新着ニュース一覧
みんかぶニュース 個別・材料
モリ工業は後場プラス圏へ浮上、22年3月期配当予想の上方修正と自己株消却を発表
モリ工業<5464.T>は後場に入ってプラス圏へ浮上。同社はきょう午後1時に、22年3月期の年間配当予想を90円から130円(前期は90円)へ上方修正するとともに、保有する自己株式8万100株を25日に消却すると発表した。発行済み株式総数に対する割合は1.02%。
出所:MINKABU PRESS
2022/03/11 13:08
注目トピックス 日本株
Casa---急落、今期の大幅減益見通しをネガティブ視
Casa<7196>は急落。前日に22年1月期決算を発表、営業利益は10.4億円で前期比0.5%増益となり、第3四半期決算時の上方修正水準で着地。一方、23年1月期は7.4億円で同28.9%減益の見通しとしている。人員増加や新システムリリースに伴う費用増などを見込んでいるもよう。想定外の大幅減益見通しにネガティブなインパクトが先行。発行済み株式数の1.29%に当たる13万株、1億円を上限とする自社株買い発表も下支えにならず。
<YN>
2022/03/11 13:02
Reuters Japan Online Report Business News
ゴールドマン、米成長率予想を下方修正 コモディティー高騰で
[シンガポール 11日 ロイター] - ゴールドマン・サックスのアナリストは、2022年の米経済成長率予想を従来の3.1%から2.9%に引き下げた。ロシアのウクライナ侵攻を受けた原油などコモディティー(商品)価格の高騰により、支出が打撃を受けるとみている。
21年第4・四半期の国内総生産(GDP)予想は1.75%増とし、従来の2%増から下方修正した。
生産が主要金属不足の制約を受けた場合、景気下振れリスクはさらに強まるとした。今後1年間にリセッション(景気後退)入りする確率は20─35%と予想した。
2022-03-11T040152Z_1_LYNXNPEI2A04Q_RTROPTP_1_USA-MARKETS-DOLLAR.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220311:nRTROPT20220311040152LYNXNPEI2A04Q ゴールドマン、米成長率予想を下方修正 コモディティー高騰で OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220311T040152+0000 20220311T040152+0000
2022/03/11 13:01
みんかぶニュース 市況・概況
13時の日経平均は624円安の2万5065円、SBGが68.52円押し下げ
11日13時現在の日経平均株価は前日比624.89円(-2.43%)安の2万5065.51円で推移。東証1部の値上がり銘柄数は402、値下がりは1701、変わらずは76と、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大幅に上回っている。
日経平均マイナス寄与度は68.52円の押し下げでSBG <9984>がトップ。以下、ファストリ <9983>が66.26円、東エレク <8035>が61.68円、アドテスト <6857>が34.54円、リクルート <6098>が24.95円と続いている。
プラス寄与度トップはKDDI <9433>で、日経平均を11.63円押し上げている。次いで日揮HD <1963>が3.98円、アステラス <4503>が3.70円、三菱商 <8058>が2.15円、電通グループ <4324>が1.94円と続く。
業種別では33業種中7業種が値上がり。1位は鉱業で、以下、石油・石炭、水産・農林、鉄鋼と続く。値下がり上位には輸送用機器、精密機器、電気機器が並んでいる。
※13時0分13秒時点
株探ニュース
2022/03/11 13:01
後場の寄り付き概況
後場の日経平均は671円安でスタート、レーザーテックやソフトバンクGが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;25019.09;-671.31TOPIX;1790.85;-39.18[後場寄り付き概況] 後場の日経平均は前日比671.31円安の25019.09円と、前引け(25064.74円)から下げ幅を更に広げてスタート。ランチタイム中の225先物は24720円~24880円のレンジで後半にかけて弱含みで推移。なお、225先物は限月交代により日経平均から配当落ち分の230~240円程を差し引いた水準となっている。ドル・円は1ドル=116.30-40円と朝方から10銭程円安水準での動き。アジア市況は総じて崩れており、上海総合指数が2%超の下落率、香港ハンセン指数は3%強の下落率となっている。ロシアとウクライナの外相会談で目立った進展が見られなかったことで、ウクライナ情勢を巡る先行き不透明感は一段と増した。さらに、欧州中央銀行(ECB)は前日の定例理事会で量的緩和策の縮小ペースを加速させるなどタカ派的な政策決定を行った。加えて、米2月消費者物価指数(CPI)が約40年ぶりの過去最高の伸びを見せたことでインフレ高進懸念も高まっている。来週には米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えていることもあり、週末要因も相まって手仕舞い売りなどが膨らむなか後場の日経平均は25000円を割り込んできている。 セクター別では輸送用機器、精密機器、電気機器などが下落率上位に並んでいる一方、鉱業、石油・石炭製品、水産・農林業などが上昇率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>、リクルートHD<6098>、TDK<6762>、キーエンス<6861>、日本電産<6594>、トヨタ自<7203>などが大幅に下落。一方、三菱UFJ<8306>、KDDI<9433>、INPEX<1605>、三菱商事<8058>などが堅調。
<CS>
2022/03/11 13:00
みんかぶニュース 市況・概況
<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」2位にトヨタ
「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」11日正午現在でトヨタ自動車<7203.T>が「買い予想数上昇」2位となっている。
トヨタは3日ぶり反落。一時5%を超える下落で1800円台前半まで売り込まれた。前日は日経平均株価の急騰に合わせ、インデックス買いを交え5.4%高と大きく上値を伸ばしたが、きょうは一転してそれを吐き出す展開に変わった。個人投資家が信用取引を使って買い向かう動きが観測されているが、今のところ下げ渋る動きがみられない。足もと1ドル=116円40銭台まで円安が進行していることは、輸出採算向上期待からプラス材料視されるが、ウクライナ情勢が混迷を極めるなか売り圧力が押し目買いを凌駕している。
出所:MINKABU PRESS
2022/03/11 12:57
みんかぶニュース 個別・材料
