寄り付き概況ニュース一覧
寄り付き概況
日経平均は294円安でスタート、日本電産やバンナムHDなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27797.00;-294.53TOPIX;1945.70;-17.46[寄り付き概況] 1日の日経平均は294.53円安の27797.00円と続落して取引を開始した。前日8月31日の米国株式市場は続落。ダウ平均は280.44ドル安の31510.43ドル、ナスダックは66.93ポイント安の11816.20で取引を終了した。8月ADP雇用統計が予想を下回る伸びにとどまったため大幅利上げ観測がいったん後退し、寄り付き後に一時上昇した。しかし、クリーブランド連銀のメスター総裁がタカ派姿勢を表明し長期金利が一段と上昇すると長期にわたる金融引き締めを警戒した売りが加速し、下落に転じた。引けにかけても、月末で戻りなく、主要株式指数は下げ幅を拡大し終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、今日から明晩にかけて、8月の財新中国製造業PMI、8月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数、8月の米雇用統計など重要経済指標の発表を控えており、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、外為市場で1ドル=139円30銭台と昨日15時頃に比べ90銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価の支えとなった。また、昨日、日経平均が下落したものの取引開始後は下げ幅を縮める展開となったことから、相場の底堅さを指摘する向きもあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された4-6月期の法人企業統計によると、金融業と保険業を除く全産業の設備投資額は前年同期比4.6%増だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は8月21-27日に国内株を4週ぶりに売り越した。売越額は5360億円だった。 セクター別では、輸送用機器、海運業、サービス業、空運業、卸売業などが値下がり率上位、鉄鋼が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、日本電産<6594>、バンナムHD<7832>、F&LC<3563>、メルカリ <4385>、トヨタ<7203>、商船三井<9104>、富士通<6702>、伊藤忠<8001>、ダイキン<6367>、日本郵船<9101>、村田製<6981>などが下落。他方、積水ハウス<1928>、日本製鉄<5401>、JFE<5411>、第一三共<4568>、HOYA<7741>、三菱自<7211>、レノバ<9519>、三菱重<7011>などが上昇している。
<FA>
2022/09/01 09:22
寄り付き概況
日経平均は267円安でスタート、出光興産や三井物産などが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27928.09;-267.49TOPIX;1951.10;-17.28[寄り付き概況] 31日の日経平均は267.49円安の27928.09円と反落して取引を開始した。前日30日の米国株式市場は続落。ダウ平均は308.12ドル安の31790.87ドル、ナスダックは134.53ポイント安の11883.14で取引を終了した。値ごろ感の買いに寄り付き後、一時上昇。しかし、8月消費者信頼感指数や7月JOLT求人件数の予想を上回る良好な結果を受けて大幅利上げ観測が強まり、長期金利の上昇に連れて売られ、大幅下落に転じた。さらに、台湾が中国のものとされるドローンに初の威嚇射撃を行ったとの報道を受け、地政学的リスク上昇を警戒した売りに押され一段安となった。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、昨日、ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が金融引き締めを来年まで続けると述べたと伝えられたことなどもあり、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締めが長期化するとの見方が継続し、買い手控え要因となった。一方、昨日の日経平均が堅調な展開となったことから、日本株の下値は堅いとの見方があり、株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された7月の鉱工業生産指数(季節調整済み)速報値は前月比1.0%上昇だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同0.5%低下だった。 セクター別では、全業種が値下がり。鉱業、石油石炭製品、鉄鋼、精密機器、繊維製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、出光興産<5019>、INPEX<1605>、三井物産<8031>、JFE<5411>、資生堂<4911>、HOYA<7741>、ソニーG<6758>、東エレク<8035>、キーエンス<6861>、住友鉱<5713>、信越化<4063>、ファナック<6954>などが下落。他方、京セラ<6971>、シマノ<7309>、三菱自<7211>、SUBARU<7270>、日製鋼<5631>、ルネサス<6723>などが上昇している。
<FA>
2022/08/31 09:24
寄り付き概況
日経平均は207円高でスタート、INPEXやNECなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28086.72;+207.76TOPIX;1957.45;+13.35[寄り付き概況] 30日の日経平均は207.76円高の28086.72円と反発して取引を開始した。前日29日の米国株式市場は続落。ダウ平均は184.41ドル安の32098.99ドル、ナスダックは124.04ポイント安の12017.67で取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長のジャクソンホール会議でのタカ派発言を受けて、利上げペース加速を警戒した売りが継続し、寄り付き後、大きく下落。その後、値ごろ感からの買いにダウは一時上昇に転じる局面もあったが、長期金利の上昇を受けてハイテク株の売りが相場を再び押し下げた。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の日経平均が大幅に下落したことで自律反発狙いの買いが入りやすかった。また、厚労省が新型コロナのオミクロン型に対応したワクチン接種を9月中に始める検討に入ったとの報道や、厚労省の専門部会が英アストラゼネカ製の新型コロナ治療薬の特例承認を了承したことなどを受け、経済活動の本格再開に対する期待が高まったことも株価支援要因となった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、今週は8月の中国購買担当者景気指数(PMI)や8月の米雇用統計など重要経済指標の発表が相次ぐことから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された7月の完全失業率(季節調整値)は2.6%となり前月と同率だった。QUICKがまとめた市場予想の中央値は2.6%だった。また、7月の有効求人倍率(季節調整値)は1.29倍で前月から0.02ポイント上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は1.27倍だった。 セクター別では、鉱業、石油石炭製品、ゴム製品、輸送用機器、卸売業などが値上がり率上位、パルプ・紙が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、INPEX<1605>、メルカリ <4385>、NEC<6701>、オリンパス<7733>、ENEOS<5020>、ホンダ<7267>、日産自<7201>、三井物産<8031>、三菱商事<8058>、三菱重<7011>、JR東<9020>、第一三共<4568>、リクルートHD<6098>、KDDI<9433>、JFE<5411>、キーエンス<6861>などが上昇。他方、吉野家HD<9861>、ファーストリテ<9983>、サイゼリヤ<7581>、レノバ<9519>などが下落している。
<FA>
2022/08/30 09:22
寄り付き概況
日経平均は480円安でスタート、日本郵船やトヨタなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28161.06;-480.32TOPIX;1947.54;-32.05[寄り付き概況] 29日の日経平均は前週末比480.32円安の28161.06円と3日ぶりの大幅反落でスタート。26日の米国市場でダウ平均は1008.38ドル安の32283.40ドル、ナスダックは497.55ポイント安の12141.71で取引を終了。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長によるジャクソンホール会合での講演を控え、横ばいで寄り付いた。その後、議長の発言が想定以上にタカ派的となったため、金利高への警戒感から投資家心理が悪化。売りが加速して大きく下落した。同時に景気後退懸念の強まりを背景とした売りも再燃し、引けにかけ下げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比390円安の28220円。米株安の流れを受けて、本日の日経平均は売りが先行。寄り付きで25日線を一気に割り込むと、その後さらに下げ幅を700円台に拡げる展開となっている。市場では、売り一巡後の底堅さを見極めたいとのムードが強いようだ。 東証プライム市場の売買代金上位では、日本郵船<9101>、トヨタ<7203>、レーザーテック<6920>、ソフトバンクグループ<9984>、東宝<9602>、川崎汽船<9107>、商船三井<9104>、信越化<4063>、ファーストリテ<9983>、ソニーグループ<6758>、東京電力HD<9501>、キーエンス<6861>、東エレク<8035>など主力処は全般下落。業種別では、機械、精密機器、電気機器などが下落率上位で推移。
<FA>
2022/08/29 09:23
寄り付き概況
