新着ニュース一覧
みんかぶニュース 個別・材料
トーホーが急反騰し年初来高値を更新、8~10月営業益15%増を評価
トーホー<8142.T>が急反騰し、8月26日につけた年初来高値を更新している。11日の取引終了後、26年1月期第3四半期累計(2~10月)の連結決算を発表した。売上高が1893億4000万円(前年同期比4.1%増)、営業利益が55億5300万円(同4.8%増)だった。直近3カ月間となる8~10月期の営業利益は同14.9%増の20億9900万円と2ケタの伸びを示しており、業況を好感した買いが集まった。
2~10月期において業務用食品卸売を手掛ける主力のディストリビューター事業ではシンガポール子会社の粗利率の低下や運賃・荷造費の増加が利益を圧迫する要因となったが、食材販売店を展開するキャッシュアンドキャリー事業の粗利率は改善傾向となり、8~10月期では増益を確保。外食産業向けサービスのフードソリューション事業は業務支援システムの販売などが好調で前年同期に本社改修費用を計上していた反動も出た。同時に発表した11月売上高は前年同月比4.8%増と7カ月連続の増収となった。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/12 10:59
注目トピックス 日本株
セルソース---急落、今期の営業赤字・無配転落見通しを嫌気
*10:57JST セルソース---急落、今期の営業赤字・無配転落見通しを嫌気
セルソース<4880>は急落。前日に25年10月期の決算を発表、営業利益は1.7億円で従来予想の2億円を下振れ。主力事業である加工受託サービスや医療機器販売において受注が計画に届かなかったもよう。加えて、26年10月期は1.7億円の赤字に転じる見通しで、年間配当金も無配を計画している。既存事業の構造転換に伴う売上減や先行投資が膨らむもよう。加えて、スタンダード市場への市場区分変更に向けた方針も発表。
<HM>
2025/12/12 10:57
みんかぶニュース 市況・概況
12日中国・上海総合指数=寄り付き3869.4127(-3.9049)
12日の中国・上海総合指数は前営業日比3.9049ポイント安の3869.4127で寄り付いた。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/12 10:56
注目トピックス 日本株
G-7ホールディングス---G-7スーパーマート 北海道で20店舗目「業務スーパー新琴似店」開業
*10:50JST G-7ホールディングス---G-7スーパーマート 北海道で20店舗目「業務スーパー新琴似店」開業
G-7ホールディングス<7508>は11日、子会社であるG-7スーパーマートが「業務スーパー新琴似店」を北海道札幌市に開業したと発表した。本店舗は北海道内20店舗目であり、全国では222店舗目となる。売場面積は192坪、営業時間は9時から21時まで、従業員数は30名、年間売上目標は3.8億円である。また、G-7グループが展開する精肉事業「お肉のてらばやし」も同店にテナントとして出店する。
<NH>
2025/12/12 10:50
みんかぶニュース 個別・材料
RSCが大幅続落、東証が信用規制の臨時措置を実施
アール・エス・シー<4664.T>が大幅続落している。東京証券取引所が11日の取引終了後、信用取引による新規の売り付け及び買い付けに係る委託保証金率を12日売買分から50%以上(うち現金20%以上)とする臨時措置を発表。また、日本証券金融も貸借取引自己取引分及び非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分の貸借担保金率を12日売買分から50%(うち現金担保分20%)にする貸借取引銘柄別増担保金徴収措置を発表しており、信用規制による取引負担の増加により、個人投資家からの資金流入が細るとの警戒感から売られているようだ。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/12 10:49
注目トピックス 日本株
MacbeeP---大幅反落、今期は一転大幅営業減益見通しに下方修正
*10:48JST MacbeeP---大幅反落、今期は一転大幅営業減益見通しに下方修正
MacbeeP<7095>は大幅反落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は16.8億円で前年同期比38.1%減となり、通期予想は従来の56億円から37億円、前期比28.5%減と、一転減益見通しに下方修正している。主要ユーザーの数社において、媒体費の高騰、広告支出の抑制、競争環境の変化、広告単価の見直しなど、業界固有の事業状況の変化が起こっており、同社業績にも影響を及ぼす形のようだ。想定以上の業績悪化をネガティブに捉える動きが先行。
<HM>
