相場概況ニュース一覧
    
      
        相場概況
      
      
        日経平均は3日ぶり大幅反発、海外株高を支援材料に強含み、ソニーG急反発
      
      
        日経平均は3日ぶり大幅反発。19日の米国市場でNYダウは4日続落し、339ドル安となった。金融大手の決算を好感して上昇する場面もあったが、連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めへの警戒感がくすぶり相場を押し下げた。本日の日経平均もこうした流れを引き継いで65円安からスタートすると、前場中ごろまで方向感に乏しい展開だった。ただ、前日に大幅下落していたうえ、香港ハンセン指数の大幅上昇や時間外取引での米株価指数先物の堅調推移もあり、後場に入ると反発期待の買いで強含みとなった。大引けの日経平均は前日比305.70円高の27772.93円となった。東証1部の売買高は12億8247万株、売買代金は3兆1657億円だった。業種別では、精密機器、サービス業、その他製品が上昇率上位で、その他も全般堅調。一方、海運業、保険業、鉱業など5業種が下落した。東証1部の値上がり銘柄は全体の71%、対して値下がり銘柄は25%となった。個別では、ソニーG<6758>が6%近い上昇。前日は米マイクロソフトのゲーム会社買収に絡んで急落したが、過剰反応との見方もあったようだ。その他売買代金上位ではソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>、ファーストリテ<9983>、任天堂<7974>が堅調で、自社株買い実施を発表した伊藤忠<8001>は5%超の上昇。持分法適用会社の株式譲渡を発表したネクソン<3659>や次世代バイオ燃料の試験実施を発表したユーグレナ<2931>、業績・配当予想を修正したワイエイシイ<6298>も急伸し、シンシア<7782>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、郵船<9101>が軟調で、商船三井<9104>や川崎船<9107>は大幅に下落。米半導体関連株の下落を受けてレーザーテック<6920>や東エレク<8035>は小安く引けた。また、グレイス<6541>は大幅に6日続落し、海運株などとともに東証1部下落率上位に顔を出した。
<HK>
      
      
        2022/01/20 15:55
      
    
    
      
        相場概況
      
      
        日経平均は急落、米金利2年ぶり高値でリスクオフ
      
      
        日経平均は急落。連休明け18日の米株式市場でNYダウは大幅に下落。大手投資銀行の決算を失望した金融株の下落や米10年国債利回りが2年ぶりの水準にまで上昇した警戒感からハイテク・グロース(成長)株を中心に下落。ナスダック総合指数やフィラデルフィア半導体株指数(SOX)も大幅安に。米株安を引き継いだ日経平均は328.36円安の27928.89円でスタート。心理的な節目の28000円を割り込んだことで朝方から売りが続いた。後場は日銀の上場投資信託(ETF)買いが期待できない中、時間外取引の米株価指数先物が下げ足を速めたことが売りに拍車をかけ、日経平均は大引け直前に27314.41円(-942.84円)の安値を付けた。 大引けの日経平均は前日比790.02円安の27467.23円となった。東証1部の売買高は15億1374万株、売買代金は3兆5277億円だった。セクターでは海運業、電気機器、精密機器などを筆頭にほぼ全面安となり、パルプ・紙のみが上昇。東証1部の値下がり銘柄は全体の96%、対して値上がり銘柄は2%となった。 個別では、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、HOYA<7741>などの半導体関連が6%前後と大幅に下落。米マイクロソフトのゲーム大手買収発表を受けて競争激化懸念が高まったソニーG<6758>は12%安と急落。投資判断の格下げが嫌気された村田製<6981>と太陽誘電<6976>も6%前後と下落。2月の生産計画の下振れが伝わったトヨタ自<7203>が5%近く下げ、デンソー<6902>も5%と大幅安、トヨタ紡織<3116>は8%安に。また、郵船<9101>や商船三井<9104>など海運株も投げ売られ、それぞれ10%前後と急落。日本製鉄<5401>、JFEHD<5411>などの鉄鋼株も安い。 一方、マイクロソフトの買収報道を受けた業界再編期待からカプコン<9697>、スクエニHD<9684>、コナミHD<9766>などゲーム関連の一角が大幅高。12月の月次動向が好感されたパーク24<4666>、業績・配当予想の上方修正が材料視されたイムラ封筒<3955>、国内証券により目標株価が引き上げられたIDOM<7599>なども逆行高で大きく上昇。
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        2022/01/19 16:01
      
    
    
      
        相場概況
      
      
        日経平均は反落、日銀会合後に乱高下、銀行株や鉄鋼株に売り
      
      
        日経平均は反落。17日の米国市場はキング牧師誕生日の祝日で休場だった。ただ、欧州の主要株式指数は揃って上昇し、本日の日経平均はこうした流れを引き継いで117円高からスタート。前場は値がさグロース(成長)株の上昇が目立ち、日経平均も堅調な展開となった。昼ごろに日銀金融政策決定会合で政策の現状維持が決まったと伝わると、後場の寄り付き直後に一時28690.34円(前日比356.82円高)まで上昇したが、その後急失速。後場中ごろには一転して28129.66円(同203.86円安)まで下落する場面があった。大引けの日経平均は前日比76.27円安の28257.25円となった。東証1部の売買高は12億2657万株、売買代金は2兆8125億円だった。業種別では、鉄鋼、パルプ・紙、ゴム製品が下落率上位だった。一方、鉱業、石油・石炭製品、精密機器が上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の71%、対して値上がり銘柄は25%となった。個別では、ソフトバンクG<9984>や郵船<9101>がさえない。三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>といったメガバンク株は後場に入り値を崩した。日本製鉄<5401>とJFE<5411>は揃って7%前後の下落。鉄鋼株は年明けからの上昇ピッチが速かったうえ、一部銘柄で外資系証券の投資判断引き下げが観測され、利益確定売りが出たようだ。愛三工<7283>はデンソー<6902>による出資比率引き上げが見送られ急落。また、グレイス<6541>は連日で売り気配のままストップ安比例配分となった。一方、レーザーテック<6920>やファーストリテ<9983>が2%超の上昇。トヨタ自<7203>は時価総額が一時40兆円に達し、小高く引けた。原油高を受けてINPEX<1605>などの関連銘柄が堅調。増配を発表したリソー教育<4714>は急伸し、業績上方修正のシュッピン<3179>は東証1部上昇率トップとなった。
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        2022/01/18 15:56
      
    
    
      
        相場概況
      
      
        日経平均は3日ぶり反発、自律反発期待の買い先行、米休場前に上値重く
      
      
        日経平均は3日ぶり反発。14日の米国市場でNYダウは続落し、201ドル安となった。12月小売売上高の予想下振れや金融大手の決算が嫌気された。一方、半導体関連を中心としたハイテク株には押し目買いが入り、ナスダック総合指数は反発。13~14日の2日間で640円あまり下落していた日経平均も、週明けの本日は自律反発期待の買いが先行して208円高からスタートした。前場には28449.99円(前週末比325.71円高)まで上昇する場面もあったが、今晩の米国市場が休場とあって上値追いの動きは限られた。大引けの日経平均は前週末比209.24円高の28333.52円となった。東証1部の売買高は9億9587万株、売買代金は2兆3178億円だった。業種別では、鉱業、ゴム製品、パルプ・紙が上昇率上位だった。一方、鉄鋼、海運業、保険業が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の44%、対して値下がり銘柄は51%となった。個別では、ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>などがしっかり。NY原油先物相場が大幅反発したことを受け、INPEX<1605>などの関連銘柄が買われた。クリレスHD<3387>は決算が好感され、ベイカレント<6532>やSHIFT<3697>は商いを伴って急伸。また、株式分割の実施を発表したOATアグリオ<4979>や前述のベイカレントが東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、売買代金トップのレーザーテック<6920>は3日続落し、郵船<9101>や商船三井<9104>といった海運株もさえない。スノーピーク<7816>は12月度売上の増収率鈍化を受けてストップ安。今期大幅減益見通しのフィルカンパニー<3267>や四半期報告書の提出遅延見込みを発表したグレイス<6541>は売り気配のままストップ安比例配分となった。
<HK>
      
      
        2022/01/17 16:05
      
    
    