スギHDが大幅反落、2月既存店売上高が3カ月連続で前年下回る
スギホールディングス<7649.T>が大幅反落し昨年来安値を更新している。10日の取引終了後に発表した2月度の月次速報で、既存店売上高が前年同月比4.5%減と3カ月連続で前年実績を下回ったことが嫌気されている。客数、客単価ともに前年割れとなった。
出所:MINKABU PRESS
2022/03/11 12:56
アルトコインニュース
暗号資産取引所Zaif、COT取扱い記念キャンペーンの追加情報を公開【フィスコ・アルトコインニュース】
暗号資産(仮想通貨)取引所のZaifは10日、コスプレトークン(COT)取扱い記念キャンペーンの追加情報を公開した。COTの取扱いを記念して、既に開催中の「Twitterキャンペーン」、「新規口座開設及び入金キャンペーン」に続いて、「購入キャンペーン」、「保有キャンペーン」を開催するようだ。購入キャンペーンでは、2022年3月14日から2022年4月13日にかけて累計10,000COTの購入をすると、抽選で50名に3,000円相当分のCOTがプレゼントされる。購入は一度で10,000COTする必要はなく、キャンペーン期間中の累計購入枚数で計算されるようで、Orderbook tradingとかんたん売買どちらの取引も対象となる。保有キャンペーンでは、2022年3月14日から2022年4月13日のキャンペーン期間中に10,000COTを14日以上継続保有すると、抽選で50名に5,000円相当のCOTがプレゼントされる。毎日0時時点の保有残高が10,000COT以上である事を、1日保有したとしてカウントするという。Zaifは3日に、国内初としてコスプレトークン(COT)の新規上場計画を発表、7日にはTwitter上でCOT取扱い記念動画CMを公開しており、Twitterキャンペーンや新規口座開設及び入金キャンペーンも実施している。3つ目、4つ目となる今回のキャンペーンで配布されるコスプレトークン(COT)の配布時期は2022年4月中を予定しているという。COTとは、株式会社キュアが運営する世界最大級のコスプレプラットフォーム「World Cosplay」内で使用できる暗号資産である。イーサリアムをベースとしており、世界中のコスプレイヤーやファン、カメラマン等、その周辺領域で活動する人々で形成される「コスプレ経済圏」の自発的発展とコミュニティへの貢献を目的として発行された。株式会社キュアは、COTを基軸通貨としつつコスプレイヤーNFTを絡めた新規サービスを近日公開するようで、同サービスはWeb3.0やDeFiとよばれるブロックチェーンの最先端技術が取り込まれているという。同サービスは、ブロックチェーン技術や暗号理論を用いたR&D、システム受託開発、アプリケーション開発等を行うスタートアップ企業のチューリンガム株式会社が開発を担っている。
<TY>
2022/03/11 12:54
みんかぶニュース 市況・概況
日揮HDや千代建が急伸、LNGプラント建設需要拡大で物色機運◇
日揮ホールディングス<1963.T>や千代田化工建設<6366.T>が急伸。日揮HDは一時、前日に比べ13%強上昇した。11日付の日本経済新聞は「米エネルギー大手のセンプラ・インフラストラクチャーは、三井物産<8031.T>などと合弁で運営する同国南部の液化天然ガス(LNG)プラントの生産能力を2027年に現在より6割増やして年約1900万トンにする」と報じた。欧州による脱ロシアを見据えてLNGの輸出体制を整える。具体的には、米ルイジアナ州のLNGプラント「キャメロン」の生産能力を高める。今後、LNG生産能力の増強が強まる可能性は高く、LNGプラントで高実績を持つ日揮HDや千代建に見直し買いが流入している。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2022/03/11 12:54
みんかぶニュース 個別・材料
JALCOが下げ幅を縮小、自社株買いの上限を引き上げ
JALCOホールディングス<6625.T>が後場下げ幅を縮小している。午後0時30分ごろ、昨年8月13日に発表した自社株買いについて、上限を400万株(発行済み株数の3.69%)、または8億円から、500万株、または10億円へ引き上げたことが好材料視されている。取得期間は22年8月15日までで据え置き。なお、3月10日までに358万3300株を6億1716万円で取得したとしている。
出所:MINKABU PRESS
2022/03/11 12:44
Reuters Japan Online Report Business News
米上院、ウクライナ支援含む9月30日までの予算採決で賛成が過半数
[ワシントン 10日 ロイター] - 米上院で10日、ウクライナへの支援を含む9月30日までの予算法案が過半数の支持を得た。
2022-03-11T033757Z_1_LYNXNPEI2A04G_RTROPTP_1_USA-DAILYLIFE.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220311:nRTROPT20220311033757LYNXNPEI2A04G 米上院、ウクライナ支援含む9月30日までの予算採決で賛成が過半数 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220311T033757+0000 20220311T033757+0000
2022/03/11 12:37
みんかぶニュース 市況・概況
東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は一時700円安と下げ幅拡大
後場寄り付きの東京株式市場では、日経平均株価が一時前日比700円安前後と前場終値から下げ幅を拡大させている。日経平均株価は2万5000円ラインの攻防となっている。
出所:MINKABU PRESS
2022/03/11 12:35
Reuters Japan Online Report Business News
経済・物価情勢踏まえると、金融緩和修正する状況にない=日銀局長
[東京 11日 ロイター] - 日銀の清水誠一企画局長は11日、衆院内閣委員会で、日本の経済・物価情勢を踏まえると、金融緩和を修正する状況にはないと述べた。賃金上昇など物価高の2次的な波及が懸念されない限り、金融引き締めで対応するのは適切でないとも話した。
足立康史委員(日本維新の会)の質問に答えた。
清水局長はコストプッシュ型の物価上昇について、やや長い目で見れば家計の実質所得の減少や企業収益の悪化を通じて日本経済に悪影響を及ぼすため、「持続的・安定的な物価上昇にはつながらない」との見方を示した。
コストプッシュ型の物価上昇に対しては「中長期的な予想物価上昇率や賃金上昇率が高まり、実際のインフレ率が目標の2%を継続的に超えて上昇するという2次的な波及効果が懸念されない限り、景気に悪影響を及ぼし得る金融引き締めで対応するのは適当ではない」と指摘した。
(和田崇彦編集:田中志保)