2025/12/12 10:48
注目トピックス 日本株
コレックホールディングス---x3d社と業務提携しDX内製化支援を共同展開
*10:44JST コレックホールディングス---x3d社と業務提携しDX内製化支援を共同展開
コレックホールディングス<6578>は11日、AI人材育成やAI導入支援サービスを提供するx3d(本社:東京都港区)と業務提携契約を締結し、両社の強みを融合した企業向けAIコンサルティング事業を共同で推進することを発表した。『AIを、事業成長の駆動力に。』をコンセプトに本業務提携は、コレックホールディングスの「顧客インサイト」とx3dの「技術実装力」を掛け合わせることで、AI導入を「成果」へと直結させる新しいコンサルティングモデルを確立し、日本企業のDXを強力に推進することを目的としている。本業務提携に基づき、コレックホールディングスとx3d社は、顧客のAI活用フェーズに応じた(1)AI教育活動の共同実施、(2)専門人材の提供およびソリューションの共同展開、(3)共同研究およびプロダクトの共同開発、(4)営業コンサルティングへのAI活用の4つの取り組みを協業で統合的に推進する。これにより、従来の単一的なコンサルティングサービスでは実現が難しかった、戦略立案からプロダクト化、内製化まで一気通貫の支援体制を構築する。今後は、共同開発によるSaaSプロダクトの市場展開を積極的に推進し、AIを駆動力とした事業変革支援を完了させることを目標とする。また、本事業を通じて得られる最先端のAI導入知見・ノウハウは、同社グループ内のメディアプラットフォーム事業やアウトソーシング事業に継続的にフィードバックされる。これにより、グループ全体のサービス品質と競争力を継続的に高め、高成長を続けるグループ企業としての認知を最大化し、社会が求める「温かさ」のある情報コミュニケーションの実現を目指す。
<NH>
2025/12/12 10:44
みんかぶニュース 市況・概況
12日香港・ハンセン指数=寄り付き25761.41(+230.90)
12日の香港・ハンセン指数は前営業日比230.90ポイント高の25761.41で寄り付いた。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/12 10:43
注目トピックス 日本株
ラクスル---ストップ高買い気配、MBO実施発表でTOB価格にサヤ寄せ
*10:42JST ラクスル---ストップ高買い気配、MBO実施発表でTOB価格にサヤ寄せ
ラクスル<4384>はストップ高買い気配。MBOの実施を発表、ゴールドマン・サックス系企業が公開買付会社となりTOBを実施、同社では賛同の意見を表明するととともに応募を推奨としている。TOB価格は1710円で前日終値比39.5%のプレミアムとなっている。TOB期間は12月12日から26年2月4日まで。短期的な業績変動に左右されることなく、抜本的な経営施策を積極的に実行するためとしている。TOB価格に完全サヤ寄せを目指す動きが優勢。
<HM>
2025/12/12 10:42
みんかぶニュース 個別・材料
青山財産が反発、25年12月期最終利益予想及び配当予想を上方修正
青山財産ネットワークス<8929.T>が反発している。11日の取引終了後、25年12月期の連結業績予想について、最終利益を24億5000万円から25億5000万円(前期比5.0%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を31円から33円へ引き上げ年間配当予想を53円(前期46円)としたことが好感されている。
第4四半期に取得した東京・赤坂見附の不動産をADVANTAGE CLUBとして販売することを検討していたが、12月中に公表予定の税制改正大綱の詳細が判明するまで販売を延期したことで、売上高は470億円から420億円(同7.9%減)へ下方修正した。ただ、利益率の高いコンサルティングの売上高が大幅に増加する見込みであることから、売上総利益が計画を上回る見通し。更に、金融費用や法人税等が計画を下回る見通しであることから、最終利益を上方修正した。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/12 10:42
みんかぶニュース 個別・材料
WSCOPEは3日続落、EV需要落ち込み今期最終赤字は更に拡大へ
ダブル・スコープ<6619.T>は3日続落。11日取引終了後、26年1月期連結業績予想について売上高を54億円から40億円(前期比87.1%減)へ、最終損益を73億円の赤字から103億円の赤字(前期37億1300万円の赤字)へ下方修正すると発表した。欧州における電気自動車(EV)向け需要の想定以上の落ち込みと、それに伴う持ち分法適用会社の業績下振れを織り込んだ。従来予想からの更なる最終赤字拡大を嫌気した売りが出ている。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/12 10:41
