相場概況ニュース一覧
相場概況
日経平均は続落、直近の上昇に対する反動で売り優勢
*16:23JST 日経平均は続落、直近の上昇に対する反動で売り優勢
前日20日の米国株式市場はまちまちの展開となった。米ハイテク関連が売られる一方、小売り関連の決算はまちまちで、投資家の慎重姿勢が続いた。市場は今週開催予定のFRB年次シンポジウムやパウエル議長の講演に注目しており、様子見ムードが強まったとの見方がある。米株式市場の動向を横目に、21日の日経平均は105.29円安の42783.26円と続落して取引を開始した。米ハイテク株安を背景に朝方から半導体関連株の一角やハイテク株に売りが先行。じりじりと下げ幅を広げた後は、42600円付近で軟調もみ合い展開となった。ジャクソンホール会議でのパウエル議長の講演を控えて持ち高調整の売りが優勢となったが、一定の押し目買いも優勢だった。総じて、目立った新規材料が乏しいなか、終日様子見ムードが根強かった。そのほか、日銀の利上げ観測が強まっており、国内長期金利は2008年以来の高水準を更新している。 大引けの日経平均は前日比278.38円安の42610.17円となった。東証プライム市場の売買高は17億4188万株、売買代金は4兆87億円だった。業種別では、医薬品、輸送用機器、建設業などが値下がり率上位、非鉄金属、鉄鋼、パルプ・紙などが値上がり率上位となった。東証プライム市場の値上がり銘柄は41.5%、対して値下がり銘柄は54.2%となっている。 個別では、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、第一三共<4568>、ファーストリテ<9983>、中外薬<4519>、バンナムHD<7832>、ファナック<6954>、リクルートHD<6098>、任天堂<7974>、ホンダ<7267>、デンソー<6902>、塩野義<4507>などの銘柄が下落。 一方、アドバンテス<6857>、コナミG<9766>、KDDI<9433>、フジクラ<5803>、三井金<5706>、キヤノン<7751>、日東電<6988>、日産化<4021>、横河電<6841>、旭化成<3407>、住友ファーマ<4506>、花王<4452>、ニデック<6594>などの銘柄が上昇。
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2025/08/21 16:23
相場概況
日経平均は大幅続落、半導体銘柄を中心に売り優勢
*15:53JST 日経平均は大幅続落、半導体銘柄を中心に売り優勢
19日の米国株式市場は、ダウ平均が小幅反発した一方、ナスダックとS&P500は下落してまちまちの展開となった。背景として、高値警戒感や利益確定の売りが広がる中、ハイテク株が下落圧力となったほか、ジャクソンホール会議を控えた慎重姿勢が強まっていた。住宅着工件数が予想を上回った一方で、住宅建築許可件数が下回ったことで需給に一部揺らぎもみられたようだとの見方もある。米株式市場を横目に、20日の日経平均は続落して取引を開始した。寄付き直後は前日からの流れを引き継ぎ弱含み、前場を通して下落。前日の米ハイテク株安の余波やジャクソンホール会議を控えた様子見姿勢も重しとなり、後場も大きな横ばいで推移したまま大引けを迎えた。 大引けの日経平均は前日比657.74円安の42888.55円となった。東証プライム市場の売買高は19億1203万株、売買代金は4兆8849億円、業種別では非鉄金属、その他製品、情報。通信業が値下がり率上位、水産・農林業、食料品、陸運業が値上がり率上位となっている。東証プライム市場の値上がり銘柄は43.7%、対して値下がり銘柄は52.2%となっている。 個別では、ソフトバンクG<9984>、アドバンテス<6857>、リクルートHD<6098>、東エレク<8035>、コナミG<9766>、フジクラ<5803>、ファナック<6954>、TDK<6762>、任天堂<7974>、中外薬<4519>、ディスコ<6146>、ファーストリテ<9983>などの銘柄が下落。 一方、京セラ<6971>、OLC<4661>、ホンダ<7267>、KDDI<9433>、トヨタ<7203>、JT<2914>、塩野義<4507>、キッコマン<2801>、スズキ<7269>、資生堂<4911>、ブリヂストン<5108>、積水ハウス<1928>、花王<4452>などの銘柄が上昇。
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2025/08/20 15:53
相場概況
日経平均は反落、利確売り優勢も底堅さ見せる
*15:58JST 日経平均は反落、利確売り優勢も底堅さ見せる
18日の米国株式市場はまちまち。トランプ大統領と欧州首脳、ウクライナ大統領との会談を控え投資家の様子見姿勢が強まった。住宅市場指数が予想外に悪化し金利が上昇したことで相場は上値の重い展開となり、ダウ平均は終始軟調に推移した。ジャクソンホール会合を控え積極的な売買は限られ、全体的に方向感に乏しい展開だった。米株式市場の動向を横目に、19日の日経平均は続伸して取引を開始した。寄り付きこそ高値だったものの、昨日までの1000円を超す続伸で短期的な過熱感が強まっており、利益確定売りが出やすく、前場中ごろにマイナス圏に転落。しかしすぐに下げ止まり、その後は前日終値付近を推移した後じり安で大引けを迎えた。 大引けの日経平均は前日比168.02円安の43546.29円となった。東証プライム市場の売買高は19億8152万株、売買代金は5兆780億円、業種別ではその他製品、銀行業、非鉄金属が値下がり率上位、医薬品、不動産業、倉庫・運輸関連業が値上がり率上位となっている。東証プライム市場の値上がり銘柄は65.1%、対して値下がり銘柄は31.5%となっている。 個別では、ソフトバンクG<9984>、コナミG<9766>、ファーストリテ<9983>、バンナムHD<7832>、任天堂<7974>、フジクラ<5803>、日東電<6988>、ダイキン<6367>、リクルートHD<6098>、ベイカレント<6532>、アドバンテ<6857>、東京海上<8766>、トレンドマイクロ<4704>、味の素<2802>、オムロン<6645>などの銘柄が下落。 一方、東エレク<8035>、中外薬<4519>、第一三共<4568>、TDK<6762>、豊田通商<8015>、ニデック<6594>、大塚HD<4578>、住友不<8830>、トヨタ<7203>、クレセゾン<8253>、スクリン<7735>、ディスコ<6146>、ニトリHD<9843>、デンソー<6902>、京セラ<6971>などの銘柄が上昇。
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2025/08/19 15:58
相場概況
日経平均は続伸、先週に引き続き最高値更新
*16:12JST 日経平均は続伸、先週に引き続き最高値更新
15日の米国株式市場はまちまち。バークシャー・ハサウェイによるユナイテッドヘルス株取得がユナイテッドヘルスの上昇を支え、ダウ平均の底堅さにつながった。一方、アプライド・マテリアルズの決算を嫌気した半導体関連の軟調がナスダックを重くし、市場心理は強弱まちまちとなった。米国市場を横目に、18日の日経平均は続伸して取引を開始した。トランプ大統領は今週か来週にも半導体関税を発表すると報じられており、半導体関連の銘柄では手控えムードがでているようだが、全体としては引き続き買い優勢となっている。円安基調なども輸出関連に追い風となり、後場はじり安となるも底堅さを見せ、プラス圏で大引けとなった。 大引けの日経平均は前日比315.56高の43693.87円となった。東証プライム市場の売買高は21億88万株、売買代金は10兆6114億円、業種別ではサービス業、輸送用機器、情報・通信業が値上がり率上位、銀行業、海運業、電気・ガス業などが値下がり率上位となっている。東証プライム市場の値上がり銘柄は69.7%、対して値下がり銘柄は27.3%となっている。 個別では、ファーストリテ<9983>、リクルートHD<6098>、コナミG<9766>、スズキ<7269>、テルモ<4543>、バンナムHD<7832>、KDDI<9433>、任天堂<7974>、ソフトバンクG<9984>、味の素<2802>、第一三共<4568>、京セラ<6971>、トヨタ自<7203>、エムスリー<2413>、三越伊勢丹<3099>などの銘柄が上昇。 一方、東エレク<8035>、ソニーG<6758>、ディスコ<6146>、レーザーテク<6920>、SMC<6273>、スクリン<7735>、ファナック<6954>、大和ハウス<1925>、三菱UFJ<8306>、豊田通商<8015>、クレセゾン<8253>、千葉銀<8331>、三井住友<8316>、川崎船<9107>、東京海上<8766>などの銘柄が下落。
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2025/08/18 16:12
相場概況
日経平均は大幅反発、国内景気の底堅さ背景に終日買い優勢の展開
*16:21JST 日経平均は大幅反発、国内景気の底堅さ背景に終日買い優勢の展開
