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米ニューモントCEO、第4四半期にインフレ圧力緩和見込む
[1日 ロイター] - 米産金大手ニューモントのトム・パーマー最高経営責任者(CEO)は1日、インフレ圧力が緩和しつつあり、第4・四半期の業績に寄与するとの見方を示した。
ただ、エネルギーや燃料、消費財のコストは下落しているものの、人件費の状況は若干厳しいと指摘。「人件費は直接コストの半分を占めている」と説明した上で、賃金は平均で4%上昇していると述べた。
さらに、採掘事業で契約するサービスのコストが上昇していると明らかにした。
第3・四半期の調整後1株当たり利益は0.27ドルで、前年同期の0.60ドルから減少、アナリスト予想の0.36ドルを下回った。
金生産量は前年同期の145万オンスから149万オンスに増加した。ただ、金価格は1オンス当たり87ドル下落して1691ドルだった。
OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221102T022008+0000
2022/11/02 11:20
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為替市場の動向を高い緊張感もって注視、過度な変動には適切対応=鈴木財務相
[東京 2日 ロイター] - 鈴木俊一財務相は2日午前の衆院財務金融委員会で、為替市場の動向を高い緊張感をもって注視するとともに「過度な変動に対しては適切な対応をとる」と述べた。
鈴木財務相は「円安対応はしっかりやらないといけない、投機による過度な変動は容認できない」とも語った。末松義規委員(立憲)への答弁。
末松委員はロシアがルーブル下落を阻止するためにとった一連の措置を引き合いに出し、日本の円安対応をただした。鈴木財務相は、ロシアによる国民に対する外貨両替の制限や中銀の金利大幅引き上げなどの措置について「企業等の自由で円滑な経済活動を困難にし、国民生活にさまざまな影響を及ぼし得る」と指摘。国柄の違いもあるとし、ロシアの措置の活用や手本となるかに関しては「なかなか難しいのではないか」と語った。
<輸入物価高騰につながる緩やかな円安進行も懸念>
鈴木財務相はまた、為替について投機的な動きで過度に変動することだけでなく、輸入物価の高騰につながるような緩やかな円安進行も懸念していると述べた。野田佳彦委員(立民)への答弁。
2022-11-02T021942Z_1_LYNXMPEIA102G_RTROPTP_1_GLOBAL-MARKETS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221102:nRTROPT20221102021942LYNXMPEIA102G 為替市場の動向を高い緊張感もって注視、過度な変動には適切対応=鈴木財務相 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221102T021942+0000 20221102T021942+0000
2022/11/02 11:19
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財政健全化の旗振り、しっかり続けなければならない=鈴木財務相
[東京 2日 ロイター] - 鈴木俊一財務相は2日午前の衆議院財務金融委員会で、最近は補正予算の規模が増大し、財政状況が厳しさを増しているのは事実だとした上で、財政健全化の旗振りはし続けなければならないと語った。
階猛委員(立憲)の質問に答えた。
鈴木財務相は、新型コロナウイルスや足元の物価高騰に対し、国民の生命や暮らしを守る観点から、これまでにない規模の補正予算を組んで対応してきたと説明した。一方で、財政は国の信頼の礎であり、「財政健全化の旗ふりはしっかりと続けなければならない」と述べた。
階委員は、補正予算膨張の大きな理由に日銀の金融政策があると指摘し、鈴木氏の認識をただした。鈴木氏は、金融政策について「日銀の独自性に任せるもの」とし、補正予算の規模拡大はあくまでも必要な施策を積み上げた結果だと説明した。
(杉山健太郎 編集:内田慎一)
2022-11-02T011447Z_1_LYNXMPEIA1017_RTROPTP_1_IMF-WORLDBANK-FOREX.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221102:nRTROPT20221102011447LYNXMPEIA1017 財政健全化の旗振り、しっかり続けなければならない=鈴木財務相 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221102T011447+0000 20221102T011447+0000
2022/11/02 10:14
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財政健全化の旗振り、しっかり続けなければならない=鈴木財務相
[東京 2日 ロイター] - 鈴木俊一財務相は2日午前の衆議院財務金融委員会で、最近は補正予算の規模が増大し、財政状況が厳しさを増しているのは事実だとした上で、財政健全化の旗振りはし続けなければならないと語った。
階猛委員(立憲)の質問に答えた。
鈴木財務相は、新型コロナウイルスや足元の物価高騰に対し、国民の生命や暮らしを守る観点から、これまでにない規模の補正予算を組んで対応してきたと説明した。一方で、財政は国の信頼の礎であり、「財政健全化の旗ふりはしっかりと続けなければならない」と述べた。
階委員は、補正予算膨張の大きな理由に日銀の金融政策があると指摘し、鈴木氏の認識をただした。鈴木氏は、金融政策について「日銀の独自性に任せるもの」とし、補正予算の規模拡大はあくまでも必要な施策を積み上げた結果だと説明した。
(杉山健太郎 編集:内田慎一)
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2022/11/02 10:11
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独BASF、EV用バッテリー新工場を年内稼働開始
[1日 ロイター] - 独化学品大手BASFは1日、同国東部シュヴァルツハイデに位置する新たなバッテリー原料工場の生産を今年末にかけて開始すると発表した。欧州で拡大する電気自動車(EV)業界からの需要取り込みを目指す。
BASFはEV業界向けの世界的な原材料ネットワーク構築のため、コバルトやニッケル採掘企業と提携を進めている。
マルティン・ブルーダーミュラー最高経営責任者(CEO)は、同工場ではEVから回収したバッテリーのリサイクルも行うと確認した。
OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221102T010533+0000
2022/11/02 10:05
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円の信認、経済成長と財政健全化が基本で重要=鈴木財務相
[東京 2日 ロイター] - 鈴木俊一財務相は2日の衆院財務金融委員会で、円の信認を維持する取り組みについて「経済成長とともに、財政健全化をあわせてしっかりと進めていくことが基本であり、重要だ」との見解を示した。
その上で、中長期的な財政の持続可能性への信認が失われないよう、「2025年度のプライマリーバランス(基礎的財政収支)黒字化目標の達成に向け、歳出・歳入両面の改革を進めていかなければならない」と述べた。
宗清皇一委員(自民)の質問に答えた。
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2022/11/02 09:59
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為替の急激かつ投機的な動き、望ましくないとの声=9月日銀会合要旨
[東京 2日 ロイター] - 日銀が9月21—22日に開いた金融政策決定会合で、為替相場について、ある委員が「最近の為替相場の急激かつ投機的な動きは、日本経済にとって望ましくない」と述べていたことが分かった。
日銀が2日、決定会合の議事要旨を公表した。急速な円安を受け、政府・日銀は9月22日の決定会合直後に円買い介入を実施した。
日銀は同会合で金融政策の現状維持を全員一致で決めた。1人の委員から「目先の物価が一段と伸びを高めたとしても、予想物価上昇率が低位にとどまり、賃金などへの波及が限られるもとでは、粘り強く金融緩和を継続することが必要」との意見が出た。この委員は、日本で根強い、物価が上がりにくいという社会的な規範が変化し、物価上昇を上回る賃金上昇が持続する中で経済の好循環が働くことが重要だと述べた。
(和田崇彦)
2022-11-02T003820Z_1_LYNXMPEIA100M_RTROPTP_1_HEALTH-CORONAVIRUS-BOJ.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221102:nRTROPT20221102003820LYNXMPEIA100M 為替の急激かつ投機的な動き、望ましくないとの声=9月日銀会合要旨 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221102T003820+0000 20221102T003820+0000
2022/11/02 09:38
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ソニーGが大幅高、見通し上方修正を好感 「為替次第」の見方も
[東京 2日 ロイター] - 2日の株式市場で、ソニーグループが大幅高となっている。同社は1日、2023年3月期の連結営業利益見通し(国際会計基準)を従来の1兆1100億円から1兆1600億円(前年比3.5%減)に上方修正しており、手掛かりになった。一時12%高に上昇した。
為替の円安効果のほか、音楽分野や画像半導体などが好調に推移すると見込む。一方、ゲーム事業は利益見通しをさらに引き下げた。
市場では「実態はあまり良くない」(東洋証券の安田秀樹シニアアナリスト)との声が聞かれる。音楽事業と為替に支えられている面が大きいとして「円安が続く限り業績は上振れも期待できそうだが、為替次第ともいえる」(安田氏)という。
会社側の予想は、IBESがまとめたアナリスト25人のコンセンサス予想の平均値は1兆1780億円を下回った。下期の前提為替レートは1ドル140円前後(前回想定130円前後)、1ユーロ138円前後。
OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221102T002907+0000
2022/11/02 09:29
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寄り付きの日経平均は反落スタート、米株安が重し ソニーGは買い先行
[東京 2日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比116円62銭安の2万7562円30銭と、反落してスタートした。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控える中、前日の米株安が重しとなり、手じまい売りが先行した。その後は、やや下げ幅を縮めている。
前日に営業利益予想の上方修正を発表したソニーグループは買いが先行し、一時約12%高に上昇した。主力株はトヨタ自動車が小安い。東京エレクトロンなど半導体関連は軟調な銘柄が目立つ。指数寄与度の高いファーストリテイリングは軟調。ソフトバンクグループは小安い。
2022-11-02T002528Z_1_LYNXMPEIA100I_RTROPTP_1_MARKETS-JAPAN-STOCKS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221102:nRTROPT20221102002528LYNXMPEIA100I 寄り付きの日経平均は反落スタート、米株安が重し ソニーGは買い先行 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221102T002528+0000 20221102T002528+0000
2022/11/02 09:25
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米マラソンとフィリップス66、燃料需要急増で四半期利益が予想超え
[1日 ロイター] - 米製油大手のマラソン・ペトロリアムとフィリップス66が1日発表した第3・四半期利益はともに市場予想を上回った。供給が逼迫する中、堅調な燃料需要と利幅から恩恵を受けた。
米国の製油所は今年、記録的な水準で稼働している。欧米諸国の対ロシア制裁と新型コロナウイルス禍での製油所閉鎖による供給不足の中、輸出需要が旺盛で高い利益を上げているが、バイデン大統領は製油所が消費者より利益を優先していると批判し、生産能力拡大を促している。
マラソンの調整後利益は1株当たり7.81ドルで、リフィニティブのアナリスト平均予想7.07ドルを上回った。フィリップス66の調整後利益は1株当たり6.46ドルで、これもアナリスト予想の5.04ドルを上回った。
両社の幹部は良好な市場環境が続き、製品需要が依然堅調だと説明した。