注目トピックス 日本株
トヨクモ---「監査ログ機能」を提供開始
*10:40JST トヨクモ---「監査ログ機能」を提供開始
トヨクモ<4058>は11日、サイボウズ<4776>が提供する業務改善プラットフォーム「kintone」と連携する自社サービスにおいて、新たに「監査ログ機能」を提供開始すると発表した。第一弾として、2025年12月中にkViewer(ケイビューワーへ)実装され、今後は他のkintone連携サービスにも順次展開する予定。この監査ログ機能は、トヨクモのサービスを複数人・複数部署で利用する企業が増える中、「いつ」「誰が」「どのような操作をしたか」を明確に記録・把握することで、ガバナンス強化とともに、トラブル発生時の迅速な原因究明や責任の明確化を実現する。具体的には、kViewer上でビューの公開・削除、レコードの絞り込み変更、ライセンス割当、招待の承諾などの操作ログを管理画面に一覧表示し、操作履歴を視覚的に確認できる。これらのログは、「オーナー」権限を持つ管理者のみが閲覧可能となっている。さらに、エンタープライズコースでは、監査ログを最長3年間閲覧でき、CSV形式でのエクスポートにも対応する。
<NH>
2025/12/12 10:40
注目トピックス 日本株
出来高変化率ランキング(10時台)~ジェリービー、ソラストなどがランクイン
*10:37JST 出来高変化率ランキング(10時台)~ジェリービー、ソラストなどがランクイン
※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。■出来高変化率上位 [12月12日 10:32 現在](直近5日平均出来高比較)銘柄コード 銘柄名 出来高 5日平均出来高 出来高変化率 株価変化率<6197> ソラスト 8790300 315756.68 317.76% 0.1439%<4572> カルナバイオ 4884600 133037.78 291.61% 0.0911%<4591> リボミック 9522600 89964.46 234.53% 0.0128%<1473> Oneトピクス 44140 24370.808 230.24% 0.0139%<1397> SMDAM225 1190 11354.656 222.95% 0.0147%<190A> Chordia 5494000 85830.18 222.86% 0.1261%<6276> シリウスV 1078900 91106.76 209.18% 0.1377%<7640> トップカルチャ 4819300 145982.22 207.5% 0.0663%<2562> 上場ダウH 13685 8612.088 206.86% 0.0181%<381A> iF米債35 19853 9100.062 149.32% -0.0004%<7777> 3Dマトリックス 10469500 1038175.2 142.12% 0.2075%<5351> 品川リフラ 130500 69182.8 134.37% 0.0692%<8142> トーホー 79900 77707.8 133.98% 0.0773%<2017> iFJPX150 92870 30999.068 125.78% 0.014%<215A> タイミー 6609200 2623381.34 123.37% 0.0214%<1456> iF225ベア 63839 31256.622 120.88% -0.0117%<7372> デコルテHD 79200 13941.88 94.56% 0.0193%<4395> アクリート 804100 309108.8 94.22% -0.166%<1367> iFTPXダ 11529 245883.852 94.09% 0.0295%<4418> JDSC 754100 394250.2 85% 0.0481%<7095> MacbeeP 526800 320497.6 84.18% -0.1607%<3070> ジェリービー 2217900 73064.22 83.45% 0.0759%<7378> アシロ 691600 348141.28 82.7% -0.0604%<8967> 日本ロジ 7359 350149.04 75.78% 0.0168%<8984> ハウスリート 15027 949862.76 73.55% 0.0143%<350A> デジタルグ 538100 189113.5 73.43% 0.0101%<8953> 都市ファント 20186 1191314.52 72.1% 0.0108%<7723> 愛時計 72200 84877.68 71.27% 0.0091%<1577> NF高配70 6162 140198.208 69.86% 0.0122%<354A> iF高配50 38491 78098.987 69.6% 0.0123%(*)はランキングに新規で入ってきた銘柄20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外