      
        相場概況
      
      
        日経平均は大幅続落、一時600円近い下落、日米で金融政策に警戒感
      
      
        日経平均は大幅続落。13日の米国市場でNYダウは3日ぶりに反落し、176ドル安となった。ブレイナード連邦準備理事会(FRB)理事の議会証言を受けて金融引き締めへの警戒感が強まり、ハイテク株を中心に売りが出た。本日の日経平均はこうした流れを引き継ぎ242円安からスタートすると、日銀についても一部報道で政策変更への思惑が広がり、前引けにかけて27889.21円(前日比599.92円安)まで下落する場面があった。ただ、後場に入ると日銀による上場投資信託(ETF)買い入れ観測を支えに下げ渋った。大引けの日経平均は前日比364.85円安の28124.28円となった。なお、オプション1月物の特別清算指数(SQ)は28266.57円。東証1部の売買高は14億0815万株、売買代金は3兆4410億円だった。業種別では、サービス業、不動産業、機械が下落率上位で、その他も全般軟調。一方、海運業、水産・農林業、小売業の3業種が上昇した。東証1部の値下がり銘柄は全体の73%、対して値上がり銘柄は23%となった。個別では、売買代金トップのレーザーテック<6920>が2%超下落したほか、キーエンス<6861>やリクルートHD<6098>といった値がさグロース(成長)株の下げが目立った。その他売買代金上位もトヨタ自<7203>、ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>など全般軟調で、東エレク<8035>は小安く引けた。決算発表銘柄では久光薬<4530>などが急落。また、日立<6501>による保有株売却が伝わった日立建機<6305>は東証1部下落率トップとなった。一方、ファーストリテ<9983>が8%の上昇となり、7&iHD<3382>は5%近い上昇。ともに堅調な決算が買い安心感につながったようだ。郵船<9101>や川崎船<9107>といった海運株はしっかり。乃村工芸<9716>や竹内製作<6432>は決算が好感されて急伸した。また、ワールド<3612>による子会社化が発表されたナルミヤ<9275>は買い気配のままストップ高比例配分となった。
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        2022/01/14 15:58
      
    
    
      
        相場概況
      
      
        日経平均は反落、値がさ株に売り、円上昇やコロナ感染増も
      
      
        日経平均は反落。12日の米国市場でNYダウは続伸し、38ドル高となった。昨年12月の消費者物価指数(CPI)は39年ぶりの高い伸びながら市場予想並みで、ハイテク株を中心に買いが入った。ただ、連銀総裁らのタカ派的な発言を受けて長期金利が上昇に転じ、ハイテク株も伸び悩んだ。前日に大きく上昇した日経平均も本日は売りが先行して107円安からスタート。円相場の上昇や国内での新型コロナウイルス感染者の増加も重しとなり、引けにかけて28444.96円(前日比320.70円安)まで下落する場面があった。大引けの日経平均は前日比276.53円安の28489.13円となった。東証1部の売買高は11億6357万株、売買代金は2兆7679億円だった。業種別では、精密機器、小売業、サービス業が下落率上位だった。一方、鉄鋼、非鉄金属、パルプ・紙が上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の73%、対して値上がり銘柄は23%となった。個別では、売買代金トップのレーザーテック<6920>のほか、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、キーエンス<6861>といった値がさ株が軟調。オリンパス<7733>やHOYA<7741>、リクルートHD<6098>の下げが目立ち、イオン<8267>は決算を受けて5%超の下落。郵船<9101>や川崎船<9107>といった海運株は小安く引けた。また、MSコンサル<6555>が東証1部下落率上位トップとなり、中小型グロース(成長)株が下落率上位に多く顔を出した。一方、トヨタ自<7203>が2%超上昇し、連日で上場来高値(株式分割考慮)を更新。三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>、東エレク<8035>もしっかり。日本製鉄<5401>、JFE<5411>、住友鉱<5713>などは商品市況の先高観から大きく上昇した。また、星和電機<6748>が新素材開発でストップ高を付け、決算が好感されたOSG<6136>やローツェ<6323>も東証1部上昇率上位に顔を出した。
<HK>
      
      
        2022/01/13 15:57
      
    
    
      
        相場概況
      
      
        日経平均は4日ぶり大幅反発、金利上昇一服でハイテク・グロース買い戻し
      
      
        日経平均は4日ぶりに大幅反発。11日の米株式市場でNYダウは5日ぶりに反発。再任指名に伴う公聴会での連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の証言は一段と金融引き締め懸念を強めるものではなかったことから警戒感が後退。金利が低下に転じたことでハイテク株を中心に買い戻され、ナスダック総合指数も大幅続伸。こうした流れを引き継いで日経平均は227.05円高でスタート。香港ハンセン指数の上昇が追い風となり、前場中頃から騰勢を強めると上げ幅を500円超に広げた。後場は上昇一服から高値圏でのもみ合いが続いたが、取引終盤にかけて改めて買いが優勢となると、引け間際に28814.31円とこの日の高値を付けた。 大引けの日経平均は前日比543.18円高の28765.66円となった。東証1部の売買高は11億9795万株、売買代金は3兆0151億円だった。セクターでは鉱業、海運業、金属製品を筆頭にほぼ全面高となり、電気・ガス業、保険業のみが下落となった。東証1部の値上がり銘柄は全体の88%、対して値下がり銘柄は10%となった。 個別では、東エレク<8035>、ルネサス<6723>、SUMCO<3436>などの半導体関連が大幅高。自社株買いの進捗が確認されたソフトバンクG<9984>も急伸。直近下落が目立っていたキーエンス<6861>、ベイカレント<6532>、SHIFT<3697>などのグロース(成長)株の一角も大幅に反発。ソニーG<6758>、リクルートHD<6098>、ファーストリテ<9983>、日本電産<6594>なども堅調で、川崎汽船<9107>やINPEX<1605>などの市況関連の急伸ぶりも目立った。9-11月期業績が市場予想を下振れ、通期計画も据え置かれた安川電機<6506>は売りが先行したものの、受注の好調も評価され切り返して反発。好決算が評価された技研製作所<6289>が大幅高で、国内証券が投資判断を引き上げたくら寿司<2695>も買われた。業績予想を上方修正したタマホーム<1419>は東証1部の上昇率上位に躍り出た。 一方、米長期金利の上昇一服から三井住友<8316>や東京海上HD<8766>が軟調で、第一生命HD<8750>が大きく下落。直近上昇が続いていたデンソー<6902>は利益確定売りに押され、エーザイ<4523>や第一三共<4568>、KDDI<9433>などのディフェンシブ銘柄で冴えないものが散見された。好決算も低進捗率が嫌気されたリソー教育<4714>は売られ、今期業績見通しが市場予想を下回ったキユーピー<2809>が大幅安。9-11月期業績が失望感を誘った東京個別<4745>やわらべ日洋<2918>が急落し、業績予想を下方修正したブイキューブ<3681>と共に東証1部の下落率上位に並んだ。
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        2022/01/12 16:01
      
    
    
      
        相場概況
      
      
        日経平均は3日続落、米金融引き締めを警戒、キーエンス8%近い下落
      
      
        日経平均は3日続落。日本の連休中、米国市場ではNYダウが7日に4ドル安、10日に162ドル安と4日続落した。7日発表の12月雇用統計が労働需給の引き締まりを意識させる内容となり、連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めへの警戒感が一段と広がった。連休明けの日経平均はこうした流れを引き継いで97円安からスタート。今晩の米国で予定されているパウエルFRB議長の再任を巡る米議会上院の公聴会の内容も警戒され、前場に一時28089.49円(前週末比389.07円安)まで下落すると、その後軟調な展開が続いた。大引けの日経平均は前日比256.08円安の28222.48円となった。東証1部の売買高は12億4677万株、売買代金は3兆0073億円だった。業種別では、電気機器、化学、金属製品が下落率上位だった。一方、保険業、銀行業、証券が上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の53%、対して値上がり銘柄は44%となった。個別では、売買代金トップのレーザーテック<6920>が4%超の下落。キーエンス<6861>は8%近い下落となり、値がさグロース(成長)株の売りが続いた。その他売買代金上位ではソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、東エレク<8035>などが軟調で、郵船<9101>は小安い。ローソン<2651>やウエルシアHD<3141>、良品計画<7453>といった小売株は決算を受けて売りがかさみ、金融各社による株式売出しを発表した日ペHD<4612>は東証1部下落率トップとなった。一方、米金利上昇を受けて三菱UFJ<8306>と三井住友<8316>が揃って2%超の上昇。社長人事が報じられたみずほ<8411>は3%の上昇となった。トヨタ自<7203>もしっかり。中小型株ではネクステージ<3186>が前週末に続いて賑わいを見せ、決算が好感されたエスクローAJ<6093>は東証1部上昇率トップとなった。
<HK>
      