マラソンのマイケル・ヘニガン最高経営責任者(CEO)は電話会見で「供給が抑制され、需要が回復し続ける中、2023年に向けて精製環境に対する強気の見通しを維持している」と述べた。
同社の第3・四半期の製油所稼働率は約98%で、総処理能力は前年同期比7%増の日量300万バレルだった。第4・四半期の処理能力は日量290万バレルの見通し。
第3・四半期の精製・販売マージンは、1バレル当たり30.21ドルと前年同期から倍増した。
好調な業績を受けて、マラソンは配当を1株当たり0.75ドルに30%増額するほか、残り50億ドルの買い戻し枠を使って11月に自社株買いを開始する。
フィリップス66の第3・四半期精製マージンは1バレル当たり26.58ドルと3倍に増えた。
第3・四半期に自社株買いと配当金を通じ12億ドルを還元したと説明した。
2022-11-02T002312Z_1_LYNXMPEIA100H_RTROPTP_1_UKRAINE-CRISIS-USA-GASOLINE.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221102:nRTROPT20221102002312LYNXMPEIA100H 米マラソンとフィリップス66、燃料需要急増で四半期利益が予想超え OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221102T002312+0000 20221102T002312+0000
2022/11/02 09:23
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豪BHP、中国によるコモディティー需要安定化に期待表明
[シドニー 2日 ロイター] - 豪資源大手BHPグループは2日、インフレ圧力が来年も逆風になる一方、中国がコモディティー需要の安定化に貢献してくれるとの期待を示した。
調達責任者ジェームズ・アガー氏はシドニーで開かれた会議で、ロシアのウクライナ侵攻以降、供給制約がインフレを引き起こして、それまで業界が恩恵を被っていた需要主導の物価上昇という構図を一掃してしまったため、今年の鉱業界の事業は圧迫され続けていると説明した。
その上で「来年度いっぱいは時間差で生じるインフレ圧力の影響が残るだろう」と述べ、目先的にはマクロ経済の見通しも非常に不確実で脆弱だと指摘。欧州大陸と英国はほぼ確実に景気後退(リセッション)に突入し、米国経済も減速すると予想した。
ただ「中国は、向こう12カ月で景気刺激策が次々に打ち出され、コモディティー需要を安定させる要因になると考えている」と強調した。
OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221102T001514+0000
2022/11/02 09:15
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10月マネタリーベースは-6.9%、平残前年比2カ月連続減少
[東京 2日 ロイター] - 日銀が2日発表した10月のマネタリーベースの平均残高は前年比6.9%減の615兆2627億円となった。前年比伸び率がマイナスとなったのは2カ月連続。日銀当座預金は3カ月連続でマイナスとなった。
2022-11-02T000415Z_1_LYNXMPEIA1001_RTROPTP_1_JAPAN-YEN.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221102:nRTROPT20221102000415LYNXMPEIA1001 10月マネタリーベースは-6.9%、平残前年比2カ月連続減少 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221102T000415+0000 20221102T000415+0000
2022/11/02 09:04
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米イーライリリー、通期予想引き下げ ドル高響き今年3回目
[1日 ロイター] - 米医薬品大手イーライリリーは1日、ドル高などの影響で通期の収益が予想を下回るとの見通しを示した。下方修正は今年3回目となり、株価は2.6%安で取引を終えた。
調整後の通期1株利益予想は7.70─7.85ドルに下方修正。従来は7.90─8.05ドルで、アナリスト予想の7.97ドルも下回る。
また、ドル高で3億ドルの売上高減少が見込まれるとして、通期の売上高見通しも285億─290億ドルに引き下げた。アナリスト予想中央値は287億6000万ドル。ドル高による通年での影響は約10億ドルに上るという。
一方、この日発表した第3・四半期の業績は予想を上回った。最近承認された糖尿病薬「マンジャロ」の需要が伸び、他の糖尿病薬やがん治療薬の売り上げ減少を補った。
マンジャロは特に肥満治療薬として承認されると売上高が大きく伸びる可能性があるとみられ、投資家が注視している。
2022-11-01T235107Z_1_LYNXMPEIA01UG_RTROPTP_1_USA-PHARMACEUTICALS-LILLY.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221101:nRTROPT20221101235107LYNXMPEIA01UG 米イーライリリー、通期予想引き下げ ドル高響き今年3回目 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221101T235107+0000 20221101T235107+0000
2022/11/02 08:51
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独航空ルフトハンザ、2段階の賃上げで妥結 客室乗務員1.9万人
[ベルリン 1日 ロイター] - ドイツ航空大手ルフトハンザは1日、客室乗務員の賃金を2段階で引き上げる案で労組側と妥結したと発表した。賃上げ対象は1万9000人。
同社によると、来年1月1日付で基本給を250ユーロ底上げ。さらに7月1日付で2.5%のベースアップを行う。
2022-11-01T234802Z_1_LYNXMPEIA01UB_RTROPTP_1_LUFTHANSA-RESULTS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221101:nRTROPT20221101234802LYNXMPEIA01UB 独航空ルフトハンザ、2段階の賃上げで妥結 客室乗務員1.9万人 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221101T234802+0000 20221101T234802+0000
