新着ニュース一覧
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続落、ウクライナ情勢が緊迫
【ブラジル】ボベスパ指数 111725.30 -1.02%21日のブラジル株式市場は3日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1154.55ポイント安(-1.02%)の111725.30で取引を終了した。113404.8から111607.6まで下落した。前半はプラス圏で推移したが、その後は売りに押された。ウクライナ情勢が緊迫していることが引き続き警戒され、リスク回避の売りが広がった。また、欧州市場が軒並み大幅下落したことも圧迫材料。国内では、追加の利上げ懸念などが引き続き嫌気された。【ロシア】MOEX指数 3036.88 -10.50%21日のロシア株式市場は大幅に3日続落。主要指標のMOEX指数は前日比356.43ポイント安(-10.50%)の3036.88で取引を終了した。3460.42から2910.49まで下落した。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。MOEX指数はこの日、2020年3月以来の下げ幅を記録。ロシアがウクライナ親ロ派支配地域に軍隊を派遣したことを受け、欧米との対立が一段と激化している。これに伴うリスク回避の売りが広がった。また、欧州市場が軒並み大幅に下落したこともロシア株の売り圧力を強めた。【インド】SENSEX指数 57683.59 -0.26%21日のインドSENSEX指数は4日続落。前日比149.38ポイント安(-0.26%)の57683.59、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同69.65ポイント安(-0.40%)の17206.65で取引を終えた。中盤はプラス圏を回復したが、その後は再び売りに押された。成長率の大幅鈍化懸念が嫌気された。10-12月期のGDP成長率について、前期の8.4%から5.8%に鈍化すると予測されている。また、ウクライナ情勢をめぐる外部環境の不透明感が増していることもリスク回避の売りを強めた。ほかに、この日のアジア市場がおおむね軟調な展開を示していたことを受け、インド株にも売り圧力が強まった。【中国本土】上海総合指数 3490.61 -0.004%週明け21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比0.14ポイント安(-0.004%)の3490.61ポイントと5日ぶりに反落した。売り圧力が意識される流れ。上海総合指数はこのところ急ピッチに上昇し、足もとで約4週ぶりの高値水準を回復していた。短期金利の上昇も逆風。人民元建て上海銀行間取引金利(SHIBOR)は21日、翌日物などが今年1月中旬に記録した高水準に接近している。朝方公表された銀行貸し出しの指標となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」は、1年物と5年物がそれぞれ前回から据え置かれた。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。経済対策に対する期待感が持続している。指数は引けにかけて急速に値を戻し、一時、プラス圏に浮上した。
<FA>
2022/02/22 10:00
みんかぶニュース コラム
<注目銘柄>=旭ダイヤ、半導体向け電着ダイヤモンドワイヤーに期待
旭ダイヤモンド工業<6140.T>の600円割れ水準は逆張り対象として妙味がある。ダイヤモンド工具の専業メーカーで、シリコンウエハー向け研削工具は世界的に需要旺盛な半導体関連の案件獲得が進んでいる。とりわけ同社が手掛ける固定砥粒方式の電着ダイヤモンドワイヤーは、今後の収益貢献に向けて期待が大きい。22年3月期業績は期中2度にわたる増額修正を経て、営業利益段階で25億4000万円(前期は7億3200万円の赤字)と急回復が見込まれている。
株価は昨年9月27日に743円の高値に買われた後は冴えず、大幅な調整を強いられる形となっているが、時価予想PERは12倍台で、PBRは会社解散価値の半値近い水準である0.5倍台と割安感が非常に強い。ここからの下値リスクは限定的と思われ、押し目は強気に買い下がっておきたい。リバウンドに転じれば、年初につけた戻り高値673円が上値目標となる。(桂)
出所:MINKABU PRESS
2022/02/22 10:00
みんかぶニュース 個別・材料
プロパティAが3日ぶり反発、22年3月期業績予想を上方修正