2022-03-11T033520Z_1_LYNXNPEI2A04E_RTROPTP_1_JAPAN-ECONOMY-BOJ.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220311:nRTROPT20220311033520LYNXNPEI2A04E 経済・物価情勢踏まえると、金融緩和修正する状況にない=日銀局長 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220311T033520+0000 20220311T033520+0000
2022/03/11 12:35
注目トピックス 日本株
日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は大幅反落、ソフトバンクGが1銘柄で約63円分押し下げ
11日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり56銘柄、値下がり159銘柄、変わらず10銘柄となった。日経平均は大幅反落。625.66円安の25064.74円(出来高概算8億株)で前場の取引を終えている。10日の米株式市場でNYダウは反落し、112ドル安となった。ロシアとウクライナの外相による停戦交渉で進展がなく、さらに2月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比+7.9%と40年ぶりの高い伸びとなったことから、一時466ドル安まで下げ幅を広げた。その後下げ渋ったが、連邦準備理事会(FRB)の利上げを警戒した売りも出て、終日軟調に推移した。インフレへの懸念や金利上昇を背景に、ハイテク比率の高いナスダック総合指数は-0.94%。本日の日経平均もこうした流れを引き継いで195円安からスタートすると、下げ幅を広げる展開となった。前日が1000円近い大幅上昇だっただけに売りがかさみ、前引けにかけて25051.23円(639.17円安)まで下落する場面があった。なお、日経平均先物・オプション3月物の特別清算指数(SQ)は概算で25457.94円となっている。個別では、売買代金トップのレーザーテック<6920>が9%超の下落。前日の米市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が-2.17%となったほか、政府がハイテク製品の対ロ輸出禁止を決定したとも伝わっている。その他売買代金上位も東エレク<8035>などが軟調で、ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>、キーエンス<6861>は大きく下落。また、決算発表の菱洋エレク<8068>などが東証1部下落率上位に顔を出している。一方、川崎船<9107>、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>といったメガバンク株は小じっかり。INPEX<1605>は3%上昇している。三井海洋<6269>は受注・建造したFPSO(浮体式生産設備)の原油生産開始を発表し、日揮HD<1963>などは米LNG(液化天然ガス)プラントを巡る思惑から急伸。また、好決算の鎌倉新書<6184>などが東証1部上昇率上位に顔を出している。セクターでは、輸送用機器、電気機器、精密機器などが下落率上位。一方、鉱業、石油・石炭製品、銀行業などが上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の84%、対して値上がり銘柄は13%となっている。値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>となり1銘柄で日経平均を約63円押し下げた。同2位は東エレク<8035>となり、ファーストリテ<9983>、アドバンテスト<6857>、リクルートHD<6098>などがつづいた。一方、値上がり寄与トップはKDDI<9433>となり1銘柄で日経平均を約11円押し上げた。同2位は日揮HD<1963>となり、アステラス製薬<4503>、三菱商事<8058>、電通グループ<4324>がつづいた。*11:30現在日経平均株価 25064.74(-625.66)値上がり銘柄数 56(寄与度+36.39)値下がり銘柄数 159(寄与度-662.05)変わらず銘柄数 10○値上がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度<9433> KDDI 3875 56 +11.84<1963> 日揮HD 1395 154 +5.43<4503> アステラス薬 1845.5 20 +3.52<8058> 三菱商 4148 58 +2.04<4324> 電通G 4270 45 +1.59<9064> ヤマトHD 2266 27 +0.95<8053> 住友商 1948.5 23.5 +0.83<8002> 丸紅 1314.5 20.5 +0.72<5541> 大平金 3915 200 +0.70<5019> 出光興産 3455 50 +0.70<8031> 三井物 3038 20 +0.70<8355> 静岡銀 829 17 +0.60<1605> INPEX 1383 41 +0.58<1721> コムシスHD 2725 15 +0.53<8354> ふくおか 2249 64 +0.45<8331> 千葉銀 707 12 +0.42<6952> カシオ 1300 12 +0.42<5714> DOWA 5490 50 +0.35<4042> 東ソー 1723 17 +0.30<5020> ENEOS 453.8 8 +0.28○値下がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度<9984> ソフトバンクG 4478 -302 -63.86<8035> 東エレク 52570 -1660 -58.51<9983> ファーストリテ 58580 -1530 -53.92<6857> アドバンテ 8120 -420 -29.61<6098> リクルートHD 4594 -243 -25.69<6762> TDK 3650 -240 -25.38<2413> エムスリー 4074 -247 -20.89<6367> ダイキン 20570 -520 -18.33<4063> 信越化 17235 -515 -18.15<7203> トヨタ 1848 -97.5 -17.18<7733> オリンパス 2015 -107.5 -15.16<6954> ファナック 19205 -400 -14.10<9613> NTTデータ 2077 -74 -13.04<4911> 資生堂 5437 -328 -11.56<6902> デンソー 6784 -312 -11.00<6861> キーエンス 51250 -3050 -10.75<6758> ソニーG 11515 -305 -10.75<2801> キッコーマン 7900 -280 -9.87<6988> 日東電 7680 -270 -9.52<6645> オムロン 7364 -264 -9.30
<CS>
2022/03/11 12:34
みんかぶニュース 市況・概況
日経平均が2日ぶり2万5000円台割れ
