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みんかぶニュース 為替・FX
日銀為替市況 午後5時時点、161円49~51銭のドル高・円安
日銀が10日公表した午後5時時点の外国為替市況は1ドル=161円49~51銭と前日に比べ58銭のドル高・円安。ユーロは対円で1ユーロ=174円67~71銭と同61銭のユーロ高・円安。対ドルでは1ユーロ=1.0816~17ドルと同0.0001ドルのユーロ安・ドル高だった。
出所:MINKABU PRESS
2024/07/10 17:50
みんかぶニュース 為替・FX
日銀為替市況(ドル円・午後5時)
■ドル円終値の推移
レンジ 前日比
07月10日 161円49~51銭 (△0.58)
07月09日 160円91~92銭 (△0.01)
07月08日 160円90~91銭 (△0.14)
07月05日 160円76~78銭 (▼0.51)
07月04日 161円27~29銭 (▼0.48)
07月03日 161円75~78銭 (△0.11)
07月02日 161円64~66銭 (△0.63)
07月01日 161円01~03銭 (△0.09)
06月28日 160円92~94銭 (△0.38)
06月27日 160円54~56銭 (△0.65)
06月26日 159円89~91銭 (△0.41)
06月25日 159円48~50銭 (▼0.20)
06月24日 159円68~70銭 (△0.92)
06月21日 158円76~79銭 (△0.49)
06月20日 158円27~28銭 (△0.53)
06月19日 157円74~75銭 (▼0.39)
06月18日 158円13~14銭 (△0.58)
06月17日 157円55~56銭 (▼0.11)
06月14日 157円66~68銭 (△0.40)
06月13日 157円26~28銭 ( 0.00)
06月12日 157円26~28銭 (▼0.08)
06月11日 157円34~35銭 (△0.35)
06月10日 156円99~01銭 (△1.58)
06月07日 155円41~43銭 (▼0.86)
06月06日 156円27~29銭 (△0.13)
06月05日 156円14~15銭 (△0.76)
06月04日 155円38~40銭 (▼1.73)
06月03日 157円11~13銭 (▼0.03)
05月31日 157円14~15銭 (△0.18)
05月30日 156円96~98銭 (▼0.16)
05月29日 157円12~14銭 (△0.24)
05月28日 156円88~90銭 (▼0.02)
05月27日 156円90~93銭 (▼0.14)
05月24日 157円04~06銭 (△0.28)
05月23日 156円76~77銭 (△0.36)
05月22日 156円40~41銭 (△0.18)
05月21日 156円22~24銭 (△0.49)
05月20日 155円73~74銭 (▼0.08)
05月17日 155円81~83銭 (△1.40)
05月16日 154円41~42銭 (▼1.68)
05月15日 156円09~11銭 (▼0.36)
05月14日 156円45~47銭 (△0.57)
05月13日 155円88~89銭 (△0.20)
05月10日 155円68~70銭 (▼0.14)
05月09日 155円82~84銭 (△0.50)
05月08日 155円32~34銭 (△1.21)
05月07日 154円11~12銭 (▼1.37)
05月02日 155円48~51銭 (▼2.40)
05月01日 157円88~90銭 (△1.03)
04月30日 156円85~87銭 (△0.15)
04月26日 156円70~71銭 (△1.08)
04月25日 155円62~64銭 (△0.73)
04月24日 154円89~91銭 (△0.08)
(注:△はドル高・円安)
出所:MINKABU PRESS
2024/07/10 17:50
みんかぶニュース 投資家動向
<個人投資家の予想> 07月10日 17時
■ 買い予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場 [ 割安/割高 ]
(4169) ENECHANGE 東証グロース [ 分析中 ]
(198A) PostPrime 東証グロース [ 分析中 ]
(4890) 坪田ラボ 東証グロース [ 割高 ]
(4825) ウェザーニューズ 東証プライム [ 割安 ]
(9238) バリューC 東証グロース [ 分析中 ]
■ 売り予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場 [ 割安/割高 ]
(8306) 三菱UFJ 東証プライム [ 割高 ]
(6255) エヌ・ピー・シー 東証グロース [ 割高 ]
(5595) QPS研究所 東証グロース [ 分析中 ]
(7163) 住信SBIネット銀行 東証スタンダード [ 分析中 ]
(9984) ソフトバンクグループ 東証プライム [ 割高 ]
出所:MINKABU PRESS
2024/07/10 17:32
みんかぶニュース 市況・概況
10日香港・ハンセン指数=終値17471.67(-51.56)
10日の香港・ハンセン指数の終値は前営業日比51.56ポイント安の17471.67と4日続落した。
出所:MINKABU PRESS
2024/07/10 17:27
みんかぶニュース 為替・FX
明日の為替相場見通し=米CPI公表前で膠着感強まる
今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、膠着感の強い展開が続きそうだ。予想レンジは1ドル=161円00~161円80銭。
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長による9日の上院銀行委員会での議会証言を受け、ドル買いの流れが進んだ。10日の東京時間では、日経平均株価が史上最高値を連日で更新。株高によるリスク選好ムードが円売りを促す形となった。パウエル議長は米国時間10日に下院金融サービス委員会での議会証言に臨む予定だが、上院での証言内容を踏襲する公算が大きく、利下げ時期に関する具体的な言及は控えるとの見方が多い。市場の関心は11日の6月の米消費者物価指数(CPI)に移りつつあり、その結果を見極めたいとの姿勢が優勢となりそうだ。米国では10年物の国債入札が実施される。入札結果を受けた米金利の反応がドル円相場を上下させることも想定される。
海外ではこのほか、米5月卸売在庫と米MBA住宅ローン申請指数、米週間石油在庫統計などが公表される予定となっている。
出所:MINKABU PRESS
2024/07/10 17:16
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は伸び悩み、日本株高も午後は失速
*17:10JST 東京為替:ドル・円は伸び悩み、日本株高も午後は失速