プロパティエージェント<3464.T>が3日ぶり反発。同社は21日取引終了後、22年3月期連結業績予想について、売上高を340億円から345億円(前期比25.3%増)へ、営業利益を21億5000万円から21億7000万円(同3.7%増)へ、純利益を11億9000万円から12億1000万円(同3.4%増)へ上方修正すると発表した。第4四半期から子会社2社を新たに連結範囲に含めることに加え、足もとの販売状況などを総合的に勘案したとしている。
出所:MINKABU PRESS
2022/02/22 09:57
みんかぶニュース 市況・概況
22日韓国・KOSPI=寄り付き2705.08(ー38.72)
22日の韓国・KOSPI指数は前営業日比38.72ポイント安の2705.08で寄り付いた。
出所:MINKABU PRESS
2022/02/22 09:53
みんかぶニュース 個別・材料
トヨタは続落も底堅さ発揮、円高進行も好業績とバリュー株素地に着目した押し目買い
トヨタ自動車<7203.T>は軟調も底堅さを発揮している。ロシアのウクライナ侵攻に対する警戒感が高まるなか、全体相場はリスク回避の売り圧力が強く日経平均は急落しているが、同社株の下げ幅は限定的。足もとの業績好調で21年4~12月期営業利益は前年同期比68%増益と大幅な伸びを達成し、PER面も割安感がありバリュー株の側面から押し目買いを誘導しているもようだ。外国為替市場ではリスクオフのドル売り・円買いが優勢で1ドル=114円台後半まで円高が進んでいる。これは為替感応度の高い同社株には逆風材料だが、同社の今期想定為替レートは1ドル=111円に設定されており、実勢はそれよりも3円以上円安の水準にある。
出所:MINKABU PRESS
2022/02/22 09:51
新興市場スナップショット
レイ---大幅に反発、22年2月期の営業損益予想は黒字転換、期末配当は10円に増配
大幅に反発。従来未定としていた22年2月期の営業損益予想を6.70億円の黒字(前期実績7.07億円の赤字)と発表している。オンラインイベントや事務局・施設など運営関連の大型案件が受注できたため。併せて期末配当予想を10.00円(前期末実績5.00円)とした。業績修正に伴い、内部留保の状況や財務状況などを総合的に勘案した結果、増配することとした。年間配当も同額となる。
<ST>
2022/02/22 09:51
注目トピックス 日本株
出来高変化率ランキング(9時台)~明治機、iシェアーズなどがランクイン
※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。■出来高変化率上位 [2月22日 9:37 現在](直近5日平均出来高比較)銘柄コード 銘柄名 出来高 5日平均出来高 出来高変化率 株価変化率<1457* TPXベア 70155 7460.2 840.39% +1.15> 新生銀 5178300 691580 648.76% 12.3%<6334* 明治機 577800 61660 837.07% +6.81> アドウェイズ 1164800 206740 463.41% 5.21%<2562* 上場ダウH 206980 36768 462.94% -1.84> オンリー 147900 45260 226.78% -0.13%<2512* NF外債ヘッジ有 113050 22054 412.61% -0.06> 日理化 1371100 432200 217.24% 6%<2620* IS米国債1-3年ETF 60213 13495 346.19% -0.23> エイチーム 342400 118820 188.17% 5.02%<3083* シーズメン 470900 127540 269.22% +17.29> シルバーライフ 115400 41840 175.81% -10.89%<1595* NZAMJリート 129360 39156 230.37% -1.37> カラダノート 210200 82400 155.1% 3.58%<1482* iシェアーズ 152502 47286.6 222.51% +0.67> フリービット 282700 111740 153% 9.53%<2521* 上場米HE 133610 61600 116.90% -2.23> ブレインズ 250100 101220 147.09% -3.13%<2569* 上場NSQA 262330 121328 116.22% -2.63> 住石HD 774100 369180 109.68% 2.22%<1847* イチケン 128500 62700 104.94% +1.79> ギグワークス 381000 182400 108.88% -11.57%<2568* 上場NSQ 142790 83186 71.65% -2.91> 神島化 155000 75880 104.27% 9.02%<1580* 日経-1倍 41030 26972 52.12% +1.60> 黒谷 130100 64080 103.03% -4.02%<2041* NYダウベア 25287 17397.4 