      
        2022/01/11 16:00
      
    
    
      
        相場概況
      
      
        日経平均は小幅続落、買い戻し続かず、米雇用統計や連休前に小安く引け
      
      
        日経平均は小幅続落。6日の米国市場でNYダウは続落し、170ドル安となった。引き続き金融引き締めへの警戒感がくすぶった。一方、前日に大幅下落した日経平均は買い戻し先行で223円高からスタートすると、朝方には一時28813.09円(前日比325.22円高)まで上昇。しかし、今晩の米12月雇用統計の発表や明日からの3連休を前に上値追いの動きは限られ、前場中ごろを過ぎると一転して28293.70円(同194.17円安)まで下落する場面があった。後場になると小安い水準でもみ合う展開が続いた。大引けの日経平均は前日比9.31円安の28478.56円となった。東証1部の売買高は12億8905万株、売買代金は3兆0128億円だった。業種別では、陸運業、電気機器、サービス業が下落率上位だった。一方、鉱業、銀行業、鉄鋼が上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の56%、対して値上がり銘柄は39%となった。個別では、売買代金トップのレーザーテック<6920>が軟調で、ほかにもキーエンス<6861>や日本電産<6594>といった値がさグロース(成長)株の下落が目立った。東エレク<8035>やファーストリテ<9983>は小安く終了。4℃ HD<8008>やレノバ<9519>は業績下方修正を受けた売りが出た。また、ティアック<6803>が東証1部下落率トップとなったほか、ここ数日と同様に中小型グロース株が下落率上位に多く顔を出した。一方、ソフトバンクG<9984>が2%の上昇。投資先の中国アリババ集団などの株価上昇が買い材料視されたようだ。ソニーG<6758>やトヨタ自<7203>、郵船<9101>などの海運株も堅調。米金利上昇で三菱UFJ<8306>などが、NY原油先物相場の上昇でINPEX<1605>などが買われた。また、通期決算及び中期経営計画を発表したネクステージ<3186>が東証1部上昇率トップとなった。
<HK>
      
      
        2022/01/07 15:57
      
    
    
      
        相場概況
      
      
        日経平均は3日ぶり大幅反落、844円安、FRBタカ派姿勢受け
      
      
        日経平均は3日ぶり大幅反落。5日の米国市場でNYダウは3日ぶりに反落し、392ドル安となった。12月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で連邦準備理事会(FRB)のタカ派姿勢が意識され、金利上昇とともにハイテク株を中心に売りが広がった。本日の東京市場でも値がさグロース(成長)株に売りが先行し、日経平均は195円安からスタート。その後、国内での新型コロナウイルス感染者数の増加なども警戒されて幅広い銘柄に売りが出て、日経平均は下げ幅を大きく広げこの日の安値で取引を終えた。大引けの日経平均は前日比844.29円安の28487.87円となった。下げ幅は昨年6月21日以来の大きさ。東証1部の売買高は12億1064万株、売買代金は3兆0999億円だった。業種別では、精密機器、サービス業、電気機器が下落率上位で、その他も全般軟調。保険業、鉄鋼の2業種のみ上昇した。東証1部の値下がり銘柄は全体の92%、対して値上がり銘柄は6%となった。個別では、ソニーG<6758>が売買代金トップで7%近い下落。前日は電気自動車(EV)市場参入への期待から大きく上昇したが、米金利上昇により利益確定売りが広がったようだ。昨年12月の国内「ユニクロ」既存店売上高が2ケタ減収となったファーストリテ<9983>は5%近い下落。その他売買代金上位もレーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>など全般軟調で、キーエンス<6861>やリクルートHD<6098>、エムスリー<2413>といった値がさグロース株の下げが目立った。トヨタ自<7203>はプラス圏で推移する場面もあったが小安く終了。また、ラクス<3923>やSHIFT<3697>が東証1部下落率上位に顔を出した。一方、売買代金上位ではNTT<9432>、塩野義<4507>、日本郵政<6178>、KDDI<9433>が逆行高。また、ティアック<6803>やミクニ<7247>が東証1部上昇率上位に顔を出した。
<HK>
      
      
        2022/01/06 15:56
      
    
    
      
        相場概況
      
      
        日経平均は小幅続伸、バリュー買い・グロース売りが一段と鮮明
      
      
        日経平均は小幅続伸。4日の米株式市場でNYダウは続伸し、連日で史上最高値を更新。新型コロナウイルス変異株「オミクロン型」感染収束に伴う景気回復を期待した買いが相場をけん引。一方、長期金利の先高観が嫌気されたハイテク株は売られ、ナスダック総合指数は大幅反落。米ハイテク株安が重しとなり、日経平均は12.99円安と小反落でスタート。ただ、円安・ドル高も追い風に自動車関連など割高感の乏しい景気敏感株への買いが下値を支え、前場中頃には一時29388.16円(+86.37円)まで上昇。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の公表直前ということもあり、その後は前日終値近辺での一進一退が続いたが、引けにかけては強含み、結局、小幅続伸で終えた。 大引けの日経平均は前日比30.37円高の29332.16円となった。東証1部の売買高は12億5972万株、売買代金は3兆1333億円だった。セクターでは保険業、非鉄金属、輸送用機器などが上昇率上位に並んだ一方、精密機器、サービス業、医薬品などが下落率上位に並んだ。東証1部の値上がり銘柄は全体の46%、対して値下がり銘柄は49%となった。 個別では、トヨタ自<7203>とデンソー<6902>が連日で上場来高値を更新し、マツダ<7261>や日産自<7201>も大幅に上昇。川崎汽船<9107>が大幅続伸となり、郵船<9101>も買われた。そのほか、ソニーG<6758>、日立製<6501>などのTOPIXコア30の主力株のほか、三菱UFJ<8306>、東京海上HD<8766>、三菱商事<8058>、JFEHD<5411>、コマツ<6301>など景気敏感株を中心に主力株が大幅高。村田製<6981>、太陽誘電<6976>、ファナック<6954>などのハイテク株の一角も買われた。資本・業務提携先のデンソーの株価上昇が刺激材料となったイーソル<4420>はストップ高まで買い進まれて東証1部上昇率トップとなり、国内証券が目標株価を引き上げたマルマエ<6264>も上位に顔を出した。 一方、ハイテク株には売りが広がり、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、三井ハイテク<6966>が下落。また、エムスリー<2413>、HOYA<7741>、ベイカレント<6532>、ファーストリテ<9983>、リクルートHD<6098>、任天堂<7974>、信越化学<4063>、ZHD<4689>など値がさ株やグロース(成長)株の下落が目立った。東証1部下落率上位にはJMDC<4483>、SHIFT<3697>、メドピア<6095>、LITALICO<7366>、Sansan<4443>、ベネフィット・ワン<2412>などの株価バリュエーションが特に高いグロース銘柄が並んだ。そのほか、投資判断の格下げを受けたマネーフォワード<3994>やシスメックス<6869>も下落率上位に並んだ。
<YN>
      
      
        2022/01/05 16:01
      
    
    
