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みんかぶニュース コラム <注目銘柄>=ラストワンM、既存事業の拡大とM&Aで高成長  ラストワンマイル<9252.T>は9月30日に年初来高値4430円をつけた後、11月11日には3195円に下落したが、これを起点に反発基調へと転じている。業績拡大期待に対して株価は割安感が感じられる水準であり、上昇余地は大きそうだ。  同社は、提携先の不動産会社などから顧客の紹介を受けて、電力・ガス・宅配水・インターネット回線などの生活関連サービスの提供・契約代行を行うアライアンス事業が主力。10月15日に発表した25年8月期連結決算は、売上高155億1000万円(前の期比31.8%増)、営業利益11億5000万円(同22.2%増)で着地した。同社は22年7月から25年9月にかけて8社のM&Aを実施したが、それらの新規会社が順調に推移したことに加えて、アライアンス事業や集合住宅向け無料インターネット事業が順調に推移。ストック型売り上げに伴う原価増やアライアンス事業における先行投資などを吸収し、大幅増益となった。  続く26年8月期は売上高188億円(前期比21.2%増)、営業利益18億700万円(同57.2%増)を見込む。インターネット回線を中心に既存事業の順調な推移と、M&Aによる効果で高成長を見込む。中期的にもストック型売り上げの積み上がりやグループ会社間の業務整理などで増益基調の継続が期待できる。これに対して株価はPER8倍台であり、割安感が強い。(仁) 出所:MINKABU PRESS 2025/12/10 10:00 みんかぶニュース 個別・材料 <注目銘柄>=ラストワンM、既存事業の拡大とM&Aで高成長  ラストワンマイル<9252.T>は9月30日に年初来高値4430円をつけた後、11月11日には3195円に下落したが、これを起点に反発基調へと転じている。業績拡大期待に対して株価は割安感が感じられる水準であり、上昇余地は大きそうだ。  同社は、提携先の不動産会社などから顧客の紹介を受けて、電力・ガス・宅配水・インターネット回線などの生活関連サービスの提供・契約代行を行うアライアンス事業が主力。10月15日に発表した25年8月期連結決算は、売上高155億1000万円(前の期比31.8%増)、営業利益11億5000万円(同22.2%増)で着地した。同社は22年7月から25年9月にかけて8社のM&Aを実施したが、それらの新規会社が順調に推移したことに加えて、アライアンス事業や集合住宅向け無料インターネット事業が順調に推移。ストック型売り上げに伴う原価増やアライアンス事業における先行投資などを吸収し、大幅増益となった。  続く26年8月期は売上高188億円(前期比21.2%増)、営業利益18億700万円(同57.2%増)を見込む。インターネット回線を中心に既存事業の順調な推移と、M&Aによる効果で高成長を見込む。中期的にもストック型売り上げの積み上がりやグループ会社間の業務整理などで増益基調の継続が期待できる。これに対して株価はPER8倍台であり、割安感が強い。(仁) 出所:MINKABU PRESS 2025/12/10 10:00 みんかぶニュース 個別・材料 ブロメディアが急伸、英AVIによるTOB価格にサヤ寄せ  ブロードメディア<4347.T>が急伸し、2015年4月以来、およそ10年8カ月ぶりの高値圏に浮上した。英エーブイアイ・ジャパン・オポチュニティ・トラストが9日、ブロメディアに対し、TOB(株式公開買い付け)を実施すると発表。TOB価格は1株2200円で、ブロメディアの株価はこれにサヤ寄せする動きとなっている。買付予定数は上限が設けられ、ブロメディアの上場は維持される見通し。  AVIの買い付け予定数の上限は77万5300株(自己株式を除く発行済み株式総数の10.88%)で、下限は設定しない。ブロメディアによると、AVIは9月30日時点でブロメディア株を179万3100株(同25.16%)保有する。ブロメディアは今後、公開買付届出書など関連情報を精査し、見解を公表する予定としている。 出所:MINKABU PRESS 2025/12/10 09:56 みんかぶニュース 個別・材料 Aimingが3日続伸、持ち分法適用会社が競輪ネット投票アプリを提供開始  Aiming<3911.T>が3日続伸している。この日、持ち分法適用会社のBetimoが、競輪レースのインターネット投票サービス「Betimo(ベティモ)」のスマートフォンアプリ版の提供を開始したと発表しており、同アプリに対する期待感が買いにつながっているようだ。  「Betimo」は、競輪の車券をインターネットで購入できるサービス。豊富なデータと直感的に操作できるインターフェースを通じて、ユーザーが自分に合った予想スタイルを発見し、競輪予想の上達を実感できる体験を提供するという。なお、同件による25年12月期業績への影響は業績予想に織り込み済みとしている。 出所:MINKABU PRESS 2025/12/10 09:52 注目トピックス 日本株 「株式」ADR日本株ランキング~高安まちまち、シカゴは大阪日中比変わらずの50850円 *09:50JST 「株式」ADR日本株ランキング~高安まちまち、シカゴは大阪日中比変わらずの50850円 ADR(米国預託証券)の日本株は、対東証比較(ドル155.93円換算)で、東エレク<8035>、トヨタ自動車<7203>、三井物産<8031>、ソフトバンクG<9984>などが上昇した。シカゴ日経225先物清算値は大阪日中比変わらずの50850円。米国株式市場はまちまち。ダウ平均は179.03ドル安 47,560.29ドル、ナスダックは30.59ポイント高23,576.49で取引を終了した。ダウは前日比プラス、ナスダックはマイナスで寄り付き後は小幅な値動きが続いた。市場はFOMC(連邦公開市場委員会)の追加利下げをほぼ織り込んでいるが、10日のFRBパウエル議長の会見やFOMCメンバーによる政策金利見通し(ドットチャート)の発表を見極めたいと様子見ムードが一段と強まった。動意薄の中、ダウはマイナスに転じ、ナスダックはプラス圏に浮上し、取引を終えた。9日のニューヨーク外為市場でドル・円は156円29銭まで下落後、156円95銭まで反発し、155円90銭で引けた。日本の財政悪化懸念や予想を上回る米国の雇用関連指標を意識した米ドル買い・円売りが観測された。