寄り付き概況ニュース一覧
寄り付き概況
日経平均は85円安でスタート、レーザーテックやアドバンテストなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28554.86;-85.63TOPIX;1976.67;-1.46[寄り付き概況] 14日の日経平均は85.63円安の28554.86円と反落して取引を開始した。前日13日の米国株式市場は反落。ダウ平均は320.04ドル安の35650.95ドル、ナスダックは217.32ポイント安の15413.28で取引を終了した。新型コロナのオミクロン変異株を巡り英国で初の死者が報告され感染を抑制する規制強化も懸念されるなど、感染拡大で回復鈍化懸念が再燃し寄り付き後、下落。また、連邦準備制度理事会(FRB)が今週開催する連邦公開市場委員会(FOMC)で緩和縮小ペースを加速する可能性も警戒され、終日軟調に推移した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。新型コロナ「オミクロン」感染が世界で拡大していることなどを受け、警戒感が高まり、昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が下落したことが東京市場の重しとなった。また、日本時間16日未明に米連邦公開市場委員会(FOMC)結果発表とパウエルFRB議長の記者会見が予定されており、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、国内の新型コロナ新規感染者数が低水準で推移していることから、引き続き経済活動の活性化が期待され、株価下支え要因となり、寄り後、日経平均は上げに転じた。 セクター別では、空運業、陸運業、倉庫運輸関連、証券商品先物、機械などが値下がり率上位、保険業、電気・ガス業、医薬品、輸送用機器、パルプ・紙などが値上がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、ルネサス<6723>、SUMCO<3436>、ファーストリテ<9983>、リクルートHD<6098>、日立<6501>、NEC<6701>、富士通<6702>、ファナック<6954>、日産自<7201>などが下落。他方、トヨタ<7203>、デンソー<6902>、川崎汽船<9107>、三井ハイテク<6966>、村田製<6981>、NTT<9432>、武田薬<4502>、ZHD<4689>、KDDI<9433>、エムスリー<2413>などが上昇している。
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2021/12/14 09:37
寄り付き概況
日経平均は267円高でスタート、ファーストリテや川崎汽船などが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28705.26;+267.49TOPIX;1991.47;+15.99[寄り付き概況] 12月13日の日経平均は前週末比267.49円高の28705.26円と3日ぶりに反発でスタート。10日の米国市場でダウ平均は216.30ドル高の35970.99ドル、ナスダックは113.23ポイント高の15630.60で取引を終了。 良好な企業決算を好感し寄り付き後、上昇。11月消費者物価指数(CPI)が39年ぶり最大の伸びを記録したため一時下落に転じる局面もあったが、想定内で金利が低下したほか、疾病管理予防センター(CDC)が初期の調査で、オミクロン株によるワクチン接種完了者に対する影響は緩やかとの結果を発表したため上昇に転じた。引けにかけて上げ幅を拡大。シカゴ日経225先物清算値は大阪比180円高の28560円。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から本日の日経平均は買い先行でスタート。海運株を中心に全体的には概ね底堅い推移を見せている。なお、寄り前に発表された12月調査日銀短観で、大企業製造業業況判断DIは+18となり、市場予想の+19を下回ったものの、影響は限定的のようだ。 売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、川崎汽船<9107>、商船三井<9104>、日本郵船<9101>、村田製作所<6981>、東京海上<8766>などが上昇する一方、トヨタ<7203>、エイチ・アイ・エス<9603>、新生銀行<8303>などが下落。業種別では、保険、海運、サービスなどが上昇率上位で推移。
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2021/12/13 09:30
寄り付き概況
日経平均は182円安でスタート、レーザーテックやアドバンテストなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28542.50;-182.97TOPIX;1986.57;-4.22[寄り付き概況] 10日の日経平均は182.97円安の28542.50円と続落して取引を開始した。前日9日の米国株式市場は反落。ダウ平均は0.06ドル安の35754.69ドル、ナスダックは269.62ポイント安の15517.37で取引を終了した。重症化は回避できるとの見方も、英国が規制強化に踏み切るなど世界で新型コロナのオミクロン変異株感染急拡大への懸念が根強く寄り付き後、下落。しかし、週次失業保険申請件数が52年ぶり低水準を記録し労働市場の強い回復を受けて上昇に転じた。ただ、明日に消費者物価指数(CPI)の発表を控えハイテク株の下落が重しとなり伸び悩んだ。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で、ナスダック総合指数やフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)の下落率が大きかったことなどが東京市場のハイテク株や半導体関連株の重しとなった。また、きょう与党税制大綱が決定される予定で、金融所得課税の強化が意識されているほか、今晩発表される11月の米消費者物価指数(CPI)や来週14-15日の米連邦公開市場委員会(FOMC)などの結果を見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。 一方、新型コロナの国内新規感染者数が低水準で推移しており、引き続き経済活動の活性化が期待され、株価の支えとなったが、寄り付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された11月の国内企業物価指数は、前年同月比9.0%上昇した。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同8.5%上昇だった。今日はフレクト<4414>がマザーズに上場した。今日は株価指数先物・オプション12月物の特別清算指数(SQ)の算出日。SQ値はQUICK試算で28523.30円だった。 セクター別では、サービス業、精密機器、情報・通信業、医薬品、陸運業などが値下がり率上位、保険業、鉄鋼、非鉄金属、電気・ガス業、卸売業などが値上がり率上位に並んでいる。 東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>、テルモ<4543>、エムスリー<2413>、キッコーマン<2801>、HOYA<7741>、京セラ<6971>、オリンパス<7733>、中外薬<4519>、第一三共<4568>、塩野義薬<4507>などが下落。他方、キーエンス<6861>、ダイキン<6367>、村田製<6981>、日本電産<6594>、デンソー<6902>、三菱商事<8058>、伊藤忠<8001>、三井物産<8031>、東京海上<8766>などが上昇している。
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2021/12/10 09:32
寄り付き概況
日経平均は33円安でスタート、川崎汽船やファナックなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28827.32;-33.30TOPIX;2001.06;-1.18[寄り付き概況] 9日の日経平均は33.30円安の28827.32円と3日ぶり反落して取引を開始した。前日8日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は35.32ドル高の35754.75ドル、ナスダックは100.07ポイント高の15786.99で取引を終了した。製薬会社のファイザ—とバイオのバイオンテックが試験の暫定結果として、同社製ワクチンの3回目の投与でオミクロン変異株に効力がある可能性を指摘したため投資家心理が改善し、寄り付き後、上昇。ハイテクの買いも引き続き強く相場を支え、終日堅調に推移した。 今日の東京株式市場は、やや売りが先行した。日経平均が昨日までの2日間で900円を超す上げとなったことから短期的な利益確定売りが出やすく、また、北京冬季五輪の「外交ボイコット」問題や、ウクライナを巡る米ロ関係の緊迫化などから地政学リスクが意識され、積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)がそろって3日続伸したことが東京市場の株価の支えとなった。また、国内の新型コロナ新規感染者数が引き続き低水準で推移していることに加え、日本でもオミクロン株への過度な警戒感がやや後退しており、株価下支え要因となり、寄り後、日経平均は前日終値近辺で推移している。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は11月28日-12月4日に国内株を3週連続で売り越した。売越額は748億円だった。今日は日本時間10時30分に、11月の中国消費者物価指数(CPI)と中国卸売物価指数(PPI)が発表される。 セクター別では、海運業、鉱業、精密機器、医薬品、金属製品などが値下がり率上位、空運業、陸運業、不動産業、食料品、情報・通信業などが値上がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、川崎汽船<9107>、商船三井<9104>、キーエンス<6861>、三井住友<8316>、ファナック<6954>、パナソニック<6752>、SUMCO<3436>、HOYA<7741>、INPEX<1605>、武田薬<4502>、アステラス薬<4503>、中外薬<4519>などが下落。他方、ソフトバンクG<9984>、トヨタ<7203>、JR東<9020>、京セラ<6971>、JAL<9201>、ANA<9202>、塩野義薬<4507>、東京海上<8766>、資生堂<4911>などが上昇している。