10日の東京市場で伸び悩み。前日低下した米金利の持ち直しでドル買いが先行し、午前中に161円26銭から161円59銭まで値を上げた。午後は日本株の堅調地合いで円売りに振れる場面もあったが、重要イベントを控えドルは買い縮小で失速した。・ユーロ・円は174円40銭から174円76銭まで上昇。・ユーロ・ドルは1.0810ドルから1.0824ドルまで値を上げた。・日経平均株価:始値41,444.33円、高値41,889.16円、安値41,430.38円、終値41,831.99円(前日比251.82円高)・17時時点:ドル円161円40-50銭、ユーロ・円174円60-70銭【金融政策】・NZ準備銀行が政策金利を5.50%に据え置き【要人発言】・NZ準備銀行(声明)「金融政策が制限的であり続ける必要があることに合意」「国内主導でインフレが短期的に持続するリスク」【経済指標】・日・6月国内企業物価指数:前年比+2.9%(予想:+2.9%、5月:+2.6%←+2.4%)・中・6月消費者物価指数:前年比+0.2%(予想:+0.4%、5月:+0.3%)・中・6月生産者物価指数:前年比-0.8%(予想:-0.8%、5月:-1.4%)
<TY>
2024/07/10 17:10
みんかぶニュース 市況・概況
[PTS]ナイトタイムセッション17時時点 上昇49銘柄・下落50銘柄(通常取引終値比)
7月10日のPTSナイトタイムセッション(16:30~23:59)17時時点で売買が成立したのは118銘柄。通常取引の終値比で上昇は49銘柄、下落は50銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は30銘柄。うち値上がりが16銘柄、値下がりは5銘柄と買いが優勢。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は90円高と買われている。
PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の10日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。
△PTS値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <8166> タカキュー 138 +30( +27.8%)
2位 <4169> エネチェンジ 364.8 +76.8( +26.7%)
3位 <7049> 識学 577 +80( +16.1%)
4位 <9560> プログリット 1190 +128( +12.1%)
5位 <4890> 坪田ラボ 523 +49( +10.3%)
6位 <2686> ジーフット 320 +23( +7.7%)
7位 <4424> Amazia 560.3 +39.3( +7.5%)
8位 <8918> ランド 8.5 +0.5( +6.2%)
9位 <3093> トレファク 1923 +105( +5.8%)
10位 <7776> セルシード 788 +37( +4.9%)
▼PTS値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <3697> SHIFT 12930.5 -2324.5( -15.2%)
2位 <7581> サイゼリヤ 5280 -470( -8.2%)
3位 <3205> ダイドー 1043 -84( -7.5%)
4位 <7427> エコーTD 1145.1 -86.9( -7.1%)
5位 <2653> イオン九州 2610 -160( -5.8%)
6位 <9861> 吉野家HD 3000 -124.0( -4.0%)
7位 <3045> カワサキ 1365 -55( -3.9%)
8位 <6740> Jディスプレ 19.3 -0.7( -3.5%)
9位 <9552> M&A総研 3640 -125( -3.3%)
10位 <2767> 円谷フィHD 1660 -57( -3.3%)
△PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <7211> 三菱自 496.9 +3.6( +0.7%)
2位 <6503> 三菱電 2827.4 +16.9( +0.6%)
3位 <9107> 川崎汽 2539 +9.5( +0.4%)
4位 <4689> ラインヤフー 406 +1.5( +0.4%)
5位 <4661> OLC 4539 +15( +0.3%)
6位 <7203> トヨタ 3300 +9.0( +0.3%)
7位 <6752> パナHD 1319 +3.5( +0.3%)
8位 <6758> ソニーG 14880 +35( +0.2%)
9位 <6723> ルネサス 3300 +7.0( +0.2%)
10位 <8035> 東エレク 37900 +80( +0.2%)
▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <8766> 東京海上 6550.1 -45.9( -0.7%)
2位 <7004> 日立造 1065.7 -3.3( -0.3%)
3位 <4751> サイバー 956.3 -2.9( -0.3%)
4位 <9432> NTT 158.1 -0.2( -0.1%)
5位 <7011> 三菱重 1874.9 -0.1( -0.0%)
※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得
株探ニュース
2024/07/10 17:03
グロース市況
東証グロ-ス市場250指数は続落、引き続きプライム市場優勢の地合い
*17:01JST 東証グロ-ス市場250指数は続落、引き続きプライム市場優勢の地合い
東証グロース市場指数 843.18 -4.03 /出来高2億786万株/売買代金1607億円東証グロース市場250指数 654.51 -3.42 /出来高1億1704万株/売買代金1235億円 本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数ともに続落。値上がり銘柄数は182、値下り銘柄数は365、変わらずは31。 9日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は52.82ドル安(-0.13%)の39291.97ドル、ナスダックは25.55ポイント高(+0.14%)の18429.29、S&P500は4.13ポイント高(+0.07%)の5576.98で取引を終了した。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言を控えて様子見気配が強まり、寄り付き後、まちまち。議長が証言で最近のデータで経済や労働市場の減速が見られると言及したため、警戒感からダウは下落に転じた。一方、ナスダックはハイテクの買いが継続し、底堅く推移し6日連続で過去最高値を更新し、まちまちで終了した。 米国株高安まちまちだったことなどから、グロース市場も前日終値水準で取引を開始。方向感に乏しい地合いのなか、日経平均が大引けにかけてじりじりと上昇するなど、引き続きプライム市場に関心が向かったことで、グロース市場指数、グロース市場250指数ともにさえない推移となった。売買代金は前日比で増加したものの、両指数ともに75日移動平均線に上値を抑えられた。 個別では、前日急騰したアスカネット<2438>、ステムリム<4599>、WTOKYO<9159>が売り優勢となった。時価総額上位銘柄では、インテグラル<5842>、カバー<5253>が売り優勢となった。値下がり率上位銘柄では、地域新聞社<2164>、グリッド<5582>がランクイン。 一方、有価証券報告書提出で監理銘柄(確認中)の指定が解除されたことからエネチェンジ<4169>がストップ高。また、「パーキンソン病」と「うつ病」を対象とした薬の特定臨床研究結果の速報が材料視されて坪田ラボ<4890>もストップ高となった。