日経平均株価が9日以来、2日ぶりに2万5000円台を割り込んだ。12時33分現在、717.10円安の2万4973.3円まで下落している。
株探ニュース
2022/03/11 12:33
みんかぶニュース 市況・概況
日経平均の下げ幅が700円を超える
日経平均株価の下げ幅が700円を超えた。12時33分現在、717.10円安の2万4973.3円まで下落している。
株探ニュース
2022/03/11 12:33
みんかぶニュース 投資家動向
<個人投資家の予想> 03月11日 12時
■ 買い予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場 [ 割安/割高 ]
(7078) INCLUSIVE 東証マザーズ [ 割高 ]
(7203) トヨタ自動車 東証1部 [ 割高 ]
(7064) ハウテレビジョン 東証マザーズ [ 割安 ]
(4586) メドレックス 東証マザーズ [ 分析中 ]
(8890) レーサム 東証JASDAQ(スタンダード) [ 割高 ]
■ 売り予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場 [ 割安/割高 ]
(7196) Casa 東証1部 [ 割安 ]
(5021) コスモHD 東証1部 [ 割安 ]
(3180) ビューティガレージ 東証1部 [ 割安 ]
(8068) 菱洋エレクトロ 東証1部 [ 割安 ]
(2375) ギグワークス 東証2部 [ 割安 ]
出所:MINKABU PRESS
2022/03/11 12:32
Reuters Japan Online Report Business News
中国、今年の成長目標達成は容易でない=李首相
[北京 11日 ロイター] - 中国の李克強首相は11日、全国人民代表大会(全人代)閉幕に当たり会見し、5.5%前後という2022年国内総生産(GDP)伸び率目標の達成は容易でないとの認識を示した。
中国は今年、新たな下降トレンドに直面しているものの、マクロ経済政策が経済の持続可能性達成に寄与するとの見方を示した。
2022-03-11T033007Z_1_LYNXNPEI2A046_RTROPTP_1_CHINA-PARLIAMENT.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220311:nRTROPT20220311033007LYNXNPEI2A046 中国、今年の成長目標達成は容易でない=李首相 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220311T033007+0000 20220311T033007+0000
2022/03/11 12:30
注目トピックス 市況・概況
後場に注目すべき3つのポイント~焦点は「景気悪化」にシフト
11日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は大幅反落、焦点は「景気悪化」にシフト・ドル・円は上値が重い、年初来高値付近で売り・値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位が東京エレクトロン<8035>■日経平均は大幅反落、焦点は「景気悪化」にシフト日経平均は大幅反落。625.66円安の25064.74円(出来高概算8億株)で前場の取引を終えている。10日の米株式市場でNYダウは反落し、112ドル安となった。ロシアとウクライナの外相による停戦交渉で進展がなく、さらに2月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比+7.9%と40年ぶりの高い伸びとなったことから、一時466ドル安まで下げ幅を広げた。その後下げ渋ったが、連邦準備理事会(FRB)の利上げを警戒した売りも出て、終日軟調に推移した。インフレへの懸念や金利上昇を背景に、ハイテク比率の高いナスダック総合指数は-0.94%。本日の日経平均もこうした流れを引き継いで195円安からスタートすると、下げ幅を広げる展開となった。前日が1000円近い大幅上昇だっただけに売りがかさみ、前引けにかけて25051.23円(639.17円安)まで下落する場面があった。なお、日経平均先物・オプション3月物の特別清算指数(SQ)は概算で25457.94円となっている。個別では、売買代金トップのレーザーテック<6920>が9%超の下落。前日の米市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が-2.17%となったほか、政府がハイテク製品の対ロ輸出禁止を決定したとも伝わっている。その他売買代金上位も東エレク<8035>などが軟調で、ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>、キーエンス<6861>は大きく下落。また、決算発表の菱洋エレク<8068>などが東証1部下落率上位に顔を出している。一方、川崎船<9107>、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>といったメガバンク株は小じっかり。INPEX<1605>は3%上昇している。三井海洋<6269>は受注・建造したFPSO(浮体式生産設備)の原油生産開始を発表し、日揮HD<1963>などは米LNG(液化天然ガス)プラントを巡る思惑から急伸。また、好決算の鎌倉新書<6184>などが東証1部上昇率上位に顔を出している。セクターでは、輸送用機器、電気機器、精密機器などが下落率上位。一方、鉱業、石油・石炭製品、銀行業などが上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の84%、対して値上がり銘柄は13%となっている。メジャーSQを通過した本日の日経平均は大幅反落し、600円超の下落で前場を折り返した。既に前日の上昇幅の3分の2近くを失い、日足チャートでは25100円近辺に位置する5日移動平均線を再び割り込んでいる。SQ値も下回って推移しており、心理的な重しになっていることが窺える。個別・業種別ではグロース(成長)株を中心に総じて軟調で、原油など市況関連株の一角や銀行株のみ堅調。優良大型株やグロース株は前日大きく買われただけに、取引参加者のダメージは小さくないだろう。前引けの日経平均が-2.44%なのに対し、東証株価指数(TOPIX)は-1.99%。ここまでの東証1部売買代金は1兆9000億円弱。メジャーSQだったことを踏まえると、前日から売買が大きく膨らんでいる印象は薄い。新興市場ではマザーズ指数が-4.64%と大幅反落。時価総額トップのメルカリ<4385>は12%を超える下落となっている。特段の悪材料は観測されていないが、グロース株への売り圧力が改めて強まったことに加え、節目の3000円を明確に割り込んだことで損失覚悟の売りが広がったとみられる。これまで度々指摘してきたが、メルカリは昨年12月から株価下落局面が続くなかでも信用買い残を積み上げてきた。株式需給は良好とは言いづらい。ここまでの動きを見る限り、前日の当欄「『あや戻し』か『収束期待』か」で懸念していたとおりの展開と言わざるを得ないだろう。