Reuters Japan Online Report Business Newsニュース一覧

Reuters Japan Online Report Business News 米ゴールドマンが再編計画、投資銀とトレーディング統合=WSJ [16日 ロイター] - 米ゴールドマン・サックス・グループは主要事業を3部門に再編する計画で、投資銀行業務とトレーディング業務を一つの部門に統合する。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が16日、事情に詳しい関係者の話として報じた。 資産・ウェルスマネジメント業務を別の部門に統合し、消費者バンキング部門「マーカス」はこの部門下に入る。 第3の部門はトランザクションバンキングと金融技術プラットフォームのポートフォリオを管理する。 再編計画は数日中に発表される見通しという。ゴールドマンは18日に第3・四半期決算を発表する。 報道によると、幹部人事については明らかになっていないが、少なくとも数人が新たなポジションに就く見通し。グローバル・マーケッツ部門共同責任者のマーク・ナックマン氏は、資産・ウェルスマネジメントを統合した部門の運営を担うという。 2022-10-17T050156Z_1_LYNXMPEI9G04Z_RTROPTP_1_GOLDMAN-SACHS-RESTRUCTURING.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221017:nRTROPT20221017050156LYNXMPEI9G04Z 米ゴールドマンが再編計画、投資銀とトレーディング統合=WSJ OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221017T050156+0000 20221017T050156+0000 2022/10/17 14:01 Reuters Japan Online Report Business News 中国国有銀、元相場安定化へフォワード市場でドルに交換=関係筋 [上海 17日 ロイター] - 中国の主要国有銀行が17日午前に、フォワード市場で人民元をドルに交換しスポット市場でドルを売っているもようだと、6人の銀行関係者がロイターに語った。 ドル売りは人民元相場を安定させることが目的とみられるという。 元は今年に入り、対ドルで11.6%下落している。17日は1ドル=7.1980元前後で推移。1年物のフォワードは6.95元まで下落していた。 2022-10-17T045951Z_1_LYNXMPEI9G04Y_RTROPTP_1_BUSINESS-CURRENCY.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221017:nRTROPT20221017045951LYNXMPEI9G04Y 中国国有銀、元相場安定化へフォワード市場でドルに交換=関係筋 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221017T045951+0000 20221017T045951+0000 2022/10/17 13:59 Reuters Japan Online Report Business News 中国人民銀行には元相場の予想を誘導する多くの手段=元幹部 [上海 17日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)調査統計局長を務めていた盛松成氏は、人民銀には元相場の予想を誘導する多くの手段があり、元の急落が続く可能性は低いとの見方を示した。 同氏は「中国経済が安定し早急に回復することができれば、米金融政策の波及効果は大幅に低下する」とし、元が年内に1ドル=7.0─7.3元のレンジで推移するとの見通しを示した。 「必要な場合は、基準値の設定で逆周期因子(カウンターシクリカルファクター)の使用を再開したり、元の流動性を引き締めるためオフショア市場で手形の発行額を拡大する可能性がある」と述べた。 2022-10-17T041445Z_1_LYNXMPEI9G04E_RTROPTP_1_BUSINESS-CURRENCY.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221017:nRTROPT20221017041445LYNXMPEI9G04E 中国人民銀行には元相場の予想を誘導する多くの手段=元幹部 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221017T041445+0000 20221017T041445+0000 2022/10/17 13:14 Reuters Japan Online Report Business News 焦点:G7は協調介入せず、日本含めドル高騰の痛みは各国対処に [ワシントン 16日 ロイター] - ワシントンで12日に開かれていた主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議では、1985年の「プラザ合意」のようなドル高是正のための協調介入を行う兆候が一切見られなかった。ドル高騰の影響を被っている日本などの国々は、厳しい状況が続く。 12日に発表されたG7声明には、日本からの強い働きかけを受けて「最近の急激な変動」を注意深く監視するとの文言が盛り込まれた。 しかし、この警告もそして再度の円買い介入をちらつかせる鈴木俊一財務相の発言もむなしく、円は週末に対ドルで32年ぶりの安値を更新した。 G7および20カ国・地域(G20)の会合後、13日に開いた記者会見で鈴木氏は「多くの国から世界的な金融環境の引き締めがもたらす世界経済への波及効果を注視し対応する必要性が指摘され、こうした中で為替の問題に言及する国もあった。(しかし)それに基づいて具体的に協調した方策をどうするかといった手段についての議論はなされなかった」と発言。協調介入が計画されていないことを認めた。 イエレン米財務長官は11日、ドルの全面高は「米国と諸外国の金融引き締めペースの違いによる自然な帰結」であると述べ、協調介入の意志がないことを明確にした。プラザ合意の現代版を検討するか、との質問に対しては「私は多くの機会に、市場で決定されたドル相場は米国の利益だという考えを示してきた。今もそのように考えている」と明言した。 <歯止めなき円安> 1985年のプラザ合意後、ドルは1年間で約25%も下落した。 米国が現在、その種の合意に関心を抱いていない以上、他の国々はドル高による痛みを和らげる方法を自力で見つけるしかない。この結果、一部の新興国は経済成長を犠牲にしても通貨防衛のために利上げを行っている。 国際通貨基金(IMF)アジア太平洋局のサンジャヤ・パンス副局長は13日、ロイターのインタビューで、アジア新興諸国は今年、過去の危機時に匹敵するような大量の資本流出に見舞われていると指摘。政策当局者は、市場の波乱に備えて流動性を積み増すなどの対応を迫られていると述べた。 パンス氏は、こうした国々が外貨準備を蓄積して外的ショックへの耐性を強めており「アジア経済の状況は、20年前とは大きく異なる」と説明した。同時に「特にこの地域の一部の国については、債務水準の上昇が懸念される」と語り「一部の市場が、ストレスに見舞われる可能性は排除できない」との見方を示した。 韓国銀行(中央銀行)は12日、2度目となる50ベーシスポイント(bp)の利上げを実施。通貨ウォンが9月に対ドルで6.5%下落し、輸入コストが上昇したことが主な決め手になったことを明らかにした。 李昌ヨン中銀総裁は15日、米当局は協調介入を通じてドル高を止めることに関心を抱いていない、との見方を示した。 ただ、李総裁は「一定の期間を経れば」ドルについてある種の国際協調が必要になるかもしれないと指摘。「強過ぎるドルは、特に長期間続けば、米国にとっても良いことではないだろう。貿易赤字に長期的影響が及ぶことが考えられ、世界的な不均衡の再燃もあるかもしれない」と述べた。 日本においては、断固として利上げを進めるFRBと、超低金利を維持する決意を示す日銀との政策かい離が円安の一因となっており、円安に対処する仕事は、政府の肩にのしかかっている。 鈴木財務相が急激な円安をけん制した13日の会見で、同席した黒田東彦・日銀総裁は利上げの可能性を再度否定した。 円相場は14日に急落し、一時1ドル=148円86銭を付けて約32年ぶりの安値を更新。9月22日に日本当局が1998年以来初めての円買い介入を実施して以来、約2%円安が進んだ。 