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ロシアにある権益からの石油輸入、時間かけ段階的廃止=経産相
[東京 10日 ロイター] - 萩生田光一経産相は10日の閣議後会見で、ロシアで日本が有している権益からの石油輸入については、国民生活や事業活動への悪影響を最小化する方法で、時間をかけてフェーズアウト(段階的に廃止)のステップを検討すると述べた。
日本は、ロシア産原油の輸入を段階的に廃止する一方で、ロシアでの石油開発事業「サハリン1」の権益は維持する方針を打ち出している。萩生田経産相は、日本が有する権益からの石油輸入については「エネルギーの長期かつ安価な安定供給に貢献していることなどを踏まえ、国民生活や事業活動への悪影響を最小化する方法で、時間をかけてフェーズアウトのステップを検討する」と述べた。
サハリン1の石油の販売先については「これまで同様、日本に加え韓国など近隣国が想定されるが、企業側の利益を害する恐れがあるため、詳細は差し控える」とした。
萩生田経産相は、ロシア産原油の禁輸判断は、石油のほぼすべてを輸入に頼っている日本にとって「大変厳しい決断だった」としながらも、「G7の結束が何より重要な時」として決断したと説明した。具体的な輸入停止の時期等については「今後実態を踏まえ検討をしていく」という。
ただ「今すぐにロシア産石油を禁輸できるわけではない」とも話し、「一定の時間軸の中で、秩序だった代替供給を確保しながら、ロシアのエネルギーへの依存から徐々に脱却していく」と述べた。
経済界への影響は「決して小さいものではない」とし、ロシア産原油の禁輸は国民に支持されたとしても「結果として、エネルギー価格高騰が付いてくることをどこかで説明しないと、日本の政策が理解してもらえない」と指摘した。
原発の再稼働については「実用段階にある脱炭素のベースロード電源であることを踏まえれば、重要な電源として活用していくことが必要」とし、地元の理解を得ながら再稼働を進める方針に変わりはないと述べた。
岸田文雄首相は9日、主要7カ国(G7)首脳声明を踏まえ、ロシア産石油の輸入は時間をかけてフェーズアウトさせると述べた。
ロシアへの制裁として、ロシア産石炭、原油が禁輸となり、液化天然ガス(LNG)の扱いが次の焦点となる。萩生田経産相は、将来的にLNGも禁輸対象にすることは否定はできないとしながらも「ガスの方がEU(欧州連合)は厳しい。ボリューム感が違う。なかなかそこまで踏み切れないのではないか」との見方を示した。
また、米国はエネルギー安定供給確保に欠かすことのできない国だとし「比較的短期間で増産ができる既存LNGプロジェクトの拡張計画もあり、日本も公的金融の支援を通じて貢献をしながら、日米で世界のLNG安定供給への協力を進めたい」と述べた。
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2022/05/10 10:13
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内田日銀理事、午前10時から参院財金委に出席=国会筋
[東京 10日 ロイター] - 国会筋によると、日銀の内田真一理事が10日の参院・財政金融委員会に出席する。午前10時から同18分まで桜井充委員(自民)、10時18分から11時まで熊谷裕人委員(立憲)の質問に答える予定。
OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220510T005649+0000
2022/05/10 09:56
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旅客輸送の回復加速、23年にコロナ前水準に=IATA事務局長
[リヤド 9日 ロイター] - 国際航空運送協会(IATA)のウォルシュ事務局長は9日、旅客輸送の回復が加速しており、2023年には新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)前の水準に戻る可能性があるとの見方を示した。
ウォルシュ氏はロイターに対し、ロシアがウクライナに侵攻したほか、主要航空機市場の中国で新型コロナ関連の規制が続いているが、全体的な旅客輸送は予想を上回るペースで回復していると指摘した。
また、リヤドで開催された会合では「非常に力強い予約が見られる」と説明。「あらゆる航空会社の最高経営責任者(CEO)が、年末の旅行需要だけでなく、年間を通して需要があると引き続きみている」と語った。
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2022/05/10 09:28
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日経平均が2万6000円割れ、3月16日以来=東京株式市場
[東京 10日 ロイター] - 10日午前の東京株式市場で日経平均が心理的節目となる2万6000円を下回り、3月16日以来の低水準に下落した。米国での金融引き締めや中国景気の減速への懸念がくすぶる中で売り圧力が強まった。
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2022/05/10 09:19
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寄り付きの日経平均は続落スタート、米株安を嫌気 ハイテク株さえず
[東京 10日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比170円28銭安の2万6149円06銭と、続落してスタートした。前日の米株安を嫌気する形となった。その後も下げ幅を広げている。
トヨタ自動車やソニーグループなど主力株のマイナスが目立つ。東京エレクトロンなど半導体関連株は総じてさえない。 指数寄与度の大きいファーストリテイリング、ソフトバンクグループは軟調となっている。
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2022/05/10 09:17
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米タイソン・フーズ、食肉価格高で増収増益 通年見通しも上方修正
[9日 ロイター] - 米食肉加工最大手のタイソン・フーズが9日発表した第2・四半期(1─3月)決算は、食肉価格の高騰で売上高と利益が大きく伸びた。また、通年の売上高見通しを上方修正した。