日経平均は160円高でスタート、ソフトバンクGやスズキなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28639.47;+160.46TOPIX;1983.89;+7.29[寄り付き概況] 26日の日経平均は160.46円高の28639.47円と続伸して取引を開始した。前日25日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は322.55ドル高の33291.78ドル、ナスダックは207.74ポイント高の12639.27で取引を終了した。ジャクソンホール会議を控えた警戒感に伴う売りに寄り付き後、下落。しかし、週次の失業保険申請件数が予想外に減少し労働市場の強さが証明されたほか、4-6月期国内総生産(GDP)改定値も予想外に上方修正される強い経済指標を受けて、景気減速懸念が緩和し上昇に転じた。長期金利の低下でハイテク株も強く、相場の上昇を後押しし引けにかけて一段高となり終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、米長期金利が低下したこともあり、ナスダック総合指数が1%台後半、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3%台後半の上昇とダウ平均(0.98%上昇)に比べ上昇率が大きかったことが東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。一方、日本時間の今日午後9時30分に発表される7月の米個人消費支出(PCE)コアデフレータや、ジャクソンホール会議で日本時間の午後11時に予定されているパウエルFRB議長の講演内容を見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された8月の東京都区部消費者物価指数(CPI・中旬速報値)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.6%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.5%上昇だった。 セクター別では、非鉄金属、繊維製品、鉄鋼、機械、電気機器などが値上がり率上位、鉱業、医薬品、パルプ・紙、陸運業、石油石炭製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、住友鉱<5713>、スズキ<7269>、安川電<6506>、コマツ<6301>、東エレク<8035>、ソニーG<6758>、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>、京セラ<6971>、日本製鉄<5401>、ファナック<6954>、三井物産<8031>、ダイキン<6367>、キーエンス<6861>、リクルートHD<6098>などが上昇。他方、島津製<7701>、第一三共<4568>、INPEX<1605>、東電力HD<9501>、NTT<9432>、武田薬<4502>などが下落している。
<FA>
2022/08/26 09:26
寄り付き概況
日経平均は101円高でスタート、日立金や第一三共などが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28415.11;+101.64TOPIX;1972.77;+5.59[寄り付き概況] 25日の日経平均は101.64円高の28415.11円と6日ぶり反発して取引を開始した。前日24日の米国株式市場は反発。ダウ平均は59.64ドル高の32969.23ドル、ナスダックは50.23ポイント高の12431.53で取引を終了した。金利高を警戒した売りが継続し、寄り付き後、下落。その後発表された7月耐久財受注統計で、コア資本財の受注や出荷が予想を上回る伸びとなったため景気減速懸念が後退し買いが再燃、下値を支えた。さらに、7月中古住宅販売成約指数も予想を上回る良好な経済指標を好感したほか、バイデン大統領が学生ローン減免を発表、消費を助けるとの期待が広がり、主要株式指数は上昇に転じ終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、日経平均が昨日までの5日続落で900円を超す下げとなったことから押し目買いも入りやすかったことに加え、外為市場で1ドル=137円00銭台と昨日15時頃に比べ50銭ほど円安・ドル高に振れたことも市場の安心感となった。さらに、政府の新型コロナの水際対策緩和を受け経済活動の本格再開に対する期待が高まり、株価を支える要因となった。一方、昨日の海外市場で米長期金利が上昇しており、東京市場でグロース(成長)株の株価の重しとなった。また、週末にかけてジャクソンホール会議や7月の米個人消費支出(PCE)コアデフレータ発表など重要イベントが控えていることから、積極的な買いを手控えるムードも広がっているが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は14-20日に国内株を3週連続で買い越した。買越額は285億円だった。 セクター別では、保険業、金属製品、精密機器、医薬品、鉄鋼などが値上がり率上位、証券商品先物、陸運業、空運業、海運業、非鉄金属などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、日立金<5486>、第一三共<4568>、アステラス薬<4503>、メルカリ <4385>、ベイカレント<6532>、エムスリー<2413>、三菱重<7011>、IHI<7013>、HOYA<7741>、東京海上<8766>、東電力HD<9501>、関西電力<9503>、レノバ<9519>、ソフトバンクG<9984>、ダイキン<6367>などが上昇。他方、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>、リクルートHD<6098>、キーエンス<6861>、信越化<4063>、JR東海<9022>、住友鉱<5713>、SMC<6273>などが下落している。
<FA>
2022/08/25 09:40
寄り付き概況
日経平均は28円高でスタート、INPEXや東電力HDなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28481.34;+28.59TOPIX;1973.08;+1.64[寄り付き概況] 24日の日経平均は28.59円高の28481.34円と5日ぶり反発して取引を開始した。前日23日の米国株式市場は続落。ダウ平均は154.02ドル安の32909.59ドル、ナスダックは0.27ポイント安の12381.30で取引を終了した。8月製造業・サービス業PMIが予想以上に悪化したため景気減速懸念に売られ、寄り付き後、下落。その後に発表された7月新築住宅販売件数も2016年来で最低となる低調な経済指標がさらなる売り圧力となった。金利の低下でハイテク株は一時上昇に転じるも、ジャクソンホール会合を控え金利が再び上昇するに従い戻りも鈍く、終日軟調に推移した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。日経平均が昨日までの4日続落で700円を超す下げとなったことで、自律反発狙いの買いが入りやすかった。また、昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が下落したものの、ナスダック総合指数の下げが小幅にとどまったことに加え、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことが東京市場で半導体関連株などの株価を支える要因となった。さらに、政府が新型コロナの水際対策を緩和する方針が伝えられ、経済活動の本格再開に対する期待が高まったことも株価を支えた。一方、外為市場で1ドル=136円70銭台と昨日15時頃に比べ50銭ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株などの株価の重しとなった。また、今週末にかけて、ジャクソンホール会議や7月の米個人消費支出(PCE)コアデフレータ発表など重要イベントが予定されており、これらの内容を見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、鉱業、石油石炭製品、ゴム製品、非鉄金属、鉄鋼などが値上がり率上位、その他製品、医薬品、海運業、サービス業、情報・通信業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、INPEX<1605>、東電力HD<9501>、日野自<7205>、日立建<6305>、オリンパス<7733>、住友鉱<5713>、三菱重<7011>、ブリヂストン<5108>、三菱自<7211>、三井物産<8031>、丸紅<8002>、JR東<9020>などが上昇。他方、川崎汽船<9107>、日本郵船<9101>、任天堂<7974>、リクルートHD<6098>、HOYA<7741>、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、第一三共<4568>、富士通<6702>などが下落している。
<FA>
2022/08/24 09:24
寄り付き概況
日経平均は214円安でスタート、エムスリーやデンソーなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28580.20;-214.30TOPIX;1980.27;-12.32[寄り付き概況] 23日の日経平均は214.30円安の28580.20円と4日続落して取引を開始した。前日22日の米国株式市場は続落。ダウ平均は643.13ドル安の33063.61ドル、ナスダックは323.64ポイント安の12381.57で取引を終了した。ジャクソンホール会議を控え連邦準備制度理事会(FRB)のタカ派姿勢を警戒した売りが継続し、寄り付き後、下落。長期金利が1カ月ぶり高水準で推移したため、ハイテク株も売られ、更なる売り圧力となった。取引終了にかけ主要株式指数は下げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が大きく下落したことが東京市場の重しとなった。海外市場では米長期金利が3%を超えて上昇し、東京市場でグロース(成長)株の重しとなり、また、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)の下落率が3%台と大きく下げたことが東京市場で半導体関連株の買い手控え要因となった。一方、日経平均が昨日までの3日続落で400円を超す下げとなり、短期的な買い戻しが入りやすかった。また、政府が日本への入国・帰国時の新型コロナ検査を条件付きで不要とする検討に入ったと報じられ、経済活動の本格再開への期待が高まり、株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。 セクター別では、輸送用機器、ガラス土石製品、電気機器、機械、金属製品などが値下がり率上位、鉱業、海運業、空運業、石油石炭製品、水産・農林業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、エムスリー<2413>、デンソー<6902>、日野自<7205>、トヨタ<7203>、ホンダ<7267>、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、アステラス薬<4503>、ソニーG<6758>、ファナック<6954>、TDK<6762>、キーエンス<6861>、メルカリ <4385>などが下落。他方、INPEX<1605>、JAL<9201>、川崎汽船<9107>、日本郵船<9101>、商船三井<9104>、ダブル・スコープ<6619>、レノバ<9519>などが上昇している。