2022/11/02 08:48
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インフレ対策で一段の利上げ必要=カナダ中銀総裁
[オタワ 1日 ロイター] - カナダ銀行(中央銀行)のマックレム総裁は1日の上院委員会で、高止まりするインフレに対応するため、一段の利上げがなお必要との考えを示した。
利上げは「終わりに近づいているが、まだ終わりではない」と発言。低水準かつ安定した予測可能なインフレという目標からは程遠いと強調した。
2022-11-01T230441Z_1_LYNXMPEIA01TH_RTROPTP_1_CANADA-CENBANK.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221101:nRTROPT20221101230441LYNXMPEIA01TH インフレ対策で一段の利上げ必要=カナダ中銀総裁 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221101T230441+0000 20221101T230441+0000
2022/11/02 08:04
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エアビー、第4四半期売上高見通し予想下回る ドル高響く
[1日 ロイター] - 民泊サイト運営大手の米エアビーアンドビーが1日発表した第4・四半期の売上高見通しは、市場予想を下回った。ドル高が収益を圧迫しつつある状況を映した。総予約数は前期の過去最高水準から鈍化すると見込んだ。
第4・四半期売上高は18億─18億8000万ドルと予想。この中間値がリフィニティブがまとめたアナリスト予想の18億5000万ドルを下回った。
株価は時間外取引で6.7%下落した。
第3・四半期は宿泊などの予約数が1億件に接近し、過去最高を記録。今四半期はこの水準から「やや鈍化」するとした。
新型コロナウイルスの世界的大流行(パンデミック)の影響が薄れる中、海外旅行需要の回復がまだら模様ながら継続し、「今後の業績へのさらなる追い風となることを期待している」とした。
第3・四半期の純利益は45.6%増の12億1000万ドル(1株当たり1.79ドル)。売上高は28.9%増の28億8000万ドルと市場予想の28億4000万ドルを上回った。
平均宿泊単価は前年比5%増の156ドルだった。リモートワークと出社を組み合わせたハイブリッド型勤務の広がりを背景に長期宿泊の需要が高まり、家主による値上げにつながった。
2022-11-01T223908Z_1_LYNXMPEIA01SR_RTROPTP_1_AIRBNB-RESULTS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221101:nRTROPT20221101223908LYNXMPEIA01SR エアビー、第4四半期売上高見通し予想下回る ドル高響く OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221101T223908+0000 20221101T223908+0000
2022/11/02 07:39
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NY市場サマリー(1日)ドル小幅安、株式続落
[1日 ロイター] - <為替> ドルが主要通貨に対し小幅安。米連邦準備理事会(FRB)が今週の連邦公開市場委員会(FOMC)で、利上げ効果を見極めるために今後の引き締めペースを減速させるシグナルを発するという観測が台頭している。
1━2日開催のFOMCでは、FRB政策金利を4回連続で0.75%ポイント引き上げることがほぼ確実視されている。半面、金融市場が織り込む12月の0.50%ポイント利上げの確率は57%。ただ、先週末時点の約70%からは低下している。
終盤の取引で、ドル/円は0.4%安の148.20円。
主要通貨に対するドル指数は小幅安の111.49。
市場心理の改善を反映し、ニュージーランドドルは0.5%高の0.5840米ドル。
豪ドルはほぼ変わらずの0.6397米ドル。 オーストラリア準備銀行(中央銀行)が1日、第3・四半期の消費者物価指数(CPI)が32年ぶりの高水準となったにも関わらず、0.25%ポイントの利上げに踏み切ったことを受け、豪ドルは下落していた。
<債券> 金利見通しに反応しやすい2年債利回りが上昇した。底堅い米経済指標は、米連邦準備理事会(FRB)が今週の会合で今後の利上げペース減速を示唆する可能性があるという観測に冷や水を掛けた。
米労働省が1日発表した9月の雇用動態調査(JOLTS)は、求人件数が43万7000件増の1070万件となった。FRBの積極的な利上げにもかかわらず、労働需要が依然として堅調なことが示唆された。
同指標を受け、政策金利が来年、長期間にわたり5%を超えるか、その近辺にとどまるという観測が強まった。
終盤の取引で、10年債利回りは2.7ベーシスポイント(bp)低下の4.050%、金利見通しに反応しやすい2年債利回りは5.2%bp上昇の4.553%。
2年債と10年債の利回り格差はマイナス50.5bpに拡大した。
30年債利回りは9.8bp低下の4.108%。
<株式> 続落して取引を終えた。この日公表された雇用関連指標で労働市場の堅調な推移が示され、米連邦準備理事会(FRB)が利上げ幅を縮小する根拠があるとの期待が薄らいだ。
米労働省が1日に発表した9月の雇用動態調査(JOLTS)は、求人件数が43万7000件増の1070万件となり、市場予想を上回った。
S&Pの主要セクターではエネルギーが0.99%高と最も好調だった。中国が厳格な新型コロナウイルス規制の緩和を計画しているというソーシャルメディア上の投稿を受け、原油価格が上昇した。
米上場の中国企業株も買われ、京東集団(JDドットコム)が3.08%、アリババ・グループ・ホールディングが3.59%、それぞれ上昇した。
FRBの利上げ開始以降、苦戦している大型成長株はこの日も売られ、アマゾン・ドット・コムは5.52%安、アップルは1.75%安となった。
配車大手ウーバー・テクノロジーズは第4・四半期の利益見通しが市場予想を上回ったことを受けて11.97%高。同業のリフトも3.48%、ドアダッシュは3.61%、それぞれ上昇した。
ファイザーは3.14%高。新型コロナワクチンの通年売上高見通しを引き上げた。一方、利益見通しを下方修正したイーライ・リリーは2.63%下落した。
<金先物> 安値拾いの買いなどが入り、4営業日ぶりに反発した。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比9.00ドル(0.55%)高の1オンス=1649.70ドル。前日まで3日続落した反動で買いが先行したほか、月初要因で持ち高調整の動きも見ら れた。