売上高は前年同期の113億ドルから131億2000万ドルに増加し、予想の128億5000万ドルを上回った。調整後の1株利益は2.29ドルで、前年同期の1.34ドルと予想の1.91ドルを上回った。
人件費や飼料などのコスト上昇を相殺するために値上げを実施。ドニー・キング最高経営責任者(CEO)は、牛肉価格の上昇により一部の消費者はより安価な商品を購入するようになったが、食肉需要全体は堅調さが続いていると述べた。
タイソンの牛肉平均価格は、1─3月に前年比で23.8%上昇。鶏肉は14.4%、豚肉は10.8%上昇した。
通年の売上高は520億─540億ドルと見通し、従来予想の490億─510億ドルから上方修正。リフィニティブによると、アナリストの平均予想は517億9000万ドル。
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2022/05/10 09:13
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ゴールドマンがSPAC関連事業を縮小、規制強化の流れ受け
[9日 ロイター] - ゴールドマン・サックス・グループは、特別買収目的会社(SPAC)関連事業を縮小している。広報担当者が9日明らかにした。SPACを巡る規制強化の流れが背景にある。
SPACによる未公開企業の買収を通じた上場と資金調達は、伝統的な新規株式公開(IPO)よりも規制の網が緩く、一時は件数が急増。ゴールドマンの投資銀行部門の業績押し上げに貢献した。ただその後、こうした手法に対する米証券取引委員会(SEC)の監視が厳しくなり、投資家の間に「荷もたれ感」が出てきたこともあって、ブームは下火になっている。
今年3月にはSECが、SPACに出資者や役員報酬、利益相反、株式希釈化についてより詳しい情報開示を義務化する新たな規則を提案した。
SPAC市場にとっては、利上げがもたらす悪影響への懸念とウクライナの戦争に絡む不透明感も逆風として働いている。
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2022/05/10 08:52
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3月全世帯の実質消費支出、前年比-2.3%=総務省
[東京 10日 ロイター] - 総務省が10日発表した3月の家計調査によると、2人以上の世帯の実質消費支出は前年比2.3%減となった。
ロイターの事前予測調査では同2.8%減が予想されていた。
季節調整済み実質消費支出は前月比4.1%増だった。
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2022/05/10 08:45
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インド政府、利回り抑制に向け国債買い入れを中銀に要請=関係筋
[ニューデリー 9日 ロイター] - インド政府は、国債利回りが2019年以来の高水準に達する中、インド準備銀行(中央銀行)に国債買い入れ、もしくは公開市場操作の実施を求めている。政府関係者が9日、ロイターに明らかにした。
10年債利回りは9日、一時7.49%まで上昇した。
政府関係者によると、政府の中銀との協議は進んだ段階にある。中銀が2週間以内にスイッチオペレーションを行って投資家に期間の短い債券を期間の長い債券と交換する機会を提供する、もしくは、国債を買い戻すと政府は期待している。
国債買い入れの時期や規模は、来週決定する見通しという。
中銀と財務省は、コメントの要請に応じていない。
こうした政府の要請は、中銀の新型コロナウイルス禍での超金融緩和策からの転換を複雑にする可能性がある。
中銀は4日、政策金利を40ベーシスポイント(bp)引き上げ、4.40%とした。インフレ加速に対応するため、6月の次の金融政策決定会合を待たず、利上げに踏み切った。
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2022/05/10 08:31
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米ウーバー、採用・支出削減へ=CEO書簡
[9日 ロイター] - 米配車大手ウーバー・テクノロジーズが採用を減らし、支出を削減する方針であることが、ロイターが確認したダラ・コスロシャヒ最高経営責任者(CEO)の書簡で分かった。
CNBCによると、同CEOはこの戦略転換について、投資家心理の「劇的な変化」を受けた必要な措置と説明。「最も効率の悪いマーケティングやインセンティブ(報奨金)支出を削減する。採用は特権として扱い、いつどのような場で人員を追加するか慎重に検討する」と述べた。
また、ウーバーは今後、調整後の利払い・税・償却前利益(EBITDA)ではなくフリーキャッシュフローでの黒字確保に注力する方針。
コスロシャヒ氏は書簡で、同社の料理宅配や配達事業の成長加速が必要との見方も示したという。
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2022/05/10 07:54
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インフレやウクライナ戦争、主要金融リスク=米FRB金融安定報告
[9日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)は9日公表した半期金融安定報告書で、高インフレや株式・商品市場におけるボラティリティー、ウクライナでの戦争が、米金融システムに対する主要リスクと指摘し、「突然の」混乱に直面する恐れがあると警鐘を鳴らした。
米債利回りの急上昇や、ウクライナの戦争に絡む原油市場の混乱などによって、金融システムの一角はすでに緊張下にあると指摘。こうした緊張は「過去の一部のエピソードほど極端ではないものの、状況が突然著しく悪化するリスクが通常よりも高いようにみられる」とした。
ブレイナード理事は声明で「国内総生産(GDP)に占める家計や企業の借り入れの割合が減少し、債務の負担を手当するリソースがあるように見えることは注目に値し、金利上昇環境において重要な底堅さと言える」と述べた。
報告書はさらに「インフレはロシアのウクライナ侵攻前から、予想以上に高く、持続的となっており、インフレ見通しを巡る不確実性は、金融状況や経済活動にリスクを及ぼす」とした。