ユーロ・ドルは1.1615ドルまで売られた後、1.1641ドルまで反発。ただ、その後は下げ渋り、1.1627ドルで引けた。NY原油先物1月限は続落(NYMEX原油1月限終値:58.25 ↓0.63)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は、前営業日比-0.63ドル(-1.07%)の58.25ドルで通常取引を終了した。「ADR上昇率上位5銘柄」(9日)コード       銘柄名           終値 日本円換算価格 日本終値比 (%)5020 (JXHLY)  ENEOS        15.00       1176      94  8.696326 (KUBTY)  クボタ           73.14       2294     50.5  2.257267 (HMC.N)  本田技研工業       29.79       1557      32  2.108309 (SUTNY)  三井住友トラHD     5.93       4649      64  1.40「ADR下落率上位5銘柄」(9日)コード       銘柄名           終値 日本円換算価格 日本終値比(%)8830 (SURYY)  住友不動産        23.00       7213     -321 -4.266098 (RCRUY)  リクルートHD     10.00       7840     -240 -2.977259 (ASEKY)  アイシン精機       17.71       2777     -66 -2.328113 (UNICY)  ユニ・チャーム      2.78        872    -17.8 -2.00■そのたADR(9日)7203 (TM.N)   トヨタ自動車      196.34  1.13       3079      138306 (MUFG.N)  三菱UFJFG     15.61 -0.31       2448     -388035 (TOELY)  東京エレク       107.95  1.23       33853     2636758 (SONY.N)  ソニー           27.57  0.02       4323      179432 (NTTYY)  NTT           24.44 -0.15        153     -0.88058 (MTSUY)  三菱商事         24.29 -0.26       3809      -16501 (HTHIY)  日立製作所        31.51  0.20       4941      319983 (FRCOY)  ファーストリテ     35.59 -0.23       55805     1359984 (SFTBY)  ソフトバンクG     60.42  1.56       18948     1484063 (SHECY)  信越化学工業       15.23 -0.12       4776     -118001 (ITOCY)  伊藤忠商事       122.55  2.84       9608      648316 (SMFG.N)  三井住友FG       18.66 -0.12       4876      278031 (MITSY)  三井物産         551.50  5.16       4324      166098 (RCRUY)  リクルートHD     10.00  0.00       7840     -2404568 (DSNKY)  第一三共         22.12  0.12       3468      -29433 (KDDIY)  KDDI         17.09 -0.02       2680      -57974 (NTDOY)  任天堂           18.90 -0.71       11854     -468766 (TKOMY)  東京海上HD       35.39 -0.41       5549       37267 (HMC.N)  本田技研工業       29.79  0.44       1557      322914 (JAPAY)  日本たばこ産業     18.44 -0.02       5783      -76902 (DNZOY)  デンソー         13.00  0.11       203934519 (CHGCY)  中外製薬         26.14 -0.16       8198      114661 (OLCLY)  オリエンランド     18.11 -0.41       2840      -58411 (MFG.N)  みずほFG         7.26 -0.02       5692      446367 (DKILY)  ダイキン工業       12.38 -0.14       19412     -884502 (TAK.N)  武田薬品工業       14.26  0.04       4472     -237741 (HOCPY)  HOYA         150.95 -1.95       23669      696503 (MIELY)  三菱電機         58.77 -0.11       4608      156981 (MRAAY)  村田製作所        10.80 -0.02       3387     -147751 (CAJPY)  キヤノン         29.76  0.47       4666      316273 (SMCAY)  SMC           18.09 -0.09       56730     -207182 (JPPTY)  ゆうちょ銀行       11.00  0.20       1725     -3116146 (DSCSY)  ディスコ         31.70  1.10       49706      363382 (SVNDY)  セブン&アイ・HD   13.23  0.06       2074       38053 (SSUMY)  住友商事         32.50  0.18       5096      236702 (FJTSY)  富士通           26.18  0.31       4105      106201 (TYIDY)  豊田自動織機      111.23 -0.37       17441     -495108 (BRDCY)  ブリヂストン       22.67  0.09       710986178 (JPPHY)  日本郵政         11.00  0.00       1725     1448002 (MARUY)  丸紅           279.74  3.43       4386      246723 (RNECY)  ルネサス          6.84  0.18       214546954 (FANUY)  ファナック        19.70  0.78       6178      148725 (MSADY)  MS&ADインシHD 22.95  0.15       3599      118801 (MTSFY)  三井不動産        33.80 -0.60       176726301 (KMTUY)  小松製作所        32.25  0.19       5057      104901 (FUJIY)  富士フイルム       10.50  0.10       3293     -146594 (NJDCY)  日本電産          3.27  0.01       2051     -396857 (ATEYY)  アドバンテスト     130.30  0.10       20431     1764543 (TRUMY)  テルモ           14.95 -0.14       2344     -5.58591 (IX.N)   オリックス        27.79  0.01       4357      39(時価総額上位50位、1ドル156.8円換算) <AN> 2025/12/10 09:50 みんかぶニュース 個別・材料 サンバイオが続急伸、厚労省による「アクーゴ」出荷制限の条件解除を好感  サンバイオ<4592.T>が続急伸している。同社は9日の取引終了後、外傷性脳損傷に伴う慢性期の運動麻痺に対する治療薬「アクーゴ」に関し、厚生労働省より製造販売承認事項一部変更について承認されたと発表した。7月31日の条件及び期限付き製造販売承認を経て、4つの条件が付されていたが、このうち出荷の制限に関する条件を解除する変更について12月9日に承認された。発表を好感した買いが集まった。  サンバイオは今後、薬価収載を経た後に、アクーゴの発売を予定。米国市場では来期から臨床試験に向けた準備を行う。国内では脳梗塞プログラムの臨床試験について、来期に規制当局と協議を開始する予定だとしている。 出所:MINKABU PRESS 2025/12/10 09:49 寄り付き概況 日経平均は223円高でスタート、三井金属やホンダなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;50878.66;+223.56TOPIX;3394.27;+9.35[寄り付き概況] 10日の日経平均は223.56円高の50878.66円と3日続伸して取引を開始した。前日9日の米国株式市場は指数によって高安まちまち。ダウ平均は179.03ドル安の47560.29ドル、ナスダックは30.59ポイント高の23576.49で取引を終了した。ダウは前日比プラス、ナスダックはマイナスで寄り付き後は小幅な値動きが続いた。市場はFOMC(連邦公開市場委員会)の追加利下げをほぼ織り込んでいるが、10日のFRBパウエル議長の会見やFOMCメンバーによる政策金利見通し(ドットチャート)の発表を見極めたいと様子見ムードが一段と強まった。動意薄の中、ダウはマイナスに転じ、ナスダックはプラス圏に浮上し、取引を終えた。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が高安まちまちで東京市場の手掛かり材料となりにくかったが、外為市場で1ドル=156円80銭台と、昨日15時30分頃と比べ80銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。また、日経平均はここ3営業日は節目として意識される50000円を下回ることなく推移していることから、株価の下値は堅いとの見方があった。一方、海外市場で米長期金利が強含みで推移していることが投資家心理を慎重にさせた。また、日銀の利上げ観測が引き続き株価の重しとなったことに加え、日本時間明日未明に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表とパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見が予定されていることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された11月の国内企業物価指数は、前年同月比2.7%上昇した。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同2.7%上昇だった。今日は日本時間10時30分に11月の中国消費者物価指数(CPI)と卸売物価指数(PPI)が発表される。 セクター別では、鉱業、ゴム製品、非鉄金属、証券商品先物、石油石炭製品などが値上がり率上位、銀行業、空運業、その他製品、海運業、保険業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、三井金属<5706>、ホンダ<7267>、アイシン<7259>、川崎重<7012>、JX金属<5016>、ルネサス<6723>、良品計画<7453>、大成建<1801>、丸紅<8002>、アステラス薬<4503>、三井海洋<6269>、野村<8604>、ソフトバンクG<9984>、キーエンス<6861>などが上昇。他方、任天堂<7974>、三井E&S<7003>、三菱UFJ<8306>、サンリオ<8136>、みずほ<8411>、キオクシアHD<285A>などが下落している。 <CS> 2025/12/10 09:45 みんかぶニュース 個別・材料 アウンに短期資金集中しS高に迫る急騰、AIOコンサルの海外展開本格始動を材料視  アウンコンサルティング<2459.T>に物色人気集中、ストップ高に迫る73円高は310円まで駆け上がる場面があった。