メジャーSQ後の需給好転に期待する向きもあったが、前日の大幅上昇で先食いしてしまった感がある。むしろ外部環境の不透明感から改めて下方リスクのヘッジニーズが高まることが想定された。また、前日の米市場動向を見渡すと、金融市場の懸念するシナリオも窺える。注目の原油先物相場(ウエスト・テキサス・インターミディエート、WTI4月物)は1バレル=106.02ドル(-2.68ドル)と続落。投機的資金の流入一服とともに、価格高騰が需要鈍化につながるとの見方もあったようだ。とはいえ石油のシェブロン株が+2.74%となったのを見ると、価格高止まりが意識されているのがわかる。実際、本日の東京市場ではアラブ首長国連邦(UAE)が独自増産を否定したことを受け、原油先物相場は朝方上昇する場面があった。金先物はインフレヘッジ目的の買いにより国内外市場で上昇している。米国債市場では10年物を中心に幅広い年限で金利が上昇。10年物国債利回りは1.99%(+0.04pt)となった。期待インフレ率の指標とされる10年物ブレークイーブン・インフレ率(BEI)も2.86%(+0.02pt)に上昇。為替市場では欧州中央銀行(ECB)理事会結果を受けて一時ユーロが買われたが、上値の重さが拭えない。ECB理事会では量的緩和の縮小を加速する方針が発表されたものの、ラガルド総裁は記者会見で景気の下振れリスクに言及したという。これらの動向が示唆するのは、「目先の商品高の行方」から「インフレ高止まりによる景気悪化」に金融市場の焦点が移ってきているということだろう。特に日本株は交易条件の悪化懸念がくすぶるだけに、グローバル投資家から買いの手が出にくいかもしれない。それと今晩の米国で発表される3月のミシガン大学消費者態度指数の注目度が一段と増してきそうだ。2月の同指数は62.8と10年4カ月ぶりの低水準だったが、インフレ観測が消費者心理を一段と冷やす恐れがあるだろう。前引けのTOPIX下落率がぎりぎり2%に届かず、日銀による上場投資信託(ETF)買い入れ実施への期待も持ちにくいか。後場の日経平均も軟調な展開になるとみておきたい。■ドル・円は上値が重い、年初来高値付近で売り11日午前のアジア市場でドル・円は上値が重く、116円前半での推移が続く。日経平均株価の大幅安で日本株安を嫌気した円買いが先行しているが、ドルは有事の買いにより対円で上昇基調に振れた。ただ、年初来高値の116円30銭台での売りに押され、伸び悩む展開に。ここまでの取引レンジは、ドル・円は116円10銭から116円38銭、ユーロ・円は127円55銭から128円04銭、ユーロ・ドルは1.0980ドルから1.1019ドル。■後場のチェック銘柄・インターファクトリー<4057>、コラントッテ<7792>など、3銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位が東京エレクトロン<8035>■経済指標・要人発言【経済指標】・日・1月家計支出:前年比+6.9%(予想:+3.4%、12月:-0.2%)・日・1-3月期法人企業景気予測調査・大企業全産業景況判断指数:-7.5(10-12月期:+9.6)【要人発言】・李克強・中国首相「今年の中国は新たな下降トレンドに直面。5.5%成長は容易ではない」<国内>特になし<海外>・16:00 英・1月鉱工業生産(前月比予想:+0.1%、12月:+0.3%)・16:00 英・1月貿易収支(予想:-126.00億ポンド、12月:-123.54億ポンド)・16:00 独・12月消費者物価指数改定値(前年比予想:+5.1%、速報値:+5.1%)
<CS>
2022/03/11 12:27
Reuters Japan Online Report Business News
午前の日経平均は反落、ウクライナ情勢や金融引き締めを警戒
[東京 11日 ロイター] - 東京株式市場で、日経平均は前営業日比625円66銭安の2万5064円74銭と、大幅に反落して午前の取引を終えた。ウクライナ情勢を巡る不透明感が続く中、金融引き締めへの警戒感もくすぶった。前日に大幅高だった反動で、下げ幅は600円超と大きくなった。
日経平均は朝方に安く始まった後も下げ幅を徐々に拡大し、前営業日比639円17銭安の2万5051円23銭の安値を付けた。前日は1000円近い大幅な上昇で先物主導の動きとみられており「行き過ぎた分の反動が出た」(国内証券)との声が聞かれた。前日に上昇が目立った景気敏感株や半導体関連などのハイテク、グロース(成長)株など幅広い銘柄が売られた。
ウクライナ情勢や欧米でのインフレ高進など、市場を取り巻く状況に大きな変化はなく「停戦交渉の落とし所や、原材料高などの経済影響がどの程度になりそうかがまだ見えてこない。当面は下値模索の基調になりやすい」(証券ジャパンの大谷正之投資情報部部長)との見方が出ていた。
前日には、ウクライナとロシアの外相がトルコで会談を行ったが停戦に向けた進展はなかった。米国の2月の消費者物価指数(CPI)が約40年ぶりの高い伸びとなったほか、欧州では欧州中央銀行(ECB)が量的緩和政策の縮小の加速を表明した。
TOPIXは1.99%安の1793.69ポイントで午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆8830億1700万円だった。東証33業種では27業種が値下がりした。値下がり率上位には輸送用機器や電気機器、精密機器などが並んだ。値上がりは鉱業や石油・石炭製品、銀行業など6業種だった。
ソフトバンクグループや東京エレクトロン、ファーストリテイリングの下げが指数の重しとなり、3銘柄で日経平均を170円超押し下げた。トヨタ自動車やリクルートホールディングスも軟調だった。一方、INPEXが堅調だったほか、三菱UFJフィナンシャル・グループは小じっかりとなった。
東証1部の騰落数は、値上がりが277銘柄(12%)、値下がりは1836銘柄(84%)、変わらずは67銘柄(3%)だった。
2022-03-11T032633Z_1_LYNXNPEI2A044_RTROPTP_1_JAPAN-STOCKS-TSE.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220311:nRTROPT20220311032633LYNXNPEI2A044 午前の日経平均は反落、ウクライナ情勢や金融引き締めを警戒 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220311T032633+0000 20220311T032633+0000
2022/03/11 12:26
後場の投資戦略
焦点は「景気悪化」にシフト