また「高インフレや金利上昇、サプライチェーンの混乱、進行中の地政学上の紛争が企業の収益性に及ぼす影響は不確実だ。企業の収益性の著しい低下、もしくは予想外に大幅な金利上昇が、一部企業の債務返済能力を低下させる可能性がある」と指摘。「さらに原油価格への上振れ圧力が持続すれば、航空業界などこれまでに打撃を被っている産業の回復を抑制する恐れがある」とした。
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2022/05/10 06:22
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仏経済、第2四半期は0.25%成長へ=INSEE
[パリ 9日 ロイター] - フランス国立統計経済研究所(INSEE)は、インフレが引き続き消費者の重しになるものの、仏経済は第2・四半期に停滞を脱し、0.25%成長を達成するとの見通しを発表した。
新型コロナウイルスを巡る規制が年初に緩和されたことにより、一部のサービス業が回復しているという。
ただ、エネルギー価格が高止まりしているため消費者物価の上昇が家計を圧迫するとみており、インフレ率は4月の4.8%から6月には5.4%に達すると予想した。
INSEEが4月29日発表した第1・四半期の国内総生産(GDP)速報値は、伸び率が前期比ゼロだった。
OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220509T212037+0000
2022/05/10 06:20
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NY市場サマリー(9日)米国株大幅安、ドル指数一時20年ぶり高水準、10年債利回り一時3年半ぶり高水準
[9日 ロイター] -
<為替> ニューヨーク外為市場では、ドル指数が一時約20年ぶりの高水準を付けた。米連邦準備理事会(FRB)がインフレを抑制できるのか懸念が出ていることなどでリスク選好度が低下し、安全資産としてのドルの魅力が増す結果になっている。
主要6通貨に対するドル指数は一時104.19と、2002年12月以来の高値を更新。ただ、終盤の取引では0.135%安の103.630。
FRBがインフレ抑制に積極的に対応していくとの見方から米国債利回りが上昇し、ドルはこれまで5週連続で上昇。ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁はこの日、世界のサプライチェーン(供給網)混乱が改善してもインフレ鎮静化への寄与はそれほど期待できないとの認識を示したほか、アトランタ地区連銀のボスティック総裁はFRBが今後2─3回の会合で0.50%ポイントの利上げを実施することが可能という見解を示した。
ウクライナ戦争と中国の新型コロナウイルス抑制に向けたロックダウン(都市封鎖)も、リスク選好度の低下につながっている。
OANDA(ニューヨーク)のシニアマーケットアナリスト、エドワード・モヤ氏は「ドル高要因が三拍子そろっている」とし、「主要なリスク要因は解消しないとみられていることから、ドル高の終了は複雑化している」と述べた。
NY外為市場:[USD/J]
<債券> 米金融・債券市場では国債利回りが低下。指標10年債利回りはインフレ懸念に圧迫されて一時3年半ぶりの高水準を付けたものの、終盤は下げに転じた。週内に発表される米消費者物価指数(CPI)統計や総額1030億ドルの国債入札に注目が集まる。
終盤の取引で10年債利回り4.1ベーシスポイント(bp)低下し、3.083%。一時、2018年11月以来の水準になる3.203%を付けていた。
ミズホ・セキュリティーズの米国チーフエコノミスト、スティーブン・リチウト氏は、投資家が米債利回りの上昇に方向感を見いだすのをやめ、企業決算に目を向けるまで、株安が引き続き債券をめぐるセンチメントを圧迫するという認識を示した。
シーポート・グローバル・ホールディングスのマネジングディレクター、トム・ディガロマ氏は、ショートカバーや安値拾いの買いが債券売りの一服につながっていると指摘した。
米連邦準備理事会(FRB)がタカ派姿勢を鮮明にし、18年終盤以来初の利上げを開始した3月初旬以降、米債利回りはほぼ倍の水準に達している。
米金融・債券市場:[US/BJ]
<株式> 米国株式市場は大幅安で取引を終えた。米指標10年債利回りが3年半ぶりの高水準に達し、金利見通しに対する懸念が高まる中、大型グロース株が売られた。
米国株式市場:[.NJP]
<金先物> ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、利益確定の売りなどに押され、3営業日ぶりに反落した。
これまでの上伸の反動から利益確定の売りが先行した。また、1900ドルの心理的な節目で上値の重さが嫌気され、チャート絡みの売りも出やすかった。高止まりしている米長期金利を意識した売りも出た。
米連邦準備理事会(FRB)が高インフレ抑制に向けた金融引き締めに向かう中、市場は週央に発表される4月の米消費者物価指数(CPI)の動向に注目している。
NY貴金属:[GOL/XJ]
<米原油先物> ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、中国の景気減速懸念が強まる中、利益確定の売りが先行し、4営業日ぶりに反落した。
欧州連合(EU)によるロシア産原油の禁輸方針を受けて前週に上昇した反動から、週明けは利益確定の売りが先行した。中国で新型コロナウイルスの感染が再び拡大し、上海市でロックダウン(都市封鎖)が長期化している。これを受けて、同国景気が鈍化し、エネルギー需要にも影響が及ぶのではないか、との見方が広がり、原油が売られた。また、この日は米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締め方針を背景に景気減速懸念も強まり、米株式相場が大幅安。投資家のリスク回避姿勢が強まる中、株式と並んで同じリスク資産とされる原油もつれ安となった面があった。
日本時間9日未明に開かれた主要7カ国(G7)首脳によるオンライン会議は、ロシア産石油をめぐる段階的廃止・禁止を確認。会議に出席した岸田文雄首相は「原則禁輸という措置を取ることにした」と表明した。ただ、経済への影響を勘案して禁輸は段階的に進めるとして時間がかかることを示唆しており、買い材料視されなかった。
NYMEXエネルギー:[CR/USJ]