日本の政策当局者らは、一定の為替水準を防衛するのではなく、急激な変動を抑えることに専念すると表明している。 財務省の神田真人財務官は14日、記者団に対し、円相場の過度な変動が繰り返されれば「断固たる行動を取る用意が、いつでもできている」と述べた。 だが、黒田日銀総裁がマイナス金利を維持すると確約しているため投資家は安心して円を売っており、急激な円高を抑えることさえ「至難の業」かも知れない。 三菱UFJモルガン・スタンレー証券の植野大作チーフ為替ストラテジストは「単独介入によって円の下落トレンドを反転させることは不可能だ」と指摘。「いったん1ドル=150円を割り込むと、円安がどこで止まるか予想しづらくなる。160円前後までチャート上の節目がないからだ」と述べた。 (木原麗花・記者) 2022-10-17T041335Z_1_LYNXMPEI9G04B_RTROPTP_1_IMF-WORLDBANK-FOREX.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221017:nRTROPT20221017041335LYNXMPEI9G04B 焦点:G7は協調介入せず、日本含めドル高騰の痛みは各国対処に OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221017T041335+0000 20221017T041335+0000 2022/10/17 13:13 Reuters Japan Online Report Business News 英経済政策と市場混乱、伊新政権に格好の他山の石=ユーロ圏当局者 [ワシントン 14日 ロイター] - ワシントンで開かれた国際通貨基金(IMF)総会の期間中、ユーロ圏当局者らからはトラス英政権が先月に打ち出した大型減税などの計画に対する市場の明確な拒否反応をもってして、イタリア次期政権や他の欧州連合(EU)諸国への強烈な警告となる可能性が高いとの発言が聞かれた。 欧州委員会のイタリア出身のジェンティローニ委員(経済担当)は記者会見で、同国は名指ししないながらも「われわれが(EUを離脱した)英国に与えられる教訓はないが、恐らくわれわれが(英国から)学ぶべき教訓はある」と発言。「実際に起きてしまったことからは状況がいかに危険か、われわれとしても財政政策と金融政策の組み合わせでいかに慎重になるべきかが示されている」と述べた。 別のユーロ圏高官は「英国の事例は市場がいかに急激にどれほど攻撃的になり得るかを示している。これに鑑みてイタリアは政策を慎重にし続けることになる可能性が高い」とした。「イタリア政府が英国で起きていることを注意深く見守っているのは間違いないと思う」とも語った。 もう1人のユーロ圏高官は「英国での金融混乱の実例のおかげで、EU側で国際規模の金融混乱が起きる確率は減るということだ」と述べた。 EUは各国ともエネルギー高騰から家計や企業を守る必要と、記録的なインフレに対応したり持続可能な財政を継続したりする必要との板挟みになり、あるいは対応で引き裂かれたりしているが、特にイタリアは他のEU諸国にとって長らく懸念する存在。公的債務の対国内総生産(GDP)比が150%にも上り、経済成長も鈍いためだ。イタリアでいつか債務危機が起き、それがユーロ圏を脅かし得ると一部で懸念されている。 そうしたイタリアで先月、総選挙で右派勢力が勝利。同陣営は財政赤字拡大路線を公約し、年金・福祉手当引き上げや自営業者向け一律課税などを財源を示さずに約束していた。 2022-10-17T041228Z_1_LYNXMPEI9G04A_RTROPTP_1_EUROPE-RATES-EURIBOR.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221017:nRTROPT20221017041228LYNXMPEI9G04A 英経済政策と市場混乱、伊新政権に格好の他山の石=ユーロ圏当局者 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221017T041228+0000 20221017T041228+0000 2022/10/17 13:12 Reuters Japan Online Report Business News 中国人民銀、1年物MLF融資を全額ロールオーバー 金利据え置き [上海 17日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)は17日、1年物中期貸出制度(MLF)を通じてこの日満期の融資5000億元(695億5000万ドル)を全額ロールオーバーした。市場の予想通り金利は2カ月連続で2.75%に据え置いた。 この結果、資金供給は差し引きゼロだった。人民銀は8月と9月にそれぞれ差し引き2000億元の資金吸収を行った。 人民銀行はこの日の資金供給について「銀行間システムの流動性を適度に潤沢に保ち」「金融機関の需要を完全に満たす」ことが狙いだと表明した。 ロイター調査では回答者全員がMLF金利が据え置かれると予想。大多数は満期を迎える融資の部分的なロールオーバーを見込んでいた。 MUFG(中国)の金融市場担当チーフアナリスト、マルコ・サン氏は「今日の全額ロールオーバーは人民銀行が緩和的な金融政策スタンスを引き続き維持するシグナルだ」とし、中国経済は比較的大きな課題に直面していると述べた。 市場関係者によると、8月の強い融資統計により利下げを急ぐ必要性は低下している。一方で、世界的に金融政策が引き締められる中、元安で金融政策の発動余地も限られている。 ただ一部の市場関係者は、11月と12月に満期を迎えるMLF融資が総額1兆5000億元に達することから、年内に預金準備率が引き下げられると予想している。 HSBCの大中華圏担当エコノミスト、エリン・シン氏は「人民銀行は米連邦準備理事会(FRB)との金融政策の乖離で資金流出圧力がかかっていることを認識しているが、当社は追加の金融緩和が続くと予想する。追加緩和は一段の流動性支援や的を絞った緩和という形で実施される公算が大きい」と述べた。 同氏は第4・四半期に預金準備率の25ベーシスポイント(bp)引き下げ、来年第1・四半期に50bpの引き下げを予想している。 人民銀はまた、期間7日のリバースレポを通じて20億元を供給。金利は2.00%で変わらずだった。 2022-10-17T040948Z_1_LYNXMPEI9G048_RTROPTP_1_CHINA-ECONOMY-LOANS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221017:nRTROPT20221017040948LYNXMPEI9G048 中国人民銀、1年物MLF融資を全額ロールオーバー 金利据え置き OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221017T040948+0000 20221017T040948+0000 2022/10/17 13:09 Reuters Japan Online Report Business News みずほ銀、法人向けサービスの不具合は正午頃に復旧 [東京 17日 ロイター] - みずほ銀行で17日発生していた法人向けサービスの不具合は正午頃に復旧した。広報担当者が明らかにした。 同行では、午前9時半頃から、一部法人向けのオンラインサービスでつながりにくい状況が発生していた。 2022-10-17T035813Z_1_LYNXMPEI9G043_RTROPTP_1_RAKUTEN-M-A-MIZUHO.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221017:nRTROPT20221017035813LYNXMPEI9G043 みずほ銀、法人向けサービスの不具合は正午頃に復旧 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221017T035813+0000 20221017T035813+0000 2022/10/17 12:58 Reuters Japan Online Report Business News 第3四半期決算発表の米金融大手、採用継続目立つ CEO強気発言も [ニューヨーク 14日 ロイター] - 14日に第3・四半期決算を発表した米金融大手各社の決算会見では、米景気見通しの悪化や米金利上昇が企業の合併・買収(M&A)などの大きな逆風になっているにもかかわらず、最高経営責任者(CEO)から採用継続の表明が相次いだ。 JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモンCEOは経済減速に伴い、給与を引き下げられるまで採用を控えるかとアナリストから問われると、「ノー」と返答。同社は第3・四半期に消費者向けや投資銀行、富裕層資産管理運用の事業で増員し、総従業員数は前年同期比で9%増えた。賃金の経費は16%増の105億ドルになった。 シティグループも同日の決算発表で、同四半期の従業員数を8%増やし、賃金と福利厚生のコストが11%拡大したと明らかにした。ジェーン・フレーザーCEOは「われわれは長期の成長機会のためわれわれのチームの増強に向けて投資を続ける」と発言し、ヘルスケアやITやエネルギーの分野を具体例として挙げた。能力の高い従業員を集められていることに「とても満足している」とも述べた。 モルガン・スタンレーのジェームズ・ゴーマンCEOも同日の決算会見で「われわれは従業員数を重視している」と述べた。同社は第3・四半期に11%増員した。 もっとも米金融大手でもウェルズ・ファーゴは同四半期に6%減員。10月第3週に決算発表するゴールドマン・サックスは、9月に既に目標約500人の人員削減に着手している。 2022-10-17T031612Z_1_LYNXMPEI9G03G_RTROPTP_1_USA-NEW-YORK.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221017:nRTROPT20221017031612LYNXMPEI9G03G 第3四半期決算発表の米金融大手、採用継続目立つ CEO強気発言も OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221017T031612+0000 20221017T031612+0000 2022/10/17 12:16 Reuters Japan Online Report Business News カナダ、一段の利上げ必要に 米ドル高継続で=中銀総裁 [オタワ 14日 ロイター] - カナダ銀行(中央銀行)のマックレム総裁は14日、米ドル高の継続はカナダ人にとって輸入品や旅行が割高になることから、金利政策で「さらにやるべきことがある」と述べ、一段の利上げを示唆した。 マックレム総裁は「この6週間、米ドルはさらに上昇した。カナダドルはそれに追いついていない」とし「この状態が続けば、金利に関してさらにやるべきことが出てくる。注意深く見ていく」と述べた。 米連邦準備理事会(FRB)による積極的な利上げと金融市場のボラティリティーで安全資産である米ドルが買われ、カナダドルは8月以降、対米ドルで8.5%下落している。 マックレム総裁は、金利はさらに上昇する必要があるとの考えを改めて示し、引き上げの水準や期間は物価上昇を促す国内外の圧力と長期的なインフレ期待に左右されると語った。 また、たとえインフレ率が低下したとしても、目標の2%をはるかに上回る水準に高止まりすると予想した。 2022-10-17T001708Z_1_LYNXMPEI9G00A_RTROPTP_1_CANADA-CENBANK-CURRENCY.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221017:nRTROPT20221017001708LYNXMPEI9G00A カナダ、一段の利上げ必要に 米ドル高継続で=中銀総裁 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221017T001708+0000 20221017T001708+0000 2022/10/17 09:17 Reuters Japan Online Report Business News 寄り付きの日経平均は反落、米インフレや英政治への懸念が重し [東京 17日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比305円74銭安の2万6785円02銭と、反落してスタートした。米インフレや英政治への懸念がくすぶる中、前週末の米国市場で長期金利が上昇し株安となったことを嫌気する形で、売りが先行した。 東京エレクトロンなど半導体関連は総じて軟調。主力株はトヨタ自動車やソニーグループが売られている。指数寄与度の高いファーストリテイリングやソフトバンクグループも軟調。一方、三菱UFJフィナンシャル・グループや日本郵船はしっかり。 2022-10-17T001302Z_1_LYNXMPEI9G008_RTROPTP_1_JAPAN-STOCKS-TSE.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221017:nRTROPT20221017001302LYNXMPEI9G008 寄り付きの日経平均は反落、米インフレや英政治への懸念が重し OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221017T001302+0000 20221017T001302+0000 2022/10/17 09:13 Reuters Japan Online Report Business News 米スーパー大手クローガー、アルバートソンズを250億ドルで買収 [14日 ロイター] - 米スーパーマーケットチェーン大手クローガーは14日、同業アルバートソンズ・カンパニーズを250億ドルで買収することで合意した。統合後の新会社は店舗数が5000店近くとなり、業界最大手ウォルマートと競合する。 1株当たりの買収価格は34.10ドルで、計画が報じられる前の12日の株価終値に約33%上乗せした水準。クローガーは計画を白紙撤回した場合、6億ドルの違約金を払う必要がある。 新会社は顧客基盤が8500万世帯、配送センターが66カ所となり、供給業者との価格交渉で優位な立場に立つことになる。 クローガーによると、事業統合によるコスト削減効果のうち5億ドル程度を商品価格引き下げに充てる見通し。またアルバートソンズにも13億ドルを投資する。 クローガーのロドニー・マクマレン最高経営責任者(CEO)はロイターのインタビューで、アルバートソンズが今年に入って経営戦略の見直しを開始したことを受けて、数カ月前に同社に接触したと明かした。 ただ、独占禁止法の専門家3人によると、インフレで家計がひっ迫する中、バイデン政権下で反トラスト法(独占禁止法)による監視が強まっており、連邦取引委員会(FTC)の承認獲得が難航する可能性がある。 クローガーとアルバートソンズはFTCの承認を得るため、一部店舗を売却する計画などを明らかにしている。 2022-10-16T235736Z_1_LYNXMPEI9F0BC_RTROPTP_1_KROGER-RESULTS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221016:nRTROPT20221016235736LYNXMPEI9F0BC 米スーパー大手クローガー、アルバートソンズを250億ドルで買収 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221016T235736+0000 20221016T235736+0000 2022/10/17 08:57 Reuters Japan Online Report Business News 過度な変動に対してはしっかり対応=為替で神田財務官 [東京 17日 ロイター] - 神田真人財務官は17日、為替の過度な変動に対しては「しっかりと対応していくことになる」と語った。財務省内で記者団に述べた。 先の主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議などで為替の急激な変動への懸念を共有したことにも言及し、「国際合意のもとで各国と適切に対応していくことになる」との考えも述べた。 2022-10-16T232910Z_1_LYNXMPEI9F0B3_RTROPTP_1_JAPAN-ECONOMY-YEN.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221016:nRTROPT20221016232910LYNXMPEI9F0B3 為替、過度な変動に対してはしっかり対応=神田財務官 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221016T232910+0000 20221016T232910+0000 2022/10/17 08:29 Reuters Japan Online Report Business News 米Wファーゴ、第3四半期は31%減益 不祥事関連費用など影響 [14日 ロイター] - 米大手銀行ウェルズ・ファーゴ(Wファーゴ)が14日発表した第3・四半期の利益は35億3000万ドルで、前年同期の51億2000万ドルから31%減少した。