時価総額上位銘柄では、プライム市場への変更を発表したMacbeeP<7095>が買われたほか、アドベンチャー<6030>、サンウェルズ<9229>も上昇。値上がり率上位銘柄では、セルシード<7776>、NPC<6255>、コージンバイオ<177A>がランクイン。 なお、東証グロース市場Core指数では、MacbeeP、アドベンチャー、サンウェルズのほか、フリー<4478>、ティーケーピー<3479>が買われた。[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]・値上がり率上位10位 |コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率| 1| 4169|エネチェンジ | 288| 80| 38.46| 2| 4890|坪田ラボ | 474| 80| 20.30| 3| 4424|Amazia | 521| 80| 18.14| 4| 7776|セルシード | 751| 100| 15.36| 5| 6255|NPC | 1350| 153| 12.78| 6| 4427|EduLab | 394| 36| 10.06| 7| 177A|コージンバイオ | 2009| 157| 8.48| 8| 3814|アルファクス | 484| 37| 8.28| 9| 4896|ケイファーマ | 802| 57| 7.65|10| 4892|サイフューズ | 789| 56| 7.64|・値下がり率上位10位 |コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率| 1| 2164|地域新聞社 | 486| -116| -19.27| 2| 4173|WACUL | 449| -67| -12.98| 3| 6026|GMOTECH | 10180| -1430| -12.32| 4| 2438|アスカネット | 633| -67| -9.57| 5| 206A|PRISMBio | 572| -48| -7.74| 6| 4599|ステムリム | 426| -34| -7.39| 7| 5582|グリッド | 2267| -164| -6.75| 8| 3474|Gファクトリー | 600| -39| -6.10| 9| 4564|OTS | 32| -2| -5.88|10| 9159|WTOKYO | 3005| -180| -5.65|
<FA>
2024/07/10 17:01
みんかぶニュース コラム
明日の株式相場に向けて=売り方が闊歩する二層化相場
きょう(10日)の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比251円高の4万1831円と続伸。前日に先物主導でほぼ800円高というハイパフォーマンスをみせた日経平均だが、きょうも怯むことなく上値を指向した。前週末に広く喧伝されたETF分配金捻出に伴う売り圧力だが、きょうは週明けの8日に続いて2回目で、日経平均とTOPIX合計8000億円近い規模で顕在化するとみられていた。ただ、相場は想定された好材料や悪材料については事前に株価に織り込む習性があり、実際表に出た時は「材料出尽くし」と称され、往々にして株価には逆方向のベクトルが働くことも多い。
今回も結果的にはそのケースに該当した形となった。前週に日経平均が急上昇した反動と今週のETF絡みの売り圧力を見込んで、ヘッジファンドなどショートポジションを組んだ投資家も多く、実際に週明け8日の日経平均は引け際の大口売りで安値引けとなった。だが、下げ幅としては小さく、「売り方としては違和感を覚えたかもしれない」(中堅証券ストラテジスト)という指摘もあった。前週(7月1~5日)の上昇を考えれば、後場にもっと派手に崩れてもおかしくはなかったという意味合いだ。そして、その違和感は前日ときょうの相場で「トラップにハマった」という確信に変わったかもしれない。
全体相場は日経平均が最高値街道をひた走る状況で、しかも前日に望外の急騰をみせた後も、高値圏で売り物を完全に吸収してしまう。一見すると物凄く強い相場に見えるのだが、買われている銘柄は一部の主力級銘柄であり、全般を俯瞰すると目を疑うくらい軟調な株が多い。きょうのプライム市場の個別株は値下がり銘柄数が931、値上がり銘柄数638と、値下がり銘柄数の方が300近く多い状況にある。投資家の頭上で繰り広げられる空中戦が今の実態であり、日経平均やTOPIXなどの主要株価指数は投資マインドとは乖離している。今は買い方の視点でも「違和感を覚える相場」といえるかもしれない。
売買代金は4兆7000億円超に膨らみ活況相場の様相ながら、その割に個人投資家の息遣いが聞こえてこない。これは米国株市場も東京市場と似たような状況にあり、市場関係者によると「最近は米ハイテク株高が枕詞に使われているようだが、実際はGAFAMなど一部の主力が牽引していて、個人トレーダーの主戦場である中小型株は一向に冴えない値動きが続いている」(ネット証券マーケットアナリスト)という。
東京市場では9日現在の日経平均の騰落レシオ(25日移動平均)が109.4%で、プライム市場の騰落レシオも107.9%とあまり大差がない。更にスタンダード市場が105.8%、グロース市場は97.1%である。今のところ過熱感に乏しい一方、悲観ムードからも掛け離れた水準にある。また、個人投資家の体感温度を示す信用評価損益率は、直近のネット証券大手の店内データでは、全体ベースでマイナス5.0%、グロース市場はマイナス20.8%という。全体でマイナス5%前後というのは至って良好と言ってもよい水準だ。グロース市場のマイナス20.8%についても、過去とのデータ比較では特段冷え込んだ状態ではない。数値的には死角がないようにも見える。
しかし、「個別銘柄の持続性という観点で以前とは違う」(中堅証券ストラテジスト)という指摘もある。あちらこちらで間欠泉が噴き上げるように株高パフォーマンスがみられるが、すぐに値を崩すケースが多くなっている。これは、「動いた銘柄を空売りターゲットとした方が分かりやすく取れる」(同)という認識が広がっているようだ。中小型株で貸借銘柄ではなくても、流動性の高い銘柄であれば貸株市場を経由して機関投資家は売ることができる。全体は踏み上げ相場を繰り返しているようだが、個別株のエリアでは売り方が闊歩しているという二層化相場が、買い方にとっての違和感の正体ともいえる。
あすのスケジュールでは、5月の機械受注や対外・対内証券売買契約が朝方取引開始前に開示されるほか、前場取引時間中に6月のオフィス空室率が発表される。また、債券市場では午前中に20年物国債の入札が行われる。午後取引終了後には6月の投信概況が発表される。海外では、韓国の金融通貨委員会が行われ政策金利が開示されるほか、マレーシア中銀も政策金利を発表する。米国では6月の消費者物価指数(CPI)に対するマーケットの注目度が高い。このほか、週間の米新規失業保険申請件数や、6月の米財政収支などにも投資家の関心が向いている。(銀)
出所:MINKABU PRESS
2024/07/10 17:00
みんかぶニュース 市況・概況
明日の株式相場に向けて=売り方が闊歩する二層化相場