ドル/円 NY終値 130.25/130.28
始値 131.10
高値 131.15
安値 130.13
ユーロ/ドル NY終値 1.0555/1.0559
始値 1.0544
高値 1.0592
安値 1.0518
米東部時間
30年債(指標銘柄) 17時05分 82*19.00 3.1559%
前営業日終値 81*16.00 3.2210%
10年債(指標銘柄) 17時05分 90*08.50 3.0338%
前営業日終値 89*17.50 3.1240%
5年債(指標銘柄) 17時05分 99*03.75 2.9420%
前営業日終値 98*20.50 3.0460%
2年債(指標銘柄) 17時05分 99*26.00 2.5979%
前営業日終値 99*20.00 2.6960%
終値 前日比 %
ダウ工業株30種 32245.70 -653.67 -1.99
前営業日終値 32899.37
ナスダック総合 11623.25 -521.41 -4.29
前営業日終値 12144.66
S&P総合500種 3991.24 -132.10 -3.20
前営業日終値 4123.34
COMEX金 6月限 1858.6 ‐24.2
前営業日終値 1882.8
COMEX銀 7月限 2182.0 ‐54.7
前営業日終値 2236.7
北海ブレント 7月限 105.94 ‐6.45
前営業日終値 112.39
米WTI先物 6月限 103.09 ‐6.68
前営業日終値 109.77
CRB商品指数 299.4533 ‐11.8669
前営業日終値 311.3202
OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220509T212028+0000
2022/05/10 06:20
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対中関税、米企業に対する重し 解除巡る討議で考慮=米政府報道官
[ワシントン 9日 ロイター] - 米ホワイトハウスのサキ報道官は9日、対中関税の一部が米企業に対する重しになっているとの認識を示した。
サキ報道官は、こうした要素は現在実施されている関税措置解除の是非を巡る討議で考慮されるとの見方を示した。
OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220509T211915+0000
2022/05/10 06:19
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NY外為市場=ドル指数一時20年ぶり高水準、リスク選好低下
[ニューヨーク 9日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、ドル指数が一時約20年ぶりの高水準を付けた。米連邦準備理事会(FRB)がインフレを抑制できるのか懸念が出ていることなどでリスク選好度が低下し、安全資産としてのドルの魅力が増す結果になっている。
主要6通貨に対するドル指数は一時104.19と、2002年12月以来の高値を更新。ただ、終盤の取引では0.135%安の103.630。
FRBがインフレ抑制に積極的に対応していくとの見方から米国債利回りが上昇し、ドルはこれまで5週連続で上昇。ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁はこの日、世界のサプライチェーン(供給網)混乱が改善してもインフレ鎮静化への寄与はそれほど期待できないとの認識を示したほか、アトランタ地区連銀のボスティック総裁はFRBが今後2─3回の会合で0.50%ポイントの利上げを実施することが可能という見解を示した。
ウクライナ戦争と中国の新型コロナウイルス抑制に向けたロックダウン(都市封鎖)も、リスク選好度の低下につながっている。
OANDA(ニューヨーク)のシニアマーケットアナリスト、エドワード・モヤ氏は「ドル高要因が三拍子そろっている」とし、「主要なリスク要因は解消しないとみられていることから、ドル高の終了は複雑化している」と述べた。
FRBは3─4日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で0.50%ポイントの利上げを決定。パウエルFRB議長はFOMC後の記者会見で、6月と7月の会合でも0.50%ポイントの利上げを決定する用意があると表明した。
CMEフェドウオッチによると、FRBが6月の会合で少なくとも0.50%ポイントの利上げを決定するとの見方が市場で完全に織り込まれている。
ユーローは0.15%高の1.0567ドル。
円は対ドルで0.24%高の130.28円。
英ポンドは0.05%高の1.2343ドル。
暗号資産(仮想通貨)のビットコインは14.93%安の3万0679.52ドル。一時は3万0321ドルと、昨年7月21日以来の安値を更新した。イーサは16.21%安の2266.33ドル。
ドル/円 NY午後4時 130.19/130.24
始値 131.10
高値 131.15
安値 130.13
ユーロ/ドル NY午後4時 1.0556/1.0560
始値 1.0544
高値 1.0592
安値 1.0518
2022-05-09T203828Z_1_LYNXNPEI480ZR_RTROPTP_1_USA-BONDS-JUNKSPREAD.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220509:nRTROPT20220509203828LYNXNPEI480ZR NY外為市場=ドル指数一時20年ぶり高水準、リスク選好低下 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220509T203828+0000 20220509T203828+0000
2022/05/10 05:38
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米国株式市場=大幅安、金利巡る懸念で大型グロース株に売り
[ニューヨーク 9日 ロイター] - 米国株式市場は大幅安で取引を終えた。米指標10年債利回りが3年半ぶりの高水準に達し、金利見通しに対する懸念が高まる中、大型グロース株が売られた。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 32245.70 -653.67 -1.99 32685.1 32685. 32121.