前日14日の米国株式市場は小幅安となった。生産者物価指数(PPI)が3年ぶり大幅な伸びとなったため、大幅利下げ期待が後退した。終日軟調に推移も、利下げ軌道は変わらずとの見方やアマゾンなどのハイテクが強く、相場を支えた。終盤にかけて下げを縮小して終了した。米株式市場の動向を横目に、15日の日経平均は217.12円高の42866.38円と反発して取引を開始した。その後もプラス圏での推移を継続して43000円を超えると、後場に入っても買い優勢の展開が続いてじりじりと上げ幅を広げた。終盤も買い手優位の状況が続き、本日高値付近で取引を終了した。前日の米PPIの上振れによる利下げ期待後退というネガティブ要因があったものの、円安進行や2025年4-6月期の国内総生産(GDP)で国内景気の底堅さが意識されたことが追い風となった。また、昨日の日経平均が600円を超す下げとなったことから、直近の急騰場面で買い遅れていた投資家の買いを誘うとの見方もあった。 大引けの日経平均は前日比729.31円高の43378.31円となった。東証プライム市場の売買高は21億6544万株、売買代金は5兆6113億円だった。業種別では、銀行業、非鉄金属、保険業が上昇する一方で、金属製品、水産・農林業、倉庫・運輸関連業などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は52.5%、対して値下がり銘柄は43.3%となっている。 個別では、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、ソニーG<6758>、アドバンテ<6857>、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、KDDI<9433>、荏原製作所<6361>、フジクラ<5803>、コナミG<9766>、東京海上<8766>、第一三共<4568>、中外薬<4519>、JPX<8697>、トヨタ<7203>、信越化<4063>などの銘柄が上昇した。 一方、クレセゾン<8253>、電通グループ<4324>、スクリン<7735>、トレンド<4704>、TDK<6762>、塩野義<4507>、花王<4452>、アサヒ<2502>、ベイカレント<6532>、オリンパス<7733>、ニデック<6594>、ニトリHD<9843>、オムロン<6645>などの銘柄が下落した。
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2025/08/15 16:21
相場概況
日経平均は反落、高値警戒感広がる
*16:54JST 日経平均は反落、高値警戒感広がる
前日13日の米国株式市場は続伸。S&P500とナスダックが2日連続で最高値を更新し、金利低下と利下げ期待が買いを後押しした。ベッセント米財務長官が9月に0.5%の利下げ可能性に言及し、長期金利低下が好感されたとの見方が広がった。米株式市場の動向を横目に、14日の日経平均は反落して取引を開始した。寄付き後は戻りを試す動きとなり、銀行など内需関連に買いが入る場面があった。ただし半導体や輸出関連に対する警戒感も根強く、相場全体は方向感に欠ける展開となった。後場は下げ止まり底堅さを見せるも、相場はこう着しさえない値動きのまま大引けとなった。 大引けの日経平均は前日比625.41円安の42649.26円となった。東証プライム市場の売買高は20億5962万株、売買代金は5兆4482億円だった。業種別では、機械、卸売業、輸送用機器などが値下がり率上位、銀行業、電気・ガス業、情報・通信業などが値上がり率上位となっている。東証プライム市場の値上がり銘柄は28.0%、対して値下がり銘柄は68.3%となっている。 個別では、アドバンテス<6857>、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、リクルートHD<6098>、KDDI<9433>、テルモ<4543>、TDK<6762>、バンナムHD<7832>、日東電<6988>、豊田通商<8015>、コナミG<9766>、HOYA<7741>、トヨタ<7203>、ソニーG<6758>、京セラ<6971>などの銘柄が下落。 一方、ソフトバンクG<9984>、ネクソン<3659>、ニトリHD<9843>、信越化<4063>、エムスリー<2413>、レーザーテク<6920>、シチズン<7762>、クラレ<3405>、オリックス<8591>、OLC<4661>、野村総合研究所<4307>、三菱UFJ<8306>、日産化<4021>、ENEOS<5020>などの銘柄が上昇。
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2025/08/14 16:54
相場概況
日経平均は大幅続伸、投資家心理改善で連日最高値更新
*16:10JST 日経平均は大幅続伸、投資家心理改善で連日最高値更新
前日12日の米国株式市場は堅調に推移。対中関税停止延長が好感されたほか、消費者物価指数(CPI)が想定内にとどまり、関税による大きな影響が見られなかったため、寄り付き後に上昇。9月連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ期待が一段と強まり、相場は一段高となった。大幅利下げ期待もさらなる買い材料となり、終日上値を探る展開。ナスダックやS&P500種指数は過去最高値を更新し、終了した。米株式市場の動向を横目に、13日の日経平均は続伸して取引を開始した。その後もじりじりと上げ幅を広げて4万3000円台に水準を切り上げ、連日で最高値を更新した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことに加え、米利下げ期待や国内好業績銘柄への物色など、国内の投資家心理の改善で終日買い優勢と展開となった。 大引けの日経平均は前日比556.50円高の43274.67円となった。東証プライム市場の売買高は23億9654万株、売買代金は6兆3336億円だった。業種別では、その他製品、空運業、非鉄金属が上昇する一方で、鉱業、パルプ・紙、食料品などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は58.3%、対して値下がり銘柄は37.6%となっている。 個別では、ソフトバンクG<9984>、アドバンテ<6857>、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、リクルートHD<6098>、TDK<6762>、ソニーG<6758>、ファナック<6954>、テルモ<4543>、バンナムHD<7832>、7&iHD<3382>、日東電<6988>、中外薬<4519>、信越化<4063>、浜ゴム<5101>、フジクラ<5803>などの銘柄が上昇した。 一方、コナミG<9766>、エムスリー<2413>、花王<4452>、アサヒ<2502>、富士通<6702>、スクリン<7735>、三井物<8031>、三越伊勢丹<3099>、三井不<8801>、JT<2914>、キリンHD<2503>、JR東日本<9020>、日ハム<2282>、メルカリ<4385>などの銘柄が下落した。
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2025/08/13 16:10
相場概況
日経平均は大幅続伸、1年1カ月ぶりに最高値更新
*17:39JST 日経平均は大幅続伸、1年1カ月ぶりに最高値更新
前日11日の米国株式市場は反落。米中貿易政策の不透明感や、12日に発表予定の7月消費者物価指数(CPI)を控えた調整が広がったためとの見方が強い。また米ドルが対主要通貨でドル高基調に推移し、一部輸出企業・グローバル企業の株価にネガティブに作用し、指数を押し下げた。米株式市場の動向を横目に、12日の日経平均は続伸して取引を開始した。寄り付き直後から幅広い銘柄に買いが入り、年初来高値を上抜けて1年1カ月ぶりに最高値更新した。米中の貿易協議進展への期待や、海外短期筋の先物買いなどが支えとなった。 大引けの日経平均は前日比897.693円高の42,718.17円となった。東証プライム市場の売買高は27億8177万株、売買代金は6兆8640億円だった。業種別では、鉱業、銀行業、情報・通信業などが値上がり率上位、その他製品、石油・石炭、パルプ・紙などが値下がり率上位となっている。東証プライム市場の値上がり銘柄は59.4%、対して値下がり銘柄は36.9%となっている。 個別では、アドバンテス<6857>、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、KDDI<9433>、コナミG<9766>、フジクラ<5803>、バンナムHD<7832>、リクルートHD<6098>、日東電<6988>、TDK<6762>、レーザーテク<6920>、ファナック<6954>、トヨタ<7203>、ディスコ<6146>などが上昇。 一方、オリンパス<7733>、TOPPAN<7911>、任天堂<7974>、NXHD<9147>、花王<4452>、味の素<2802>、ニトリHD<9843>、協和キリン<4151>、7&iHD<3382>、SMC<6273>、出光興産<5019>、NEC<6701>などが下落。
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2025/08/12 17:39
相場概況
日経平均は大幅続伸、米関税への警戒感後退
*16:09JST 日経平均は大幅続伸、米関税への警戒感後退
前日7日の米国株式市場はダウ平均とS&P500が反落した一方、ナスダックは最高値を更新して取引を終えた。背景には、新規失業保険申請件数の増加による雇用鈍化への懸念、インフレ見通しの上振れといった経済先行きへの警戒感があり、それでもテクノロジー株や利下げ期待がナスダックを支えた。ただし、ダウとS&Pは景気敏感株の売りが優勢となり反落に至ったとの見方が強い。米株式市場の動向を横目に、8日の日経平均は続伸して取引を開始した。朝方は米株高や利下げ期待を背景に幅広い銘柄に買いが先行した。寄付き後は為替の円安傾向も追い風となり、特に輸出関連に買いが波及した。自動車をはじめとする米国との関税を巡る懸念が後退したことが投資家心理を改善させた。後場には高値の42,033.92円をつけ、その後はじり安となったが41800円台を維持し底堅さを見せた。 大引けの日経平均は前日比761.33円高の41820.48円となった。東証プライム市場の売買高は27億3959万株、売買代金は6兆7792億円だった。業種別では、ゴム製品、精密機器、その他製品などが値上がり率上位、繊維製品、医薬品、非鉄金属が値下がり率上位となっている。東証プライム市場の値上がり銘柄は65.7%、対して値下がり銘柄は30.5%となっている。 個別では、ソフトバンクG<9984>やファーストリテ<9983>、アドバンテス<6857>、テルモ<4543>、東エレク<8035>、ソニーG<6758>、リクルートHD<6098>、KDDI<9433>、ニトリHD<9843>、富士フイルム<4901>、ダイキン<6367>、トヨタ自<7203>、任天堂<7974>、コナミG<9766>、HOYA<7741>が上昇している。 一方、中外薬<4519>やトレンド<4704>、フジクラ<5803>、古河電<5801>、資生堂<4911>、良品計画<7453>、ニコン<7731>、ディーエヌエー<2432>、クラレ<3405>、住友電<5802>、野村総合研究所<4307>、協和キリン<4151>、日揮HD<1963>、三井金<5706>などが下落している。