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2021/12/09 09:39
寄り付き概況
日経平均は337円高でスタート、ファーストリテやファナックなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28792.89;+337.29TOPIX;2006.18;+16.33[寄り付き概況] 8日の日経平均は337.29円高の28792.89円と続伸して取引を開始した。前日7日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は492.40ドル高の35719.43ドル、ナスダックは461.76ポイント高の15686.92で取引を終了した。新型コロナのオミクロン変異株による経済への影響が限定的で、景気回復期待が再燃し、寄り付き後、上昇。さらに、金利動向の安定でハイテク株の買いも強く、終日堅調に推移した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)がそろって続伸したことが東京市場の株価の支えとなった。また、国内で新型コロナの新規感染者数が低水準で推移していることから、引き続き経済活動の活性化が期待され、株価支援要因となった。さらに、昨日の米株式市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が5%近い大幅上昇となったことが東京市場の半導体関連株の買い手掛かり要因となった。一方、北京冬季五輪の「外交ボイコット」問題を受けた米中対立の激化や、ウクライナを巡る米ロ関係の緊迫化など地政学リスクが意識され、東京市場の株価の重しとなった。また、昨日の日経平均が500円を超す上げとなったことから短期的な利益確定売りも出やすかったが、寄り付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された7-9月期の国内総生産(GDP)改定値は実質前期比0.9%減、年率換算では3.6%減だった。速報値は0.8%減、年率では3.0%減だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は速報値から変わらずだった。 セクター別では、サービス業、保険業、その他製品、鉱業、精密機器などが値上がり率上位、不動産業、卸売業、倉庫運輸関連、ガラス土石製品、輸送用機器などが値下がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、任天堂<7974>、川崎汽船<9107>、ソニーG<6758>、キーエンス<6861>、アドバンテスト<6857>、ファナック<6954>、日本電産<6594>、東京海上<8766>、村田製<6981>、SMC<6273>、イオン<8267>などが上昇。他方、トヨタ<7203>、日産自<7201>、日立<6501>、三井物産<8031>、三菱商事<8058>、伊藤忠<8001>、三菱地所<8802>、クボタ<6326>などが下落している。
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2021/12/08 09:24
寄り付き概況
日経平均は211円高でスタート、リクルートHDやJR東などが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28138.82;+211.45TOPIX;1962.09;+14.55[寄り付き概況] 7日の日経平均は211.45円高の28138.82円と反発して取引を開始した。前日6日の米国株式市場は反発。ダウ平均は646.95ドル高の35227.03ドル、ナスダックは139.68ポイント高の15225.15で取引を終了した。バイデン大統領の首席医療顧問の国立アレルギー感染症研究所ファウチ所長が週末のインタビューで、時期尚早としながらも、新型コロナのオミクロン変異株の重症度を巡り楽観的な見解を示したため経済封鎖への警戒感が後退し景気回復期待に、寄り付き後、上昇。終日買戻しが続き、引けにかけて上げ幅を拡大し終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)がそろって反発し、また、外為市場で1ドル=113円40銭台と、昨日15時頃に比べ40銭ほど円安・ドル高に振れたことなどが東京市場の安心感となった。また、中国人民銀行(中央銀行)が預金準備率を0.5%引き下げると発表したことを受け、中国景気の下支えにつながるとの見方が東京市場の株価支援要因となった。一方、米政権が北京五輪の外交ボイコットを発表したことから米中対立の激化への懸念が株価の重しとなったが、寄り付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された10月の家計調査は2人以上世帯の実質消費支出が前年同月比0.6%減少した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同0.6%減少だった。今日は11月の中国貿易統計が発表される。 セクター別では、空運業、サービス業、非鉄金属、陸運業、石油石炭製品などが値上がり率上位、海運業、医薬品、水産・農林業、精密機器などが値下がりしている。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、レーザーテック<6920>、リクルートHD<6098>、JR東<9020>、三井物産<8031>、JAL<9201>、ANA<9202>、キヤノン<7751>、ベイカレント<6532>、丸紅<8002>、マネックスG<8698>、SUMCO<3436>、アサヒ<2502>などが上昇。他方、ファーストリテ<9983>、日本郵船<9101>、川崎汽船<9107>、ソフトバンク<9434>、伊藤忠<8001>、第一三共<4568>、アステラス薬<4503>、富士通<6702>、HOYA<7741>、富士フイルム<4901>などが下落している。
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2021/12/07 09:26
寄り付き概況
日経平均は40円高でスタート、川崎汽船や商船三井などが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28069.96;+40.39TOPIX;1961.38;+3.52[寄り付き概況] 12月6日の日経平均は前週末比40.39円高の28069.96円と続伸でスタート。3日の米国市場でダウ平均は59.71ドル安の34580.08ドル、ナスダックは295.85ポイント安の15085.47で取引を終了。米議会がつなぎ予算案を可決、政府機関閉鎖が回避されたため安心感から寄り付き後上昇。しかし、国内でオミクロン変異株感染が拡大、さらに、11月雇用統計で雇用者数が予想の半分の伸びにとどまり失望感から、下落に転じた。同時に連邦準備制度理事会(FRB)の金融緩和解消の軌道に変わりはなく、時期尚早の金融緩和解除への警戒感も強まり、さらなる売りに繋がった。上場廃止への懸念を受けた中国ハイテク株の下落が重しとなりナスダック総合指数も大きく下げた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比280円安の27790円。本日の日経平均は、買いが先行してスタート。ただし、強弱材料が混在する状況のなか、週末には先物オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を控えていることもあり、その後はマイナスに転じるなど方向感に欠ける展開に。 売買代金上位では、川崎汽船<9107>、商船三井<9104>、日本郵船<9101>などが上昇する一方、レーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>、ZHD<4689>、ベイカレント<6532>などが下落。業種別では、情報通信、サービス、ゴム製品などが下落率上位で推移。
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2021/12/06 09:28
寄り付き概況
日経平均は87円高でスタート、JALやダイキンなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27841.05;+87.68TOPIX;1935.00;+8.63[寄り付き概況] 3日の日経平均は87.68円高の27841.05円と反発して取引を開始した。前日2日の米国株式市場は反発。ダウ平均は617.75ドル高の34639.79ドル、ナスダックは127.27ポイント高の15381.32で取引を終了した。連日の下落で値ごろ感からの買いに寄り付き後、上昇。製薬会社のファイザー(PFE)が同社の新型コロナウイルスワクチンが新たなオミクロン変異株に対しても効果があると楽観的な見通しを示したことも買い材料となった。さらに、バイデン大統領が3日に政府機関閉鎖に陥ることは予想していないと発言すると、一段高となった。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)がそろって反発した流れを引き継いだ。また、政府が新型コロナワクチンの3回目接種時期を前倒しする方針だと伝えられたこともあり、経済活動の活性化への期待感が継続し、株価支援要因となった。一方、世界で新型コロナ「オミクロン型」の感染が拡大しており、国内でも感染拡大の「第6波」への警戒感が強く、株価の重しとなった。また、米国で今晩、11月の米雇用統計が発表されることから、内容を見極めたいとして積極的な買いを手控える向きもあり、寄り後、日経平均は下げに転じた。 セクター別では、空運業、繊維製品、パルプ・紙、不動産業、サービス業などが値上がり率上位、海運業、電気・ガス業、医薬品、その他製品、小売業などが値下がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、JAL<9201>、ANA<9202>、川崎汽船<9107>、ダイキン<6367>、リクルートHD<6098>、ダイビル<8806>、OLC<4661>、デンソー<6902>、すかいらーくHD<3197>、三菱商事<8058>、伊藤忠<8001>、コマツ<6301>、JR東<9020>、JR東海<9022>などが上昇。他方、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、任天堂<7974>、東エレク<8035>、日本郵船<9101>、商船三井<9104>、第一三共<4568>、塩野義薬<4507>、アステラス薬<4503>、富士フイルム<4901>、パナソニック<6752>、東電力HD<9501>などが下落している。
