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ゼレンスキー大統領はなぜ対中批難を引っ込めたのか? ウクライナ戦争和平案を巡り(2)【中国問題グローバル研究所】
*10:55JST ゼレンスキー大統領はなぜ対中批難を引っ込めたのか? ウクライナ戦争和平案を巡り(2)【中国問題グローバル研究所】
◇以下、中国問題グローバル研究所のホームページ(※1)でも配信している「ゼレンスキー大統領はなぜ対中批難を引っ込めたのか? ウクライナ戦争和平案を巡り(1)【中国問題グローバル研究所】」の続きとなる。◆中国&ブラジル和平案の「6項目コンセンサス」とは?では、ウクライナ戦争に対する中国とブラジルが共同で提唱する和平案とはどういう内容なのだろうか?今年5月23日、王毅・中共中央政治局委員兼外交部長は、北京でブラジルのアモリン大統領首席補佐官と会談し、「ウクライナ危機の政治的解決のための、中国&ブラジル6項目コンセンサス」に合意した(※2)。以下に、その「6項目コンセンサス」を記す。1.すべての関係者に対し、緊張緩和の「3つの原則」、すなわち、「戦場の拡大禁止、戦闘激化の禁止、戦争を煽ることを禁止」を遵守するよう呼びかける。2.対話と交渉がウクライナ危機から抜け出す唯一の実行可能な方法であると信じる。 当事者は、直接対話を再開するための条件を整備し、全面的な停戦に達するまで緊張緩和を促進すべきである。中国とブラジルは、「ロシアとウクライナ双方が認め、各方面が平等に参加し、すべての和平案について公正な議論を行えるような」国際平和会議を適切な時期に開催することを支持する。3.より大規模な人道危機の発生を未然に防ぐため、関連分野における人道支援を強化すべきである。 民間人や民間施設への攻撃は避けるべきであり、女性、子供、戦争捕虜などの民間人は保護されるべきである。 紛争当事者間の捕虜交換を支援する。4.大量破壊兵器、特に核兵器、化学兵器、生物兵器の使用に反対する。 核拡散を防止し、核危機を回避するために可能な限りの努力をする。5.原子力発電所やその他の平和的な原子力施設への攻撃に反対する。 すべての当事者は、原子力安全条約などの国際法を遵守し、人為的な原子力事故を断固として回避すべきである。6.世界の分断と閉鎖的な政治的または経済的ブロックの形成に反対する。世界の産業チェーンとサプライチェーンの安定を維持するために、エネルギー、通貨、金融、貿易、食料安全保障、石油・ガスパイプライン、光海底ケーブル、電力・エネルギー施設、光ファイバーネットワークなどの重要インフラの安全保障に関する国際協力を強化することを求める。中国とブラジル双方は、上記のコンセンサスに対する国際社会の支持と参加を歓迎し、事態の緊張緩和と和平交渉の促進に共同で建設的な役割を果たす。(以上が中国の外交部ウェブサイトに載っている説明だ。)ここで肝心なのは、「2」にある「ロシアとウクライナ双方が認める」という言葉で、中国&ブラジル案は、「排除の論理」に立っていないことが明らかである。当事者双方が参加し、他のいかなる国や国際組織も平等に自由に参加することを謳っている。また、「4」にあるように、「核兵器の使用を禁じる」という意味では、ロシアに一定の圧力を与えることになる。停戦交渉を行なう時に、戦争をしている当事国を招かないで、片方の国だけが相手国を排除した形で仲間を集めるのでは、停戦に結びつくはずがない。おまけにゼレンスキー和平案はロシア軍が2014年以前までの状態に戻るまで一人残らずウクライナから撤退するというのが絶対条件で、ウクライナの完全勝利以外の結果は絶対に受け付けない。しかし欧州外交問題評議会(ECFR)が今年1月に行った世論調査(※3)では、「わずか10%の欧州人しかウクライナの勝利を信じている人はいない」ことがわかった。この状況でゼレンスキー案が受け入れられる可能性は極めて低いだろう。もちろんロシアがウクライナに軍事侵攻したのが悪い。しかし、そこに追い込んだバイデン政権(副大統領時代からのバイデン個人の動き)を考えると、ロシアだけを一方的に非難することもできない。バイデンは2013年末にウクライナでNED(全米民主主義基金)をフル活用してマイダン革命を仕掛け、ウクライナの親露政権を転覆させ、親米傀儡政権をウクライナに樹立させた。もし仮に日本に激しい反中政権があり、中国共産党が日本で暗躍して日本の反中政権を転覆させ、日本に親中政権を樹立させるようなことがあったとしたら、日本は許すだろうか?あり得ない他国干渉であり、国際秩序を激しく乱すものとして全力で厳しく抗議するだろう。その同じことをアメリカがウクライナでやっているのに、なぜそこはスルーするのか。アメリカなら何をやっても許されるのか。アメリカの都合で(NEDの見えない糸の影響下で)動く日本のメディアは、真相から目をそらさせ、結局のところ日本を戦争へと導いている。そのことを、より多くの日本人が、上記の矛盾からも洞察してくださることを祈らずにはいられない。この論考はYahoo(※4)から転載しました。ウクライナのゼレンスキー大統領 写真: ロイター/アフロ(※1)https://grici.or.jp/(※2)https://www.mfa.gov.cn/wjdt_674879/wjbxw_674885/202405/t20240523_11310686.shtml(※3)https://ecfr.eu/publication/wars-and-elections-how-european-leaders-can-maintain-public-support-for-ukraine/(※4)https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/579e120ba0f51cf3384ad9463fbddb948fa72557