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2025/08/08 16:09
相場概況
日経平均は続伸、関税関連報道の影響は限定的
*16:15JST 日経平均は続伸、関税関連報道の影響は限定的
前日6日の米国株式市場は反発。アップルが1000億ドル超の国内投資を発表するとの見通しが指数を牽引し、マクドナルドも既存店売上高の好調などが支えとなった。一方で、AMDやDisneyの株価には反応が鈍い銘柄も見られた。また、米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁や連邦準備制度理事会(FRB)クック理事が利下げを支持する可能性を示唆したため一段高。終日堅調に推移し、終盤に上げ幅を拡大し、終了。米株式市場の動向を横目に、7日の日経平均は反落して取引を開始した。日米政府間で食い違う関税の説明やトランプ米大統領による半導体関税発言で投資家心理はやや悪化。ただ。為替市場ではドル・円が147円台前半で推移するなか、先物の上昇などを背景に買いが優勢となるとプラス圏に浮上、後場も上げ幅を維持し続けしたまま大引けを迎えた。 大引けの日経平均は前日比264.29円高の41059.15円となった。東証プライム市場の売買高は23億8244万株、売買代金は5兆6928億円だった。業種別では、電気・ガス業、倉庫・運輸関連業、銀行業などが値上がり率上位、輸送用機器、精密機器、ゴム製品が値下がり率上位となっている。東証プライム市場の値上がり銘柄は62.9%、対して値下がり銘柄は33.5%となっている。 個別では、ソフトバンクG<9984>、フジクラ<5803>、アドバンテス<6857>、エムスリー<2413>、TDK<6762>、ソニーG<6758>、コナミG<9766>、KDDI<9433>、ダイキン<6367>、富士フイルム<4901>、バンナムHD<7832>、任天堂<7974>、資生堂<4911>、信越化<4063>、イオン<8267>など幅広い銘柄が上昇。 一方、東エレク<8035>、中外薬<4519>、ディスコ<6146>、ホンダ<7267>、、第一三共<4568>、花王<4452>、オムロン<6645>、ルネサス<6723>、IHI<7013>、オリンパス<7733>、トレンド<4704>、デンソー<6902>などが下落。
<FA>
2025/08/07 16:15
相場概況
日経平均は続伸、円安が輸出関連の追い風に
*16:29JST 日経平均は続伸、円安が輸出関連の追い風に
前日5日の米国株式市場は反落。ISM非製造業指数の鈍化が景気への懸念を強め、企業コストの上昇とトランプ政権の対中関税圧力が重荷となった。半面、潜在的なFRBの利下げ期待と企業決算の好調が深刻な調整を抑える結果となった。米国市場を横目に、本日の東京市場は続伸。米株の調整を受けて寄付きから軟調にスタートしたものの、為替が円安方向へ振れたことで輸出関連が支えられ、11時にかけて持ち直した。ドル円は概ね147円台で推移しており、為替の安定感が市場心理を支援した形だ。しかしその後は決算を発表した個別銘柄の売買が中心となり相場の方向感は乏しく、大引けまで横ばいに推移した。 大引けの日経平均は前日比245.32円高の40794.86円となった。東証プライム市場の売買高は22億8761万株、売買代金は5兆4275億円だった。業種別では、不動産業、建設業、鉱業などが値上がり率上位、その他の業種も軒並み上昇しサービス業のみ下落となっている。東証プライム市場の値上がり銘柄は78.7%、対して値下がり銘柄は18.0%となっている。 個別では、トヨタ自動車<7203>、ホンダ<7267>などの自動車関連が堅調に推移。また、ソフトバンクグループ<9984>、東京電力HD<9501>、フジクラ<5803>、任天堂<7974>、ソニーグループ<6758>、三菱商事<8058>などが上昇した。ほか、米ブルームバーグによる非公開化検討報道が好感された養命酒<2540>が大幅高、ティラド<7236>、ダイヘン<6622>、ユニチカ<3103>などが値上がり率上位となった。 一方、ディスコ<6146>や東エレク<8035>、レーザーテック<6920>などの半導体関連が軟調に推移。また、IHI<7013>、リクルートHD<6098>、メルカリ<4385>、キーエンス<6861>、NTT<9432>、ルネサスE<6723>などが下落した。ほか、アドウェイズ<2489>、ヨコオ<6800>、オークマ<6103>などが値下がり率上位となった。
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2025/08/06 16:29
相場概況
日経平均は3日ぶり反発、米株高受けて買い優勢の展開
*16:35JST 日経平均は3日ぶり反発、米株高受けて買い優勢の展開
前日4日の米国株式市場は大幅反発。弱い雇用統計を受けて早期利下げ期待が強まり、寄り付き後、上昇。主要企業決算への期待も支援し、相場は終日堅調に推移。終盤にかけ、上げ幅を拡大した。米国市場を横目に、日経平均株価は3日ぶり反発して取引を開始した。昨日の米株式市場で主要指数が大幅に上昇したことが東京市場の支えとなった。また、日経平均が昨日までの続落で780円近く下落したことから、押し目待ちや自律反発狙いの買いも入りやすかった。さらに、国内主要企業の4-6月期決算発表が佳境となっており、好業績・好決算銘柄への物色意欲が株価下支え要因となるとの見方もあった。一方、外為市場が円高・ドル安に振れたことが輸出株などの株価の重しとなり、買い一巡後はやや上値の重い展開となった。 大引けの日経平均は前日比258.84円高の40549.54円となった。東証プライム市場の売買高は21億3121万株、売買代金は4兆8766億円だった。業種別では、非鉄金属、水産・農林業、電気・ガス業などが値上がり率上位、海運業、倉庫・運輸関連業、小売業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライム市場の値上がり銘柄は71.1%、対して値下がり銘柄は25.4%となっている。 個別では、三菱重工業<7011>やIHI<7013>など一部の防衛関連が堅調に推移。また、フジクラ<5803>、古河電工<5801>、ソフトバンクG<9984>、イビデン<4062>、住友電工<5802>などが上昇した。また、前日の大幅増益決算を好感されたオルガノ<6368>が大幅高、NTN<6472>、東京電力HD<9501>、TOKYO BASE<3415>などが値上がり率上位となった。 一方、ニトリHD<9843>、良品計画<7453>などの小売関連が軟調に推移。また、ディスコ<6146>、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、サンリオ<8136>、川崎重工業<7012>、日本製鋼所<5631>などが下落した。ほか、LINE ヤフー<4689>、東京精密<7729>、あすか製薬HD<4886>などが値下がり率上位となった。
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2025/08/05 16:35
相場概況
日経平均は続落、一時4万円割れも下げ幅縮小
*16:18JST 日経平均は続落、一時4万円割れも下げ幅縮小
前週1日の米国市場は下落。トランプ政権による高関税発動や予想を下回った雇用統計が嫌気された。またISM製造業やミシガン大消費者信頼感指数も予想を下回り、経済に悲観的な見通しが強まり一段安となった。さらに、トランプ大統領がSNS投稿で、ロシアのメドベージェフ前大統領の挑発的な声明を受け原子力潜水艦2隻の配備を命令したとの報道で売りに拍車がかかり、終盤にかけ下げ幅を拡大し取引を終えた。米株市場を横目に、本日の日経平均は続落して取引を開始した。国内企業の決算発表が佳境を迎えるも、これまでの主力半導体関連株などの減益決算・見通し下方修正などで市場の冷え込みが続いている。さらに、米雇用統計の不調やトランプ大統領の原子力潜水艦配備の報道による地政学的リスクへの警戒感なども重しとなり、一時節目の4万円を割れた。その後、再度4万台に回復し下げ幅を縮小したものの、終日軟調な値動きとなった。 大引けの日経平均は前日比508.90円安の40290.70円となった。東証プライム市場の売買高は20億1787万株、売買代金は4兆8035億円だった。業種別では、銀行業、鉱業、サービス業などが値下がり率上位、その他製品、不動産業、精密機器などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライム市場の値上がり銘柄は29.1%、対して値下がり銘柄は67.5%となっている。 個別では、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>、フジクラ<5803>などの半導体関連、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>などの金融関連が軟調に推移。また、三菱重<7011>、日立<6501>、ファーストリテ<9983>、KDDI<9433>、リクルートHD<6098>、ソニーG<6758>、三菱商事<8058>、伊藤忠<8001>などが下落した。ほか、前週決算の経常減益を嫌気された日東紡<3110>が大幅安、アルゴグラフィックス<7595>、ヤマハ<7951>、極洋<1301>などが値下がり率上位となった。 一方、HOYA<7741>、イビデン<4062>などの電子機器関連株が堅調に推移。また、良品計画<7453>、ソシオネクスト<6526>、任天堂<7974>、北海道電力<9509>、イオン<8267>、SCREEN<7735>などが上昇した。ほか、黒崎播磨<5352>、コカBJH<2579>、大塚商会<4768>などが値上がり率上位となった。