<FA>
2022/08/23 09:29
寄り付き概況
日経平均は276円安でスタート、日本郵船や東エレクなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28654.07;-276.26TOPIX;1979.32;-15.20[寄り付き概況] 22日の日経平均は前週末比276.26円安の28654.07円と3日続落でスタート。19日の米国市場でダウ平均は292.30ドル安の33706.74ドル、ナスダックは260.13ポイント安の12705.21で取引を終了。連邦準備制度理事会(FRB)高官のタカ派発言を受けて大幅利上げを警戒する売りが再燃し、売り先行で始まった。長期金利の上昇でハイテク株も売られ、相場の更なる重しとなり、終日軟調に推移。引けにかけて、ジャクソンホール会合を警戒した売りにも拍車がかかり、主要株価指数は下げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比205円安の28725円。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、本日の日経平均は売りが先行。米国株安の流れに加え、25-27日開催のジャクソンホール会議を前に神経質になりやすいところである他、「節目の29000円固めの動きとならなかった日経平均には、短期的な売り仕掛けの動きも意識されやすい」との指摘も一部市場関係者から聞かれている。 東証プライム市場の売買代金上位では、日本郵船<9101>、商船三井<9104>、東エレク<8035>、ファーストリテイリング<9983>、信越化<4063>、キーエンス<6861>、川崎汽船<9107>、リクルートホールディングス<6098>、メルカリ<4385>などが下落する一方、INPEX<1605>、HOYA<7741>などが上昇。業種別では、海運、電気機器、サービス業などが下落率上位で推移。
<FA>
2022/08/22 09:23
寄り付き概況
日経平均は153円高でスタート、新光電工やロームなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;29095.71;+153.57TOPIX;2000.08;+9.58[寄り付き概況] 19日の日経平均は153.57円高の29095.71円と反発して取引を開始した。前日18日の米国株式市場は反発。ダウ平均は18.72ドル高の33999.04ドル、ナスダックは27.22ポイント高の12965.34で取引を終了した。利益確定売りなどに寄り付き後、下落。しかし、週次失業保険申請が予想外に減少したほか、8月フィラデルフィア連銀製造業景況指数が予想外のプラスに改善する良好な経済指標を好感し買戻しが強まった。ハイテク株も主要企業の良好な決算や長期金利の低下を受けて買い戻しが目立ち相場を一段と後押し。引けにかけて主要株式指数は上昇に転じ終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価を支えた。中でもフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2%を超す上昇となったことが東京市場の半導体関連株などの株価支援要因となった。また、外為市場で1ドル=135円90銭台と昨日15時頃に比べ60銭ほど円安・ドル高に振れていることも安心感となった。一方、日経平均は昨日反落したものの、引き続き短期的な過熱感を指摘する向きがあった。また、全国の新型コロナ新規感染者数が過去最多となり、経済活動の本格再開が後ずれすることを懸念する声も聞かれたが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された7月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.4%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.4%上昇だった。 セクター別では、石油石炭製品、機械、電気機器、鉱業、海運業などが値上がり率上位、医薬品、空運業、陸運業、電気・ガス業、その他製品などが値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、新光電工<6967>、ローム<6963>、ディスコ<6146>、ルネサス<6723>、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>、ソニーG<6758>、ダイキン<6367>、シマノ<7309>、エムスリー<2413>、日立<6501>、ベイカレント<6532>、キーエンス<6861>、商船三井<9104>などが上昇。他方、第一三共<4568>、OLC<4661>、日本製鉄<5401>、吉野家HD<9861>などが下落している。
<FA>
2022/08/19 09:26
寄り付き概況
日経平均は265円安でスタート、メルカリや西松屋チェなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28957.40;-265.37TOPIX;1992.38;-14.61[寄り付き概況] 18日の日経平均は265.37円安の28957.40円と反落して取引を開始した。前日17日の米国株式市場は下落。ダウ平均は171.69ドル安の33980.32ドル、ナスダックは164.43ポイント安の12938.12で取引を終了した。英国のインフレ率が40年ぶり高水準となったほか連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨公表を控え、金利が上昇したことを警戒した売りが強まり、寄り付き後、下落。7月小売売上高も予想を下回り、成長減速への懸念も根強く軟調に推移した。その後、公表されたFOMC議事要旨では、過剰な引き締めリスクにも言及したことが明らかになり金利が伸び悩み、主要株式指数は下げ幅を縮小。ダウは一時プラス圏を回復もハイテク株の売りに押され取引を終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の重しとなった。中でも、ナスダック総合指数の下落率が1%を超え、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2%台の下げと、ダウ平均(0.5%下落)より下落率が大きかったことが東京市場でハイテク株や半導体関連株の買い手控え要因となった。また、このところの日経平均の上昇ピッチが速いことから目先的な過熱感を指摘する向きもあった。一方、外為市場で1ドル=135円00銭前後と昨日15時頃に比べ70-80銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京株式市場で輸出株などの株価下支え要因となった。また、昨日の日経平均が後場に一段高となり昨日の高値で取引を終えたことから、投資意欲の強さを指摘する向きもあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は7-13日に国内株を2週連続で買い越した。買越額は455億円だった。 セクター別では、海運業、精密機器、電気機器、機械、サービス業などが値下がり率上位、鉱業、保険業、医薬品、石油石炭製品、水産・農林業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、メルカリ <4385>、西松屋チェ<7545>、リクルートHD<6098>、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、HOYA<7741>、シマノ<7309>、川崎汽船<9107>、ファナック<6954>、エムスリー<2413>、信越化<4063>、村田製<6981>、キーエンス<6861>、ソニーG<6758>などが下落。他方、武田薬<4502>、INPEX<1605>、ダブル・スコープ<6619>、東京海上<8766>、NTT<9432>などが上昇している。
<FA>
2022/08/18 09:36
寄り付き概況
日経平均は83円高でスタート、大阪チタや川崎汽船などが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28952.65;+83.74TOPIX;1989.68;+7.72[寄り付き概況] 17日の日経平均は83.74円高の28952.65円と反発して取引を開始した。前日16日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は239.57ドル高の34152.01ドル、ナスダックは25.50ポイント安の13102.55で取引を終了した。大手小売企業の決算が軒並み予想を上回ったため、高インフレにもかかわらず消費の強さを期待した買いに寄り付き後、上昇。バイデン大統領の署名によりインフレ抑制法案が成立したこともプラス材料となり、引けにかけてダウは上げ幅を拡大した。金利の上昇でハイテク株は伸び悩み、ナスダック総合指数は小幅安で終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均が5日続伸となったことが東京市場で投資家心理を明るくした。また、外為市場で1ドル=134円30銭台と昨日15時頃に比べ1円ほど円安・ドル高に振れたことが輸出株などの株価の支えとなった。さらに、日経平均が昨日下落したものの、その前の2営業日で1000円を超す上げとなった後にしては底堅く、相場の腰は強いとの指摘もあった。一方、昨日ダウ平均は上昇したが、ナスダック総合指数が3営業日ぶりに反落し、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1%を超す下げとなったことが東京市場でハイテク株や半導体関連株の重しとなった。また、日経平均が心理的な節目とされる29000円に近付いていることから、短期的な利益確定売りも出やすかったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された6月の機械受注統計は、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)が前月比0.9%増だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は1.3%増だった。同じく取引開始前に発表された7月の貿易収支は1兆4368億円の赤字だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は1兆4050億円の赤字だった。 セクター別では、鉄鋼、海運業、非鉄金属、その他製品、その他金融業などが値上がり率上位、鉱業、医薬品が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、大阪チタ<5726>、川崎汽船<9107>、日本郵船<9101>、商船三井<9104>、日本製鉄<5401>、任天堂<7974>、バンナムHD<7832>、トヨタ<7203>、ホンダ<7267>、ソニーG<6758>、メルカリ <4385>、ファーストリテ<9983>、キヤノン<7751>、リクルートHD<6098>などが上昇。他方、レノバ<9519>、SMC<6273>、ダブル・スコープ<6619>、INPEX<1605>、日本電産<6594>、キーエンス<6861>、コマツ<6301>、第一三共<4568>などが下落している。