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2024/06/17 10:55
みんかぶニュース 市況・概況
17日中国・上海総合指数=寄り付き3017.7169(-14.9164)
17日の中国・上海総合指数は前営業日比14.9164ポイント安の3017.7169で寄り付いた。
出所:MINKABU PRESS
2024/06/17 10:54
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ゼレンスキー大統領はなぜ対中批難を引っ込めたのか? ウクライナ戦争和平案を巡り(1)【中国問題グローバル研究所】
*10:54JST ゼレンスキー大統領はなぜ対中批難を引っ込めたのか? ウクライナ戦争和平案を巡り(1)【中国問題グローバル研究所】
◇以下、中国問題グローバル研究所のホームページでも配信している(※1)遠藤 誉所長の考察を2回に渡ってお届けする。6月15日から16日にかけてスイスでウクライナ戦争の停戦に関して「ロシアの参加を排除したゼレンスキー案」に基づいたウクライナ平和サミットが開かれている。会議にはロシアを参加させないという条件があるため、中国は参加しないと表明していた。それに対してウクライナのゼレンスキー大統領は6月2日、シンガポールでの「アジア安全保障会議」で「中国がウクライナ平和サミットに参加しないように各国に呼び掛けている」、「中国は戦争支持者だ」と激しく中国を非難した。だというのに、6月13日になるとイタリアG7サミット後のバイデン大統領との共同記者会見で、突如、「習近平は電話会談でロシアに武器を送らないと約束している」と中国擁護に回り、バイデンが慌てて否定する場面があった。ロシアを含めたすべての国が平等に参加すべきとする「中国&ブラジルが提案している和平案」とともに、何が起きたのかを検証する。◆前言を翻(ひるがえ)したゼレンスキー6月2日、シンガポールのシャングリラホテルで開催されていた「アジア安全保障会議」に出席したゼレンスキーは、記者会見で「中国が他国にウクライナ和平サミットに出席しないよう圧力をかけている」(※2)と非難し、また「中国はロシアの手先であり、戦争の支持者だ」(※3)とまで言って中国を激しく罵倒した。そのゼレンスキーは6月13日になると突然、G7サミットでのバイデンとの共同記者会見で「習近平国家主席がゼレンスキーとの電話会談で、中国がロシアに武器を売却しない」(※4)と約束したと言い出した。この電話会談がいつ行われたものかに関しては触れていない。しかしゼレンスキーは「習近平が立派な人物であれば、私に約束した以上、売却しないだろう」と述べたという。すると、共同記者会見に臨んだバイデンは「武器を生産する能力とそれに必要な技術を提供している。つまり、中国は実際にロシアを支援している」と述べ、反論したほどだ。このことは、<中国に対する見方で温度差 対ロ支援巡って―米ウクライナ首脳>(※5)など、日本の少なからぬメディアも報道している。では、6月2日から13日迄の間に、いったい何が起きたのだろうか?◆ウクライナ高官が訪中し、ゼレンスキーはサウジアラビアに飛んでいた2日のゼレンスキーによる激しい対中批難が公表されると、中国外交部の報道官は定例記者会見で直ちに「中国がウクライナ平和サミットに出席しないように他国を説得した事実は皆無だ!」(※6)と反論し、王毅政治局委員兼外相は6月4日に、訪中していたトルコのフィダン外相と北京で共同記者会見をし「中国はスイスが(ウクライナ平和サミットのために)行った作業を非常に尊重し、スイス側に対して建設的な提案を繰り返し行い、スイス側は常にこれを称賛し、感謝してきた」と述べ(※7)、暗にゼレンスキーの発言を否定した。すると、ウクライナの外務省はそのウェブサイトで<王毅発言に対する(肯定的な)コメントを発表>(※8)し、その翌日の6月5日には、あわててウクライナのアンドリー・シビハ第一副外相(第一外務次官)を北京に派遣し(※9)、中国の孫偉東外交部副部長と会談。それは電光石火のような勢いで、アンドリー・シビハ氏は続けて中国政府の李輝・ユーラシア担当特別代表(※10)および中共中央聯絡部の陳州副部長とも会っている。さらに翌6日には上海に飛び、上海全人代常務委員会副主任(※11)と会談し、さらに中国の13社の企業代表(※12)と面談した。中国はウクライナの最大貿易国で、中国はこれまでウクライナとの友好を重んじ、ウクライナに対する人道支援金などもしてきた。その中国を敵に回すのは賢明でないと判断したためだろう。