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みんかぶニュース 市況・概況
明日の株式相場に向けて=「防衛関連株」の裾野に広がる鉱脈
きょう(5日)の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比119円高の3万9395円と4日続伸。気が付けば日経平均は12月に入ってから安い日がない。きょうは寄り付き直後に高値をつける“寄り天”状態となったのだが、それでも大引けにしぶとくプラス圏で着地するあたり、売り方の立場であれば焦燥感にかられるところかもしれない。
米国株市場の上昇に拍車がかかっている。これまでは、買われている銘柄をみても景気敏感株が有利な時と、ハイテク株の好調が目立つ時とが交互に訪れる感じで、指数で言えばNYダウが上値指向を強めている時は相対的にナスダック総合株価指数が出遅れ、ナスダック指数の上げ足に勢いがつくと、ダウの方は動きが鈍くなるというパターンが多く見られた。しかし、直近はもう猫も杓子も十把一絡(ひとから)げに上がる相場で、両指数ともに一緒に坂道を駆け上がるような状況となっている。当然ながらS&P500指数も最高値圏を走っている。そうしたなか、特徴的なのはフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)の動向であり、今年7月上旬につけた最高値5904はおろか、10月中旬につけた戻り高値5445にも届いていない。「エヌビディア・エフェクト」はAI用半導体というエポックの象徴としてなお絶大な影響力を及ぼしているが、同社の劇的な「成長スピード」も峠を越えたという認識が、半導体セクターから覇気を奪っているようだ。
ただし、米国では半導体関連株の人気復活が実現しない段階でも、全体指数はフィーバー状態に近いブル相場が演出されている。日本の場合は半導体関連セクターの値動きと日経平均やTOPIXの値動きはかなり連動性が高い。これは底値圏もみ合いを続ける日経半導体株指数と、日経平均やTOPIXの波動を見比べれば一目瞭然だ。SOX指数とダウやナスダック指数のトレンドにほとんど相関が見られないのとは対照的である。しかし、東京市場においても半導体関連の上値が重いからといって、その他のセクターも冴えない動きを強制されるということはない。個別株は指数の動向とはまた別次元である。
きょうは三菱重工業<7011.T>が後場に利食いで値を消したものの、前場に約3週間ぶりに上場来高値を更新した。川崎重工業<7012.T>、IHI<7013.T>は上場来高値には届いていないが、いずれも急勾配のリバウンド局面に転じている。今週の初めにスウェーデンのストックホルム国際平和研究所が、世界の兵器メーカー上位100社の収益が2023年に前年比4%あまり増加し、日本円換算で約95兆円だったことを公表。そのなか、三菱重や川重など日本企業5社の兵器による収益合計は同35%増と大幅拡大し、約1兆5000億に達したことが伝えられた。24年、そして25年はこの金額よりも更に膨らむことが確実というコンセンサスによって「防衛関連」というテーマが一段と強靱化されている。
関連銘柄では防衛関連という範疇では伏兵だったIMV<7760.T>が想定以上の物色人気となり、8月初旬以降の戻り相場で時価総額を短期間で倍化させた。倍化しても今の時価総額は200億円未満である。動電型振動試験装置で世界トップクラスの競争力に耳目が集まっている。その実力が国家安全保障という錦の御旗のもとで開花することは、それは理想買いの段階としても株高ストーリーとして申し分がない。
このIMV効果は他の銘柄にも伝播するタイミングが訪れることが予想され、既にその緒に就いた状況にもみえる。ここからは出遅れ銘柄に目が向くところであり、防衛関連という物色テーマの持続性が保たれる中で、投資資金が流れ込む蓋然性は非常に高い。いわゆる待ち伏せ買いで妙味を内包している銘柄としては、防衛省向け訓練・救難用発煙筒などで受注を積み上げる細谷火工<4274.T>、情報システム関連など防衛装備品を提供する日本アビオニクス<6946.T>、US-2型救難飛行艇などで防衛省との取引実績が豊富な新明和工業<7224.T>、防塵・防毒マスクで高シェアを確保する重松製作所<7980.T>、官公庁向けで強みを持つ技術商社でドローンなど新技術分野に定評がある理経<8226.T>などが挙げられる。
あすのスケジュールでは、10月の家計調査、10月の毎月勤労統計、11月上中旬の貿易統計、10月の景気動向指数速報値など。海外では7~9月期のユーロ圏実質国内総生産(GDP)確報値、10月の独鉱工業生産指数が発表されるほか、米国では11月の雇用統計にマーケットの関心が高い。12月のミシガン大学・米消費者態度指数速報値、10月の米消費者信用残高なども開示される。(銀)
出所:MINKABU PRESS
2024/12/05 17:30
みんかぶニュース 市況・概況
東証投資部門別売買動向:11月第4週、外国人・現物は1794億円と2週連続売り越し
東京証券取引所が5日に発表した11月第4週(11月25~29日)の投資部門別売買動向は、現物の海外投資家が1794億8261万円と2週連続の売り越しとなった。前週は3300億4767万円の売り越しだった。先物ベース(日経225とTOPIXの先物・mini合計)では海外投資家は1678億円の売り越し。現物・先物の合計では3473億円と2週連続の売り越しとなった。前週は4101億円の売り越しだった。
現物での個人投資家は1409億450万円と3週連続の買い越し。信託銀行は854億9531万円と2週ぶりに買い越した。事業法人は2964億8385万円と22週連続で買い越した。
この週の日経平均株価は終値ベースで75円(0.2%)下落している。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/05 17:28
注目トピックス 市況・概況
欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、米追加利下げ観測も日銀にらみ円売り地合い
*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、米追加利下げ観測も日銀にらみ円売り地合い
5日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。米雇用情勢が悪化すれば景気減速の懸念から、追加利下げ観測を背景としたドル売りが先行する見通し。ただ、日銀の年内利上げ期待は後退し、円売りがドルを支えそうだ。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は前日の講演で引き続きハト派姿勢を弱めた。ただ、この日の米国のADP雇用統計は民間部門雇用者数が前回から減少し、ISM非製造業景況感も低調でドル売り基調に振れた。ユーロ・ドルは失速も1.05ドル付近を維持し、ドル・円は150円付近まで下落後に戻りは限定的。本日アジ日銀当局者の追加利上げに慎重な発言で円売りに振れ、ドル・円は150円台を維持した。この後の海外市場は引き続き日米金融政策がテーマ。パウエル氏はハト派的な政策スタンスを弱めたものの、他の当局者からは緩和支持の見解が目立ち、今月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げへの観測が続く。今晩の新規失業保険申請件数など雇用関連指標が弱い内容ならドル売りは続く。一方、日銀は今月開催される金融政策決定会合で現行政策の維持が見込まれ。ドル・円は円売りにより下値が堅いとみる。【今日の欧米市場の予定】・18:30 英・11月建設業PMI(予想:53.5、10月:54.3)・19:00 ユーロ圏・10月小売売上高(前月比予想:-0.3%、9月:+0.5%)・22:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:21.5万件、前回:21.3万件)・22:30 米・10月貿易収支(予想:-750億ドル、9月:-844億ドル)・22:30 カナダ・10月貿易収支(予想:-10.5億加ドル、9月:-12.6億加ドル)・02:15 バーキン米リッチモンド連銀総裁講演(経済見通し)