7 17 98
前営業日終値 32899.37
ナスダック総合 11623.25 -521.41 -4.29 11923.0 11990. 11574.
3 61 94
前営業日終値 12144.66
S&P総合500種 3991.27 -132.07 -3.20 4081.27 4081.2 3975.4
7 8
前営業日終値 4123.34
ダウ輸送株20種 14470.36 -430.49 -2.89
ダウ公共株15種 998.05 -9.11 -0.90
フィラデルフィア半導体 2829.10 -152.96 -5.13
VIX指数 34.89 +4.70 +15.57
S&P一般消費財 1176.90 -52.32 -4.26
S&P素材 513.80 -17.20 -3.24
S&P工業 787.95 -19.42 -2.40
S&P主要消費財 800.02 +0.40 +0.05
S&P金融 562.80 -14.18 -2.46
S&P不動産 267.43 -12.95 -4.62
S&Pエネルギー 578.26 -52.36 -8.30
S&Pヘルスケア 1472.80 -38.85 -2.57
S&P通信サービス 195.25 -4.88 -2.44
S&P情報技術 2364.58 -96.90 -3.94
S&P公益事業 363.54 -2.83 -0.77
NYSE出来高 13.03億株
シカゴ日経先物6月限 ドル建て 26005 - 385 大阪比
シカゴ日経先物6月限 円建て 25980 - 410 大阪比
2022-05-09T202801Z_1_LYNXNPEI480ZA_RTROPTP_1_USA-STOCKS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220509:nRTROPT20220509202801LYNXNPEI480ZA 米国株式市場=大幅安、金利巡る懸念で大型グロース株に売り OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220509T202801+0000 20220509T202801+0000
2022/05/10 05:28
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米FRB、75bp利上げの公算小さい=アトランタ連銀総裁
[9日 ロイター] - 米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は9日、連邦準備理事会(FRB)が0.75%ポイントの利上げを決定する公算は小さいとの考えを示した。
ボスティック総裁はロイターがツイッター・スペースで行ったインタビューで、「向こう3─4カ月の経済予想を踏まえると、(0.75%ポイントの利上げが決定される)公算は小さい」と述べた。
2022-05-09T175543Z_1_LYNXNPEI480VI_RTROPTP_1_USA-FED-BALANCESHEET.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220509:nRTROPT20220509175543LYNXNPEI480VI 米FRB、75bp利上げの公算小さい=アトランタ連銀総裁 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220509T175543+0000 20220509T175543+0000
2022/05/10 02:55
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米金融システムは「秩序正しく」機能=イエレン財務長官
[ワシントン 9日 ロイター] - イエレン米財務長官は9日、足元で米市場のボラティリティーが高まっている上、一部の資産のバリュエーションが過去に比べ高水準で推移しているにもかかわらず、米国の金融システムは「秩序正しく」機能していると述べた。
米上院銀行委員会の公聴会で、米金融安定監督評議会(FSOC)がウクライナでの戦争や継続的な新型コロナウイルス対策に関連する動向を引き続き監視していくと指摘。「各国がパンデミック(世界的大流行)への対応を続ける中、世界の成長が引き続き不安定かつ不均衡になる可能性がある」としたほか、「ロシアによる理不尽なウクライナ侵攻は経済の不確実性を一段と高める」と語った。
2022-05-09T175424Z_1_LYNXNPEI480VE_RTROPTP_1_USA-TREASURY-YELLEN.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220509:nRTROPT20220509175424LYNXNPEI480VE 米金融システムは「秩序正しく」機能=イエレン財務長官 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220509T175424+0000 20220509T175424+0000
2022/05/10 02:54
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米消費者の短期インフレ期待低下=NY連銀調査
[9日 ロイター] - ニューヨーク連銀が9日に発表した調査によると、米消費者の1年先のインフレ期待が中央値で0.3%ポイント低下し6.3%となった。一方、3年先のインフレ期待は0.2%ポイント上昇し3.9%となった。
1年先のインフレ期待の内訳はガソリン価格が4.4%ポイント低下の5.2%、食費・医療費は0.2%ポイント低下の9.4%。一方、住宅価格は6.0%と変わらずだったほか、家賃の伸びは過去最高を記録した。
また、家計支出の伸びも中央値で8.0%と0.3%ポイント上昇し過去最高となった。
米国株は直近で急落しているものの、消費者は目先の株価上昇に再び楽観的な見方を示した。1年後に株価が上昇するとの見方は平均で0.6%ポイント上昇し37.9%となった。
調査はインターネット上で1300世帯を対象に実施された。
2022-05-09T165159Z_1_LYNXNPEI480TU_RTROPTP_1_GLOBAL-INFLATION.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220509:nRTROPT20220509165159LYNXNPEI480TU 米消費者の短期インフレ期待低下=NY連銀調査 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220509T165159+0000 20220509T165159+0000