      
        相場概況
      
      
        日経平均は3日ぶり大幅反発、500円超高、米株高受け心理上向く
      
      
        日経平均は3日ぶり大幅反発。年明け3日の米国市場でNYダウは3日ぶりに反発し、246ドル高となった。S&P500指数とともに過去最高値を更新。新型コロナウイルス変異株「オミクロン型」の感染拡大が続く一方、「流行は短期で収束する」との見方などから景気回復への期待が相場を押し上げた。名実ともに新年相場入りした本日の東京市場でも投資家心理が上向き、日経平均は306円高からスタート。その後も上げ幅を広げる展開となり、後場には29323.79円(前営業日比532.08円高)まで上昇する場面があった。大引けの日経平均は前営業日比510.08円高の29301.79円となった。終値としては昨年11月25日以来の高値水準となる。東証1部の売買高は11億0993万株、売買代金は2兆7598億円だった。業種別では、海運業、輸送用機器、保険業が上昇率上位で、その他も全般堅調。パルプ・紙、鉱業の2業種のみ下落した。東証1部の値上がり銘柄は全体の74%、対して値下がり銘柄は23%となった。個別では、トヨタ自<7203>が6%の上昇となり、上場来高値(株式分割考慮)を更新。2025年をメドに独自の車載用基盤ソフトを実用化すると報じられた。川崎船<9107>、郵船<9101>、商船三井<9104>といった海運株も大きく上昇。東エレク<8035>は米半導体株高の流れを引き継ぎ、上場来高値を更新した。その他売買代金上位もソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>など全般堅調。また、スマバリュ<9417>や川崎船が東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、売買代金トップのレーザーテック<6920>は利益確定売りが出て2%超下落し、ファーストリテ<9983>は連日で昨年来安値を更新。レノバ<9519>は再び売りがかさむ場面があり、OLC<4661>は新型コロナ感染拡大が警戒されて軟調だった。また、ネットプロHD<7383>や三井松島HD<1518>が東証1部下落率上位に顔を出した。
<HK>
      
      
        2022/01/04 15:57
      
    
    
      
        相場概況
      
      
        日経平均は続落、薄商いで手仕舞い売り優勢、年間では1300円超高
      
      
        日経平均は続落。29日の米国市場でNYダウは6日続伸し、90ドル高となった。景気敏感株を中心に買われ、11月8日以来およそ1か月半ぶりに過去最高値を更新。S&P500指数も最高値を付けた。ただ、東京市場では年末年始の休場を前に持ち高を減らすための手仕舞い売りが出て、本日の日経平均は112円安からスタートすると、朝方には一時28579.49円(前日比327.39円安)まで下落。その後、前日終値近辺まで値を戻す場面もあったが、取引参加者が少なく薄商いのなか、上値を追う動きは限られた。大引けの日経平均は前日比115.17円安の28791.71円となった。2020年末(27444.17円)比では1347.54円高となる。東証1部の売買高は7億2984万株、売買代金は1兆8438億円だった。業種別では、その他製品、水産・農林業、陸運業が下落率上位でその他も全般軟調。一方、ゴム製品、情報・通信業、鉄鋼など5業種が上昇した。東証1部の値下がり銘柄は全体の61%、対して値上がり銘柄は34%となった。個別では、任天堂<7974>が2%の下落となったほか、ソニーG<6758>やファーストリテ<9983>もさえない。ファーストリテは7日続落し、連日で年初来安値を更新した。郵船<9101>やトヨタ自<7203>は小安い。国内外の新型コロナウイルス感染者数の増加が警戒されたようで、エアトリ<6191>やオープンドア<3926>といった旅行関連株の下げが目立った。また、エムアップ<3661>などが東証1部下落率上位に顔を出した。一方、ソフトバンクG<9984>が堅調で、レーザーテック<6920>や東エレク<8035>は小高い。ZHD<4689>は3%超上昇したが、韓国ネイバーを巡る報道が手掛かり材料となったようだ。ハイデ日高<7611>は決算を受け、SCREEN<7735>は生産増強観測が報じられて買い優勢。また、ワイエイシイ<6298>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。
<HK>
      
      
        2021/12/30 16:07
      
    
    
      
        相場概況
      
      
        日経平均は反落、アジア市況など嫌気し「掉尾の一振」期待萎む
      
      
        日経平均は反落。28日の米株式市場でNYダウは5日続伸。S&P500指数は一時過去最高値を更新したが失速し小反落。新型コロナウイルス変異株「オミクロン型」に対する警戒感の緩和が引き続き景気回復に対する楽観的な見方を支援した。ハイテク株は利益確定売りに押され、ナスダック総合指数は反落。米株高の小休止を受けて日経平均は73.43円安からスタート。寄り付き直後に一時29106.28円まで切り返したがすぐに失速。前場中頃からはオミクロン株感染拡大を受けて軟化したアジア市況を嫌気し29000円を割り込むと下げ幅を拡大。後場は下げ渋ったものの、「掉尾の一振」への期待は薄く、戻りは限定的となった。 大引けの日経平均は前日比162.28円安の28906.88円となった。東証1部の売買高は8億5258万株、売買代金は2兆0392億円だった。セクターではゴム製品、食料品、ガラス・土石製品などが下落率上位に並んだ一方、海運業、空運業、水産・農林業などが上昇率上位に並んだ。東証1部の値下がり銘柄は全体の24%、対して値上がり銘柄は72%となった。 個別では、連日で上場来高値を更新していた東エレク<8035>やレーザーテック<6920>が利益確定売りに押され反落。キーエンス<6861>、日立製<6501>、キヤノン<7751>、村田製<6981>、アドバンテスト<6857>などのハイテク株も下落が目立った。ファーストリテ<9983>、任天堂<7974>、OLC<4661>などの値がさ株やグロース(成長)株の一角も軟調。トヨタ自<7203>も売られた。配当や優待の権利落ちでJT<2914>やすかいらーくHD<3197>も大きく下落。3日ぶりにザラ場で寄り付いたレノバ<9519>は30%超の下落率で急落。上半期決算発表で目先の出尽くし感が先行したERIHD<6083>も急落。第1四半期好決算も出尽くし感が優勢となったマルマエ<6264>は4%超下げた。 一方、久々に商船三井<9104>や川崎汽船<9107>の海運株のほか、ソフトバンクG<9984>が大きく上昇。JR東日本<9020>、JAL<9201>、エイチ・アイ・エス<9603>などのアフターコロナ銘柄も堅調。9-11月期が大幅増益となったJフロント<3086>は大幅高。調査報告書受領を受けた警戒感の後退や過年度決算の修正による実体面での影響は限定的との見方から、アウトソーシング<2427>が急反発。また、9-11月期の大幅増益決算が好感されたTAKARA&C<7921>、株主還元を強化した京都銀行<8369>がそれぞれ急伸し、通期計画下方修正も足元の業績回復が評価されたスギHD<7649>も上昇した。オアシス・マネジメントの大量保有報告が手掛かりとなったインフォコム<4348>は東証1部値上がり率上位に顔を出した。
<YN>
      
      
        2021/12/29 16:01
      
    
    
      
        相場概況
      
      
        日経平均は3日ぶり大幅反発、29000円台回復、米株高受け朝方400円超上昇
      
      
        日経平均は3日ぶり大幅反発。27日の米国市場でNYダウは4日続伸し、351ドル高となった。S&P500指数は連日で過去最高値を更新。クレジットカード会社のマスターカードのデータで年末商戦の売上高が高い伸びを示したことなどが好感された。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで276円高からスタートすると、朝方には一時29121.01円(前日比444.55円高)まで上昇。その後は上値で利益確定の売りも出て29000円を挟みもみ合う展開が続いたが、引けにかけてやや強含んだ。大引けの日経平均は前日比392.16円高の29069.16円となった。終値としては11月25日以来およそ1カ月ぶりの高値水準となる。東証1部の売買高は9億5249万株、売買代金は2兆1688億円だった。業種別では、精密機器、パルプ・紙、水産・農林業が上昇率上位で、その他も全般堅調。下落したのは海運業のみだった。東証1部の値上がり銘柄は全体の86%、対して値下がり銘柄は12%となった。個別では、売買代金トップのレーザーテック<6920>が3%の上昇。東エレク<8035>も堅調で、ともに連日で上場来高値を更新した。前日の米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が大きく上昇し、レーザーテックや東エレクもこうした流れを引き継いだ。その他売買代金上位ではソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、トヨタ自<7203>、キーエンス<6861>がしっかり。しまむら<8227>やあさひ<3333>は決算を好感した買いが入った。また、後場の取引時間中に業績・配当予想の上方修正を発表した愛知銀<8527>が東証1部上昇率トップとなった。一方、郵船<9101>や商船三井<9104>、任天堂<7974>はさえない。ピックルス<2925>は決算を受けて売りが先行。また、レノバ<9519>は連日で売り気配のままストップ安比例配分となった。
<HK>
      