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2024/12/05 17:25
みんかぶニュース 為替・FX
明日の為替相場見通し=日銀の12月利上げを意識した展開か
今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、日銀が18~19日に開く金融政策決定会合で追加利上げに踏み切る可能性を意識した展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=149円00銭~150円50銭。
日銀の中村豊明審議委員が5日の記者会見で「利上げに反対しているわけではない」などと発言したことで、一部報道をきっかけに後退していた12月利上げ観測が再び強まりつつある。日米の金融政策の方向性の違いが意識されれば、金利差の縮小を見込んだドル売り・円買いが優勢となるだろう。ただ、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は4日のイベントで「米経済は9月に利下げを開始した当初よりも力強く推移しているため、FRBは更なる利下げに慎重になる可能性がある」と述べ、米サンフランシスコ連銀のデーリー総裁はインタビューで「利下げの緊急性はない」と発言した。今晩に発表される前週分の米新規失業保険申請件数が労働市場の底堅さを示す内容ならFRBが追加利下げに慎重になるとの見方が広がり、ドルの支えとなりそうだ。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/05 17:21
金融ウォッチ その他
【東京海上日動火災保険】ドライブレコーダーのデータを活用した独自アルゴリズムの構築~全損事故における保険金支払の早期化を実現~
東京海上日動火災保険株式会社(取締役社長 城田 宏明、以下「当社」)は、オリジナルドライブレコーダー(以下「端末」)で検知した衝撃データと過去の保険金支払データを基に、システム上で車両の損傷度や修理の可否を推定するアルゴリズムを構築いたしました。24 年 12 月以降、ドライブレコーダー付き自動車保険をご契約のお客様が大きな衝撃の自動車事故に遭われた際、本アルゴリズムの活用により、早期に保険金をお支払いすることが可能となります。 原文はこちら https://www.tokiomarine-nichido.co.jp/company/release/pdf/241205_01.pdf
2024/12/05 17:15
注目トピックス 日本株
ダイキアクシス---ダイキアクシスG、セブン-イレブン店舗への配送車両にバイオ燃料供給開始
*17:15JST ダイキアクシス---ダイキアクシスG、セブン-イレブン店舗への配送車両にバイオ燃料供給開始
ダイキアクシス<4245>は3日、子会社のダイキアクシス・サステイナブル・パワー(以下DASP)が、茨城県牛久エリアにおいて、セブン・イレブン・ジャパン(以下「セブン・イレブン」)店舗への一部の配送車両に対して、バイオ燃料の供給を開始したことを発表した。DASPは2024年5月に茨城県内に事業所を開設。自社バイオディーゼル燃料(以下「BDF」)製造プラントの建設や関東地方での営業活動を強化してきた。今回の取り組みでは、牛久市が中心となって近隣9自治体と連携し、学校給食センターや一般家庭、民間事業者などから回収した廃食油を用いて製造したB100(高品質バイオディーゼル燃料)を購入し、DASPが軽油にBDFを5%混合したB5軽油を製造。牛久エリアでのセブン・イレブン店舗への配送車両に供給している。廃食油を回収し、BDFに再生利用することでエネルギーの地産地消にも繋がることから、今後、他エリアへの拡大も目指す。
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2024/12/05 17:15
グロース市況
東証グロ-ス指数は小反発、買い一巡後はもみ合う展開
*17:14JST 東証グロ-ス指数は小反発、買い一巡後はもみ合う展開
東証グロース市場指数 816.55 +0.35/出来高 1億6942万株/売買代金 1069億円東証グロース市場250指数 638.72 +0.64/出来高 8613万株/売買代金 757億円 本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数は小反発、値上がり銘柄数は234、値下り銘柄数は322、変わらずは37。 本日のグロース市場は上値の重い展開となった。前日4日の米国市場は堅調に推移。民間部門の11月ADP雇用統計で堅調な雇用の伸びを確認、ISM非製造業景況指数は低調だった。ただ、長期金利の低下でハイテクも買われ、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長がインタビューで経済に楽観的な見解を示したほか、FRBが公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)でも経済活動の拡大継続が確認されたため、相場は上げ幅を拡大し過去最高値を更新した。 主要株価指数がそろって上昇した米株市場を横目に、東証グロース市場指数は上昇してスタート。朝方に上げ幅を広げた後は即座に失速、前場中ごろにかけて上げ幅を縮小して一時マイナス圏に転落した。その後は前日終値付近での値動きとなり、小反発で取引を終了した。グロース市場に固有の悪材料が見当たらない中、米雇用統計を明日に控えていることや韓国の政情不安などもあり上値は限定的となった。また、為替が円高ドル安に推移して個人投資家心理の重しとなった可能性がある。 個別では、連日株主優待制度の新設を好感されて買いが向かっているリビン・テクノロジーズ<4445>が24%高で値上がり率トップに、AI販促ソリューションがウエルシアホールディングス<3141>に採用されたと発表したTrueData<4416>が19%高のストップ高となった。また、国内有力証券が目標株価を増額修正したアルファポリス<9467>が7%高となった。時価総額上位銘柄では、フリー<4478>やGENDA<9166>などが堅調に推移、値上がり率上位には、フレクト<4414>、カイオム<4583>、海帆<3133>などが顔を出した。 一方、買い一巡後に利食い売りが優勢となったBTM<5247>が13%安で値下がり率トップに、昨日上場したTMH<280A>が利益確定売り優勢となり11%安となった。また、前日大幅高となったグロービング<277A>が利食い売り優勢から10%安となった。時価総額上位銘柄では、トライアル<141A>やジーエヌアイグループ<2160>などが軟調に推移、値下り率上位には、ステラファーマ<4888>、ブルーイノベーション<5597>、THECOO<4255>などが顔を出した。 