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2025/08/04 16:18
相場概況
日経平均は反落、半導体株の下落を受け終日軟調推移
*16:19JST 日経平均は反落、半導体株の下落を受け終日軟調推移
前日7月31日の米国株式市場は下落。ダウ平均は330.30ドル安の44130.98ドル、ナスダックは7.22ポイント安の21122.45で取引を終了した。良好なハイテク決算を好感し、寄り付き後、上昇。その後、1日の高関税発動を控えた警戒感が強まったほか、トランプ大統領が製薬会社に対し値下げを要求する書簡を送付したことを明かにすると製薬関連株が売られ相場の重しとなり、ダウは大きく下落に転じた。終盤にかけナスダックも下落に転じ取引を終えた。米株市場を横目に、本日の日経平均は反落して取引を開始した。昨日の東京市場の取引終了後に、東エレク<8035>の業績予想下方修正、ソシオネクスト<6526>の第1四半期大幅営業減益が発表されたこともあり、今日の東京市場で半導体関連株の株価押し下げ要因となった。一方、外為市場が円安・ドル高となったことや、4-6月期決算発表を迎える国内主要企業の好業績・好決算銘柄への物色意欲が下支えとなり、TOPIXプラス圏を維持、日経平均も下げ幅を縮小して取引を終了した。 大引けの日経平均は前日比270.22円安の40799.60円となった。東証プライム市場の売買高は22億1907万株、売買代金は5兆6149億円だった。業種別では、精密機器、電気機器、海運業などが値下がり率上位、電気・ガス業、陸運業、建設業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライム市場の値上がり銘柄は80.1%、対して値下がり銘柄は17.9%となっている。 個別では、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>、フジクラ<5803>、レーザーテック<6920>などの半導体関連株が軟調に推移。また、日立<6501>、ソフトバンクG<9984>、古河電工<5801>、みずほ<8411>、SCREENホールディングス<7735>などが下落した。ほか、前日決算の営業利益と配当見通しの大幅な下方修正を嫌気された東エレクが大幅安、デジタルアーツ<2326>、デジタルガレージ<4819>などが値下がり率上位となった。 一方、任天堂<7974>、コナミG<9766>、カプコン<9697>などのゲーム関連株が堅調に推移。また、日本たばこ産業<2914>、良品計画<7453>、東京電力HD<9501>、トヨタ自動車<7203>、キーエンス<6861>、三菱電機<6503>などが上昇した。ほか、システナ<2317>、富士電機<6504>、亀田製菓<2220>などが値上がり率上位となった。
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2025/08/01 16:19
相場概況
日経平均は反発、プラス圏で推移も上値の重い展開
*16:03JST 日経平均は反発、プラス圏で推移も上値の重い展開
前日30日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は171.71ドル安の44461.28ドル、ナスダックは31.39ポイント高の21129.68で取引を終了した。ADP雇用統計や4-6月期四半期国内総生産(GDP)が予想を上回ったことが好感され、相場は堅調に推移すると見られていた。しかし、連邦準備制度理事会(FRB)がFOMCで予想通り政策金利据え置きを決定、声明やパウエル議長発言で次回会合での利下げが示唆されず早期の利下げ期待後退で相場は下落に転じ、主要指数は高安まちまちで終了した。米国市場を横目に、日経平均は5日ぶり反発して取引を開始した。昨日までの4日続落で1100円を超す下げとなったことから、押し目待ちや自律反発狙いの買いが入りやすかった。さらに、国内主要企業の4-6月期決算発表が佳境となっており、好業績・好決算銘柄への物色意欲が引き続き株価下支え要因となった。一方、東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)は126.98%と5日連続で過熱ラインとされる120%を上回っており、短期的な過熱感も意識され、後場は失速。前場の上げ幅を維持するも、じり高の展開となった。 大引けの日経平均は前日比415.12円高の41069.82円となった。東証プライム市場の売買高は21億2974万株、売買代金は5兆3877億円だった。業種別では、非鉄金属、保険業、ガラス・土石製品などが値上がり率上位、金属製品、輸送用機器、鉄鋼などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライム市場の値上がり銘柄は78.3%、対して値下がり銘柄は18.7%となっている。 個別では、ディスコ<6146>、フジクラ<5803>、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>などの半導体関連株が堅調に推移。また、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、古河電工<5801>、サンリオ<8136>、IHI<7013>、ソシオネクスト<6526>、アステラス製薬<4503>などが上昇した。ほか、前日の国際海底ケーブル共同建設への参画発表が好感されたips<4390>が大幅高、ヤマトHD<9064>、アルビス<7475>、ライフドリンクカンパニー<2585>などが値上がり率上位となった。 一方、トヨタ自動車<7203>、ホンダ<7267>などの自動車関連株が軟調に推移。また、東京電力HD<9501>、富士通<6702>、武田薬<4502>、任天堂<7974>、カプコン<9697>などが下落した。ほか、JCRファーマ<4552>、三和HD<5929>、大和工業<5444>などが値下がり率上位となった。
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2025/07/31 16:03
相場概況
日経平均は小幅続落、方向感に欠ける展開
*15:41JST 日経平均は小幅続落、方向感に欠ける展開
前日29日の米国株式市場は下落。ダウ平均は204.57ドル安の44632.99ドル、ナスダックは80.29ポイント安の21098.29で取引を終了した。JOLT求人件数が予想を下回ったほか、連邦公開市場委員会(FOMC)を控えた警戒感も売り圧力となった。一方、トランプ大統領の承認次第だが、対中通商協議で関税停止措置延長を巡りほぼ合意したことが明かになり、下げ止まり終了した。米国市場を横目に、30日の日経平均は4日ぶり反発して取引を開始した。昨日の米株式市場で主要3指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなり、寄り後は下げに転じた。日本時間の明日未明にFOMCの結果が発表され、また、明日は日銀金融政策決定会合の結果発表が予定されていることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあり、終日40600円台付近を推移するさえない値動きとなった。 大引けの日経平均は前日比19.85円安の40654.70円となった。東証プライム市場の売買高は19億7694万株、売買代金は4兆9430億円だった。業種別では、空運業、サービス業、パルプ・紙などが値下がり率上位、非鉄金属、繊維製品、海運業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライム市場の値上がり銘柄は65.9%、対して値下がり銘柄は29.6%となっている。 個別では、ファナック<6954>やキーエンス<6861>といった産業機械関連株が軟調に推移。また、アドバンテスト<6857>、小松製作所<6301>、リクルートHD<6098>、ファーストリテ<9983>、ダイキン<6367>、ANAホールディングス<9202>などが下落した。ほか、前日の純利益の下方修正を嫌気されたシマノ<7309>が大幅安、小森<6349>、フジテック<6406>、四国化成HD<4099>などが値下がり率上位となった。 一方、川崎重工業<7012>や三菱重工業<7011>、IHI<7013>などの防衛関連が堅調に推移。また、フジクラ<5803>、古河電工<5801>、東エレク<8035>、日本電気<6701>、キヤノン<7751>、日立<6501>などが上昇した。ほか、住友ファーマ<4506>、エクセディ<7278>、エンプラス<6961>などが値上がり率上位となった。
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2025/07/30 15:41
相場概況
日経平均は続落、高値警戒感収まらず調整続く
*16:04JST 日経平均は続落、高値警戒感収まらず調整続く