<CS>
2025/12/12 10:37
みんかぶニュース 個別・材料
ロココが大幅反発、25年12月期配当予想を増額修正
ロココ<5868.T>が大幅反発している。11日の取引終了後、25年12月期の期末一括配当予想を25円から35円(前期30円)へ増額修正したことが好感されている。
また、この日の寄り前には、生成AI関連アプリ・システム開発を手掛けるAutomagica(東京都目黒区)株式の70.03%を取得し連結子会社化すると発表した。多くの取引先に対してAutomagicaのサービスを提供することで、売り上げ拡大に寄与すると判断したという。取得価額は約3億4100万円で、28年に残りの29.97%も取得する予定。なお、25年12月期業績に与える影響は精査中としている。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/12 10:36
新興市場スナップショット
データセク---続伸、NVIDIA B300 GPUの調達に成功しAIクラスターを構築
*10:35JST <3905> データセク 2107 +41
続伸。NVIDIA B300搭載AIクラスターを構築することを発表し、好材料視されている。NVIDIA B300 GPU(10,000個)搭載サーバー(1,250台)の調達に成功し、世界最大規模のクラウドサービスプロバイダーからの要請に基づき、200ExaFLOPS(エクサフロップス)を超える計算性能(FP4)を提供する世界でもトップクラス、かつ、グローバルで初のハイパースケールとなるNVIDIA B300搭載AIクラスターをオーストラリア・シドニーに構築する。
<HM>
2025/12/12 10:35
注目トピックス 日本株
セグエグループ---Extreme Networks「FY26 Diamond Elite Partner」認定
*10:33JST セグエグループ---Extreme Networks「FY26 Diamond Elite Partner」認定
セグエグループ<3968>は11日、子会社であるジェイズ・コミュニケーションが、米国のExtreme Networks(Extreme)より「FY26 Diamond Elite Partner」に認定されたと発表した。この認定は、国内市場におけるExtreme製品の販売活動において、継続的かつ卓越した実績を挙げ、Extremeとの強固なパートナーシップを通じて顧客に高い価値を提供していることが評価されたものであり、最上位ディストリビューターのみに授与される。ジェイズ・コミュニケーションは、Extreme製品のネットワークソリューションに着目し、2024年より日本国内における付加価値販売代理店として製品の取り扱いを開始した。ネットワークインテグレーションおよびセキュリティソリューションの豊富な実績と技術力に加え、リセラー各社との強固なパートナーシップを通じて、高性能かつセキュアなネットワーク環境の実現を支援している。Extremeは、AIを活用したクラウドネットワークソリューションをグローバルに展開しており、ネットワークの可視化から運用自動化までを統合管理するプラットフォームを開発している。ジェイズ・コミュニケーションは、Extreme製品をビジネスにおける主力製品と位置付け、今後も拡販に努める。
<NH>
2025/12/12 10:33
新興市場スナップショット
ジェリビンズ---急騰、26年1月期通期業績予想を上方修正
*10:32JST <3070> ジェリビンズ 85 +6
急騰。26年1月期通期業績予想の上方修正を発表した。売上高は22.22億円から25.00億円(12.5%増)へ、経常損失は1.07億円から0.97億円へ赤字幅が縮小するとした。人気商品「クリーミーヨーグルトボール」や「悪魔チョコビンス」の大手コンビニエンスストアや大手食品スーパーでの取り扱いが当初予想を上回ったこと、世界30ヶ国で人気の「3Dフルーツアイス」がメディアやSNSでの露出拡大の影響もあり消費者への認知度が急激に広がっていること等により売上増加を見込んでいるという。
<HM>
2025/12/12 10:32
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続伸、米利下げ決定を引き続き好感
*10:31JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続伸、米利下げ決定を引き続き好感