45.35% +2.10> イーグランド 66000 34200 92.98% 5.03%<9507* 四国電 425300 323940 31.29% +3.32> 大真空 213800 111100 92.44% 11.53%<2292* SFoods 123800 96440 28.37% -1.40> 金連動 17180 9152 87.72% -0.7%<6639* コンテック 53100 41840 26.91% +0.00> 上場NSQA 103280 55362 86.55% -0.82%<9974* ベルク 54800 43320 26.50% -0.94> イトクロ 300300 174460 72.13% -11.21%<8157* 都築電 555600 442860 25.46% +0.43> 上場米国 101010 59480 69.82% -0.93%<4496* コマースワン 97600 81680 19.49% +9.67> オハラ 332600 209000 59.14% 8.97%<2742* ハローズ 76500 64740 18.16% -1.27> 広済堂 2124400 1436500 47.89% 10.68%<2563* iS500米H 884950 786036 12.58% -2.08> HEROZ 69200 49060 41.05% -4.94%<4845* スカラ 125700 112320 11.91% +2.54> セルソース 104300 75360 38.4% 11.05%<1557* SPDR500 6971 6337.6 9.99% -2.43> 鳥貴族 227800 167640 35.89% 7.46%<7239* タチエス 102800 99780 3.03% -1.57> エネクス 269700 209200 28.92% 1.95%<2559* MXS世界 7360 7198.2 2.25% -2.30> GTS 302600 237040 27.66% 5.65%<2345* クシム 382300 378400 1.03% +1.29> One東証REIT 3230 2554 26.47% -0.64%<6753* シャープ 3471900 3481980 -0.29% -5.17> アセンテック 135000 107140 26% -8.48%<8278* フジ 344700 346520 -0.53% +2.91> ヤマウラ 155600 123800 25.69% 0.75%<8114* デサント 490100 493280 -0.64% -0.38> SPDR500 11734 9454.4 24.11% -0.81%(*)はランキングに新規で入ってきた銘柄20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外
<FA>
2022/02/22 09:48
注目トピックス 日本株
フェイスネットワーク---ライフスタイルショップ「unico」を運営するミサワとの販売提携契約締結
フェイスネットワーク<3489>は15日、ミサワが運営するライフスタイルショップ「unico(ウニコ)」と販売提携契約を結んだことを発表。同社は「新たなライフスタイルの提案を通じて夢のある未来を創造し、豊かな社会の実現に貢献する」というビジョンのもと、オーナーや入居に様々な商品・サービスを提供。「unico」は「たったひとつの」「大切な」という意味を持つ言葉であり、顧客ひとりひとりが、自分にとっての「たったひとつの大切なもの」を見つけて欲しいというコンセプトをもとに、オリジナルの家具やラグ、カーテンなどの商品を通じて、理想のライフスタイルを提案している。今回の販売提携により、同社が管理する部屋を成約した顧客は「unico」の商品で、ライフスタイルに合わせてインテリアをコーディネイトできる。サービス利用開始時期は3月を予定している。同社は、今後も、新たなバリューを提案できる他社との協業も視野に入れながら、より多くの顧客に多様なライフバリューを提供していく。
<ST>
2022/02/22 09:47
みんかぶニュース 個別・材料
ニューラルが3日ぶり反発、電子看板手掛けるネットテンを子会社化
ニューラルポケット<4056.T>が3日ぶり反発。21日の取引終了後、デジタルサイネージ(電子看板)の設置販売を手掛けるネットテン(大阪市住吉区)の全株式を取得し、子会社化すると発表しており、これが好感されているようだ。
これによりニューラルは、ネットテンの看板設置に関するノウハウや全国にある強力な営業網を活用し、人工知能(AI)を搭載したデジタルサイネージを普及・運用する体制を拡充する。また、屋外サイネージを活用した新たなサービス展開の加速も見込んでいる。
出所:MINKABU PRESS
2022/02/22 09:42