2022/05/10 01:51
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米卸売在庫、3月は2.3%増 売り上げ増で伸び鈍化
[ワシントン 9日 ロイター] - 米商務省が9日発表した3月の卸売在庫は前月比2.3%増と市場予想通り速報値に一致した。売り上げ増に伴い、伸びは前月の2.8%増から鈍化した。
3月の前年同月比は22.0%増だった。
部門別では自動車在庫が前月比2.4%増と2月の1.9%増から伸びが加速。国内総生産(GDP)算出に用いられる自動車を除く卸売在庫は2.3%増だった。
卸売売上高は1.7%増。前月は1.5%増加していた。
3月の販売ペースで在庫が全てはけるのに必要な期間は1.22カ月。前月も1.22カ月だった。
2022-05-09T150127Z_1_LYNXNPEI480PX_RTROPTP_1_AMAZON-COM-HOLIDAY-WAREHOUSE.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220509:nRTROPT20220509150127LYNXNPEI480PX 米卸売在庫、3月は2.3%増 売り上げ増で伸び鈍化 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220509T150127+0000 20220509T150127+0000
2022/05/10 00:01
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供給網改善、インフレ鎮静化寄与は期待できず=ミネアポリス連銀総裁
[9日 ロイター] - 米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は9日、世界のサプライチェーン(供給網)混乱が改善しても、インフレ鎮静化への寄与はそれほど期待できないとの認識を示した。物価が上昇しても消費者の購買意欲は衰えていないことが一連の経済指標から読み取れるためとした。
同総裁はCNBCのインタビューで「インフレ率を目標の2%まで下げられると確信しているが、その負担がどの程度になるか、それに対し供給サイドからの寄与があるのか、まだ確信が持てない」と述べた。
ウクライナ戦争や中国のロックダウン(都市封鎖)など、全てが物価上昇圧力がかかる方向に向かっているとし、インフレが和らぐ兆候も見られるが、「ほんの少し」に過ぎないとした。
米国には、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)時に蓄積された2兆ドル以上の余剰貯蓄が残っていると推定されている。
これに関し同総裁は、ここに至るまでに、家計の余剰貯蓄が使い果たされたことを示す証拠がもっと多く出てくるとみていたが、期待通りではなかったと指摘。「経済が以前より高い圧力均衡に追い込まれた可能性がある。もしそうなら、インフレ率を下げるためにさらに多くの措置を取らなければならないだろう」と述べた。
2022-05-09T145557Z_1_LYNXNPEI480PN_RTROPTP_1_USA-FED-NOMINEES-BARR.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220509:nRTROPT20220509145557LYNXNPEI480PN 供給網改善、インフレ鎮静化寄与は期待できず=ミネアポリス連銀総裁 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220509T145557+0000 20220509T145557+0000
2022/05/09 23:55
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英インフレ率、中銀予想を上回る恐れ=ソーンダーズ委員
[ロンドン 9日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会のソーンダーズ委員は、インフレ率が英中銀の見通しを上回り、年後半に10%超に達する恐れがあると述べた。
英独立系シンクタンク、レゾリューション・ファンデーションでの講演で「金融政策によって抑制されなければ、国内の生産能力とインフレ圧力はおそらく中銀の予想よりも大きくかつ持続的になるとのリスクをかなり重視している」と指摘。「その結果、より中立的な金融政策スタンスに比較的迅速に移行することを望んでいる」と述べた。
英中銀は5日、金融政策委員9人のうち6人の賛成多数で1%への利上げを決定。ソーンダーズ委員を含む3人は1.25%への引き上げを提唱していた。
ソーンダーズ委員は、インフレ率および長期インフレ期待を示す主要な指標は不快なほど高水準で、基調的な賃金の伸びやサービス業のインフレに影響を及ぼしているとし、「外部コストの高さが実質所得を目減りさせ、実質消費を抑制する可能性が高い」と言及。「しかし、目標を上回るインフレ率が長期間続くことで、こうした外部コストの上昇はインフレ期待の高まりを悪化させる可能性がある。したがって労働市場の逼迫とともに国内のインフレ圧力が目標と一致するペースに回帰することが難しくなりかねない」と主張した。
2022-05-09T145508Z_1_LYNXNPEI480PL_RTROPTP_1_HEALTH-CORONAVIRUS-BRITAIN.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220509:nRTROPT20220509145508LYNXNPEI480PL 英インフレ率、中銀予想を上回る恐れ=ソーンダーズ委員 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220509T145508+0000 20220509T145508+0000
2022/05/09 23:55
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「2─3回の」50bp利上げ可能=アトランタ連銀総裁
[ワシントン 9日 ロイター] - 米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は9日、連邦準備理事会(FRB)が今後2─3回の会合で50ベーシスポイント(bp)の利上げを実施することが可能で、その後経済とインフレの反応を見極め、追加利上げについて決定すべきという見解を示した。