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;25064.74;-625.66TOPIX;1793.69;-36.34[後場の投資戦略] メジャーSQを通過した本日の日経平均は大幅反落し、600円超の下落で前場を折り返した。既に前日の上昇幅の3分の2近くを失い、日足チャートでは25100円近辺に位置する5日移動平均線を再び割り込んでいる。SQ値も下回って推移しており、心理的な重しになっていることが窺える。 個別・業種別ではグロース(成長)株を中心に総じて軟調で、原油など市況関連株の一角や銀行株のみ堅調。優良大型株やグロース株は前日大きく買われただけに、取引参加者のダメージは小さくないだろう。前引けの日経平均が-2.44%なのに対し、東証株価指数(TOPIX)は-1.99%。ここまでの東証1部売買代金は1兆9000億円弱。メジャーSQだったことを踏まえると、前日から売買が大きく膨らんでいる印象は薄い。 新興市場ではマザーズ指数が-4.64%と大幅反落。時価総額トップのメルカリ<4385>は12%を超える下落となっている。特段の悪材料は観測されていないが、グロース株への売り圧力が改めて強まったことに加え、節目の3000円を明確に割り込んだことで損失覚悟の売りが広がったとみられる。これまで度々指摘してきたが、メルカリは昨年12月から株価下落局面が続くなかでも信用買い残を積み上げてきた。株式需給は良好とは言いづらい。 ここまでの動きを見る限り、前日の当欄「『あや戻し』か『収束期待』か」で懸念していたとおりの展開と言わざるを得ないだろう。メジャーSQ後の需給好転に期待する向きもあったが、前日の大幅上昇で先食いしてしまった感がある。むしろ外部環境の不透明感から改めて下方リスクのヘッジニーズが高まることが想定された。 また、前日の米市場動向を見渡すと、金融市場の懸念するシナリオも窺える。注目の原油先物相場(ウエスト・テキサス・インターミディエート、WTI4月物)は1バレル=106.02ドル(-2.68ドル)と続落。投機的資金の流入一服とともに、価格高騰が需要鈍化につながるとの見方もあったようだ。とはいえ石油のシェブロン株が+2.74%となったのを見ると、価格高止まりが意識されているのがわかる。実際、本日の東京市場ではアラブ首長国連邦(UAE)が独自増産を否定したことを受け、原油先物相場は朝方上昇する場面があった。金先物はインフレヘッジ目的の買いにより国内外市場で上昇している。 米国債市場では10年物を中心に幅広い年限で金利が上昇。10年物国債利回りは1.99%(+0.04pt)となった。期待インフレ率の指標とされる10年物ブレークイーブン・インフレ率(BEI)も2.86%(+0.02pt)に上昇。為替市場では欧州中央銀行(ECB)理事会結果を受けて一時ユーロが買われたが、上値の重さが拭えない。ECB理事会では量的緩和の縮小を加速する方針が発表されたものの、ラガルド総裁は記者会見で景気の下振れリスクに言及したという。 これらの動向が示唆するのは、「目先の商品高の行方」から「インフレ高止まりによる景気悪化」に金融市場の焦点が移ってきているということだろう。特に日本株は交易条件の悪化懸念がくすぶるだけに、グローバル投資家から買いの手が出にくいかもしれない。それと今晩の米国で発表される3月のミシガン大学消費者態度指数の注目度が一段と増してきそうだ。2月の同指数は62.8と10年4カ月ぶりの低水準だったが、インフレ観測が消費者心理を一段と冷やす恐れがあるだろう。 前引けのTOPIX下落率がぎりぎり2%に届かず、日銀による上場投資信託(ETF)買い入れ実施への期待も持ちにくいか。後場の日経平均も軟調な展開になるとみておきたい。(小林大純)
<AK>
2022/03/11 12:25
ランチタイムコメント
日経平均は大幅反落、焦点は「景気悪化」にシフト
日経平均は大幅反落。625.66円安の25064.74円(出来高概算8億株)で前場の取引を終えている。 10日の米株式市場でNYダウは反落し、112ドル安となった。ロシアとウクライナの外相による停戦交渉で進展がなく、さらに2月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比+7.9%と40年ぶりの高い伸びとなったことから、一時466ドル安まで下げ幅を広げた。その後下げ渋ったが、連邦準備理事会(FRB)の利上げを警戒した売りも出て、終日軟調に推移した。インフレへの懸念や金利上昇を背景に、ハイテク比率の高いナスダック総合指数は-0.94%。本日の日経平均もこうした流れを引き継いで195円安からスタートすると、下げ幅を広げる展開となった。前日が1000円近い大幅上昇だっただけに売りがかさみ、前引けにかけて25051.23円(639.17円安)まで下落する場面があった。 なお、日経平均先物・オプション3月物の特別清算指数(SQ)は概算で25457.94円となっている。 個別では、売買代金トップのレーザーテック<6920>が9%超の下落。前日の米市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が-2.17%となったほか、政府がハイテク製品の対ロ輸出禁止を決定したとも伝わっている。その他売買代金上位も東エレク<8035>などが軟調で、ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>、キーエンス<6861>は大きく下落。また、決算発表の菱洋エレク<8068>などが東証1部下落率上位に顔を出している。一方、川崎船<9107>、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>といったメガバンク株は小じっかり。INPEX<1605>は3%上昇している。三井海洋<6269>は受注・建造したFPSO(浮体式生産設備)の原油生産開始を発表し、日揮HD<1963>などは米LNG(液化天然ガス)プラントを巡る思惑から急伸。また、好決算の鎌倉新書<6184>などが東証1部上昇率上位に顔を出している。 セクターでは、輸送用機器、電気機器、精密機器などが下落率上位。一方、鉱業、石油・石炭製品、銀行業などが上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の84%、対して値上がり銘柄は13%となっている。 メジャーSQを通過した本日の日経平均は大幅反落し、600円超の下落で前場を折り返した。既に前日の上昇幅の3分の2近くを失い、日足チャートでは25100円近辺に位置する5日移動平均線を再び割り込んでいる。SQ値も下回って推移しており、心理的な重しになっていることが窺える。 個別・業種別ではグロース(成長)株を中心に総じて軟調で、原油など市況関連株の一角や銀行株のみ堅調。優良大型株やグロース株は前日大きく買われただけに、取引参加者のダメージは小さくないだろう。前引けの日経平均が-2.44%なのに対し、東証株価指数(TOPIX)は-1.99%。ここまでの東証1部売買代金は1兆9000億円弱。メジャーSQだったことを踏まえると、前日から売買が大きく膨らんでいる印象は薄い。 新興市場ではマザーズ指数が-4.64%と大幅反落。時価総額トップのメルカリ<4385>は12%を超える下落となっている。特段の悪材料は観測されていないが、グロース株への売り圧力が改めて強まったことに加え、節目の3000円を明確に割り込んだことで損失覚悟の売りが広がったとみられる。これまで度々指摘してきたが、メルカリは昨年12月から株価下落局面が続くなかでも信用買い残を積み上げてきた。株式需給は良好とは言いづらい。 ここまでの動きを見る限り、前日の当欄「『あや戻し』か『収束期待』か」で懸念していたとおりの展開と言わざるを得ないだろう。