      
        2021/12/28 15:57
      
    
    
      
        相場概況
      
      
        日経平均は続落、軟調もみ合い、手掛かり材料乏しく利益確定売り優勢
      
      
        日経平均は続落。24日は海外の主要市場がクリスマスの祝日で休場だった。引き続き世界的な新型コロナウイルス変異株「オミクロン型」の感染拡大が懸念される一方、日本でも米製薬大手メルクの新型コロナ経口薬「モルヌピラビル」が承認されたことなどからやや警戒感が和らぎ、週明けの日経平均は3円高からスタートした。しかし、取引参加者が少なく、売買の手掛かり材料にも乏しいなかで利益確定の売りが出て、朝方に一時28658.82円(前週末比123.77円安)まで下落。その後は軟調もみ合いの展開となった大引けの日経平均は前週末比106.13円安の28676.46円となった。東証1部の売買高は7億7748万株、売買代金は1兆6685億円と前週末並みの低水準だった。業種別では、情報・通信業、非鉄金属、電気・ガス業が下落率上位で、その他も全般軟調。一方、ゴム製品、その他金融業、不動産業など5業種が上昇した。東証1部の値下がり銘柄は全体の67%、対して値上がり銘柄は29%となった。個別では、ソフトバンクG<9984>が3%近い下落。3月に経営破綻した英金融会社グリーンシルを巡り、スイスの金融大手クレディ・スイスが同社への訴訟を準備していると伝わった。ニトリHD<9843>は決算がネガティブ視されて6%超の下落。その他売買代金上位では郵船<9101>やファーストリテ<9983>がさえない。また、洋上風力発電事業の公募で選定されなかったレノバ<9519>は売り気配のままストップ安比例配分。不正会計を巡る調査を延長したEduLab<4427>や決算発表の象印マホービン<7965>も東証1部下落率上位に顔を出した。一方、売買代金トップのレーザーテック<6920>は小高く、東エレク<8035>は2%の上昇。ソニーG<6758>、トヨタ自<7203>、商船三井<9104>もしっかり。アトラG<6029>は伊藤忠<8001>との業務委託契約で東証1部上昇率トップとなり、タムラ製<6768>は出資先の新製品開発で買い気配のままストップ高比例配分となった。
<HK>
      
      
        2021/12/27 16:10
      
    
    
      
        相場概況
      
      
        日経平均は4日ぶり小幅反落、上値追い限られマイナス転換、売買1年ぶり低水準
      
      
        日経平均は4日ぶり小幅反落。23日の米国市場でNYダウは3日続伸し、196ドル高となった。S&P500指数は過去最高値を更新。新型コロナウイルス変異株「オミクロン型」への懸念が和らいだほか、良好な経済指標も投資家心理の改善につながった。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで37円高からスタートすると、朝方には一時28870.13円(前日比71.76円高)まで上昇。ただ、クリスマス休暇などで薄商いのなか上値追いの動きは限られ、利益確定売りに押されマイナスへ転じた。日中の上下の値幅は96円あまりだった。大引けの日経平均は前日比15.78円安の28782.59円となった。東証1部の売買高は7億4672万株、売買代金は1兆6165億円と昨年12月25日以来の低水準だった。業種別では、保険業、陸運業、電気・ガス業が下落率上位だった。一方、機械、ガラス・土石製品、電気機器が上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の54%、対して値上がり銘柄は40%となった。個別では、川崎船<9107>やNTT<9432>が2%の下落となり、郵船<9101>やソフトバンクG<9984>は小安く引けた。大阪製鉄<5449>は新市場区分で「スタンダード」を選択すると発表し、三菱電<6503>は品質不正に関する調査結果の第2報等を公表して売り優勢。また、DLE<3686>やネットプロHD<7383>が東証1部下落率上位に顔を出した。一方、レーザーテック<6920>は4%近い上昇。東エレク<8035>も堅調で、揃って上場来高値を更新した。その他売買代金上位では三井ハイテク<6966>や神戸物産<3038>が大きく上昇。業績上方修正や増配を発表したローランドDG<6789>が急伸し、子会社の生産能力増強を発表したエフテック<7212>は後場ストップ高を付けた。また、品川リフラ<5351>による完全子会社化が発表されたイソライト工業<5358>は買い気配のままストップ高比例配分となった。
<HK>
      
      
        2021/12/24 16:00
      
    
    
      
        相場概況
      
      
        日経平均は3日続伸、後場強含み高値引け、エーザイ9%安
      
      
        日経平均は3日続伸。22日の米国市場でNYダウは続伸し、261ドル高となった。12月消費者信頼感指数などの経済指標が市場予想を上回り、食品医薬品局(FDA)が製薬大手ファイザーの新型コロナウイルス経口薬の緊急使用を承認したことも好感された。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで140円高からスタート。クリスマスや年末を前に売買は低調で、前場の日経平均は伸び悩む場面もあった。ただ、後場になるとアジア株の上昇などを受けて強含み、この日の高値で取引を終えた。大引けの日経平均は前日比236.16円高の28798.37円となった。東証1部の売買高は8億1350万株、売買代金は1兆8853億円と7月6日以来の低水準だった。業種別では、鉱業、空運業、海運業が上昇率上位で、その他も全般堅調。一方、医薬品、パルプ・紙、小売業の3業種が下落した。東証1部の値上がり銘柄は全体の65%、対して値下がり銘柄は30%となった。個別では、レーザーテック<6920>、郵船<9101>、リクルートHD<6098>の上昇が目立ち、トヨタ自<7203>やソニーG<6758>も堅調。ソフトバンクG<9984>は小高く引けた。INPEX<1605>などはNY原油先物相場の続伸を受けて買われ、コマツ<6301>は建設機械・フォークリフトの値上げ、東急不HD<3289>は小売りの「東急ハンズ」売却、神戸物産<3038>は11月度業績が好感された。また、DLE<3686>がストップ高水準まで急騰し、神栄<3004>は買い気配のままストップ高比例配分となった。一方、エーザイ<4523>は9%の下落。厚生労働省の専門部会が認知症新薬について継続審議とする方針が伝わり、東証1部下落率トップとなった。自動車部品子会社での検査不正が伝わった日立<6501>は3%の下落。川崎船<9107>やファーストリテ<9983>は小安く引けた。また、業績下方修正を発表したPD<4587>なども売り優勢だった。
<HK>
      
      
        2021/12/23 15:56
      
    
    
      
        相場概況
      
      
        日経平均は小幅続伸、28500円割れでの押し目買い根強い
      
      
        日経平均は小幅続伸。前日の米株式市場でNYダウは4日ぶりに大幅反発。治療薬の普及期待などから新型コロナウイルス変異株「オミクロン型」に対する懸念が緩和。歳出法案の進展期待も支援材料となり終日堅調に推移した。ナスダック総合指数も大幅に反発。こうした流れを引き継いで日経平均は96.47円高でスタート。ただ、前日の大幅反発で既に米株高は織り込み済みで、寄り付き直後は失速。その後は、アジア市況が小高い一方、時間外取引の米株価指数先物は軟調と外部環境がまちまちな中、前日終値近辺でのもみ合いが継続。前場と後場でそれぞれ一時マイナスに転じる場面もあったが、心理的な節目の28500円割れでは押し目買いが根強く、結局、引けにかけてプラスに転じて終えた。 大引けの日経平均は前日比44.62円高の28562.21円となった。東証1部の売買高は8億7492万株、売買代金は1兆9894億円だった。セクターでは空運業、鉱業、ゴム製品などが上昇率上位に並んだ一方、パルプ・紙、食料品、電気・ガス業などが下落率上位に並んだ。東証1部の値上がり銘柄は全体の52%、対して値下がり銘柄は41%となった。 個別では、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)の大幅高を追い風に、前日に急伸した半導体関連株が反動安をこなして買い優勢となり東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、ルネサス<6723>などが上昇。ソニーG<6758>、ZHD<4689>、JAL<9201>は2%超の大幅高となり、INPEX<1605>、富士通<6702>、ブリヂストン<5108>なども堅調。大手海運株は朝安後に底堅く推移し商船三井<9104>はプラスに転じた。自社株買いを発表した東京海上HD<8766>が買われ、自社株の消却を発表したグリー<3632>も大幅高。大型受注の獲得を発表したFPG<7148>は急伸し、メディパルHD<7459>と資本業務提携した神栄<3004>はストップ高まで買い進まれた。また、業績予想を上方修正したERI HD<6083>はストップ高比例配分となった。 一方、任天堂<7974>、ファナック<6954>、トヨタ自<7203>、デンソー<6902>、武田薬<4502>、OLC<4661>、日本電産<6594>、SMC<6273>などが下落。日本M&A<2127>、神戸物産<3038>は大きく売られた。決算が売りを誘ったところでは日本オラクル<4716>、ツルハHD<3391>が揃って急落。12月既存店売上高が前年比マイナスになった西松屋チェ<7545>も売られ年初来安値を更新した。そのほか、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、村田製<6981>、JT<2914>、NTT<9432>などが軟調だった。
<YN>
      