ボスティック総裁はブルームバーグとのインタビューで、FRBが先週決定した50bpの利上げについて、「すでにかなり積極的な動きだ。これ以上積極的に動く必要はない」とし、75bpの利上げの選択肢は排除している可能性を示した。
さらに「このペース(50pb)にとどまることが可能だ」とし、「おそらく2回、もしくは3回(利上げを)実施し、インフレが引き続き2%の目標に近づくか見極めた後、利上げを小休止し、状況を確認する」と述べた。
また、物価上昇ペース加速の一因となっていた「サプライチェーンの混乱など、われわれが制御できない問題の多くが解消しつつあると期待する」とした。
2022-05-09T142520Z_1_LYNXNPEI480OF_RTROPTP_1_USA-BONDS-SWAPTIONS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220509:nRTROPT20220509142520LYNXNPEI480OF 「2─3回の」50bp利上げ可能=アトランタ連銀総裁 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220509T142520+0000 20220509T142520+0000
2022/05/09 23:25
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独財務相、賃金と物価の上昇スパイラルを警戒
[ベルリン 9日 ロイター] - ドイツのリントナー財務相は9日、賃金上昇はインフレを一段と加速させる可能性があるとし、賃金交渉関係者にはそれを防ぐ責任があると述べた。
リントナー氏はロイターに「賃金と物価の(上昇)スパイラルのリスクは現実のものだ」と指摘。政府は実質所得へのインフレ圧力を緩和しなければならないとし、そのための政策措置を最近発表したと説明した。
2022-05-09T103940Z_1_LYNXNPEI480FJ_RTROPTP_1_GERMANY-ELECTION-FDP.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220509:nRTROPT20220509103940LYNXNPEI480FJ 独財務相、賃金と物価の上昇スパイラルを警戒 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220509T103940+0000 20220509T103940+0000
2022/05/09 19:39
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韓国次期政権、インド太平洋経済枠組みへの参加を検討=政府筋
[ソウル 9日 ロイター] - 韓国政府の高官は9日、米国が創設を計画するインド太平洋経済枠組み(IPEF)への参加を次期政権が「前向きに検討中」だと述べた。尹錫悦(ユン・ソンニョル)次期大統領は10日に就任する。
IPEFは、前トランプ政権が環太平洋連携協定(TPP)から離脱したことで生じた空白を埋める中国に対抗する広域経済圏構想としてバイデン政権が推進している。
韓国企画財政省の高官は「(IPEF参加は)次期政権が前向きに検討している110の政策課題に含まれている」と述べた。
韓国メディアは、政府筋の話として、次期政権がIPEF発足時に参加することを決定したと報じた。
バイデン大統領は5月20─24日に日本と韓国を訪問する予定。IPEFの発足は、その後とみられている。
2022-05-09T103217Z_1_LYNXNPEI480F7_RTROPTP_1_USA-TRADE-SOUTHKOREA.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220509:nRTROPT20220509103217LYNXNPEI480F7 韓国次期政権、インド太平洋経済枠組みへの参加を検討=政府筋 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220509T103217+0000 20220509T103217+0000
2022/05/09 19:32
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中国人民銀行、実体経済への支援を強化へ
[北京 9日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)は9日、実体経済への支援を強化すると表明した。国内インフレを注視し、先進国の政策調整を監視する方針も示した。
第1・四半期の金融政策執行報告で明らかにした。
流動性を適度に潤沢な状態に保つほか、安定を優先し、信頼醸成に向けた措置を講じる。
経済運営を合理的な範囲内に維持するとも表明。洪水のような刺激策には頼らず、不動産を短期の景気刺激として利用しない方針も示した。
2022-05-09T101626Z_1_LYNXNPEI480EU_RTROPTP_1_CHINA-ECONOMY-RRR.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220509:nRTROPT20220509101626LYNXNPEI480EU 中国人民銀行、実体経済への支援を強化へ OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220509T101626+0000 20220509T101626+0000
2022/05/09 19:16
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中国、銀行・保険に年金金融サービスの開発要請=証券紙
[上海 9日 ロイター] - 中国銀行保険監督管理委員会(銀保監会)は、銀行・保険会社に対し、年金金融サービスの開発と国家戦略・産業政策に沿った分野への投資を要請した。
上海証券報が9日伝えた。
中国政府は先月、企業の従業員が個人で掛け金を出し、金融商品を選んで運用する私的年金制度を発表した。高齢化によるコスト増に対応した。長期の資金を株式市場に振り向ける狙いもある。
銀保監会は、銀行・保険会社に対し、年金基金の投資管理を強化し、資本市場と技術イノベーションを支援すべきだと主張した。
中国証券監督管理委員会は、投資信託会社に対し、個人年金向けのファンド商品を開発するよう促している。
こうした年金金融サービスには、商業年金貯蓄、商業年金ウエルスマネジメント、商業年金保険が含まれ、いずれも年金としての特性を備える必要があるという。
