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みんかぶニュース 市況・概況 8日韓国・KOSPI=終値2857.76(-4.47)  8日の韓国・KOSPIの終値は前営業日比4.47ポイント安の2857.76と4日ぶり反落。 出所:MINKABU PRESS 2024/07/08 16:16 みんかぶニュース 個別・材料 ステムリムのPJ5:幹細胞遺伝子治療における栄養障害型表皮水疱症を対象とした国内特許が登録  ステムリム<4599.T>がこの日の取引終了後、大阪大学大学院医学系研究科・幹細胞遺伝子治療学共同研究講座と共同研究を行っているPJ5:幹細胞遺伝子治療について、栄養障害型表皮水疱症を対象とした治療薬としての用途特許が日本において登録されることになったと発表した。  同特許は、栄養障害型表皮水疱症の根治治療を目的とした遺伝子治療技術を保護するもので、特許成立により日本国内における同遺伝子治療の事業化の独占性を担保することが可能になる。なお、同件による24年7月期業績への影響はないとしている。 出所:MINKABU PRESS 2024/07/08 16:11 注目トピックス 市況・概況 ETFに絡んだ需給面の影響は限定的か【クロージング】 *16:10JST ETFに絡んだ需給面の影響は限定的か【クロージング】 8日の日経平均は続落。131.67円安の40780.70円(出来高概算は16億6000万株)で取引を終えた。下期入り以降の急ピッチの上昇に対する過熱感が高まるなか、小幅に下落して始まった。ただし、先週末の米国市場で主要な株価指数が上昇したことが安心感につながり、売り一巡後は前場終盤にかけて強含みとなり、後場の取引開始直後には41112.24円まで上昇する場面も見られた。しかし、パッシブ型ETF(上場投資信託)の決算を迎えるなか、分配金捻出のための売りが観測されるなか、終盤にかけて売り優勢の展開となり、日経平均株価は本日の安値で終えた。東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄数が1100に迫り、全体の7割に迫った。セクター別では、倉庫運輸、精密機器、医薬品、食料品など6業種が上昇。一方、海運、電気ガス、鉄鋼、保険など27業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ダイキン<6367>、ソフトバンクG<9984>、第一三共<4568>がしっかりだった半面、東エレク<8035>、ファナック<6954>、安川電<6506>、リクルートHD<6098>が軟化した。5日の米国市場は、6月の米雇用統計を受けて9月の利下げ観測が高まり、長期金利が低下したことを背景に主要株価指数は上昇した。米株高は下支えとはなったが、パッシブ型ETFの分配金捻出のための売り需要が警戒されるなか、積極的な上値追いは限られていた。前場中盤にかけて軟化した後は、切り返しをみせたことからETFに絡んだ需給面の影響は限られるかに見られたが、後場は終盤にかけて弱含む展開だった。ただし、日経平均株価は安値引けとはなったものの、前場に付けた安値をわずかに下回った程度であり、下へのバイアスが強まった形ではない。10日にもETFの決算に絡んだ分配金捻出のための換金売りが控えているが、本日の底堅い値動きからは、予想以上の押し目待ち狙いの買い意欲の強さが感じられる形だった。9日にはパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が半期に一度の議会証言を行うほか、11日には米消費者物価指数(CPI)の発表が控えている。米国市場の動向にらみの展開になるものの、日本株への押し目買い意欲の強さからは、調整となれば押し目狙いの好機になりそうだ。 <CS> 2024/07/08 16:10 みんかぶニュース 個別・材料 ライフコーポの第1四半期営業利益は9.4%増  ライフコーポレーション<8194.T>がこの日の取引終了後、第1四半期(3~5月)連結決算を発表しており、売上高2063億8200万円(前年同期比5.4%増)、営業利益69億4500万円(同9.4%増)、純利益48億6700万円(同10.2%増)となった。  5店舗の新規出店(閉店1店舗)を行ったほか、ネットスーパーの拡大、「BIO-RAL(ビオラル)」などのプライベートブランド商品の強化、鮮度・おいしさを追求した商品施策などを実施した結果、売上高が伸長した。新規出店に伴う賃借料など各種物件費増や人への投資・処遇改善などに伴う人件費増もあったが、カイゼン活動による生産性の向上などで吸収した。  なお、25年2月期通期業績予想は、売上高8534億円(前期比5.4%増)、営業利益247億円(同2.4%増)、純利益170億円(同0.4%減)の従来見通しを据え置いている。 出所:MINKABU PRESS 2024/07/08 16:06 注目トピックス 市況・概況 日経VI:上昇、短期的な高値警戒感を意識 *16:05JST 日経VI:上昇、短期的な高値警戒感を意識 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は8日、前日比+0.68(上昇率4.06%)の17.44と上昇した。なお、高値は17.49、安値は17.06。日経225先物は先週末に小幅に6日ぶり反落したが、引き続き短期的な高値警戒感が意識された一方、警戒された6月の米雇用統計の発表を先週末に通過し、米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場で安心感となった。こうした中、今日の日経225先物は上値は重いものの下値の堅い展開となり、市場では短期的な高値警戒感が継続。ボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がり、日経VIは終日、先週末の水準を上回って推移した。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。 <SK> 2024/07/08 16:05 みんかぶニュース 市況・概況 [PTS]デイタイムセッション終了 15時以降の上昇57銘柄・下落41銘柄(通常取引終値比)  7月8日のPTSデイタイムセッション(08:20~16:00)が終了。15時以降に売買が成立したのは113銘柄。通常取引の終値比で上昇は57銘柄、下落は41銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は19銘柄。うち値上がりが12銘柄、値下がりは5銘柄だった。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は75円高と買われている。  PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の8日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。 △PTS値上がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <9238> バリューC     1375  +279( +25.5%) 2位 <4599> ステムリム     468   +47( +11.2%) 3位 <2370> メディネット     47   +3( +6.8%) 4位 <4825> WNIウェザ    4995  +255( +5.4%) 5位 <4935> リベルタ      553   +23( +4.3%) 6位 <3280> エストラスト    803   +28( +3.6%) 7位 <2134> 北浜CP      21.6  +0.6( +2.9%) 8位 <1844> 大盛工業      303   +6( +2.0%) 9位 <3667> enish    304.9  +5.9( +2.0%) 10位 <9067> 丸運       400.1  +7.1( +1.8%) ▼PTS値下がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <9558> ジャパニアス   2127.1 -192.9( -8.3%) 2位 <8278> フジ        1852  -137( -6.9%) 3位 <3236> プロパスト     194   -13( -6.3%) 4位 <8918> ランド       8.5  -0.5( -5.6%) 5位 <2437> シンワワイズ    375   -16( -4.1%) 6位 <3141> ウエルシア     1865  -79.5( -4.1%) 7位 <8107> キムラタン     17.4  -0.6( -3.3%) 8位 <4169> エネチェンジ   234.1  -3.9( -1.6%) 9位 <6803> ティアック     124   -2( -1.6%) 10位 <9509> 北海電       1071  -14.0( -1.3%) △PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <8306> 三菱UFJ     1798  +6.5( +0.4%) 2位 <3863> 日本紙      924.9  +2.9( +0.3%) 3位 <5411> JFE       2331  +4.5( +0.2%) 4位 <9107> 川崎汽      2584.4  +4.4( +0.2%) 5位 <4755> 楽天グループ    889  +1.2( +0.1%) 6位 <4385> メルカリ      2457  +3.0( +0.1%) 7位 <7203> トヨタ       3289  +4.0( +0.1%) 8位 <9501> 東電HD     828.5  +1.0( +0.1%) 9位 <8058> 三菱商       3371  +3.0( +0.1%) 10位 <9432> NTT      154.4  +0.1( +0.1%) ▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <8316> 三井住友FG   11010   -80( -0.7%) 2位 <2503> キリンHD     2089  -6.5( -0.3%) 3位 <7201> 日産自      559.2  -1.3( -0.2%) 4位 <9101> 郵船        4782   -10( -0.2%) 5位 <7011> 三菱重       2043  -2.0( -0.1%) ※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得 株探ニュース 2024/07/08 16:03 みんかぶニュース 個別・材料 トレファクの5月既存店売上高は34カ月連続前年上回る  トレジャー・ファクトリー<3093.T>がこの日の取引終了後、6月度の月次単体売上高を発表しており、既存店売上高は前年同月比12.8%増と34カ月連続で前年実績を上回った。  梅雨入りが遅れ天候に恵まれた日が多かったことで、夏物衣料や生活家電、スポーツアウトドア用品などが好調だった。また、前年と比べて休日が2日多かったことも寄与した。なお、全店売上高は同22.3%増だった。 出所:MINKABU PRESS 2024/07/08 15:57 みんかぶニュース 個別・材料 バリューC、通常優待・上場1周年記念優待を拡充  バリュークリエーション<9238.T>はこの日の取引終了後、株主優待制度の拡充を発表した。  毎年2月末を基準日とする通常の株主優待について、現行では保有株数や期間に応じてQUOカード500~2000円分を贈呈したが、変更後は1500~6000円分とする。また、今年8月末を基準日とする上場1周年記念株主優待(100株以上保有が対象、保有期間の条件なし)についてはQUOカード1000円分から3000円分へ増額する。 出所:MINKABU PRESS 2024/07/08 15:53 注目トピックス 日本株 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は続落、東エレクとファナックの2銘柄で約51円押し下げ *15:52JST 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は続落、東エレクとファナックの2銘柄で約51円押し下げ 8日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり53銘柄、値下がり171銘柄、変わらず1銘柄となった。5日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は67.87ドル高(+0.17%)の39375.87ドル、ナスダックは164.46ポイント高(+0.90%)の18352.76、S&P500は30.17ポイント高(+0.54%)の5567.19で取引を終了した。6月雇用統計が弱い経済を示し、寄り付き後、まちまち。ハイテクは、9月の利下げ期待が強まり、金利の低下を好感し買われ、続伸した。ダウは景気減速懸念が重しとなり軟調推移したのちハイテクの上昇が支援し終盤にかけ上昇に転じ、ナスダックは連日で過去最高値を更新し終了。米国株は上昇したものの、目先の上昇に対する調整などが意識されて、東京市場はやや売り優勢で取引を開始した。売り一巡後、切り返した日経平均は一時、取引時間中の史上最高値を更新する場面も見られたが、買いは続かず失速。みずほFG<8411>や地銀など金融株が弱かったことから相対的にTOPIXが弱く、プライム市場の売買代金は3兆円台に留まった。大引けの日経平均は前営業日比131.67円安(-0.32%)の40780.70円となった。東証プライム市場の売買高は16億6158万株。売買代金は3兆9025億円。業種別では、海運業、電気・ガス業、鉄鋼、保険業、銀行業などが下落した一方、倉庫・運輸関連業、精密機器、医薬品、食料品、繊維製品などが上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は29%、対して値下がり銘柄は66%となっている。値下がり寄与トップは東エレク<8035>、同2位はファナック<6954>となり、2銘柄で日経平均を約51円押し下げた。また、日経平均構成銘柄の下落率トップは川崎汽船<9107>で4.46%安、同2位は安川電機<6506>で4.39%安だった。一方、値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はダイキン<6367>となり、2銘柄で日経平均を約23円押し上げた。また、日経平均構成銘柄の上昇率トップは太陽誘電<6976>で2.94%高、同2位はSMC<6273>で2.14%高だった。*15:00現在日経平均株価  40780.70(-131.67)値上がり銘柄数 53(寄与度+92.53)値下がり銘柄数 171(寄与度-224.20)変わらず銘柄数 1○値上がり上位銘柄コード 銘柄       直近価格 前日比 寄与度<9983> ファーストリテ    42250   150  14.71<6367> ダイキン工業     23225   280  9.15<9984> ソフトバンクG    11270   45  8.83<4568> 第一三共       5830   80  7.85<9433> KDDI       4426   31  6.08<6273> SMC        82030  1720  5.62<6976> 太陽誘電       4656   133  4.35<3659> ネクソン       3127   62  4.05<7751> キヤノン       4434   61  2.99<2802> 味の素        5890   90  2.94<7741> HOYA       19565   160  2.62<7733> オリンパス      2628   19  2.48<4507> 塩野義製薬      6297   69  2.26<4021> 日産化学       4912   58  1.90<4385> メルカリ       