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2021/12/03 09:35
寄り付き概況
日経平均は219円安でスタート、レーザーテックやファーストリテなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27716.20;-219.42TOPIX;1924.34;-12.40[寄り付き概況] 2日の日経平均は219.42円安の27716.20円と反落して取引を開始した。前日1日の米国株式市場は続落。ダウ平均は461.68ドル安の34022.04ドル、ナスダックは283.64ポイント安の15254.05で取引を終了した。世界保健機関(WHO)の主任科学者が新型コロナウイルスの変異株(オミクロン株)について、ワクチンで重症化を防げる公算大との考えを示したため不安が緩和し、寄り付き後上昇。その後、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が下院金融サービス委での証言で量的緩和(QE)縮小を早める可能性を再表明し上げ幅を縮小した。引けにかけ、疾病管理予防センター(CDC)が国内初のオミクロン株感染を確認したと発表、投資家心理が悪化し大きく下落に転じた。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)がそろって続落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、新型コロナ「オミクロン型」の感染が世界各国に広がっていることを受け、政府が日本に到着する全ての国際線の新規予約を12月末まで停止するよう国内外の航空会社に要請したことなどから、オミクロン型感染拡大による足元経済への悪影響が意識され、買い手控え要因となった。一方、国内の新型コロナ感染が低水準で推移していることに加え、ワクチンの3回目接種が日本でも始まり、経済活性化への期待が継続し株価下支え要因となったが、寄り付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は11月21-27日に国内株を2週連続で売り越した。売越額は3096億円だった。今日は、のむら産業<7131>がジャスダックに上場した。 セクター別では、空運業、輸送用機器、非鉄金属、鉱業、その他金融業などが値下がり率上位、海運業、医薬品、精密機器、電気・ガス業、倉庫運輸関連などが値上がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、ファーストリテ<9983>、ソニーG<6758>、トヨタ<7203>、日産自<7201>、デンソー<6902>、ANA<9202>、日立<6501>、ファナック<6954>、JR東海<9022>、オリックス<8591>、ルネサス<6723>などが下落。他方、日本郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>、武田薬<4502>、SMC<6273>、OLC<4661>、花王<4452>、7&iHD<3382>などが上昇している。
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2021/12/02 09:37
寄り付き概況
日経平均は44円高でスタート、ホンダやキーエンスなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27866.73;+44.97TOPIX;1930.88;+2.53[寄り付き概況] 1日の日経平均は44.97円高の27866.73円と4日ぶり反発して取引を開始した。前日11月30日の米国株式市場は大幅反落。ダウ平均は652.22ドル安の34483.72ドル、ナスダックは245.14ポイント安の15537.69で取引を終了した。11月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)や11月消費者信頼感指数が予想以上に悪化したため、寄り付き後下落。その後、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が上院銀行委証言での質疑応答でインフレ高進が持続する可能性を警告し、12月連邦公開市場委員会(FOMC)で資産購入縮小ペース加速の選択肢を協議することが妥当との考えを示したため売りが加速し、終日軟調に推移した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。日経平均が昨日までの3営業日続落で1600円を超す下げとなったことから、自律反発狙いの買いが入りやすかった。一方、昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)やフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が大幅反落となったことが東京市場の株価の重しとなり、また、日本でも新型コロナ「オミクロン型」の感染が初めて確認されたこともあり、オミクロン型への警戒感も継続し買い手控え要因となったが、寄り付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された7-9月期の法人企業統計によると、金融業と保険業を除く全産業の設備投資額は前年同期比1.2%増だった。 セクター別では、パルプ・紙、海運業、輸送用機器、不動産業、電気機器などが値上がり率上位、空運業、陸運業、医薬品、鉱業、石油石炭製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、トヨタ<7203>、ホンダ<7267>、キーエンス<6861>、ファナック<6954>、ダイキン<6367>、日立<6501>、リクルートHD<6098>、日本郵船<9101>、商船三井<9104>、塩野義薬<4507>、HOYA<7741>、三菱電<6503>、アサヒ<2502>などが上昇。他方、ソフトバンクG<9984>、武田薬<4502>、マネックスG<8698>、JAL<9201>、ANA<9202>、JT<2914>、OLC<4661>、ZHD<4689>、イビデン<4062>、キリンHD<2503>などが下落している。
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2021/12/01 09:33
寄り付き概況
日経平均は327円高でスタート、ソニーGやトヨタなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28611.73;+327.81TOPIX;1969.75;+21.27[寄り付き概況] 30日の日経平均は327.81円高の28611.73円と3日ぶり反発して取引を開始した。前日29日の米国株式市場は反発。ダウ平均は236.60ドル高の35135.94ドル、ナスダックは291.18ポイント高の15782.83で取引を終了した。先週の下げが行き過ぎとの見方も手伝い寄り付き後、買戻しが先行し、上昇。不透明感もくすぶる中、バイデン大統領が新型コロナの新たな変異株、オミクロン株を巡り懸念材料だがパニックに陥る必要はないと冷静な行動を呼びかけ、経済封鎖の必要性を否定すると、警戒感が後退し、上げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。新型コロナ「オミクロン型」への過度な警戒感がやや後退し、欧米市場で株価が反発した流れを引き継いだ。日経平均が昨日までの続落で1200円を超す下げとなったことから、自律反発狙いの買いも入りやすかった。また、昨日の米国市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が4%を超す上げとなったことが東京市場の半導体関連株の株価支援要因となった。一方、世界各国で渡航制限が強化され、経済活動活性化が遅れるとの懸念が株価の重しとなったが、寄り付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された10月の完全失業率(季節調整値)は2.7%となり前月比0.1ポイント低下した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は2.8%だった。また、10月の有効求人倍率(季節調整値)は1.15倍で前月から0.01ポイント低下した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は1.17倍だった。同じく取引開始前に発表された10月の鉱工業生産指数(季節調整済み)速報値は前月比1.1%上昇だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同1.8%上昇だった。今日は、ボードルア<4413>がマザーズに上場した。 セクター別では、パルプ・紙、金属製品、石油石炭製品、ガラス土石製品、精密機器などが値上がり率上位、海運業が値下がりしている。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、トヨタ<7203>、日産自<7201>、キーエンス<6861>、日本電産<6594>、HOYA<7741>、ANA<9202>、JR東海<9022>、村田製<6981>、イビデン<4062>、三菱商事<8058>、オリックス<8591>などが上昇。他方、日立<6501>、商船三井<9104>などが下落している。