      
        2021/12/22 16:01
      
    
    
      
        相場概況
      
      
        日経平均は3日ぶり大幅反発、海外下げ一服で反発期待の買い、半導体株など高い
      
      
        日経平均は3日ぶり大幅反発。20日の米国市場でNYダウは大幅に3日続落し、433ドル安となった。世界的な新型コロナウイルス感染拡大などが懸念されたが、一時700ドル近く下落したのちに買い戻しが入って下げ幅を縮小。ここ2日で1100円あまり下落していた日経平均も、本日は買い戻しや自律反発期待の買いが先行して371円高からスタートした。その後、香港ハンセン指数の反発や時間外取引でのNYダウ先物の上昇を追い風に一時28533.74円(前日比595.93円高)まで上昇すると、高値圏でこう着感を強めた。大引けの日経平均は前日比579.78円高の28517.59円となった。東証1部の売買高は10億1566万株、売買代金は2兆3405億円だった。業種別では、全33業種がプラスとなり、海運業、その他製品、証券、ゴム製品、電気機器が上昇率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の77%、対して値下がり銘柄は20%となった。個別では、売買代金トップのレーザーテック<6920>が5%近く上昇したほか、2位の任天堂<7974>や3位の東エレク<8035>も上げが目立った。米マイクロン・テクノロジーの好決算を受け、レーザーテックや東エレクといった半導体関連株に買いが向かったようだ。その他売買代金上位もソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>、郵船<9101>など全般堅調。新型コロナ飲み薬が変異株「オミクロン型」にも有効との初期分析を発表した塩野義<4507>は5%超上昇し、業績予想の修正を発表したあすか製薬HD<4886>は急反発。また、クラウディア<3607>が東証1部上昇率トップとなり、ブラス<2424>はストップ高を付けた。一方、ZHD<4689>やソフトバンク<9434>は小幅に下落。業績下方修正を発表した日機装<6376>は売りがかさみ、売上計上時期を巡る社内調査実施を発表した日本M&A<2127>は東証1部下落率上位に顔を出した。
<HK>
      
      
        2021/12/21 15:56
      
    
    
      
        相場概況
      
      
        日経平均は大幅続落、28000円割れ、海外コロナ拡大や金融引き締めで
      
      
        日経平均は大幅続落。17日の米国市場でNYダウは大幅続落し、532ドル安となった。欧米で新型コロナウイルス変異株「オミクロン型」が感染拡大しているうえ、連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事が3月にも利上げする可能性を示唆し、主要中央銀行の金融引き締め姿勢が改めて意識された。週明けの日経平均はこうした流れを引き継いで220円安からスタート。中国当局による利下げや本土投資家の海外証券取引を巡る報道などもネガティブ視され、引けにかけて一時27893.18円(前週末比652.50円安)まで下落した大引けの日経平均は前週末比607.87円安の27937.81円となった。終値で28000円を割り込んだのは今月6日以来。東証1部の売買高は11億4233万株、売買代金は2兆4541億円だった。業種別では、全33業種がマイナスとなり、証券、鉱業、ゴム製品、非鉄金属、石油・石炭製品が下落率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の94%、対して値上がり銘柄は5%となった。個別では、レーザーテック<6920>が3%超下落したほか、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、郵船<9101>などその他売買代金上位も全般軟調。ホンダ<7267>は鈴鹿製作所(三重県鈴鹿市)の12月生産台数が下振れする見通しと伝わり、西松屋チェ<7545>は第3四半期決算が嫌気されて売りが出た。また、井筒屋<8260>が急反落して東証1部下落率トップとなり、ラウンドワン<4680>や新生銀<8303>も下落率上位に顔を出した。一方、売買代金上位では任天堂<7974>とエムスリー<2413>が逆行高。新市場区分(プライム市場)の上場維持基準の適合に向けた計画書を提出したニチモウ<8091>、増配や自社株消却を発表したラサ商事<3023>などは急伸し、ミクニ<7247>が東証1部上昇率トップとなった。
<HK>
      
      
        2021/12/20 16:02
      
    
    
      
        相場概況
      
      
        日経平均は3日ぶり大幅反落、500円超安、各国中銀の緩和姿勢後退で
      
      
        日経平均は3日ぶり大幅反落。16日の米国市場でNYダウは小幅に反落し、29ドル安となった。英イングランド銀行(中央銀行)が予想外の利上げに踏み切り、米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締め姿勢に傾いたことも改めて意識されて、ハイテク株を中心に売りが出た。本日の日経平均もこうした流れを引き継いで211円安からスタート。前場は軟調もみ合いが続いたが、後場になって日銀がコロナ禍に対応した資金繰り支援策の縮小を決めたことが伝わると、一時28503.08円(前日比563.24円安)まで下落した。大引けの日経平均は前日比520.64円安の28545.68円となった。東証1部の売買高は14億4002万株、売買代金は3兆3804億円だった。業種別では、精密機器、サービス業、金属製品が下落率上位で、その他も全般軟調。一方、鉱業、電気・ガス業、石油・石炭製品など4業種が上昇した。東証1部の値下がり銘柄は全体の75%、対して値上がり銘柄は21%となった。個別では、レーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>などが軟調で、東エレク<8035>とリクルートHD<6098>は3%超の下落。米ハイテク株安の流れを引き継いで値がさグロース(成長)株の下げが目立った。郵船<9101>や川崎船<9107>は小安い。東京都内で新型コロナウイルス変異株「オミクロン型」の感染者が確認されてOLC<4661>は急反落。新型コロナ飲み薬の開発中止を発表した中外薬<4519>も売りがかさんだ。また、来週のIPO(新規株式公開)ラッシュを前に15日上場したネットプロHD<7383>が売られ、東証1部下落率上位に顔を出した。一方、商船三井<9104>やキヤノン<7751>は小じっかり。原油などの商品市況が上昇し、INPEX<1605>などの関連銘柄が買われた。決算発表のアスクル<2678>や自社株買い実施のFB<3843>は急伸。また、井筒屋<8260>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。
<HK>
      
      
        2021/12/17 16:10
      
    
    
      
        相場概況
      
      
        日経平均は大幅続伸、600円超高で29000円台回復、FOMC通過で
      
      
        日経平均は大幅続伸。15日の米国市場でNYダウは3日ぶりに反発し、383ドル高となった。連邦公開市場委員会(FOMC)で量的緩和の縮小(テーパリング)を加速することが決まり、来年の利上げ見通しについては従来の1回から3回に増えた。ただ、おおむね想定内と受け止められて買い優勢となった。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで408円高からスタートすると、朝方には29000円台を回復。その後売りが出て伸び悩む場面もあったが、引けにかけて強含み、この日の高値圏で取引を終えた。大引けの日経平均は前日比606.60円高の29066.32円となった。終値で29000円台に乗せるのは11月25日以来。東証1部の売買高は10億5352万株、売買代金は2兆6517億円だった。業種別では、海運業、精密機器、鉱業が上昇率上位で、その他も全般堅調。パルプ・紙のみ小幅に下落した。東証1部の値上がり銘柄は全体の77%、対して値下がり銘柄は19%となった。個別では、郵船<9101>、川崎船<9107>、商船三井<9104>といった海運株が揃って大きく上昇。一部証券会社の目標株価引き上げが観測された。その他売買代金上位もトヨタ自<7203>、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>など全般堅調で、レーザーテック<6920>やOLC<4661>の上げが目立った。米中関係の悪化懸念から中国アリババ集団などが下落し、ソフトバンクG<9984>はやや伸び悩み。増配を発表したキヤノン<7751>は6%超上昇した。また、新市場区分の上場維持基準の適合に向けた計画書を公表した大末建<1814>、決算発表のギフト<9279>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、日経平均採用銘柄では新生銀<8303>が7%の下落。今期黒字見通しを示したパーク24<4666>は朝高後にマイナス転換した。また、やはり前日に通期決算発表したプロレド<7034>やオハラ<5218>が東証1部下落率上位に顔を出した。
<HK>
      