2454   47  1.52<7832> バンナムHD      3076   11  1.08<6861> キーエンス      73020   320  1.05<7272> ヤマハ発動機     1596   10  0.98<2413> エムスリー      1514   11  0.82<5713> 住友金属鉱山     5271   50  0.82○値下がり上位銘柄コード 銘柄       直近価格 前日比 寄与度<8035> 東エレク       36040  -330 -32.36<6954> ファナック      4397  -118 -19.29<6506> 安川電機       5710  -262  -8.57<6098> リクルートHD     9010   -83  -8.14<7267> ホンダ        1700   -33  -6.47<9766> コナミG       11560  -180  -5.88<7203> トヨタ自動車     3285   -34  -5.56<4704> トレンドマイクロ   6723  -149  -4.87<6902> デンソー       2528  -33.5  -4.38<6920> レーザーテック    33970  -320  -4.18<4661> オリエンタルランド  4483  -122  -3.99<8766> 東京海上HD      6164   -79  -3.87<8015> 豊田通商       3239   -39  -3.82<9107> 川崎汽船       2580 -120.5  -3.55<8031> 三井物産       3794   -54  -3.53<7974> 任天堂        8791  -106  -3.47<8725> MS&AD      3734  -107  -3.15<6645> オムロン       5707   -92  -3.01<4452> 花王         6532   -89  -2.91<6988> 日東電工       12950   -85  -2.78 <CS> 2024/07/08 15:52 みんかぶニュース 市況・概況 東京株式(大引け)=131円安、利益確定売りで後場値を消す  8日の東京株式市場は、日経平均株価が前引けは高かったものの後場に軟化し続落となった。目先過熱感からの利益確定売りに押される格好となった。  大引けの日経平均株価は前営業日比131円67銭安の4万780円70銭と続落。プライム市場の売買高概算は16億6158万株、売買代金概算は3兆9025億円。値上がり銘柄数は493、対して値下がり銘柄数は1098、変わらずは54銘柄だった。  きょうの東京市場は、前週に日経平均が大きく水準を切り上げた反動で利食い圧力が上値を押さえる展開となった。前週末の米国株市場では、米長期金利の低下を背景にハイテク株中心に物色され、ナスダック総合株価指数とS&P500指数は史上最高値を更新した。6月の米雇用統計はおおむね事前予想と一致、FRBによる早期利下げに望みをつないだ。これを受けて東京市場でもリスク選好の地合いが期待されたが、日経平均は前週1週間で1300円あまりも水準を切り上げていたことで持ち高調整の売りが出た。また、今週はきょうと週央10日にETF分配金捻出に伴う売りが1兆数千億円規模で出るとの観測があり、積極的に上値を買う動きは見られなかった。それでも前場は売り物をこなし頑強ぶりを発揮したが、後場に入ると一貫して下値を探る展開に。先物主導の売りで結局安値引けとなった。  個別では、レーザーテック<6920.T>、東京エレクトロン<8035.T>などが冴えず、日立製作所<6501.T>も軟調。川崎汽船<9107.T>、日本郵船<9101.T>なども安い。アイシン<7259.T>が下落、任天堂<7974.T>も下値を試す展開に。ユーグレナ<2931.T>、日本ペイントホールディングス<4612.T>などが大幅安となり、ハイデイ日高<7611.T>は値下がり率トップに売られた。ミガロホールディングス<5535.T>や日本金銭機械<6418.T>が大きく水準を切り下げ、低位ではユニチカ<3103.T>の下げが目立つ。  半面、売買代金断トツとなった三菱重工業<7011.T>が利益確定の動きを吸収し小幅プラス圏で着地、ソフトバンクグループ<9984.T>も売り物をこなし切り上昇して引けた。ファーストリテイリング<9983.T>がしっかり、三菱電機<6503.T>も堅調。SMC<6273.T>、ローツェ<6323.T>が大きく上値を伸ばし、三井松島ホールディングス<1518.T>はストップ高人気。ジンズホールディングス<3046.T>、栗本鐵工所<5602.T>、四国化成ホールディングス<4099.T>なども値を飛ばした。 出所:MINKABU PRESS 2024/07/08 15:51 注目トピックス 市況・概況 東証グロース市場250指数先物概況:様子見ムードも買い優勢 *15:50JST 東証グロース市場250指数先物概況:様子見ムードも買い優勢 7月8日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比2pt高の653pt。なお、高値は653pt、安値は646pt、日中取引高は3330枚。先週末5日の米国市場のダウ平均は反発。6月雇用統計が弱い経済を示したものの、ハイテクは、9月の利下げ期待が強まりによる金利低下を好感し買われ続伸した。ダウは景気減速懸念が重しとなり軟調推移したのち、ハイテクの上昇が支援し終盤にかけ上昇に転じ、ナスダックは連日で過去最高値を更新した。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比1 pt高の652ptからスタートした。指数連動型ETFの決算に絡む捻出売りに対する警戒感や、明日のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言を前に様子見ムードが高まったものの、75日移動平均線を上抜けた安心感から、押し目買いも入り堅調な値動き。米株式先物市場でNYダウ先物やナスダック100先物が弱含んだが、特に売り材料視はされず、直近IPOの人気継続や米長期金利の先高観後退を追い風に、本日高値の653ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、トライアル<141A>やインテグラル<5842>などが上昇した。 <TY> 2024/07/08 15:50 みんかぶニュース 個別・材料 クミカの24年5月期最終利益は計画上振れで着地  クミカ<8887.T>がこの日の取引終了後、集計中の24年5月期単独業績について、純利益が従来予想の1億4200万円から2億1200万円(前の期比72.3%減)へ上振れて着地したようだと発表した。  第4四半期に販売した開発用不動産において、想定を超える原材料及び人件費の高騰や諸経費の増加があり、営業利益は3億9200万円から2億9500万円(同72.8%減)へ下振れて着地したものの、課税所得の計算において繰延税金資産を計上することから純利益は上振れるという。 出所:MINKABU PRESS 2024/07/08 15:44 みんかぶニュース 為替・FX 午後:債券サマリー 先物は反落、長期金利1.085%に上昇  8日の債券市場で、先物中心限月9月限は反落。厚生労働省が朝方発表した5月の毎月勤労統計調査を受け、日銀による政策正常化が改めて意識された。  債券先物は前週末比9銭高の143円00銭で寄り付いた。5日に発表された6月の米雇用統計で労働需給の緩和が示されたことを受け、米連邦準備理事会(FRB)が9月にも利下げを開始するとの観測が強まるなか、同日の米長期債相場が3日続伸(金利は低下)したことが国内債の追い風となった。ただ、5月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上)で、基本給にあたる所定内給与が前年同月比2.5%増と31年4カ月ぶりの高い伸びとなったことが債券相場に影響。