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2021/11/30 09:30
寄り付き概況
日経平均は413円安でスタート、ソフトバンクGやトヨタなど中心に全般軟調
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28337.96;-413.66TOPIX;1954.99;-29.99[寄り付き概況] 11月29日の日経平均は前週末比413.66円安の28337.96円と大幅続落でスタート。26日の米国市場でダウ平均は905.04ドル安の34899.34ドル、ナスダックは353.57ポイント安の15491.66で取引を終了。新たに検出された新型コロナの南ア変異株が世界経済の回復を損ねるとの懸念にアジアや欧州市場の流れを継いで、寄り付き後大きく下落。短縮取引で参加者が限られる中、終日安値を探る展開となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比635円安の28155円。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、本日の日経平均はギャップダウンからのスタート。26日の段階で米国市場の下落はある程度織り込まれていると見られるが、オミクロン株の各国での感染確認とそれに伴う入国制限も相次いでおり、警戒感は一段と強まっている状況。 売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、トヨタ<7203>、三菱UFJ<8306>、ファーストリテ<9983>、ANA<9202>、日本航空<9201>、オリエンタルランド<4661>など中心に全般軟調。業種別では、海運とその他製品のみが小幅にプラス圏で推移する一方、鉱業、空運、陸運などが下落率上位で推移。
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2021/11/29 09:30
寄り付き概況
日経平均は174円安でスタート、三井住友や塩野義薬などが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;29324.47;-174.81TOPIX;2015.55;-10.14[寄り付き概況] 26日の日経平均は174.81円安の29324.47円と反落して取引を開始した。昨日の米株式市場は感謝祭の祝日で休場だった。欧州市場は、英FTSETM100が0.33%上昇、独DAX30が0.25%上昇、仏CAC40が0.48%上昇と総じて堅調だった。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場が休場で手掛かり材料に乏しかったが、欧米で新型コロナ感染が拡大しており、世界経済の足かせとなるとの懸念が継続したほか、このところ日経平均が30000円の大台に近づくと売りに押される展開となっていることから上値の重さを嫌気する向きもあり、株価の重しとなった。一方、昨日の欧州株式市場が堅調で東京市場の株価の支えとなった。また、政府が昨日まとめた11月の月例経済報告で、個人消費の基調判断を1年1カ月ぶりに上方修正したこともあり、引き続き消費活動の活性化が期待され、さらに、今晩は米国で年末商戦が本格化する「ブラックフライデー」を迎えることから米国の消費拡大に期待する向きもあり、株価下支え要因となったが、寄り付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された11月の東京都区部消費者物価指数(CPI・中旬速報値)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比0.3%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同0.4%上昇だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は14-20日に国内株を7週ぶりに売り越した。売越額は471億円だった。 セクター別では、機械、卸売業、鉄鋼、証券商品先物、非鉄金属などが値下がり率上位、サービス業、精密機器が値上がりしている。東証1部の売買代金上位では、ソニーG<6758>、三井住友<8316>、三井物産<8031>、塩野義薬<4507>、NTT<9432>、ファナック<6954>、デンソー<6902>、NEC<6701>、コマツ<6301>、レノバ<9519>、ダイフク<6383>、伊藤忠<8001>などが下落。他方、コスモス薬品<3349>、リクルートHD<6098>、イビデン<4062>、ANA<9202>、日本電産<6594>などが上昇している。
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2021/11/26 09:50
寄り付き概況
日経平均は166円高でスタート、レーザーテックやSUMCOなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;29469.65;+166.99TOPIX;2027.13;+8.01[寄り付き概況] 25日の日経平均は166.99円高の29469.65円と反発して取引を開始した。前日24日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は9.42ドル安の35804.38ドル、ナスダックは70.09ポイント高の15845.23で取引を終了した。週次失業保険申請件数が52年ぶり低水準となったほか、10月PCEコアデフレーターが31年ぶりの大幅な伸びとなり早期の利上げ観測が強まったため、寄り付き後、下落。また、連邦準備制度理事会(FRB)が公表した11月開催分の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨でも数人の高官が量的緩和(QE)縮小ペースの加速を支持したことが明らかになり利上げ観測を後押しし、終日軟調に推移した。ただ、引けにかけては感謝祭の祭日を控えた買戻しなどにダウは下げ幅を縮小。金利上昇が一段落したためナスダック総合指数は上昇に転じ終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の日経平均が大幅安となったことから、押し目買いが入りやすかった。また、昨日の米株式市場でダウ平均が取引終了にかけて下げ渋る展開となったことが安心感となり、ナスダック総合指数やフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことなどが東京市場のハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。さらに、外為市場で1ドル=115円40銭前後と昨日15時頃に比べ40-50銭ほど円安・ドル高に振れたことが輸出株などの株価を支えた。一方、欧米での新型コロナ感染拡大や、原油価格の高止まりによる企業収益圧迫などの懸念材料は継続しており、また、今晩は感謝祭の祝日で米市場が休場となることから、休場明けの米市場の動向を見極めたいとして積極的な買いを手控える向きもあったが、寄り付き段階では買いが優勢だった。今日はスローガン<9253>がマザーズに上場した。 セクター別では、その他金融業、不動産業、電気機器、情報・通信業、精密機器などが値上がり率上位、空運業、海運業、水産・農林業、パルプ・紙、食料品などが値下がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、SUMCO<3436>、信越化<4063>、コスモス薬品<3349>、エムスリー<2413>、日本電産<6594>、NTT<9432>、村田製<6981>、オリックス<8591>、旭化成<3407>などが上昇。他方、リクルートHD<6098>、日本郵船<9101>、商船三井<9104>、三菱UFJ<8306>、JAL<9201>、ニトリHD<9843>、アサヒ<2502>、日本製鉄<5401>、コマツ<6301>などが下落している。
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2021/11/25 09:35
寄り付き概況
日経平均は110円安でスタート、アドバンテストやキーエンスなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;29663.45;-110.66TOPIX;2039.46;-3.36[寄り付き概況] 24日の日経平均は110.66円安の29663.45円と3日ぶり反落して取引を開始した。前日23日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は194.55ドル高の35813.80ドル、ナスダックは79.62ポイント安の15775.14で取引を終了した。好調な企業決算を受けて、寄り付き後上昇。同時に、コストの上昇が利益率を圧迫しているとの指摘が多く警戒感が広がった。また、11月サービス業PMI速報値が予想外に低下すると一時下落に転じたが、引けにかけては再び上昇。上げ幅を拡大した。金利の上昇を嫌いハイテク株は売られ、ナスダック総合指数は下落した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場でナスダック総合指数が続落したことが東京市場でハイテク株の重しとなり、また、米国が戦略石油備蓄を放出すると発表したにも関わらず原油価格が上昇したことから、引き続き資源高による企業収益の圧迫が懸念され、買い手控え要因となった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が続伸し2日間で200ドルを超す上げとなったことが東京市場の株価下支え要因となり、また、外為市場で1ドル=115円10銭台と22日15時頃に比べ1円ほど円安・ドル高に振れたことが安心感となった。さらに、パウエルFRB議長が再任される見通しとなったことを受け、米長期金利が上昇したことが東京市場の金融関連株などの株価を支えたが、寄り付き段階では売りが優勢だった。今日は、サイエンスアーツ<4412>、ラストワンマイル<9252>がマザーズに上場した。 セクター別では、精密機器、海運業、サービス業、電気機器、金属製品などが値下がり率上位、石油石炭製品、鉱業、銀行業、輸送用機器、保険業などが値上がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、ルネサス<6723>、日本郵船<9101>、キーエンス<6861>、ベイカレント<6532>、エムスリー<2413>、ZHD<4689>、資生堂<4911>、富士通<6702>などが下落。他方、トヨタ<7203>、三菱自<7211>、三井住友<8316>、三菱UFJ<8306>、キリンHD<2503>、オリックス<8591>、三井物産<8031>、キヤノン<7751>、神戸物産<3038>、ENEOS<5020>などが上昇している。