低位材料株に動兆が相次ぐなか、同社もこの流れに乗り一気に大底圏離脱の動きをみせている。SEOコンサルティングを柱とするが、多言語サービスの強みを横軸展開させインバウンドプロモーションで新境地を開拓している。人工知能(AI)の最適化(AI検索エンジンや生成AIでコンテンツが引用されやすくする戦略)を支援する「AIOコンサルティング」の海外展開を本格始動することを、9日取引終了後に開示した。業務提携先であるAI Hack(東京都港区)のAIO分析ツールの新機能「検索エリア設定機能」を活用し、海外向けサービスの提供を開始しており、これを手掛かり材料に投機性の強い資金が集結する形となった。 出所:MINKABU PRESS 2025/12/10 09:44 みんかぶニュース 個別・材料 リボミックが続伸、慈恵大及び関西医科大と光免疫療法に関する共同研究契約締結  リボミック<4591.T>が続伸している。9日の取引終了後、慈恵大学及び関西医科大学と光免疫療法に関する共同研究契約を締結したと発表したことが好材料視されている。  同社では、23年9月に慈恵大学と共同研究契約を締結し、アプタマーの光免疫療法への応用可能性を検討してきたが、培養細胞を用いた試験で有望な成果が得られたことを受けて、次段階となる動物試験の推進と研究体制の更なる強化を目指し関西医科大学を加えた3者共同研究契約を締結した。なお、共同研究契約締結により、リボミックから両大学へ研究費の支払いが発生するものの、同件が業績に及ぼす影響は軽微としている。 出所:MINKABU PRESS 2025/12/10 09:42 みんかぶニュース 個別・材料 jig.jpが急反発、新規事業としてARグラス市場に参入  jig.jp<5244.T>が急反発している。9日の取引終了後に、新規事業としてARグラス市場に参入すると発表したことが好感されている。  日本国内では本格的なARグラスの競争環境がまだ形成されておらず、早期市場参入者が独自のポジションを確立できる余地があると判断し、参入を決定した。光をレンズ内部で導光させて視界内に画像やテキストを投影する仕組みであるウェイブガイド光学技術を有するCellid(東京都港区)と、世界的な眼鏡の産地として知られる福井県鯖江市で高いデザイン力と製造実績を有するボストンクラブとの協業体制を構築することで、「普段掛ける眼鏡の延長で使用できる日本発ARグラス」を提供するという。なお、26年3月期業績への影響は精査中としている。 出所:MINKABU PRESS 2025/12/10 09:37 注目トピックス 日本株 アツギ:ASEAN生産シフトでコスト競争力を強化、今期は黒字転換へ *09:37JST アツギ:ASEAN生産シフトでコスト競争力を強化、今期は黒字転換へ アツギ<3529>は、ストッキング・タイツなどのレッグウェアを主力とする繊維メーカーであり、企画・開発から製造・物流・販売まで一貫したバリューチェーンを持つ。主要子会社にレッグウェア・インナーウェア製造のレナウンインクス、中国生産子会社、国内物流子会社、介護用品販売・グループホーム運営会社など計8社を有する。繊維事業に加えて不動産、介護、太陽光発電の売電など多様な事業を展開しており、繊維市況に左右されないストック収益としてグループ収益を下支えしている。同社の事業は「繊維」「不動産」「その他」に区分され、このうち繊維事業が売上の94%を占める。レッグウェアではNB(自社ブランド)に加え、小売向けPB(プライベートブランド)の供給を行い、価格帯別に広い顧客層をカバーする。インナーウェアはキャラクターライセンスの強化やOEM取引の拡大が牽引しており、D2C(自社EC)売上は数年で2、3億円規模から8億円規模に成長した。不動産事業は旧工場等の賃貸が中心で、利益率が高く安定収益を生み出す。2026年3月期第2四半期(累計)の連結業績は、売上高101.7億円(前年同期比1.4%減)、営業損失3.5億円(前年同期は4.5億円の損失)、減収ながら損失幅は縮小した。主力の繊維事業は売上9.50億円(同2.3%減)と伸び悩んだが、特にストッキングは物価高による節約志向、パンツスタイルの一般化、カジュアル化といった構造的逆風が続いており、レッグウェア単独では市場縮小の影響が大きい。対照的にインナーウェアは売上46.4億円(同4.8%増)と堅調で、D2C・OEM拡大が採算改善に寄与した。非繊維セグメントは、不動産が売上3.54億円(同26.7%増)、営業利益2.78億円(同30%増)と高収益を維持している。今期の通期見通しは、売上高230.0億円(前期比5.1%増)、営業利益1.0億円の黒字転換と、構造改革の効果を前提に増収・黒字化を計画する。上期時点で売上進捗率44%、利益は赤字だが、同社は「秋冬商戦の寄与が大きい3Q・4Qで取り戻す」としており、気温の早期低下や価格改定の浸透、PB商品の見直しが追い風となる。利益面では、原材料・物流費・人件費の高止まりが続く一方、生産のASEANシフトや自動化投資による原価低減が中計の中核施策となっており、今後2~3年で利益押し上げ効果が顕在化する見通しだ。同社はストッキング分野での高いブランド認知と国内生産技術を強みに一定の地位を維持する。一方で市場縮小は不可避であり、高付加価値商品の比率拡大、インナーウェア・D2Cの育成による安定収益確保が差別化のポイントとなる。特に同社は製造から物流までの一貫体制をグループ内に保持しており、供給安定性と品質管理で優位性を持つ。また、自己資本比率79%と業界でも屈指の財務基盤を有し、今後の設備投資やDX投資の余力が大きい。中期経営計画(2025-2027年度)では、2028年3月期に売上高273.0億円、営業利益10.0億円を掲げる。成長戦略の柱は「レッグウェア・インナーウェアの高付加価値化」、「生産体制の再構築と原価低減」、「D2C・EC拡大」、「ヘルスケア・メディカル分野への参入」の4点だ。特に生産再編では3年間で21億円の設備投資を行い、そのうち14億円を自動化に充てる。中国比で人件費が約3分の1とされるASEANシフトは、中長期的なコスト競争力強化の要となる。ヘルスケア分野では、2023年に一般医療機器製造販売業の許可を取得し、医療分野への展開を見据えた高付加価値商品の開発を進めている。既存のレッグウェア・インナーウェアに次ぐ新たな収益源として成長余地が期待される。