東証グロース市場Core指数では、GENDA、フリー、カバー<5253>、などが上昇した。[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]・値上がり率上位10位 |コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率| 1| 4445|リビンT | 2585| 515| 24.88| 2| 4416|TrueData | 615| 100| 19.42| 3| 4414|フレクト | 1709| 143| 9.13| 4| 4583|カイオム | 194| 15| 8.38| 5| 3133|海帆 | 800| 61| 8.25| 6| 5029|サークレイス | 590| 43| 7.86| 7| 9467|アルファポリス | 3010| 200| 7.12| 8| 6562|ジーニー | 1615| 99| 6.53| 9| 3807|フィスコ | 129| 7| 5.74|10| 9554|AViC | 1206| 63| 5.51|・値下がり率上位10位 |コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率| 1| 5247|BTM | 3210| -490| -13.24| 2| 280A|TMH | 1767| -235| -11.74| 3| 277A|グロービング | 6600| -770| -10.45| 4| 5759|日本電解 | 44| -5| -10.20| 5| 4888|ステラファーマ | 493| -50| -9.21| 6| 5597|ブルーイノベ | 580| -56| -8.81| 7| 4255|THECOO | 699| -66| -8.63| 8| 2586|フルッタ | 151| -14| -8.48| 9| 6232|ACSL | 1032| -95| -8.43|10| 4011|ヘッドウォータ | 12180| -850| -6.52|
<TY>
2024/12/05 17:14
注目トピックス 市況・概況
5日の日本国債市場概況:債券先物は142円98銭で終了
*17:11JST 5日の日本国債市場概況:債券先物は142円98銭で終了
<円債市場>長期国債先物2024年12月限寄付143円12銭 高値143円17銭 安値142円92銭 引け142円98銭売買高総計23720枚2年 467回 0.593%5年 174回 0.732%10年 376回 1.066%20年 190回 1.873%債券先物12月限は、143円12銭で取引を開始。米国の地区連銀経済報告で物価上昇は緩やかなペースとの指摘を受けた金利低下にともない買いが先行し、財務省の30年債入札の結果は無難との見方から買いが強まり、143円17銭まで上げた。その後、ハト派とされる中村日銀審議委員の「利上げに反対しているわけではない」との発言で売りに転じ、142円92銭まで下げた。現物債の取引では、全年限が売られた。<米国債概況>2年債は4.14%、10年債は4.19%、30年債は4.35%近辺で推移。債券利回りはほぼ横ばい。(気配値)<その他外債市況・10年債>ドイツ国債は2.05%、英国債は4.24%、オーストラリア10年債は4.23%、NZ10年債は4.48%。(気配値)[本日の主要政治・経済イベント]<海外>・18:30 英・11月建設業PMI(予想:53.5、10月:54.3)・19:00 ユーロ圏・10月小売売上高(前月比予想:-0.3%、9月:+0.5%)・22:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:21.5万件、前回:21.3万件)・22:30 米・10月貿易収支(予想:-750億ドル、9月:-844億ドル)・22:30 カナダ・10月貿易収支(予想:-10.5億加ドル、9月:-12.6億加ドル)・02:15 バーキン米リッチモンド連銀総裁講演(経済見通し)(海外のスケジュールで表示されている時間は日本時間)
<KK>
2024/12/05 17:11
注目トピックス 市況・概況
ドル・円は軟調、午後は150円割れ
*17:07JST ドル・円は軟調、午後は150円割れ
5日の東京市場でドル・円は軟調。日銀の政策維持を見込んだ円売りで、午前中に一時150円77銭まで上昇。しかし、米金利の戻りは鈍く、ドル売りは後退。午後は日銀当局者の見解で年内利上げ期待が再燃し、ドルは円買いにより149円66銭まで値を下げた。・ユーロ・円は158円48銭から157円56銭まで下落。・ユーロ・ドルは1.0508ドルから1.0538ドルまで値を上げた。・日経平均株価:始値39,610.43円、高値39,632.30円、安値39,323.04円、終値39,395.60円 (前日比119.21円高)・17時時点:ドル円149円70-80銭、ユーロ・円157円80-90銭【要人発言】・カザークス・ラトビア中銀総裁「来週の会合も含め利下げを継続していくべき」・中村日銀審議委員「利上げに反対しているわけではない、データに基づいて判断するべき」「年内の利上げ判断はこれから出る日銀達観などデータをよくみて判断したい」「前向きな賃上げ、防衛的な賃上げの二極化がうかがわれ、今後の動向を注視」「賃上げの持続性にまだ自信を持てず、節約志向や設備投資計画先送りの可能性も」「コアCPIが前年比で2025年度以降、2%に届かない可能性がある」【経済指標】・豪・10月貿易収支:+59.53億豪ドル(予想:+45.00億豪ドル、9月:+45.32億豪ドル←+46.09億豪ドル)・スイス・11月失業率:2.6%(予想:2.7%、10月:2.5%)・独・10月製造業受注:前月比-1.5%(予想:-2.0%、9月:+7.2%←+4.2%)
<TY>
2024/12/05 17:07
注目トピックス 日本株
日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は4日続伸、アドバンテストやリクルートHDが2銘柄で約109円分押し上げ
*17:07JST 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は4日続伸、アドバンテストやリクルートHDが2銘柄で約109円分押し上げ