きょう(10日)の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比251円高の4万1831円と続伸。前日に先物主導でほぼ800円高というハイパフォーマンスをみせた日経平均だが、きょうも怯むことなく上値を指向した。前週末に広く喧伝されたETF分配金捻出に伴う売り圧力だが、きょうは週明けの8日に続いて2回目で、日経平均とTOPIX合計8000億円近い規模で顕在化するとみられていた。ただ、相場は想定された好材料や悪材料については事前に株価に織り込む習性があり、実際表に出た時は「材料出尽くし」と称され、往々にして株価には逆方向のベクトルが働くことも多い。
今回も結果的にはそのケースに該当した形となった。前週に日経平均が急上昇した反動と今週のETF絡みの売り圧力を見込んで、ヘッジファンドなどショートポジションを組んだ投資家も多く、実際に週明け8日の日経平均は引け際の大口売りで安値引けとなった。だが、下げ幅としては小さく、「売り方としては違和感を覚えたかもしれない」(中堅証券ストラテジスト)という指摘もあった。前週(7月1~5日)の上昇を考えれば、後場にもっと派手に崩れてもおかしくはなかったという意味合いだ。そして、その違和感は前日ときょうの相場で「トラップにハマった」という確信に変わったかもしれない。
全体相場は日経平均が最高値街道をひた走る状況で、しかも前日に望外の急騰をみせた後も、高値圏で売り物を完全に吸収してしまう。一見すると物凄く強い相場に見えるのだが、買われている銘柄は一部の主力級銘柄であり、全般を俯瞰すると目を疑うくらい軟調な株が多い。きょうのプライム市場の個別株は値下がり銘柄数が931、値上がり銘柄数638と、値下がり銘柄数の方が300近く多い状況にある。投資家の頭上で繰り広げられる空中戦が今の実態であり、日経平均やTOPIXなどの主要株価指数は投資マインドとは乖離している。今は買い方の視点でも「違和感を覚える相場」といえるかもしれない。
売買代金は4兆7000億円超に膨らみ活況相場の様相ながら、その割に個人投資家の息遣いが聞こえてこない。これは米国株市場も東京市場と似たような状況にあり、市場関係者によると「最近は米ハイテク株高が枕詞に使われているようだが、実際はGAFAMなど一部の主力が牽引していて、個人トレーダーの主戦場である中小型株は一向に冴えない値動きが続いている」(ネット証券マーケットアナリスト)という。
東京市場では9日現在の日経平均の騰落レシオ(25日移動平均)が109.4%で、プライム市場の騰落レシオも107.9%とあまり大差がない。更にスタンダード市場が105.8%、グロース市場は97.1%である。今のところ過熱感に乏しい一方、悲観ムードからも掛け離れた水準にある。また、個人投資家の体感温度を示す信用評価損益率は、直近のネット証券大手の店内データでは、全体ベースでマイナス5.0%、グロース市場はマイナス20.8%という。全体でマイナス5%前後というのは至って良好と言ってもよい水準だ。グロース市場のマイナス20.8%についても、過去とのデータ比較では特段冷え込んだ状態ではない。数値的には死角がないようにも見える。
しかし、「個別銘柄の持続性という観点で以前とは違う」(中堅証券ストラテジスト)という指摘もある。あちらこちらで間欠泉が噴き上げるように株高パフォーマンスがみられるが、すぐに値を崩すケースが多くなっている。これは、「動いた銘柄を空売りターゲットとした方が分かりやすく取れる」(同)という認識が広がっているようだ。中小型株で貸借銘柄ではなくても、流動性の高い銘柄であれば貸株市場を経由して機関投資家は売ることができる。全体は踏み上げ相場を繰り返しているようだが、個別株のエリアでは売り方が闊歩しているという二層化相場が、買い方にとっての違和感の正体ともいえる。
あすのスケジュールでは、5月の機械受注や対外・対内証券売買契約が朝方取引開始前に開示されるほか、前場取引時間中に6月のオフィス空室率が発表される。また、債券市場では午前中に20年物国債の入札が行われる。午後取引終了後には6月の投信概況が発表される。海外では、韓国の金融通貨委員会が行われ政策金利が開示されるほか、マレーシア中銀も政策金利を発表する。米国では6月の消費者物価指数(CPI)に対するマーケットの注目度が高い。このほか、週間の米新規失業保険申請件数や、6月の米財政収支などにも投資家の関心が向いている。(銀)
出所:MINKABU PRESS
2024/07/10 17:00
注目トピックス 日本株
坪田ラボ---「うつ病」を対象としたTLG-005の特定臨床研究結果の速報
*16:46JST 坪田ラボ---「うつ病」を対象としたTLG-005の特定臨床研究結果の速報
坪田ラボ<4890>は9日、同社が実施した「うつ病」に対するTLG-005(バイオレットライトメガネ)の安全性と有効性を評価した特定臨床研究結果の速報を発表した。本研究は、慶應義塾大学医学部精神・神経内科学教室野田賀大先生等の協力のもと、2021年8月に開始、大うつ病性障害と診断された患者70例が登録され、全例で被験機器(バイオレット光照射)及び対照機器を照射した。主要評価項目については、機器の使用開始前から照射後までのMADRSスコアの変化量に関して,研究計画書に適合した患者だけを対象にしたデータ解析で、被験機器は対照機器に対して有意な改善効果が確認された。 疾病等の発生状況については、重症度が高度な有害事象,重篤な有害事象は発生しなかった。本研究において重篤な有害事象は認められず、「大うつ病性障害」に対する有効性を示す結果が得られた。この結果を受けて、同社は引き続き研究及び事業開発に取り組んでいく。
<SI>
2024/07/10 16:46
みんかぶニュース 市況・概況
10日中国・上海総合指数=終値2939.3636(-20.0088)
10日の中国・上海総合指数の終値は前営業日比20.0088ポイント安の2939.3636と反落。
出所:MINKABU PRESS
2024/07/10 16:44
注目トピックス 日本株
坪田ラボ---「パーキンソン病」を対象としたTLG-005の 特定臨床研究結果の速報
*16:43JST 坪田ラボ---「パーキンソン病」を対象としたTLG-005の 特定臨床研究結果の速報
坪田ラボ<4890>は9日、同社が実施した「パーキンソン病」に対する TLG-005(バイオレットライトメガネ)の安全性と有効性を評価した特定臨床研究結果の速報を発表した。本研究は、順天堂大学医学部附属順天堂医院脳神経内科教授である服部信孝等の協力のもと、2020年9月に開始された。パーキンソン病と診断された方(Hoehn&Yahr重症度4以下)20例が登録され、全例にバイオレット光を照射した。主要評価項目「眼科検査による安全性の評価」については、重篤な有害事象は発生しなかった。また、軽度の有害事象は発生したが、いずれも本機器装用による直接的な因果関係は無いと判断された。副次評価項目「パーキンソン病症状の評価」については、パレイドリアテストにおいて、照射前と12週間後で比較した結果、スコアの減少がみられた。本研究において機器の安全性が確認され、「パーキンソン病」の一部の症状に対して効果を示唆する結果が得られた。この結果を受けて、同社は、引き続き研究及び事業開発に取り組んでいく。
<SI>
2024/07/10 16:43
注目トピックス 日本株
AIAIグループ---保育事業者への保育所等訪問支援サービスの展開
*16:41JST AIAIグループ---保育事業者への保育所等訪問支援サービスの展開