株主還元については、収益悪化を受け2021年3月期以降は無配としている。現状は構造改革を優先し、復配は黒字化と再成長の見通しが確実になった段階で検討するとしている。株主優待は自社ECの割引で、ファン株主の育成を目的とした実務的な内容となっている。総じて同社は、レッグウェア市場の縮小という構造的課題に直面しつつも、インナーウェア・D2C・不動産・介護など複数の収益源を組み合わせる「ポートフォリオ経営」で安定成長を図っている。財務基盤は極めて強固であり、中計による自動化・ASEANシフトが進めば、2027年度の「営業利益10億円」という収益ブレークポイント到達に現実味が出てくる。短期的には黒字転換の確度と秋冬商戦の結果が焦点となるが、中長期では高付加価値領域とヘルスケア分野が成長ドライバーとして注目される。 <NH> 2025/12/10 09:37 みんかぶニュース 市況・概況 スパイダー急反発、清水建が「S+Report」を本格導入へ◇  スパイダープラス<4192.T>が急反発している。同社は9日取引終了後、自社のデジタル帳票機能をメインとした「S+Report」が、清水建設<1803.T>の全面的な支援のもと、現場での試行を経て設備試運転帳票に標準対応し、本格的に導入されることになったと発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。  清水建の名古屋支店での先行プロジェクトでは、残業時間の削減や是正確認業務の効率化など生産性向上につながることが確認され、本格導入に至ったという。スパイダーは今後も清水建をはじめとする各社との強固なパートナーシップを通じた機能改善を続けるとしている。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2025/12/10 09:34 注目トピックス 日本株 Rebase:株価は売られ過ぎ、レンタルスペース予約PFインスタベース成長は継続 *09:31JST Rebase:株価は売られ過ぎ、レンタルスペース予約PFインスタベース成長は継続 レンタルスペース予約プラットフォーム「インスタベース」等のサービスの提供を行うRebase<5138>の株価が上値の重い展開となっている。業績予想の下方修正を受けて、株価が大幅に調整したものの、成長へのリソース配分のバランスが崩れた結果であろう。既存事業の成長が止まった訳でもなく、粗利が大きく悪化している訳でもない。今一度力点を既存事業に戻すことで、成長軌道への回帰は想定され得る状況にある。最低限で時価総額70億円程度の実力値はあると想定され、現在の36億円には売られ過ぎ感が強い。2026年3月期第2四半期(2Q)累計決算は、売上高で前年同期比15.3%増の1,000百万円、営業利益で同69.0%減の66百万円となった。スペースの2Q利用数は前年同期比18%増の41.1万件、平均単価はほぼ横ばいの4.2千円(前年同期比0.1千円減)、利用総額は同15%増の1,737百万円、掲載スペース数は同10%増の42.3千件となっている。利用総額が期首予想を下回ったこと、積極的にマーケティング施策等に費用投下したこと、組織強化を含めて飛躍的な成長の実現に向けた取り組みへの投資が影響している。通期予想は売上高で前期比13.0%増の2,177百万円(従来予想は2,313百万円)、営業利益で同85.6%減の70百万円(同490百万円)へ下方修正された。なお、インスタベースへの認知とニーズが最も高まる時期は、同社3Qである「10月〜12月」、利用総額等の各種重要指標は下半期に偏重する傾向がある。スキルシェア、フリーランス等のプラットフォーム、宿泊等のプラットフォームなどITプラットフォーム化を推進すること、リノベーション系のソリューションを持つ企業、空き家利活用関連の企業、宿泊施設等の運営企業との連携による不動産周辺事業の拡張など、既存事業とのシナジーが期待される分野は多くあり、同社もその拡大を志向してきた。今回の業績予想の下方修正は、成長へのリソース配分のバランスが崩れた結果であろう。ただし、既存事業の成長が止まった訳でもなく、粗利が大きく悪化している訳でもない。今一度力点を既存事業に戻すことで、成長軌道への回帰は想定され得る状況にある。下方修正後の売上高をベースとして、2029年3月期に売上高3,000百万円、営業利益700~800百万円とした場合、2029年3月期におけるPER15倍は、時価総額で約70億円となる(現在36億円)。無論、既存事業のみが線形で成長した場合の無理のない試算となるので、将来的な投資の状況で利益は振れる。成長期待から株価が買われていこともあり、その反動が大きいことは容易に想定できるが、現状の株価は売られ過ぎであるように見える。なお、インスタベースは、日本最大級のレンタルスペースのマッチングプラットフォームで、時間単位や1日単位でフレキシブルに使えるレンタルスペースが全国で予約可能となっている。掲載スペース数は2025年6月時点で41,000件を超えている。初期登録料や月額掲載料などはなく、収益はインスタベース上で成立した予約に対する手数料のみで「完全成果報酬モデル」のビジネスモデルを展開している。前期の予約件数において、利用用途別比率はビジネスが37%、趣味・遊び・パーティーが20%、レッスン・講座が12%、勉強・読書12%、スポーツ・フィットネス9%と幅広い利用用途で予約数を最大化している。全体平均リピート率72%。同社は、特定の利用用途に偏らずに幅広い利用用途としてポートフォリオを広げてきたことで、コロナ禍においても予約数を増加させることができ、さらには、データドリブンな集客でリピート率の高い用途での予約数を大きく増やすことができている。また、2022年3月には旅行業に登録し、大手チェーンホテルをはじめとした宿泊施設の客室を時間貸しとしても数多く掲載し、テレワーク定着等の環境変化に迅速に対応している。今後は、インスタベースの底堅い成長に加えて、ITプラットフォーム、不動産周辺など既存事業を活かした領域拡大による新規事業の創出にも注力。貸し会議室・レンタルスペースの市場1.7兆円(同社推定)だけでなく、スペースシェア市場4.8兆円と推定される需要を取り込んでいく方針だ。 <NH> 2025/12/10 09:31 みんかぶニュース 市況・概況 10日韓国・KOSPI=寄り付き4159.05(+15.50)  10日の韓国・KOSPIは前営業日比15.50ポイント高の4159.05で寄り付いた。 