<米原油先物> 安値拾いの買いや持ち高調整目的の買いが入り、3営業日ぶりに反発した。米国産標準油種WTI12月物の清算値(終値に相当)は前日比1.84ドル(2.13%)高の1バレル=88.37ドルだった。1月物は1.79ドル高の87.19ドル。
ドル/円 NY終値 148.28/148.31
始値 147.22
高値 148.34
安値 147.01
ユーロ/ドル NY終値 0.9874/0.9875
始値 0.9934
高値 0.9953
安値 0.9854
米東部時間
30年債(指標銘柄) 17時04分 81*06.00 4.0993%
前営業日終値 79*20.00 4.2060%
10年債(指標銘柄) 17時05分 89*19.00 4.0481%
前営業日終値 89*12.00 4.0770%
5年債(指標銘柄) 17時05分 99*11.00 4.2722%
前営業日終値 99*14.25 4.2490%
2年債(指標銘柄) 17時05分 99*21.38 4.5509%
前営業日終値 99*24.38 4.5010%
終値 前日比 %
ダウ工業株30種 32653.20 -79.75 -0.24
前営業日終値 32732.95
ナスダック総合 10890.85 -97.30 -0.89
前営業日終値 10988.15
S&P総合500種 3856.10 -15.88 -0.41
前営業日終値 3871.98
COMEX金 12月限 1649.7 +9.0
前営業日終値 1640.7
COMEX銀 12月限 1966.7 +54.8
前営業日終値 1911.9
北海ブレント 1月限 94.65 +1.84
前営業日終値 92.81
米WTI先物 12月限 88.37 +1.84
前営業日終値 86.53
CRB商品指数 276.3418 +2.2100
前営業日終値 274.1318
OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221101T221742+0000
2022/11/02 07:17
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NY外為市場=ドル小幅安、12月以降の米利上げペース減速巡る観測で
[ニューヨーク 1日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨に対し小幅安。米連邦準備理事会(FRB)が今週の連邦公開市場委員会(FOMC)で、利上げ効果を見極めるために今後の引き締めペースを減速させるシグナルを発するという観測が台頭している。
1━2日開催のFOMCでは、FRBが政策金利を4回連続で0.75%ポイント引き上げることがほぼ確実視されている。半面、金融市場が織り込む12月の0.50%ポイント利上げの確率は57%。ただ、先週末時点の約70%からは低下している。
シリコンバレー銀行のFXリスクアドバイザリー責任者、アイバン・アセンシオ氏は、今週のFOMC後に発表される声明に「次回会合で利上げペースを落とす可能性を示唆するような文言の変化があることを見込む楽観論もある」と述べた。
イングランド銀行(英中央銀行、BOE)も3日の政策委員会で0.75%ポイント利上げ、12月に0.50%ポイント利上げを実施することが予想されている。
終盤の取引で、ドル/円は0.4%安の148.20円。
ポンド/ドルは0.1%高の1.1479ドル。
ユーロは0.9878ドルに小幅下落した。
主要通貨に対するドル指数は小幅安の111.49。
市場心理の改善を反映し、ニュージーランドドルは0.5%高の0.5840米ドル。
豪ドルはほぼ変わらずの0.6397米ドル。 オーストラリア準備銀行(中央銀行)が1日、第3・四半期の消費者物価指数(CPI)が32年ぶりの高水準となったにも関わらず、0.25%ポイントの利上げに踏み切ったことを受け、豪ドルは下落していた。
上海外国為替市場で人民元は対ドルで約15年ぶりの安値を付けたものの、その後下げ幅を縮小。ドルはオフショア人民元に対し0.5%安の7.3033元。
2022-11-01T211211Z_1_LYNXMPEIA01R7_RTROPTP_1_GLOBAL-MARKETS-IPOS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221101:nRTROPT20221101211211LYNXMPEIA01R7 NY外為市場=ドル小幅安、12月以降の米利上げペース減速巡る観測で OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221101T211211+0000 20221101T211211+0000
2022/11/02 06:12
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ECB、来年初から債券ポートフォリオ縮小着手を=独連銀総裁
[フランクフルト 1日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのナーゲル独連邦銀行(中銀)総裁は、ECBは「例えば既存の国債を市場に適した方法で償還させることにより、来年初めに債券ポートフォリオの縮小に着手すべき」と述べた。ドイツ紙フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥングとのインタビューで語った。
一方で今後の利上げについては「まだ長い道のりがある」とした。
2022-11-01T202625Z_1_LYNXMPEIA01Q3_RTROPTP_1_GERMANY-BUNDESBANK-NAGEL.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221101:nRTROPT20221101202625LYNXMPEIA01Q3 ECB、来年初から債券ポートフォリオ縮小着手を=独連銀総裁 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221101T202625+0000 20221101T202625+0000
2022/11/02 05:26
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米J&J、人工心臓メーカーのアビオメッドを買収 166億ドル
[1日 ロイター] - 米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は1日、人工心臓メーカーの米アビオメッドを現金166億ドルで買収することで合意したと発表した。来年予定されている消費者向け健康事業のススピンオフ(分離・独立)後に医療機器部門の成長促進を図るのが狙い。