【ブラジル】ボベスパ指数 159189.10 +0.07%11日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比114.12 ポイント高(+0.07%)の159189.10で引けた。日中の取引レンジは158,097.88-159,850.00となった。売りが先行した後は買い戻され、引けまで前日の終値近辺でもみ合った。米利下げ決定が引き続き好感され、買いは継続。また、経済指標の改善や通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料となった。10月の小売売上高が前年同月比で1.1%上昇し、前月の0.8%と予想の0.0%を上回った。半面、原油価格の下落などが指数の上値を押さえた。【ロシア】MOEX指数 2748.93 +1.04%11日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比28.27ポイント高(+1.04%)の2748.93となった。日中の取引レンジは2,720.66-2,761.94となった。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。米利下げ決定が引き続き支援材料となったほか、ウクライナ和平案の進展期待がロシア株の支援材料となった。外電によると、米国による修正されたウクライナ和平案については、ウクライナ側が領土問題で譲歩する可能性が盛り込まれているという。半面、原油価格の下落が指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 84818.13 +0.51%11日のインド株式市場は4日ぶりに反発。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比426.86ポイント高(+0.51%)の84818.13、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同140.55ポイント高(+0.55%)の25898.55で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。米利下げ決定が外資の流出懸念を後退させた。また、成長予想の上方修正も支援材料。アジア開発銀行(ADB)は最新リポートで、2025年度のインドの成長予想を70bp(ベーシスポイント)引き上げ、7.2%とした。物品・サービス税(GST)適用率の引き下げなどが挙げられた。ほかに、欧州連合(EU)との自由貿易協定(FTA)の交渉をめぐり、終盤に差し掛かっているとの報告も輸出伸びの拡大期待を高めた。【中国】上海総合指数 3873.32 -0.70%11日の中国本土市場は続落、主要指標の上海総合指数が前日比27.18ポイント安(-0.70%)の3873.32ポイントと3日続落した。発表された11月の消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回り、デフレ懸念が再燃。内需の回復に対する不安が広がり、景気の先行きに慎重な見方が強まったことで幅広い業種に売りが出た。一方、米連邦公開市場委員会(FOMC)で米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げを決定したことが支援材料。また、中国共産党の経済政策会議が近く開かれる見通しのなか、追加の景気刺激策に対する期待感も根強く、指数は下げ幅を縮小して取引を終えた。
<AK>
2025/12/12 10:31
注目トピックス 日本株
クロスキャット---日本アイ・ビー・エム主催のイベントで「IBM Cognos Analytics」活用成功事例を発表
*10:29JST クロスキャット---日本アイ・ビー・エム主催のイベントで「IBM Cognos Analytics」活用成功事例を発表
クロスキャット<2307>は11日、11月に開催された日本アイ・ビー・エム(本社:東京都港区)主催の「第4回 データ活用促進 Meetup」イベントにおいて、「IBM Cognos Analytics」活用の成功事例を発表した。当日は、データモジュールやダッシュボード機能を活用し、セルフBIによる業務効率化とデータの高度化を実現した事例など、バージョンアップの有用性及びDX推進におけるBIツールの役割を解説し、本講演を通じて、クロスキャットが支援する「IBM Cognos Analytics」の活用が業務改善に直結する有効な手段として、広く認知される重要な機会となった。講演後には、「旧機能から移行するための具体的なアプローチが参考になった」、「セルフBIの活用による業務改善の可能性を実感した」といった感想が寄せられ、現場での導入を検討する企業にとって有益な機会となった。クロスキャットは、今後も独自のDX推進支援フレームワーク「CC-Dash」を活用し、先進的なBIツールの導入支援などを通じて、顧客のDX推進に貢献する方針だ。「CC-Dash」は、データ活用によって顧客のDX推進を支援する同社独自のフレームワークで、DXを推進する際の各フェーズ、((1)知る (2)つくる (3)集める (4)整える (5)分析する (6)活かす)における様々な課題に対し、テンプレート化と各種コンサルティングサービスを顧客に提供する。加えてアライアンス等によってソリューションサービスのラインナップを随時追加・拡充していくことで、顧客のDX推進状況に合わせた支援策をワンストップで提供する。