AIAIグループ<6557>は9日、子会社で療育事業を営むAIAI Child Careが、「児童発達支援の外部訪問型サービス「AIAI VISIT」により、療育支援を必要とする子供に広くサービスを届けるため、JPホールディングス<2749>に対して、保育所等訪問支援サービスの提供を開始したことを発表した。保育所等訪問支援事業であるAIAI VISITには、3つの特徴がある(1)運動と学習と一体化した独自の療育プログラム、(2)AIを活用した特許技術「発達分析機能」、(3)DX化された申請オペレーションによる速やかな療育の提供。これらの特徴を活かした訪問支援では、1on1の個別指導を行うことにより、集団活動に入ることがまだ難しい園児に対して大きな効果が期待できる。JPホールディングスは、グループ会社である日本保育サービスにおいて、「アスク」ブランドの保育園を始めとして全国で320か所(2024年4月1日現在)の保育園等を運営する子育て事業の最大手の企業である。今回、同社のAIAI VISITを活用し、特別な配慮が必要な園児が療育支援を受けられる機会を提供することとなった。
<SI>
2024/07/10 16:41
注目トピックス 日本株
メディアシーク---QRコード・バーコードリーダーエンジン「CamReader」に機能追加
*16:37JST メディアシーク---QRコード・バーコードリーダーエンジン「CamReader」に機能追加
メディアシーク<4824>は9日、独自開発のバーコードリーダーエンジン「CamReader」の読み取り対象バーコードに医療用医薬品業界で採用されている「GS1データバー限定型合成シンボル-CC-A/二層型合成シンボル-CC-A」を追加したことを発表。「CamReader」では既に「GS1データバー限定型」「GS1データバー二層型」「GS1-128(CODE128)」には対応していたが、今回新たに「GS1データバー限定型合成シンボルCC-A」「GS1データバー二層型合成シンボルCC-A」にも対応することで、医療用医薬品に使われているバーコード全てに対応した。これらのバーコードは専用のスキャナで読むことができるが、医療やロジスティック分野などでは専用スキャナをスマートフォンとアプリに置き換える動きが出てきている。今回の「CamReader」の機能追加はそうした動きも見据えた開発であり、特に医療用医薬品の在庫管理に向けたビジネス向けシステムの開発などでの事業拡大に「CamReader」を活用することが可能になる。
<SI>
2024/07/10 16:37
注目トピックス 市況・概況
10日の日本国債市場概況:債券先物は142円82銭で終了
*16:33JST 10日の日本国債市場概況:債券先物は142円82銭で終了
<円債市場>長期国債先物2024年9月限寄付142円74銭 高値142円88銭 安値142円70銭 引け142円82銭売買高総計18152枚2年 462回 0.336%5年 170回 0.601%10年 375回 1.083%20年 188回 1.953%債券先物9月限は、142円74銭で取引を開始。米国のパウエルFRB議長の議会証言を受けた金利上昇や、日銀の国債買い入れ大幅減額への警戒感から売りが先行し、142円70銭まで下げた。その後、日銀の定例国債買い入れオペの金額が前回から据え置きとなり、いったん買われ142円88銭まで上げたが、売り再燃で反落して引けた。現物債の取引では、2年債が買われ、5年債、10年債、20年債が売られた。<米国債概況>2年債は4.62%、10年債は4.28%、30年債は4.47%近辺で推移。債券利回りはほぼ横ばい。(気配値)<その他外債市況・10年債>ドイツ国債は2.54%、英国債は4.11%、オーストラリア10年債は4.34%、NZ10年債は4.56%。(気配値)[本日の主要政治・経済イベント]<海外>・23:00 米・5月卸売在庫改定値(前月比予想:+0.6%、速報値:+0.6%)・23:00 パウエル米FRB議長議会証言(下院金融サービス委員会)・02:00 米財務省・10年債入札・03:30 グールズビー米シカゴ連銀総裁・ボウマンFRB理事開会あいさつ(FEDリッスンイベント)(海外のスケジュールで表示されている時間は日本時間)
<KK>
2024/07/10 16:33
みんかぶニュース 投資家動向
<個人投資家の予想> 07月10日 16時
■ 買い予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場 [ 割安/割高 ]
(4169) ENECHANGE 東証グロース [ 分析中 ]
(198A) PostPrime 東証グロース [ 分析中 ]
(4890) 坪田ラボ 東証グロース [ 割高 ]
(4825) ウェザーニューズ 東証プライム [ 割安 ]
(9238) バリューC 東証グロース [ 分析中 ]
■ 売り予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場 [ 割安/割高 ]
(8306) 三菱UFJ 東証プライム [ 割高 ]
(6255) エヌ・ピー・シー 東証グロース [ 割高 ]
(5595) QPS研究所 東証グロース [ 分析中 ]
(7163) 住信SBIネット銀行 東証スタンダード [ 分析中 ]
(9984) ソフトバンクグループ 東証プライム [ 割高 ]
出所:MINKABU PRESS
2024/07/10 16:32
注目トピックス 日本株
日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は続伸、ファーストリテや東エレクが2銘柄で約99円分押し上げ
*16:30JST 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は続伸、ファーストリテや東エレクが2銘柄で約99円分押し上げ
10日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり140銘柄、値下がり81銘柄、変わらず4銘柄となった。9日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は52.82ドル安(-0.13%)の39291.97ドル、ナスダックは25.55ポイント高(+0.14%)の18429.29、S&P500は4.13ポイント高(+0.07%)の5576.98で取引を終了した。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言を控えて様子見気配が強まり、寄り付き後、まちまち。議長が証言で最近のデータで経済や労働市場の減速が見られると言及したため、警戒感からダウは下落に転じた。一方、ナスダックはハイテクの買いが継続し、底堅く推移し6日連続で過去最高値を更新し、まちまちで終了した。米国株が高安まちまちのなか、昨日の大幅高の反動が先行し東京市場は売り優勢で取引を開始した。半導体株の一角が弱い動きを見せたが、保険や銀行、証券など金融株が総じて買われる地合いとなり日経平均は切り返す動き。下値の堅さが確認できたことから、後場、先物市場に断続的な買いも入り、大引けにかけて、日経平均はじりじりと上げ幅を拡大。史上最高値を連日で更新した。大引けの日経平均は前日比251.82円高(+0.61%)の41831.99円となった。東証プライム市場の売買高は18億9666万株。売買代金は4兆7650億円。業種別では、保険業、サービス業、精密機器、証券・商品先物取引業、食料品などが上昇した一方、機械、不動産業、卸売業、倉庫・運輸関連業、石油・石炭製品などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は38%、対して値下がり銘柄は56%となっている。