出所:MINKABU PRESS 2025/12/10 09:31 みんかぶニュース 個別・材料 Bガレージが大幅反発、26年4月期利益予想を下方修正もアク抜け感強まる  ビューティガレージ<3180.T>が大幅反発している。9日の取引終了後、26年4月期の連結業績予想について、営業利益を18億4100万円から15億1000万円(前期比5.3%減)へ、純利益を12億9100万円から10億1100万円(同0.8%減)へ下方修正したが、株価に織り込み済みとしてアク抜け感から買われているようだ。  売上高は化粧品・材料が高成長を継続し、380億8000万円から381億8700万円(同13.2%増)へやや上方修正した。ただ、上期に本格稼働を予定していた新物流拠点(柏FC:フルフィルメントセンター)の本格稼働が遅れ、既存物流拠点(柏DC:ディストリビューションセンター)との並行稼働が続いていることから、分割発送による配送費用や注文件数増加に対応するための人材派遣費用など物流関連費用が上振れしていることから利益は下方修正した。  なお、同時に発表した10月中間期決算は、売上高184億700万円(前年同期比13.7%増)、営業利益5億3900万円(同16.7%減)、純利益3億5800万円(同18.8%減)だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/12/10 09:30 新興市場スナップショット グリーンエナ---大幅に続伸、26年4月期の営業利益予想を上方修正、太陽光発電設備の業績好調 *09:29JST <1436> グリーンエナ 2364 +194 大幅に続伸。26年4月期の営業利益予想を従来の7.00億円から7.80億円(前期実績5.43億円)に上方修正している。太陽光発電設備の業績好調による追加計上分を織り込んだため。第2四半期累計(25年5-10月)の営業利益は3.04億円(前年同期実績1.61億円)で着地した。太陽光発電設備が好調に推移し、開発・施工案件の進捗が前倒しで業績に寄与したことから会社計画(2.00億円)を上回った。 <HM> 2025/12/10 09:29 新興市場スナップショット カルナバイオ---大幅に3日ぶり反発、次世代型BTK阻害剤に腫瘍縮小効果、米血液学会で発表 *09:26JST <4572> カルナバイオ 304 +80 大幅に3日ぶり反発。米血液学会年次総会で自社が開発中の次世代型BTK阻害剤(AS-1763)に関する2題の発表が行われたと開示している。治験薬に関連した心房細動や高血圧は見られず、グレード3以上の有害事象は13%と報告され、概して高い安全性を示したという。また、慢性リンパ性白血病・小リンパ球性リンパ腫、マントル細胞リンパ腫などの患者に対し、有望かつ持続的な腫瘍縮小効果を示したとしている。 <HM> 2025/12/10 09:26 みんかぶニュース 個別・材料 シンクロが大幅反発、アセット・バリューによる株式買い増しで思惑  シンクロ・フード<3963.T>が大幅反発している。9日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、英ロンドンに本拠を置くアセット・バリュー・インベスターズによる株式保有割合が20.52%から23.27%に上昇したことが判明しており、これを受けて需給思惑的な買いが入っているようだ。保有目的は純投資及び持続的な企業価値の向上に向けた重要提案行為などを行う可能性があるとしており、報告義務発生日は12月2日としている。 出所:MINKABU PRESS 2025/12/10 09:25 みんかぶニュース 個別・材料 スバルが反落、独占禁止法関連損失計上で26年1月期最終利益予想を下方修正  スバル興業<9632.T>が反落している。9日の取引終了後に26年1月期の連結業績予想について、最終利益を30億2900万円から20億9200万円(前期比35.4%減)へ下方修正したことが嫌気されている。  9月に、首都高速道路(東京都千代田区)が発注する道路清掃業務の入札に関して、独占禁止法違反の疑いがあるとして公正取引委員会による立ち入り検査を受けたことに関連して、現時点では事実関係や同社の法的責任の有無・内容は確定していないものの、将来発生する可能性がある損失の概算額である9億3700万円を独占禁止法関連損失として特別損失に計上したことが要因。なお、売上高293億2900万円(前期比3.1%減)、営業利益45億500万円(同6.3%減)は従来見通しを据え置いている。  また、同時に発表した第3四半期累計(2~10月)決算は、売上高212億2300万円(前年同期比2.8%減)、営業利益35億9200万円(同1.5%増)、最終利益15億1300万円(同36.7%減)だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/12/10 09:22 みんかぶニュース 個別・材料 カルナバイオがカイ気配スタートで急騰演じる、次世代型BTK阻害剤に関する米血液学会での発表を材料視  カルナバイオサイエンス<4572.T>がカイ気配スタートで急上昇。ここ上下に荒い値動きが続いており、今月2日ザラ場に259円の戻り高値を形成後急な調整を入れたが、足もとで再び投資資金の攻勢が顕著となっている。  同社は研究開発型のバイオベンチャーでキナーゼ酵素の生産・販売、受託試験のほか、治療効果が高く副作用に乏しいキナーゼ阻害剤に特化した創薬に取り組んでおり、海外売上高が全体の7割を占めていることも大きな特徴だ。そうしたなか、9日取引終了後、次世代型BTK阻害剤docirbrutinib(AS―1763)のフェーズ1b臨床試験の途中結果、および新たな非臨床研究の結果を第67回アメリカ血液学会(ASH)で発表が行われたことを開示した。フェーズ1b試験では高い安全性と有効性を示し、非臨床研究では既存BTK阻害薬で課題となっている点を克服できる可能性があることが示された。これを材料視する買いが集中している。 出所:MINKABU PRESS 2025/12/10 09:21 新興市場スナップショット アスカネット---大幅に反発、26年4月期上期の営業利益97.8%増、フォトブック事業で利益率改善 *09:20JST <2438> アスカネット 362 +15 大幅に反発。26年4月期第2四半期累計(25年5-10月)の営業利益を前年同期比97.8%増の0.31億円と発表している。