6年前、従業員が顧客に無断で架空口座を開設していた不祥事で処分を受けたことに伴う費用が引き続き重荷になっているほか、景気悪化に備えた貸倒引当金の積み増しも影響した。 第3・四半期には、この不祥事に関連する訴訟や顧客への補償、規制対応として20億ドルの営業赤字を計上。マイク・サントマッシモ最高財務責任者(CFO)は「これらの問題で今後数四半期にわたって追加的な費用が生じそうで、その規模は相当大きくなる恐れがある。われわれの最優先課題は依然としてリスク管理と内部管理態勢の強化だ」と説明した。 貸倒引当金は7億84000万ドルを繰り入れた。前年同期は、政府による異例の刺激策によって経済が新型コロナウイルスのパンデミックで受けた痛手から回復する局面だったため、今回と対照的に14億ドルの貸倒引当金戻し入れを行っていた。 純金利収入は、主として金利上昇とローン残高が上向いたことを背景に36%増加。第3・四半期の平均ローン残高は9455億ドルで、前年同期の8540億ドルを上回った。 サントマッシモ氏は、今年全体の純金利収入伸び率見通しを従来の20%から24%に引き上げた。 第3・四半期の特殊要因を除く1株利益は1.30ドルで、リフィニティブIBESのデータに基づくアナリスト予想の1.09ドルを超えた。 2022-10-16T232411Z_1_LYNXMPEI9F0B1_RTROPTP_1_HEALTH-CORONAVIRUS-BANKS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221016:nRTROPT20221016232411LYNXMPEI9F0B1 米Wファーゴ、第3四半期は31%減益 不祥事関連費用や貸倒引当金が影響 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221016T232411+0000 20221016T232411+0000 2022/10/17 08:24 Reuters Japan Online Report Business News 米ゴールドマンが英成長予測下げ、法人減税撤回受け=BBG [16日 ロイター] - ゴールドマン・サックスのアナリストらは、トラス英首相によるクワーテング財務相解任と法人減税撤回を受け、英経済成長率予測を引き下げた。ブルームバーグ・ニュースが16日に報じた。 報道によると、アナリストらはリポートで、英経済の失速や金融状況の引き締まり、来年4月からの法人増税を踏まえて成長予測を再度引き下げ、従来よりも大幅な景気後退(リセッション)を見込んでいると説明。 2023年の成長率はマイナス1%と、従来のマイナス0.4%から下方修正。23年末のコアインフレ率は3.1%と、従来の3.3%から引き下げた。 トラス英首相は14日、法人税率を23年4月に19%から25%に引き上げると発表。当初発表していた増税凍結を撤回した。 2022-10-16T224627Z_1_LYNXMPEI9F0AN_RTROPTP_1_BRITAIN-POLITICS-PMQS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221016:nRTROPT20221016224627LYNXMPEI9F0AN 米ゴールドマンが英成長予測下げ、法人減税撤回受け=BBG OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221016T224627+0000 20221016T224627+0000 2022/10/17 07:46 Reuters Japan Online Report Business News バイデン米大統領、ドル高懸念せず 「他国の成長欠如が問題」 [ポートランド(米オレゴン州) 15日 ロイター] - バイデン米大統領は15日、「ドルの強さについて懸念していない」と述べ、ドル高容認の姿勢を示した。米国以外の国々の経済状況について懸念していると語った。 「米経済は、国内情勢がものすごく強い。インフレは世界に広がっている。国内よりも他国の状況の方が悪い」とし「つまり問題は他国に経済成長や健全な政策が欠如していることだ」と語った。オレゴン州で記者団に話した。 また、トラス英政権が発足当初に発表した大型減税策について「間違いだと思ったのは私だけではなかった」と批判し、超富裕層への減税には賛同できなかったが「判断するのは英国で、私ではない」と述べた。 トラス氏は14日、クワーテング財務相を解任すると同時に、法人減税を撤回すると表明した。 *動画を付けて再送します。 2022-10-16T222701Z_1_LYNXMPEI9F0AH_RTROPTP_1_USA-BIDEN.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221016:nRTROPT20221016222701LYNXMPEI9F0AH バイデン米大統領、ドル高懸念せず 「他国の成長欠如が問題」 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221016T222701+0000 20221016T222701+0000 2022/10/17 07:27 Reuters Japan Online Report Business News ドル高、FRB利上げ停止なら緩和へ=セントルイス地区連銀総裁 [ワシントン 15日 ロイター] - ブラード米セントルイス地区連銀総裁は15日、連邦準備理事会(FRB)の急速な利上げは他の通貨に対するドル高につながったが、利上げを停止する段階になれば、ドルの上昇圧力は緩和されていくとの見方を示した。ワシントンで開催された国際通貨基金(IMF)・世界銀行年次総会の合間に行われた金融政策に関するパネルで述べた。 ブラード氏は、FRBの政策は「通貨(ドル)高を生み出した」とする一方、「インフレに十分な下方圧力がかかり」もはや利上げを続ける必要はないと判断できる状態になれば、ドル高圧力は和らぐとした。 こうした状況になった時、他の中央銀行が政策を調整すれば、「ドルには別の動きが見られるかもしれない」とも述べた。 ブラード氏は、FRBの今年に入ってからの急速な利上げで、通貨や株式、債券、その他資産に世界な調整が起きているとしつつ、FRBの利上げのスピードからすれば混乱の度合いは比較的小さいと指摘。 FRBは「金融市場に大きな混乱を起こすことなく」金利を引き上げてきたと強調。「FRBの(利上げ)スピードに比べれば、(混乱は)ゼロではないが、相対的に軽微と言えるのではないかとした。 2022-10-16T061018Z_1_LYNXMPEI9F028_RTROPTP_1_USA-FED-BULLARD.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221016:nRTROPT20221016061018LYNXMPEI9F028 ドル高、FRB利上げ停止なら緩和へ=セントルイス地区連銀総裁 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221016T061018+0000 20221016T061018+0000 2022/10/16 15:10 Reuters Japan Online Report Business News IMM通貨先物、ドル買い越しが減少 [14日 ロイター] - 米商品先物取引委員会(CFTC)が14日発表したIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組(10月11日までの週)に基づくロイターの集計では、ドルの主要6通貨(円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル)に対する買い越し額が93億3000万ドルに減少した。前週は94億4000万ドルだった。 CFTCが発表したIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組は以下の通り。 