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米KKR、第3四半期は11%減益 資本市場部門不振で

配信日時:2022/11/01 23:27 配信元:REUTERS

[ニューヨーク 1日 ロイター] - 米プライベートエクイティ(PE)大手KKRが1日発表した第3・四半期決算は、税引き後の分配可能利益が前年同期比11%減少した。資本市場部門の取引手数料が急減した。ただ、市場予想は上回った。

株主配当に充てる資金を示す分配可能利益(税引き後)は8億2370万ドル。税引後の1株当たり分配可能利益は0.93ドルで、リフィニティブがまとめた市場予想平均の0.85ドルを上回った。

資本市場部門の取引手数料は前年同期比41%減の1億1610万ドル。新規株式公開(IPO)や債務の借り換えが大幅に減少した。米連邦準備理事会(FRB)の利上げが資金調達コストを上昇させ、株式市場の変動に拍車をかけたことも響いた。

PEのポートフォリオは4%減少。オポチュニスティック・リアルエステート・ファンドは1%減、レバレッジ・クレジット・ファンドは1%増となった。

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