フューネラル事業は全国的な葬儀件数の減少の影響を受けて低調だったものの、フォトブック事業で写真集販売価格の改定や生産効率の向上、経費のコントロールなどで利益率が改善し、大幅な増益を牽引した。通期予想は前期比150.5%増の4.35億円で据え置いた。 <HM> 2025/12/10 09:20 みんかぶニュース 個別・材料 コンドーが大幅反発、タドナラ・マネジメントが5.01%保有判明で思惑  コンドーテック<7438.T>が大幅反発している。9日の取引終了後に関東財務局に提出された大量保有報告書で、オーストリアに拠点を置く投資ファンドのタドラナ・マネジメント・ウンド・アセット社の株式保有割合が5.01%と、新たに5%を超えたことが判明しており、これを受けて需給思惑的な買いが入っているようだ。保有目的は純投資で、報告義務発生日は12月2日となっている。 出所:MINKABU PRESS 2025/12/10 09:18 みんかぶニュース 市況・概況 ETF売買動向=10日寄り付き、日経レバの売買代金は258億円と活況  10日寄り付きの上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比32.0%増の554億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同30.7%増の397億円となっている。  個別ではMAXISJPX日経インデックス400 <1593> 、上場インデックスファンド世界株式(MSCI ACWI) <1554> 、上場インデックスファンドJPX日経 <1592> 、グローバルX 日経平均株主還元 <465A> 、NEXT MSCIジャパンカントリー指数 <2643> など52銘柄が新高値。iFreeETF TOPIXインバース <1457> 、TOPIXベア上場投信 <1569> 、TOPIXベア2倍上場投信 <1356> 、日経400ダブルインバースインデックス連動 <1472> 、iFreeETF TOPIXダブルインバース <1368> など8銘柄が新安値をつけている。  そのほか目立った値動きではOne ETF FTSE・サウジアラビア <295A> が4.79%高、NEXT 韓国KOSPIダブル・ブル <2033> が4.65%高、WisdomTree 白金上場投資信託 <1674> が3.94%高、WisdomTree パラジウム上場投資信託 <1675> が3.67%高と大幅な上昇。  日経平均株価が414円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金258億4300万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における同時刻の平均売買代金218億2100万円を大幅に上回る活況となっている。  その他の日経平均ETFではNEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が38億6000万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が24億3000万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が22億400万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が15億9600万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が14億100万円の売買代金となっている。 株探ニュース 2025/12/10 09:16 みんかぶニュース 市況・概況 日経平均の上げ幅が400円突破  日経平均株価の上げ幅が400円を突破。9時13分現在、447.67円高の5万1102.77円まで上昇している。 株探ニュース 2025/12/10 09:14 注目トピックス 日本株 サンバイオ、トヨタ自◆今日のフィスコ注目銘柄◆ *09:12JST サンバイオ、トヨタ自◆今日のフィスコ注目銘柄◆ サンバイオ<4592>厚生労働省より、アクーゴ脳内移植用注(アクーゴ)の製造販売承認事項一部変更について承認され、承認条件が変更されたと発表。今後は、薬価収載を経た後に、アクーゴの発売を予定している。なお、アクーゴは、外傷性脳損傷に伴う慢性期の運動麻痺に対する治療薬として、2024年7月に世界に先駆けて日本で初めて条件及び期限付き承認がなされた世界初の脳を再生する治療薬である。今後は、中長期成長戦略に沿って、米国市場で、外傷性脳損傷の疾患をターゲットに事業活動を推進する。トヨタ自<7203>足もとで調整トレンドを継続しているが、75日線を支持線としたリバウンドをみせてきており、上値抵抗の25日線突破を睨んだ展開が期待される。一目均衡表では雲上限での攻防から押し目待ち狙いの買い意欲は強そうである。遅行スパンは実線を下回っているが、実線に接近してきており、シグナル転換へのハードルはそれほど高くないだろう。 <CS> 2025/12/10 09:12 強弱材料 強弱材料 12月10日 *09:12JST 12月10日 強気材料・日経平均株価は上昇(50655.10、+73.16)・ナスダック総合指数は上昇(23576.49、+30.59)・為替相場は円安・ドル高(156.80-90)・高市早苗内閣による防衛費増額などの経済政策・活発な自社株買い・東証による企業価値向上の要請弱気材料・NYダウは下落(47560.29、-179.03)・SOX指数は下落(7372.51、-2.70)・シカゴ日経225先物は変わらず(50850、0)・米原油先物相場は下落(58.25、-0.63)・米長期金利は上昇・日中関係の緊迫化・トランプ政権による関税政策・中国の景気後退懸念留意事項・11月国内企業物価指数・国債買い入れオペ(日本銀行)・7-9月期米国雇用コスト指数・11月米国財政収支・米国連邦公開市場委員会(FOMC)が政策金利発表・米FOMC終了後、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が記者会見・11月中国消費者物価指数・11月中国生産者物価指数・カナダ銀行(中央銀行)が政策金利発表・ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁が英紙FTのイベントで講演・11月ブラジル拡大消費者物価指数(IPCA)・ブラジル中央銀行が政策金利(セリック金利)発表・ノーベル賞授賞式 <NH> 2025/12/10 09:12 注目トピックス 市況・概況 個別銘柄戦略:イズミやジャストプラに注目 *09:11JST 個別銘柄戦略:イズミやジャストプラに注目 昨日9日の米株式市場でNYダウは179.03ドル安の47,560.29ドル、ナスダック総合指数は30.58pt高の23,576.49pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比変わらずの50,850円。