<FA>
2022/08/17 09:31
寄り付き概況
日経平均は42円安でスタート、商船三井やNECなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28829.53;-42.25TOPIX;1982.17;-2.79[寄り付き概況] 16日の日経平均は42.25円安の28829.53円と3日ぶり反落して取引を開始した。前日15日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は151.39ドル高の33912.44ドル、ナスダックは80.87ポイント高の13128.05で取引を終了した。8月NY連銀製造業景気指数や8月NAHB住宅市場指数がネガティズ域に落ち込み景気減速懸念に売られ、寄り付き後、下落。中国の低調な経済指標を受け世界経済への懸念が広がったことも売り材料となった。しかし、午後に入ると、金利低下に伴うハイテク株の上昇が相場を支援したほか、先週発表されたインフレ指標の改善を受け物価鎮静化への期待を受けた買いも続き、上昇に転じて終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。日経平均が昨日までの2営業日で1000円を超す上げとなり、心理的な節目とされる29000円に近付いていることから、短期的な利益確定売りが出やすかった。また、昨日、注目された中国の経済指標発表を大きな波乱なく通過したものの、中国景気への警戒感は払しょくできていないとの見方もあり、東京市場の株価の重しとなった。一方、昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、主要企業の4-6月期決算発表は昨日までで一巡したが、昨日まで好決算・好業績銘柄が活発に物色されたことから投資家のリスク資産選好は強いとの見方もあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。 セクター別では、海運業、鉱業、石油石炭製品、非鉄金属、金属製品などが値下がり率上位、その他製品、小売業、食料品、精密機器、不動産業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>、日本郵船<9101>、NEC<6701>、INPEX<1605>、ENEOS<5020>、ホンダ<7267>、第一三共<4568>、SMC<6273>、オリックス<8591>、ヤマハ発<7272>、東電力HD<9501>、KDDI<9433>、三井物産<8031>、リクルートHD<6098>などが下落。他方、エムスリー<2413>、新光電工<6967>、バンナムHD<7832>、ベイカレント<6532>、トレンド<4704>、神戸物産<3038>、ディスコ<6146>、ダブル・スコープ<6619>、富士フイルム<4901>、7&iHD<3382>などが上昇している。
<FA>
2022/08/16 09:25
寄り付き概況
日経平均は76円高でスタート、レーザーテックやダブル・スコープなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28623.78;+76.80TOPIX;1975.34;+2.16[寄り付き概況] 15日の日経平均は前週末比76.80円高の28623.78円と続伸でスタート。12日の米国市場でダウ平均は424.38ドル高の33761.05ドル、ナスダックは267.27ポイント高の13047.19で取引を終了。インフレ減速を期待した買いから寄り付き後上昇。8月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値も予想以上に改善し、経済への悲観的見方が後退したため終日堅調に推移した。長期金利の低下でハイテクも買われ、相場を後押し。インフレ抑制法案の成立期待も相場を支援し、引けにかけて上げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比170円高の28710円。本日の日経平均は買いが先行。先週末の700円を超える大幅上昇の反動も意識されやすい一方、節目の28500円を上回って終えていたことで、買い直す動きも出やすいところであり、寄り付き後は上げ幅を拡げている。 東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、ダイキン<6367>、資生堂<4911>、ダブル・スコープ<6619>、ブリヂストン<5108>などが上昇する一方、日本郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>、富士通<6702>、楽天グループ<4755>などが下落。業種別では、ゴム製品、医薬品、精密機器などが上昇率上位で推移。
<FA>
2022/08/15 09:22
寄り付き概況
日経平均は432.41円高でスタート、ファナックやホンダなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28251.74;+432.41TOPIX;1954.30;+20.65[寄り付き概況] 12日の日経平均は432.41円高の28251.74円と3日ぶり反発して取引を開始した。前日11日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は27.16ドル高の33336.67ドル、ナスダックは74.89ポイント安の12779.91で取引を終了した。7月生産者物価指数(PPI)がパンデミック直後の2年ぶりの低水準に減速したため連邦準備制度理事会(FRB)の大幅利上げへの警戒感がさらに後退し、寄り付き後、大幅上昇。しかし、FRB高官が相次いで利上げ計画を維持する必要性を主張したため長期金利の上昇を受けてハイテク中心に売られ引けにかけて失速。ダウはかろうじてプラス圏を維持したものの、ナスダック総合指数は下落に転じた。 今日の東京株式市場は買いが先行した。米国株式市場で昨日までの2日間でダウ平均が1.7%上昇したことが東京市場の株価を支えた。また、2日間でナスダック総合指数の上昇率が2.2%台となり、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が4%近く上昇したことが東京市場でハイテク株や半導体株の株価支援要因となった。さらに、日経平均が10日までの2日間で400円を超す下げとなったことから押し目待ちの買いも入りやすかった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が朝高の後は売りに押される展開となったことに加え、外為市場で1ドル=133円00銭近辺と10日15時頃に比べ2円ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場の株価の重しとなった。また、新型コロナの新規感染者数が10日に25万人を超えるなど感染拡大に歯止めがかからず、お盆期間中の人の移動で感染がさらに拡大するとの見方もあり懸念材料となったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は7月31日-8月6日に国内株を2週ぶりに買い越した。買越額は610億円だった。今日は株価指数オプション8月物の特別清算指数(SQ)算出日。SQ値はQUICK試算で28525.62円だった。 セクター別では、鉱業、保険業、その他金融業、石油石炭製品、精密機器などが値上がり率上位、ゴム製品、空運業などが値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、ファナック<6954>、ホンダ<7267>、ソフトバンクG<9984>、電通グループ<4324>、DOWA<5714>、セコム<9735>、日立<6501>、TDK<6762>、バンナムHD<7832>、オリンパス<7733>、京セラ<6971>、キーエンス<6861>、三井物産<8031>、デンソー<6902>、中外薬<4519>、アドバンテスト<6857>などが上昇。他方、資生堂<4911>、トレンド<4704>、ブリヂストン<5108>、スズキ<7269>、第一三共<4568>、任天堂<7974>、富士フイルム<4901>などが下落している。
<FA>
2022/08/12 09:42
寄り付き概況