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2021/11/24 09:32
寄り付き概況
日経平均は127円安でスタート、武田薬や日本航空などが軟調
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;29618.55;-127.32TOPIX;2036.28;-8.25[寄り付き概況] 11月22日の日経平均は前週末比127.32円安の29618.55円と反落でスタート。19日の米国市場でダウ平均は268.97ドル安の35601.98ドル、ナスダックは63.73ポイント高の16057.44で取引を終了。オーストリアが再び全土ロックダウン入りするなど欧州で新型コロナが再流行、米国でも一部地域で感染件数の増加が見られ世界経済の回復を遅らせるとの懸念が根強く、寄り付き後、下落。連邦準備理事会(FRB)のクラリダ副議長が12月連邦公開市場委員会(FOMC)でテーパリング加速協議が適切となる可能性を示唆し早期利上げへの懸念も更なる重しとなり、ダウは終日軟調に推移した。一方、長期金利の低下でハイテク株は好調で、ナスダック総合指数は連日で史上最高値を更新し終了。シカゴ日経225先物清算値は大阪比155円安の29625円。米株安の他、シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売りが先行。ただし、23日は国内が祝日ということもあり、売り一巡後はこう着感が強まりやすい。 売買代金上位では、武田薬<4502>、日本航空<9201>、ANA<9202>、日産自<7201>、デンソー<6902>などが軟調。業種別では、鉱業、空運、輸送用機器、石油石炭などが下落率上位で推移。
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2021/11/22 09:27
寄り付き概況
日経平均は42円高でスタート、任天堂やレーザーテックなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;29641.05;+42.39TOPIX;2034.87;-0.65[寄り付き概況] 19日の日経平均は42.39円高の29641.05円と3日ぶり反発して取引を開始した。前日18日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は60.10ドル安の35870 95ドル、ナスダックは72.14ポイント高の15993.71で取引を終了した。昨日引け後に発表された決算に失望したシスコシステムズ(CSCO)の下落がダウを押し下げ、寄り付き後下落。世界で新型コロナ感染が再流行しているため景気回復懸念が広がったほか、連邦準備制度理事(FRB)のパウエル議長再任の行方もいまだ不透明で警戒感が台頭し終日軟調に推移した。ただ、押し目では、小売り企業の強い決算を好感した買いも散見され、引けにかけて下げ幅を縮小。ナスダックは好決算を発表した半導体メーカーのエヌビディア(NVDA)の上昇がけん引し上昇、史上最高値を更新し終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で、ナスダック総合指数やフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇し最高値を更新したことが、東京市場のハイテク株や半導体関連株の支えとなった。一方、中国アリババ集団が発表した決算が市場予想を下回る内容だったことや、昨日の香港ハンセン指数が下落したことなどが東京市場の重しとなったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は政府が経済対策を決定する。昨日午後に、財政支出が55.7兆円程度に膨らむ見込みと伝えられ、概要は相場にはすでに織り込み済みとの見方だが、決定内容によっては株式市場で強弱いずれの材料にもなり得るとの見方が多いようだ。なお、取引開始前に発表された10月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比0.1%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同0.1%上昇だった。今日はAB&Company<9251>がマザーズに上場した。 セクター別では、鉱業、その他製品、石油石炭製品、卸売業などが値上がり率上位、パルプ・紙、空運業、証券商品先物、保険業、銀行業などが値下がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、任天堂<7974>、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、SUMCO<3436>、SMC<6273>、三井物産<8031>、日産自<7201>、富士フイルムHD<4901>、川崎汽船<9107>、クボタ<6326>、スノーピーク<7816>などが上昇。他方、ソフトバンクG<9984>、リクルートHD<6098>、トヨタ<7203>、みずほ<8411>、エーザイ<4523>、NTT<9432>、ダイキン<6367>、OLC<4661>、サイバー<4751>などが下落している。
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2021/11/19 09:38
寄り付き概況
日経平均は90円安でスタート、アドバンテストや日本郵船などが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;29597.93;-90.4TOPIX;2032.97;-5.37[寄り付き概況] 18日の日経平均は90.40円安の29597.93円と続落して取引を開始した。前日17日の米国株式市場は反落。ダウ平均は211.17ドル安の35931 05ドル、ナスダックは52.29ポイント安の15921.57で取引を終了した。世界のインフレ高進や新型コロナ再流行を受け経済の回復が損なわれるとの懸念に、寄り付き後、下落。ハイテク株も売られたほか、クレジットカード会社ビザ(V)の下落がダウをさらに押し下げ、終日軟調に推移した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が下落したことが東京市場の重しとなり、また、外為市場で1ドル=114円20銭前後と昨日15時頃に比べ60-70銭ほど円高・ドル安に振れたことが輸出株などの買い手控え要因となった。一方、昨日の海外市場で原油先物価格が下落し、資源高による企業収益圧迫懸念がやや後退したことに加え、新型コロナの水際対策で入国者数の制限を26日から緩和する方向が伝えられたこともあり、経済活動の活性化が期待され、また、19日に発表予定の経済対策への期待感もあり、株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は7-13日に国内株を6週連続で買い越した。買越額は1649億円だった。今日はGRCS<9250>がマザーズに上場した。 セクター別では、鉱業、ゴム製品、石油石炭製品、海運業、鉄鋼などが値下がり率上位、精密機器、その他製品、電気・ガス業、サービス業などが値上がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>、日本郵船<9101>、INPEX<1605>、ファーストリテ<9983>、日本製鉄<5401>、ブリヂストン<5108>、エーザイ<4523>、ENEOS<5020>、三菱商事<8058>、スノーピーク<7816>、JR西<9021>、7&iHD<3382>などが下落。他方、任天堂<7974>、HOYA<7741>、富士通<6702>、サイバー<4751>、キリンHD<2503>、村田製<6981>などが上昇している。
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2021/11/18 09:32
寄り付き概況