J&Jはアビオメッド1株当たり380ドルを支払う。アビオメッドの前日終値終値252.08ドルに対するプレミアムは50.7%。アビオメッド株価は約50%急騰する一方、J&J株価は0.5%下落した。
買収は2023年第1・四半期までに完了する見込み。24年から調整後利益に反映されるという。
2022-11-01T193704Z_1_LYNXMPEIA01OS_RTROPTP_1_JOHNSON-JOHNSON-RESULTS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221101:nRTROPT20221101193704LYNXMPEIA01OS 米J&J、人工心臓メーカーのアビオメッドを買収 166億ドル OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221101T193704+0000 20221101T193704+0000
2022/11/02 04:37
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英中銀、QE解除後初の国債売却 応札倍率3.26倍 需要堅調
[ロンドン 1日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)は1日、資産買い入れプログラムで購入した英国債の最初の売却を実施した。入札1回当たりの金額7億5000万ポンドに対し、応札倍率は3.26倍となり、投資家から堅調な需要を集めた。
主要国中銀の中で国債の本格的な売却を開始するのはイングランド銀行が初めて。
2022-11-01T160529Z_1_LYNXMPEIA01KD_RTROPTP_1_BRITAIN-BOE-BONDS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221101:nRTROPT20221101160529LYNXMPEIA01KD 英中銀、QE解除後初の国債売却 応札倍率3.26倍 需要堅調 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221101T160529+0000 20221101T160529+0000
2022/11/02 01:05
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ギリシャ、23年に最大80億ユーロを債券市場から調達へ
[アテネ 1日 ロイター] - ギリシャ政府は短・長期国債を2023年に新たに発行し、最大80億ユーロ(79億1000万ドル)を調達することを計画していることが分かった。政府当局者2人が1日、ロイターに明らかにした。
ギリシャは18年に10年に及ぶ債務危機を脱し、その後は借り入れニーズを債券市場だけで賄っている。
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で財政健全化が妨げられた。だが、23年に再び基本収支の黒字を達成し、投資適格級の格付けを回復できると見込んでいる。
ギリシャ政府は10年国債と5年国債を今年発行し、イールドカーブの特定のポイントで流動性をもたせるため、いくつかの他の満期国債の入札を再開した。今年に入って約80億ユーロを調達している。
また、23年を返済期限とする二国間のギリシャ融資制度(GLF)で借り入れた27億ユーロを予定より早く返済する計画だ。
財務省当局者はロイターに対して「来年の借り入れニーズは、特にGLFローンの繰り上げ返済後は限られる。70億─80億ユーロを債券市場から借りる予定だ」と語った。
もう一人の政府当局者も23年のギリシャの借り入れ計画を認めた。
ギリシャは初のグリーンボンド(環境債)の発行も23年に計画している。当初は22年に予定されていた。
1人目の当局者は「このように市場が不安定な中で、このようにセンシティブな問題を進めたくなかった。来年に実行する」と説明した。
2022-11-01T160401Z_1_LYNXMPEIA01KB_RTROPTP_1_GREECE-BONDS-ISSUE.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221101:nRTROPT20221101160401LYNXMPEIA01KB ギリシャ、23年に最大80億ユーロを債券市場から調達へ OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221101T160401+0000 20221101T160401+0000
2022/11/02 01:04
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トムソン・ロイター、四半期利益予想超え 見通し維持 景気減速を警戒
[ニューヨーク 1日 ロイター] - トムソン・ロイターが1日発表した第3・四半期決算は、利益が市場予想を上回った。今年と来年の業績見通しを維持しつつも、経済見通しが悪化すれば、目標達成に影響が出る可能性もあると警告した。
午前の米株式市場で株価は約3%下落した。
スティーブ・ハスカー最高経営責任者(CEO)は、法務、税務・会計、企業の主要3部門はいずれも長期の事業契約に支えられ、「底堅さ」を示しているとしつつも、来年に向け、人件費を中心とするコスト拡大を注視していると述べた。
第3・四半期の調整後1株当たり利益は0.57ドルで、市場予想の0.50ドルを上回った。売上高は3%増の15億7000万ドルで、予想の15億9000万ドルを小幅下回った。
主要3部門、およびロイターニュース部門の売上高はいずれも1桁の伸びを記録した。
2023年の売上高伸び見通しは5.5─6%増を維持しつつも、23年のマージンについてはインフレと投資の高まりが影響し、39━40%とするガイダンスの下限に向かう見通しとした。
ハスカーCEOは、買収の候補となり得る企業のバリュエーションがピーク時から25%低下していることを踏まえ、「今後数四半期、極めて積極的に買収を検討することになる」と述べた。
マイク・イーストウッド最高財務責任者(CFO)は、企業買収に向け、25年までに120億ドルの資本能力があるほか、年間配当の10%引き上げを継続することが可能とした。
2022-11-01T155857Z_1_LYNXMPEIA01K2_RTROPTP_1_THOMSON-REUTERS-RESULTS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221101:nRTROPT20221101155857LYNXMPEIA01K2 トムソン・ロイター、四半期利益予想超え 見通し維持 景気減速を警戒 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221101T155857+0000 20221101T155857+0000