市場で「賃金の上昇は追加利上げの時期を探る日銀にとって政策面で追い風になる」との見方が広がるとともに売りが優勢となり、午前10時20分過ぎには一時142円65銭まで下押した。その後は下げ渋る動きとなったものの、今週9~10日には日銀が国債買い入れの減額計画を巡って債券市場参加者会合を開くとあって積極的には動きにくく戻りは限定的だった。  先物9月限の終値は、前週末比18銭安の142円73銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時時点で前週末比0.015%上昇の1.085%で推移している。 出所:MINKABU PRESS 2024/07/08 15:40 注目トピックス 市況・概況 東証業種別ランキング:海運業が下落率トップ *15:37JST 東証業種別ランキング:海運業が下落率トップ 海運業が下落率トップ。そのほか電力・ガス業、鉄鋼、保険業、銀行業なども下落。一方、倉庫・運輸関連業が上昇率トップ。そのほか精密機器、医薬品、食料品、繊維業なども上昇。業種名/現在値/前日比(%)1. 倉庫・運輸関連業 / 2,971.25 / 0.552. 精密機器 / 12,498.11 / 0.513. 医薬品 / 3,892.91 / 0.384. 食料品 / 2,287.15 / 0.325. 繊維業 / 684.68 / 0.066. 機械 / 3,582.3 / 0.067. 情報・通信業 / 5,916.22 / -0.038. 金属製品 / 1,517.68 / -0.109. 非鉄金属 / 1,498.07 / -0.1610. ガラス・土石製品 / 1,470.76 / -0.2011. パルプ・紙 / 506.65 / -0.3212. 鉱業 / 715.57 / -0.3513. 化学工業 / 2,707.1 / -0.4114. 水産・農林業 / 565.23 / -0.4715. 不動産業 / 2,034.89 / -0.5316. 電気機器 / 5,143.05 / -0.5317. ゴム製品 / 4,552.41 / -0.5518. 小売業 / 1,767.32 / -0.5619. 証券業 / 654.77 / -0.5720. 陸運業 / 1,919.66 / -0.6121. 空運業 / 226. / -0.6122. 建設業 / 1,716.29 / -0.6623. 石油・石炭製品 / 1,972.78 / -0.6824. その他製品 / 5,500.25 / -0.7025. その他金融業 / 1,116.49 / -0.7826. サービス業 / 3,199.4 / -0.8027. 卸売業 / 4,216.31 / -0.8628. 輸送用機器 / 5,054.86 / -1.1129. 銀行業 / 357.98 / -1.1630. 保険業 / 2,818.54 / -1.3431. 鉄鋼 / 794.39 / -1.4332. 電力・ガス業 / 565.9 / -1.6733. 海運業 / 1,835.03 / -2.89 <CS> 2024/07/08 15:37 みんかぶニュース 為替・FX 外為サマリー:160円70銭前後で推移、米利下げ観測でドル軟調  8日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=160円69銭前後と前週末午後5時時点に比べ7銭程度のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=173円92銭前後と同10銭強のユーロ安・円高で推移している。  ドル円は、午前9時時点では160円60銭前後で推移していたが、午前11時40分過ぎには160円20銭台まで下落。ただ、午後にかけては再び160円70銭前後へ値を戻した。先週末5日に発表された米6月雇用統計では非農業部門雇用者数は予想を上回ったが、4月と5月分は下方修正された。失業率は予想を上回った。これを受け、米利下げ観測が高まり金利が低下基調となるなか、ドルは軟調に推移した。ただ、160円ラインが近づく場面では値頃感からのドル買い・円売りが強まった。  ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0822ドル前後と同0.0006ドル程度のユーロ安・ドル高で推移している。7日実施されたフランスの国民議会(下院)総選挙の決選投票は、左派連合の新人民戦線(NFP)が最大勢力になる見通しと伝わり、政局に対する不透明感も台頭するなかユーロは軟調だった。 出所:MINKABU PRESS 2024/07/08 15:36 みんかぶニュース 投資家動向 <個人投資家の予想> 07月08日 15時 ■ 買い予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (6048) デザインワン   東証スタンダード   [ 割安 ] (3719) ジェクシード   東証スタンダード   [ 割安 ] (7011) 三菱重工業    東証プライム     [ 割高 ] (202A) 豆蔵デジHD   東証グロース     [ 分析中 ] (5574) ABEJA    東証グロース     [ 分析中 ] ■ 売り予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (9984) ソフトバンクグループ 東証プライム     [ 割高 ] (5595) QPS研究所   東証グロース     [ 分析中 ] (6902) デンソー     東証プライム     [ 割安 ] (198A) PostPrime 東証グロース     [ 分析中 ] (9166) GENDA    東証グロース     [ 分析中 ] 出所:MINKABU PRESS 2024/07/08 15:32 みんかぶニュース 為替・FX 明日の主なマーケットイベント ○経済統計・イベントなど 04:00 米・消費者信用残高 08:01 英・BRC(小売連合)小売売上高調査 08:50 日・マネーストック 09:30 豪・ウエストパック消費者信頼感指数 10:20 日・6カ月物国庫短期証券の入札 10:30 日・5年物国債の入札 10:30 豪・NAB(ナショナルオーストラリア銀行)企業景況感指数 13:30 日・特定サービス産業動態統計 22:15 米・バーFRB(連邦準備理事会)副議長が講演 23:00 米・パウエルFRB(連邦準備理事会)議長が発言 ※日・閣議 ○決算発表・新規上場など 決算発表:ディップ<2379>,タビオ<2668>,ハニーズHD<2792>,イートアンド<2882>,わらべや<2918>,USMH<3222>,Fブラザーズ<3454>,WACUL<4173>,京進<4735>,C&R<4763>,ERIHD<6083>,エヌピーシー<6255>,中北製<6496>,カーブスHD<7085>,ライトオン<7445>,ヒマラヤ<7514>,宝&CO<7921>,日本プロセス<9651>,イオンディラ<9787>,ジュンテン<9835> 出所:MINKABU PRESS 2024/07/08 15:30 みんかぶニュース 市況・概況 明日の主なマーケットイベント ○経済統計・イベントなど 04:00 米・消費者信用残高 08:01 英・BRC(小売連合)小売売上高調査 08:50 日・マネーストック 09:30 豪・ウエストパック消費者信頼感指数 10:20 日・6カ月物国庫短期証券の入札 10:30 日・5年物国債の入札 10:30 豪・NAB(ナショナルオーストラリア銀行)企業景況感指数 13:30 日・特定サービス産業動態統計 22:15 米・バーFRB(連邦準備理事会)副議長が講演 23:00 米・パウエルFRB(連邦準備理事会)議長が発言 ※日・閣議 ○決算発表・新規上場など 決算発表:ディップ<2379>,タビオ<2668>,ハニーズHD<2792>,イートアンド<2882>,わらべや<2918>,USMH<3222>,Fブラザーズ<3454>,WACUL<4173>,京進<4735>,C&R<4763>,ERIHD<6083>,エヌピーシー<6255>,中北製<6496>,カーブスHD<7085>,ライトオン<7445>,ヒマラヤ<7514>,宝&CO<7921>,日本プロセス<9651>,イオンディラ<9787>,ジュンテン<9835> 出所:MINKABU PRESS 2024/07/08 15:30 相場概況 日経平均は続落、ザラ場ベースの史上最高値更新も買いは続かず *15:30JST 日経平均は続落、ザラ場ベースの史上最高値更新も買いは続かず 5日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は67.87ドル高(+0.17%)の39375.87ドル、ナスダックは164.46ポイント高(+0.90%)の18352.76、S&P500は30.17ポイント高(+0.54%)の5567.19で取引を終了した。