メジャーSQ後の需給好転に期待する向きもあったが、前日の大幅上昇で先食いしてしまった感がある。むしろ外部環境の不透明感から改めて下方リスクのヘッジニーズが高まることが想定された。 また、前日の米市場動向を見渡すと、金融市場の懸念するシナリオも窺える。注目の原油先物相場(ウエスト・テキサス・インターミディエート、WTI4月物)は1バレル=106.02ドル(-2.68ドル)と続落。投機的資金の流入一服とともに、価格高騰が需要鈍化につながるとの見方もあったようだ。とはいえ石油のシェブロン株が+2.74%となったのを見ると、価格高止まりが意識されているのがわかる。実際、本日の東京市場ではアラブ首長国連邦(UAE)が独自増産を否定したことを受け、原油先物相場は朝方上昇する場面があった。金先物はインフレヘッジ目的の買いにより国内外市場で上昇している。 米国債市場では10年物を中心に幅広い年限で金利が上昇。10年物国債利回りは1.99%(+0.04pt)となった。期待インフレ率の指標とされる10年物ブレークイーブン・インフレ率(BEI)も2.86%(+0.02pt)に上昇。為替市場では欧州中央銀行(ECB)理事会結果を受けて一時ユーロが買われたが、上値の重さが拭えない。ECB理事会では量的緩和の縮小を加速する方針が発表されたものの、ラガルド総裁は記者会見で景気の下振れリスクに言及したという。 これらの動向が示唆するのは、「目先の商品高の行方」から「インフレ高止まりによる景気悪化」に金融市場の焦点が移ってきているということだろう。特に日本株は交易条件の悪化懸念がくすぶるだけに、グローバル投資家から買いの手が出にくいかもしれない。それと今晩の米国で発表される3月のミシガン大学消費者態度指数の注目度が一段と増してきそうだ。2月の同指数は62.8と10年4カ月ぶりの低水準だったが、インフレ観測が消費者心理を一段と冷やす恐れがあるだろう。 前引けのTOPIX下落率がぎりぎり2%に届かず、日銀による上場投資信託(ETF)買い入れ実施への期待も持ちにくいか。後場の日経平均も軟調な展開になるとみておきたい。(小林大純)
<AK>
2022/03/11 12:20
みんかぶニュース 市況・概況
「レアメタル」が8位に急上昇、ロシアによるウクライナ侵攻で調達懸念強まる<注目テーマ>
★人気テーマ・ベスト10
1 サイバーセキュリティ
2 防衛
3 ニッケル
4 再生可能エネルギー
5 ロシア関連
6 メタバース
7 石油
8 レアメタル
9 資源開発
10 木材
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「レアメタル」が8位に急上昇している。
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に伴い、レアメタルの調達懸念が強まっている。ロシアは白金やパラジウムなどの白金族元素や、ニッケルなどのレアメタルを豊富に埋蔵し、パラジウムは世界の生産量の約4割、ニッケルは同1割強を占めている。特にパラジウムは需要の8割以上を自動車などの排ガス触媒向けが占めているほか、歯科用合金や半導体用めっきにも使用される。西側諸国の経済制裁に伴う決済リスクによりロシアからのレアメタル供給が途絶えるようなことになれば、世界経済に与える影響は小さくない。既に両価格は需給逼迫懸念から急騰しており、これらに関連した銘柄にも影響を及ぼしている。
こうした状況を受けて、都市から大量に廃棄される電子機器などの中に存在する、「都市鉱山」と呼ばれるレアメタルなどの金属資源が改めて注目されていることもあり、あわせて注目されている。この日のレアメタル関連の動きでは、大平洋金属<5541.T>、大紀アルミニウム工業所<5702.T>、東邦亜鉛<5707.T>、大阪チタニウムテクノロジーズ<5726.T>、東邦チタニウム<5727.T>などが買われている。
出所:MINKABU PRESS
2022/03/11 12:20
注目トピックス 市況・概況
注目銘柄ダイジェスト(前場):千代化建、鎌倉新書、菱洋エレクなど
千代化建<6366>:418円(+48円)大幅続伸。米エネルギー大手のセンプラ・インフラストラクチャーでは、米ルイジアナ州のLNGプラント「キャメロン」の年産能力を約675万トン高めて、年産1900万トンにすると伝わっている。投資額は数千億連規模になるもようだ。増産分は欧州やアジアへの輸出に振り向け、欧州のロシア産ガス依存低減方針に対応するもよう。キャメロンプロジェクトで実績を持つ同社への期待感が高まる展開に。他のプラント各社も本日は急伸。三井海洋<6269>:1205円(+98円)大幅続伸。イタリアの大手石油会社であるEni社のメキシコ子会社から受注し、建造を行っていたFPSOが原油生産を開始したと発表している。メキシコ沖合のエリア・ワン鉱区開発プロジェクトに使用されるもよう。ウクライナ問題の混迷で世界的なエネルギー危機が意識されつつある中、着実な実績積み上げによる今後のニーズの獲得へ期待が高まる状況になっているようだ。鎌倉新書<6184>:454円(+51円)大幅続伸で上昇率トップ。前日に22年1月期の決算を発表、営業利益は5.3億円で前期比倍増、第3四半期決算時の下方修正水準での着地になっている。未定としていた配当金は前期比1円増の2円としている。一方、23年1月期は6.4億円で同20.1%増益の見通し。売上高は3割成長を見込んでおり、サービス拡充などに向けた投資を継続しながらも、増収効果による収益拡大を見込んでいる。菱洋エレク<8068>:1882円(-223円)大幅反落。前日に22年1月期の決算を発表、営業利益は22.6億円で前期比78.2%増益となり、従来予想の20億円を上振れる着地に。一方、23年1月期は23億円で同1.9%増にとどまる見通し、足元で急拡大してきたデジタル家電向け半導体ビジネスの過熱感が一旦落ち着くとみているもよう。純利益は2ケタ減益に転じる予想であり、年間配当金も前期120円に対して20円減配となる100円を計画。積水ハウス<1928>:2312.5円(0円)もみ合い。前日に22年1月期の決算を発表、営業利益は2302億円で前期比23.4%増となり、市場予想を70億円程度上振れ。年間配当金は従来計画88円から90円に引き上げ。上限300億円の自社株買い実施も発表。また、23年1月期は2360億円で同2.5%増を予想。コンセンサスは2320億円程度であったとみられる。ポジティブ決算だがサプライズは限定的で、木材価格の動向にも不透明感が残るため、上値追いは限られる展開に。INC<7078>:1516円(-114円)朝高後、マイナス転換。第9回新株予約権のうち2600個(発行総数の48.15%)が権利行使され、26万株が交付されたと発表している。未行使の新株予約権は2799個。また、宇宙関連事業の開発を目的とする新会社INCLUSIVE SPACE CONSULTINGを北海道(予定)に設立する。衛星データ利活用によるコンサルティングを手掛ける。アールプランナー<2983>:1422円(+38円)大幅に続伸。22年1月期の営業利益を従来予想の14.00億円から15.19億円(前期実績6.25億円)に上方修正している。新しい生活様式の変化で増加している戸建住宅の需要を積極的に取り込んだ結果、販売が好調に推移したため。首都圏エリアへの進出に加え、住宅展示場の新規出店などの投資の効果が現れ、ブランド力が向上して適正価格での提供が徹底できたことも利益を押し上げる見通し。チエル<3933>:844円(+68円)大幅に続伸。10万株(1.00億円)を上限として自社株買いを実施すると発表している。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は1.32%。取得期間は11日から5月31日まで。資本効率の向上を通じた株主への利益還元や経営環境に応じた機動的な資本政策の遂行を図ることが目的。チエル株は9日に昨年来安値を記録しており、押し目買いも続いているようだ。