<NH>
2025/12/12 10:29
みんかぶニュース 市況・概況
<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」3位にWOWOW
「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の12日午前10時現在で、WOWOW<4839.T>が「売り予想数上昇」で3位となっている。
12日の東京市場で、WOWOWは反発しているものの戻りは限定的。足もとでの解約件数の増加が売り予想数上昇につながっているようだ。
同社は2日、11月の新規加入者が4万1633件、解約が6万1429件になったと発表。差し引き1万9796件となり、2カ月連続のマイナスとなった。解約件数の増加は目的番組の終了などが影響したという。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/12 10:29
みんかぶニュース 個別・材料
POPERがS安ウリ気配、戦略投資実行で26年10月期経常利益52%減を計画
POPER<5134.T>がストップ安の水準となる前営業日比150円安の673円でウリ気配となっている。同社は11日の取引終了後、25年10月期の単独決算発表にあわせ、26年10月期の業績予想を公表。今期の売上高は前期比2.6%増の14億2500万円、経常利益は同51.7%減の8300万円を見込む。減益予想を示したとあって、失望売りがかさんだようだ。
25年10月期の売上高は前の期比29.7%増の13億8900万円、経常利益は同2.5倍の1億7200万円となり、計画を上振れして着地した。学習塾向け業務管理フォーム「Comiru」において大手教育事業者のカスタマイズ案件や課金生徒ID数の着実な積み上げがあって、収益を押し上げた。今期はカスタマイズ開発などの一時的なスポット売り上げが減少する前提としたほか、構造改革と戦略的投資を実行する1年と位置付け、システムの基盤強化や人材確保に経営資源を集中的に投下する。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/12 10:28
みんかぶニュース 個別・材料
センコーHDは続伸、米ダルトンによる株式買い増しで思惑
センコーグループホールディングス<9069.T>は続伸している。11日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で米国の投資顧問会社ダルトン・インベストメンツによる株式保有割合が6.10%から7.10%に上昇したことが判明したことを受けて、需給思惑的な買いが入っているようだ。保有目的は、株価が過小評価されており魅力的な投資機会であると考えて長期的に保有することとしており、またコーポレートガバナンスや取締役会の構成、経営、事業、財務状況及び戦略に関して建設的な対話を求めていく可能性があるとしている。なお、報告義務発生日は12月4日としている。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/12 10:27
新興市場スナップショット
リボミック---続伸、RBM-011(抗Interleukin-21アプタマー)に関する物質特許の日本での特許査定
*10:26JST <4591> リボミック 79 +1
続伸。RBM-011(抗Interleukin-21アプタマー)に関する物質特許の日本における特許査定を発表し、好材料視されている。同特許はIL-21の作用を阻害する開発アプタマー(RBM-011)に関する物質及びその使用に関する技術で、日本、米国、欧州、中国を含む複数国に出願している。RBM-011は肺動脈性肺高血圧症(PAH)の原因であるIL-21を阻害するアプタマーで、PAHモデル動物を用いた薬理試験において、肺動脈壁の肥厚を顕著に抑制することなどが明らかになっている。
<HM>
2025/12/12 10:26
個別銘柄テクニカルショット
ホンダ---75日線突破でシグナル好転へ
*10:26JST <7267> ホンダ 1593 +21
反発。直近のリバウンドで抵抗線として意識される75日線での攻防をみせている。一目均衡表では雲下限を突破し、雲上限での攻防。遅行スパンは実線と交錯してきたため、75日線水準を明確に上抜けてくるようだと、雲上限突破、遅行スパンの上方シグナル発生と、他のシグナルが好転してくる。