日経平均は44円安でスタート、東エレクやレーザーテックなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27955.11;-44.85TOPIX;1935.87;-1.15[寄り付き概況] 10日の日経平均は44.85円安の27955.11円と続落して取引を開始した。前日9日の米国株式市場は下落。ダウ平均は58.13ドル安の32774.41ドル、ナスダックは150.53ポイント安の12493.93で取引を終了した。消費者物価指数(CPI)の発表を控え調整売りに寄り付き後、下落。終日、動意が乏しくもみ合いが続く中、バイデン大統領が半導体法案に署名し成立したものの、半導体メーカーのエヌビディア(NVDA)に続きマイクロン・テクノロジー(MU)も弱い見通しを示したため同セクターが売られ相場の重しとなった。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。中でも、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)の下落率が4%台と大きく、東京市場で半導体関連株の株価を抑える要因となった。また、今晩発表される7月の米消費者物価指数(CPI)を見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、主要企業の4-6月期決算発表が続いており、好業績銘柄への物色意欲が引き続き株価支援要因となった。また、岸田首相が今日、内閣改造・党役員人事を実施することを受け、政策に期待する買いが入りやすいとの指摘もあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された7月の国内企業物価指数は、前年同月比8.6%上昇した。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同8.4%上昇だった。今日は日本時間10時30分に7月の中国消費者物価指数(CPI)と中国卸売物価指数(PPI)が発表される。 セクター別では、精密機器、ゴム製品、電気機器、金属製品、空運業などが値下がり率上位、石油石炭製品、電気・ガス業、銀行業、鉱業、その他製品などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、東エレク<8035>、SUMCO<3436>、アドバンテスト<6857>、ルネサス<6723>、レーザーテック<6920>、神戸鋼<5406>、富士通<6702>、日清食HD<2897>、テルモ<4543>、アステラス薬<4503>、ダブル・スコープ<6619>、メルカリ <4385>、HOYA<7741>、第一生命HD<8750>などが下落。他方、出光興産<5019>、三井松島HD<1518>、レノバ<9519>、ネクソン<3659>、アサヒ<2502>、キリンHD<2503>、スズキ<7269>、マツダ<7261>、東電力HD<9501>、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、三井住友<8316>、資生堂<4911>、任天堂<7974>、トヨタ<7203>、第一三共<4568>、川崎汽船<9107>などが上昇している。
<CS>
2022/08/10 09:50
寄り付き概況
日経平均は12円安でスタート、東エレクやアドバンテストなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28236.84;-12.40TOPIX;1950.32;-1.09[寄り付き概況] 9日の日経平均は12.40円安の28236.84円と5日ぶり反落して取引を開始した。前日8日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は29.07ドル高の32832.54ドル、ナスダックは13.10ポイント安の12644.46で取引を終了した。強い7月雇用統計を受けた景気後退懸念緩和に伴う買戻しが続き、寄り付き後、上昇。高値からは今週半ばに発表が予定されている重要インフレ指標を警戒した売りに抑制され、上昇も限定的となった。上院がインフレ削減法案を可決し成立する見込みが強まったことも一部プラス材料となり、ダウはかろうじてプラス圏を維持。ナスダック総合指数は半導体メーカーのエヌビディア(NVDA)の下落に押され、小幅安で終了した。 今日の東京株式市場は、やや売りが先行した。昨日の米株式市場でナスダック総合指数やフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落したことが東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価の重しとなった。また、日経平均が昨日までの4日続伸で600円を超す上げとなったことから、利益確定売りも出やすかった。さらに、注目されたソフトバンクG<9984>や東エレク<8035>の4-6月期決算が低調な内容だったことも市場の雰囲気を重くした。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が上昇したことが東京市場の株価を支えた。また、主要企業の4-6月期決算発表が続いており、好業績銘柄への物色意欲が株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された7月のマネーストックはM3の月中平均残高が前年同月比3.0%増、M2は同3.4%増だった。 セクター別では、銀行業、その他製品、ゴム製品、海運業、情報・通信業などが値下がり率上位、鉱業、非鉄金属、不動産業、石油石炭製品、精密機器などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、東エレク、アドバンテスト<6857>、スクリーンHD<7735>、レーザーテック<6920>、ソフトバンクG、ソニーG<6758>、ヤマトHD<9064>、日製鋼<5631>、三菱UFJ<8306>、スズキ<7269>、任天堂<7974>、第一三共<4568>、ソフトバンク<9434>、トヨタ<7203>などが下落。他方、INPEX<1605>、三井松島HD<1518>、出光興産<5019>、住友鉱<5713>、日産化<4021>、エムスリー<2413>、ファナック<6954>、オリンパス<7733>、キーエンス<6861>、HOYA<7741>、イオン<8267>、TDK<6762>、三菱自<7211>、楽天グループ<4755>などが上昇している。
<FA>
2022/08/09 09:30
寄り付き概況
日経平均は125円安でスタート、トヨタや川崎汽船などが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28050.09;-125.78TOPIX;1939.98;-7.19[寄り付き概況] 8日の日経平均は前週末比125.78円安の28050.09円と4日ぶりの反落でスタート。5日の米国市場でダウ平均は76.65ドル高の32803.47ドル、ナスダックは63.03ポイント安の12657.55で取引を終了。7月雇用統計の強い結果を受けて、連邦準備制度理事会(FRB)の大幅利上げ観測が再燃し、金利高を警戒した売りが先行。一方、景気後退懸念も緩和したため、徐々に買い戻しが強まり、下げ幅を縮小した。ダウ平均は上昇に転じたが、金利上昇を警戒してハイテク株は売られ、ナスダック総合指数は下落で終了した。 シカゴ日経225先物清算値は大阪比35円安の28135円。本日の日経平均は売りが先行。先週には、これまで上値を抑えられていた28000円を突破したことで、いったんは利食いも想定されやすいところであろう。ただし、先週末に決算を発表したレーザーテック<6920>に買いが向かうなか、ハイテク株に対しての下支えとして意識され、全体の底堅さに繋がることが期待されている。 東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテックの他、三菱UFJ<8306>、キヤノン<7751>、丸紅<8002>、第一三共<4568>、INPEX<1605>などが上昇する一方、トヨタ<7203>、川崎汽船<9107>、リクルートHD<6098>、東京海上<8766>、三菱重工<7011>などが下落。業種別では、保険、不動産、精密機器などが下落率上位で推移。
<FA>
2022/08/08 09:34
寄り付き概況
日経平均は17円安でスタート、コナミGやIHIなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27915.06;-17.14TOPIX;1926.63;-4.10[寄り付き概況] 5日の日経平均は17.14円安の27915.06円と3日ぶり反落して取引を開始した。前日4日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は85.68ドル安の32726.82ドル、ナスダックは52.42ポイント高の12720.58で取引を終了した。週次失業保険申請件数の増加で、雇用減速を警戒した売りに、寄り付き後、下落。さらに、ペロシ下院議長の台湾訪問を受け、台湾を包囲した軍事演習中の中国が試射したミサイルが台湾上空通過の可能性が高いとの報道を受け、地政学的リスクの上昇を警戒した売りに一段安となった。ダウは終日軟調に推移。金利の低下で、ナスダック総合指数は底堅く推移し、プラス圏を維持し引けた。 今日の東京株式市場は寄付き段階では売り買いが交錯した。昨日の米株式市場でダウ平均やS&P500が下落した一方、ナスダック総合指数やフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことが東京市場のハイテク株や半導体関連株の株価の支えとなった。また、主要企業の4-6月期決算発表が続いており、好業績銘柄への物色意欲が引き続き株価支援要因となった。一方、外為市場で1ドル=132円70銭台と昨日15時頃に比べ1円30銭ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場の輸出株などの重しとなった。また、今晩、7月の米雇用統計が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあり、寄付き段階では売り買いが拮抗した。なお、取引開始前に発表された6月の家計調査は2人以上世帯の実質消費支出が前年同月比3.5%増加した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同1.5%増だった。今日はクラシコム<7110>が東証グロースに上場した。 セクター別では、鉱業、石油石炭製品、ゴム製品、ガラス土石製品、水産・農林業などが値下がり率上位、鉄鋼、陸運業、証券商品先物、空運業、その他製品などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、コナミG<9766>、IHI<7013>、INPEX<1605>、三菱自<7211>、ホンダ<7267>、F&LC<3563>、ENEOS<5020>、東電力HD<9501>、三菱商事<8058>、ダイキン<6367>、信越化<4063>、三菱重<7011>、三菱UFJ<8306>などが下落。他方、SUMCO<3436>、日本製鉄<5401>、ニコン<7731>、任天堂<7974>、吉野家HD<9861>、東エレク<8035>、平和堂<8276>、大塚HD<4578>、KDDI<9433>、NTT<9432>、ファーストリテ<9983>、ソフトバンク<9434>、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>などが上昇している。
<FA>
2022/08/05 09:56
寄り付き概況