<ST>
2022/03/11 12:16
Reuters Japan Online Report Business News
中国証券当局、米上場中国企業株の監査問題解決に自信
[上海 11日 ロイター] - 中国証券監督管理委員会(CSRC、証監会)は11日、証券監督に関して米国側と合意に達すると確信していると表明した。米市場で上場廃止の可能性がある中国企業第1陣が発表され、米上場の中国企業株が急落したことを受けた。
米証券取引委員会(SEC)は8日付の文書で、会計監査文書へのアクセスを提供しない場合に上場廃止となるニューヨーク上場の中国企業5社を挙げた。
米当局は、米上場の中国企業に対して帳簿への全面的なアクセスを要求しているものの、中国側は地元会計事務所による監査文書を外国機関が閲覧することを禁じており、両国間の監査を巡る紛争となっている。
証監会は「微信(ウィーチャット)」公式ページに掲載したノートで、財政省とともに米公開企業会計監視委員会と連絡を取り続けており、「前向きな進展」が得られたと説明。また、「証券監督の政治化」に断固反対すると付け加えた。
OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220311T031520+0000
2022/03/11 12:15
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は上値が重い、年初来高値付近で売り
11日午前のアジア市場でドル・円は上値が重く、116円前半での推移が続く。日経平均株価の大幅安で日本株安を嫌気した円買いが先行しているが、ドルは有事の買いにより対円で上昇基調に振れた。ただ、年初来高値の116円30銭台での売りに押され、伸び悩む展開に。ここまでの取引レンジは、ドル・円は116円10銭から116円38銭、ユーロ・円は127円55銭から128円04銭、ユーロ・ドルは1.0980ドルから1.1019ドル。【経済指標】・日・1月家計支出:前年比+6.9%(予想:+3.4%、12月:-0.2%)・日・1-3月期法人企業景気予測調査・大企業全産業景況判断指数:-7.5(10-12月期:+9.6)【要人発言】・李克強・中国首相「今年の中国は新たな下降トレンドに直面。5.5%成長は容易ではない」
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2022/03/11 12:12
個別銘柄テクニカルショット
出前館---25日線を突破し、75日線を捉える
大幅続伸。調整トレンドは継続しているものの、2月24日につけた646円をボトムに緩やかなリバウンドを見せてきている。本日は25日線を突破し、75日線を捉えている。75日線を明確にクリアしてくるようだと、いったんはトレンド転換を意識した動きが強まる可能性はありそうだ。また、5日線の切り上がりにより、25日線との短期ゴールデンクロスが意識されてきた。
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2022/03/11 12:10
みんかぶニュース 市況・概況
<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」3位にハウテレ
「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の11日午前11時現在で、ハウテレビジョン<7064.T>が「買い予想数上昇」で3位となっている。
11日の東京株式市場で、ハウテレは急反落。同社は9日の取引終了後に23年1月期通期の業績予想を発表。売上高を前期比48.6%増の17億円、営業利益を同6.4倍の3億円と、売上高、営業利益ともに過去最高を更新する見通しを示した。
これを受けた翌10日の同社株は、商いを伴って一時12.7%高に買われる場面があった。きょうは全体軟調相場のなか大幅安となっているものの、同社に対する成長期待は引き続き大きいとみられ、これが買い予想数の上昇につながったようだ。
出所:MINKABU PRESS
2022/03/11 12:03
注目トピックス 日本株
トビラシステムズ---1Qは2ケタ増収、四半期売上高は過去最高を達成
トビラシステムズ<4441>は10日、2022年10月期第1四半期(21年11月-22年1月)決算を発表した。売上高が前年同期比16.7%増の3.91億円、営業利益が同9.2%増の1.34億円、経常利益が同2.9%増の1.26億円、四半期純利益は一部出資先の減損を計上したことで同26.6%減の0.62億円となった。迷惑情報フィルタ事業の売上高は前年同期比19.2%増の3.77億円、セグメント利益は同16.2%増の2.30億円となった。主力サービスであるモバイル向けフィルタサービス、固定電話向けフィルタサービス及び「トビラフォンCloud」を含むビジネスフォン向けフィルタサービスにおいて、引き続きサービス基盤の強化・拡大に注力した。2022年10月期通期の業績予想については、売上高が前期比14.8%増の16.36億円、営業利益が同11.5%減の5.13億円、経常利益が同12.8%減の5.04億円、当期純利益が同13.7%減の3.33億円とする期初計画を据え置いている。
<ST>
2022/03/11 11:48
みんかぶニュース 為替・FX
午前:債券サマリー 先物は小反発、売り先行も持ち直す
11日午前の債券市場で、先物中心限月3月限は小反発。米債券安の流れを引き継いで始まったが、売り一巡後は押し目買いで下げ渋った。
米労働省が10日に発表した2月の消費者物価指数(CPI)の上昇率が前年同月比7.9%と前月(7.5%)から勢いを増したことで、同日の米債券市場ではインフレ加速への警戒感が台頭。米長期金利は一時2.02%と2月中旬以来の水準に上昇し、これが影響するかたちで債券先物に売りが先行した。ただ、この日の時間外取引で米長期金利の上昇が一服したことや、この日の日経平均株価が反落したことが下支えとなり、前引けにかけて持ち直した。
午前11時の先物3月限の終値は前日比2銭高の150円52銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日に比べて横ばいの0.185%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
2022/03/11 11:47