李輝はこれまで何度もウクライナを訪問して、中国の和平案に関して説明し、かつゼレンスキーから称賛を得ている。今般の中国&ブラジル案に関しても事前にウクライナを訪問し了承を取り付けてから公開している。そのことをゼレンスキーは思い出したのかもしれない。さらに決定打的なことがあった。中国がイランとサウジアラビアを和解させてからは、サウジアラビアの中国への接近が激しくなっている。そこでゼレンスキーは6月12日にサウジアラビアを訪問しムハンマド皇太子と会談している(※13)のだ。スイスで開催するウクライナ平和サミットへの参加を呼びかけたが、どうやらムハンマド皇太子は断ったようだ。平和サミットは首脳級が参加することになっているが、ムハンマド皇太子は結局参加せず、義理のように外相を参加させてお茶を濁した。それもそのはず、5月31日には北京で中国・アラブ諸国協力フォーラム第10回閣僚級会議(※14)が開催され、父親の病気で出席できなかったムハンマド皇太子の代わりに外相が出席し、王毅と会談したばかりだ。さらに6月10-11日にロシアで開催されたBRICS外相会議にも二人は揃って出席している。もちろん中国&ブラジル案が提唱している和平案にサウジアラビアは賛同している。したがって、むしろ、ゼレンスキーに、あのような対中批判などすべきではないと説教した可能性さえある。あれだけウクライナをも支援してきた中国を敵に回せば、それこそゼレンスキー自身が世界を二分させる冷戦構造を形成するのに貢献することになる。このような経緯があり、ゼレンスキーは対中批判を引っ込めたものと考えられる。なお、電話会談は2023年4月に行われたもの(※15)を指しているとしか考えられず、「あの時の習近平との約束を忘れたのか」と諭されたのではないかと思うのである。だから今頃になって1年ほど前の習近平との電話会談を持ち出したのではないだろうか。「ゼレンスキー大統領はなぜ対中批難を引っ込めたのか? ウクライナ戦争和平案を巡り(2)【中国問題グローバル研究所】」に続く。この論考はYahoo(※16)から転載しました。ウクライナのゼレンスキー大統領 写真: ロイター/アフロ(※1)https://grici.or.jp/(※2)https://apnews.com/article/ukraine-singapore-shangrila-russia-defense-94ebb72539182a0215c85895725cdd48(※3)https://edition.cnn.com/2024/06/02/europe/zelensky-ukraine-shangrila-address-intl-hnk/index.html(※4)https://jp.reuters.com/world/ukraine/BH666KDFL5IWHCTTLO32WRVUBA-2024-06-13/(※5)https://www.jiji.com/jc/article?k=2024061400319&g=int(※6)https://www.mfa.gov.cn/web/fyrbt_673021/202406/t20240603_11375826.shtml(※7)https://www.fmprc.gov.cn/wjbzhd/202406/t20240604_11376586.shtml(※8)https://mfa.gov.ua/en/news/komentar-mzs-ukrayini-shchodo-ostannih-zayav-ministra-zakordonnih-sprav-knr(※9)https://mfa.gov.ua/en/news/ukrayina-ta-kitaj-proveli-politkonsultaciyi(※10)https://www.fmprc.gov.cn/web/wjdt_674879/sjxw_674887/202406/t20240606_11377617.shtml(※11)https://mfa.gov.ua/en/news/andrij-sibiga-proviv-zustrich-iz-zastupniceyu-golovi-postijnogo-komitetu-narodnih-zboriv-shanhayu(※12)https://mfa.gov.ua/en/news/andrij-sibiga-proviv-zustrich-z-predstavnikami-dilovih-kil-knr(※13)https://jp.reuters.com/world/ukraine/5WGJXPGG3RIT3BO2673BKD7HUU-2024-06-13/(※14)https://www.fmprc.gov.cn/wjbzhd/202405/t20240531_11366748.shtml(※15)https://www.president.gov.ua/en/news/vidbulasya-telefonna-rozmova-prezidenta-ukrayini-z-golovoyu-82489(※16)https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/579e120ba0f51cf3384ad9463fbddb948fa72557