日経平均は98円高でスタート、ソフトバンクGやレーザーテックなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;29906.68;+98.56TOPIX;2055.57;-0.23[寄り付き概況] 17日の日経平均は98.56円高の29906.68円と5日続伸して取引を開始した。前日16日の米国株式市場は反発。ダウ平均は54.77ドル高の36142.22ドル、ナスダックは120.01ポイント高の15973.86で取引を終了した。良好な小売り企業の決算を好感し、寄り付き後、上昇。また、11月小売売上高や住宅市場指数、10月製造業指数などが予想を上回ったため経済の強い回復期待も手伝い終日堅調に推移した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)がそろって上昇した流れを引き継いだ。また、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)の上昇率が主要3指数より大きく、ハイテク株や半導体関連株の株価の支えとなり、さらに、外為市場で1ドル=114円80銭台と昨日15時頃に比べ70銭ほど円安・ドル高に振れたことが輸出株などの買い安心感となった。一方、日経平均が昨日までの4日続伸で700円を超す上げとなり、また、心理的な節目とされる30000円に近付いていることから、短期的な利益確定売りが出やすかったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された9月の機械受注統計は、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)が前月比0.0%減だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は1.8%増だった。同じく取引開始前に発表された10月の貿易収支は674億円の赤字だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は3100億円の赤字だった。 セクター別では、鉱業、精密機器、輸送用機器、石油石炭製品などが値上がり率上位、空運業、パルプ・紙、医薬品などが値下がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、ルネサス<6723>、アドバンテスト<6857>、SUMCO<3436>、トヨタ<7203>、キーエンス<6861>、HOYA<7741>、INPEX<1605>、OLC<4661>、SMC<6273>、ベイカレント<6532>、クボタ<6326>などが上昇。他方、リクルートHD<6098>、日立<6501>、三菱電<6503>、ホンダ<7267>、キリンHD<2503>、KDDI<9433>、JAL<9201>、全国保証<7164>、塩野義薬<4507>、日本製鉄<5401>、富士フイルムHD<4901>などが下落している。
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2021/11/17 09:25
寄り付き概況
日経平均は27円安でスタート、リクルートHDやSMCなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;29749.71;-27.09TOPIX;2050.24;+1.72[寄り付き概況] 16日の日経平均は27.09円安の29749.71円と4日ぶり反落して取引を開始した。前日15日の米国株式市場は小幅反落。ダウ平均は12.86ドル安の36087.45ドル、ナスダックは7.11ポイント安の15853.85で取引を終了した。バイデン大統領の1兆ドル規模のインフラ投資法案成立や11月NY連銀製造業景気指数が予想以上に上昇したため景気回復ペース加速期待に寄り付き後、上昇。同時に、インフラ法案の歳出がインフレのさらなる上昇に繋がるとの懸念に金利が上昇すると引けにかけて下落に転じた。 今日の東京株式市場は売りが先行した。日経平均が昨日までの3日続伸で670円ほど上昇したことから、短期的な利益確定売りが出やすかった。また、日本時間の今日午前に開かれる予定の米中首脳によるオンライン協議の内容を見極めたいとして、積極的な買いを手控える向きもあった。一方、主要企業の21年4-9月期決算発表が昨日で一巡したが、市場では概ね業績改善を示す内容と受け取られていることや、政府が19日にまとめる経済対策への期待感が継続し、株価下支え要因となった。また、外為市場で1ドル=114円10銭台と、昨日15時頃に比べ30-40銭ほど円安・ドル高に振れたことが輸出株などの株価を支えたが、寄付き段階では売りが優勢だった。 セクター別では、サービス業、機械、精密機器などが値下がり率上位、保険業、繊維製品、銀行業、空運業などが値上がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、リクルートHD<6098>、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、SMC<6273>、エムスリー<2413>、パナソニック<6752>、オリンパス<7733>、ベイカレント<6532>、三菱自<7211>、TOWA<6315>、マネックスG<8698>などが下落。他方、三菱UFJ<8306>、第一生命HD<8750>、トヨタ<7203>、SUBARU<7270>、日本郵船<9101>、村田製<6981>、日立<6501>、第一三共<4568>、OLC<4661>、ガンホー<3765>、クリレスHD<3387>などが上昇している。
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2021/11/16 09:27
寄り付き概況
日経平均は197円高でスタート、レーザーテックやソフトバンクGなどが堅調
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;29807.37;+197.4TOPIX;2052.72;+12.12[寄り付き概況] 11月15日の日経平均は前週末比197.40円高の29807.37円と続伸でスタート。12日の米国市場でダウ平均は179.08ドル高の36100.31ドル、ナスダックは156.68ポイント高の15860.96で取引を終了。ダウは押し目買い意欲も強く、寄り付き後、上昇。10月ミシガン大消費者信頼感指数が10年ぶり低水準に落ち込み一時上げ幅を縮小した。しかし、ハイテク株の上昇や年末商戦への期待感を受けた買いで、引けにかけ上げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比110円高の29710円。米株高の流れに加え、シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、本日の日経平均は買いが先行してスタート。まずは、先週末の決算発表銘柄への物色が中心となる格好。寄り前に発表された7-9月期国内総生産(GDP)第一次速報値は、前期比年率-3.0%で市場予想の-0.7%を下回ったが、相場へのインパクトは限定的なようだ。なお、米中首脳会談がオンラインで開催(日本時間16日朝予定)されると報じられており、緊張緩和に向けたきっかけとなるかが注目ポイントとなるだろう。 売買代金上位では、レーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>、三井住友FG<8316>、日本電産<6594>、村田製作所<6981>、SMC<6273>、日産自<7201>などが堅調。業種別では、パルプ紙、サービス、輸送用機器などが上昇率上位で推移。
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2021/11/15 09:35
寄り付き概況
日経平均は103円高でスタート、リクルートHDや三菱商事が上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;29381.45;+103.59TOPIX;2023.97;+9.67[寄り付き概況] 12日の日経平均は103.59円高の29381.45円と続伸して取引を開始した。前日11日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は158.71ドル安の35921.23ドル、ナスダックは81.58ポイント高の15704.28で取引を終了した。高インフレが回復を損なうとの警戒感に寄り付き後、下落。ウォルトディズニー(DIS)の下落がさらなる重しとなり、ダウは終日軟調に推移した。一方、ベテランズデーの祝日で債券市場が休場となる中、ハイテク株の買戻しが目立ち、ナスダック総合指数は上昇した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でナスダック総合指数やフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇し、東京市場のハイテク株や半導体関連株の支えとなった。また、米メルクが開発中の新型コロナ治療の飲み薬「モルヌピラビル」について、政府が160万人分の購入を決めたと報じられたことなどもあり、新型コロナの感染拡大で冷え込んだ経済の活性化が引き続き期待されたことなどが株価支援要因となった。一方、原油価格が高止まっていることもあり、原材料価格の高騰が企業収益を圧迫するとの懸念が継続し、株価の重しとなったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は株価指数オプション11月物の特別清算指数(SQ)算出日。SQ値はQUICK試算で29388.47円だった。 セクター別では、不動産業、その他金融業、卸売業、非鉄金属、鉄鋼などが値上がり率上位、海運業が値下がりしている。東証1部の売買代金上位では、リクルートHD<6098>、レーザーテック<6920>、日立<6501>、デンソー<6902>、三菱商事<8058>、三井物産<8031>、富士フイルム<4901>、ベイカレント<6532>、資生堂<4911>、オリックス<8591>、HOYA<7741>、パナソニック<6752>などが上昇。他方、商船三井<9104>、スズキ<7269>などが下落している。
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2021/11/12 09:31
寄り付き概況