      
        2021/12/16 15:57
      
    
    
      
        相場概況
      
      
        日経平均は小幅反発、米FOMC公表結果直前に控え模様眺め
      
      
        日経平均は小幅反発。前日の米株式市場でNYダウは続落。新型コロナウイルスワクチンや治療薬の有効性を示す調査結果が好感されるも、11月生産者物価指数(PPI)が予想を上回ったことで金融引き締めの加速懸念が高まりハイテク株を中心に売られた。ナスダック総合指数は大幅に続落。こうした流れを受け日経平均は74.17円安でスタート。前日に大きく調整していたこともあり、すぐに切り返すと一時プラスに転じた。しかし、イベント前に大きく買い戻す動きには乏しく、前引けにかけては再びマイナスに転換。後場は改めてプラス圏に浮上したが様子見ムードが強く、前日終値近辺でのもみ合いにとどまった。 大引けの日経平均は前日比27.08円高の28459.72円となった。東証1部の売買高は9億9023万株、売買代金は2兆3117億円だった。セクターでは輸送用機器、証券・商品先物取引業、サービス業などが上昇率上位に並んだ一方、海運業、精密機器、ゴム製品などが下落率上位に並んだ。東証1部の値上がり銘柄は全体の60%、対して値下がり銘柄は34%となった。 個別では、前日のバッテリーEV戦略に関する説明会が評価されたトヨタ自<7203>が3%超と買われ、デンソー<6902>は4%超と大幅に上昇、三井ハイテク<6966>も6%超上げた。そのほか、ソフトバンクG<9984>、リクルートHD<6098>、ソニーG<6758>、日本電産<6594>など主力株が堅調。JR東日本<9020>やJAL<9201>、エイチ・アイ・エス<9603>など旅行関連もしっかり。好決算や中計目標の上方修正が材料視されたジェイ・エス・ビー<3480>は急伸し東証1部の上昇率トップとなった。ハイブリッドイベントに対応するサービスの提供を開始したブイキューブ<3681>や国内証券が格上げしたUSENNEXT<9418>も急伸し、上昇率上位に並んだ。 一方、川崎汽船<9107>が7%超と急落し、郵船<9101>や商船三井<9104>も大きく下落。HOYA<7741>、アドバンテスト<6857>、SUMCO<3436>などの半導体関連株で売りが目立つものが散見され、ダイキン<6367>、ファーストリテ<9983>、信越化学<4063>、キーエンス<6861>など値がさ株の一角も軟調。今期見通しや中計目標が市場期待を下回った神戸物産<3038>はもみ合いの末に売り優勢。業績予想の下方修正が嫌気されたエニグモ<3665>は急落し、東証1部の下落率トップとなった。最高裁の決定を受けて買収プレミアムへの期待感が剥落した関西スーパー<9919>も急落し、下落率上位に並んだ。そのほか、8-10月期の営業減益が失望感を誘ったヤーマン<6630>が大幅に下落した。
<YN>
      
      
        2021/12/15 16:01
      
    
    
      
        相場概況
      
      
        日経平均は反落、コロナやFOMC警戒、首相発言も
      
      
        日経平均は反落。13日の米国市場でNYダウは反落し、320ドル安となった。英国で新型コロナウイルス変異株「オミクロン型」による初の死者が確認され、14日から開催される連邦公開市場委員会(FOMC)で金融緩和の縮小ペースが加速する可能性も警戒された。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで85円安からスタート。FOMCを前に積極的な買いは手控えられたうえ、後場には岸田文雄首相の自社株買いを巡る発言が嫌気される場面もあり、一時28309.67円(前日比330.82円安)まで下落した。大引けの日経平均は前日比207.85円安の28432.64円となった。東証1部の売買高は9億8594万株、売買代金は2兆3251億円だった。業種別では、空運業、サービス業、陸運業が下落率上位だった。一方、保険業、医薬品、電気・ガス業が上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の60%、対して値上がり銘柄は35%となった。個別では、売買代金トップのレーザーテック<6920>が3%超の下落。前日の米国市場でエヌビディアなどの半導体関連株が大きく下落した流れを引き継いだ。ファーストリテ<9983>や東エレク<8035>といった値がさ株も軟調で、2銘柄で日経平均を約107円押し下げた。その他売買代金上位ではソフトバンクG<9984>、川崎船<9107>、リクルートHD<6098>がさえない。ANA<9202>などの空運株は海外での新型コロナ「オミクロン型」の感染拡大を警戒した売りが出た。また、広済堂HD<7868>などが東証1部下落率上位に顔を出した。一方、トヨタ自<7203>が5日ぶりに反発し、前日ストップ高の三井ハイテク<6966>は商いを伴って続伸。H.I.S.<9603>は年内の増資完了見通しが安心感につながり、東京海上<8766>は外資系証券の投資判断付与が買い材料視された。また、決算発表のHamee<3134>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。
<HK>
      
      
        2021/12/14 15:57
      
    
    
      
        相場概況
      
      
        日経平均は3日ぶり反発、米CPI受け買い先行、FOMC前に上値重く
      
      
        日経平均は3日ぶり反発。10日の米国市場でNYダウは反発し、216ドル高となった。11月の消費者物価指数(CPI)が39年ぶりの高い伸びを記録したが、市場予想とほぼ一致し、インフレや金融引き締め加速への警戒感が和らいだ。週明けの日経平均もこうした流れを引き継いで267円高からスタートすると、前場中ごろには一時28793.32円(前週末比355.55円高)まで上昇。ただ、14~15日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に積極的な買いは手控えられ、やや上値の重い展開となった。大引けの日経平均は前週末比202.72円高の28640.49円となった。東証1部の売買高は9億5579万株、売買代金は2兆2225億円だった。業種別では、海運業、保険業、その他金融業が上昇率上位だった。一方、輸送用機器、不動産業、サービス業が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の42%、対して値下がり銘柄は52%となった。個別では、売買代金トップのレーザーテック<6920>が3%近く上昇し、2位の川崎船<9107>も5%近い上昇。川崎船は一部証券会社の投資判断引き上げが観測された。ファーストリテ<9983>は2%超上昇し、1銘柄で日経平均を約62円押し上げた。その他売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、郵船<9101>などが堅調。また、業績上方修正が好感された三井ハイテク<6966>は商いを伴ってストップ高水準まで急伸した。一方、リクルートHD<6098>が3%超、トヨタ自<7203>が2%超の下落。任天堂<7974>は小安い。今期減益見通しのトビラシステムズ<4441>はストップ安を付け、業績下方修正のシーイーシー<9692>や第1四半期決算が赤字だったエイチーム<3662>も東証1部下落率上位に顔を出した。
<HK>
      
      
        2021/12/13 15:57
      
    
    