前日28日の米国株式市場はまちまち。対欧通商合意や対中通商協議の再開が好感され、一時相場は上昇した。しかし、連邦公開市場委員会(FOMC)を控え長期金利が上昇、さらにトランプ大統領発言を受け露ウクライナ停戦期待が後退し、ダウは下落に転じた。ナスダックはハイテク企業決算を期待した買いが続き連日で過去最高値を更新し、主要指数は高安まちまちだった。米株市場を横目に、本日の日経平均は3日続落して取引を開始した。昨日の米株式市場でダウ平均が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀金融政策決定会合が予定されているほか、4-6月期の米実質GDP速報値、6月の米個人所得・個人消費支出(PCE)、7月の米雇用統計など注目度の高い経済指標の発表も相次ぐことから、様子見ムードが広がり終日さえない値動きとなった。 大引けの日経平均は前日比323.72円安の40674.55円となった。東証プライム市場の売買高は16億740万株、売買代金は4兆90億円だった。業種別では、輸送用機器、証券・商品先物取引業、機械などが値下がり率上位、鉱業、石油・石炭製品、サービス業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライム市場の値上がり銘柄は36.0%、対して値下がり銘柄は59.6%となっている。 個別では、レーザーテック<6920>、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>などの半導体関連株が軟調に推移。また、三菱重工業<7011>、トヨタ自動車<7203>、三菱UFJ<8306>、信越化<4063>、東京電力HD<9501>などが下落した。ほか、前日の連結業績予想の下方修正を嫌気されたさくらインターネット<3778>が大幅安、ACCESS<4813>、杉本商事<9932>、ヤクルト<2267>などが値下がり率上位となった。 一方、大塚HD<4578>、アステラス製薬<4503>などの医薬品株が堅調に推移。また、良品計画<7453>、サンリオ<8136>、SCREENホールディングス<7735>、古河電工<5801>、野村総合研究所<4307>、野村マイクロ<6254>、バンナムHD<7832>などが上昇した。ほか、エンプラス<6961>、第一工業製薬<4461>、日本車輌製造<7102>などが値上がり率上位となった。
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2025/07/29 16:04
相場概況
日経平均は続落、利食い売り続いて終日軟調推移
*17:04JST 日経平均は続落、利食い売り続いて終日軟調推移
前週末25日の米国株式市場は上昇。関税を巡る懸念が緩和し、寄り付き後、小幅高。欧州連合(EU)に加え、対中通商交渉でも合意への期待が高まり、それを受けた買いや消費セクターが強く、終日相場は堅調に推移した。主要テック株の決算発表を来週に控え、ポジティブ・サプライズを先取りする動きもあり、ナスダックは連日で過去最高値を更新した。米株市場を横目に、東京市場ではトランプ米大統領が27日に欧州連合(EU)との貿易交渉で合意したと発表したことで朝方は安心感がやや先行、日経平均株価も反発からのスタートとなった。ただ、EUに関してはある程度織り込み済みだったとの指摘もある他、短期的な過熱感も相まって半導体関連中心の下げでマイナス圏に転落すると、急速に下げ幅を広げた。売り一巡後は下げ渋りを見せたものの、国内企業の決算発表への警戒感も重石となり一日を通してさえない値動きとなった。 大引けの日経平均は457.96円安の40998.27円となった。東証プライム市場の売買高は17億1693万株、売買代金は4兆501億円だった。業種別では、銀行業、情報・通信業、電気機器などが値下がり率上位、輸送用機器、繊維製品、サービス業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライム市場の値上がり銘柄は42.7%、対して値下がり銘柄は52.9%となっている。 個別では、ディスコ<6146>やレーザーテック<6920>などの半導体関連株が軟調に推移。また、三菱重工業<7011>、東京エレクトロン<8035>、三菱UFJフィナンシャル<8306>、三井住友フィナンシャルG<8316>、IHI<7013>、日立<6501>などが下落した。ほか、第1四半期は市場予想下回る着地となったSCREENホールディングス<7735>が大幅安、三井松島HD<1518>、アドバンテスト<6857>、ほくほくフィナンシャルG<8377>などが値下がり率上位となった。 一方、ファナック<6954>、キーエンス<6861>などの精密機器関連が堅調に推移。また、トヨタ自動車<7203>、リクルートHD<6098>、東京電力HD<9501>、ホンダ<7267>、ルネサスエレクトロニクス<6723>などが上昇した。ほか、太平洋金属<7250>、ユーグレナ<2931>、ホギメディカル<3593>などが値上がり率上位となった。
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2025/07/28 17:04
相場概況
日経平均は反落、短期的な過熱感広がる
*16:04JST 日経平均は反落、短期的な過熱感広がる
前日24日の米国株式市場はまちまち。一部企業決算を嫌気した売りや、週次失業保険申請件数が4月来の低水準に達し労働市場の底堅さが示され、利下げ観測が後退するとダウは一段安となった。半導体のエヌビディア(NVDA)の上昇がけん引しナスダックは終日堅調に推移し、連日で過去最高値を更新し、主要指数は高安まちまちで終了した。米株市場を横目に、本日の日経平均は3日ぶり反落して取引を開始した。日経平均は昨日までの続伸で2000円を超す上げとなっており、短期的な過熱感から市場全体で利益確定売りが出やすかった。また、石破首相の進退をめぐる国内政局の不透明感が投資家心理を慎重にさせた。国内主要企業の4-6月期決算発表がここから本格化することから、好業績・好決算銘柄への物色意欲が株価下支え要因となるとの見方もあったが、週末要因も相まって終日売り手優位の状況で指数はじりじりと下げ幅を広げる展開となった。 大引けの日経平均は前日比370.11円安の41456.23円となった。東証プライム市場の売買高は17億6754万株、売買代金は4兆5512億円だった。業種別では、化学、鉄鋼、輸送用機器などが値下がり率上位、倉庫・運輸関連業、海運業、鉱業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライム市場の値上がり銘柄は45.8%、対して値下がり銘柄は50.3%となっている。 個別では、トヨタ自動車<7203>、ホンダ<7267>、マツダ<7261>などの自動車関連株が軟調に推移。また、三菱UFJFG<8306>、ルネサスエレクトロニクス<6723>、サンリオ<8136>、東エレク<8035>、キーエンス<6861>、キヤノン<7751>、ソニーG<6758>などが下落した。ほか、前日の決算発表を嫌気された信越化学<4063>が大幅安、メドピア<6095>、三菱自動車工業<7211>、アマノ<6436>などが値下がり率上位となった。 一方、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>、ソシオネクスト<6526>などの一部の半導体関連株が堅調に推移。また、フジクラ<5803>、ソフトバンクG<9984>、ニデック<6594>、古河電工<5801>、IHI<7013>、ニデック<6594>などが上昇した。ほか、太平洋工業<7250>、マネーフォワード<3994>、三井松島HD<1518>などが値上がり率上位となった。
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2025/07/25 16:04
相場概況
日経平均は大幅続伸、投資家心理改善続き連日で年初来高値更新
*16:24JST 日経平均は大幅続伸、投資家心理改善続き連日で年初来高値更新
前日23日の米国株式市場は上昇。対日通商合意を好感したほか、ベッセント財務長官が対中関税交渉も順調に進んでいることを明らかにすると投資家心理が一段と改善し、続伸した。中盤にかけ、トランプ政権が欧州連合(EU)と15%関税で合意に近いとの報道で期待感に買いがさらに加速し、相場は終盤にかけて上げ幅を拡大。ナスダックは過去最高値を更新し終了した。米株市場を横目に、本日の日経平均は続伸して取引を開始した。前場はじりじりと上げ幅を広げる展開となり、連日で年初来高値を更新。後場からはやや上値の重い値動きとなったが、高値圏での推移が続いて取引を終了した。日米関税交渉の妥結に続き、米国が相互関税を巡る交渉でEUや他の主要な貿易相手国とも合意に至るとの期待感が高まり、連日投資家心理にポジティブに働いた。ここから発表が本格化する国内主要企業の4-6月期決算への期待感もある。「石破おろし」の動きが改めて報じられるなど、政局の不透明感は拭い切れていないものの、米関税の最悪シナリオ回避の安心から世界景気の悪化懸念が後退した。 大引けの日経平均は前日比655.02円高の41826.34円となった。東証プライム市場の売買高は22億899万株、売買代金は5兆7264億円だった。業種別では、銀行業、精密機器、ゴム製品などを筆頭に全業種が上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は83.5%、対して値下がり銘柄は13.2%となっている。 個別では、三菱UFJFG<8306>や三井住友FG<8316>などの銀行株が堅調に推移。また、三菱重工業<7011>、良品計画<7453>、フジクラ<5803>、日立<6501>、ファーストリテイリング<9983>、ソフトバンクグループ<9984>、ソシオネクスト<6526>、ソニーグループ<6758>などが上昇した。ほか、上半期大幅上方修正が買いインパクトにつながったKOA<6999>がストップ高比例配分、オービックビジネスコンサルタント<4733>、信越ポリマー<7970>、ブロンコビリー<3091>などが値上がり率上位となった。 一方、サンリオ<8136>、オリエンタルランド<4661>などのIP関連株が軟調に推移。また、トヨタ自動車<7203>、アドバンテ<6857>、レーザーテック<6920>、楽天グループ<4755>、三井海洋開発<6269>、メルカリ<4385>などが下落した。ほか、GMOインターネット<4784>、日本航空電子<6807>、MARUWA<5344>、などが値下がり率上位となった。