<FA>
2025/12/12 10:26
みんかぶニュース 個別・材料
菊池製作は大幅続落、東証が信用規制
菊池製作所<3444.T>は大幅続落。東京証券取引所が12日から、同社株の信用取引による新規の売り付けと買い付けにかかる委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)にすると発表。これによって個人投資家からの資金流入が細るとの見方から売られている。
また、日本証券金融も同日以降、貸借取引自己取引分と非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分の貸借担保金率を50%(うち現金担保分20%)にすると発表した。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/12 10:23
みんかぶニュース 個別・材料
マクビープラは急落、今期下方修正を嫌気
Macbee Planet<7095.T>は急落。11日取引終了後、26年4月期連結業績予想について売上高を610億円から510億円(前期比1.3%減)へ、営業利益を56億円から37億円(同28.5%減)へ下方修正すると発表。これを嫌気した売りが優勢となっている。
上位顧客の数社で媒体費の高騰や広告支出の抑制、競争環境の変化、広告単価の見直しなど業界固有の事業状況の変化があり、この影響を受ける見通し。なお、配当予想に変更はない。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/12 10:17
みんかぶニュース 為替・FX
外為サマリー:株高などを手掛かりに155円70銭台を回復
12日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=155円70銭前後と前日の午後5時時点に比べ35銭程度のドル安・円高となっている。
11日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=155円59銭前後と前日に比べ40銭強のドル安・円高で取引を終えた。前週分の米新規失業保険申請件数が弱い内容となったことを受けて一時154円95銭まで軟化した。
ただ、この日の東京市場のドル円相場は下げ渋る展開。時間外取引で米長期金利の低下が一服しているほか、日経平均株価が大幅高となっていることからリスク選好的なドル買い・円売りが入りやすくなっている。日本の財政悪化懸念が根強いことも円の重荷で、午前9時30分ごろには155円70銭台を回復した。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1741ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0050ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=182円79銭前後と同30銭強のユーロ高・円安で推移している。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/12 10:16
みんかぶニュース 個別・材料
平田機工が大幅高で4日ぶり反発、自動車関連生産設備の大型受注を獲得
平田機工<6258.T>が大幅高で4日ぶりに反発している。11日の取引終了後に、北米の顧客から内燃系自動車のトランスミッション組み立て設備を受注したと発表したことが好感されている。受注金額は約80億円で、工事の進捗に応じて26年3月期及び27年3月期以降に順次売り上げ計上される予定としている。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/12 10:15
注目トピックス 日本株
明和産業:中国を中心としたアジアネットワークを武器に持続成長を目指す専門商社
*10:14JST 明和産業:中国を中心としたアジアネットワークを武器に持続成長を目指す専門商社