6月雇用統計が弱い経済を示し、寄り付き後、まちまち。ハイテクは、9月の利下げ期待が強まり、金利の低下を好感し買われ、続伸した。ダウは景気減速懸念が重しとなり軟調推移したのちハイテクの上昇が支援し終盤にかけ上昇に転じ、ナスダックは連日で過去最高値を更新し終了。米国株は上昇したものの、目先の上昇に対する調整などが意識されて、東京市場はやや売り優勢で取引を開始した。売り一巡後、切り返した日経平均は一時、取引時間中の史上最高値を更新する場面も見られたが、買いは続かず失速。みずほFG<8411>や地銀など金融株が弱かったことから相対的にTOPIXが弱く、プライム市場の売買代金は3兆円台に留まった。大引けの日経平均は前営業日比131.67円安(-0.32%)の40780.70円となった。東証プライム市場の売買高は16億6158万株。売買代金は3兆9025億円。業種別では、海運業、電気・ガス業、鉄鋼、保険業、銀行業などが下落した一方、倉庫・運輸関連業、精密機器、医薬品、食料品、繊維製品などが上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は29%、対して値下がり銘柄は66%となっている。日経平均採用銘柄では、安川電機<6506>は、先週末に発表した24年3-5月期営業利益が前年同期比32%減と市場予想も下回ったことから売り優勢となったほか、川崎汽船<9107>、日本郵船<9101>、商船三井<9104>など海運株もさえない。このほか、三越伊勢丹HD<3099>が10日ぶり反落となった。一方、ソフトバンクグループ<9984>が9連騰したほか、防衛関連銘柄の一角として物色が続いている三菱重工<7011>が切り返して11連騰。このほか、SMC<6273>、第一三共<4568>、キーエンス<6861>、太陽誘電<6976>、HOYA<7741>、オリンパス<7733>が買われた。 <FA> 2024/07/08 15:30 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は160円台半ば近辺でもみ合う状態が続く *15:26JST 東京為替:ドル・円は160円台半ば近辺でもみ合う状態が続く 8日午後の東京市場でドル・円は160円60銭台で推移。午前中に160円26銭まで下落した後、160円58銭まで戻したが、160円台後半から161円近辺の価格帯で戻り売りの興味が残されており、午後の取引でドルは上げ渋っている。ここまでの取引レンジは160円26銭-160円83銭、ユーロ・ドルは強含み。1.0803ドルから1.0836ドルで推移。ユーロ・円は伸び悩み。174円13銭から173円52銭まで値下がり。 <MK> 2024/07/08 15:26 本日の注目個別銘柄 三井松島HD、丸八倉、日鋳鉄管など <6506> 安川電 5710 -262大幅反落。先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は111億円で前年同期比32.4%減となり、市場予想を40億円程度下振れたとみられる。中国のACサーボ売上などが想定より下振れる形となっているもよう。通期計画700億円、前期比5.7%増に対する進捗率は16%にとどまり、下振れ懸念などが先行する状況のようだ。一方、受注は前四半期比23%増と明確な回復となっており、株価の下支えにはつながっている。<7004> 日立造 1054 -40大幅続落。舶用エンジン事業を行っている子会社の日立造船マリンエンジン、およびアイメックスにおいて、舶用エンジンの陸上運転記録に不適切な書き換えが行われていたことが判明したと発表している。燃料消費量が実際と違う値が表示される装置の使用が確認され、「NOx 放出量」算出にも影響を及ぼしている可能性があると確認されたようだ。信頼性低下による業績への影響が警戒される形のようだ。<2659> サンエー 4865 -175大幅続落。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は41.3億円で前年同期比16.6%増となり、上半期計画の同1.3%増に対して順調な進捗となっている。ただ先週にかけて株価上昇が続くなど好決算期待は反映されていたとみられ、短期的な出尽くし感が先行する状況となっているようだ。24年2月期は全ての四半期で前年同期比2割超の増益が続いていたため、成長率が鈍化する形にはなっている。<3046> JINSHD 4180 +335大幅続伸。先週末に6月の月次動向を発表している。国内アイウエアショップの既存店売上高は前年同月比27.1%増となり、前月の同13.7%増から一段と伸長率が加速している。増収率の水準は、コロナ禍からの反動が目立った21年5月以来となる。気温上昇によって、サマーシーズンに向けた季節性商品で、紫外線や光によって変化する可視光調光レンズなどオプションレンズの需要が大きく拡大したもよう。<1518> 三井松島HD 5620 +705ストップ高。先週末に25年3月期の業績上方修正を発表している。営業利益は従来予想の49億円から60億円、前期比76.2%減に引き上げ、純利益も28億円から60億円に引き上げている。エム・アール・エフの子会社化、並びに、豪州リデル炭鉱の権益譲渡などが業績上振れの要因としている。純利益の大幅引き上げに伴う還元拡大への期待に加えて、リデル炭鉱の債務確定に伴う安心感なども先行。<4992> 北興化 1394 -96伸び悩んで大幅続落。先週末に上半期決算発表、営業利益は34億円で前年同期比8.0%減となり、第1四半期の同22.6%減から減益率は縮小した。通期予想は41.2億円で前期比6.7%減を据え置き。また、フォトレジスト専用の新工場建設を発表、26年12月の竣工を目指す。投資額は約45億円で、自己資金で賄う予定。特にネガティブな内容とみられないが、上方修正や増配期待も高かった中、一旦出尽くし感に。<3321> ミタチ 1159 +36大幅反発。先週末に24年5月期決算を発表、営業利益は15.9億円で前期比36.1%減となり、従来予想線上で着地。一方、25年5月期は18億円で同13.1%増を見込む。年間配当金も前期比5円増の50円を計画。販売商流の移管によって売上高は大幅増、産業機器分野や民生分野、自動車分野での底堅い受注なども見込む。また、新中計を発表、26年度営業利益は30億円の見通しとしている。<9313> 丸八倉 918 +89急伸。先週末に上半期の決算を発表、営業利益は3.1億円で前年同期比11.7%増となり、従来予想の2.9億円を上回る着地に。通期営業利益予想は据え置いているものの、純利益は従来の4億円から9億円にまで大幅上方修正。商業ビルのリズ原宿を9月中旬に譲渡すると発表しており、譲渡益696百万円を特別利益に計上する見込みのようだ。経営資源の有効活用と資産効率の向上を図ることが目的としている。<5612> 日鋳鉄管 1951 +400ストップ高比例配分。岸田総理大臣が、全国の重要施設などの水道管の耐震化について、近く緊急点検を指示することが分かったと報じられている。点検結果を踏まえて、政府では秋にも想定される経済対策で改善に向けた予算措置を検討するほか、全ての自治体に水道耐震化計画の今年度中策定を促すことなどを目指すようだ。上下水道向けダクタイル鉄管主力で耐震管に注力している同社にはメリット期待が高まっているもよう。<4760> アルファ 2066 +400ストップ高比例配分。