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2025/07/24 16:24
相場概況
日経平均は大幅反発、日米関税交渉の合意など受けて投資家心理改善
*16:14JST 日経平均は大幅反発、日米関税交渉の合意など受けて投資家心理改善
前日22日の米国株式市場はまちまち。一部企業が関税の影響で慎重な見通しを示し、警戒されたが、ベッセント財務長官が中国との会談で、双方の高関税停止合意延長も協議する可能性に言及したほか、トランプ大統領がフィリピンとの通商協議で合意の可能性を示唆し、好感材料となった。ナスダックは史上最高値付近からの利益確定売りに押されたが、S&P500種指数は連日で過去最高値を更新した。米株市場を横目に、本日の日経平均は反発して取引を開始した。その後も終日買い優勢の展開が続いて上げ幅を大きく広げ、一時41300円を超えた。大引けにかけても上げ幅を縮小する動きは見られず、高値圏で取引を終了した。日米関税交渉において相互関税15%で合意したとトランプ米大統領がSNSで表明したと伝わったほか、石破茂首相が8月までに退陣を表明する意向を固めたと伝わったことが投資家心理を急速に改善させた。 大引けの日経平均は前日比1396.40円高の41171.32円となった。東証プライム市場の売買高は30億2405万株、売買代金は7兆1081億円だった。業種別では、輸送用機器、銀行業、金属製品などを筆頭に全業種が上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は84.5%、対して値下がり銘柄は14.2%となっている。 個別では、トヨタ自動車<7203>やホンダ<7267>、マツダ<7261>などの自動車関連株が堅調に推移。また、三菱UFJFG<8306>、サンリオ<8136>、三井住友FG<8316>、ファーストリテイリング<9983>、ソフトバンクグループ<9984>、レーザーテック<6920>、東京電力HD<9501>、三菱商事<8058>などが上昇した。ほか、米同業のDRホートンの好決算を好感された住友林業<1911>が大幅高、JVCケンウッド<6632>、ダブル・スコープ<6619>、ファナック<6954>などが値上がり率上位となった。 一方、ディスコ<6146>、フジクラ<5803>、IHI<7013>、良品計画<7453>、三菱重工業<7011>、古河電工<5801>、三井E&S<7003>などが下落した。ほか、トランザクション<7818>、ジンズHD<3046>、MrMaxHD<8203>などが値下がり率上位となった。
<FA>
2025/07/23 16:14
相場概況
日経平均は続落、4万円台に朝方到達も政治の不透明感が重石
*16:10JST 日経平均は続落、4万円台に朝方到達も政治の不透明感が重石
東京市場が3連休中の米株式市場の主要指数は高安まちまち、小幅な動きにとどまった。トランプ大統領が全欧州連合(EU)製品に15-20%の最低関税を課す構えとの報道や一部企業決算を嫌気した売りが重しとなる一方、金利先安観が株価下支え要因となった。昨日21日は金利低下や主要企業決算への期待感が株価の支えとなったが、政府報道官が8月1日にはさらなる関税書簡を送付する計画を明らかにすると、投資家心理のやや重石となった。米株市場を横目に、本日の日経平均は反発して取引を開始した。3連休中に投開票が行われた参院選で与党が過半数を割り込んだが、先週までの相場で既にある程度織り込んだとの見方が多く、あく抜け感から買いが入って一時的に心理的節目の4万円台を回復した。ただ、買い一巡後は失速。前場はプラス圏を維持していたが、後場からはマイナス圏に転落し、その後は終日軟調推移となった。4万円に乗せたところでは利益確定売りが出たほか、参院選の結果が政権の不安定化や喫緊の課題である日米関税交渉へ及ぼす影響が投資家心理の重石となった。 大引けの日経平均は前日比44.19円安の39774.92円となった。東証プライム市場の売買高は16億8319万株、売買代金は4兆2076億円だった。業種別では、医薬品、精密機器、その他製品などが下落する一方で、鉄鋼、非鉄金属、機械などが上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は42.3%、対して値下がり銘柄は54.0%となっている。 個別では、東エレク<8035>、トヨタ自動車<7203>、リクルートHD<6098>、ソニーグループ<6758>、キーエンス<6861>、サンリオ<8136>、任天堂<7974>、レーザーテック<6920>などが下落した。ほか、新株予約権やCB発行に伴う潜在的な希薄化を嫌気されたソディック<6143>が急落、アドバンスクリエイト<8798>、GMOインターネット<4784>、ACCESS<4813>などが値下がり率上位となった。 一方、アドバンテ<6857>やディスコ<6146>などの一部の半導体関連株が堅調に推移。また、日立<6501>、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクグループ<9984>、東京電力HD<9501>、フジクラ<5803>、IHI<7013>、三菱UFJFG<8306>、などが上昇した。ほか、関西電力が原発新設に向けた調査を実施と伝わり三菱重工業<7011>が大幅高、プロレド・パートナーズ<7034>、三井E&S<7003>、大平洋金属<5541>などが値上がり率上位となった。
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2025/07/22 16:10
相場概況
日経平均は反落、朝方4万円到達も参院選控えて軟調推移
*16:06JST 日経平均は反落、朝方4万円到達も参院選控えて軟調推移
前日17日の米国株式市場は続伸。小売売上高が予想を上回ったほか、週次新規失業保険申請件数も減少し労働市場の底堅さを示す良好な経済指標を受け、ポジティブな動きに。主要企業の決算を好感した買いも支援し、相場は終日堅調に推移した。ナスダックは連日で過去最高値を更新した。米株市場を横目に、本日の日経平均は続伸して取引を開始。ただ、心理的な節目として意識される4万円をつけると、ここからの短期的な上値余地は大きくないとの見方もあった。20日投開票の参院選や日米関税交渉などを巡る不透明感が引き続き意識され、前場中ごろからはマイナス圏で軟調推移。その後、大引けまで軟調推移を継続し、39800円付近で小動きとなった。ディスコ<6146>の急落で半導体関連が総じて上値を重くし、指数の押し下げ要因となったほか、週末に控える参院選の行方を見極めたいという向きもあり、一部投資家の様子見姿勢も意識されやすかった。また、東京市場は明日から3連休となることから、積極的な買いを見合わせる向きもあった。 大引けの日経平均は前日比82.08円安の39819.11円となった。東証プライム市場の売買高は14億8535万株、売買代金は4兆45億円だった。業種別では、不動産業、空運業、パルプ・紙などが下落する一方で、情報・通信業、証券・商品先物取引業、非鉄金属などが上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は33.4%、対して値下がり銘柄は63.8%となっている。 個別では、7-9月期の業績見通しをネガティブ視されたディスコ<6146>のほか、アドバンテ<6857>などの一部の半導体関連株が軟調に推移。また、三菱重工業<7011>、サンリオ<8136>、川崎重工業<7012>、ファーストリテ<9983>、任天堂<7974>、トヨタ自動車<7203>、ソニーグループ<6758>、IHI<7013>などが下落した。ほか、東京製鐵<5423>、東洋エンジニア<6330>、GMOインターネット<4784>などが値下がり率上位となった。 一方、東エレク<8035>、良品計画<7453>、レーザーテック<6920>、日立<6501>、リクルートHD<6098>、ソフトバンクグループ<9984>、フジクラ<5803>、古河電工<5801>、SBIホールディングス<8473>などが上昇した。ほか、SBIHDなどへの割当増資を実施するアドバンスクリエイト<8798>が急騰、YTL<1773>、宮越ホールディングス<6620>、ノリタケ<5331>などが値上がり率上位となった。
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2025/07/18 16:06
相場概況
日経平均は反発、終盤にかけて上げ幅拡大
*16:22JST 日経平均は反発、終盤にかけて上げ幅拡大