値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約57円押し上げた。同2位は東エレク<8035>となり、リクルートHD<6098>、ソフトバンクG<9984>、信越化<4063>、東京海上<8766>、中外薬<4519>などがつづいた。一方、値下がり寄与トップはレーザーテック<6920>となり1銘柄で日経平均を約11円押し下げた。同2位はダイキン<6367>となり、NTTデータG<9613>、三菱重<7011>、住友不<8830>、三菱商<8058>、コマツ<6301>などがつづいた。*15:00現在日経平均株価 41831.99(+251.82)値上がり銘柄数 140(寄与度+351.62)値下がり銘柄数 81(寄与度-99.80)変わらず銘柄数 4○値上がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度<9983> ファーストリテ 44200 590 57.86<8035> 東エレク 37820 420 41.19<6098> リクルートHD 9484 332 32.56<9984> ソフトバンクG 11825 95 18.63<4063> 信越化 6716 98 16.02<8766> 東京海上HD 6596 304 14.91<4519> 中外製薬 6395 108 10.59<6146> ディスコ 66270 1590 10.40<7269> スズキ 1920 79 10.26<7741> HOYA 20640 590 9.64<6758> ソニーG 14845 240 7.85<9433> KDDI 4503 38 7.45<6762> TDK 11005 75 7.36<6857> アドバンテ 6924 25 6.54<4901> 富士フイルム 3982 51 5.00<8725> MS&AD 3930 160 4.71<4543> テルモ 2821 16 4.18<7203> トヨタ自動車 3291 21 3.43<3099> 三越伊勢丹HD 3594 104 3.40<2501> サッポロHD 6242 515 3.37○値下がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度<6920> レーザーテック 33610 -890 -11.64<6367> ダイキン工業 23025 -325 -10.62<9613> NTTデータG 2362 -26.5 -4.33<7011> 三菱重工業 1875 -125 -4.09<8830> 住友不動産 4855 -124 -4.05<8058> 三菱商事 3337 -39 -3.82<6301> 小松製作所 4785 -116 -3.79<8267> イオン 3345 -115 -3.76<4911> 資生堂 4550 -114 -3.73<8015> 豊田通商 3217 -30 -2.94<6506> 安川電機 5713 -87 -2.84<6305> 日立建機 4398 -83 -2.71<6273> SMC 81800 -810 -2.65<9735> セコム 9369 -68 -2.22<6326> クボタ 2185 -67.5 -2.21<8031> 三井物産 3732 -33 -2.16<6361> 荏原製作所 2469 -59 -1.93<5101> 横浜ゴム 3318 -117 -1.91<3382> 7&iHD 1935 -19 -1.86<8697> JPX 3915 -55 -1.80
<CS>
2024/07/10 16:30
注目トピックス 市況・概況
東証グロース市場250指数先物概況:売り優勢も引けにかけて下げ幅縮小
*16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:売り優勢も引けにかけて下げ幅縮小
7月10日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比1pt安の649pt。なお、高値は654pt、安値は642pt、日中取引高は5143枚。前日9日の米国市場のダウ平均は続落。パウエルFRB議長の議会証言を控えて様子見気配が強まり、寄り付き後、まちまち。議長が証言で最近のデータで経済や労働市場の減速が見られると言及したため警戒感からダウは下落に転じた。ナスダックはハイテクの買いが継続するなど底堅く推移し、6日連続で過去最高値を更新した。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比2 pt高の652ptからスタートした。寄り付き直後こそプラス圏で推移したものの、すぐに売り優勢の展開。主力株の伸び悩みにより短期的な売り圧力が高まったものの、75日移動平均線を下回る場面では押し目買いも入るなど新興市場は方向感の乏しい値動きとなった。米国でのパウエルFRB議長の下院金融委員会証言への関心が高まる中、日経平均株価とTOPIXが揃って終値ベースで史上最高値を更新したことを確認すると、引けにかけて値を戻し、649ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、トライアル<141A>やインテグラル<5842>などが下落した。
<SK>
2024/07/10 16:30
みんかぶニュース 個別・材料
SHIFT、稼働率低下や一過性コストで9~5月期最終減益
SHIFT<3697.T>はこの日の取引終了後、23年9月~24年5月期連結決算を発表した。売上高は前年同期比28.1%増の811億4300万円、純利益は同17.2%減の32億9500万円だった。
主力のソフトウェアテスト関連サービスは好調。一方、システム開発などを手掛けるソフトウェア開発関連サービスで、順調な採用に対して相対的に案件獲得が遅延し、稼働率が低下したことが全体の利益に響いた。また、積極的なM&Aの推進に伴うアドバイザリー費用などの一過性コストも重荷となった。
出所:MINKABU PRESS
2024/07/10 16:27
みんかぶニュース 個別・材料
プログリットの9~5月期大幅増収増益、初配当実施へ
プログリット<9560.T>はこの日の取引終了後、23年9月~24年5月期単独決算を発表した。売上高は前年同期比49.2%増の31億7900万円、営業利益は同69.8%増の7億4400万円だった。
企業や個人の英語学習に対するニーズが追い風となった。各サービスの継続的な品質向上と改善に取り組んだほか、昨年12月にはスピーキングに特化した新サービス「スピフル」をローンチした。
あわせて、配当方針の変更と初配当の実施を発表した。これまでは内部留保を充実させるため配当を行っていなかったが、成長投資を引き続き行いつつも継続的な利益還元を実施することが可能と判断した。配当性向30%程度を目安に年1回の期末配当を行う方針。今期配当は13円を見込んだ。
出所:MINKABU PRESS
2024/07/10 16:22
みんかぶニュース 市況・概況
10日韓国・KOSPI=終値2867.99(+0.61)
10日の韓国・KOSPIの終値は前営業日比0.61ポイント高の2867.99と小幅続伸。
出所:MINKABU PRESS
2024/07/10 16:17
注目トピックス 市況・概況
押し目買い意欲が強くETFに絡んだ需給影響は限定的【クロージング】
*16:16JST 押し目買い意欲が強くETFに絡んだ需給影響は限定的【クロージング】