銀保監会は、銀行・保険会社に対し、長期の生涯年金サービスを顧客に提供し、銀行と保険会社の事業面の協力を支援するよう奨励する方針。
OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220509T095935+0000
2022/05/09 18:59
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イケア、ロシアでの賃金支払いを8月まで継続 一段の延長も
[ストックホルム 8日 ロイター] - スウェーデンの家具大手イケアは、ロシアのスタッフ約1万5000人に対する賃金の支払いを8月まで3カ月延長したと明らかにした。それ以降も支給を続ける可能性があるとした。
イケアは3月上旬、ロシアのウクライナ侵攻や供給網の混乱などを理由に、ロシアの店舗を一時的に閉鎖し部品調達も停止する方針を示した。
イケアの幹部はロイターのインタビューで賃金を支払うための資金について「制裁を全て順守しており(ロシア国内の)資産を活用している」と述べ、詳細には踏み込まなかった。
ロシアから完全撤退を検討しているかどうかについてもコメントを控えた。
2022-05-09T095909Z_1_LYNXNPEI480DV_RTROPTP_1_UKRAINE-CRISIS-IKEA-RUSSIA.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220509:nRTROPT20220509095909LYNXNPEI480DV イケア、ロシアでの賃金支払いを8月まで継続 一段の延長も OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220509T095909+0000 20220509T095909+0000
2022/05/09 18:59
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ユーロ圏投資家センチメント、5月は20年6月以来の低水準
[ベルリン 9日 ロイター] - 調査会社センティックスが9日発表した5月のユーロ圏投資家センチメント指数はマイナス22.6と前月のマイナス18.0から低下し、2020年6月以来の低水準となった。
悪化は3カ月連続。ロイター調査による予想はマイナス20.8だった。
センティックスのマネジングディレクター、マンフレッド・ヒューブナー氏は声明で、世界経済は「パーフェクトストーム」に直面していると指摘。「ウクライナ紛争の影響が経済にも表れてきた。(ユーロ圏は)リセッション(景気後退)が見えつつある」と述べた。
現況指数はマイナス10.5と3カ月連続で低下し、21年3月以来の水準となった。4月はマイナス5.5だった。
期待指数はマイナス34.0と、こちらも3カ月連続低下し08年12月以来の低水準を記録した。4月はマイナス29.8。
OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220509T092450+0000
2022/05/09 18:24
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東京マーケット・サマリー(9日)
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後5時現在 131.18/20 1.0510/14 137.90/94
NY午後5時 130.56/59 1.0551/55 137.67/71
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル高/円安の131円前半。日米の金融政策会合を経て改めて政策の違いが意識され、米金利も高止まりしていることからドル買いに安心感が生じているという。
<株式市場>
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 26319.34 -684.22 26705.32 26,309.22─26,732.61
TOPIX 1878.39 -37.52 1899.84 1,878.31─1,902.72
東証出来高(万株) 126342 東証売買代金(億円) 29545.55
東京株式市場で日経平均は、前営業日比684円22銭安の2万6319円34銭と、大幅に反落して取引を終えた。米長期金利の上昇や新型コロナウイルス感染拡大による中国経済への悪影響が警戒され、幅広く売られた。ロシアの戦勝記念日にあたり、プーチン大統領による演説への警戒感も重しになった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが211銘柄(11%)、値下がりは1598銘柄(86%)、変わらずは28銘柄(1%)だった。
<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.017
ユーロ円金先(22年6月限) 100.055 (+0.010)
安値─高値 100.045─100.055
3カ月物TB ───
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.017%になった。前営業日(マイナス0.019%)を上回った。「オファーがやや細っており、積み最終日に向けてレートは徐々に上昇しそうだ」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は閑散。
<円債市場>
国債先物・22年6月限 149.09 (-0.09)
安値─高値 149.04─149.12
10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.245% (+0.005)
安値─高値 0.245─0.245%
国債先物中心限月6月限は前営業日比9銭安の149円09銭と続落して取引を終えた。4月米雇用統計後の金利上昇傾向が続いた。新10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比0.5bp上昇の0.245%。あすの10年債入札を控え、後場は様子見ムードも広がった。
<スワップ市場・気配>
2年物 0.17─0.07
3年物 0.21─0.11
4年物 0.25─0.15
5年物 0.29─0.19
7年物 0.38─0.28
10年物 0.51─0.41
OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220509T092217+0000
2022/05/09 18:22