2022/11/02 00:58
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米建設支出、9月は予想外に増加 非住宅建設支出が急増
[ワシントン 1日 ロイター] - 米商務省が1日発表した9月の建設支出(季節調整済み)は年率換算で前月比0.2%増加した。非住宅建設への支出が急増し、一戸建て住宅建設の減少を相殺した。
市場予想は0.5%減だった。8月は0.6%減少していた。
9月の前年同月比は10.9%増加した。
民間部門の建設支出は前月比0.4%増。8月は0.7%減少していた。
住宅建設は横ばい。うち一戸建て住宅は2.6%減少。集合住宅は0.3%増加した。
ガス・油井掘削などの民間非住宅建設は1.0%急増。
公共部門の支出は0.4%減。8月も0.4%減だった。州・地方政府が0.6%増加したが、連邦政府が12.7%減少した。
2022-11-01T152109Z_1_LYNXMPEIA01IV_RTROPTP_1_USA-ECONOMY-CONSTRUCTION.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221101:nRTROPT20221101152109LYNXMPEIA01IV 米建設支出、9月は予想外に増加 非住宅建設支出が急増 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221101T152109+0000 20221101T152109+0000
2022/11/02 00:21
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米ISM製造業景気指数、10月は約2年半ぶり低水準 需要が低迷
[ワシントン 1日 ロイター] - 米供給管理協会(ISM)が1日発表した10月の製造業総合指数(NMI)は50.2となり、2020年5月以来、約2年半ぶりの低水準となった。9月の50.9から低下した。
投入価格指数が7カ月連続で低下した。米連邦準備理事会(FRB)の利上げにより財(モノ)の需要が冷え込んだ。
50を超える数値は、米経済の11.9%を占める製造業の拡大を示している。ロイターがまとめたエコノミスト予想では、50.0に低下すると見込まれていた。
ISMの個別指数のうち、新規受注指数は9月の47.1から49.2に上昇した。利上げの影響が出始めている中でも、消費はある程度堅調であることを示した。
供給業者の納入を示す指数は9月の52.4から46.8に低下。サプライチェーンの混乱が収束しつつあることがうかがえる。50を超えると工場への納入が遅くなることを示す。
投入価格指数は9月の51.7から46.6に低下し、2020年5月以来の低水準となった。商品(コモディティー)価格の下落を反映し、3月以降50%近く低下している。これは他のインフレ指標に依然として大きな改善が見られない中、FRBにとって好ましい要素と言える。
10月の雇用指数は50.0に上昇した。9月は48.7だった。
2022-11-01T151817Z_1_LYNXMPEIA01IP_RTROPTP_1_USA-ECONOMY-MANUFACTURING.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221101:nRTROPT20221101151817LYNXMPEIA01IP 米ISM製造業景気指数、10月は約2年半ぶり低水準 需要が低迷 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221101T151817+0000 20221101T151817+0000
2022/11/02 00:18
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米KKR、第3四半期は11%減益 資本市場部門不振で
[ニューヨーク 1日 ロイター] - 米プライベートエクイティ(PE)大手KKRが1日発表した第3・四半期決算は、税引き後の分配可能利益が前年同期比11%減少した。資本市場部門の取引手数料が急減した。ただ、市場予想は上回った。
株主配当に充てる資金を示す分配可能利益(税引き後)は8億2370万ドル。税引後の1株当たり分配可能利益は0.93ドルで、リフィニティブがまとめた市場予想平均の0.85ドルを上回った。
資本市場部門の取引手数料は前年同期比41%減の1億1610万ドル。新規株式公開(IPO)や債務の借り換えが大幅に減少した。米連邦準備理事会(FRB)の利上げが資金調達コストを上昇させ、株式市場の変動に拍車をかけたことも響いた。
PEのポートフォリオは4%減少。オポチュニスティック・リアルエステート・ファンドは1%減、レバレッジ・クレジット・ファンドは1%増となった。
2022-11-01T142750Z_1_LYNXMPEIA01GQ_RTROPTP_1_KKR-RESULTS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221101:nRTROPT20221101142750LYNXMPEIA01GQ 米KKR、第3四半期は11%減益 資本市場部門不振で OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221101T142750+0000 20221101T142750+0000
2022/11/01 23:27
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ファイザー、コロナワクチン通年売上高見通し340億ドルに上方修正
[1日 ロイター] - 米製薬大手ファイザーは1日、新型コロナウイルスワクチンの通年売上高見通しを20億ドル引き上げ340億ドルとした。ブースター(追加)接種向けオミクロン株特化ワクチンへの需要が堅調と説明した。
決算を受け、ファイザーの株価は序盤の取引で約3.5%上昇した。
第3・四半期の新型コロナワクチンの売上高は44億ドルと、リフィニティブがまとめたアナリスト予想の26億ドルを上回った。
一方、新型コロナ経口治療薬「パクスロビド」の売上高は75億1000万ドルで、市場予想の76億6000万ドルを下回った。それでもなお、パクスロビドの通年売上高見通しは220億ドルに据え置いた。
第3・四半期の1株当たり利益は1.78ドルで、市場予想の1.39ドルを上回った。
また、呼吸器合胞体ウイルス(RSV)ワクチンの後期試験で、妊婦に接種すると、幼児の重症化予防で効果があることが確認されたと明らかにした。