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2024/06/17 10:54
みんかぶニュース 個別・材料
新田ゼラチンが急反発、コラーゲンマイクロファイバーを高速で紡糸する世界初の技術を開発
新田ゼラチン<4977.T>が急反発し年初来高値を更新している。午前9時ごろ、生体組織の骨組みとなっているコラーゲン繊維と類似したナノ構造を持つコラーゲンマイクロファイバー(MF)を高速で紡糸する世界初の技術を開発したと発表しており、好材料視されている。
北海道大学との共同研究により開発したという。今回の開発により、コラーゲンMFの束が人工腱としての利用に十分な硬度と強度を有していることを明らかにしており、例えば靭帯が断裂した際に、現在の治療法では患者自らの腱が移植されることが一般的だが、コラーゲンMFを用いた人工腱で代替することなどが有望な用途という。同社では、今後は医学機関と連携した実証研究を精力的に進めるとしている。
出所:MINKABU PRESS
2024/06/17 10:48
みんかぶニュース 個別・材料
カゴメが大幅反落、自社株処分による売り出しなどで253億円調達へ
カゴメ<2811.T>が大幅反落している。前週末14日の取引終了後、自社株の処分による652万1800株の売り出しと、オーバーアロットメントによる上限97万8200株の売り出しを実施すると発表しており、需給悪化を懸念した売りが出ているようだ。
売出価格は7月1~4日に決定する予定で、調達資金(上限)253億1890万円は、1月26日に実施した米インゴマー・パッキング社の株式追加取得に係るブリッジローンの返済原資の一部に充当する。
あわせて、自社株48万株(発行済み株数の0.51%)を7月31日付で消却すると発表した。消却後の発行済み株数は9388万6944株となる。
出所:MINKABU PRESS
2024/06/17 10:44
みんかぶニュース 市況・概況
17日香港・ハンセン指数=寄り付き17848.87(-92.91)
17日の香港・ハンセン指数は前営業日比92.91ポイント安の17848.87で寄り付いた。
出所:MINKABU PRESS
2024/06/17 10:43
注目トピックス 日本株
出来高変化率ランキング(10時台)~ザイン、サンバイオなどがランクイン
*10:40JST 出来高変化率ランキング(10時台)~ザイン、サンバイオなどがランクイン
※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。■出来高変化率上位 [6月17日 10:32 現在](直近5日平均出来高比較)銘柄コード 銘柄名 出来高 5日平均出来高 出来高変化率 株価変化率<6769> ザイン 1822600 33627.54 366.89% 0.1251%<4592> サンバイオ 11486000 261854.48 356.44% 0.3432%<4977> ニッタゼラチン 534500 15007.66 338.05% 0.086%<4921> ファンケル 7302400 966932.08 318.22% 0.2131%<8927> 明豊エンター 1591200 53107.72 265.47% 0.1497%<142A> ジンジブ 93300 31720.88 247.92% 0.1529%<7238> 曙ブレーキ 5470400 130817.26 193.85% 0.1904%<5136> tripla 388700 94295.56 191.91% 0.128%<2811> カゴメ 950500 582065.38 187.37% -0.0722%<7034> プロレド 344100 39722.06 183.98% 0.1336%<2557> SMDAMトピ 104280 50136.429 174.09% -0.0169%<6619> WSCOPE 4523500 599385.78 145.86% -0.0455%<2932> STIフードH 26800 38222.5 143.11% 0.0436%<5255> モンスターラボ 945200 73206.54 140.85% -0.0815%<160A> アズパートナ 35300 17683.96 136.86% 0.0469%<3134> Hamee 330600 109155.62 132.81% -0.1959%<9237> 笑美面 137400 92207.94 132.28% 0.1678%<5585> エコナビスタ 126900 65732.14 125.05% -0.0274%<7059> コプロHD 230100 122497.1 122.5% 0.083%<3921> ネオジャパン 139900 71129.48 112.6% 0.0687%<2525> NZAM225 3323 41039.616 102.89% -0.0222%<9279> ギフトHD 423100 393465.2 101.56% -0.1381%<6966> 三井ハイテ 995800 2224728.66 100.93% -0.0444%<5248> テクノロジー 25700 38805 