明和産業<8103>は、旧三菱商事の化工品部門の流れを汲んで1947年に設立された専門商社である。50年代から進出している中国向け事業に強みを持っており、現在も売上の約3割を同地域が占める。加えて東南アジアやインドへも積極展開しており、資源・環境、石油製品、高機能素材、電池・自動車を柱とする多様な事業ポートフォリオを構築している。主要仕入先は三菱ケミカルグループやENEOSなど大手化学メーカーや石油会社であり、安定供給体制の下でBtoB取引を拡大してきた。直近では、環境対応型の冷凍機油など付加価値の高いニッチ市場向け製品や、安全分野での用途拡大が進む難燃剤などを主力としつつ、電池材料など成長分野にも注力している。同社の強みは、第一に中国政府から「友好商社」に指定された歴史があるように、国内トップクラスの中国ネットワークを持つことである。中国に進出した日系企業との取引を多く担っており、現地に多くの営業拠点及び物流拠点を構え、取引社数は1,100社を超える。中国系企業との取引比率も直近10年で大幅に上昇し、現地スタッフ100名以上を擁することでネットワークを維持・拡大している。長年の実績から中国企業からの信頼も厚く、中国企業が東南アジアやインドに進出する際に提携を持ち掛けられる事例も生まれている。第二に、設立以来75年以上にわたり培った商社機能と化学品を中心とする幅広い取扱いノウハウである。環境対応型製品やサステナブルな商材にも精通し、社会的ニーズに即した事業展開が可能である。第三に、環境・安全に直結するニッチ分野での製品力である。代表例として、ENEOSと共同で開発した環境配慮型の冷凍機油や火災防止に寄与する難燃剤が挙げられ、特に難燃剤は国内で一定のシェアを確保しているほか、中国および東南アジア市場でも販売を拡大しており、アジアを中心にプレゼンスを高めている。2026年3月期第1四半期の連結業績は、売上高38,828百万円(前年同期比2.3%減)、営業利益1,441百万円(同84.7%増)の減収増益となった。資源・環境や電池・自動車が堅調に推移した一方、石油製品や高機能素材は市況悪化や需要反動減があり売上高は微減となった。しかし難燃剤事業において原料のアンチモンが高騰し、販売価格も大幅に上昇したことで大幅増益を達成した。米関税影響などを見据え、通期予想は売上高160,000百万円(前期比2.1%増)、営業利益3,200百万円(同10.3%減)を据え置いているが、第1四半期の営業利益進捗率は45.0%と堅調である。今後の成長見通しとしては、中期経営計画においてモビリティ・環境・生活を注力領域に掲げ、持続的成長と新規事業の創出を目指している。定量目標として2026年3月期に連結純利益26億円(直近公表の目標30億円)、ROE 7%以上(2025年3月期実績8.8%)を掲げており、稼ぐ力の強化を軸に据える。重点施策としては、(1)中国五鉱グループおよびトヨタと共同でEV中古電池リユース・リサイクル事業を立ち上げ、資源循環型モデルを構築、(2)中国現地法人を通じたMLCC(積層セラミックコンデンサ)製造設備事業への参入、(3)プラスチックリサイクル事業の拡大、など新規事業開発を積極化している。特に(1)のような世界的なエネルギーシフトの流れを捉えたEV・バッテリー関連事業に注力しておいる。その他にも中国のみならずインドネシアでも電動バイク・バッテリー交換事業の拡大を目指している。同社のアジア向けの事業展開力は稀有であり、それを支える人材の育成のための若手社員の海外出向なども積極的に進めている。こうした盤石の体制で、中国・東南アジア・インドといった大国もしくは人口増加国において化成品事業を拡大していく長期的な成長シナリオが明確である。株主還元については「財務健全性を維持しつつ連結配当性向50%を基本」とする方針を明示している。今期予想配当は1株当たり配当38円を実施予定で、配当性向は51.3%となる見通しだ。海外進出を加速させる一方、自社株買いも実施しており、成長と資本効率を意識した株主還元を両立させていく姿勢が明確である。足元のPBRは0.9倍、配当利回りは4.5%となっており、投資妙味が高いと言える。総じて、明和産業は中国を起点とした強固なアジアネットワークと多様な事業ポートフォリオを背景に、安定成長と新規事業拡大を両立しつつある。高利益率商材の拡販や循環型ビジネスへの参入など将来の収益基盤を着実に整備しており、今後も成長投資と株主還元のバランスをとりながら持続的な企業価値向上を実現していくことが期待される。
<NH>
2025/12/12 10:14
みんかぶニュース 個別・材料
セルソースは大幅安で年初来安値更新、26年10月期赤字転落
セルソース<4880.T>は大幅安。連日で年初来安値を更新した。11日取引終了後、26年10月期連結業績予想について売上高を34億1800万円(前期比7.9%減)、営業損益を1億7000万円の赤字(前期1億6600万円の黒字)と発表。赤字転落を嫌気した売りが出ている。
構造転換による売り上げ構成の変化のため、加工受託サービスなどの既存事業の減収を予想。また、研究開発など戦略的な先行投資も見込む。なお、同時に発表した25年10月期連結決算は売上高が37億1100万円(前の期単独43億5500万円)、営業利益が1億6600万円(同1億2900万円)だった。
また、あわせて現在のプライムからスタンダードへの市場区分変更を申請する方針を明らかにした。現時点の事業規模や市場状況を鑑み、中長期的な企業価値向上に資すると判断した。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/12 10:13