先週末に業績・配当予想の上方修正を発表している。24年8月期営業利益は従来予想の0.5億円から0.7億円に、純利益は0.6億円から1億円に引き上げている。ノベルティグッズの販売増やキャンペーン案件の受注増が要因となっているもよう。業績上振れに伴い、年間配当金は従来計画の5円から50円にまで大幅引き上げ。ポジティブなインパクトにつながっているようだ。 <ST> 2024/07/08 15:26 注目トピックス 日本株 中西製作所 Research Memo(12):配当性向30%を目処に持続的な配当を継続 *15:12JST 中西製作所 Research Memo(12):配当性向30%を目処に持続的な配当を継続 ■株主還元策1. 配当政策中西製作所<5941>は、株主への利益還元を重要な経営課題の1つと位置付ける一方、長期的に継続して業容を拡大し、企業体質の強化によって、安定的な経営基盤をつくりあげることも重視している。このため、財務状況、期間業績及び将来の事業展開などを加味しながら、配当性向30%を目処とした持続的な配当の継続に加え、その他の株主還元策の導入も検討している。内部留保金については、経営環境の変化に機能的に対応するための資金とするとともに、経営体質の一層の充実、今後の新技術の開発、設備投資などに活用する方針である。同社は株主総会の決議により年1回の剰余金の期末配当を行うことを基本方針としており、また、取締役会の決議により中間配当を行うことができる旨を定款に定めている。以上から、2024年3月期の1株当たり配当金を73円とした。2025年3月期については配当性向を重視、1株当たり配当金66円を予定している。オリジナルデザインの「マックカード」を贈呈2. 株主優待制度株主の日頃の支援に応えるとともに、より多くの株主に株式を中長期的に保有してもらうことを目的に、同社は株主優待制度を採用している。毎年3月31日を「基準日」として、「基準日」現在の同社株主名簿に同一株主番号で記載のある株主を対象に、保有株式数と保有期間に応じて、優待クラスに準じた同社オリジナルデザインの「マックカード」を贈呈している。優待クラスは、ブロンズ1,000円分(500円券×2枚)、シルバー2,000円分(500円券×4枚)、ゴールド3,000円分(500円券×6枚)、プラチナ5,000円分(500円券×10枚)に分けられ、贈呈時期は、毎年1回、同社定時株主総会終了後の6月下旬に発送することになっている。(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光) <HN> 2024/07/08 15:12 みんかぶニュース 市況・概況 明日の決算発表予定 エヌピーシー、ディップなど20社 (7月8日) 7月9日の決算発表銘柄(予定) ★は注目決算  ■発表時間未確認  ※カッコ()内は直近決算発表の公表時刻   ◆本決算:    <2792> ハニーズHD [東P] (前回15:00)    <4735> 京進 [東S]     (前回16:00)    <6083> ERIHD [東S]  (前回15:00)    <6496> 中北製 [東S]    (前回15:30)    <7921> 宝&CO [東P]   (前回15:00)    <9651> 日本プロセス [東S] (前回15:00)   ◆第1四半期決算:    <2379> ディップ [東P]   (前回15:00)    <2668> タビオ [東S]    (前回15:00)    <2882> イートアンド [東P] (前回15:00)    <2918> わらべ日洋 [東P]  (前回15:00)    <3222> USMH [東S]   (前回15:00)    <4173> WACUL [東G]  (前回15:30)    <4763> C&R [東P]    (前回15:00)    <9787> イオンディラ [東P] (前回15:00)    <9835> ジュンテン [東S]  (前回15:00)   ◆第2四半期決算:    <3454> Fブラザーズ [東S] (前回17:00)   ◆第3四半期決算:   ★<6255> エヌピーシー [東G] (前回15:05)    <7085> カーブスHD [東P] (前回15:30)    <7445> ライトオン [東S]  (前回15:00)    <7514> ヒマラヤ [東S]   (前回15:30)   合計20社 ※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表予定】銘柄一覧をご覧いただけます。 株探ニュース 2024/07/08 15:11 注目トピックス 日本株 中西製作所 Research Memo(11):業績好調を背景に財務は安定、キャッシュ・フローは潤沢 *15:11JST 中西製作所 Research Memo(11):業績好調を背景に財務は安定、キャッシュ・フローは潤沢 ■業績動向2. 財務の状況中西製作所<5941>の2024年3月期末の財政状態は、総資産が29,097百万円(前期末比2,963百万円増)となった。これは主に受取手形が616百万円、商品及び製品が358百万円減少したものの、現金及び預金が3,612百万円、仕掛品が314百万円増加したことなどによる。負債は9,988百万円(同1,481百万円増)となった。これは主に買掛金が302百万円減少したものの、電子記録債務が845百万円、未払消費税等が348百万円、未払法人税等が234百万円増加したことなどによる。純資産は19,108百万円(同14億81百万円増)となった。これは主に剰余金の配当が201百万円あったものの、当期純利益を1,519百万円計上し、評価・換算差額等が205百万円増加したことなどによる。この結果、財務はより安定した状況になったということができる。キャッシュ・フローの状況は、営業活動によるキャッシュインは4,333百万円となった。これは主に売上債権が690百万円減少したものの、税引前当期純利益が2,135百万円、仕入債務の増加額が647百万円あったことなどによる。投資活動によるキャッシュアウトは454百万円となった。これは主に投資有価証券の売却による収入が143百万円あったものの、有形固定資産の取得による支出が282百万円、投資有価証券の取得による支出が188百万円、無形固定資産の取得による支出が95百万円あったことなどによる。財務活動によるキャッシュアウトは266百万円となった。これは主に配当金の支払額が202百万円、自己株式の取得による支出が51百万円あったことなどによる。この結果、キャッシュ・フローは潤沢な状況となり、2024年3月期末の現金及び現金同等物の残高は5,810百万円(前期末比36億12百万円増)となった。微増収減益予想だが、期初につき保守的3. 2025年3月期の業績見通し2025年3月期業績について同社は、売上高37,000百万円(前期比1.1%増)、営業利益1,810百万円(同8.0%減)、経常利益1,930百万円(同7.5%減)、当期純利益1,377百万円(同9.4%減)を見込んでいる。微増収減益という予想だが、売上高と売上総利益率をやや保守的な前提にしているようで、着地は上振れを期待したい。なお、2024年3月期に達成した中期経営計画の目標は、2025年3月期も引き続き上回る見込みとなっている。日本経済については、景況感の改善とともに歴史的な物価高がいつ収まるのか不透明で、今後も極めて不確実性の高い環境が続くものと予測される。同社は、近年のフードテックへの世界的な意識の高まりを捉えて、より人手に頼らず業務を効率化する研究開発に力を入れ、衛生的で省人化された厨房システムの開発・提案を積極的に行う計画である。また、中長期的に比較的大きな設備投資として、群馬工場の増築や老朽化した奈良工場の移転などを検討している。(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光) <HN> 2024/07/08 15:11 注目トピックス 日本株 中西製作所 Research Memo(10):2ケタ増収増益で大幅な超過達成と業績好調 *15:10JST 中西製作所 Research Memo(10):2ケタ増収増益で大幅な超過達成と業績好調 ■業績動向1. 