95.77% -0.0675%<7771> 日本精密 333200 9653.2 93.15% 0.0666%<4666> パーク24 2758600 1743459.22 92.38% -0.092%<1693> 銅ETF 9090 31658.364 84.84% -0.0111%<3843> フリービット 357400 166313.4 83.99% -0.114%<1397> SMDAM225 1118 36179.484 82.06% -0.0219%<9218> メンタルヘルスT 30900 12710.94 80.21% 0.0481%(*)はランキングに新規で入ってきた銘柄20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外
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2024/06/17 10:40
みんかぶニュース 市況・概況
<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」2位にセキュアヴェ
「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の17日午前10時現在で、セキュアヴェイル<3042.T>が「買い予想数上昇」で2位となっている。
17日の東京市場で、セキュアヴェはしっかり。14日に日足チャートで5日移動平均線と25日移動平均線とのゴールデンクロスが実現しており、戻りへの期待感が買い予想数上昇につながっているようだ。
なお、同社が5月15日に公表した25年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比12.8%増の12億4000万円、営業損益は5000万円の黒字(前期は3200万円の赤字)となる見通し。今期は重点施策であるパートナーとの連携強化によるアップセルや新規顧客の獲得に注力するとともに、セキュリティー運用基盤の機能強化やクラウドサービス化、サービスラインアップの増強などの施策を実施し、今後の収益拡大に取り組むとしている。
出所:MINKABU PRESS
2024/06/17 10:39
みんかぶニュース 個別・材料
カドカワ反落、出版事業の出荷減などシステム障害の影響懸念
KADOKAWA<9468.T>が反落。14日、8日に発生したシステム障害の現状について発表した。出版事業で受注システムなどの停止により出荷数量が減少しているほか、Webサービス事業で「ニコニコ動画」など関連サービスの停止、MD事業で運営するオンラインショップの商品の受注不能などが発生。更に経理システムにも影響が及び、取引先への支払いに遅延が生じる可能性があるという。個人情報・クレジットカード情報などの漏洩は現時点で確認されていないとした。
今後の見通しについて、6月末をメドに安全なネットワーク、サーバ環境の構築と基幹システムの復旧を目指す。「ニコニコ」の復旧は1カ月以上かかる見込みで、再開できるサービスから順次再開していくという。この発表を受け、業績への影響を懸念した売りが出ている。
出所:MINKABU PRESS
2024/06/17 10:35
みんかぶニュース 投資家動向
<個人投資家の予想> 06月17日 10時
■ 買い予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場 [ 割安/割高 ]
(9432) 日本電信電話 東証プライム [ 割安 ]
(3042) セキュアヴェイル 東証グロース [ 割安 ]
(176A) レジル 東証グロース [ 分析中 ]
(147A) ソラコム 東証グロース [ 分析中 ]
(4884) クリングルファーマ 東証グロース [ 分析中 ]
■ 売り予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場 [ 割安/割高 ]
(9432) 日本電信電話 東証プライム [ 割安 ]
(8801) 三井不動産 東証プライム [ 割高 ]
(8306) 三菱UFJ 東証プライム [ 割高 ]
(6954) ファナック 東証プライム [ 割安 ]
(2811) カゴメ 東証プライム [ 割安 ]
出所:MINKABU PRESS
2024/06/17 10:32
みんかぶニュース 市況・概況
ライトアップが3日ぶり反発、レカムジャパンと提携し省エネ補助金の申請支援開始◇
ライトアップ<6580.T>が反発している。この日の寄り前、レカム<3323.T>子会社のレカムジャパンと提携し、省エネ補助金の申請支援を開始すると発表しており、好材料視されている。
近年、省エネ関連の補助金は拡充されているが、補助金の申請のためには省エネ診断などの専門的な知識を必要とするため、申請・受給にはハードルがあったという。今回、ライトアップではレカムジャパン及びその顧客の煩雑な作業をサポートすることで、スムーズに補助金の受給ができるように支援するとしており、これにより省エネ設備の導入を推進するとしている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2024/06/17 10:23