10日の日経平均は続伸。251.82円高の41831.99円(出来高概算は18億9000万株)と連日で最高値を更新して取引を終えた。急ピッチの上昇に対する警戒感から利食い売りが先行し、寄り付き後ほどなくして41430.38円まで水準を切り下げた。しかし、海外勢による買いが観測されるなかで先高期待感も根強く、株価水準が切り下がったところでは、押し目を拾う動きに向かわせた。11日の米消費者物価指数(CPI)の結果を見極めたいとする様子見ムードが強まる場面もあったものの、日経平均型のインデックス買いが断続的に入るなか、日経平均は大引け間際に41889.16円まで上げ幅を広げた。東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄数が900を超え、全体の6割近くを占めた。セクター別では、保険、サービス、精密機器、証券商品先物など26業種が上昇。一方、機械、不動産、卸売など7業種は下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、リクルートHD<6098>、ソフトバンクG<9984>が堅調だった半面、レーザーテック<6920>、ダイキン<6367>、NTTデータG<9613>、三菱重<7011>が軟化した。短期的な過熱感が意識されるなか、半導体関連などに利食い売りが先行し、日経平均は一時150円近く下落した。本日もETF決算に絡んだ分配金捻出のための売り需要が見込まれるなか、東証プライムの値下がり数が6割近くを占めており、TOPIX型への売りが意識されていた。ただし、指数インパクトの大きい値がさ株が日経平均株価を支えた。後場は売り需要に絡んだ動きからこう着感が強まるとみていたが、東エレクが後場に入り強含みの展開になるなど、日経平均型の買いによって、上へのバイアスが強まった。日経平均は連日で史上最高値を更新している。ETF決算に絡んだ売り需要が警戒されていたが、TOPIXの相対的な弱さは目立ったものの、日経平均を押し下げる動きにはならなかった。反対に連日の高値更新によって買い遅れているファンドによる資金流入が加速しているほか、週末のオプションSQを控えていることもあり、ヘッジ対応の動きも活発化しているようだ。なお、本日は米国でパウエルFRB議長の議会証言が予定されているが、前日と発言内容に大きな変化はないと考えられる。
<CS>
2024/07/10 16:16
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円はやや失速、欧州株は堅調
*16:14JST 東京為替:ドル・円はやや失速、欧州株は堅調
10日午後の東京市場でドル・円はやや失速し、161円30銭台に値を下げた。米10年債利回りの低下を受け、ドル売りに振れやすい。一方、欧州株式市場は主要指数が総じて堅調地合いとなり、株高を好感した円売りでクロス円は下値の堅さが目立つ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は161円26銭から161円59銭、ユーロ・円は174円40銭から174円76銭、ユーロ・ドルは1.0811ドルから1.0824ドル。
<TY>
2024/07/10 16:14
注目トピックス 市況・概況
日経VI:上昇、短期的な高値警戒感が継続
*16:05JST 日経VI:上昇、短期的な高値警戒感が継続
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は10日、前日比+0.32(上昇率1.83%)の17.79と上昇した。なお、高値は17.84、安値は17.32。今日の東京市場はやや売りが先行し、日経225先物は下落して始まったが、下値を売り急ぐ動きは見られず、午前は昨日の終値を挟んだ動きとなった。日経225先物は昨日770円上昇し、過熱感が強まったが、午前の時間帯は株価が落ち着いた動きとなったことから市場では安心感が広がった。ただ、短期的な高値警戒感が引き続き意識され、午後に日経225先物が堅調な動きになると、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がり、日経VIは上昇幅を広げる動きとなった。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
<SK>
2024/07/10 16:05
みんかぶニュース 市況・概況
[PTS]デイタイムセッション終了 15時以降の上昇70銘柄・下落58銘柄(通常取引終値比)
7月10日のPTSデイタイムセッション(08:20~16:00)が終了。15時以降に売買が成立したのは148銘柄。通常取引の終値比で上昇は70銘柄、下落は58銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は28銘柄。うち値上がりが18銘柄、値下がりは7銘柄と買いが優勢。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は65円高と買われている。
PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の10日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。
△PTS値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <6195> ホープ 300 +47( +18.6%)
2位 <8166> タカキュー 126 +18( +16.7%)
3位 <9560> プログリット 1208 +146( +13.7%)
4位 <7049> 識学 550 +53( +10.7%)
5位 <2686> ジーフット 320 +23( +7.7%)
6位 <3093> トレファク 1940.2 +122.2( +6.7%)
7位 <3063> Jグループ 714 +44( +6.6%)
8位 <8918> ランド 8.5 +0.5( +6.2%)
9位 <6223> 西部技研 1695 +96( +6.0%)
10位 <6543> 日宣 727 +38( +5.5%)
▼PTS値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <9235> 売れるネット 1658.9 -372.1( -18.3%)
2位 <3697> SHIFT 12990 -2265( -14.8%)
3位 <7581> サイゼリヤ 5287 -463( -8.1%)
4位 <6552> ゲームウィズ 235 -19( -7.5%)
5位 <7427> エコーTD 1152 -80( -6.5%)
6位 <2999> ホームポジ 511 -29( -5.4%)
7位 <6183> ベル24HD 1475 -75( -4.8%)
8位 <3546> アレンザHD 1070 -53( -4.7%)
9位 <9974> ベルク 7000 -340( -4.6%)
10位 <2653> イオン九州 2650 -120( -4.3%)
△PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <6753> シャープ 950 +12.2( +1.3%)
2位 <7201> 日産自 556.9 +6.0( +1.1%)
3位 <8725> MS&AD 3962 +32( +0.8%)
4位 <6981> 村田製 3610.5 +13.5( +0.4%)
5位 <6501> 日立 3827 +9( +0.2%)