5日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり100銘柄、値下がり122銘柄、変わらず3銘柄となった。4日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は308.51ドル高の45014.04ドル、ナスダックは254.21ポイント高の19735.12で取引を終了した。民間部門の11月ADP雇用統計で堅調な雇用の伸びを確認し、寄り付き後、上昇。11月ISM非製造業景況指数が低調で一時伸び悩んだが、良好な成長期待が根強く相場は終日堅調に推移した。長期金利の低下でハイテクも買われ、相場をさらに支援。終盤にかけ、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長がインタビューで、経済に楽観的な見解を示したほか、FRBが公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)でも経済活動の拡大継続が確認されたため、相場は上げ幅を拡大し過去最高値を更新し終了した。米国株高を受けて、東京市場は買い優勢で取引を開始。日経平均は39600円台でスタートした後は、不透明な韓国情勢や明日の11月米雇用統計発表などが意識されて上値の重い展開となった。日本銀行の中村豊明審議委員は、広島市の講演にて、今後の追加利上げについて「多くのデータを確認し、経済の回復状況に応じて金融緩和度合いを慎重に調節していくことが重要だ」と述べたが、「利上げに反対しているわけではない」とも発言したことなどから、為替は1ドル149円70銭台と朝方比では90銭ほど円高ドル安に推移。日経平均の重しとなった。大引けの日経平均は前日比119.21円高(+0.30%)の39395.60円となった。東証プライム市場の売買高は18億4236万株。売買代金は4兆2150億円。業種別では、証券・商品先物、サービス、非鉄金属、その他製品、保険などが上昇した一方、海運、電気・ガス、卸売、医薬品、繊維などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は58%、対して値下がり銘柄は37%となっている。値上がり寄与トップはアドバンテスト<6857>となり1銘柄で日経平均を約77円押し上げた。同2位はリクルートHD<6098>となり、ソフトバンクG<9984>、TDK<6762>、ファーストリテ<9983>、フジクラ<5803>、日東電<6988>などがつづいた。一方、値下がり寄与トップは第一三共<4568>となり1銘柄で日経平均を約17円押し下げた。同2位はKDDI<9433>となり、信越化<4063>、東エレク<8035>、三井物<8031>、レーザーテック<6920>、ニトリHD<9843>などがつづいた。*15:00現在日経平均株価 39395.60(+119.21)値上がり銘柄数 100(寄与度+254.13)値下がり銘柄数 122(寄与度-134.92)変わらず銘柄数 3○値上がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度<6857> アドバンテ 9111 296 77.86<6098> リクルートHD 11170 320 31.57<9984> ソフトバンクG 9096 104 20.52<6762> TDK 2069 38 18.74<9983> ファーストリテ 53110 180 15.98<5803> フジクラ 6375 193 6.35<6988> 日東電工 2440 29 4.77<4543> テルモ 3117 18 4.73<4704> トレンドマイクロ 8452 125 4.11<4578> 大塚HD 9060 118 3.88<7741> HOYA 20120 235 3.86<7974> 任天堂 9295 113 3.72<9613> NTTデータG 3000 22 3.53<7751> キヤノン 4937 66 3.26<6361> 荏原製作所 2423 80 2.63<4507> 塩野義製薬 2178 23 2.27<5802> 住友電気工業 3052 68 2.24<3405> クラレ 2185 65 2.12<8697> JPX 1889 31 2.04<8630> SOMPO 4178 101 1.99○値下がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度<4568> 第一三共 4744 -177 -17.46<9433> KDDI 4882 -74 -14.60<4063> 信越化 5521 -53 -8.71<8035> 東エレク 24585 -70 -6.91<8031> 三井物産 3200 -80 -5.26<6920> レーザーテック 16135 -380 -5.00<9843> ニトリHD 19810 -240 -3.95<6367> ダイキン工業 18140 -120 -3.95<6273> SMC 63240 -1150 -3.78<8058> 三菱商事 2562 -37 -3.65<7951> ヤマハ 1077 -27.5 -2.71<6594> ニデック 2803 -49.5 -2.60<7733> オリンパス 2341 -19 -2.50<5631> 日本製鋼所 6512 -373 -2.45<2413> エムスリー 1470 -28.5 -2.25<3099> 三越伊勢丹HD 2300 -66 -2.17<6902> デンソー 2169 -16 -2.10<4503> アステラス製薬 1593 -12.5 -2.06<4523> エーザイ 4452 -62 -2.04<8015> 豊田通商 2588 -20 -1.97
<CS>
2024/12/05 17:07
みんかぶニュース 市況・概況
明日の【信用規制・解除】銘柄 (5日大引け後 発表分)
○岡本硝子 <7746> [東証S]
東証と日証金が6日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施する。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。
[2024年12月5日]
株探ニュース
2024/12/05 16:50
みんかぶニュース 市況・概況
5日中国・上海総合指数=終値3368.8553(+4.2055)
5日の中国・上海総合指数の終値は前営業日比4.2055ポイント高の3368.8553と小反発。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/05 16:42
注目トピックス 日本株
セレンディップ・ホールディングス---エクセル・グループの株式取得(子会社化)完了
*16:42JST セレンディップ・ホールディングス---エクセル・グループの株式取得(子会社化)完了
セレンディップ・ホールディングス<7318>は4日、2024年12月4日付でエクセル・グループ(以下、エクセル)の株式取得と連結子会社化の完了を発表。エクセルの株式取得におけるみなし取得日は、2024年12月31日となる。今回の株式取得は、2024年10月23日付で公表済み。商工中金キャピタルがファイナンシャル・スポンサーとして初めて出資参加した。エクセルは自動車部品ダクト等の樹脂成型品の開発・製造を行っており、北米とタイに生産拠点を有している。今回の子会社化により、グローバルな生産体制の活用や海外販路拡大を目指す。
<ST>
2024/12/05 16:42
注目トピックス 市況・概況
日経VI:上昇、短期的な高値警戒感も意識
*16:35JST 日経VI:上昇、短期的な高値警戒感も意識
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は5日、前日比+0.96(上昇率4.51%)の22.23と上昇した。なお、高値は22.62、安値は21.58。昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを受け、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。市場では、日銀が12月18-19日に開く金融政策決定会合で追加利上げに踏み切るとの見方が継続している中、日経225先物が昨日までの3日続伸で1100円上昇したことから短期的な高値警戒感も意識され、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは緩まず、今日の日経VIは終日、昨日の水準を上回って推移した。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