2024年3月期の業績動向中西製作所<5941>の2024年3月期の業績は、売上高36,602百万円(前期比19.3%増)、営業利益1,966百万円(同83.4%増)、経常利益2,086百万円(同74.9%増)、当期純利益1,519百万円(同89.1%増)と好調に推移した。期初の業績予想と比べても、売上高も利益もともに大幅な超過達成となった。また、中期経営計画で目標としていた2025年3月期の売上高32,500百万円、経常利益1,650百万円も大きく上回った。日本経済は、景況感の改善に伴って持ち直しの動きが見られるものの、資源価格の高騰や円安による物価の上昇、各国の政策金利の引き上げによる世界的な景気後退懸念などにより、不透明な状況で推移した。同社は総合厨房機器メーカーとして、省人化された効率的な大量調理・洗浄システムはもとより、食中毒や異物混入問題といった以前から注目されている食の安全・安心にも目を向け、様々な顧客ニーズに対応した厨房機器や厨房システムの提案を心がけ、営業、生産、管理の各部門が一体となって業績の向上に取り組んだ。、売上拡大に向けて継続的に人員体制を強化しており、2024年3月期の人員数は652名である。売上拡大に向けて着実に体制強化してきたことで、2024年3月期は、学校給食や、外食産業からの受注が好調に推移し、過去最高の売上高を達成した。自社製品比率の高い学校給食が堅調だったこと、工場において様々な工夫によって稼働率を引き上げたことなどから、売上総利益率は前期と同じ水準を維持できた。また、ベースアップなどにより人件費は増加したものの、販管費全体の伸びを抑えたため販管費率が改善し、大幅な営業利益の伸びにつながった。セグメント別では、収益の大半を占める業務用厨房機器製造販売事業が、売上高36,501百万円(前期比19.4%増)、セグメント利益1,914百万円(同86.2%増)と全体の業績をけん引、不動産賃貸事業は、売上高100百万円(同0.9%増)、セグメント利益52百万円(同17.8%増)と引き続き安定していた。(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光) <HN> 2024/07/08 15:10 注目トピックス 日本株 新興市場銘柄ダイジェスト:ウェルスナビは反発、ファンペップが急落 *15:09JST 新興市場銘柄ダイジェスト:ウェルスナビは反発、ファンペップが急落 <7342> ウェルスナビ 1579 +73反発。5日の取引終了後、預かり資産・運用者数国内No.1ロボアドバイザー「WealthNavi(ウェルスナビ)」が、16年7月の正式リリースから約7年11カ月となる24年7月4日時点で、預かり資産1兆3000億円を突破したことを発表し、好感されている。「WealthNavi」は、ノーベル賞受賞者が提唱する理論に基づいた「長期・積立・分散」の資産運用を自動で実現するサービスで、機能性、透明性、シンプルな手数料が高く評価され、働く世代の支持が拡大している。<6193> バーチャレク 920 +15しっかり。5日の取引終了後、6万5000株を上限に8日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNet-3)で自社株を取得すると発表し、好感されている。自社株買いの目的は、機動的な資本政策を実施することで、株主への利益還元および資本効率の向上を実現するためとしている。買い付け価格は5日終値の905円で、8日予定通り買付けを実施し、61,400株を取得、取得終了したことを発表した。<6038> イード 771 +3もみ合い。5日の取引終了後、三菱UFJニコスと「EC(電子商取引)コンシェルジュサービス」におけるサービス提供パートナーとして業務提携したことを発表し、高く寄り付いたが、その後マイナスに転じている。「ECコンシェルジュサービス」において、ECベンダーの一社として加わることにより、今後同サービスを利用してEC事業を強化する加盟店に対して、イードの持つECサイト構築・運用支援サービス「marbleASP」を提供し、ECサイトの運営支援を行うことが可能となるという。<4881> ファンペップ 163 -18急落。5日の取引終了後、第三者割当による行使価額修正条項付第11回新株予約権を発行すると発表し、1株利益の希薄化を懸念した売りが優勢となっている。割当日は7月22日、発行新株予約件数は6.4万個(潜在株式数は640万株)、発行価額は総額352万円、当初行使価額は179円で下限行使価額は90円、調達資金予定額を11億3912万円とした。機能性ペプチド「SR-0379」の早期の承認取得を目指して25年に開始予定の第III相臨床試験の費用に充当する予定という。<3815> メディア 685 +25反発。5日の取引終了後、決算を発表した。24年8月期第3四半期累計の売上高は前年同期比0.8%減の15.19億円、経常損益は0.23億円の赤字(前期は0.3億円の黒字)に転落した。今後の飛躍のために2つのエンタメマッチングサービス事業サービス(「OneRoof」「CarryGo!」)と韓国食品EC事業からの撤退と、各事業におけるシステムの減損損失の計上を決定したとしているが、事前に通期業績予想の修正を発表しており、織り込み済みとして買いが先行している。<4394> エクスモーション 825 -5続落。5日の取引終了後、決算を発表した。24年11月期第2四半期累計の売上高は、連結子会社buboの業績等の寄与もあり前年同期比9.8%増の5.86億円となったが、営業利益が前年同期比71.2%減の0.25億円と予想を下回ったことが嫌気されている。リソース拡充による外注費やCoBrainの開発コストのほか、採用計画の前倒しによる採用コスト・人件費、のれん代等の販管費が増加したとしている。 <ST> 2024/07/08 15:09 注目トピックス 日本株 中西製作所 Research Memo(9):環境にやさしい製品の開発などのサステナビリティ経営を実行 *15:09JST 中西製作所 Research Memo(9):環境にやさしい製品の開発などのサステナビリティ経営を実行 ■経営戦略3. サステナビリティ経営中長期的に持続的成長を達成するためには、ESGやサステナビリティへの取り組みが重要である。中西製作所<5941>も、業績向上への意識ばかりではなくESGの考え方にも配慮し、社会課題の解決に貢献しつつ、社員とその家族はもとより、あらゆる人が自分らしい人生を健康で豊かに楽しむことのできる社会の実現を目指して行動していく考えである。(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光) <HN> 2024/07/08 15:09 注目トピックス 日本株 中西製作所 Research Memo(8):中期経営計画2年目に目標を大きく上回る業績を達成 *15:08JST 中西製作所 Research Memo(8):中期経営計画2年目に目標を大きく上回る業績を達成 ■経営戦略2. 中期経営計画中西製作所<5941>は2023年3月期を起点とする中期経営計画(2022~2024年度)を策定している。中期経営計画の基本方針として、既存マーケットにおけるシェアやプレゼンスを維持しつつ周辺分野へ販路を拡大するとともに、新規市場に向けた製品開発と人材育成によって競争力を強化する。主な施策としては、従来通り学校給食や病院給食の市場を基盤としつつ、成長分野である外食産業と食品加工市場などへと事業領域を拡大する計画である。また、環境課題や社会課題に配慮して、省人化、省エネルギー化、節水対応、リサイクル対応といったSDGsに貢献する製品を積極的に開発する方針である。多様な人材が活躍できる環境を整え、ESGへの取り組みやコーポレートガバナンス・コードへの対応、社員満足度の向上などを通じて、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指している。