6位 <6857> アドテスト 6938 +14( +0.2%)
7位 <5803> フジクラ 3510 +7.0( +0.2%)
8位 <3099> 三越伊勢丹 3599.9 +5.9( +0.2%)
9位 <7267> ホンダ 1705.5 +2.5( +0.1%)
10位 <3382> セブン&アイ 1937 +2.5( +0.1%)
▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <7011> 三菱重 1865 -10.0( -0.5%)
2位 <9501> 東電HD 823.5 -3.4( -0.4%)
3位 <7211> 三菱自 491.5 -1.8( -0.4%)
4位 <8267> イオン 3338 -7.0( -0.2%)
5位 <6526> ソシオネクス 3806 -5( -0.1%)
6位 <9107> 川崎汽 2528 -1.5( -0.1%)
7位 <4755> 楽天グループ 912.9 -0.2( -0.0%)
※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得
株探ニュース
2024/07/10 16:03
金融ウォッチ その他
【東京海上日動あんしん生命保険】当社業務委託先におけるランサムウェア被害に伴う情報漏えいのおそれについて
当社の業務委託先である税理士法人髙野総合会計事務所(以下「髙野総合会計」)のサーバにおいてランサムウェア被害が発生※し、当社お客様情報等の漏えいのおそれがあることが、髙野総合会計からの報告により判明いたしました。なお、現時点で情報の不正利用は確認されておりません。 お客様および関係者の皆様に大変なご心配、ご迷惑をおかけすることとなり深くお詫び申し上げます。 情報漏えいのおそれがあるお客様等については、当社から速やかに通知してまいりますが、併せて広くお知らせする観点から以下の通り公表いたします。 原文はこちら https://www2.tmn-anshin.co.jp/download/1048/240710_news.pdf 6
2024/07/10 15:55
金融ウォッチ その他
【住友生命保険】「WE AT CHALLENGE」の募集開始について~住友生命が発起人として参画する一般社団法人「WE AT」が主催するアジア最大級のWell-Beingピッチイベント~
住友生命保険相互会社(取締役 代表執行役社長 高田 幸徳、以下「住友生命」)は、東京大学(総長 藤井 輝夫、以下「東大」)、東京医科歯科大学(学長 田中 雄二郎、以下「医科歯科大」)、京都大学(総長 湊 長博、以下「京大」)、東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(代表取締役社長 植田 浩輔、以下「東大 IPC」)、株式会社博報堂(代表取締役社長 水島 正幸、以下「博報堂」)、キヤノンマーケティングジャパン株式会社(代表取締役社長足立 正親、以下「キヤノン MJ」)ととともに一般社団法人「WE AT(ウィーアット)」※1に参画しています。 今般、WE AT は 11 月に開催するアジア最大級の Well-Being ピッチイベント「WE AT CHALLENGE 2024」の募集を開始しました。 国内外から広くスタートアップ等のエントリーを募り、社会課題解決に向けたイノベーション創出に挑むグローバルで有望なスタートアップを発掘し、成長を支援していきます。 原文はこちら https://www.sumitomolife.co.jp/about/newsrelease/pdf/...
2024/07/10 15:55
金融ウォッチ その他
【かんぽ生命保険】「かんぽ生命 - アフラック - 日本郵便 Acceleration Program 2024」 採択企業の発表
株式会社かんぽ生命保険(東京都千代田区、取締役兼代表執行役社長 谷垣 邦夫、以下「かんぽ生命」)、アフラック生命保険株式会社(東京都新宿区、代表取締役社長 古出 眞敏、以下「アフラック生命」)および日本郵便株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長兼執行役員社長 千田 哲也、以下「日本郵便」)は、様々なアイデアや技術を持つパートナーとの協業を通じて、既存事業の進化や新たな事業の創出を目的に共催している「かんぽ生命 - アフラック - 日本郵便 Acceleration Program 2024」の三次選考にあたるピッチイベントを2024年7月5日(金)に実施しました。 三次選考(ピッチイベント)では、かんぽ生命、アフラック生命および日本郵便の役員が新規性、実現性、競合優位性、成長性等の観点から審査を行い、かんぽ生命としては、6社を採択し、今後は応募提案についての具体的な協業検討を開始します。 原文はこちら https://www.jp-life.japanpost.jp/information/press/2024/abt_prs_id001981.html
2024/07/10 15:55
みんかぶニュース 市況・概況
東京株式(大引け)=251円高、商い増勢のなか最高値更新が続く
10日の東京株式市場は主力株中心にリスク選好の地合いが続き、日経平均株価は続伸し4万1800円台まで上値を伸ばし、連日で最高値を更新した。
大引けの日経平均株価は前営業日比251円82銭高の4万1831円99銭と続伸。プライム市場の売買高概算は18億9666万株、売買代金概算は4兆7650億円。値上がり銘柄数は638、対して値下がり銘柄数は931、変わらずは75銘柄だった。
きょうの東京市場はリスクオンの地合いが続いた。前日の米国株市場でハイテク株高が継続し、ナスダック総合株価指数が6連騰で史上最高値を連日更新しており、東京市場でもリスク許容度の高まった外国人投資家の買いが全体を押し上げた。前日のパウエルFRB議長の米上院での議会証言を受け、FRBによる早期利下げへの期待が投資家心理を強気に傾けている。警戒されたETF分配金捻出に絡む売り圧力はあまり反映されず、逆に空売り筋の買い戻しを誘発し、日経平均は後場に入ると上げ幅を広げた。ただ、個別株ベースでは値下がり銘柄数が値上がりを大きく上回っている。なお、売買代金は4兆7000億円台に膨らみ、6月21日以来の高い水準となった。
個別では、売買代金2位のディスコ<6146.T>が値を飛ばしたほか、東京エレクトロン<8035.T>も堅調。ソフトバンクグループ<9984.T>がしっかり。リクルートホールディングス<6098.T>が活況高、ファーストリテイリング<9983.T>も強い動き。東京海上ホールディングス<8766.T>も買いを集めた。FPパートナー<7388.T>、日東精工<5957.T>が急騰、サッポロホールディングス<2501.T>も大幅高に買われた。サムコ<6387.T>が大きく水準を切り上げ、三菱自動車工業<7211.T>も商いを伴い急伸。
半面、売買代金首位となった三菱重工業<7011.T>が値を下げ、レーザーテック<6920.T>も下値を探る展開。日立製作所<6501.T>、三菱商事<8058.T>なども冴えない。M&A総研ホールディングス<9552.T>、クリーク・アンド・リバー社<4763.T>が急落、KOKUSAI ELECTRIC<6525.T>も大きく売り込まれた。ジーエス・ユアサ コーポレーション<6674.T>の下げも目立った。
出所:MINKABU PRESS
2024/07/10 15:51