBJH<2579>、大塚商会<4768>などが値上がり率上位となった。 <FA> 2025/08/04 16:18 相場概況 日経平均は反落、半導体株の下落を受け終日軟調推移 *16:19JST 日経平均は反落、半導体株の下落を受け終日軟調推移 前日7月31日の米国株式市場は下落。ダウ平均は330.30ドル安の44130.98ドル、ナスダックは7.22ポイント安の21122.45で取引を終了した。良好なハイテク決算を好感し、寄り付き後、上昇。その後、1日の高関税発動を控えた警戒感が強まったほか、トランプ大統領が製薬会社に対し値下げを要求する書簡を送付したことを明かにすると製薬関連株が売られ相場の重しとなり、ダウは大きく下落に転じた。終盤にかけナスダックも下落に転じ取引を終えた。米株市場を横目に、本日の日経平均は反落して取引を開始した。昨日の東京市場の取引終了後に、東エレク<8035>の業績予想下方修正、ソシオネクスト<6526>の第1四半期大幅営業減益が発表されたこともあり、今日の東京市場で半導体関連株の株価押し下げ要因となった。一方、外為市場が円安・ドル高となったことや、4-6月期決算発表を迎える国内主要企業の好業績・好決算銘柄への物色意欲が下支えとなり、TOPIXプラス圏を維持、日経平均も下げ幅を縮小して取引を終了した。 大引けの日経平均は前日比270.22円安の40799.60円となった。東証プライム市場の売買高は22億1907万株、売買代金は5兆6149億円だった。業種別では、精密機器、電気機器、海運業などが値下がり率上位、電気・ガス業、陸運業、建設業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライム市場の値上がり銘柄は80.1%、対して値下がり銘柄は17.9%となっている。 個別では、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>、フジクラ<5803>、レーザーテック<6920>などの半導体関連株が軟調に推移。また、日立<6501>、ソフトバンクG<9984>、古河電工<5801>、みずほ<8411>、SCREENホールディングス<7735>などが下落した。ほか、前日決算の営業利益と配当見通しの大幅な下方修正を嫌気された東エレクが大幅安、デジタルアーツ<2326>、デジタルガレージ<4819>などが値下がり率上位となった。 一方、任天堂<7974>、コナミG<9766>、カプコン<9697>などのゲーム関連株が堅調に推移。また、日本たばこ産業<2914>、良品計画<7453>、東京電力HD<9501>、トヨタ自動車<7203>、キーエンス<6861>、三菱電機<6503>などが上昇した。ほか、システナ<2317>、富士電機<6504>、亀田製菓<2220>などが値上がり率上位となった。 <FA> 2025/08/01 16:19 相場概況 日経平均は反発、プラス圏で推移も上値の重い展開 *16:03JST 日経平均は反発、プラス圏で推移も上値の重い展開 前日30日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は171.71ドル安の44461.28ドル、ナスダックは31.39ポイント高の21129.68で取引を終了した。ADP雇用統計や4-6月期四半期国内総生産(GDP)が予想を上回ったことが好感され、相場は堅調に推移すると見られていた。しかし、連邦準備制度理事会(FRB)がFOMCで予想通り政策金利据え置きを決定、声明やパウエル議長発言で次回会合での利下げが示唆されず早期の利下げ期待後退で相場は下落に転じ、主要指数は高安まちまちで終了した。米国市場を横目に、日経平均は5日ぶり反発して取引を開始した。昨日までの4日続落で1100円を超す下げとなったことから、押し目待ちや自律反発狙いの買いが入りやすかった。さらに、国内主要企業の4-6月期決算発表が佳境となっており、好業績・好決算銘柄への物色意欲が引き続き株価下支え要因となった。一方、東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)は126.98%と5日連続で過熱ラインとされる120%を上回っており、短期的な過熱感も意識され、後場は失速。前場の上げ幅を維持するも、じり高の展開となった。 大引けの日経平均は前日比415.12円高の41069.82円となった。東証プライム市場の売買高は21億2974万株、売買代金は5兆3877億円だった。業種別では、非鉄金属、保険業、ガラス・土石製品などが値上がり率上位、金属製品、輸送用機器、鉄鋼などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライム市場の値上がり銘柄は78.3%、対して値下がり銘柄は18.7%となっている。 個別では、ディスコ<6146>、フジクラ<5803>、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>などの半導体関連株が堅調に推移。また、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、古河電工<5801>、サンリオ<8136>、IHI<7013>、ソシオネクスト<6526>、アステラス製薬<4503>などが上昇した。ほか、前日の国際海底ケーブル共同建設への参画発表が好感されたips<4390>が大幅高、ヤマトHD<9064>、アルビス<7475>、ライフドリンクカンパニー<2585>などが値上がり率上位となった。 一方、トヨタ自動車<7203>、ホンダ<7267>などの自動車関連株が軟調に推移。また、東京電力HD<9501>、富士通<6702>、武田薬<4502>、任天堂<7974>、カプコン<9697>などが下落した。ほか、JCRファーマ<4552>、三和HD<5929>、大和工業<5444>などが値下がり率上位となった。 <FA> 2025/07/31 16:03 相場概況 日経平均は小幅続落、方向感に欠ける展開 *15:41JST 日経平均は小幅続落、方向感に欠ける展開 前日29日の米国株式市場は下落。ダウ平均は204.57ドル安の44632.99ドル、ナスダックは80.29ポイント安の21098.29で取引を終了した。JOLT求人件数が予想を下回ったほか、連邦公開市場委員会(FOMC)を控えた警戒感も売り圧力となった。一方、トランプ大統領の承認次第だが、対中通商協議で関税停止措置延長を巡りほぼ合意したことが明かになり、下げ止まり終了した。米国市場を横目に、30日の日経平均は4日ぶり反発して取引を開始した。昨日の米株式市場で主要3指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなり、寄り後は下げに転じた。日本時間の明日未明にFOMCの結果が発表され、また、明日は日銀金融政策決定会合の結果発表が予定されていることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあり、終日40600円台付近を推移するさえない値動きとなった。 大引けの日経平均は前日比19.85円安の40654.70円となった。東証プライム市場の売買高は19億7694万株、売買代金は4兆9430億円だった。業種別では、空運業、サービス業、パルプ・紙などが値下がり率上位、非鉄金属、繊維製品、海運業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライム市場の値上がり銘柄は65.9%、対して値下がり銘柄は29.6%となっている。 個別では、ファナック<6954>やキーエンス<6861>といった産業機械関連株が軟調に推移。また、アドバンテスト<6857>、小松製作所<6301>、リクルートHD<6098>、ファーストリテ<9983>、ダイキン<6367>、ANAホールディングス<9202>などが下落した。ほか、前日の純利益の下方修正を嫌気されたシマノ<7309>が大幅安、小森<6349>、フジテック<6406>、四国化成HD<4099>などが値下がり率上位となった。 一方、川崎重工業<7012>や三菱重工業<7011>、IHI<7013>などの防衛関連が堅調に推移。また、フジクラ<5803>、古河電工<5801>、東エレク<8035>、日本電気<6701>、キヤノン<7751>、日立<6501>などが上昇した。ほか、住友ファーマ<4506>、エクセディ<7278>、エンプラス<6961>などが値上がり率上位となった。  <FA> 2025/07/30 15:41

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