みんかぶニュース 個別・材料
ライトアップが3日ぶり反発、レカムジャパンと提携し省エネ補助金の申請支援開始◇
ライトアップ<6580.T>が反発している。この日の寄り前、レカム<3323.T>子会社のレカムジャパンと提携し、省エネ補助金の申請支援を開始すると発表しており、好材料視されている。
近年、省エネ関連の補助金は拡充されているが、補助金の申請のためには省エネ診断などの専門的な知識を必要とするため、申請・受給にはハードルがあったという。今回、ライトアップではレカムジャパン及びその顧客の煩雑な作業をサポートすることで、スムーズに補助金の受給ができるように支援するとしており、これにより省エネ設備の導入を推進するとしている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2024/06/17 10:23
みんかぶニュース 為替・FX
外為サマリー:一時157円30銭まで軟化、株安などが影響
17日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=157円46銭前後と前週末の午後5時時点に比べて20銭程度のドル安・円高となっている。
14日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=157円40銭前後と前日に比べて40銭弱のドル高・円安で取引を終えた。日銀金融政策決定会合の結果を受けて東京市場では一時158円25銭まで上伸したが、海外市場に入ると為替介入への警戒感などから上値が重くなった。
きょうの東京市場のドル円相場は、朝方に157円66銭をつけたあとは軟調な展開となっている。日銀の植田和男総裁が14日夕の記者会見で「長期国債の買い入れを減額する以上は相応の規模になる」との考えを示したことや、6月末に国民議会(下院)選挙の投票があるフランスを中心に欧州の政局不安が高まっていることが円買いにつながっているもよう。また、この日の日経平均株価が大幅安となっていることで安全通貨とされる円が選好されやすい面もあり、午前9時10分ごろには157円30銭まで軟化する場面があった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0704ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0003ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=168円53銭前後と同30銭弱のユーロ安・円高で推移している。
出所:MINKABU PRESS
2024/06/17 10:23
注目トピックス 日本株
SBSホールディングス---「パートナーシップ構築宣言」を公表
*10:23JST SBSホールディングス---「パートナーシップ構築宣言」を公表
SBSホールディングス<2384>は14日、グループ会社15社とともに、「未来を拓くパートナーシップ構築推進会議」の趣旨に賛同し、「パートナーシップ構築宣言」を公表した。「パートナーシップ構築宣言」は、サプライチェーン全体の付加価値向上と共存共栄を目指し、規模・系列等を越えた新たな連携や、親事業者と下請事業者との望ましい取引慣行の遵守を企業の代表者が宣言するものであり、日本経済団体連合会会長、日本商工会議所会頭、日本労働組合総連合会会長および関係大臣をメンバーとした「未来を拓くパートナーシップ構築推進会議」によって創設された。同社および同社グループは、今後、本宣言に基づいた公正な取引に積極的に取り組むとともに、取引先との相互信頼関係をさらに深め、良好なパートナー関係の継続を目指す。
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2024/06/17 10:23
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は引き続き157円40銭台で推移
*10:18JST 東京為替:ドル・円は引き続き157円40銭台で推移
17日午前の東京市場でドル・円は引き続き157円40銭台で推移。米国金利の先安観は後退しており、ドルは底堅い値動きを見せている。ここまでの取引レンジは157円30銭-157円66銭、ユーロ・ドルは下げ渋り。1.0701ドルから1.0709ドルで推移。ユーロ・円は伸び悩み。168円74銭まで買われた後、一時168円33銭まで反落。
<MK>
2024/06/17 10:18
みんかぶニュース 個別・材料
トヨタが5日続落、認証不正で3車種の生産停止期間を延長し新型車発売延期と伝わる
トヨタ自動車<7203.T>が5日続落している。14日の取引終了後、認証不正問題で生産を停止している「ヤリスクロス」など3車種に関して、7月以降も生産を停止すると明らかにしたと国内メディアが相次いで報じた。更に「クラウン」の新型車の発売を延期することも決めたとも伝わっている。今後の事業への悪影響を懸念した売りが優勢となっている。3車種の生産停止について、当初は6月28日までとしていたが、国土交通省などによる調査が続いているため、延長することになったという。