前日16日の米国株式市場は上昇。生産者物価指数(PPI)が予想を下回り、利下げ期待が再燃。トランプ大統領が近く連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長解任を検討しているとの報道を受けて相場は一時大幅下落に転じた。その後、大統領がインタビューで「議長解任する可能性は非常に低い」とこたえたため警戒感が後退、買戻しが強まってプラス圏を回復。終盤にかけて、金利安やハイテクの上昇がけん引した。米株市場を横目に、本日の日経平均は続落して取引を開始。前場はマイナス圏での推移も下げ幅を縮小。後場からプラス圏に浮上すると、大引けにかけて上げ幅を広げる展開となった。前場は国内半導体関連株中心に軟調に推移、外為市場で円安進行が一服して輸出株などの買い手控え要因となった。また、20日投開票の参院選や日米関税交渉などを巡る不透明感が引き続き意識された。ただ、TSMCが発表した2025年4-6月期決算が好内容だったことから投資家心理が改善、大引けにかけて指数は上げ幅を広げた。 大引けの日経平均は前日比237.39円高の39901.19円となった。東証プライム市場の売買高は16億729万株、売買代金は4兆981億円だった。業種別では、鉱業、鉄鋼、石油・石炭製品などが下落する一方で、その他製品、サービス業、医薬品などが上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は72.1%、対して値下がり銘柄は23.0%となっている。 個別では、三菱UFJFG<8306>や三井住友FG<8316>などの一部の金融株が堅調に推移。また、ディスコ<6146>、サンリオ<8136>、トヨタ自動車<7203>、リクルートHD<6098>、IHI<7013>、ファーストリテ<9983>、日立<6501>、ソフトバンクグループ<9984>、ソニーグループ<6758>、メルカリ<4385>などが上昇した。ほか、船用エンジンなどの売上増加期待で国内証券が格上げを行った三井E&S<7003>が急騰、ブロードリーフ<3673>、ACCESS<4813>、SUMCO<3436>などが値上がり率上位となった。 一方、レーザーテック<6920>やアドバンテ<6857>、東エレク<8035>などの半導体関連株が軟調に推移。また、三菱重工業<7011>、川崎重工業<7012>、良品計画<7453>、などが下落した。ほか、クシュタールの買収提案撤回を嫌気されたセブン&アイHD<3382>が大幅安、YTL<1773>、アドバンスクリエイト<8798>、富士石油<5017>などが値下がり率上位となった。
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2025/07/17 16:22
相場概況
日経平均は小反落、方向感に欠ける展開
*15:47JST 日経平均は小反落、方向感に欠ける展開
前日15日の米国株式市場はまちまち。消費者物価指数(CPI)で警戒されたほどインフレの高騰が見られなかった。同時に、トランプ政権の関税策の影響による一部価格上昇で、年内の利下げ期待が後退。ナスダックは半導体のエヌビディア(NVDA)の上昇がけん引し、終日堅調に推移、連日で史上最高値を更新。主要指数は高安まちまちで終了した。米株市場を横目に、本日の日経平均は続伸して取引を開始した。その後は前日終値を挟んでもみ合う展開となったが、後場中ごろにかけて上げ幅を広げると一時39900円を超えた。ただ、買いは続かず大引けにかけて再度失速すると、小幅に反落して取引を終了した。昨日の海外市場で米長期金利が上昇。20日投開票の参院選で与党の苦戦が伝えられていることや日米関税交渉などを巡る不透明感が投資家心理を引き続き重くした。ただ、オランダの半導体製造装置大手ASMLホールディングの決算発表を控えて国内半導体株への物色が向かった場面が見られたほか、外為市場で前日大引け時点と比べ円安・ドル高方向に振れたことも下支え要因となった。 大引けの日経平均は前日比14.62円安の39663.40円となった。東証プライム市場の売買高は15億6937万株、売買代金は4兆3945億円だった。業種別では、不動産業、パルプ・紙、証券・証券先物取引業などが下落する一方で、その他製品、情報・通信業、食料品などが上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は34.9%、対して値下がり銘柄は61.1%となっている。 個別では、三菱UFJFG<8306>や三井住友FG<8316>などの一部の金融株が軟調に推移。また、川崎重工業<7012>、ディスコ<6146>、ファーストリテ<9983>、レーザーテック<6920>、サンリオ<8136>、リクルートHD<6098>、ソフトバンクグループ<9984>、トヨタ自動車<7203>、ソニーグループ<6758>などが下落した。ほか、第1四半期は想定以上の大幅減益となったヨシムラフードHD<2884>が大幅安、テラスカイ<3915>、ヒトコムHD<4433>、北の達人コーポレーション<2930>などが値下がり率上位となった。 一方、アドバンテ<6857>や東エレク<8035>などの半導体関連株が堅調に推移。また、三菱重工業<7011>、フジクラ<5803>、東京電力HD<9501>、IHI<7013>、日立<6501>、第一三共<4568>、キーエンス<6861>などが上昇した。ほか、第1四半期は市場想定を上回る着地となった東宝<9602>が急騰、JCRファーマ<4552>、ライフドリンク カンパニー<2585>、オープングループ<6572>などが値上がり率上位となった。
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2025/07/16 15:47
相場概況
日経平均は4日ぶり反発、国内半導体関連株を中心に堅調推移
*16:19JST 日経平均は4日ぶり反発、国内半導体関連株を中心に堅調推移
前日14日の米国株式市場は反発。トランプ政権が欧州連合(EU)やメキシコに新たに30%関税を通告するなど、関税策による経済やインフレへの影響が引き続き懸念された。しかし、大統領が関税を巡る協議にオープンだと言及し、交渉への期待に買い戻された。消費者物価指数(CPI)発表を翌日に控え動意が乏しい中、終盤にかけても堅調に推移し、ナスダックは史上最高値を更新した。米株市場を横目に、本日の日経平均は4日ぶりに反発して取引を開始した。前場は前日終値を挟んでもみ合う展開となったが、後場に入って上げ幅をじりじりと広げて本日高値で取引を終了した。米エヌビディアが画像処理半導体の中国向け販売を再開するとの報道もあり、国内の半導体関連株中心に物色が向かったようだ。また、外為市場で引き続き円安・ドル高水準で推移していることが輸出株などの株価支援要因となった。一方、引き続き20日投開票の参院選や日米関税交渉などを巡る不透明感が残っている。国内外で決算発表の本格化を控える中、米国で今晩6月の米消費者物価指数(CPI)が発表される予定で、この結果を見極めたいとして様子見ムードが広がった可能性がある。 大引けの日経平均は前日比218.40円高の39678.02円となった。東証プライム市場の売買高は15億7680万株、売買代金は4兆1219億円だった。業種別では、非鉄金属、保険業、電気機器などが値上がり率上位、卸売業、不動産業、パルプ・紙などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライム市場の値上がり銘柄は38.5%、対して値下がり銘柄は57.3%となっている。 個別では、東エレク<8035>やディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>などの半導体関連株が堅調に推移。また、三菱UFJ<8306>、ソフトバンクグループ<9984>、ファーストリテ<9983>、IHI<7013>、古河電工<5801>、キーエンス<6861>などが上昇した。ほか、今期の大幅増益見通しを好感されたGunosy<6047>が急騰、PRTIMES<3922>、DDグループ<3073>、TSIホールディングス<3608>などが値上がり率上位となった。 一方、川崎重工業<7012>や三菱重工業<7011>などの一部の防衛関連が軟調に推移。また、良品計画<7453>、GMOインターネット<4784>、サンリオ<8136>、ソニーグループ<6758>、キオクシアホールディングス<285A>、ダイキン<6367>などが下落した。ほか、第1四半期の営業2ケタ減益をネガティブ視されたIDOM<7599>が急落、栗本鐵工所<5602>、gumi<3903>、メドレー<4480>などが値下がり率上位となった。
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2025/07/15 16:19
相場概況
日経平均は続落、円安進行も買い材料に乏しい
*16:07JST 日経平均は続落、円安進行も買い材料に乏しい
前週末11日の米国市場は軟調に推移。トランプ政権がカナダに35%関税率を通知、関税策による経済やインフレへの影響が懸念された。また、シカゴ連銀のグールズビー総裁が新たな関税の脅威が利下げを遅らせかねないと言及、インフレ長期化で連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ期待も後退した。米株市場を横目に、本日の日経平均は3営業日続落でスタート。その後、下げ幅を広げる動きは限定的だったが、前場は軟調推移を継続。後場からは下げ幅を縮小してプラス圏に浮上するも、買いは続かず大引けにかけて再度マイナス圏に転落、39500円を下回って取引を終了した。米関税政策の強化を背景に世界景気が悪化するとの懸念がひろがるなか手掛かり材料に乏しかったが、米長期金利の上昇を通じて日米金利差の拡大が意識されて円安が進行、輸出関連株の下支え要因となった。そのほか、国内では7月20日に参議院選挙の投開票が予定されており、先行きの政局不透明感を見据えた警戒感が広がっている可能性も指摘されている。 大引けの日経平均は前日比110.06円安の39459.62円となった。東証プライム市場の売買高は14億9604万株、売買代金は3兆6610億円だった。業種別では、その他製品、情報・通信業、空運業などが下落する一方で、電気・ガス業、機械、不動産業などが上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は55.7%、対して値下がり銘柄は39.9%となっている。 個別では、三菱UFJFG<8306>や三井住友FG<8316>などの一部の金融株が軟調に推移。また、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、サンリオ<8136>、ソフトバンクグループ<9984>、任天堂<7974>、リクルートHD<6098>、ダイキン<6367>、ソニーグループ<6758>などが下落した。ほか、第3四半期好決算もサプライズ限定的で出尽くし感が先行したジンズHD<3046>が大幅安、ジェイテックコーポレーション<3446>、Bガレジ<3180>、日本新薬<4516>などが値下がり率上位となった。 一方、三菱重工業<7011>や川崎重工業<7012>、IHI<7013>などの防衛関連株などが堅調に推移。また、ファーストリテ<9983>、フジクラ<5803>、ディスコ<6146>、アドバンテ<6857>、三菱商事<8058>、トヨタ自動車<7203>、日立<6501>、HOYA<7741>などが上昇した。ほか、今期増益見通しや株主優待制度の導入を評価されたダイト<4577>が大幅高、GMOインターネット<4784>、gumi<3903>、アドソル日進<3837>などが値上がり率上位となった。