みんかぶニュース 市況・概況
明治機械が急反騰、Abalanceとの資本業務提携を好感
明治機械<6334.T>が急反騰している。21日の取引終了後、Abalance<3856.T>が同社株に対して1株201円でTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表しており、これを好感する買いが入っている。
今回のTOBは、AバランスがTCSグループから同社株式380万5100株を取得して、同社を持ち分法適用関連会社化した上で資本業務提携関係を構築することが目的。ソーラーシェアリングシステムや東南アジア全域を対象とした機械装置の販売拡大などで協業するという。なお、買い付け予定数の上限は455万4700株(所有割合39.99%)に設定しており、TOB成立後も同社株は上場を維持する予定だ。
同時に、非開示だった業績見通しを発表。22年3月期の業績予想は連結最終損益が2億円の赤字(前期は9億5600万円の赤字)に赤字幅が縮小する見通しとなった。
出所:MINKABU PRESS
2022/02/22 09:40
みんかぶニュース 個別・材料
第一三共は大幅に3日続伸、乳がん患者対象の第3相臨床試験で主要評価項目を達成
第一三共<4568.T>は大幅に3日続伸。同社は21日取引終了後、英国の製薬大手アストラゼネカ<AZN>と共同で行っている、HER2低発現の乳がん患者を対象としたトラスツズマブデルクステカンの第3相臨床試験において、主要評価項目を達成したと発表した。
化学療法による前治療を受けたHER2低発現の乳がん患者約540名に対し、同剤を投与した患者と治験医師選択薬投与(化学療法)の患者の安全性と有効性を評価したグローバル第3相臨床試験。試験の主要評価項目である「ホルモン受容体陽性のHER2低発現乳がん患者における無増悪生存期間」において、投与した患者は統計学的に有意かつ臨床的意義の高い改善を示し、所期の目的を達成したという。試験結果の詳細は学会において公表する予定。
出所:MINKABU PRESS
2022/02/22 09:38
新興市場スナップショット
シーズメン---一時ストップ高、ポリゴンテーラーなどに資本参加、メタバースファッション事業強化
一時ストップ高。ポリゴンテーラー(東京都千代田区)とポリゴンテーラーコンサルティング(東京都港区)に資本参加し、株式を取得する契約を締結したと発表している。ポリゴンテーラーはメタバースで利用するアバターなどの売買を行うECサイトの開発・運営を予定しており、資本参加でメタバースファッション事業を強化する狙い。両社の第三者割当増資を引き受け、それぞれ668株(議決権所有割合0.5%)、500株(同1.5%)を取得する。出資額は非開示。
<ST>
2022/02/22 09:37
個別銘柄テクニカルショット
GSユアサ---25日、75日線水準での攻防
年明け以降は調整が続き、2月7日には2123円まで下落した。ただし、その後はリバウンドを強めており、足元では25日、75日線水準での攻防を見せている。一目均衡表では雲下限レベルでの推移を見せているが、転換S念を支持線に底堅さも見られてきた。遅行スパンは徐々に実線に接近してきており、株価が横ばい推移としても、来週にも上方シグナル発生が意識されそうだ。
<FA>
2022/02/22 09:35
みんかぶニュース 投資家動向
<個人投資家の予想> 02月22日 09時
■ 買い予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場 [ 割安/割高 ]
(4882) ペルセウス 東証マザーズ [ 分析中 ]
(4317) レイ 東証JASDAQ(スタンダード) [ 割安 ]
(4268) エッジテクノロジー 東証マザーズ [ 分析中 ]
(2157) コシダカHD 東証1部 [ 割高 ]
(7203) トヨタ自動車 東証1部 [ 割高 ]
■ 売り予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場 [ 割安/割高 ]
(6098) リクルート 東証1部 [ 割高 ]
(2788) アップル 東証2部 [ 割安 ]
(4574) 大幸薬品 東証1部 [ 分析中 ]
(9984) ソフトバンクグループ 東証1部 [ 割高 ]
(8209) フレンドリー 東証2部 [ 割高 ]
出所:MINKABU PRESS
2022/02/22 09:32
寄り付き概況