具体的な施策は、周辺領域へのにじみ出し戦略の遂行、SDGsに貢献する製品の開発、多様な人材が活躍できる環境の整備、ESGへの取組みと社員満足度の向上の4つで、詳細を以下に示す。(1) 周辺領域へのにじみ出し戦略※の遂行少子高齢化のなか学校給食を食べる児童・生徒の減少傾向は留まらず、また、入院期間の短縮化などにより病院給食市場も飽和状態にある。こうしたなかで同社は、従来通りの学校や病院をターゲットとしつつも、学校統合や単独校方式からセンター方式への切り替えや、病院内調理からセントラルキッチン化への切り替えなどに対応し、ビジネスチャンスを逃さずシェアを拡大していく方針である。また、にじみ出し戦略により、従来の業務用厨房機器市場の周辺領域にあたる食品機械市場へと販路を拡大するとともに、コンベアやロボットの技術などを取り入れて外食へのアプローチを強めていく考えである。さらに、過熱水蒸気SVロースターや炊飯ラインの輸出、バリューチェーンで上流にあたるレイアウト設計やライン設計、動線改善指導などエンジニアリング・コンサルティング分野への進出も図っている。その際、必要に応じてM&Aや出資なども検討する考えである。こうしたことをテコに同社はフードテック企業として飛躍する意向で、そのため、テストキッチン付きワークスペースをベンチャー企業に開放するなど、新たな調理技術の開発も目指している。※にじみ出し戦略:自社の製品から近い領域での買収により領域を広げていく村田製作所の戦略に基づく。(2) SDGsに貢献する製品の開発同社は、国連で採択されたサステナブル(持続可能)な社会を目指したSDGsの課題目標の達成に寄与するべく、5つのマテリアリティ(重要課題)への取り組みを行うことを宣言し、このなかの1つとして「環境にやさしい製品の開発を目指す」ことを掲げた。これまでも同業他社に先駆けて、省力化・省人化への取り組みを進めてきており、加熱機器では消費電力量を30%削減できる電気フライヤー、炊飯機器ではガス消費量を23%削減できるガス連続炊飯機、洗浄機器では水のリサイクル方式や節水ユニットの採用により使用水量を30%削減できる食器洗浄機を開発してきた。このような環境負荷低減のための省エネ性能向上だけでなく、家電リサイクルのためのパーツ洗浄機や、残滓(食べ残し)・腐敗による害獣・害虫及び臭いへの対策のための冷蔵機能付きゴミ箱など、時流にあった新製品を積極的に導入していく考えである。(3) 多様な人材が活躍できる環境の整備同社は、業界に先駆けてデジタル技術の活用と情報革新に取り組んでおり、いち早く社員にPCとスマートフォンの配布を完了し、基幹システムの革新と働き方改革を実現してきた。同社のDXビジョンでは、顧客への提供価値、競争力、従業員満足を通じた社会全体への貢献の3つをさらに強化することとしており、DX戦略の実行により厨房機器業界内でのデジタル化推進ナンバーワン企業としての立場をより強固にしていく方針である。また、労働環境や従業員意識の変化に対応しつつ、就業形態や採用、教育など聖域を設けず、人材を確保・維持するための様々な制度について幅広く検討し、積極的に取り入れていく考えである。(4) ESGへの取り組みと社員満足度の向上同社は、企業価値の源泉の1つには人材があり、その人材である社員からの様々なアイデアの発露が不可欠だと考えている。また、優れたアイデアを生み出すためには、安心して働き続けられる環境が重要であり、就業しながら子育てを継続し、仕事と子育てを両立する仕組みも必要と考えている。このため、2022年度より社員の子どもの給食費を会社が支給する制度を導入し、安心して子どもを生み育てる環境づくりを整備した。なお、2020年度から、地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)を活用して、全国の自治体が取り組む少子化対策や次世代育成事業への支援を行っており、社会問題の解決への貢献や地域との交流などを通じて社員が誇りを持って仕事を遂行できる取り組みも行っている。このように同社は、同社の社員が業績向上ばかりでなくサステナブルな社会にも貢献することで、社員の家族はもとより、あらゆる人が自分らしい人生を健康で豊かに楽しむことのできる社会の実現を目指している。同社は、中期経営計画で2025年3月期に売上高32,500百万円(起点の2023年3月期は30,668百万円)、経常利益1,650百万円(同1,193百万円)を達成するという目標を立てていたが、こうした施策を通じて、中期経営計画2年目の2024年3月期に目標を大きく上回ることができた。なお、同社は、長期的に売上高40,000百万円を目指している。(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光) <HN> 2024/07/08 15:08 注目トピックス 日本株 中西製作所 Research Memo(7):中長期的に製品開発力の強化と新市場の開拓を進める方針 *15:07JST 中西製作所 Research Memo(7):中長期的に製品開発力の強化と新市場の開拓を進める方針 ■経営戦略1. 経営理念中西製作所<5941>は、「切磋琢磨して、斬新なアイデアを提供できる企業人となり、万人の食生活をますます豊かにすることに貢献する」ことを経営理念としている。人々の社会生活の多様化に対応した「食文化のコーディネーター」として、食生活に対する新たな価値創造を目指している。(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光) <HN> 2024/07/08 15:07 注目トピックス 日本株 中西製作所 Research Memo(6):大規模施設における大量調理機器が得意 *15:06JST 中西製作所 Research Memo(6):大規模施設における大量調理機器が得意 ■事業概要4. 強みと競合中西製作所<5941>の強みは、厨房機器の販売にとどまらず、提案から設計、施工、開設支援、アフターサービスまでを一貫して提供できる体制にあり、なかでも学校給食センターなど大規模施設における大量調理機器を得意としている。こうした強みの背景にあるのが同社の技術力で、企画〜開発〜販売〜改善・品質管理という製品開発サイクルの継続により、パイオニアとして自社開発してきた技術を安全・安心に様々な形に進化させ、さらにノウハウを積み上げ伝承している。学校給食センター向け大型洗浄機に、「ファインバブル」や「二流体ノズル」といった新たな技術を取り入れることで洗浄力の向上とランニングコストの削減を同時に実現する洗浄機を産学連携で開発した。連続式過熱水蒸気オーブンを業界内で先駆けて開発・発売しており、コンビニベンダーをはじめ、その加熱調理のジューシーな仕上がりなどに高評価を得ている。また、殺菌効果もあることが最近分かり産学連携で、野菜調理などへの利用を研究開発している。小型タイプの「DEECO」も開発し、販路を拡大している。連続炊飯システムにおいては、学校給食センター他、コンビニベンダーからの引き合いも好調ななか、海外でおにぎりや寿司などの米飯が流行っていることから、輸出案件も見込まれる。厨房機器の市場には、同社と同規模クラスの企業が同社を含め約7社ある。同業他社間で競争があるなか、ホテルやレジャー産業、外食産業の小型店に注力している等、ある程度棲み分けがなされている印象である。特に大規模な給食センターは設計段階から関与する必要があり、その際、センター全体の面積の4割程度を占める食器洗浄・食器保管、連続自動炊飯、連続加熱調理という主要4エリアを自社製品で構成できるため有利な立場にある。また、給食センターには調理後2時間以内に配送するなどの制約があるが、同社にはトラックの配送ルートも含めてプランニングする能力があり、これも差別化要因になっている。給食センターは児童数の減少懸念があるものの、今後、統廃合によって大規模なセンターに集約されていく可能性があり、こうした要因を背景に同社の大量調理向けの厨房機器が選ばれる可能性が高まっている。(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光) <HN> 2024/07/08 15:06

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