円 10月11日終了週 前週 コード ロング 30,149 26,962 ショート 107,542 108,585 ネット -77,393 -81,623 ユーロ 10月11日終了週 前週 コード ロング 196,136 199,391 ショート 158,637 155,709 ネット 37,499 43,682 ポンド 10月11日終了週 前週 コード ロング 48,979 42,078 ショート 88,149 91,617 ネット -39,170 -49,539 スイスフラン 10月11日終了週 前週 コード ロング 5,501 7,816 ショート 11,391 14,668 ネット -5,890 -6,852 カナダドル 10月11日終了週 前週 コード ロング 32,476 36,246 ショート 58,148 57,653 ネット -25,672 -21,407 豪ドル 10月11日終了週 前週 コード ロング 29,325 36,248 ショート 60,596 64,012 ネット -31,271 -27,764 メキシコペソ 10月11日終了週 前週 コード ロング 120,239 108,626 ショート 153,893 145,947 ネット -33,654 -37,321 ニュージーランドドル 10月11日終了週 前週 コード ロング 11,894 14,966 ショート 30,936 28,944 ネット -19,042 -13,978 2022-10-15T231749Z_1_LYNXMPEI9E09H_RTROPTP_1_GLOBAL-FOREX.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221015:nRTROPT20221015231749LYNXMPEI9E09H IMM通貨先物、ドル買い越しが減少 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221015T231749+0000 20221015T231749+0000 2022/10/16 08:17 Reuters Japan Online Report Business News ハント英新財務相、一部増税の可能性を指摘 [ロンドン 15日 ロイター] - 英国のハント新財務相は15日、財政の信用回復に向け難しい決断が求められるとの認識を示した。一部の税金は上がり、政府支出の拡大は当初の計画より小さくなると警告した。 スカイニュースで述べた。 ハント氏は市場の混乱を受けて解任されたクワーテング氏の後任として14日に起用された。 トラス首相は当初から大幅で財源の裏付けのない減税を主張していたが、ハント氏は増税の可能性を指摘。 今後について「われわれは非常に難しい決定をしなければならないだろう」と述べた。 また「国民が望み、市場が望み、国が必要としているのは安定だ。市場をコントロールできる首相はいないが、わたしができるのは財源を伴った税制度と歳出計画を示すことだ。これは非常に難しい決定が必要となる」と語った。 さらに国民が望むほど支出は増えず、全ての省庁は想定以上の効率化を求められると指摘。 「国民が望むほど早く減税されることはなく、一部の税は引き上げられる。だから難しいことになる」と語った。 2022-10-15T231029Z_1_LYNXMPEI9E09G_RTROPTP_1_BRITAIN-POLITICS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221015:nRTROPT20221015231029LYNXMPEI9E09G ハント英新財務相、一部増税の可能性を指摘 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221015T231029+0000 20221015T231029+0000 2022/10/16 08:10 Reuters Japan Online Report Business News MUFG、ユニオンバンク売却でFRBなどの許認可取得 [東京 15日 ロイター] - 三菱UFJフィナンシャル・グループは15日、米子会社を通じて保有するMUFGユニオンバンクのUSバンコープへの売却について、連邦準備制度理事会(FRB)、米通貨監督庁(OCC)、連邦預金保険公社(FDIC)から許認可を取得したと発表した。 金融庁を含め、まだ、関係当局の許認可取得が残っている。 売却は当初、22年1―6月の実施を予定していたが、許認可取得が完了せず、7―12月の実施に変更していた。年内の完了を予定している。 2022-10-15T002410Z_1_LYNXMPEI9E005_RTROPTP_1_JAPAN-BUSINESS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221015:nRTROPT20221015002410LYNXMPEI9E005 MUFG、ユニオンバンク売却でFRBなどの許認可取得 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221015T002410+0000 20221015T002410+0000 2022/10/15 09:24 Reuters Japan Online Report Business News 為替やや激しい動きと神田財務官、「断固たる措置の用意ある」 [ワシントン/東京 15日 ロイター] - 神田真人財務官は現地時間14日、米ワシントンで記者団に対し、足元の為替動向について「やや激しい動きだと思う」と語った。投機的な動きを背景にした過度な為替変動には「適切に対応する」と述べた。 神田財務官は「為替の過度な変動や無秩序な動きは経済に悪影響を与える」とし、「過度な為替の動きが繰り返されるようなら、断固たる措置を取る用意がある」とも話した。 2022-10-14T231330Z_1_LYNXMPEI9D138_RTROPTP_1_JAPAN-ECONOMY-MOF-INFLATION.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221014:nRTROPT20221014231330LYNXMPEI9D138 為替やや激しい動きと神田財務官、「断固たる措置の用意ある」 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221014T231330+0000 20221014T231330+0000 2022/10/15 08:13 Reuters Japan Online Report Business News メディア王マードック氏、FOXとニューズの再統合を検討=新聞 [14日 ロイター] - 「メディア王」の異名をとるルパート・マードック氏が、メディア企業のフォックスとニューズの再統合を模索していると、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが14日、関係筋の情報として報じた。 報道によると、両社は再統合の可能性や金銭面での条件などを精査するため、特別委員会を設置。協議はまだ初期の段階にあるという。 マードック氏は2013年、米メディア大手ニューズを出版部門ニューズと娯楽部門21世紀フォックスの2社に分割。21世紀フォックスはその後フォックスとなった。 2022-10-14T213301Z_1_LYNXMPEI9D12A_RTROPTP_1_NEWS-CORP-ALPHABET-GOOGLE.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221014:nRTROPT20221014213301LYNXMPEI9D12A メディア王マードック氏、FOXとニューズの再統合を検討=新聞 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221014T213301+0000 20221014T213301+0000 2022/10/15 06:33 Reuters Japan Online Report Business News NY市場サマリー(14日)ドル/円32年ぶり高値、株式反落 [14日 ロイター] - <為替> ドルが一時148.86円まで上昇し、32年ぶり高値を更新した。市場では政府・日銀の円安阻止に向けた介入に対する警戒が高まっている。 終盤の取引でドル/円は1%高の148.67円。政府・日銀は先月、1998年初めてとなる外国為替市場への介入を実施。鈴木俊一財務相は13日、ワシントンで開かれた20カ国地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議後の会見で、為替相場の動きについてはコメントしないとしながらも、過度な変動には適切な対応とりたいと述べた。 