日経平均は395円安でスタート、シャープや東エレクなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;26515.45;-395.42TOPIX;1883.33;-27.35[寄り付き概況] 22日の日経平均は395.42円安の26515.45円と4日続落して取引を開始した。前日21日の米国株式市場はプレジデントデー(大統領の日)のため休場。欧州市場は、英FTSETM100が0.39%安、独DAXが2.07%安、仏CACが2.04%安だった。 今日の東京株式市場は売りが先行した。プーチン露大統領が、ウクライナ東部の親ロシア派が実効支配する地域の独立を承認し、ロシア軍を派遣する方針を決めたと伝えられ、ウクライナ情勢を巡る地政学リスクに対する警戒感が一段と高まり、買い手控え要因となった。また、昨日の欧州市場で主要国の株価指数が下落したことも東京市場の株価の重しとなった。一方、日経平均が昨日までの3営業日続落で500円を超す下げとなったことから、自律反発狙いの買いが入りやすく、また、英国がコロナ規制をほぼ全廃することを発表し、オーストラリアが2回のワクチン接種を条件に海外からの渡航者の全面的な受け入れを再開するなど、世界的な経済活動活性化への期待が高まり、株価下支え要因となったが、寄り付き段階では売りが優勢だった。今日は、CaSy<9215>がマザーズに上場した。 セクター別では、陸運業、精密機器、ゴム製品、電気機器、保険業などが値下がり率上位、鉱業、石油石炭製品が値上がりしている。東証1部の売買代金上位では、シャープ<6753>、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、信越化<4063>、SUMCO<3436>、ルネサス<6723>、村田製<6981>、SMC<6273>、HOYA<7741>、日本電産<6594>、日産自<7201>、キヤノン<7751>、川崎汽船<9107>などが下落。他方、INPEX<1605>、都築電気<8157>などが上昇している。
<FA>
2022/02/22 09:30
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ロシアと西側諸国との関係悪化でリスク回避の円買いも
22日午前の東京市場でドル・円は弱含み。ロシアのプーチン大統領は、ウクライナ東部の親ロシア派2地域の独立を承認すると表明したことから、リスク回避的な円買いが観測されており、ドル・円は朝方に114円50銭まで下落。週内に米ロ首脳会談が行われる可能性は低いとの見方が強まり、ドル売り・円買いが優勢となっている。ここまでの取引レンジは、ユーロ・ドルは1.1296ドルから1.1315ドル。ユーロ・円は129円36銭から129円83銭で推移。
<MK>
2022/02/22 09:26
注目トピックス 経済総合
コラム【新潮流2.0】:ソビエト(マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆)
◆逢坂冬馬氏の『同志少女よ、敵を撃て』(早川書房)は全選考委員が満点をつけ第11回アガサ・クリスティー賞を受賞した傑作である。独ソ戦のスターリングラード攻防を描く戦闘場面は迫力満点だ。銃器のディテールのち密さは、『野獣死すべし』で知られるハードボイルドの名手、大藪春彦を彷彿とさせる。タイトルからわかる通り、主人公は若き女性の狙撃兵。戦場を舞台とした女性スナイパーの物語だが、この小説の本質は彼女の精神的な成長を描くビルドゥングスロマンである。◆僕は上智大学の外国語学部ロシア語学科を卒業した。B.A. (Bachelor of Arts, 学士)はForeign Study。ロシア政治・国際関係論は僕の専攻である。卒業は1987年だからソビエト連邦崩壊の4年前だ。しかし、在学当時からソビエト体制の矛盾が顕在化しており、崩壊は時間の問題と見られていた。『同志少女よ』も、そのあたりを余すところなく描いていて立派な「ソ連論」だ。当時からすれば、日本で、ソビエトを描いた、こんなにすごい小説(しかもエンターテイメント!)が登場するとは夢にも思わなかった。◆ウクライナ危機が世界の市場を揺さぶっている。情勢は緊迫の度合いを日ごとに増し、いつ軍事侵攻があってもおかしくないと警戒が高まっている。一方、僕も含めた市場関係者は、有事は回避されるとのヨミ筋が多数派だろうと思う。モスクワでヘッジファンドを運営する知り合いは頻繁にキエフを訪れるがいたって平穏で戦火が迫る緊迫感などまったくないと言う。つまるところ、武力行使はロシアを含めた関係当事国、誰の利益にもならないからだ。◆しかし、戦争というものは理屈で起こるものではないのは歴史が教えるところである。「プーチン氏は旧ソ連諸国全てをロシアの影響下に置きたいと考えているようだ。今年は自身が70歳の誕生日を迎え、ソ連創設100年の節目でもある。政治家として歴史にどう名を残すかを意識しての動きではないか」ウクライナの政治評論家ウォロディミル・フェセンコ氏はそう分析する。歴史に名を残したいとする指導者はプーチン大統領に限らない。それが厄介な問題である。◆指導者は歴史に名を残したいと思うが、そうした意思を持たせるのは実は「歴史」のほうである。国家の歩みが歴史を作るが、国家の将来もまた過去の「歴史」に左右される。『同志少女よ』はソ連、ウクライナの歴史や地政学的な情報もたくさん出てくる。ウクライナ危機の最中、エンターテイメント小説で息抜きを兼ねた勉強もいいかもしれない。いや、勉強なんて抜きに、抜群に面白い一冊であること、受け合います。マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木 隆マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木 隆(出所:2/21配信のマネックス証券「メールマガジン新潮流」より抜粋)