日経平均は189円高でスタート、アドバンテストや大塚HDなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27930.94;+189.04TOPIX;1938.07;+7.30[寄り付き概況] 4日の日経平均は189.04円高の27930.94円と続伸して取引を開始した。前日3日の米国株式市場は反発。ダウ平均は416.33ドル高の32812.50ドル、ナスダックは319.40ポイント高の12668.16で取引を終了した。セントルイス連銀のブラード総裁がインタビューで、国内経済が景気後退ではないとしたため、懸念緩和に伴う買い戻しに寄り付き後、上昇。さらに、7月ISM非製造業景況指数が予想外に改善し4月来の高水準となったことも景気への懸念を一部払しょくし一段の買いに繋がった。金利動向も安定し、ハイテク株の買いが続いたことも、相場を後押し。引けにかけ、主要株式指数は上げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価を支えた。また、主要企業の4-6月期決算発表が続いており、好業績銘柄への物色意欲が引き続き株価支援要因となった。さらに、ペロシ米下院議長が台湾訪問を終えたことから地政学リスクへの警戒感がやや後退し、市場の安心感となった。一方、このところ日経平均は心理的な節目とされる28000円近辺が上値抵抗帯となっており、上値の重さを指摘する向きがあった。また、国内の新型コロナ感染拡大に歯止めがかからず、昨日の新規感染者数が過去最多となったことから、経済活動の本格再開が遅れることが引き続き懸念されたが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は7月24-30日に国内株を4週ぶりに売り越した。売越額は1203億円だった。 セクター別では、医薬品、輸送用機器、ゴム製品、電気機器、サービス業などが値上がり率上位、石油石炭製品、鉱業、その他金融業、鉄鋼、保険業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、アドバンテスト<6857>、大塚HD<4578>、SUBARU<7270>、トヨタ<7203>、三菱自<7211>、住友電工<5802>、第一三共<4568>、リクルートHD<6098>、ソフトバンクG<9984>、ルネサス<6723>、キーエンス<6861>、ダイキン<6367>、レーザーテック<6920>、キヤノン<7751>、中外薬<4519>、日本電産<6594>などが上昇。他方、ZHD<4689>、クボタ<6326>、太陽誘電<6976>、野村<8604>、オリックス<8591>、三菱UFJ<8306>、日本郵政<6178>、東京海上<8766>、花王<4452>、日本製鉄<5401>、ENEOS<5020>、コマツ<6301>、三井物産<8031>、三菱重<7011>、任天堂<7974>などが下落している。
<FA>
2022/08/04 09:24
寄り付き概況
日経平均は78円高でスタート、ダイキンやJR西などが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27673.00;+78.27TOPIX;1926.60;+1.11[寄り付き概況] 3日の日経平均は78.27円高の27673.00円と反発して取引を開始した。前日2日の米国株式市場は続落。ダウ平均は402.23ドル安の32396.17ドル、ナスダックは20.22ポイント安の12348.76で取引を終了した。ペロシ下院議長の台湾訪問を巡り、米中緊張の深刻化を警戒した売りに寄り付き後、下落。その後、ペロシ議長が台湾到着との報を受け、安心感から買い戻しが強まった。しかし、数名の連邦準備制度理事会(FRB)高官が、高インフレの抑制が依然必要だとし、9月連邦公開市場委員会(FOMC)でも0.75%の利上げも除外しなかったため金利が急伸すると売りが再燃。下げ幅を拡大し終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。日経平均が昨日400円近く下げ、東京市場では米中対立激化をすでにある程度織り込んだとの見方があった。また、外為市場で1ドル=133円30銭台と昨日15時頃に比べ2円70銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場の輸出株などの株価を支えた。さらに、主要企業の4-6月期決算発表が続いており、好業績銘柄への物色意欲が引き続き株価支援要因となった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、このところ日経平均は心理的な節目とされる28000円近辺で押し戻される展開となっており、上値の重さを指摘する向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、精密機器、機械、電気機器、情報・通信業、医薬品などが値上がり率上位、パルプ・紙、不動産業、鉄鋼、銀行業、建設業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ダイキン<6367>、JR西<9021>、レノバ<9519>、三菱商事<8058>、エムスリー<2413>、ファーストリテ<9983>、日本電産<6594>、ZHD<4689>、HOYA<7741>、日立物流<9086>、ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、メルカリ <4385>、富士通<6702>などが上昇。他方、東電力HD<9501>、日産自<7201>、日野自<7205>、ホンダ<7267>、三菱自<7211>、味の素<2802>、F&LC<3563>、伊藤忠<8001>、三菱UFJ<8306>、任天堂<7974>、ファナック<6954>、TDK<6762>、AGC<5201>などが下落している。
<FA>
2022/08/03 09:29
寄り付き概況
日経平均は180円安でスタート、第一三共や三井物産などが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27812.48;-180.87TOPIX;1947.68;-12.43[寄り付き概況] 2日の日経平均は180.87円安の27812.48円と反落して取引を開始した。前日1日の米国株式市場は反落。ダウ平均は46.73ドル安の32798.40ドル、ナスダックは21.71ポイント安の12368.98で取引を終了した。予想を下回った中国の製造業指数を嫌気した売りやペロシ下院議長の台湾訪問計画報道を受け、地政学的リスクの上昇を警戒した売りに、寄り付き後、下落。月初で売り買いが交錯する中、7月製造業PMI改定値が予想外に下方修正されたほか、ISM製造業指数が2年ぶり低水準に落ち込んだため、景気後退懸念が根強く上値を抑制した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、外為市場で1ドル=131円30銭台と昨日15時頃に比べ1円20銭ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場の輸出株などの株価を抑えた。さらに、このところ日経平均は底堅い一方、心理的な節目とされる28000円近辺で押し戻される展開が続いており、上値の重さを指摘する向きもあった。一方、主要企業の4-6月期決算発表が続いており、好業績銘柄への物色意欲が引き続き株価支援要因となった。また、米金融引き締めへの過度な警戒感が緩和する中、昨日の海外市場で米長期金利が低下したことも株価を支える要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。今日は日本ビジネスシステムズ<5036>が東証スタンダードに上場した。 セクター別では全業種が値下がり。石油石炭製品、鉱業、機械、卸売業、医薬品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、第一三共<4568>、INPEX<1605>、三井物産<8031>、三菱商事<8058>、エムスリー<2413>、デンソー<6902>、アドバンテスト<6857>、リクルートHD<6098>、HOYA<7741>、ファナック<6954>、三菱自<7211>、日野自<7205>、日本郵政<6178>、日立<6501>、三井住友<8316>などが下落。他方、TDK<6762>、味の素<2802>、日立造<7004>、キーエンス<6861>、ファーストリテ<9983>、塩野義薬<4507>、富士通<6702>、東電力HD<9501>、ZHD<4689>などが上昇している。
<FA>
2022/08/02 09:28
寄り付き概況
日経平均は12円高でスタート、川崎汽船やキーエンスなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27813.82;+12.18TOPIX;1943.06;+2.75[寄り付き概況] 8月1日の日経平均は前週末比12.18円高の27813.82円と小幅反発でスタート。7月29日のダウ平均は315.50ドル高の32845.13ドル、ナスダックは228.09ポイント高の12390.69で取引を終了。連邦準備制度理事会(FRB)が注目しているインフレや期待インフレ指標の上昇を警戒し、寄り付き後に小幅下落。しかし、前日引け後に発表されたオンライン小売のアマゾン(AMZN)や携帯端末アップル(AAPL)の好決算を受けてハイテクセクターが強く、相場全体を押し上げ終日堅調に推移した。金利の低下も支援し、主要株価指数は上げ幅を拡大して終了。シカゴ日経225先物清算値は大阪比225円高の27975円。本日の日経平均はやや買いが先行。ただし、その後はマイナスに転落した後、再び小幅にプラス圏を回復するなど売り買いが交錯。ソニーG<6758>が通期予想を下方修正したほか、富士通<6702>も1Q業績がコンセンサスを下回っていることもあり、決算発表がピークを迎えるなかで投資家を神経質にさせている面もありそうだ。 東証プライム市場の売買代金上位では、ソニーG、レーザーテック<6920>、ソフトバンクグループ<9984>、東京電力HD<9501>、日立<6501>などの下げが目立つ一方、川崎汽船<9107>、商船三井<9104>、キーエンス<6861>、オリエンタルランド<4661>などが上昇。業種別では、電気ガス、電気機器、金属製品などが下落率上位で推移。
<FA>
2022/08/01 09:23
寄り付き概況