<SK>
2024/12/05 16:35
注目トピックス 市況・概況
39500円突破後は利食い売り優勢の動きに【クロージング】
*16:33JST 39500円突破後は利食い売り優勢の動きに【クロージング】
5日の日経平均は4日続伸。119.21円高の39395.60円(出来高概算18億4000万株)で取引を終えた。前日の米国市場ではハイテク株主導で主要株価指数がそろって最高値を更新したことなどから、東京市場でもハイテク株を中心に買いが先行。取引開始直後に39632.30円まで値を上げた。ただ、心理的な節目の39500円台を突破してきたため、戻り待ちの売りや利益を確定させる売りが出たほか、為替市場での円高が重荷となるなか、後場終盤には39323.04円まで伸び悩んだ。東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄数が950を超え、全体の6割近くを占めた。セクター別では、証券商品先物、サービス、非鉄金属など17業種が上昇。一方、海運、電気ガス、卸売など16業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、アドバンテス<6857>、リクルートHD<6098>、ソフトバンクG<9984>、TDK<6762>、ファーストリテ<9983>が堅調だった半面、第一三共<4568>、KDDI<9433>、信越化<4063>、東エレク<8035>が軟調だった。前日の米国市場では、ADP雇用統計、ISM非製造業景況指数の下振れなどを受けて、利下げ観測が高まったことが支援材料となった。また、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が「米経済は現在、驚くほど良好な状態」などと発言し、円相場が一時1ドル=150円台後半へと円安が進んだことも相場を支えた。東京市場はこうした流れを引き継いで、買いが先行し、上げ幅は一時350円を超えた。ただ、日経平均は今週に入って、1000円超上昇しており、連騰による高値警戒感から利食い売りが入りやすく、その後は39500円辺りに上値を抑えられる形だった。6日に発表される11月の米雇用統計の結果とそれを受けた米国金融市場の動きを見極めたいと考えている向きが多いことも、いったん利益を確定させる動きに向かわせたようだ。もっとも、予想を下回ったとしても、結果としてはFOMCでの利下げ期待が高まるとみられ、米国市場は現在の良好な地合いのなかでは、プラスに作用する可能性が高そうだ。そのため、東京市場においては、軟化する局面においては押し目狙いのスタンスで対応したい。
<CS>
2024/12/05 16:33
みんかぶニュース 市況・概況
[PTS]デイタイムセッション終了 15時30分以降の上昇952銘柄・下落1334銘柄(東証終値比)
12月5日のPTSデイタイムセッション(08:20~16:30)が終了。東証の取引が終了した15時30分以降に売買が成立したのは2330銘柄。東証終値比で上昇は952銘柄、下落は1334銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は225銘柄。うち値上がりが61銘柄、値下がりは162銘柄と売りが優勢。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は86円高と買われている。
PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の5日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。
△PTS値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <4599> ステムリム 356 +30( +9.2%)
2位 <4445> リビンT 2800 +215( +8.3%)
3位 <9478> SEHI 299 +17( +6.0%)
4位 <5247> BTM 3385 +175( +5.5%)
5位 <9876> コックス 180 +9( +5.3%)
6位 <8107> キムラタン 33.5 +1.5( +4.7%)
7位 <6433> ヒーハイスト 360 +16( +4.7%)
8位 <3660> アイスタイル 465 +20( +4.5%)
9位 <8783> GFA 303 +10( +3.4%)
10位 <8918> ランド 8.2 +0.2( +2.5%)
▼PTS値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <6890> フェローテク 2052.1 -517.9( -20.2%)
2位 <9376> ユーラシア 638.9 -131.1( -17.0%)
3位 <2296> 伊藤米久HD 3210 -600( -15.7%)
4位 <7356> レッティ 141 -5( -3.4%)
5位 <8836> RISE 24.2 -0.8( -3.2%)
6位 <7527> システムソフ 55.2 -1.8( -3.2%)
7位 <1757> 創建エース 21.5 -0.5( -2.3%)
8位 <8166> タカキュー 131.1 -2.9( -2.2%)
9位 <3664> モブキャスト 37.2 -0.8( -2.1%)
10位 <6907> ジオマテック 567 -12( -2.1%)
△PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <6594> ニデック 2828 +25.5( +0.9%)
2位 <7201> 日産自 359.8 +1.8( +0.5%)
3位 <5631> 日製鋼 6540.2 +28.2( +0.4%)
4位 <9984> SBG 9125 +29( +0.3%)
5位 <3086> Jフロント 1883.4 +5.9( +0.3%)
6位 <1721> コムシスHD 3282.3 +9.3( +0.3%)
7位 <9301> 三菱倉 1158.7 +3.2( +0.3%)
8位 <7911> TOPPAN 4020.1 +10.1( +0.3%)
9位 <6954> ファナック 3989.9 +8.9( +0.2%)
10位 <4151> 協和キリン 2448.9 +5.4( +0.2%)
▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <9503> 関西電 1839 -23.5( -1.3%)
2位 <9009> 京成 4196 -39( -0.9%)
3位 <7267> ホンダ 1272.1 -11.4( -0.9%)
4位 <8053> 住友商 3256 -24.0( -0.7%)
5位 <3436> SUMCO 1196 -8.5( -0.7%)
6位 <8802> 菱地所 2120.1 -14.9( -0.7%)
7位 <6504> 富士電機 8985.3 -52.7( -0.6%)
8位 <7453> 良品計画 3316.1 -18.9( -0.6%)
9位 <4661> OLC 3412.1 -18.9( -0.6%)
10位 <8766> 東京海上 5802.9 -30.1( -0.5%)