<FA>
2022/02/22 09:26
Reuters Japan Online Report Business News
寄り付きの日経平均は大幅続落スタート、ウクライナ情勢を警戒 一時500円超安
[東京 22日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比395円42銭安の2万6515円45銭と、大幅に続落して始まった。その後も下げを拡大し、一時500円超安となった。ウクライナ情勢の一段の緊迫化を受けたリスクオフの売りが先行した。
トヨタ自動車やソニーグループといった主力株は軟調。東京エレクトロンなどの半導体関連や電子部品株は総じてマイナスとなっている。 指数寄与度の大きいファーストリテイリングやソフトバンクグループもさえない。
ロシアのプーチン大統領は21日、ウクライナ東部の親ロシア派2地域の独立承認を表明。これを受けて米国は、これら地域での米国人による新規投資や貿易、資金調達を禁止する構えを示している。
2022-02-22T002411Z_1_LYNXMPEI1L00C_RTROPTP_1_MARKETS-JAPAN.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220222:nRTROPT20220222002411LYNXMPEI1L00C 寄り付きの日経平均は大幅続落スタート、ウクライナ情勢を警戒 一時500円超安 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220222T002411+0000 20220222T002411+0000
2022/02/22 09:24
新興市場スナップショット
ニューラル---大幅に3日ぶり反発、デジタルLEDサイネージのネットテンを子会社化、取得価額24億円
大幅に3日ぶり反発。デジタルLEDサイネージ販売のネットテン(大阪市)の全株式を取得し、子会社化すると発表している。取得価額は24.19億円(含むアドバイザリー費用等)。ネットテンは、小売店や飲食店、官公庁向けに屋外向け電子看板を設置・販売している。子会社化でネットテンの営業網と電子看板設置ノウハウ、メンテナンス体制を活用し、AIを搭載した屋外電子看板やAIイネージを普及・運用する体制を拡充する。
<ST>
2022/02/22 09:24
みんかぶニュース 個別・材料
倉元は大幅続伸、22年12月期営業利益は8000万円の黒字転換見通し
倉元製作所<5216.T>は大幅続伸。同社は21日取引終了後、22年12月期単独業績予想について、売上高16億円(前期比54.8%増)、営業利益8000万円(前期は4200万円の赤字)、純利益7000万円(前期比7.8倍)、配当予想は無配(前期は無配)と開示した。顧客ニーズに資する製品供給で受注の安定・拡大に努める方針。
あわせて発表した21年12月期の単独純利益は900万円(前の期比98.8%減)だった。新型コロナウイルス関連の助成金収入4038万9000円を営業外収益に計上したほか、遊休固定資産売却による固定資産売却益として約5200万円を特別利益に計上した。なお、大幅減益は前の期に債務免除益11億700万円の特別利益を計上した反動としている。
出所:MINKABU PRESS
2022/02/22 09:23
みんかぶニュース 個別・材料
カシオが7日ぶり反発、自社株買いと消却を実施へ
カシオ計算機<6952.T>は7日ぶりに反発。21日の取引終了後、自社株買いを実施すると発表しており、これが好材料視されている。上限を350万株(発行済み株数の1.44%)、または50億円としており、取得期間は2月22日から4月28日まで。
あわせて、3月31日付で1000万株(同3.86%)の自社株を消却すると発表した。株主還元の拡充や資本効率の向上、更に経営環境に対応した機動的な資本政策として、自己株式の取得と消却を行うとしている。
出所:MINKABU PRESS
2022/02/22 09:22
Reuters Japan Online Report Business News
1月企業向けサービス価格、前年比1.2%上昇=日銀