日経平均は60円安でスタート、レーザーテックやSUMCOが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;29046.19;-60.59TOPIX;2006.60;-1.36[寄り付き概況] 11日の日経平均は60.59円安の29046.19円と5日続落して取引を開始した。前日10日の米国株式市場は続落。ダウ平均は240.04ドル安の36079.94ドル、ナスダックは263.84ポイント安の15622.71で取引を終了した。10月消費者物価指数(CPI)が予想を上回り30年ぶり最大の伸びを記録したためインフレ加速が警戒され寄り付き後、下落。金利の上昇でハイテク株も売られ、終日軟調に推移した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)がそろって続落したことが東京市場の株価の重しとなり、また、昨日の海外市場で原油先物(WTI)価格が下落したことが東京市場のエネルギー関連株などの株価を抑えた。一方、日経平均が昨日までの4日続落で700円近い下げとなったことから押し目買いが入りやすく、また、外為市場で1ドル=113円90銭前後と、昨日15時頃に比べ1円ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場の輸出株などの株価の支えとなったが、寄り付き段階では売りが優勢だった。 なお、取引開始前に発表された10月の国内企業物価指数は、前年同月比8.0%上昇した。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同7.0%上昇だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は10月31日-11月6日に国内株を5週連続で買い越した。買越額は1470億円だった。 セクター別では、鉱業、建設業、金属製品、食料品、パルプ・紙などが値下がり率上位、銀行業、鉄鋼、海運業、その他金融業、倉庫運輸関連などが値上がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、信越化<4063>、SUMCO<3436>、任天堂<7974>、マネックスG<8698>、日産自<7201>、日本電産<6594>、INPEX<1605>、ネクソン<3659>、大和ハウス<1925>、太陽誘電<6976>などが下落。他方、ソニーG<6758>、NTT<9432>、ファナック<6954>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、OLC<4661>、ベイカレント<6532>、商船三井<9104>、日本製鉄<5401>、JFE<5411>、三菱商事<8058>などが上昇している。
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2021/11/11 09:26
寄り付き概況
日経平均は76円安でスタート、キリンHDや東エレクが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;29209.06;-76.40TOPIX;2017.67;-1.10[寄り付き概況] 10日の日経平均は76.40円安の29209.06円と4日続落して取引を開始した。前日9日の米国株式市場は反落。ダウ平均は112.24ドル安の36319.98ドル、ナスダックは95.81ポイント安の15886.54で取引を終了した。10月生産者物価指数(PPI)が引き続き高水準となったため、インフレ警戒感に伴う売りに、寄り付き後、下落。さらに、史上最高値付近からの利益確定売りも強まり、終日軟調に推移した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)がそろって反落したことや、原油価格の上昇が企業収益を圧迫するとの懸念が継続していることなどが東京市場の重しとなった。 一方、21年4-9月期決算発表が続き、好業績銘柄への物色意欲が株価下支え要因となったことに加え、昨日までの3日続落で日経平均が500円を超す下げとなったことから押し目買いも入りやすかったが、寄り付き段階では売りが優勢だった。今日は臨時国会が召集され、第2次岸田内閣が発足する。また、日本時間10時30分に10月の中国消費者物価指数(CPI)、中国卸売物価指数(PPI)が発表される。 セクター別では、ゴム製品、鉄鋼、非鉄金属、繊維製品、精密機器などが値下がり率上位、石油石炭製品、電気・ガス業、鉱業、海運業、水産・農林業などが値上がり率上位に並んでいる。 東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、キリンHD<2503>、アサヒ<2502>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、キーエンス<6861>、レノバ<9519>、JFE<5411>、川崎重<7012>、HOYA<7741>、日本製鉄<5401>、東レ<3402>などが下落。他方、トヨタ<7203>、川崎汽船<9107>、INPEX<1605>、ネクソン<3659>、バンナムHD<7832>、日立<6501>、7&iHD<3382>、信越化<4063>、OLC<4661>、ルネサス<6723>、富士通<6702>などが上昇している。
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2021/11/10 09:27
寄り付き概況
日経平均は50円高でスタート、ソフトバンクGやアドバンテストが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;29557.55;+50.50TOPIX;2040.85;+5.63[寄り付き概況] 9日の日経平均は50.50円高の29557.55円と3日ぶり反発して取引を開始した。前日8日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は104.27ドル高の36432.22ドル、ナスダックは10.77ポイント高の15982.36で取引を終了した。すでに上院通過済みの超党派のインフラ案を議会下院が週末可決したことに加えて、ワクチン接種完了者などに対する入国規制の緩和で、回復期待が広がり、寄り付き後、上昇。連邦準備理事会(FRB)のクラリダ副議長を始め高官がイベントで、高インフレがいずれ鈍化するとのハト派的な見解を繰り返したため低金利が当面継続するとの見方も手伝い、終日堅調に推移し、主要株式指数は連日で史上最高値を更新し終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が上昇し、そろって最高値を更新した流れを引き継いだ。主要企業の21年4-9月期決算発表が続いており、好決算銘柄への物色意欲が継続し、また、このところの米株高にも関わらず昨日の日経平均が続落したことから、押し目買いも入りやすかった。一方、経済対策の柱となる現金給付について与党内の協議が続いており、11月中旬にも打ち出すとされる岸田政権の経済対策の内容を見極めたいとして、積極的な買いを手控える向きもあったが、寄り付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、その他金融業、非鉄金属、情報・通信業、輸送用機器、保険業などが値上がり率上位、海運業、繊維製品、水産・農林業、化学、ゴム製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、三菱UFJ<8306>、ホンダ<7267>、クボタ<6326>、太陽誘電<6976>、オリックス<8591>、ZHD<4689>、ダイキン<6367>、日本製鉄<5401>、伊藤忠<8001>、東芝<6502>などが上昇。他方、ファーストリテ<9983>、日本郵船<9101>、商船三井<9104>、JAL<9201>、マネックスG<8698>、ダイフク<6383>などが下落している。
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2021/11/09 09:28
寄り付き概況
日経平均は123円高でスタート、日本郵船やANAが堅調
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;29735.45;+123.88TOPIX;2048.99;+7.57[寄り付き概況] 11月8日の日経平均は前週末比123.88円高の29735.45円と反発でスタート。5日の米国市場でダウ平均は203.72ドル高の36327.95ドル、ナスダックは31.28ポイント高の15971.59で取引を終了。10月雇用統計の予想を上回る強い結果を好感し、寄り付き後、上昇。製薬会社のファイザー(PFE)が開発中の新型コロナウイルス感染症治療の飲み薬が重症化リスクを大きく軽減することを明らかにし、専門家が来年の1月までにパンデミックが終了する可能性に言及すると回復期待感が一段と強まり、買いが加速。主要株式指数は総じて終日堅調に推移し、連日で史上最高値を更新し終了した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比85円高の29705円。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、本日の日経平均は買いが先行。米雇用統計の結果を受けた米国市場の強い値動きが追い風に。とはいえ、今週は1700社近い企業の決算発表が予定されているため、買い一巡後は徐々にこう着感が強まりやすいとの見方が市場では多いようだ。 売買代金上位では、日本郵船<9101>、ANA<9202>、日本航空<9201>、日立<6501>、川崎汽船<9107>、INPEX<1605>などが堅調な反面、塩野義<4507>やJFE<5411>、ホンダ<7267>などが売りに押されている。業種別では、鉱業、空運、海運などが上昇率上位で推移。
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2021/11/08 09:50
寄り付き概況