※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得
株探ニュース
2024/12/05 16:33
みんかぶニュース 投資家動向
<個人投資家の予想> 12月05日 16時
■ 買い予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場
(3807) フィスコ 東証グロース
(4416) トゥルーD 東証グロース
(6433) ヒーハイスト 東証スタンダード
(6656) インスペック 東証スタンダード
(4680) ラウンドワン 東証プライム
■ 売り予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場
(7220) 武蔵精密 東証プライム
(5233) 太平洋セメ 東証プライム
(6200) インソース 東証プライム
(4707) キタック 東証スタンダード
(8306) 三菱UFJ 東証プライム
出所:MINKABU PRESS
2024/12/05 16:30
注目トピックス 市況・概況
東証グロース市場250指数先物概況:薄商いも小幅反発
*16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:薄商いも小幅反発
12月5日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比2pt高の635pt。なお、高値は640pt、安値は632pt、日中取引高は1582枚。前日4日の米国市場のダウ平均は反発。民間部門の11月ADP雇用統計で堅調な雇用の伸びを確認し、寄り付き後、上昇。11月ISM非製造業景況指数が低調で一時伸び悩んだが、良好な成長期待が根強く相場は終日堅調に推移した。長期金利の低下でハイテクも買われ、相場をさらに支援。終盤にかけ、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長がインタビューで、経済に楽観的な見解を示したほか、FRBが公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)でも経済活動の拡大継続が確認されたため、相場は上げ幅を拡大し過去最高値を更新した。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比3 pt高の636ptからスタートした。米国の株高や長期金利低下を受け、朝方は買い優勢で始まったものの、その後のマーケットはこう着。グロース市場に固有の悪材料が見当たらない中、米雇用統計を明日に控えていることや韓国の政情不安などもあり、上値は限定的となった。商いは細ったものの、売る動きも乏しく、小幅反発となる635ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、カバー<5253>やMTG<7806>などが上昇した。
<SK>
2024/12/05 16:30
みんかぶニュース 個別・材料
マクドナルドの11月既存店売上高は4カ月連続前年上回る
日本マクドナルドホールディングス<2702.T>がこの日の取引終了後、11月度売上高を発表しており、既存店売上高は前年同月比11.6%増と4カ月連続で前年実績を上回った。
人気商品「ダブルチーズバーガー」から、「ガーリックオニオンダブチ」「辛ダブチ」「トリチ」の3商品を「いまだけダブチ」として期間限定販売したほか、秋冬の定番ホットスイーツ「三角チョコパイ」から、「三角チョコパイ クッキー&クリーム」を3年ぶりに復活させたことなどが寄与した。なお、全店売上高は同13.5%増だった。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/05 16:23
みんかぶニュース 個別・材料
JINSHDの11月既存店売上高は22カ月連続前年上回る
ジンズホールディングス<3046.T>がこの日の取引終了後、11月度の月次売上状況(速報)を発表しており、既存店売上高は前年同月比18.2%増と22カ月連続で前年実績を上回った。
前月に続いて世界最高屈折率の両面非球面レンズ「JINS極薄レンズ」などの高単価のオプションレンズが好調に推移したことに加え、紫外線対策への意識の高まりから、可視光調光レンズやダブルUVカットレンズなどの商品が11月に入っても好調を継続。また、フレームでは「Combination Titanium」をはじめとした高単価商品や、11月7日にリファインして発売した「Modern Rim Metal」などが売り上げを牽引した。なお、全店売上高は同21.4%増だった。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/05 16:21
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は下げ渋り、ユーロ・ドルは買戻し
*16:18JST 東京為替:ドル・円は下げ渋り、ユーロ・ドルは買戻し
5日午後の東京市場でドル・円は下げ渋り、149円66銭まで下落後は149円80銭台でのもみ合いが続く。一方、ユーロ・ドルは1.0530ドル台に浮上している。16時のドイツ製造業受注は想定ほど悪化せず、前回の上方修正を好感したユーロ買いに振れた。ここまでの取引レンジは、ドル・円は149円66銭から150円77銭、ユーロ・円は157円56銭から158円48銭、ユーロ・ドルは1.0508ドルから1.0537ドル。
<TY>
2024/12/05 16:18
みんかぶニュース 市況・概況
東京株式(大引け)=119円高、米株最高値好感も寄り後は漸次上げ幅を縮小
5日の東京株式市場はリスク選好の地合いで日経平均は上値追いを継続。ただ、3万9000円台後半では戻り売りを浴び、前場取引中盤以降は伸び悩んだ。
大引けの日経平均株価は前営業日比119円21銭高の3万9395円60銭と4日続伸。プライム市場の売買高概算は18億4236万株、売買代金概算は4兆2150億円。値上がり銘柄数は967、対して値下がり銘柄数は611、変わらずは66銘柄だった。
きょうの東京市場は前日の米国株市場でNYダウ、ナスダック総合指数など主要株価指数が揃って上昇したことを受け、リスク選好の流れを引き継いでスタート。ただ、日経平均は寄り付き直後に3万9600円台まで水準を切り上げた後は上げ幅を縮小する展開となった。今月中旬に行われる日銀の金融政策決定会合を控え、追加利上げの有無に関する思惑が錯綜し、全体相場も買い手控えムードが台頭。日経平均は前日まで3営業日続伸し1000円以上水準を切り上げていたこともあり、主力株にポジション調整の売りが出た。TOPIXもプラスで引けたものの、上げ幅はわずかで、個別銘柄も値上がり銘柄数が全体の6割弱を占めるにとどまっている。売買代金は前日と同水準で4兆円台はキープされた。
個別では、フジクラ<5803.T>が物色人気となり、川崎重工業<7012.T>も売買代金を伴い上値を追った。また、アドバンテスト<6857.T>が買いを集めた。ソフトバンクグループ<9984.T>が高く、リクルートホールディングス<6098.T>も上昇した。任天堂<7974.T>の上値追いも続いている。さくらインターネット<3778.T>も値を上げた。大阪ソーダ<4046.T>が急騰、セレス<3696.T>、ラウンドワン<4680.T>が値を飛ばし、KeePer技研<6036.T>、ノーリツ鋼機<7744.T>なども大幅高。