[東京 22日 ロイター] - 日銀が22日公表した1月の企業向けサービス価格指数は前年比1.2%上昇、前月比0.5%低下した。12月確報は前年比1.1%上昇、前月比0.3%上昇だった。
OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220222T002128+0000
2022/02/22 09:21
みんかぶニュース 個別・材料
ハイデ日高は4日続落、22年2月期の年間配当は12円減配の24円となる見通し
ハイデイ日高<7611.T>は4日続落。同社は21日取引終了後、未定としていた22年2月期の年間配当予想について、24円と開示した。前期は36円だったため、12円の減配となる見通し。新型コロナウイルス感染症の影響が継続しており、先行き不透明な状況が続いているためとした。
出所:MINKABU PRESS
2022/02/22 09:17
みんかぶニュース 市況・概況
ETF売買動向=22日寄り付き、日経レバの売買代金は255億円と活況
22日寄り付きの上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、9時15分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比15.6%増の636億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)20銘柄の売買代金は同10.6%増の521億円となっている。
個別では純金上場信託(現物国内保管型) <1540> 、グローバルX MSCIスーパーディビィデンド <2564> 、iFreeETF NASDAQ100インバース <2842> が新高値。グローバルX ロボティクス&AI-日本株式ETF <2638> 、iFreeETF NASDAQ100(為替ヘッジあり) <2841> 、NEXT 機械 <1624> 、iFreeETF NASDAQ100(為替ヘッジなし) <2840> 、NEXT 東証マザーズETN <2042> など9銘柄が新安値をつけている。
そのほか目立った値動きでは国際のETF VIX短期先物指数 <1552> が7.89%高、NEXT 原油ブル <2038> が5.21%高、NEXT 日経平均VI先物 <2035> が4.85%高、WTI原油価格連動型上場投信 <1671> が3.10%高、NEXT NOMURA原油インデックス連動型上場投信 <1699> が3.01%高と大幅な上昇。
一方、NEXT ロシア株式指数 <1324> は7.30%安、UBS アジア太平洋株 <1390> は4.36%安、中国H株ブル2倍上場投信 <1572> は4.14%安、サムスンKODEX200証券上場指数投資信託 <1313> は3.61%安、NEXT NYダウ・ダブル・ブル・ドルヘッジETN <2040> は3.57%安と大幅に下落している。
日経平均株価が536円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金255億6900万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における同時刻の平均売買代金198億7200万円を大きく上回る活況となっている。
その他の日経平均ETFではNEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が83億3300万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が38億8900万円、楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が36億8800万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が27億9400万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が24億8600万円の売買代金となっている。
株探ニュース
2022/02/22 09:16
みんかぶニュース 個別・材料
JBRが3日続伸、株主還元方針を変更し今期配当を1円増額修正
ジャパンベストレスキューシステム<2453.T>が3日続伸。21日の取引終了後、株主還元方針を変更し、22年9月期から配当性向を従来の30%から50%へに引き上げると発表。これに伴い、22年9月期の上期配当を従来計画の8円から9円(前年同期は8円)に増額するとしており、これを好感する買いが入っている。なお、年間配当は18円になる。
併せて、株主優待制度を変更することも明らかにした。22年3月末から適用する新制度では、100株以上を保有する株主を対象に、キッザニア優待券を2枚贈呈する。従来は保有株数にかかわらず全株主に同優待券を1枚贈呈していた。