市場のボラティリティーが高まる中、安全資産としてのドルに引き続き資金が流入し、主要6通貨に対するドル指数は0.6%高の113.25。 英ポンドはトラス首相がクワーテング財務相を解任すると同時に、法人税減税策の撤回を表明したことを受け急落し、終盤の取引で1.5%安の1.1166ドル。 大型減税策を柱とする経済対策で金融市場に混乱が広がったことでイングランド銀行(英中央銀行)が対応せざるを得なくなるなど、就任から37日しか経っていないトラス首相は苦境に立たされている。 ユーロは対ドルで0.6%安の0.9716ドル。対英ポンドでは0.9%上昇した。 この日に発表された米経済指標はいずれも、連邦準備理事会(FRB)が来月の会合で0.75%ポイントの利上げを決定するとの見通しを裏付けるもの。 <債券> 利回りが上昇した。13日発表された米消費者物価指数(CPI)を受け、ターミナルレート(政策金利の最終到達点)は2023年に5%に近づくとの観測が高まった。 2年債利回りは6bp(ベーシスポイント)上昇し4.509%となった。前日には一時15年ぶりの高水準となる4.535%に急上昇した後、低下していた。 金融市場では2023年3月のフェデラルファンド(FF)金利を4.96%と予想。13日のCPI発表前に比べ約25bp上昇している。また、米連邦準備理事会(FRB)が11月1─2日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で1%ポイントの大幅利上げに踏み切る確率を11.3%織り込んでいる。 2年債と10年債の利回り格差はマイナス49.1bpに拡大した。 10年債利回りは6.6bp上昇し4.020%。30年債利回りは5.9bp上昇の3.992%となった。 TIPSと通常の国債の利回り差で期待インフレを示すブレーク・イーブン・インフレ率(BEI)は、5年物が2.514%、10年物が2.41%。 ドル建て5年先5年物インフレスワップは2.432%。 <株式> 反落して取引を終えた。インフレ見通しの悪化により、米連邦準備理事会(FRB)の積極的な利上げが景気後退を誘発するとの懸念が根強い。 米ミシガン大学が14日発表した10月の消費者信頼感指数(速報値)は59.8に上昇した。消費者信頼感が順調に改善した一方、家計のインフレ期待は1年先、5年先ともに上昇した。 米セントルイス地区連銀のブラード総裁は14日、ロイターのインタビューに対し、9月の米消費者物価指数(CPI)でインフレが「有害」になり、かつ阻止が困難になっていることが示されたとし、「FRBが今も迅速に動いていることは理にかなっている」と述べた。 この日は米金融大手JPモルガン・チェースやシティグループなど大手金融機関が四半期決算を発表。JPモルガンは1.66%高、シティは0.65%高となったほか、S&P銀行株指数も0.03%上昇した。 予想を上回る四半期決算を発表した医療保険最大手ユナイテッドヘルス・グループは0.63%高。 米スーパーマーケットチェーン大手クローガーは、同業アルバートソンズ・カンパニーズを買収すると発表。株価は7.32%下落した。 米電気自動車(EV)大手テスラは7.55%下落した。ベルリン郊外の工場で燃料電池生産を開始する計画が保留になったとの報道を嫌気した。 <金先物> 大幅な米利上げ継続観測を背景とした米金利とドルの上昇が重しとなり、続落した。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比28.10ドル(1.68%)安の1オンス=1648.90ドル。週間の下落率は3.53%安と、7月以来約3カ月ぶりの大きさとなった。 ミシガン大学がこの日午前に発表した10月の消費者調査によると、1年先の期待インフレ率は5.1%(9月確報値は4.7%)、5年先の期待インフレ率は2.9%(同2.7%)にそれぞれ上昇。ミシガン大の発表を受け、米金利は再び大きく上昇し、外国為替市場では対主要通貨でのドル買いが加速。これを眺めて、金利を生まず、ドル建てで取引される金塊への売りが膨らみ、終盤には一時1646.10ドルの安値を付けた。 <米原油先物> 世界的な景気減速懸念が広がる中で売られ、反落した。米国産標準油種WTIの中心限月11月物の清算値(終値に相当)は、前日比3.50ドル(3.93%)安の1バレル=85.61ドル。週間では7.58%安となった。12月物は3.30ドル安の84.65ドルだった。 世界各国中銀の大幅な利上げに伴う景気減速(リセッション)懸念が強まる中、エネルギー需要の先行きにも警戒感が広がり、原油が売られた。朝方発表された10月の米ミシガン大学消費者景況感指数(暫定値)が市場予想を上回ったが、米連邦準備制度理事会(FRB)による大幅な利上げ継続を後押しする内容と見なされた。 また、前日の原油先物相場では、ディスティレートの大幅な取り崩しが示されたことを受けて、大幅高。この日は週末を前に利益確定の売りも出やすかった。外国為替市場では対ユーロでドル高が先行。ドル建てで取引される商品の割高感につながり、原油の売り圧力となった。 ドル/円 NY終値 148.74/148.76 始値 147.67 高値 148.86 安値 147.65 ユーロ/ドル NY終値 0.9719/0.9723 始値 0.9734 高値 0.9799 安値 0.9709 米東部時間 30年債(指標銘柄) 17時05分 82*24.50 3.9936% 前営業日終値 83*22.50 3.9330% 10年債(指標銘柄) 17時05分 89*24.00 4.0225% 前営業日終値 90*08.50 3.9540% 5年債(指標銘柄) 17時05分 99*11.50 4.2694% 前営業日終値 99*19.75 4.2110% 2年債(指標銘柄) 17時05分 99*17.38 4.4959% 前営業日終値 99*20.13 4.4490% 終値 前日比 % ダウ工業株30種 29634.83 -403.89 -1.34 前営業日終値 30038.72 ナスダック総合 10321.39 -327.76 -3.08 前営業日終値 10649.15 S&P総合500種 3583.07 -86.84 -2.37 前営業日終値 3669.91 COMEX金 12月限 1648.9 ‐28.1 前営業日終値 1677.0 COMEX銀 12月限 1807.1 ‐84.7 前営業日終値 1891.8 北海ブレント 12月限 91.63 ‐2.94 前営業日終値 94.57 米WTI先物 11月限 85.61 ‐3.50 前営業日終値 89.11 CRB商品指数 276.6949 ‐5.7950 前営業日終値 282.4899 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221014T213055+0000 2022/10/15 06:30 Reuters Japan Online Report Business News 米アトランタ連銀総裁に規定違反の金融取引、議長が調査指示 [ニューヨーク 14日 ロイター] - 米アトランタ地区連銀のボスティック総裁がここ数年、連邦準備理事会(FRB)の倫理規定で禁じられていた期間中に私的な金融取引を行っていたことが分かった。財務開示書類を2017年の総裁就任時にさかのぼって修正した。 添付したメモでボスティック氏は、資産運用を第三者の運用会社に委託していたため詳細を認識しておらず、こうした取引は誤って起きてしまったと説明した。 メモによると、ボスティック氏は総裁就任以来、資産運用を自身が指示できない管理口座に移しており、米連邦公開市場委員会(FOMC)前のブラックアウト期間中などに行われた取引について、そのタイミングなどを関知していなかった。また、2021年の米国債ファンドの保有額がFOMCの規則で定められた限度を超えたことも認識していなかったという。 当時の規則では、FRB職員は監督する銀行の株式保有や、ブラックアウト期間中の金融取引などが禁じられていた。また、政策当局者と幹部らに対し、利益相反と受け取られかねない投資への関与を避けるようにとの指示もある。 FRBの広報担当者は声明で、パウエルFRB議長がボスティック氏の財務情報開示について独立した調査を開始するよう関係部署に指示したことを明らかにした。 2022-10-14T210616Z_1_LYNXMPEI9D11P_RTROPTP_1_USA-FED-BOSTIC-TRADING.