2022-11-01T142355Z_1_LYNXMPEIA01GK_RTROPTP_1_PFIZER-ITALY-TAX.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221101:nRTROPT20221101142355LYNXMPEIA01GK ファイザー、コロナワクチン通年売上高見通し340億ドルに上方修正 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221101T142355+0000 20221101T142355+0000
2022/11/01 23:23
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中国、行政機関に遊休国有資産の有効活用を奨励
[北京 1日 ロイター] - 中国財政省は1日、遊休国有資産の一部がきちんと管理されていないとして、行政機関に対し市場ベースのリースや売却によって有効活用するよう求める通達を出した。
行政機関や地方政府は、新型コロナウイルス関連規制を受けた税収減少、不動産業界低迷による国有地売却収入の落ち込みで財政難になっている。
通達は、行政機関の遊休住宅、土地、車、オフィス家具、大型設備、ソフトウェアなどは再利用が可能としている。
2022-11-01T104412Z_1_LYNXMPEIA018Y_RTROPTP_1_CHINA-ECONOMY-GDP.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221101:nRTROPT20221101104412LYNXMPEIA018Y 中国、行政機関に遊休国有資産の有効活用を奨励 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221101T104412+0000 20221101T104412+0000
2022/11/01 19:44
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南ア中銀、利上げ余地ある インフレ期待の固定化必要=総裁
[ヨハネスブルグ 1日 ロイター] - 南アフリカ準備銀行(中央銀行)のハニャホ総裁は1日、金利を引き上げる余地があるとの見解を示した。インフレ期待を目標レンジの中間付近にしっかりと固定する必要があると指摘した。
南ア中銀は過去6回の金融政策決定会合で利上げしたが、ハニャホ氏は大学での講演で、政策金利はまだ最終地点に達していないとの認識を示した。
「インフレ期待はほとんどの場合、われわれが望むよりも現在のインフレの状況に反応しやすく、中銀の目標の中間付近で固定されていない」と述べた。
南アの9月の消費者物価指数は7.5%上昇し、中銀の目標(3─6%)を大幅に上回った。
ハニャホ氏は主要政策金利のレポレートについて、現在は6.25%と長期的な水準を下回っているが、インフレ率が4.5%で安定するのと一致する、より持続可能な長期的水準へ上昇していると述べた。
中銀のインフレ急上昇につながる可能性のある政策目標拡大は避ける必要があると指摘。また中銀の政策で対応できない要因によって雇用と成長が制限されているとの見方を示した。
「金融政策でより速く、より雇用の多い成長を実現する最善の方法は、柔軟なインフレ目標により物価安定に焦点を当てることだ。これは証明済みの枠組みだ」と語った。
2022-11-01T101622Z_1_LYNXMPEIA018E_RTROPTP_1_SAFRICA-CENBANK.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221101:nRTROPT20221101101622LYNXMPEIA018E 南ア中銀、利上げ余地ある インフレ期待の固定化必要=総裁 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221101T101622+0000 20221101T101622+0000
2022/11/01 19:16
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豪中銀、必要に応じて利上げペースを調整へ=ロウ総裁
[シドニー 1日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(中央銀行)のロウ総裁は1日、インフレを抑制するため一段の利上げが必要とみられるが、中銀は必要に応じて利上げを加速させたり一時的に停止する用意があると述べた。中銀理事会は、短期間で金利が大幅に上昇し、高インフレと相まって家計を圧迫していることを認識しているとも述べた。タスマニアでの講演で述べた。
豪中銀は1日、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを25ベーシスポイント(bp)引き上げ2.85%とした。5月以降の利上げは合計275bpとなった。ただ10月に上げ幅を50bpから25bpに縮小し、今回も25bpの引き上げにとどめた。
ロウ氏は講演で、ロシア・ウクライナ戦争、生活費の高騰、世界経済の一段の分断を踏まえると、世界的な見通しも利上げを慎重にさせる理由になると強調した。
世界経済の悪化と家計の厳しい状況を考慮し、豪中銀は来年の成長率見通しを引き下げた。
「(経済を縮小させずにインフレを抑制するという)狭い道筋にとどまるためには、行き過ぎと少なすぎの中間を取る必要がある」と述べた。
インフレ率は今年中に約8%でピークを打つ見込みで一段の利上げが必要になる公算だが、理事会には既定の道筋はないと説明。「インフレ率を目標値へ回帰させるために、再び大幅な利上げ必要なら踏み切るだろう。しばらくの間、一定水準を維持すべき状況なら、そうするだろう」と述べた。
市場は、豪中銀が12月に25bp追加利上げし、来年に4.0%付近で利上げが打ち止めになると想定している。
ロウ氏は、利上げをせず、インフレを定着させた場合の影響は甚大だとし「そうなればインフレの弊害はより長期にわたり、それを抑えるために、より大幅な利上げが必要になる」と述べた。
2022-11-01T094625Z_1_LYNXMPEIA017K_RTROPTP_1_AUSTRALIA-ECONOMY-RBA.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221101:nRTROPT20221101094625LYNXMPEIA017K 豪中銀、必要に応じて利上げペースを調整へ=ロウ総裁 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221101T094625+0000 20221101T094625+0000
2022/11/01 18:46