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2025/07/14 16:07
相場概況
日経平均は続落、ファーストリテの急落が指数押し下げ
*16:19JST 日経平均は続落、ファーストリテの急落が指数押し下げ
前日10日の米国株式市場は続伸。トランプ関税策への懸念が存続したほか、週次失業保険申請件数の予想外の減少で早期利下げ期待が後退。その後、ダウは航空会社デルタの好決算を好感した買いに上昇に転じた。ナスダックは長期金利の上昇を警戒された一方で、連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事のハト派発言を受け買いに転じ、連日で史上最高値を更新した。米株市場を横目に、本日の日経平均は反発して取引を開始した。朝方の買い一巡後は上げ幅を急速に縮小し、マイナス圏に転落。その後は前日終値を挟んでもみ合う展開となったが、大引けにかけてやや下げ幅を広げて39600円手前で取引を終了した。前日に決算を発表したファーストリテ<9983>が市場想定をやや下ぶれ、1銘柄で指数を260円ほど押し下げた。一方、プライム市場の幅広い銘柄がプラス圏で推移してTOPIX(東証株価指数)は0.39%高で着地した。ただ、引き続きトランプ米政権の関税政策の不透明感が重しとなるなか、20日に投開票予定の参院選で政権与党の苦戦も一部で伝えられており、投資家心理を慎重にさせている。そのほか、週末要因も相まって積極的に買い進む動きは限定的だった。 大引けの日経平均は前日比76.68円安の39569.68円となった。東証プライム市場の売買高は18億6480万株、売買代金は4兆5653億円だった。業種別では、電気・ガス、非鉄金属、サービス業などが下落する一方で、海運業、鉄鋼、パルプ・紙などが上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は70.8%、対して値下がり銘柄は25.8%となっている。 個別では、三菱重工業<7011>や川崎重工業<7012>、IHI<7013>などの防衛関連株が軟調に推移。また、ファーストリテ、フジクラ<5803>、サンリオ<8136>、ソフトバンクグループ<9984>、リクルートHD<6098>、ソシオネクスト<6526>、日立<6501>、古河電工<5801>などが下落した。ほか、3-5月期は市場コンセンサスを下振れたU-NEXT HOLDINGS<9418>が大幅安、ベルク<9974>、GMOインターネット<4784>、クリークアンドリバー社<4763>などが値下がり率上位となった。 一方、三菱UFJFG<8306>や三井住友FG<8316>などの一部の金融株やディスコ<6146>やレーザーテック<6920>などの一部の半導体関連株が堅調に推移。また、ダイキン<6367>、ホンダ<7267>、任天堂<7974>、アドバンテ<6857>、トヨタ自動車<7203>、フジ・メディアHD<4676>などが上昇した。ほか、前期業績の大幅上振れ着地を好感された三光合成<7888>がストップ高、セレス<3696>、オーエスジー<6136>、スギホールディングス<7649>などが値上がり率上位となった。
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2025/07/11 16:19
相場概況
日経平均は反落、節目の4万円意識されるなか軟調推移
*16:16JST 日経平均は反落、節目の4万円意識されるなか軟調推移
前日9日の米国株式市場は上昇。トランプ大統領が新たに設定した相互関税の一時停止期間の期限を巡り、「延長は認めない」としていたが柔軟な姿勢も示したため安心感が広がった。半導体のエヌビディア(NVDA)の上昇がけん引し、相場は終日堅調に推移した。国内の10年債入札結果や連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受けて、長期金利が低下し、終盤にかけて上げ幅を拡大。ナスダックは史上最高値を更新した。米株市場を横目に、本日の日経平均は3日ぶり反落して取引を開始した。その後下げ幅を広げた後は、39600円を挟んでの軟調もみ合い展開となった。外為市場で昨日大引け時点より円高・ドル安に振れたことが東京市場の輸出株などの株価の重しとなったほか、米トランプ政権の関税政策の不透明感が引き続き投資家心理を重くするなか、節目の4万円を意識した利食い売りも優勢となった。また、市場には積極的に買い進む材料が乏しく、20日の参議院選挙に対する懸念も投資家心理の重しとなっているとの指摘もあった。 大引けの日経平均は前日比174.92円安の39646.36円となった。東証プライム市場の売買高は20億184万株、売買代金は4兆7738億円だった。業種別では、電気・ガス業、その他製品、石油・石炭製品などが下落する一方で、証券・商品先物取引業、精密機器、建設業などが上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は32.1%、対して値下がり銘柄は63.9%となっている。 個別では、三菱UFJFG<8306>や三井住友FG<8316>などの一部の金融株が軟調に推移。また、任天堂<7974>、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、日立<6501>、ファーストリテ<9983>、ソニーグループ<6758>、トヨタ自動車<7203>などが下落した。ほか、業績上方修正も市場予想に届かず出尽くし感優勢となったSHIFT<3697>が大幅安、ウイングアーク1st<4432>、ユニオンツール<6278>、イオンフィナンシャルサービス<8570>などが値下がり率上位となった。 一方、アドバンテ<6857>やディスコ<6146>などの一部の半導体関連株が堅調に推移。また、フジクラ<5803>、サンリオ<8136>、IHI<7013>、川崎重工業<7012>、ソフトバンクグループ<9984>、楽天グループ<4755>、ソシオネクスト<6526>などが堅調に推移した。ほか、第1四半期は想定以上の大幅増益となった古野電気<6814>が大幅高、GMOインターネット<4784>、WOWOW<4839>、コシダカホールディングス<2157>などが値上がり率上位となった。
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2025/07/10 16:16
相場概況
日経平均は続伸、前日終値を挟んで方向感に欠ける展開
*16:02JST 日経平均は続伸、前日終値を挟んで方向感に欠ける展開
前日8日の米国株式市場はまちまち。トランプ大統領が新たに設定した上乗せ関税分の猶予期限8月1日の延長を認めない方針を示したため警戒感が広がり相場の売り圧力が強まった。また、関税を巡る不透明感にダウは終盤にかけて、売りが加速した。ナスダックは人工知能(AI)関連の強い需要期待が根強く下値を支え、かろうじてプラス圏を回復し、主要指数は高安まちまちで終了した。米株市場を横目に、本日の日経平均は続伸して取引を開始した。ただ、朝方の買い一巡後は売り手優位の状況となり指数も上げ幅を縮小。早い段階でマイナス圏に転落した後は前日終値付近まで値を戻し、後場には再度プラス圏に浮上したが、1日を通して方向感に欠ける展開となった。外為市場で引き続き円安・ドル高水準で推移していることが輸出株などの下支えとなったが、トランプ米政権の関税政策の不透明感が引き続き株価の重しとなった。また、国内では参院選を控える中、市場には積極的に買い進む材料が乏しい。ETF(上場投資信託)の分配金捻出売りが出ることが一部で警戒されており、心理的節目の4万円を手前に上げ幅は限定的だった。 大引けの日経平均は前日比132.47円高の39821.28円となった。東証プライム市場の売買高は19億8921万株、売買代金は4兆2947億円だった。業種別では、石油・石炭製品、鉱業、その他金融業が上昇する一方で、非鉄金属、機械、電気・ガス業が下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は77.4%、対して値下がり銘柄は19.3%となっている。 個別では、三菱UFJFG<8306>や三井住友FG<8316>などの金融株などが堅調に推移。また、アドバンテ<6857>、ソフトバンクグループ<9984>、トヨタ自動車<7203>、レーザーテック<6920>、オムロン<6645>、ホンダ<7267>などが上昇した。ほか、アクレオン社とライセンス契約を締結したJCRファーマ<4552>が大幅高、GMOインターネット<4784>、パルグループHD<2726>、テスホールディングス<5074>などが値上がり率上位となった。 一方、東エレク<8035>やディスコ<6146>など一部の半導体関連株が軟調に推移。また、任天堂<7974>、東京海上HD<8766>、ファーストリテ<9983>、フジクラ<5803>、三菱重工業<7011>、良品計画<7453>などが下落した。ほか、前期業績の下振れ着地をマイナス視されたハニーズHD<2792>が大幅安、西武ホールディングス<9024>、アイル<3854>、日置電機<6866>などが値下がり率上位となった。
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2025/07/09 16:02