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221014:nRTROPT20221014210616LYNXMPEI9D11P 米アトランタ連銀総裁に規定違反の金融取引、議長が調査指示 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221014T210616+0000 20221014T210616+0000 2022/10/15 06:06 Reuters Japan Online Report Business News EXCLUSIVE-米9月CPIで引き締め「前倒し」正当化=セントルイス連銀総裁 [ワシントン 14日 ロイター] - 米セントルイス地区連銀のブラード総裁は14日、9月の米消費者物価指数(CPI)上昇率が予想を上回ったことについて、0.75%ポイントの幅での利上げを行うことによる引き締めの「前倒し」が正当化されたとしながらも、連邦準備理事会(FRB)の見通しを超える水準まで金利を引き上げなくてはならないことは示していないと述べた。 労働省が13日に発表した9月のCPI(季節調整済み)は前年同月比8.2%上昇した。伸びは1981年11月以来の大きさとなった6月の9.1%上昇から鈍化しているものの、市場予想の8.1%上昇を上回った。 ブラード総裁はロイターのインタビューに対し、9月のCPI統計でインフレが「有害」になり、かつ阻止が困難になっていることが示されたとし、「FRBが今も迅速に動いていることは理にかなっている」と述べた。 11月1─2日の次回連邦公開市場委員会(FOMC)でも0.75%ポイントの利上げが予想されているが、ブラード氏は12月の会合について、事前に判断するには時期尚早との考えを示した。 FRBは9月のFOMCで3回連続となる0.75%の利上げを実施。年末までにあと2回の0.75%ポイントの利上げを決定すれば、 政策金利は4.50─4.75%に引き上げられることになる。 ブラード氏はその後の動きについて、このところのタカ派的な語調を緩め、「2023年はデータに左右される年になる」と指摘。「リスクは両面ある。利上げを実施せざるを得ないデータが出ることもある一方、好ましいディスインフレの動きが出て、金利据え置きが可能になる場合もある」と述べた。 2022-10-14T210600Z_1_LYNXMPEI9D11N_RTROPTP_1_USA-FED-TRUMP.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221014:nRTROPT20221014210600LYNXMPEI9D11N EXCLUSIVE-米9月CPIで引き締め「前倒し」正当化=セントルイス連銀総裁 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221014T210600+0000 20221014T210600+0000 2022/10/15 06:06 Reuters Japan Online Report Business News モルガンS、第3四半期は30%減益 M&A減速で投資銀部門軟調 [14日 ロイター] - 米金融大手モルガン・スタンレーが14日に発表した第3・四半期(9月30日まで)決算は30%の減益となった。世界的なディールメーキングの減速で投資銀行部門が影響を受けた。 利益は24億9000万ドル(1株当たり1.47ドル)と、前年同期の35億8000万ドル(同1.98ドル)から減少。純収入は12%減の130億ドルだった。 リフィニティブがまとめたアナリスト予想平均は、1株当たり利益が1.49ドル、収入が133億ドル。ただ、モルガン・スタンレーが発表した数値と比較可能かは現時点では不明。 投資銀行業務の収入は13億ドルと、50%以上減少。アドバイザリー、株式、債券の各部門で減少した。 世界的なM&A(合併・買収)は3四半期連続で軟調。債務コストの増加を背景に米国では約63%減少した。 一方、ウェルス・マネジメント部門は3%の増収。金利上昇を背景に純利息収入が49%増加した。 有形固定資産利益率は14.6%と、前年同期から5%ポイント低下した。 2022-10-14T201150Z_1_LYNXMPEI9D10X_RTROPTP_1_MORGAN-STANLEY-RESULTS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221014:nRTROPT20221014201150LYNXMPEI9D10X モルガンS、第3四半期は30%減益 M&A減速で投資銀部門軟調 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221014T201150+0000 20221014T201150+0000 2022/10/15 05:11 Reuters Japan Online Report Business News 欧州市場サマリー(14日) [14日 ロイター] - <ロンドン株式市場> 小幅続伸して取引を終えた。トラス英首相が、金融市場の混乱を招いた大型減税策の一部を撤回すると表明したことが好感された。 中型株で構成するFTSE250種指数は0.61%上昇した。 トラス首相はクワーテング財務相を解任し、後任にハント元外相を起用。その後の記者会見で「我々のミニ予算の一部が、市場が想定していたより過度で急速だったことは明らかだ」と述べた。 トラス首相は、クワーテング氏が先月発表した「ミニ予算」で経済成長の支援のため19%で凍結するとしていた法人税について、25%に引き上げると述べた。 減税策を巡る市場の混乱に巻き込まれた年金基金を保護するため、イングランド銀行(英中央銀行)が実施していた緊急国債買い入れ措置は、14日に終了する予定だ。 英ポンドはドルに対して下落。英2年債価格も値下がりした。 借り入れコストの高騰を背景に最近下落していた金利の動向に敏感なFTSE350種不動産株指数、住宅建設株指数はそれぞれ2.31%、1.19%上昇した。 個別銘柄では、郵便事業会社のロイヤルメールが来年8月末までに最大5000人から6000人の人員を削減する可能性があると発表し、持ち株会社のインターナショナル・ディストリビューション・サービスが10.5%下げた。 週間ではFTSE100種が1.89%安、FTSE250種指数が1.85%それぞれ下げた。 <欧州株式市場> 続伸して取引を終えた。英政府が法人税引き上げ凍結案を撤回すると表明したことを受けて上昇したものの、財政方針に対する不透明感は残ったため上げ幅は限定された。トラス英首相はクワーテング財務相を解任した。 STOXX欧州600種指数は大部分の部門が買われ、不動産株指数は3.61%、公益事業株指数は1.79%それぞれ上げた。 個別銘柄では、スイスの銀行ソフトウエア会社テメノスが18.9%下落。2022年の業績見通しを引き下げたのが嫌気された。 フィンランドの林業大手、UPMキュンメネは5.7%上昇。22年第3・四半期決算が市場予想を上回り、調整後利払い・税引き前損益(EBIT)が21年から改善する見込みとしたのが材料視された。 STOXX欧州600種は今年に入ってから19.78%下落している。主要中央銀行による積極的な利上げが景気後退を招くと懸念されている。ロシアとウクライナの紛争によって悪化したエネルギー危機も、欧州の景気減速懸念に拍車をかけている。 <ユーロ圏債券> 利回りが上昇した。米経済指標を受けてインフレが再び焦点となり、投資家がこれまでの利益を確定する動きを見せた。 この日発表された米小売売上高など一連の指標は、米連邦準備理事会(FRB)が積極的な利上げを継続する可能性が高いという見方を強める一因となった。これを受け、ユーロ圏国債でも売り圧力が高まった。 序盤では、一時利回りが低下する場面もあった。欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁が高いインフレ率を伴ったテクニカルリセッション(2四半期連続のマイナス成長)に備えていると述べたことが背景。 ドイツ10年債利回りは、一時2.137%まで低下したが、終盤は2.3%付近で横ばい。2年債利回りは2bp(ベーシスポイント)上昇の1.927%だった。 12日には10年債利回りは2.432%まで上昇し、2011年8月以来の高水準を付けていた。 <為替> 欧州終盤 アジア市場終盤 コード ユーロ/ドル    0.9737 0.9768 ドル/円 148.45 147.48 ユーロ/円 144.57 144.06 <株式指数> 終値 前日比 % 前営業日終値 コード STOXX欧州600種 391.31 +2.16 +0.56 389.15 FTSEユーロファースト300種 1549.64 +6.14 +0.40 1543.50 ユーロSTOXX50種 3381.73 +19.33 +0.57 3362.40 FTSE100種 6858.79 +8.52 +0.12 6850.27 クセトラDAX 12437.81 +82.23 +0.67 12355.58 CAC40種 5931.92 +52.73 +0.90 5879.19 <金現物> 午後 コード 値決め 1649.3 <金利・債券> 米東部時間14時15分 *先物 清算値 前日比 前営業日終盤 コード 3カ月物ユーロ 98.58 +0.02 98.56 独連邦債2年物 106.83 -0.06 106.89 独連邦債5年物 118.89 -0.03 118.92 独連邦債10年物 136.08 -0.14 136.22 独連邦債30年物 136.60 -1.92 138.52 *現物利回り 現在値 前日比 前営業日終盤 コード 独連邦債2年物 1.941 +0.028 1.931 独連邦債5年物 2.100 -0.001 2.117 独連邦債10年物 2.343 +0.017 2.329 独連邦債30年物 2.395 +0.058 2.339 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221014T201140+0000 2022/10/15 05:11 Reuters Japan Online Report Business News 米シティ、1株利益が予想上回る 信用コスト8四半期ぶり高水準 [14日 ロイター] - 米金融大手シティグループが14日発表した第3・四半期決算は、1株利益が市場予想を上回った。投資銀行やトレーディング部門が振るわなかったものの、米連邦準備理事会(FRB)の一連の利上げを追い風に融資事業が好調となった。 決算を受け、シティの株価は一時約2%上昇した。 特別項目を除く1株当たり利益は1.5ドルと、アナリスト予想の1.42ドルを上回った。 収入は6%増の185億ドル。 純金利収入(NII)は前年同期比18%増の126億ドル。 経済情勢の悪化を受け、3億7000万ドルの貸倒引当金を積み増した。引当金の増加によって、信用コストは13億6000万ドルに拡大し、8四半期ぶりの高水準に達した。 投資銀行部門の収入は、合併・買収(M&A)動向が好調だった前年同期から64%減の6億3100万ドル。債券・株式トレーディングを含む市場部門も24%減収となった。 ロシアに対するエクスポージャーは、前四半期から5億ドル減の79億ドルだった。 2022-10-14T182129Z_1_LYNXMPEI9D0ZB_RTROPTP_1_CITIGROUP-RESULTS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221014:nRTROPT20221014182129LYNXMPEI9D0ZB 米シティ、1株利益が予想上回る 信用コスト8四半期ぶり高水準 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221014T182129+0000 20221014T182129+0000 2022/10/15 03:21 Reuters Japan Online Report Business News 米FRB、慎重な利上げ必要=カンザスシティー連銀総裁 [14日 ロイター] - 米カンザスシティー地区連銀のジョージ総裁は14日、このところの金融市場のボラティリティーのほか、中央銀行の政策措置が経済に浸透するのに時間がかかることを踏まえ、連邦準備理事会(FRB)は利上げを慎重に実施していく必要があるとの考えを示した。 ジョージ総裁はS&Pグローバル・レーティングスが主催したイベントで、浸透に時間がかかる政策の効果を見極めたいと考えているとし、「実体経済への影響はまだ完全に出ていないもようだ」と述べた。 金利は一定期間、一段と高い水準で推移する必要があるとしながらも、あまりに急速に動けば金融市場が混乱する恐れがあるとし、市場にボラティリティーが見られているときは、政策の不確実性を最小限に抑える必要があるとの考えを示した。 2022-10-14T173829Z_1_LYNXMPEI9D0Y0_RTROPTP_1_USA-FED.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221014:nRTROPT20221014173829LYNXMPEI9D0Y0 米FRB、慎重な利上げ必要=カンザスシティー連銀総裁 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221014T173829+0000 20221014T173829+0000 2022/10/15 02:38 Reuters Japan Online Report Business News JPモルガン17%減益、貸倒引当金積み増し 金利収入増で予想上回る [14日 ロイター] - 米金融大手JPモルガン・チェースが14日発表した第3・四半期決算は17%減益となった。貸倒引当金積み増しが重しとなったほか、経済見通し悪化を受け投資銀行部門が低調だった。しかし、金利収入が増加し、1株利益は市場予想を上回った。 決算を受け、JPモルガンの株価は約4%上昇した。 第3・四半期の純利益は97億4000万ドル。 8億800万ドルの貸倒引当金を積み増した。 リフィニティブのデータによると、調整後の1株当たり利益は3.36ドルで、アナリスト予想の2.88ドルを上回った。 金利上昇を追い風に純金利収入(NII)は51%増加した。通年の金利収入見通しを約35億ドル引き上げ、615億ドルとした。 収入は10%増の327億2000万ドル。債券トレーディング事業が22%増収となったことが追い風となった。市場関連部門全体の収入は8%増加した。 ジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は、金利上昇を受けた景気減速の可能性やそれに伴う業績へのリスクを意識しながらも、米消費支出や企業の動向は堅調と指摘。短期的な逆風として、高インフレや量的引き締め(QT)による不確定な影響、ウクライナの戦争、原油供給と価格の不安定な動きを挙げ、「警戒を怠らず、悪い状況に備える」と述べた。 投資銀行部門の収入は43%減の17億ドル。ダイモンCEOは、第4・四半期も同部門の低調を見込んだ。 2022-10-14T173820Z_1_LYNXMPEI9D0XY_RTROPTP_1_JP-MORGAN-MOVES.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221014:nRTROPT20221014173820LYNXMPEI9D0XY JPモルガン17%減益、貸倒引当金積み増し 金利収入増で予想上回る OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221014T173820+0000 20221014T173820+0000 2022/10/15 02:38 Reuters Japan Online Report Business News 米ミシガン大消費者信頼感10月、59.8に上昇 インフレ期待も上昇 [ワシントン 14日 ロイター] - 米ミシガン大学が14日発表した10月の消費者信頼感指数(速報値)は59.8と、9月の58.6から上昇した。消費者信頼感が順調に改善した一方、家計のインフレ期待は1年先、5年先ともに上昇した。 10月の消費者信頼感指数は6月に付けた過去最低値を9.8ポイント上回っている。ロイターがまとめたエコノミスト予想は59.0だった。 1年先のインフレ期待は5.1%と、9月の4.7%から上昇。5年先のインフレ期待は2.9%と、9月の2.7%から上げた。 10月の現況指数は65.3となり、9月の59.7から上昇。 10月の期待指数は56.2。9月は58.0だった。 2022-10-14T173811Z_1_LYNXMPEI9D0XX_RTROPTP_1_USA-ECONOMY-SENTIMENT.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221014:nRTROPT20221014173811LYNXMPEI9D0XX 米ミシガン大消費者信頼感10月、59.8に上昇 インフレ期待も上昇 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221014T173811+0000 20221014T173811+0000 2022/10/15 02:38

ニュースカテゴリ