出所:MINKABU PRESS
2022/02/22 09:15
みんかぶニュース 個別・材料
シンワワイズは小じっかり、第3四半期に投資有価証券売却益1405万円を計上へ
Shinwa Wise Holdings<2437.T>は小じっかり。同社は21日取引終了後、保有する上場有価証券1銘柄を売却したことにより、投資有価証券売却益1405万1000円が発生したと発表した。コーポレートガバナンス・コードに基づく財務体質の強化を図るためとし、22年5月期第3四半期に特別利益として計上するとしている。
出所:MINKABU PRESS
2022/02/22 09:14
みんかぶニュース 個別・材料
レイはカイ気配スタートで水準切り上げ、22年2月期営業黒字に転換へ
レイ<4317.T>はカイ気配スタートで水準を切り上げている。21日の取引終了後、従来未定としていた22年2月期業績予想を発表。売上高109億円(前期比54.7%増)、営業損益6億7000万円の黒字(前期7億700万円の赤字)の見通しを示しており、これを好感した買いが膨らんでいるようだ。
オンラインイベントなど運営関連の大型案件が受注でき、この売り上げが期末に集中して計上できる見込みになったという。同じく従来未定としていた期末一括配当予想については、前期比5円増の10円とした。
出所:MINKABU PRESS
2022/02/22 09:12
注目トピックス 市況・概況
日経平均は476円安、寄り後は軟調
日経平均は476円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。プーチン露大統領が、ウクライナ東部の親ロシア派が実効支配する地域の独立を承認し、ロシア軍を派遣する方針を決めたと伝えられ、ウクライナ情勢を巡る地政学リスクに対する警戒感が一段と高まり、買い手控え要因となった。また、昨日の欧州市場で主要国の株価指数が下落したことも東京市場の株価の重しとなった。一方、日経平均が昨日までの3営業日続落で500円を超す下げとなったことから、自律反発狙いの買いが入りやすく、また、英国がコロナ規制をほぼ全廃することを発表し、オーストラリアが2回のワクチン接種を条件に海外からの渡航者の全面的な受け入れを再開するなど、世界的な経済活動活性化への期待が高まり、株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均は軟調な動きとなっている。
<FA>
2022/02/22 09:12
みんかぶニュース 市況・概況
マザーズ市場の下値模索続く、追い証絡みの売り観測も需給改善の兆しみえず
東京市場はウクライナ情勢を背景に市場センチメントが悪化するなか、日経平均株価は2万6000円台で下げ足を強めているが、それに輪をかけて東証マザーズ市場の地合いが悪化している。前日にマザーズ指数は2.8%安でフシ目の700を割り込み安値を更新、終値で688.99まで水準を切り下げた。マザーズ指数が700を下回るのは20年4月中旬以来約1年10カ月ぶり。きょうも朝方から売り優勢で一段と下値を探る展開を余儀なくされている。個人投資家は一部で追い証回避目的の売りが観測されるが、その一方で「依然として大口投資家が押し目に買い向かう動きがみられる」(ネット証券マーケットアナリスト)状況にあり、需給改善の兆しはみられない。
出所:MINKABU PRESS
2022/02/22 09:11
注目トピックス 市況・概況
個別銘柄戦略:INPEXや石油資源開発などに注目
21日の米国市場は祝日で休場。一方、欧州市場では、ドイツやフランスなどの主要株価指数が2%超の大幅安。大阪夜間取引の日経225先物は日中比420円安の26520円。ドル・円は1ドル=114.50-60円。ロシアがウクライナ東部の親ロシア分離主義勢力が実効支配する2地域(ドネツク、ルガンスク両州)を独立国家として正式に承認。欧米諸国からの経済制裁が引き起こす資源価格の高騰など実体経済への影響が懸念され、リスク回避の動きが強まりそうだ。ソフトバンクG<9984>や東エレク<8035>、信越化学<4063>、クボタ<6326>、ダイキン<6367>、太陽誘電<6976>、ファナック<6954>など主力株全般の売りが予想される。また、原油先物価格の高騰への警戒感から、関西電力<9503>や中部電力<9502>などの電気・ガス業のほか、JAL<9201>やANAHD<9202>などの空運株もコスト増を懸念し軟調となろう。リスク回避の円高・ドル安でトヨタ自<7203>、ホンダ<7267>などの輸送用機器も冴えない展開が予想される。一方、INPEX<1605>や石油資源開発<1662>、三井物産<8031>、住友鉱山<5713>などの資源関連は相対的に堅調推移となりそうだ。
<FA>
2022/02/22 09:10