半面、断トツの売買代金をこなした三菱重工業<7011.T>が後場に軟化、レーザーテック<6920.T>も軟調。東京エレクトロン<8035.T>が冴えず、サンリオ<8136.T>も前日に続き利益確定売りに押された。第一三共<4568.T>が下落、商船三井<9104.T>も売られた。アドバンスクリエイト<8798.T>が大幅安、日本製鋼所<5631.T>、東京計器<7721.T>も利食われた。KOKUSAI ELECTRIC<6525.T>の下げも目立つ。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/05 16:15
みんかぶニュース 市況・概況
5日韓国・KOSPI=終値2441.85(-22.15)
5日の韓国・KOSPIの終値は前営業日比22.15ポイント安の2441.85と続落。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/05 16:13
相場概況
日経平均は4日続伸、米国株高で買い優勢も上値は重い
*16:05JST 日経平均は4日続伸、米国株高で買い優勢も上値は重い
4日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は308.51ドル高の45014.04ドル、ナスダックは254.21ポイント高の19735.12で取引を終了した。民間部門の11月ADP雇用統計で堅調な雇用の伸びを確認し、寄り付き後、上昇。11月ISM非製造業景況指数が低調で一時伸び悩んだが、良好な成長期待が根強く相場は終日堅調に推移した。長期金利の低下でハイテクも買われ、相場をさらに支援。終盤にかけ、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長がインタビューで、経済に楽観的な見解を示したほか、FRBが公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)でも経済活動の拡大継続が確認されたため、相場は上げ幅を拡大し過去最高値を更新し終了した。米国株高を受けて、東京市場は買い優勢で取引を開始。日経平均は39600円台でスタートした後は、不透明な韓国情勢や明日の11月米雇用統計発表などが意識されて上値の重い展開となった。日本銀行の中村豊明審議委員は、広島市の講演にて、今後の追加利上げについて「多くのデータを確認し、経済の回復状況に応じて金融緩和度合いを慎重に調節していくことが重要だ」と述べたが、「利上げに反対しているわけではない」とも発言したことなどから、為替は1ドル149円70銭台と朝方比では90銭ほど円高ドル安に推移。日経平均の重しとなった。大引けの日経平均は前日比119.21円高(+0.30%)の39395.60円となった。東証プライム市場の売買高は18億4236万株。売買代金は4兆2150億円。業種別では、証券・商品先物、サービス、非鉄金属、その他製品、保険などが上昇した一方、海運、電気・ガス、卸売、医薬品、繊維などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は58.8%、対して値下がり銘柄は37.1%となっている。日経平均採用銘柄では、引き続き川崎重工<7012>が買われたほか、フジクラ<5803>、住友電工<5802>など電線株も強い。また、一部外資系証券が投資評価を引き上げたことで京王<9008>も上昇。このほか、リクルートHD<6098>、カシオ<6952>、アドバンテスト<6857>、荏原製作所<6361>、日産自<7201>、オークマ<6103>などが買われた。一方、「政府が中国人向けのビザの発給要件を緩和」などを材料に買われていた三越伊勢丹<3099>は反落したほか、日本製鋼所<5631>、レーザーテック<6920>、ニコン<7731>も売られた。また、三井物産<8031>、三菱商事<8058>など商社株も小安い。このほか、第一三共<4568>、ヤマハ<7951>、SMC<6273>、京成電鉄<9009>、ニデック<6594>などが下落した。
<FA>
2024/12/05 16:05
みんかぶニュース 為替・FX
午後:債券サマリー 先物は反落、中村日銀委員の発言で12月利上げを意識
5日の債券市場で、先物中心限月12月限は反落。30年債入札を無難に通過した安心感からプラス圏に浮上する場面もあったが、引けにかけては日銀の12月利上げが再び意識された。
日銀が18~19日に開く金融政策決定会合で利上げを見送る可能性があるとの一部報道を受け、前日に急伸した反動から軟調にスタート。日銀が12月に利上げに踏み切る可能性が残っているうえ、来年1月の観測もあることから債券価格が上昇(金利は低下)すれば売りが出てくるようだった。また、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が4日のイベントで「米経済は9月に利下げを開始した当初よりも力強く推移しているため、FRBは更なる利下げに慎重になる可能性がある」と述べたほか、米サンフランシスコ連銀のデーリー総裁がインタビューで「利下げの緊急性はない」と発言したことなどを背景に、米金利の先高観がくすぶっていることも国内債の重荷となった。午後に入ると30年債入札の結果を手掛かりに先物は一時143円17銭まで上伸したが、日経平均株価の上昇などが影響し買いは続かず。引け間際には日銀の中村豊明審議委員が「利上げに反対しているわけではない、データに基づいて判断すべき」と発言したことに反応し、142円92銭まで下押す場面があった。なお、30年債入札の結果は小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)が12銭と前回(11月13日)の15銭から縮小し、応札倍率は3.46倍と前回の3.44倍をやや上回った。
先物12月限の終値は、前日比18銭安の142円98銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時時点で前日比0.010%上昇の1.065%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/05 16:04
本日の注目個別銘柄
大阪ソーダ、キタック、キーパー技研など
<4091> 日本酸素HD 4332 -135大幅反落。モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断「イコールウェイト」を継続し、目標株価を5400円から5200円に引き下げた。供給予定先のVertex社がチャプター11を申請、建設中の水素生産設備プロジェクトをキャンセルして減損を計上。今後の新規案件獲得には慎重なアプローチが想定されるとし、見送り案件の増加によるバックログの増加ペース鈍化を見込む。足もとの利益率も期待を下回る状況と。<7744> ノーリツ鋼機 4865 +385大幅反発。野村證券では投資判断「バイ」を継続し、目標株価を6260円から6540円に引き上げた。DJ機器の販売モメンタムには減速感は見られず、個人向けですそ野が広がっている印象としているほか、調達コストの改善や研究開発費抑制などでAlphaThetaの収益性も上昇とし、業績予想を上方修正しているようだ。25年12月期営業利益は従来予想の177億円から212億円、前期比13.4%増に上方修正。<5803> フジクラ 6375 +193大幅続伸。モルガン・スタンレーMUFG証券では目標株価を4700円から7250円にまで引き上げ、投資判断「オーバーウェイト」を再強調としている。