為替は1ドル=156.80-90円。今日の東京市場では、1株を3株に分割すると発表したイズミ<8273>、東京電力HD<9501>より損害賠償金として3.32億円を受領し26年2月期第4四半期に特別利益に計上すると発表したヨシムラフード<2884>、11月の既存店売上高が6.7%増と10月の0.1%減から増加に転じた物語コーポ<3097>、東京都千代田区の事務所・共同住宅(販売用不動産)を売却すると発表したロードスター<3482>、東証スタンダードでは、第3四半期累計の営業利益が35.8%増となったジャストプラ<4287>、発行済株式数の2.0%上限の自社株買いと買付け委託を発表した東亜DKK<6848>、発行済株式数の0.41%上限の自社株買いと買付け委託を発表したナカボーテック<1787>、令和7年度第二航路海底トンネル太陽光発電設備設置工事約6.76億円を受注したと発表したJESCOHD<1434>、リチウムイオン電池再生事業が「ふくしま産業活性化企業立地促進補助金」に採択されたと発表したアサカ理研<5724>などが物色されそうだ。一方、26年1月期業績予想を下方修正したポールHD<3657>、26年4月期利益予想を下方修正したBガレジ<3180>、発行済株式数の2.7%上限の自社株買い・消却を発表したが25年10月期売上高・営業利益見込みを下方修正したナ・デックス<7435>、434万7900株の株式売出しと65万2100株上限のオーバーアロットメントによる売出し・発行済株式数の5.7%上限の自社株買いを発表したオークマ<6103>、東証スタンダードでは、26年1月期純利益予想を下方修正したスバル興<9632>などは軟調な展開が想定される。 <CS> 2025/12/10 09:11 みんかぶニュース 市況・概況 アドテスト、ディスコなど半導体製造装置関連は強弱観対立も頑強、米半導体株軟調で勢いに欠ける展開◇  アドバンテスト<6857.T>、ディスコ<6146.T>、レーザーテック<6920.T>、東京エレクトロン<8035.T>、SCREENホールディングス<7735.T>など半導体製造装置メーカーは強弱観対立も総じて強含み。米国株市場では前の日に時間外で買われていたエヌビディア<NVDA>が安く引けており、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)もわずかながら安く引けた。トランプ米政権がエヌビディア製の先端AI半導体「H200」について対中国を含む輸出を許可することを表明したが、中国側が「H200」の輸入について一定の制限を検討していると伝わったことで、気勢が削がれた。東京市場でも足もとで半導体セクターへの追い風が止んだ格好となっているが、一方で外国為替市場では一時1ドル=157円台まで円安が進んでおり、これは株価の下支え材料として働きやすい。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2025/12/10 09:11 みんかぶニュース 個別・材料 グリーンエナがカイ気配スタート、太陽光発電設備好調で26年4月期業績予想を上方修正  グリーンエナジー&カンパニー<1436.T>がカイ気配スタートとなっている。9日の取引終了後に26年4月期の連結業績予想について、売上高を140億円から154億円(前期比32.6%増)へ、営業利益を7億円から7億8000万円(同43.5%増)へ、純利益を3億8000万円から4億2000万円(同52.4%増)へ上方修正したことが好感されている。  上期において、フロービジネスである太陽光発電設備が好調に推移していることが要因。また、ネットゼロ・エネルギーハウス(ZEH)事業において、販売が堅調に推移していることも寄与する。なお、同時に発表した10月中間期決算は、系統用蓄電池事業の伸長などにより売上高71億8200万円(前年同期比48.1%増)、営業利益3億400万円(同88.0%増)、純利益1億5100万円(同87.0%増)となった。  あわせて、台湾J&V Energy Technologyの系統用蓄電池事業子会社であるRecharge Powerと戦略的業務提携に関する覚書(MOU)を10日付で締結すると発表。更に100%子会社グリーンエナジー・ファシリティーズがGATES(東京都新宿区)と、太陽光発電設備の買い取り及び再販売に関する業務提携契約を締結したと発表しており、これらも好材料視されている。 出所:MINKABU PRESS 2025/12/10 09:10 みんかぶニュース 市況・概況 東京株式(寄り付き)=買い優勢、FOMC前で様子見ムードも漂う  10日の東京株式市場は買い優勢、寄り付きの日経平均株価は前営業日比223円高の5万0878円と続伸。  前日の欧州株市場は高安まちまちの展開だったが、米国株市場でもはっきりしない地合いでNYダウは続落したが、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は小幅ながら反発した。FOMCの結果発表とパウエルFRB議長の記者会見を目前に様子見ムードが強かった。東京市場でも米国株市場の地合いを引き継いで、方向感のつかみにくい地合いとなりそうだ。足もと米長期金利が上昇基調を強めるなか、外国為替市場では一時1ドル=157円台目前まで円安が進んでおり、これは半導体関連など輸出セクターに追い風となる可能性がある。取引時間中は国内長期金利や為替の動向、米株価指数先物の値動きなどを横にらみに先物主導でボラティリティが高まるケースも考えられる。 出所:MINKABU PRESS 2025/12/10 09:07

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