日経平均は99円高でスタート、リクルートHDや富士電機などが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27915.22;+99.74TOPIX;1950.86;+2.01[寄り付き概況] 29日の日経平均は99.74円高の27915.22円と3日続伸して取引を開始した。前日28日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は332.04ドル高の32529.63ドル、ナスダックは130.17ポイント高の12162.59で取引を終了した。4−6月期国内総生産(GDP)が1−3月期に続き2四半期連続マイナス成長となったため景気後退を警戒した売りに寄り付き後、下落。同時に、景気減速により、急速で大幅な利上げが回避できるとの期待に金利低下に伴い買戻しも目立ち、上昇に転じた。下院が半導体業界支援法案を可決したほか、政府の環境問題支援策を巡る進展などが好感され、引けにかけて上げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、4-6月期決算発表が増えており、好業績銘柄への物色意欲が継続し、株価支援要因となった。一方、外為市場で1ドル=134円40銭台と昨日15時頃に比べ1円ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株などの株価の重しとなった。また、国内の新型コロナ新規感染者数が連日で過去最多となり、経済活動の本格再開の足かせになることが懸念されたが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された6月の完全失業率(季節調整値)は2.6%で前月と同率だった。QUICKがまとめた市場予想の中央値は2.5%だった。6月の有効求人倍率(季節調整値)は1.27倍で前月から0.03ポイント上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は1.25倍だった。同じく取引開始前に発表された7月の東京都区部消費者物価指数(CPI・中旬速報値)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.3%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.2%上昇だった。また、6月の鉱工業生産指数(季節調整済み)速報値は前月比8.9%上昇だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同3.8%上昇だった。今日はエアークローゼット<9557>が東証グロースに上場した。 セクター別では、サービス業、鉱業、輸送用機器、金属製品、小売業などが値上がり率上位、電気・ガス業、保険業、銀行業、鉄鋼、医薬品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、リクルートHD<6098>、アドバンテスト<6857>、富士電機<6504>、OLC<4661>、資生堂<4911>、エムスリー<2413>、ベイカレント<6532>、商船三井<9104>、楽天グループ<4755>、オリックス<8591>、ソニーG<6758>、レノバ<9519>、ソフトバンクG<9984>、ダイキン<6367>などが上昇。他方、ニコン<7731>、日立建機<6305>、東邦チタニウム <5727>、村田製<6981>、日産自<7201>、三菱自<7211>、アステラス薬<4503>、TDK<6762>、パナHD<6752>、キーエンス<6861>、武田薬<4502>、マキタ<6586>、富士通<6702>などが下落している。
<FA>
2022/07/29 09:36
寄り付き概況
日経平均は193円高でスタート、エムスリーや信越化などが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27909.15;+193.40TOPIX;1954.43;+8.68[寄り付き概況] 28日の日経平均は193.40円高の27909.15円と続伸して取引を開始した。前日27日の米国株式市場は反発。ダウ平均は436.05ドル高の32197.59ドル、ナスダックは469.85ポイント高の12032.42で取引を終了した。主要ハイテク企業の決算で、見通しが警戒されたほど悪化せず、投資家心理が改善し寄り付き後、上昇。また、上院が520億ドル規模の半導体産業支援法案を可決したことも相場を押し上げる要因となった。その後、連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で予想通り2会合連続で政策金利0.75%の追加利上げを決定。サプライズなく買いが継続したほか、パウエル議長が今後の利上げのペースを巡り慎重な姿勢を示したため金利が低下、引けにかけて買い戻しに拍車がかかった。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価を支えた。特に、ナスダック総合指数やフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が4%台の大幅上昇となり、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価の支えとなった。また、日経平均終値が昨日まで6日連続で200日移動平均線を上回ったことから、相場の腰の強さを指摘する向きもあった。さらに、主要企業の4-6月期決算発表が増えており、引き続き好業績銘柄への物色意欲が強く株価支援要因となった。一方、国内で新型コロナ新規感染者数が過去最多となるなど感染拡大に歯止めがかからず、景気の下押し要因となることが懸念された。また、日経平均が心理的な節目とされる28000円に接近していることから利益確定売りが出やすいとの見方もあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は17-23日に国内株を3週連続で買い越した。買越額は2981億円だった。今日は、HOUSEI<5035>、unerry<5034>が東証グロースに上場した。 セクター別では、鉱業、ゴム製品、電気機器、石油石炭製品、精密機器などが値上がり率上位、保険業、倉庫運輸関連、医薬品、食料品、建設業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、エムスリー<2413>、信越化<4063>、ファナック<6954>、東エレク<8035>、ルネサス<6723>、アドバンテスト<6857>、SUMCO<3436>、スクリーンHD<7735>、レーザーテック<6920>、キーエンス<6861>、村田製<6981>、レノバ<9519>、ZHD<4689>、メルカリ <4385>、リクルートHD<6098>、ソフトバンクG<9984>、などが上昇。他方、サイバー<4751>、積水ハウス<1928>、東京海上<8766>、ユニチャーム<8113>、東電力HD<9501>、第一三共<4568>、武田薬<4502>、塩野義薬<4507>、三菱重<7011>、JR東<9020>、JR東海<9022>、キヤノン<7751>などが下落している。
<FA>
2022/07/28 09:27
寄り付き概況
日経平均は80円安でスタート、大阪チタやキヤノンなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27575.16;-80.05TOPIX;1938.82;-4.35[寄り付き概況] 27日の日経平均は80.05円安の27575.16円と3日続落して取引を開始した。前日26日の米国株式市場は下落。ダウ平均は228.50ドル安の31761.54ドル、ナスダックは220.09ポイント安の11562.57で取引を終了した。ディスカウント小売りのウォルマート(WMT)による通期予想の下方修正を受けて小売りセクターが売られ、寄り付き後、下落。国際通貨基金(IMF)による成長率見通しの下方修正に加え、5月住宅価格指数や7月消費者信頼感指数、6月新築住宅販売件数も軒並み予想を下回ったため、成長減速懸念がさらなる売り圧力となり、終日軟調に推移した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、新型コロナ感染拡大に歯止めがかからず、経済活動の本格再開が後ずれすることが引き続き懸念され、買い手控え要因となった。さらに、日本時間の明日未明に、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表やパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見が予定されており、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、主要企業の4-6月期決算発表が増えており、好業績銘柄に対する物色意欲が株価下支え要因となった。また、昨日の米株式市場の取引終了後に発表されたアルファベットの4-6月期決算は売上高と1株利益が市場予想下回ったが、悪材料出尽くし感から同社株が時間外取引で上昇し、ダウ平均先物も時間外取引で底堅く推移していることも東京市場で安心感となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。 セクター別では、機械、輸送用機器、電気機器、非鉄金属、金属製品などが値下がり率上位、電気・ガス業、鉱業、海運業、医薬品、陸運業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、大阪チタ<5726>、東邦チタニウム <5727>、キヤノン<7751>、日東電<6988>、ダブル・スコープ<6619>、ファナック<6954>、大塚HD<4578>、キーエンス<6861>、ソフトバンクG<9984>、ホンダ<7267>、ダイキン<6367>、京セラ<6971>などが下落。他方、中外薬<4519>、アステラス薬<4503>、商船三井<9104>、日本郵船<9101>、JT<2914>、川崎汽船<9107>、ベイカレント<6532>、レーザーテック<6920>、花王<4452>、日立金<5486>などが上昇している。
<FA>
2022/07/27 09:24
寄り付き概況