出所:MINKABU PRESS
2024/06/17 10:14
みんかぶニュース 個別・材料
日経レバが急落で一気に2万7000円台割れ、先物主導の売り仕掛け炸裂
NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570.T>が1200円を超える急落をみせ、2万7000円大台を一気に割り込んだ。日経平均株価に連動するように組成されたETFで、全体相場のボラティリティが高まると個人投資家の参戦が活発化する傾向が強い。週明けの東京市場では先物主導の売り仕掛けによって日経平均株価が25日・75日移動平均線を一気に下放れるリスクオフの地合いとなっており、価格変動率が日経平均の2倍に基本設定された日経レバはそれに輪をかけて下げ足を強めている。市場関係者は「欧州株全面安を嫌気しているとしても、米国で(リスクオフの流れは)止めたようにも見えた。とすれば、国内だが明確な売り材料が見当たらない。日銀の金融政策決定会合が玉虫色の内容だったことで、これを嫌気している可能性がある」(中堅証券ストラテジスト)とする。
出所:MINKABU PRESS
2024/06/17 10:14
みんかぶニュース 個別・材料
JRCが大幅続伸、来週の「がっちりマンデー!!」で紹介
JRC<6224.T>が大幅続伸している。TBS系列で毎週日曜日朝放送の情報バラエティー番組「がっちりマンデー!!」で、23日放送分に同社が取り上げられる予定であることが好材料視されているようだ。「僕たち上場しました2024!今年もスゴい会社が続々!」の特集の中で取り上げられる予定という。
出所:MINKABU PRESS
2024/06/17 10:13
みんかぶニュース 個別・材料
大同工が異彩の逆行高で新高値圏突入、超割安かつ意欲的な新中計評価で見直しムード
大同工業<6373.T>が全般波乱相場に逆行して上げ足を強め、一時44円高の894円まで駆け上がり年初来高値更新となった。時価は22年6月以来約2年ぶりの高値水準にあるが、依然としてPBR0.3倍前後と解散価値の3分の1以下、PERも5倍台と超割安圏に位置している。25年3月期営業利益は前期比10倍となる23億円を見込んでいるほか、新中期経営計画として27年3月期に売上高680億円、営業利益44億円(営業利益率6.5%)、総還元性向25%以上を数値目標として掲げており、これも株価の見直しムードにつながっている。
出所:MINKABU PRESS
2024/06/17 10:08
新興市場スナップショット
カラダノート---急落、24年7月期業績予想を上方修正
*10:08JST <4014> カラダノート 588 -36
急落。14日の取引終了後、24年7月期の業績予想について、営業利益と経常利益を5000万円から1億円へ、純利益を3400万円から1億円へ上方修正したが、地合いの悪さにつられ急落している。第3四半期までの期間でストックビジネスの累計契約者数を着実に積み上げたことや、複数の大手企業との高収益のPoC(概念実証)案件の受注が好調に推移していることで、業績予想に対して、営業利益、経常利益、当期純利益は既に上回っているとした。ただ、売上高は23億円と従来見通しを据え置いた。
<ST>
2024/06/17 10:08
注目トピックス 日本株
平山ホールディングス---経済産業省が認定する「DX認定事業者」に選定
*10:06JST 平山ホールディングス---経済産業省が認定する「DX認定事業者」に選定
平山ホールディングス<7781>は13日、経済産業省が定める「DX(デジタルトランスフォーメーション)認定事業者」に、2024年6月1日付で認定されたことを発表した。同社は、製造業界を主体としたDXの推進として、2023年12月1日「DX推進ビジョン」を策定した。現在の急速なデジタル革新に対応するため、新サービスの開発や生産性向上、DX人材の育成、業務の最適化などの取り組みを行っている。今回、製造業の人材サービス事業では先駆けて「DX認定事業者」の認定を取得した。2023年4月より情報システム課の体制を強化し、生成AIを含めた人工知能の実務実装やRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)の開発と実務実装を推進する「DXチーム」を立ち上げた。今後、生成AIの組織的な活用などを計画している。高付加価値なサービスを提供することで、競合他社との差別化を図り競争力を強化し、製造業界を主体として、最新のデジタル技術要素を積極的に取り入れていく。
<SI>
2024/06/17 10:06
みんかぶニュース 個別・材料
QLSHDが新値追い、1株から3株への株式分割と配当予想の実質増額修正を好感
QLSホールディングス<7075.NG>が連日の年初来高値を更新している。前週末14日の取引終了後、7月31日を基準日として1株を3株に株式分割すると発表した。投資単位当たりの金額を引き下げることで投資家がより投資しやすい環境を整え、株式の流動性向上や流通株式の増加及び投資家層の拡大を図ることが目的という。