      
        相場概況
      
      
        日経平均は続落、米CPI発表などを前に売り、引けにかけ下げ幅拡大
      
      
        日経平均は続落。9日の米国市場でNYダウは6セント安とほぼ横ばいで終了した。翌日の11月消費者物価指数(CPI)の発表を前にハイテク株が下落して相場の重しとなった。本日の東京市場では米ハイテク株安の流れを引き継いだほか、先物・オプション12月物の特別清算指数(SQ)算出に絡んだ売買もあり、日経平均は182円安からスタート。朝方こそ下げ渋る場面があったものの、米CPI発表や来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に利益確定売りに押される銘柄が多く、引けにかけて下げ幅を広げた。大引けの日経平均は前日比287.70円安の28437.77円となった。なお、先物・オプション12月物のSQ値は28523.30円。東証1部の売買高は11億1409万株、売買代金は2兆6680億円だった。業種別では、サービス業、精密機器、ゴム製品が下落率上位で、その他も全般軟調。上昇したのは金属製品のみだった。東証1部の値下がり銘柄は全体の74%、対して値上がり銘柄は22%となった。個別では、リクルートHD<6098>が5%の下落。凸版印<7911>による同社株の売出し観測が報じられた。子会社による「GoToトラベル」補助金の不正受給の疑いを公表したH.I.S.<9603>は14%超の下落。その他売買代金上位ではレーザーテック<6920>の下げがやや目立ち、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、ソニーG<6758>も軟調だった。また、H.I.S.が東証1部下落率トップとなったほか、決算発表のグッドコムA<3475>やラクスル<4384>も下落率上位に顔を出した。一方、前日売られた日立<6501>が2%の上昇となり、任天堂<7974>や川崎船<9107>は小じっかり。凸版印は投資有価証券売却益の計上を発表して買われ、日立物流<9086>は日立の保有株を巡る報道を受けて後場急伸。また、業績上方修正のアクセル<6730>や印企業への追加出資を発表したGunosy<6047>が東証1部上昇率上位に顔を出した。
<HK>
      
      
        2021/12/10 15:56
      
    
    
      
        相場概況
      
      
        日経平均は3日ぶり反落、買い戻しに一巡感、ダウ先下落で弱含み
      
      
        日経平均は3日ぶり反落。8日の米国市場でNYダウは小幅に3日続伸し、35ドル高となった。新型コロナウイルス変異株「オミクロン型」に対するワクチンの有効性への期待から買いが入る一方、利益確定の売りも出て伸び悩んだ。日経平均も前日までの2日間で930円あまり上昇しており、本日はやや利益確定売り優勢で33円安からスタート。明日の特別清算指数(SQ)算出を前にした株価指数先物の買い戻しに一巡感が漂うなか、前日終値を挟みもみ合う場面が多く、時間外取引でのNYダウ先物の下落とともに弱含んだ。大引けの日経平均は前日比135.15円安の28725.47円となった。東証1部の売買高は9億8472万株、売買代金は2兆3166億円だった。業種別では、繊維製品、精密機器、金属製品が下落率上位だった。一方、倉庫・運輸関連業、ゴム製品、空運業など5業種が上昇した。東証1部の値下がり銘柄は全体の62%、対して値上がり銘柄は34%となった。個別では、日立<6501>が3%超の下落。小島啓二社長の取材内容が一部メディアで報じられ、日立金<5486>の売却手続きの遅れなどが意識されたようだ。その他売買代金上位では川崎船<9107>、東エレク<8035>、ソニーG<6758>、トヨタ自<7203>、商船三井<9104>などがさえない。丹青社<9743>は決算を受けて売り優勢で、アイモバイル<6535>も朝高後に反落。また、欧州のごみ焼却発電プラントメーカー買収を発表した日立造<7004>は急落し、NCHD<6236>などとともに東証1部下落率上位に顔を出した。一方、売買代金トップのソフトバンクG<9984>や2位のレーザーテック<6920>、それにJAL<9201>などの空運株が堅調。任天堂<7974>は小じっかり。チェンジ<3962>は合弁設立に関するリリースが買い材料視された。また、業績上方修正の白銅<7637>や決算発表のミライアル<4238>は急伸し、東証1部上昇率上位に顔を出した。
<HK>
      
      
        2021/12/09 15:56
      
    
    
      
        相場概況
      
      
        日経平均は大幅続伸、オミクロン株巡る警戒感後退で買い戻し継続
      
      
        日経平均は大幅続伸。前日の米株式市場でNYダウは大幅続伸。新型コロナウイルス変異株「オミクロン型」に対する警戒感が後退し買い先行。金利動向の安定でハイテク株の買いも強く、ナスダック総合指数は3%超の大幅続伸。東京市場でも半導体関連などハイテク株を中心に買いが先行し、日経平均は337.29円高でスタート。戻り待ちの売りから上げ幅を縮める場面もあったが、堅調なアジア市況を背景に底堅く推移。後場は上げ幅を広げて始まったが、200日移動平均線を手前に上値が重く、その後は高値圏でのもみ合いが続いた。 大引けの日経平均は前日比405.02円高の28860.62円となった。東証1部の売買高は12億1977万株、売買代金は3兆0620億円だった。セクターでは精密機器、その他製品、医薬品などが上昇率上位に並んだ一方、不動産業、海運業、倉庫・運輸関連業などが下落率上位に並んだ。東証1部の値上がり銘柄は全体の54%、対して値下がり銘柄は41%となった。 個別では、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が5%近くと急伸したことを追い風に、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、ルネサス<6723>などが大幅に上昇。ソニーG<6758>、任天堂<7974>、リクルートHD<6098>、キーエンス<6861>、ファナック<6954>、太陽誘電<6976>などハイテク・グロース(成長)株も全般買われた。提携先のロシュ社が「アクテムラ」について欧州医薬品委員会より適応拡大の承認勧告を受領したと発表した中外製薬<4519>は急伸。KDDIエボルバとパートナー連携を開始したショーケース<3909>、国内証券が新規に買い推奨でカバレッジ開始した日総工産<6569>なども大幅高となった。大阪高裁が統合差し止めを求めるオーケーの最高裁への許可抗告を認める決定を出したことで関西スーパー<9919>が急伸した。 一方、前日まで人気化していた商船三井<9104>や郵船<9101>などの海運株が大幅に反落。一方、川崎汽船<9107>は後場に大きく切り返してプラスに転じた。住宅ローン減税見直しの影響が警戒視された住友不動産<8830>、三井不動産<8801>などの不動産セクターが大きく下落。対ドルでの円安進展の一服からトヨタ自<7203>、ホンダ<7267>なども下落。JT<2914>、NTT<9432>、ソフトバンク<9434>、武田薬<4502>、花王<4452>などのディフェンシブ銘柄も売られた。そのほか、今期業績見通しが市場想定を下回ったくら寿司<2695>が下落した。
<YN>
      
      
        2021/12/08 16:01
      
    
    
      
        相場概況
      
      
        日経平均は大幅反発、一時691円高、オミクロン株への懸念後退
      
      
        日経平均は大幅反発。6日の米国市場でNYダウは大幅に反発し、646ドル高となった。国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長が新型コロナウイルス変異株「オミクロン型」について「重症化の度合いはそれほど高くないようだ」と発言し、懸念が和らいだ。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで211円高からスタートすると上げ幅を拡大。中国の預金準備率引き下げを好感した香港株の大幅反発や時間外取引でのNYダウ先物の上昇が支援材料となり、引けにかけて一時28618.46円(前日比691.09円高)まで上昇した、大引けの日経平均は前日比528.23円高の28455.60円となった。上げ幅は11月1日以来の大きさ。東証1部の売買高は12億9111万株、売買代金は3兆1135億円だった。業種別では、空運業、海運業、金属製品が上昇率上位で、その他も全般堅調。下落したのは水産・農林業のみだった。東証1部の値上がり銘柄は全体の97%、対して値下がり銘柄は3%となった。個別では、売買代金トップのソフトバンクG<9984>が8%近い上昇。投資先の中国テック株と同様、前日の大幅下落から一転して急反発した。川崎船<9107>、商船三井<9104>、郵船<9101>といった海運株やレーザーテック<6920>が大きく買われ、東エレク<8035>やトヨタ自<7203>といったその他売買代金上位も全般堅調。丸紅<8002>やCTC<4739>は一部証券会社の投資判断引き上げが買い材料視され、目標株価引き上げ観測の日電波<6779>は急伸した。また、前期業績の上方修正などを発表した日本ハウスHD<1873>が東証1部上昇率トップとなった。一方、売買代金上位では日立<6501>やソフトバンク<9434>がさえない。関西スーパ<9919>は大阪高裁がH2Oリテイル<8242>との統合を認めたと伝わりストップ安。株式の売出し実施を発表したアイホン<6718>や福井コンピ<9790>、投資判断引き下げ観測の日水<1332>も東証1部下落率上位に顔を出した。
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        2021/12/07 16:04