日経平均は46円高でスタート、ルネサスや花王が上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;29840.73;+46.36TOPIX;2053.32;-2.24[寄り付き概況] 5日の日経平均は46.36円高の29840.73円と続伸して取引を開始した。前日4日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は33.35ドル安の36124.23ドル、ナスダックは128.72ポイント高の15940.31で取引を終了した。7-9月期の非農業部門労働生産性速報値が40年来の低水準に落ち込み景気回復への警戒感に、寄り付き後、下落した。史上最高値付近からは利益確定の売り意欲も強く、ダウは終日軟調に推移。金利の低下でハイテク株は高く、ナスダック総合指数は上昇し連日で史上最高値を更新し引けた。 今日の東京株式市場は、やや買いが先行した。主要企業の4-9月期決算発表が佳境となる中、引き続き好業績銘柄の物色意欲が強く、また、昨日の米株式市場でナスダック総合指数やフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことなどが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。一方、日経平均が節目の30000円に近付いていることから利益確定売りが出やすく、また、今晩米国で発表される10月の雇用統計を確認したいとして積極的な買いを見送る向きもあり、寄り後、日経平均は下げに転じた。なお、取引開始前に発表された9月の家計調査は2人以上世帯の実質消費支出が前年同月比1.9%減少した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同3.9%減だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は10月24-30日に国内株を5週連続で買い越した。買越額は4115億円だった。今日はPhotosynth<4379>がマザーズに上場した。 セクター別では、不動産業、電気機器、小売業、食料品、ゴム製品などが値上がり率上位、鉄鋼、石油石炭製品、銀行業、その他金融業、ガラス土石製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、ルネサス<6723>、信越化<4063>、アドバンテスト<6857>、花王<4452>、日立<6501>、HOYA<7741>、太陽誘電<6976>、味の素<2802>、ベイカレント<6532>、クボタ<6326>などが上昇。他方、日本製鉄<5401>、JFE<5411>、三菱UFJ<8306>、ソフトバンク<9434>、ダイキン<6367>、エムスリー<2413>、三菱自<7211>、デンソー<6902>、オリックス<8591>、テルモ<4543>、塩野義薬<4507>などが下落している。
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2021/11/05 09:27
寄り付き概況
日経平均は338円高でスタート、キーエンスやSUMCOが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;29859.74;+338.84TOPIX;2049.41;+17.74[寄り付き概況] 4日の日経平均は338.84円高の29859.74円と反発して取引を開始した。前日3日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は104.95ドル高の36157.58ドル、ナスダックは161.98ポイント高の15811.58で取引を終了した。連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えて警戒感から、寄り付き後、下落した。その後、10月ADP雇用統計が予想を上回る伸びとなったほか、10月ISM非製造業景況指数が過去最高を記録するなど良好な経済指標を受けて下げ止まった。さらに、連邦準備制度理事会(FRB)がFOMCで市場の予想通り政策金利を据え置き、資産購入の縮小開始計画を発表も早期の利上げを示唆しなかったため安心感が広がり買いが再燃。引けにかけて上昇に転じ、主要株式指数は連日で史上最高値を更新して終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)がそろって連日の高値更新となった流れを引き継いだ。また、引き続き新型コロナ感染縮小で経済活動の活性化が期待されたことに加え、主要企業の決算発表が佳境となる中、好業績銘柄の物色意欲も旺盛で、東京市場の株価支援要因となった。一方、昨日の海外市場で原油先物相場が下落したことを受け、エネルギー関連銘柄の株価の重しとなったほか、昨日の香港ハンセン指数や上海総合指数が軟調だったことなどが意識されたが、寄り付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、海運業、鉄鋼、空運業、繊維製品、精密機器などが値上がり率上位、鉱業、卸売業、石油石炭製品、その他製品、水産・農林業などが値下がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、ファーストリテ<9983>、日本郵船<9101>、キーエンス<6861>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、SUMCO<3436>、レーザーテック<6920>、日本製鉄<5401>、HOYA<7741>、ダイキン<6367>、ANA<9202>、パナソニック<6752>などが上昇。他方、任天堂<7974>、KDDI<9433>、日立<6501>、INPEX<1605>、三井物産<8031>、三菱商事<8058>、花王<4452>、オリックス<8591>などが下落している。
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2021/11/04 09:23
寄り付き概況
日経平均は184円安でスタート、レーザーテックやKDDIが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;29462.40;-184.68TOPIX;2036.20;-8.52[寄り付き概況] 2日の日経平均は184.68円安の29462.40円と3日ぶり反落して取引を開始した。前日1日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は94.28ドル高の35913.84ドル、ナスダックは97.53ポイント高の15595.92で取引を終了した。11月に入り新規投資や良好な企業決算を好感した買いが続き、寄り付き後上昇。高値付近からは利益確定の売りが重しとなり一時下落に転じるも押し目での買い意欲も強く上げを回復。電気自動車テスラ(TSLA)の上昇にも支援され引けにかけて上げ幅を拡大し、主要株式指数は連日で史上最高値を更新して終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の日経平均が700円を超す上げとなり、短期的な利益確定売りが出やすかったほか、明日の東京市場が休場となることに加え、4日未明に発表されるFOMCの結果やパウエルFRB議長の会見内容を見極めたいとして、積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が連日の最高値更新となり、東京市場の株価の支えとなったほか、昨日、東京の新型コロナ新規感染者数が9人と約1年5か月ぶりに1桁となるなど、感染縮小が続いていることから、経済活動の活発化が期待され、さらに、岸田首相が数十兆円規模の経済対策を11月中旬にまとめると表明したことも株価下支え要因となったが、寄り付き段階では売りが優勢だった。 セクター別では、精密機器、保険業、海運業、化学、金属製品などが値下がり率上位、空運業、繊維製品、陸運業、卸売業、石油石炭製品などが値上がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、信越化<4063>、KDDI<9433>、エムスリー<2413>、JT<2914>、商船三井<9104>、AGC<5201>、村田製<6981>、ファナック<6954>、ダイキン<6367>、NEC<6701>などが下落。他方、ソフトバンクG<9984>、ANA<9202>、JAL<9201>、三井物産<8031>、三菱商事<8058>、富士通<6702>、ベイカレント<6532>、オリックス<8591>、ZHD<4689>、JR東<9020>、JR西<9021>、OLC<4661>などが上昇している。
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2021/11/02 09:25
寄り付き概況
日経平均は437円高でスタート、ソフトバンクGやファーストリテが買われている
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;29330.68;+437.99TOPIX;2027.27;+26.09[寄り付き概況] 11月1日の日経平均は前週末比437.99円高の29330.68円と大幅続伸でスタート。10月29日の米国市場でダウ平均は89.08ドル高の35819.56ドル、ナスダックは50.27ポイント高の15498.39で取引を終了。9月個人消費支出(PCE)デフレーターや7-9月期の雇用コスト指数の上昇で、インフレ懸念が重しとなり寄り付き後、下落。引け後に発表された携帯端末アップル(AAPL)やオンライン小売のアマゾン(AMZN)の決算が予想に満たず、失望感から両社株が売られ全体指数を一時押し下げた。しかし、押し目買い意欲も強く、引けにかけて回復。下げを消し主要株式指数は史上最高値を更新し終了した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比210円高の28990円。本日の日経平均は、大幅に買い先行でスタート。直近の関心事項だった衆院選では、自民党が261議席を獲得し、国会の安定運営に必要な絶対安定多数を単独で確保する結果に。政治リスクの後退に加え、長期安定政権による政策期待が改めて高まりやすく、朝方は強い値動きに。 売買代金上位では、ソニーG<6758>、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、JT<2914>、東エレク<8035>など主力処は全般買われている反面、村田製作所<6981>や野村<8604>が売りに押されている。業種別では、海運、食料品、精密機器などが上昇率上位で推移。
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2021/11/01 09:46