同時に、期末一括22円を予定していた25年3月期の配当予想を期末一括8円にすると発表した。株式分割前に換算すると24円となり、実質増額となる。なお前期は20円だった。
出所:MINKABU PRESS
2024/06/17 10:05
みんかぶニュース 市況・概況
◎午前10時現在の値上がり値下がり銘柄数
午前10時現在の東証プライム市場の値上がり銘柄数は192、値下がり銘柄数は1425、変わらずは28銘柄だった。業種別では33業種中、全業種が下落。値下がりで目立つのは輸送用機器、石油・石炭、不動産、卸売、空運、非鉄、保険など。
出所:MINKABU PRESS
2024/06/17 10:04
みんかぶニュース 市況・概況
日経平均が18日ぶり3万8000円台割れ
日経平均株価が5月30日以来、18日ぶりに3万8000円台を割り込んだ。10時03分現在、846.19円安の3万7968.37円まで下落している。
株探ニュース
2024/06/17 10:04
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円下げ渋り、157円台半ば近辺での取引が増える
*10:03JST 東京為替:ドル・円下げ渋り、157円台半ば近辺での取引が増える
14日午前の東京市場でドル・円は157円40銭台で推移。米国金利の先安観は後退しており、ドルは底堅い値動きを見せている。ここまでの取引レンジは157円30銭-157円66銭、ユーロ・ドルは下げ渋り。1.0701ドルから1.0709ドルで推移。ユーロ・円は伸び悩み。168円74銭まで買われた後、一時168円33銭まで反落。
<MK>
2024/06/17 10:03
みんかぶニュース 市況・概況
日経平均の下げ幅が800円を超える
日経平均株価の下げ幅が800円を超えた。10時2分現在、814.43円安の3万8000.13円まで下落している。
株探ニュース
2024/06/17 10:03
みんかぶニュース 市況・概況
10時の日経平均は746円安の3万8068円、東エレクが96.11円押し下げ
17日10時現在の日経平均株価は前週末比746.29円(-1.92%)安の3万8068.27円で推移。東証プライムの値上がり銘柄数は188、値下がりは1425、変わらずは31と、値下がり銘柄の割合が80%を超えている。
日経平均マイナス寄与度は96.11円の押し下げで東エレク <8035>がトップ。以下、ファストリ <9983>が93.17円、アドテスト <6857>が53.61円、SBG <9984>が40.8円、ファナック <6954>が20.92円と続いている。
プラス寄与度トップは太陽誘電 <6976>で、日経平均を1.80円押し上げている。次いで日産化 <4021>が1.63円、ヤマトHD <9064>が0.44円、オムロン <6645>が0.39円、東ガス <9531>が0.22円と続く。
業種別では33業種すべてが値下がり。下落率1位は輸送用機器で、以下、不動産、石油・石炭、卸売、空運、非鉄金属と並ぶ。
※10時0分6秒時点
株探ニュース
2024/06/17 10:01
みんかぶニュース コラム
<注目銘柄>=太平洋セメ、PBR0.8倍台でなお割安
太平洋セメント<5233.T>に注目したい。セメント最大手である同社の業績は好調だ。24年3月期の連結営業利益は、前の期比で約13倍の564億7000万円と大幅増益となった。国内ではセメント価格の値上げが浸透したほか、活発なインフラ投資が追い風の米国子会社の増益が寄与した。25年3月期の同利益は前期比48.8%増の840億円が予想されており、18年ぶりに最高益を更新する見通しだ。
業績拡大を受け、株価は上昇基調を強めているが、連結PERは7倍台、同PBRは0.8倍台と依然として割安感は強い。先行き18年1月につけた5070円の高値更新からの一段高が期待できる。(地和)
出所:MINKABU PRESS
2024/06/17 10:00
新興市場スナップショット
ホープ---急騰、自社株買いを発表
*09:58JST <6195> ホープ 200 +14
急騰。14日の取引終了後、自社株買いを実施することを発表し、これを好材料視され買われている。取得し得る株式総数は1,450,000株(発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合8.82%)を上限とし、取得価額の総額は261百万円を上限とするとしている。取得期間は6月17日から2025年6月16日までとなる。自己株式の取得目的は、資本生産性の改善・向上と経営環境に応じた機動的な資本政策を遂行するためとしている。
<ST>
2024/06/17 09:58
注目トピックス 市況・概況
東京為替:米国金利の先安観後退でドルは下げ渋る
*09:57JST 東京為替:米国金利の先安観後退でドルは下げ渋る
14日午前の東京市場でドル・円は157円40銭近辺で推移。米国金利の先安観は後退しており、ドルは底堅い値動きを見せている。ここまでの取引レンジは157円32銭-157円66銭、ユーロ・ドルは下げ渋り。1.0701ドルから1.0709ドルで推移。ユーロ・円は伸び悩み。168円74銭まで買われた後、一時168円33銭まで反落。
<MK>
2024/06/17 09:57