日経平均は17円安でスタート、エムスリーや任天堂などが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27682.20;-17.05TOPIX;1944.08;+0.87[寄り付き概況] 26日の日経平均は17.05円安の27682.20円と続落して取引を開始した。前日25日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は90.75ドル高の31990.04ドル、ナスダックは51.44ポイント安の11782.67で取引を終了した。6月シカゴ連銀全米活動指数や7月ダラス連銀製造業活動指数が予想を下回り2カ月連続のマイナスに落ち込んだため景気後退懸念に寄り付き後、下落。今週開催される連邦公開市場委員会(FOMC)を警戒し、終日調整が続き売り買いが交錯。ダウはプラス圏を維持したものの、ハイテク株は金利の上昇や主要ハイテク企業決算の発表を控えた警戒感に売られ、ナスダック総合指数は下落で終了した。 今日の東京株式市場は、やや売りが先行した。昨日の米株式市場でナスダック総合指数やフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落したことが東京市場のハイテク株や半導体関連株の重しとなった。また、国内で初めて「サル痘」の感染者が確認されたことに加え、新型コロナに関し、従来のオミクロン株の3倍の感染力を持つ「ケンタウロス」と呼ばれるオミクロン株の新たな変異株が国内で初めて確認されたと伝えられたこともあり、経済活動の本格再開が後ずれするとの懸念が投資家心理を委縮させた。一方、昨日の米株式市場でダウ平均やS&P500が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、昨日の日経平均が200日移動平均線を上回った水準で推移したことから相場の基調は強いとの見方もあり、寄り後、日経平均は昨日終値をはさんで推移している。 セクター別では、海運業、その他製品、精密機器、電気機器、小売業などが値下がり率上位、鉱業、石油石炭製品、鉄鋼、保険業、ゴム製品などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、エムスリー<2413>、任天堂<7974>、キーエンス<6861>、日本郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>、レーザーテック<6920>、オムロン<6645>、村田製<6981>、ソニーG<6758>、ファナック<6954>、東エレク<8035>、リクルートHD<6098>、7&iHD<3382>などが下落。他方、三菱UFJ<8306>、住友鉱<5713>、三井物産<8031>、JR西<9021>、コマツ<6301>、日本製鉄<5401>、神戸物産<3038>、INPEX<1605>、大阪チタ<5726>などが上昇している。
<FA>
2022/07/26 09:28
寄り付き概況
日経平均は216円安でスタート、レーザーテックや東エレクなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27697.77;-216.89TOPIX;1944.63;-11.34[寄り付き概況] 7月25日の日経平均は前週末比216.89円安の27697.77円と8日ぶり反落でスタート。22日の米国市場でダウ平均は137.61ドル安の31899.29ドル、ナスダックは225.50ポイント安の11834.11で取引を終了。企業収益を圧迫すると警戒されていたドル高が一段落したことを好感し、寄り付き後上昇。しかし、主要ハイテク企業の先陣をきって発表した写真・動画共有アプリのスナップ(SNAP)の四半期決算がデジタル広告需要の低迷で予想を下回る低調な結果となったため、ハイテクセクターが売られ相場全体を押し下げ、下落に転じた。 さらに、7月購買担当者景気指数(PMI)総合速報値が予想外に2年ぶりに活動縮小の50割れとなり、景気後退懸念がさらなる売り圧力となり、主要株価指数は下げ幅を拡大して終了。シカゴ日経225先物清算値は大阪比250円安の27640円。本日の日経平均は売りが先行。日経平均は7営業日続伸でここまで大幅に上昇していた他、26-27日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えていることもあり、一旦は利益確定の売りも出やすい局面だろう。 東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、リクルートホールディングス<6098>、信越化<4063>、エーザイ<4523>などが下落する一方、東京電力HD<9501>、大和ハウス<1925>、レノバ<9519>などが上昇。業種別では、サービス、電気機器、海運などが下落率上位で推移。
<FA>
2022/07/25 09:29
寄り付き概況
日経平均は29円安でスタート、レノバや中外薬などが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27773.14;-29.86TOPIX;1945.54;-5.05[寄り付き概況] 22日の日経平均は29.86円安の27773.14円と7日ぶり反落して取引を開始した。前日21日のダウ平均は162.06ドル高の32036.90ドル、ナスダックは161.96ポイント高の12059.61で取引を終了した。週次新規失業保険申請件数が予想外に増加したほか、7月フィラデルフィア連銀製造業景況指数や6月景気先行指数が予想外に悪化したため、景気減速を懸念した売りが先行した。バイデン大統領が新型コロナウイルス検査で陽性症状との政府公表を受け売りが一段と加速した。その後、大統領の病状が深刻化するリスクは低いと発表され買い戻しが強まり、ダウは上昇に転じた。ハイテクセクターが支援したほか、予想を上回る企業決算を好感した買いも後押しし、引けにかけて上げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。日経平均が昨日までの6日続伸で1400円を超す上げとなったことから利益確定売りが出やすく、また、外為市場で1ドル=137円20銭前後と昨日15時頃に比べ1円ほど円高・ドル安に振れたことが輸出株などの株価の重しとなった。さらに、国内の新型コロナ新規感染者数が過去最多となり、経済活動の本格再開が後ずれするとの懸念が継続し、買い手控え要因となった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京株式市場の株価を支えた。また、欧州中央銀行(ECB)が政策金利を、一部で予想されていた0.25%を上回る0.5%引き上げると決めたが、昨日の欧州株式市場で目立った混乱がなかったことも安心感となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された6月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.2%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.2%上昇だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は10-16日に国内株を2週連続で買い越した。買越額は4760億円だった。 セクター別では、空運業、保険業、精密機器、石油石炭製品、ゴム製品などが値下がり率上位、海運業、パルプ・紙、化学、食料品、情報・通信業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、レノバ<9519>、中外薬<4519>、HOYA<7741>、東電力HD<9501>、JR東<9020>、東京海上<8766>、住友鉱<5713>、ANA<9202>、ホンダ<7267>、オリンパス<7733>、塩野義薬<4507>、シマノ<7309>、日本郵政<6178>、エムスリー<2413>などが下落。他方、日本郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>、ディスコ<6146>、キーエンス<6861>、富士通<6702>、ベイカレント<6532>などが上昇している。
<FA>
2022/07/22 09:29
寄り付き概況
日経平均は52円安でスタート、塩野義薬や日本製鉄などが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27627.88;-52.38TOPIX;1938.76;-7.68[寄り付き概況] 21日の日経平均は52.38円安の27627.88円と6日ぶり反落して取引を開始した。前日20日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は47.79ドル高の31874.84ドル、ナスダックは184.50ポイント高の11897.65で取引を終了した。先週分の住宅ローンの需要が22年ぶりの低水準に落ち込んだほか、6月中古住宅販売件数が2年ぶりの最低となり、国内経済の減速を警戒した売りに、寄り付き後、下落。旅行関連株の買いに支えられ、ダウはプラス圏に改善も、イタリアの複数の政党がドラギ首相の支持を拒否し、政権崩壊リスクが高まったとの報道をきっかけに、世界経済に悲観的な見通しが再び重しとなった。しかし、ハイテク株の買戻しが続きダウを支援し、主要株式指数はプラス圏で終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。日経平均が昨日までの5日続伸で1300円を超す上げとなったことから利益確定売りが出やすかった。また、国内の新型コロナ新規感染者数が過去最多となり、経済活動の本格再開が後ずれするとの懸念が継続し、株価の重しとなった。さらに今日は、日銀金融政策決定会合の結果と7月の「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」が公表され、黒田日銀総裁が記者会見することから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、ナスダック総合指数が1%台、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2%台の上昇と、ダウ平均(0.15%上昇)に比べ上昇率が大きかったことが、東京市場のハイテク株や半導体関連株の株価下支え要因となった。また、昨日の日経平均が200日移動平均線を上回って取引を終えたことから、相場の基調の強さを指摘する向きもあり、寄り後、日経平均は一時上げに転じた。なお、取引開始前に発表された6月の貿易収支は1兆3838億円の赤字だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は1兆5097億円の赤字だった。 セクター別では、鉄鋼、証券商品先物、電気・ガス業、その他金融業、医薬品などが値下がり率上位、鉱業、海運業、サービス業、パルプ・紙、情報・通信業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、塩野義薬<4507>、日本製鉄<5401>、日本電産<6594>、ベイカレント<6532>、任天堂<7974>、オリンパス<7733>、レノバ<9519>、第一三共<4568>、信越化<4063>、三井物産<8031>、村田製<6981>、三菱UFJ<8306>などが下落。他方、エイチ・アイ・エス<9603>、メルカリ <4385>、レーザーテック<6920>、リクルートHD<6098>、川崎汽船<9107>、商船三井<9104>、TDK<6762>、富士通<6702>、HOYA<7741>、INPEX<1605>、東京海上<8766>などが上昇している。
<FA>
2022/07/21 09:24