データセンター向けの光コンポーネント、光デバイスが好調など、電線業界の事業環境は堅調推移が継続しており、中でも同社株価は材料出尽くし感からやや調整しており、押し目買いの好機と判断しているようだ。25年度営業利益は前期比17%増の1300億円を予想と。<4707> キタック 357 -37大幅反落。前日に24年10月期の決算を発表、営業利益は3.6億円で前期比2.2倍の大幅増益となったが、第3四半期累計で前年同期比3.3倍の水準であったことから、サプライズは限定的なもよう。一方、25年10月期は2.4億円で前期比33.0%減と一転大幅減益の見通し。ネガティブに捉えられる形になっている。受注競争の激化などを見込み、売上高の減少を想定している。<8291> 日産東HD 423 -1下げ渋る。1209万4800株の売出、並びに、181万4200株を上限とするオーバーアロットメントによる売出の実施を発表している。売出人は損保ジャパン、東京海上日動、三井住友海上の大株主損保3社、売出価格は12月18日から20日までの間に決定。一方、売出に伴う需給緩和の観点から、発行済み株式数の10.51%に当たる700万株、50億円上限の自社株買い実施を発表、立会外取引で実施する。<7220> 武蔵精密 3795 -75反落。オラクルがクラウド・コンピューティング・クラスタに同社のHSCを採用したと発表し、前日は強い動きとなっていたが、HSCイノベーションフォーラムが昨日開催されており、本日も朝方は一段の上値追い材料となった。ただ、短期急騰の反動から利益確定売りが次第に増加した。<4046> 大阪ソーダ 1692 +273急騰。前日に決算説明会を開催しているもようで、株価の見直し材料へとつながっているようだ。肥満治療薬向けシリカゲルの尼崎工場第2期増強工事を約6カ月前倒し、26年秋頃だった予定を25年度第4四半期に変更の予定。欧米大手医薬品メーカーの大規模増設工事が順調に進捗していることや中国・インドなどでバイオシミラーの開発競争が活発になっていることなどに対応。業績拡大ペースの早まりに期待も。<6632> JVCKW 1591 +104大幅反発。カーナビ、無線システム、音響やプロジェクターなどの技術開発部隊を1カ所に集めた、新たな技術開発拠点を前日に公開しているもよう。新拠点「バリュー・クリエーション・スクエア」は12月から本格稼働を開始したようだ。無線事業依存の収益体制打破への狙いなどもあるもよう。投下資本利益率は8.9%まで上昇しているが、30年には最低でも12%を目指すとも。先行き展開への期待につながったようだ。<1861> 熊谷組 4060 +240大幅続伸。野村證券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に、目標株価も3110円から5100円にまで引き上げた。26年3月期以降の建築粗利益率の改善確度が高まったと判断、同業他社比で送れていた株価上昇も進むと考えている。25年3月期上半期の受注時採算は、選別受注の取組によって過去最高となっているもよう。年間配当金は25年3月期130円に対し、26年3月期160円、27年3月期180円と。<6036> キーパー技研 4560 +365大幅続伸。前日に11月の月次動向を発表。キーパーラボ運営事業の既存店売上高は前年同月比9.3%増となり、2カ月ぶりのプラスに回復した。平均単価が同7.4%減少した一方、来店台数が同18.1%増と大幅に拡大した。来店台数が2ケタ増となったのは23年8月以来。10月より実施しているオータムフェアが引き続き好調なもよう。前月は既存店マイナス転落で株価が下落していたため、インパクトが強まる形に。
<ST>
2024/12/05 16:01
みんかぶニュース 為替・FX
明日の主なマーケットイベント
○経済統計・イベントなど
08:30 日・毎月勤労統計調査
08:30 日・全世帯家計調査
10:20 日・3カ月物国庫短期証券の入札
14:00 日・景気動向指数(速報値)
16:00 独・鉱工業生産
16:00 独・貿易収支
16:45 仏・貿易収支
16:45 仏・経常収支
19:00 ユーロ・GDP(域内総生産,確定値)
22:30 米・雇用統計
22:30 米・非農業部門雇用者数変化
22:30 米・平均時給
23:15 米・ボウマンFRB(連邦準備理事会)理事が銀行協会主催の討議に参加
※日・閣議
○決算発表・新規上場など
決算発表:日本ハウス<1873>,日駐<2353>,Rフィールド<2910>,エターナルG<3193>,エイチーム<3662>,ソフトウェアサー<3733>,大和コン<3816>,アイル<3854>,日本スキー<6040>,トラースOP<6696>,エイケン工業<7265>,アインHD<9627>,カナモト<9678>
出所:MINKABU PRESS
2024/12/05 16:00
みんかぶニュース 市況・概況
明日の主なマーケットイベント
○経済統計・イベントなど
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08:30 日・全世帯家計調査
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16:00 独・鉱工業生産
16:00 独・貿易収支
16:45 仏・貿易収支
16:45 仏・経常収支
19:00 ユーロ・GDP(域内総生産,確定値)
22:30 米・雇用統計
22:30 米・非農業部門雇用者数変化
22:30 米・平均時給
23:15 米・ボウマンFRB(連邦準備理事会)理事が銀行協会主催の討議に参加
※日・閣議
○決算発表・新規上場など
決算発表:日本ハウス<1873>,日駐<2353>,Rフィールド<2910>,エターナルG<3193>,エイチーム<3662>,ソフトウェアサー<3733>,大和コン<3816>,アイル<3854>,日本スキー<6040>,トラースOP<6696>,エイケン工業<7265>,アインHD<9627>,カナモト<9678>
出所:MINKABU PRESS
2024/12/05 16:00
みんかぶニュース 個別・材料
ノーリツが24年12月期業績予想を下方修正
ノーリツ<5943.T>がこの日の取引終了後、24年12月期の連結業績予想について、売上高を2050億円から2000億円(前期比0.9%減)へ、営業利益を32億円から16億円(同58.3%減)へ、純利益を47億円から38億円(同4.4倍)へ下方修正した。
国内事業において、第3四半期から温水空調分野は回復傾向にあるものの、そのスピードは緩やかで、売上高が想定を下回ることに加えて、海外事業でも第3四半期以降も中国市況の悪化が継続していることが要因という。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/05 15:58
みんかぶニュース 個別・材料
SEHIが12万株を上限とする自社株買いを発表
SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ<9478.T>がこの日の取引終了後、自社株買いを実施すると発表した。上限を12万株(発行済み株数の0.71%)、または3000万円としており、取得期間は12月6日から20日まで。経済情勢の変化に対応した機動的な経営を遂行するために実施するという。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/05 15:53